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県緊急求職者サポートセンター
伊那市に開設経済情勢の悪化で離職を余儀なくされた人の生活の安定や再就職を支援する緊急求職者サポートセンターが8日、伊那市西春近に開設された。
緊急求職者サポートセンターは、県内でも雇用情勢の厳しい上田と伊那の2カ所に、県が2340万円で設置するもので、国の緊急雇用創出基金でまかなわれる。
伊那サポートセンターは、西春近の中高年齢労働者福祉センターサンライフ伊那の2階に設置された。
オープン初日のこの日は、県や国の関係者によるテープカットが行われた。
センターでは、再就職できるまでの生活を支える貸付金制度や当面の住居の確保に関する情報、再就職するための職業訓練情報、ハローワーク求人情報の提供が行なわれる。
センターでは、県が委託する生活就労相談員が3人、長野労働局が派遣する職業相談員3人の6人が常駐し、求職者の相談に対応する。
センターの利用時間は、火曜から土曜の午前8時30分から午後5時までで、予約なしで誰でも利用することができる。 -
伊那商工会議所女性会が「環境紙芝居」で全国表彰
伊那商工会議所女性会は、環境をテーマにした紙芝居の活動が認められ、全国商工会議所女性会連合会の最優秀賞を受賞した。
4日は、長野市のエムウェーブで、第41回全国商工会議所女性会連合会長野全国大会が開かれ、全国から320団体、約3,300人が参加した。
その席上で、伊那商工会議所女性会が表彰された。
全国商工会議所女性会連合会では、行動する女性会の積極的な展開を図るため、昨年度から新たに「個として光る」事業表彰制度を創設した。
個として光り、他の模範となるような事業活動を展開している女性会を表彰していて、今年は、全国16の女性会から17の事業活動の応募があった。
伊那商工会議所女性会は、環境をテーマにした紙芝居の制作、保育園での上演活動が認められ、今回最優秀賞となる日本商工会議所会頭賞を受賞したもの。
小林会長は、「今回の受賞を励みにして、今後も積極的に活動していきたい。」と受賞の喜びを話している。 -
情報セキュリティーセミナー
会社の情報セキュリティ対策について学ぶセミナーが4日、伊那市の伊那商工会館で開かれた。
セミナーは、中小企業の事業者にも情報セキュリティの重要性を知ってもらい、今後に役立ててもらおうと伊那商工会議所などが開いたもの。
4日は事業経営者や学生などおよそ80人が集まった。
セミナーでは、ITの安全性を向上させるための取り組みを行っている独立行政法人「情報処理推進機構」の内山友弘さんが、具体的にどのような対策が必要かを説明した。
内山さんは、当たり前と思われて、なかなかできていないことに、置き忘れを挙げ、「置き忘れは情報漏洩の主な原因の一つ。重要な情報が書かれた紙は少しの間でも机の上に置きっぱなしにせず、きちんと保管する必要がある」と話した。
また、プロバイダーなどが無料で提供しているメール機能は、ウイルスなどに感染する可能性が高いため、業務では使用しないよう呼びかけていた。 -
リニア説明会
JR東海は1日、県内5地区の期成同盟会を対象に、2025年東京名古屋間の開業を目指すリニア中央新幹線のルート別の試算結果について、3回目の説明会を松本市内で開いた。
説明会は、県の要望で地域との情報共有を目的に開かれ、上伊那や諏訪など県内5つの期成同盟会の関係者約220人が出席した。
今回は、JR東海が7月下旬に公表したリニア開業後の運営の目安となる輸送需要や支出の維持運営費設備更新費の試算結果について説明した。
JRの説明によると、伊那谷を通るBルートは、南アルプスを貫くCルートと比較し60キロ長くなり、年間で290億円維持コストが増し、利用者は1割程度少なくなるという。
終了後に上伊那広域連合長の小坂樫男伊那市長は、「JRからルートについては最終的に法律に基づいて決めるとの説明があり一歩前進したかと思う。しかしJRの説明はCルートありき。Bルートが県内にもたらす経済的効果について検証するよう県に求めていきたい」と話していた。 -
高遠ブックフェス
本をテーマにしたイベント、高遠ブックフェスティバルが29日、伊那市高遠町で開かれた。
このイベントは本を通して、地域の活性化を図ろうと、古本屋経営者らでつくる実行委員会が開いたもの。
今回が初めての開催となるブックフェスティバルは県の元気づくり支援金およそ500万円の補助を受けている。
高遠町内の歩道にはいたるところに本棚が設置され、訪れた人たちが、興味のある本を路上で読んだり、買い求めたりしていた。
実行委員会では高遠を、本好きの人たちが集まるイギリスの「ヘイ・オン・ワイ」のような町にしてみたいと、今回のイベントを企画した。
高遠ブックフェスティバルでは本の販売のほか、本に関する様々なイベントがおこなわれた。
そのうち絵本作家、スズキコージさんによる『本からとびだせ大行進』では親子連れが、大きな山車づくりに挑戦した。
完成した3体の山車は木で骨組をつくり、ダンボールをはったあと、スズキさんと子どもたちが色をつけたもので、絵本から飛び出した不思議な動物をイメージしている。
スズキさんと子どもたちは30日、この3体の山車を引いて高遠の街中を行進することにしている。
29日は他に直木賞作家の角田光代さんが高遠町総合福祉センターでトークショーを開いた。
角田さんは2005年に出版した『対岸の彼女』で直木賞を受賞している。
角田さんは、集まった人からの「なぜ小説家になったのですか」という質問に「子供の頃、小説がはじめて魅了された娯楽でした。小学校の時には文集で作家になりたいと書き、これまで小説以上に興味をもつものがありませんでした。」と答えていた。
会場には角田さんのファンなど、およそ200人が集まり、話しに耳を傾けていた。
高遠ブックフェスティバルは30日までで、角田さんらによる本の町シンポジウムや、古本を販売した収益で学校図書館を充実させる子どもブックリサイクルなどが行われる。 -
上伊那 求人倍率11ヵ月ぶりに増加
ハローワーク伊那は28日、上伊那の7月の月間有効求人倍率を公表した。
有効求人倍率は0.3倍で、11か月ぶりに増加に転じた。
県の平均は0.39倍で、過去最低の数字となっている。
ハローワーク伊那によると、上伊那の7月の有効求人倍率は0.3倍で、前の月の0.27倍より0.03ポイント増加した。
回復に転じたのは11か月ぶり。
企業の新規求人数は782人で、前の月の653人より2割ほど増加している。
これまで求人数が極端に少なかった製造業などで回復が見られることから、ハローワーク伊那では、これまで各企業が行ってきた在庫調整などが進んだ結果、わずかながら、人を雇える余裕が出てきたのではないかとみている。
新たに職を探している新規求職者数は918人で、前の月の994人より76人減少した。
求職者数は3カ月連続で減少している。
今回、有効求人倍率は増加に転じたが、依然として県平均の0.39倍より0.09ポイント下回っていて、県内では上田に次いで、二番目に低くなっている。
また、実際に就職した人の数は218人で、前の月の255人より37人少なく、回復の兆しは見えるものの、厳しい状況にある。
ハローワーク伊那では、「状況は厳しいが、これまでは悪くなる一方だった。今は今後に期待できる状況」としいる。 -
上伊那農工商連携等推進会議 発足
農工商が連携し、上伊那地域の資源を活用した地域の振興につなげようと、連携を推進するための組織が、27日発足した。
この日は、県や上伊那8市町村、農林業関係者、商工業関係団体など19団体が参加し、組織が発足した。
宮坂正巳上伊那地方事務所長は、「付加価値の高い魅力ある商品を開発し、上伊那を支える産業を育成していくため連携が必要」と挨拶した。
この会議は、去年、農商工等連携促進法が制定された事を受け、県内10ヶ所で組織されている。
連携推進会議は、地域で活用できる農産物などの資源を発掘し、農林業と中小企業が共同で、新たな事業や商品開発を行うことを目的としている。
長野県中小企業振興センターから上伊那地方事務所に専属の職員が一人配置され、それぞれの団体の連携を図るほか、資源の発掘を行っていく。
この日は、意見交換が行われ、伊那テクノバレー地域センターからは、「これまでも様々な商品を開発しているが、嗜好品には限界がある。米以外の主食になるような大きなテーマで取り組む必要がある」といった意見や、伊那商工会議所からは、「アマランサスなどの取り組みを行っているが、商工業から農業への接点が少ない」などの意見が挙がっていた。
上伊那農工商連携等推進会議では今後、連携を強化し、新商品の開発などを目指す。 -
伊那スキーリゾート後継会社決定
今期から営業再開昨シーズンから営業を休止している伊那市西春近の伊那スキーリゾートの後継会社が決まり、今シーズンから営業を再開することが決まった。
26日伊那市役所で開いた定例記者会見で、小坂樫男伊那市長が明らかにした。
新たに営業を請け負うのは白馬村の株式会社クロスプロジェクトグループ。同社はスキー場やスポーツ施設、飲食店の運営を全国展開している。
契約は地権者とヤマウラの間で行われ、クロスプロジェクトグループはヤマウラから営業の譲渡を受けた。
クロスプロジェクトグループの辻隆社長は「伊那スキーリゾートは立地、雪質など非常に魅力のあるスキー場。なくしてしまうのはもったいないと思いヤマウラに話を持ちかけた」と話す。
伊那スキーリゾートは、これまで駒ヶ根市の株式会社ヤマウラが経営してきたが、集客数が毎年減少していて、経営状況が厳しいことから昨シーズンから営業を休止していた。
これまで営業してきたヤマウラは「伊那市をはじめ、地元のみなさんに喜んでもらえ、当社としても非常に喜んでいる」とコメントしている。
伊那スキーリゾートは今年12月から営業を再開する予定で、子どもに楽しんでもらえるよう小学生以下のリフト料金無料の日を設けるほか、モーグル専用のコースを設置するなど誰でも楽しめるスキー場を目指すという。
辻社長は「みなさんが楽しめる環境を準備していくので、ぜひ足を運んでスキーやスノーボードの楽しさを味わってください」と話している。 -
まっくんプレミアム商品券第2弾発売の方針決まる
南箕輪村と村商工会は、7月に販売した「まっくんプレミアム商品券」が好評だったことから、第2弾を発売する方針を決めた。
25日開いた南箕輪村と村商工会による検討会議で決まった。
プレミアム商品券第2弾は、前回同様プレミアム率20%で、千円券12枚つづりを1万円で販売する。
発行数は2千セット、総額2400万円。発売は10月25日を予定している。
購入条件は、前回は1人5セットだったが、今回はより多くの村民が購入できるように1人1回3セットまでとしている。
プレミアム分400万円と事務費100万円の計500万円を村が全額補助し、商工会が実施する。
9月の村議会に補正予算案を提出し、可決されれば実施に向け準備を進めるという。 -
伊那市が景気動向調査結果を公表
伊那市は不況の中、市内事業所の置かれている状況を把握するため実施した景気動向調査結果を20日、公表した。
調査は伊那市と市内2つの商工会が今年6月から7月にかけておこなったもので273事業所中、207の事業所から回答があり回答率は75.8%。
調査結果によると、製造業、建設業関係では6か月前の受注量と比較して「60%から20%以下」と回答した事業所が49%を占めていて受注量が減ったという事業が増加している。
また今後の経営の方向として優秀な人材の確保、育成や製品の高品質化などにより差別化を図り、
新たな取引先を開拓して受注増につなげたいとする企業の前向きな姿勢がうかがえるとしている。
また商業、サービス業については6か月前の売り上げ額と比較して「80%から20%以下」と回答した事業所が56.7%で売上が減少している事業所が増加している。
今後の経営の方向については「経費節減」「在庫管理」といった支出の抑制策のほか「接客技術の向上」といった社員教育の充実を図ることで、売上増に結び付けたいとする事業所が多数を占めている。
伊那市では調査結果から依然厳しい中でも景気回復に対する上向き感、期待感が高まっているとみている。
伊那市では去年11月に緊急経済雇用対策本部を設置していて、この結果を経済、雇用対策に反映させたいとしている。 -
夏の市民バザール&オンステージ
伊那まつりも終わり、お盆までの期間、市街地を盛り上げたいと、9日、いなっせ北側広場で、夏の市民バザール&オンステージと題したイベントが行われた。
イベントは午後3時から夜10時まで行われた。
これは、伊那まつりが終了しお盆までの期間、夏の祭りの雰囲気が落ち着いてしまうとして、地域を活性化するお祭りを行いたいと、会場周辺の飲食店や市民団体などが実行委員会を組織し、今年初めて行ったもの。
会場には、4団体、15個人がフリーマーケットや屋台などの店を出し、上伊那で活動するフォークソングのグループ6組が歌を披露した。
実行委員会では、「売る・食べる・歌うと3拍子そろったイベント。夏の祭りとして定着させていきたい」と話していた。 -
新宿の中学生が味噌作り
農業体験で伊那市を訪れた東京都新宿区の中学生が5日、伊那市高遠町の農産物加工所で、味噌作りに挑戦した。
伊那市に農業体験に訪れたのは新宿の西早稲田中学校の生徒22人。
生徒達は5つの班に分かれ、野菜の収穫や、農機具の整備などを体験した。
このうち高遠町農産物加工所を訪れた生徒は、地元で味噌やジャム、ジュースの加工販売を行っている組合のメンバーから指導を受けながら、味噌玉にコウジをつける作業を体験した。
この施設で作られた味噌のほか、高遠の野菜や米が、西早稲田中の給食で使われている。
その食材がどのように作られているのか、実際に体験をする事で理解を深めようと、3年前から毎年、夏休みを利用して高遠を訪れている。
今日できた80個の味噌玉は1年間寝かせて完成させるという。 -
箕輪町プレミアム商品券発売
箕輪町商工会などによるプレミアム商品券が2日、町産業会館で発売された。
朝5時過ぎから商品券を買い求める人たちの列ができた。
販売開始は午前9時を予定していたが、長い行列ができる人気ぶりだったことから30分早め、8時30分から販売を始めた。
発売された商品券は20%のプレミアムがつき、1セット1万円で1万2千円分の買い物ができる。
町商工会では6年前から10%のプレミアム商品券を発売していたが、20%は今回が初めて。
購入の上限は1人3万円となっていて、総額8400万円の商品券は約4時間で完売となった。
商品券は2日現在、町商工会に加盟する135店舗で使うことができ、加盟店舗は随時募集している。
使用期限は11月30日まで。 -
6月の求人倍率 0.27倍で5月と変わらず
6月の上伊那の月間有効求人倍率は、5月の有効求人倍率と変わらず0.27倍で、4ヶ月続いていた過去最低の更新は止まった。
ハローワーク伊那によりますと、6月の求人倍率は5月とかわらず0.27倍となった。
県平均は0.39倍、全国は0.43倍で、上伊那は、上田の0.26倍に次いで、県内で2番目に低い数字となっている。
新規求職者数は994人で、去年12月から4月まで続いていた1000人台は下回り、落ち着きを見せ始めていますが、継続して職を探している月間有効求職者数は、5,664人で、前の月の5,671人とほとんど変わりがない。
また、依然として、求人数は伸び悩んでおり、月間有効求人数は5月より34人少ない1521人となっている。
ハローワーク伊那では、製造業の状況が他の業種にも影響を与えているとして、「数字的には下げ止まっているが、このまま落ち着くのか先がよめない」としている。 -
南アルプス号 運行終了
伊那市の高遠町・長谷地区と新宿区を結ぶ高速バス、南アルプス号の運行が31日、終了した。
31日はこれまでの運行の感謝を込め花束が贈られた。
南アルプス号は、2001年からJRバス関東、京王電鉄バス、伊那バスが運行してきたが、利用者は1日平均11人と予定を20人近く下回っていることから路線の廃止が決まった。
最終便の乗客の中には、東京から南アルプス号を利用して毎年登山に訪れているという男性の姿もあり、路線の廃止を残念がっていた。
運行会社のひとつ、JRバス関東では、廃止に伴い利用者が不便にならないよう、伊那バスが運行する新宿線に乗り継ぎができるバスの運行を計画している。 -
登喜和冷凍が「生こうや豆腐」発表
伊那市西町に本社を置く登喜和冷凍食品(株)は、信州伝統の食材「こうや豆腐」をあらかじめ戻し、パッケージ化した新商品「生こうや豆腐」を、31日に発表した。
31日から発売が始まったのは、「鶴羽二重生こうや豆腐」。
生こうや豆腐は、あらかじめ最適な状態にもどしてあり、パッケージから取り出せば、そのまま調理に使えるという商品。
31日は、登喜和冷凍食品の本社で記者会見が開かれ、登内 英雄社長が商品について説明した。
高野豆腐を製造しているメーカーは、現在国内に6社あり、登喜和冷凍は、そのうちの3番目、18%のシェアを占めている。
現在、不景気の影響もあり、安い食材である高野豆腐は、需要を伸ばしているが、調理方法が分からない世代が増え、今後、需要が伸び悩む可能性がある。
そこで、登喜和冷凍は、業界で初となる、生タイプのこうや豆腐を開発し、販売にこぎつけた。
生こうやは、豆腐のように、そのまま冷奴で食べられるほか、和洋中・デザートと、どのような料理にも応用できるという。
生こうや豆腐は、ナカセンナリという品種の、伊那谷で採れた大豆を使用したタイプが、170円。カナダ産の大豆を使用したタイプが150円の希望小売り価格となっていて、31日から店頭に並んでいる。 -
伊那名物とビール 初のキャンペーン8月から
ローメンズクラブ、伊那ソースかつどん会、伊那手づくり餃子愛好会の共同による初めてのキャンペーンが8月から始まる。
29日、伊那商工会館に3団体の代表が集まり、キャンペーンの内容などについて説明した。
キャンペーンはビールメーカーのキリンの協力で行うもので、それぞれの名物にビールを組み合わせたセットメニューを提供する。
キャンペーンはビールの消費が拡大する8月から1カ月間の予定で24店舗が参加する。
ローメンズクラブ、伊那ソースかつどん会、伊那手づくり餃子愛好会では、不況により客足が伸び悩むなか、このキャンペーンで地元飲食店の活性化を図りたい考えだ。
今回のキャンペーンでは、ビールとのセットメニューを注文した人が、キリンオジリナルグッズがその場で当たる抽選クジを引くことができるという。
参加店舗には、キャンペーンオリジナルポスターをはり、伊那の名物をPRするとともに消費拡大につなげたい竏窒ニしている。 -
みのわ振興公社経営方針説明会
7月から新組織になった箕輪町のみのわ振興公社で、今期の経営方針説明会が28日、ながた荘で開かれた。年1回開いている説明会で、委託も含む社員51人が出席した。
みのわ振興公社は、ながた荘、ながたの湯、ながた自然公園、かやの山荘を経営している。
7月から新組織になり、支配人に取締役の西村比呂志さんが就任している。
西村支配人は、「今後、新しいことに積極的に取り組む。ハードルを皆で乗り越え、がんばってやっていきたい」とあいさつした。
公社社長の平澤豊満箕輪町長は、「おもてなしの心を十二分に持ち、新体制の中で支配人を中心に一丸となって盛りたててほしい」とあいさつした。
西村支配人は、元気よくあいさつすること、お客様に笑顔で対応することなどを従業員に求めていた。 -
あるしん「景況レポート」依然として厳しい状況続く
アルプス中央信用金庫は、上伊那地区の中小企業の景気動向をまとめた。
それによると、全ての業種で前の期に比べ、改善傾向はみられるものの、依然として厳しい状況に変わりはないとしている。
この調査は、あるしんが3ヶ月毎に上伊那地区の中小企業を対象に行っている。
回答のあった企業のおよそ200社のうち、今年4月から6月の景気について「悪かった」と回答した企業は、80.1%に上った。
「悪かった」との回答は、1月から3月に行われた調査より5.3%減少しているが、依然として厳しい状況が続いている。
また、7月から9月の見通しについて「良い」とする企業は2.6%にとどまり、悪いとする企業は75.4%と、依然として厳しい数字となっているが、4月縲・月にくらべると若干回復の兆しがみられるという。 -
みのわ祭り納涼花火大会
25日に予定されていた、みのわ祭りの納涼花火大会が順延により26日夜に行われ、夜空に迫力ある大輪の花が咲き乱れた。
25日に実施されたみのわ祭りは、途中降り出した雨により町民踊り以降のスケジュールが中止となった。
花火大会は1日順延され、26日夜7時50分から打ち上げられた。
今年は、222の企業や個人から協賛があった。
7号玉やスターマインなど1000発の花火が番場原グラウンドから打ち上げられた。
また、午後8時30分からは天竜公園で、みのわ手筒会による、手筒花火や仕掛け花火などが行われた。
小雨の中、会場には多くの人達が訪れ花火を楽しんでいた。 -
西町区キンボール大会
伊那市の西町区は、体力づくりと区民同士の親睦をはかろうと19日、キンボール大会を開いた。
区民150人が参加し、子どもも含め15チームで対戦した。
キンボールは、ルールが簡単で誰でも楽しめることから、西町区では昨年度からこの大会を開いている。
2つのブロックに別れ予選を行なった後に6チームが決勝トーナメントに進んだ。
大会では、珍プレーや好プレーが続出し、ギャラリーからは拍手や声援が飛んでいた。 -
上伊那工業交流プラザ
上伊那の製造業を全国にPRするために企業同士の理解を深めようと、今年9月に「上伊那工業交流プラザ」が開催される。
交流プラザは、上伊那8市町村の商工団体が組織を立ち上げ、合同で事業を行う初の取り組み。
22日は伊那商工会館で記者会見が開かた。
H19年度の県工業統計調査によりますと、上伊那の工業出荷額は約8,700億円、松本、長野に次いで県下第3位となっている。
8市町村の商工団体は、この実績を全国に発信し、上伊那の製造業のブランド化を図りたい考え。
その前段階として、お互いの企業を知り交流をする機会を設け、具体的な方策を探っていこうとプラザを企画した。
上伊那工業交流プラザは9月11日に、伊那商工会館を会場に行われる。
上伊那から13の企業が参加し、それぞれが会社の特長や得意分野などをプレゼンテーション方式で発表する。
交流プラザは9月の第1回を含め来年の秋までに3回の開催を予定していて、新たに参加する企業を募っていくという。 -
TMO事務所開所式
箕輪町の中心市街地活性化に取り組む「みのわTMOネットワーク2004」は20日、空き店舗対策として年間を通して利用する事務所の開所式をした。
事務所は松島の国道153号沿い、町役場入口の交差点近くで、会員らが集まり開所を祝った。
TMOは今年度、年間を通して空き店舗対策に取り組む。
空き店舗を借りた事務所は、1階が情報スペース、2階が貸出用のイベントスペースで、町民に憩いの場として利用してもらう。
TMO代表幹事長の原敏章さんは、「地域の方といろいろな企画を通してふれあい、温かい付き合いを呼び戻したい」とあいさつした。
事務所の利用については、8月中旬ころまでに詳細が決まるという。
またこの日は、TMOが取り組んでいるイルミネーションの点灯式も行われた。
イルミネーションは、昨年中心市街地に飾った龍。地域を明るく照らそうと、これから毎日点灯するという。 -
土用の丑 本番モード
19日日曜は土用の丑の日。伊那市内のうなぎ屋では、早くも注文が殺到し、本番を迎えている。
伊那市山寺の塚原信州珍味では、毎年この時期、うなぎで大忙し。
土用の丑も年々分散化が進んでいるということで、今年は、15日頃から注文が入り始め、すでに本番モードに突入している。
17日は、朝から晩まで3人体制で、ひっきりなしに入ってくる注文に対応していて、1日で80キロ、400人分を売り上げた。
一人前は、1,400円、使っているうなぎは浜松産という。
ピークは19日で、9人体制で臨むという。
長い不況が続いているが、今年は、いつもの年より、注文の入りがいいという。
調理場には、香ばしいうなぎの蒲焼の香りが立ち込め、従業員たちは、煙に包まれながら、さばいたり、串にさしたりと作業に汗を流していた。 -
【カメラリポート】防水施工チャンピオンで優勝 井出順徳さん
6月、千葉県の幕張メッセで開かれた技能コンテスト、第1回防水施工チャンピオンに伊那市高遠町の井出順徳さんが出場し優勝した。
防水施工技術の知識と経験を競うこのコンテストで初代チャンピオンとなった井出さんを取材した。 -
伊那まつり大行燈 設置
伊那まつりで使われる大行燈2基が、10日市役所正面玄関前に設置された。
大行燈は、まつりを盛り上げようと、平成14年7月に制作された。
市民踊りの際に西町の春日公園下交差点とJR伊那北駅交差点に設置される。
それまでの間は、まつりムードを盛り上げようと市役所に設置されている。
10日は、市役所職員らが、1時間ほどかけて組み上げ、2基の大行燈が完成させた。
伊那まつりの市民踊りは、8月1日土曜日に予定されている。 -
マツタケで通年観光
伊那市観光がマツタケ育成に取り組み伊那市観光は市の通年観光の一環として、富県新山のマツタケ山を借り、地元の協力を得てマツタケの育成に取り組む。この取り組みについて伊那市観光専務の白鳥孝副市長は。「マツタケづくりを市の観光事業のひとつとして育てていきたい」としている。
白鳥副市長は、「市内にはマツタケの育成に適した山があり、歴史的にみても産地としてPRすることができる」としている。
新山で50年にわたりマツタケを育て、この計画に協力する藤原儀兵衛さんは、マツタケづくりで大事なことは、山に手を入れることと自然環境を守ることだと話す。
藤原さんは、「山づくりは少なくとも5年はかかる。じっくり取り組んでいきたい」と話している。
伊那市観光では昨年、高遠さくらホテルでマツタケを使った定食を提供したところ、利用者からの反応が良かったとして、今年もメニューに加える予定だ。
白鳥副市長は、「観光としてマツタケを売り出すとともに、地域の産業づくりや森林整備にもつなげていきたい」としている。 -
JA職員が浴衣姿で窓口対応
七夕の7日、JA上伊那の職員が浴衣姿で窓口対応した。
このうち伊那市の東春近支所では、7人の職員が浴衣姿で接客を行った。
東春近支所では初めての取り組みで、ある職員は「お客さんから凉しげで良いと好評です」と話した。
また7日は七夕ということで訪れた人たちにお菓子がプレゼントされた。 -
南アルプス北部地区山岳救助隊訓練
夏山シーズン本番を迎え、南アルプス北部地区山岳救助隊は7日、伊那市長谷黒河内の岩場で訓練を行った。
夏山での万が一の事故に備え、隊員同士の意思疎通を図る事などを目的に毎年この時期に訓練を行っている。
南アルプス北部地区山岳救助隊は民間や行政など78人で組織されている。
7日は17人が参加し、基礎となる命綱の結び方を確認したり、高さおよそ15メートルの岩場を登るなどした。
また、滑落を想定し、負傷者を背負って岩場を登ったり、上から負傷者を引き揚げる訓練も行った。
隊員達は、声を合わせてロープを引っ張ったり岩場を何回も登ったり降りたりして訓練していた。
南アルプス北部地区山岳救助隊が管轄するエリアでは平成20年度、遭難が2件、けが人が3人で、いずれも命には別状はない。
平成21年度に入ってから遭難などは発生していない。
救助隊では今後、ヘリコプターと連携しての訓練などを予定している。 -
南箕輪村商工会のプレミアム商品券のデザインが決まる
南箕輪村商工会が今月26日に発売するプレミアム商品券のデザインが決まった。
まっくんプレミアム商品券のデザインは、ブルーを基調に村のマスコットキャラクター「まっくん」と大芝高原の写真を使用。また、偽造防止の目的で右下に透かしが入っている。
南箕輪村商工会では、同券を総額2400万円分発行する予定。
プレミアム率は20%で、利用者は1万円で1万2千円分の商品券を購入できる。
商工会によると、2日までに村内のスーパーやコンビニ、ガソリンスタンドなど90の事業者が参加登録しているという。
まっくんプレミアム商品券は26日午前9時から、南箕輪村役場で販売する。