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大泉・北原の防災拠点が完成
南箕輪村消防団の大泉・北原地区の新しい屯所が完成し、24日に竣工式が行われました。
この日は、消防団や地区の関係者などおよそ100人が出席しました。
式では新しい屯所にポンプ車が入庫し、参加者が祝いました。
村消防団第5分団第1部(大泉・北原)では、これまで使っていた屯所が昭和50年に建てられ老朽化が進んでいたことや耐震基準を満たしていなかったことから、去年8月から工事が進められていました。
延床面積およそ150㎡の鉄骨平屋建てで、車庫のほか、研修室や地区の自主防災組織の倉庫も併設されています。
総事業費は4,590万円となっています。
唐澤茂大泉区長は「地域と消防団を結ぶ防災拠点として活用していきたい」と話していました。
南箕輪村消防団第5分団第1部では、新年度から屯所を使うということです。 -
ありがとうプロジェクト報告会
不用品を集めて発展途上国の教育支援に役立てる取り組み「ありがとうプロジェクト」を行っている伊那市や南箕輪村などの企業は19日、伊那中学校で支援活動の報告会を開きました。
この日はありがとうプロジェクトのメンバーが伊那中を訪れ、現地の映像を見ながら報告をしました。
ありがとうプロジェクトは伊那市のリサイクルマートNEW伊那店と南箕輪村の丸中産業、東京都の鈴可の3社が2年前から行っている活動です。
廃棄物として出されるものやリサイクルで持ち込まれる中古品の中から使える品を集め、カンボジアに送って教育支援をしています。
伊那中ではおととし、何か協力できないかと、家庭で使わなくなったものを文化祭で集め、トラック1台分ほどの物資をプロジェクトのメンバーに渡しました。
今年2月、メンバーがカンボジアを訪れ、初めて子ども達に直接物資を届けました。
現地では、子ども達とサッカーなどをして交流もしたということです。 -
商議所青年部が伊那中央病院におもちゃ贈る
伊那商工会議所青年部は伊那中央病院でリハビリを行っている
子どもたちに喜んでもらおうと14日おもちゃを贈りました。
14日青年部の8人が伊那中央病院におもちゃを届けました。
青年部は去年10月に市街地活性化イベントとしてハロフェスを
開催しそのなかで募金活動を行いました。
集まった募金と青年部などの寄付を加え10万円相当のおもちゃを伊那中央病院に贈ったもので去年に続き2年目の取り組みです。
おもちゃは小児リハビリテーション室に置き子どもたちに楽しんでもらうということです。
贈られたおもちゃの中にはハロフェスで作ったリニア中央新幹線の模型もあり伊那中央病院では院内に飾るということです。
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南箕輪村消防団 大会実施1年間検討
南箕輪村は、消防団が夏に実施しているポンプ操法・ラッパ吹奏大会について、来年度1年間、団員の中で大会を実施するかどうかを含めて検討するとの考えを、12日に示しました。
これは、この日開かれた村議会3月定例会で唐木一直村長が議員の質問に答えたものです。
上伊那地域では、今年に入り辰野町と箕輪町の消防団が、団員に負担がかかり、団員確保の支障になるとして大会の取りやめを発表しています。
南箕輪村消防団では、来年度の大会について開催を決めていますが、来年度1年間、団員の中で大会を実施するかどうかを含め、検討するということです。
また、年間行事についても、より効率的な実施を検討していくとしています。 -
大地震に備え防災研修会
今後起こると予想されている南海トラフ地震などの大地震に備えた防災研修会が2日伊那市のいなっせで開かれ、伊那と木曽の自主防災組織などが発災時の対応について理解を深めました。
研修会には、伊那と木曽地域の自主防災組織の役員や消防団、自治体職員など120人が参加しました。
研修会では、都市防災学が専門で各地で防災教育を行っている坪井塑太郎さんが長野県の地形の特性を交えながら災害時の対応について話をしました。
研修会は国から南海トラフ地震の地震対策推進地域や、首都直下地震の緊急対策区域に指定されている長野県の36の市町村で作る協議会が毎年開いているものです。
研修会は今年初めてワークショップ形式で行われました。
上伊那地域で震度7の地震が発生して3日経過しているという想定で、時間の経過に沿って出てくる困りごとについて意見を出し合っていました。
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中央病院 消化器内科・腎臓内科拡充
伊那中央病院は、消化器内科・腎臓内科の診察室を拡充し、4月中旬から運用を開始する予定です。
1日伊那中央病院運営審議会が開かれ、本館の改修工事について説明がありました。
伊那中央病院は、2017年に完成した北棟への機能移転に伴い、空きスペースとなっている本館の改修事業を進めています。
消化器内科と腎臓内科は本館の旧健診センター・内視鏡処置室があった場所に整備されるものです。
消化器内科は拡充、腎臓内科の診察室は新設となります。
それぞれ医師の増員に伴い行われるもので、3月中に工事を終え、4月中旬から運用を開始する予定です。
また、今年度の事業収支見込みが6億2,300万円の赤字となる見通しであることが報告されました。
赤字の理由について伊那中央病院では、北棟の減価償却の影響や職員数増による人件費の増加が原因だとしています。
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伊那中央病院の新院長に本郷一博教授
伊那中央病院の川合博院長が今年度で退任することにともない、新たに信州大学医学部付属病院の本郷一博教授が院長に就任することが25日分かりました。
本郷教授は1953年生まれの65歳で伊那市出身です。
伊那北高校を卒業後、信州大学医学部に進み現在は信州大学医学部脳神経外科教授です。
これまでに信州大学医学部付属病院の病院長などを歴任し専門は
脳腫瘍の外科治療などで新院長就任は4月1日です。
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長藤健康増進施設3月31日で閉館
伊那市高遠町の長藤健康増進施設が機器の故障や、今後増収が見込めないことなどから3月31日をもって閉館することが25日の伊那市議会全員協議会で報告されました。
介護予防や健康維持・推進を目的とした長藤健康増進施設は、旧高遠町時代の平成12年4月に、長藤診療所リハビリステーション施設として利用が開始されました。
去年、12月にプールの水温と室温を一定に保つ機器が故障したことに伴い現在は臨時休館となっています。
故障した機器は交換部品がなく本体の交換におよそ300万円が必要となるということです。
また、平成29年度の施設の運営費が424万円だったのに対し、利用収入は、51万円あまりで、機器を修理しても今後増収が見込めないとして3月31日をもって閉館するとしています。
併設している機器訓練室については後利用を検討しているということです。
また常勤医師が3月末で定年退職する長藤診療所に4月から上伊那地域に住む50代の男性医師が週1回水曜日に非常勤医師として勤務することも報告されました。
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救急救命士合同訓練
上伊那広域消防本部の救急救命士が、知識や技術の向上を図るための合同訓練が22日伊那市の消防本部で行われました。
訓練には、6つの消防署からおよそ50人が参加しました。
22日は脳卒中の患者や妊婦、アレルギー患者の救急対応についての訓練が行われました。
このうち箕輪消防署は、60歳の男性が脳卒中の疑いで倒れたとの想定で、救急連絡から病院搬送までの流れを行いました。
隊員らは、手足のマヒの確認や家族役の隊員から、持病や倒れた時の状況について聞いたりしていました。
合同訓練は、消防本部での救急に関わる知識や技術を統一しようと、去年から始まりました。
訓練が終わり、他の消防署の隊員や上伊那広域消防本部の指導医師から気づいた点やアドバイスを聞いていました。
伊那中央病院の統括副院長で救急救命センター長の北澤公男さんは「脳卒中は倒れた正確な時間や服用している薬などの情報が重要になります。それらを、家族から正確に聞き取とる事が大切です。」とアドバイスしていました。
消防本部には現在74人の救急救命士がいて、それぞれの消防署で月に1回訓練を実施しています。
上伊那広域消防本部によりますと、救急車の出動回数は年間およそ6,600件で、1日平均18回だということです。
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インフル警報レベル下回る
上伊那の1医療機関あたりのインフルエンザ患者数は17・63人で警報レベルの30人を下回りました。
長野県の発表によりますと、上伊那の2月11日から17日までにおインフルエンザ患者数は1医療機関あたり17.63人で前の週の35.25人を下回りました。
県内11の保健所のうち北信のみが警報基準を上回っています。
伊那ケーブルテレビ放送エリア内の小中学校では20日現在、伊那市の小学校で1校1クラスが学級閉鎖、中学校はありません。
箕輪町、南箕輪村の小中学校で学級閉鎖はありません。
伊那保健福祉事務所では引き続き感染予防につとめてほしいと呼び掛けています。
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市災害バイク隊が防災研修
伊那市の災害時に初動で被災地の確認などに出動する「災害バイク隊」は、素早く対策を考えるための研修会を、19日に開きました。
研修会には災害バイク隊のメンバー8人が参加しました。
研修ではクマの出没時の対応についてワークショップを行いました。
午後3時にクマが出没し、被害者が出ている中、日没の午後5時までにどのような対応を取るかを考えました。
メンバーらは現場の地図や、情報を元に、今後の状況を予測して、けが人の救出やクマの捜索など対策を考えていました。
あるメンバーは「バイクでの実地訓練だけでなく防災の知識を学び、活動をより充実させていきたい」と話していました。 -
インフル 依然警報レベル
上伊那の1医療機関あたりのインフルエンザ患者数は35.25人で、依然として警報レベルの30人を上回っています。
県の発表によりますと、上伊那の今月4日から10日までのインフルエンザ患者数は1医療機関あたり35.25人で前の週の56.38人を下回りました。
11の保健所のうち上伊那と上田、北信で警報基準を上回っています。
伊那ケーブルテレビ放送エリア内の小中学校では13日現在、学級閉鎖はありません。
伊那保健福祉事務所では、「ピーク時から下がっているがまだ、注意が必要だ」として感染予防を呼び掛けています。
VTR
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歯科医師会が歯ブラシ500本寄贈
伊那市歯科医師会は、災害時に使える備蓄用の歯ブラシなどを12日、伊那市に寄贈しました。
この日は、歯科医師会の広岡明美会長と飯田厚副会長が市役所を訪れました。
寄贈されたのは、歯ブラシ500本とマウスウォッシュ500個です。
歯科医師会では、伊那市の災害時の非常持出袋の中に歯ブラシなど口腔ケアをするものがなかったことから寄贈を始め、今年で3年目になります。
実際に訓練に参加した時に、水がなければ歯が磨けないなどの声を聞いたことから、今回はマウスウォッシュも贈りました。
広岡会長は「歯ブラシを贈ることを通じて、災害時に歯ブラシが必要なものだということが多くの人に伝わればうれしい」と話していました。
これまでに寄贈されたものを合わせて、伊那市の歯ブラシの備蓄は3,500本になったということです。 -
養護学校通学前 一時預かり実施
南箕輪村は、伊那養護学校に通う村内の小中学生を午前7時30分から9時までの間預かる事業を、新年度から始めます。
仕事を持つ保護者から、子どものスクールバスの迎えが来る午前9時頃まで待つのが難しいという相談があったことから実施を決めました。
預かり事業は、南箕輪村社会福祉協議会の一室を使い、月曜日から土曜日の午前7時30分から午前9時まで行います。
村によると、養護学校に通う子どもを一時的に預かる事業は、県内では初めてだということです。
唐木一直村長は「すぐに取り掛からないといけない悩みだということをヒシヒシと感じた。子育ての村、福祉の村に向けて様々な取り組みを進めていきたい」と話していました。
事業は来年度からを予定していて、利用料は1回700円となっています。 -
村障がい者就労事業所 来年度増築
南箕輪村は、就労支援事業所「障がい者生きがいセンター」が手狭になっていることから、来年度増築を行う考えを12日、示しました。
これは、この日開かれた村議会全員協議会で報告されたものです。
障がい者生きがいセンターには、21歳から69歳までの人が働いています。
現在、定員の20人を超える24人が通所していて、伊那養護学校の卒業生でも通所を希望している人がいることから増築することを決めました。
延床面積およそ140㎡の平屋建てで、作業スペースとして使うことができる交流室やカフェスペースが設けられる計画です。
総事業費はおよそ5千600万円で、村では来年度中の完成を目指すとしています。 -
インフル依然警報レベル
上伊那の1医療機関あたりのインフルエンザ患者数は56.38人で、前の週に比べ減少しましたが依然として警報レベルの30人を上回っています。
県の発表によりますと、上伊那の先月28日から今月3日までのインフルエンザ患者数は1医療機関あたり56.38人で前の週の83.38人を下回りましたが警報レベルの30人を超えています。
大町を除く10の保健所で警報基準を上回っています。
伊那ケーブルテレビ放送エリア内の小中学校では今日現在、伊那市の小学校で2校2クラスが学級閉鎖、中学校はありません。
箕輪町と南箕輪村の小学校でで1校1クラスずつが学級閉鎖、中学校はありません。
伊那保健福祉事務所では「ピーク時より減少傾向にあるが引き続き感染予防をしてほしい」と呼び掛けています。
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障害がある子どもの口の健康考える公開講座
上伊那口腔保健センターと上伊那歯科医師会は、障害がある子どもの口の健康についての公開講座を3日伊那市役所で開きました。
松本歯科大学の蓜島弘之教授が「障害児の口の健康を守るために」の演題で基調講演をしました。
蓜島教授は、障害者歯科などが専門で、松本歯科大学病院の摂食嚥下リハビリテーションセンター長もつとめています。
蓜島教授は、「障害児の口腔は、歯の成長と食べる機能の発達、介助・姿勢のバランスがとれていない。」とした上で、「相手の人格を尊重するなどの配慮が必要で、今の歯医者の主流となっている。
かかりつけ医による定期的な口腔管理が欠かせないので、気軽に地域の歯医者を訪れて欲しい。」と話しました。
会場には、歯科医師や歯科衛生士などが訪れ、講師の話に耳を傾けていました。 -
患者支援センター4日に開設
患者やその家族の療養生活を総合的にサポートする伊那中央病院の患者支援センターが4日に開設されます。
1日は伊那中央病院1階に新たに設けられた患者支援センターが報道機関に公開されました。
広さ約167平方メートルのスペースに相談室が6部屋設けられ看護師、栄養士、薬剤師、臨床心理士などそれぞれの分野で専門知識を持つスタッフが常駐します。患者支援センターでは医療福祉相談や入退院に関する支援が行われます。
患者支援センターは4日に開設され伊那中央病院では外来受診から入院、手術、退院までの一連の医療を切れ目のない体制でサポートするとしています。
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顔の見えるつながりで連携強化
上伊那で切れ目のない医療と介護・看護体制の構築を目指し、多職種連携について考える「医療・介護多職種連携ミーティング」が27日、伊那市役所で開かれました。
ミーティングには、病院関係者やケアマネジャー、市町村職員などおよそ130人が参加しました。
参加者は、聖路加国際大学の山田雅子教授の説明を聞きながら、20の班に分かれてグループワークを行いました。
最初に、班ごと医療介護や看護サービスで、地域に足りないものについて話し合いました。
参加者からは、ケアマネジャーや総合診療の医師が足りないなどの意見が出ていました。
山田さんは「持っている資源を使ってどうやりくりすれば10年後に幸せな地域になるのか。足りないものだけでなく、今の介護・看護が本当に必要なものかどうかを考えていく必要があります」と話していました。
ミーティングは、昨年度から上伊那地域で導入された、病院や介護施設などの統一の入退院時の連携ルールをより良いものにしようと、今回初めて開かれました。
上伊那地域在宅医療・介護連携推進事業研究会の北原敏久会長は「顔の見える関係づくりを進めることで、今後の連携強化につなげていきたい」と話していました。 -
障がい者の芸術活動PR
4月に南箕輪村内に障がい者の就労支援施設を開所する伊那市のNPO法人・樹は、県内の障がい者でつくる「楽団ケ・セラ」を招き伊那市内でコンサートを開きました。
コンサートではアニメソングやJPOPなど10曲ほどを披露し、訪れた人たちは曲に合わせ手拍子をしていました。
楽団ケ・セラは2002年に松本市で発足し、音楽活動で就労支援をしています。
メンバーの給料は、演奏の報酬が充てられていて、学校や公民館などで年間40本のコンサートを行っています。
NPO法人・樹(き)が南箕輪村に開所する施設では、農産物加工や薪づくりに加え、音楽や絵画、陶芸など芸術活動も行う計画です。
今回のコンサートは、障がい者の可能性を広く知ってもらおうと企画されました。
NPO法人・樹が運営する障がい者の就労支援施設は広域農道の大萱信号機近くに4月1日に開所する予定です。
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インフルエンザ 警報レベル
上伊那の1医療機関あたりのインフルエンザ患者数は55.13人で、依然として警報レベルの30人を大きく上回っています。
県の発表によりますと、上伊那の今月14日から20日までのインフルエンザ患者数は1医療機関あたり55.13人で前の週の44.25人を上回っています。
大町を除く10の保健所で警報基準を上回っています。
伊那ケーブルテレビ放送エリア内の小中学校では23日現在、伊那市の小学校で3校9クラスが学級閉鎖、中学校はありません。
箕輪町の小中学校で学級閉鎖はありません。
南箕輪村は小中学校1クラスずつとなっています。
伊那保健福祉事務所では感染予防として石鹸でこまめに手を洗うこと。
十分な休養とバランスの取れた栄養摂取を心がけること。
乾燥しやすい室内では加湿器などを使って適切な湿度を保つこと。
人混みに出かけることを避けやむを得ず出かける場合はマスクを着用することなどを呼び掛けています。 -
俳優・田中要次さんトークショー
社会福祉法人 上伊那福祉協会の創立60周年記念式典が19日伊那市のいなっせで行われ、木曽町出身の俳優田中要次さんが地元長野県や俳優業について話をしました。
田中さんは、長野県木曽町出身の俳優で、1989年にデビュー。映画やドラマ、CMなどに出演しています。
トークショーでは、伊那市出身のタレント成美さんが司会を務め、地元長野県や俳優業について話をしました。
トークショーは、上伊那福祉協会の創立60周年記念として、地域の人たちに楽しんでもらおうと企画されました。
上伊那福祉協会は、昭和34年に南箕輪養老院を開所し、それに伴い南箕輪養老院会として発足しました。
現在は、上伊那で、養護老人ホーム2施設、特別養護老人ホーム8施設、障害者支援施設1施設の11施設を運営していて、1,067人が生活しています。
平澤豊満理事長は、「高齢者福祉施策がめまぐるしく転換する中、真心が通じあえる職員の育成に努め、地域の期待に応えられるよう邁進していきたい」と式辞を述べました。
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箕輪町で認知症教室
認知症に対する正しい知識や接し方について学ぶ教室が17日箕輪町の地域交流センターで開かれました。
教室には定員を超える44人が参加し、伊那神経科病院の高橋丈夫院長の話を聞きました。
高橋さんは「認知症の初期症状として、物忘れや物事への関心が無くなったり、外出をしなくなたりなど、うつ病と勘違いする事が多い」と話し「早めにかかりつけの病院に相談する事が大切だ」と話していました。
また認知症の人に対し「何もさせないのは悪化させるだけ。役割を与え達成する喜びを感じてもらう事で進行を遅らせる事に繋がる」と話していました。
教室は、箕輪町が認知症に対する理解を深めてもらおうと初めて開いたものです。
今年度あと2回開かれる予定で生活支援や治療薬についても学ぶ予定です。
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男性介護者がカフェで情報交換
男性介護者限定の「介護・認知症おしゃべりカフェ オレンジ」が11日初めて伊那市美篶のたんぽぽカフェで開かれました。
11日はコーヒーの淹れ方講座が企画され、参加者は豆の選び方やお湯の注ぎ方などを教わっていました。
おしゃべりカフェ「オレンジ」は、介護者の交流やリフレッシュの場にしてもらおうと有志グループが4年前に始め、市内の集会所など6か所で開かれています。
お茶を飲みながら互いの心配事を相談し合う場となっています。
参加者の多くが女性であることから、男性にも気軽に参加してもらおうと初めて男性限定で開催しました。
ある参加者は「介護をしていると家にこもりがちになる。同じ立場の人と情報交換もでき良かったです」と話していました。
おしゃべりカフェ「オレンジ」は週に1回から2回、伊那市内の集会所や公民館など6か所で開かれていて参加費は200円です。
問合せ 伊那市地域包括支援センター 電話78-4111(内線2359)
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民間病院の課題などまとまる
上伊那の医療、福祉関係者や市町村などでつくる上伊那医療圏地域医療構想調整会議は上伊那の民間病院が考える課題などの調査結果をまとめました。
調査は厚生労働省の求めにより国民の20%が75歳以上になると予想されている2025年に向けた対応について考えるために行われたものです。
対象は入院ができる上伊那の民間病院で伊那市の仁愛病院と田中病院、駒ケ根市の前澤病院、箕輪町の上伊那生協病院の4か所です。
仁愛病院は課題として身寄りのない患者の入院の増加などを挙げています。
田中病院は訪問診療、訪問看護に力を入れるための医師、看護師の確保などを挙げています。
前澤病院は夜間、休日の在宅患者の急変時の対応を挙げています。
上伊那生協病院は開設以来の内科医不足をあげています。
上伊那の2025年の病床数は公立、民間合わせて一般的な手術をする急性期575床、長期入院の慢性期311床、リハビリの回復期287床となり2017年との比較で急性期は8床増、慢性期は40床の増、回復期は28床の増となる見込みです。
上伊那医療圏地域医療構想調整会議ではこれら調査結果をもとに
地域医療の機能分化を図っていくとしています。
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上伊那インフル注意報レベルに
9日に発表された上伊那の一医療機関あたりのインフルエンザ患者数は11.5人と注意報レベルの10人を超えています。
長野県の発表によりますと上伊那の去年12月31日から1月6日までのインフルエンザ患者数は1医療機関あたり11.50人でした。
前の週の15.25人からは減少しましたが、2週連続で注意報レベルの10人を超えています。
伊那市西町の仁愛病院の小松大介院長は年末年始で患者数が増えたと話します。
県内全域では定点当たりの患者数は18.59人で長野や北信、佐久では警報レベルの30人を超えています。
県では今後1か月は大きな流行が予想されるので、手洗いをこまめに行うなどの感染予防を心がけ、症状が現れた場合は早めに医療機関を受診し十分な休息を取るよう呼び掛けています。
例年のデータによると、1月中旬から下旬にかけピークとなる見込みです。
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看護師の特定行為研修始まる
これまで医師の指示により看護師が行っていた診療に関する行為を独自の判断でできるようになるための特定行為研修が伊那市の伊那中央病院で始まりました。
研修には看護師7人が参加し患者が服用している薬について確認すべきことと対応策などについて学びました。
研修は8月に伊那中央病院が看護師の特定行為研修指定研修機関に指定されたことから行われたものです。
特定行為とは診療の補助のことで気道を確保するため咽にチューブを入れるものなどを38の行為があります。
これまでは医師の指示で行われていましたが研修を受けることで
医師の作成した手順書により看護師が独自で行うことができるものです。
伊那中央病院では在宅医療などを支えていくためにも高度で専門的な知識を持った看護師を養成していきたいとしています。 -
サーチが市社協に介護予防機器 寄付
伊那市境に本社を置くパチンコホール経営の㈱サーチは、伊那市社会福祉協議会に介護予防機器などを贈りました。
20日は、サーチの川上 裕営業部長が伊那市福祉まちづくりセンターを訪れ、伊那市社会福祉協議会の伊藤隆会長と、障害就労支援事業所ゆめわーくの利用者に寄付する品を渡しました。
サーチが贈ったのは、4種類の介護予防機器27点と、石油ストーブ1台です。
サーチは、伊那市に2店、南箕輪村で1店のパチンコホールを経営しています。
客や従業員の協力を得て、1年間、アルミ缶を集めて得た収益金の一部で寄付を行っています。
サーチは市社協の要望に応じて様々な品物の寄付を行っていて今年で8年目です。
介護予防機器は、3つのデイサービスセンターで利用者の機能訓練に使い、石油ストーブはゆめわーくの作業スペースで使用します。
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蜜ろうの干支「亥」置物を贈る
伊那市御園の小松養蜂園は、来年の干支「亥」をモチーフにした蜜ろうの置物を19日障害者社会就労センターの利用者にプレゼントしました。
19日は小松養蜂園の小松実治さんが伊那市福祉まちづくりセンターを訪れ、蜜ろうで作った亥の置物を手渡しました。
伊那市社協の「ゆめわーく」で養蜂園の巣箱の組み立てを行っていることが縁で10年以上前から干支の置物をプレゼントしています。
置物は型に蜜ろうとクレヨンを溶かし入れ、冷やして固めてつくります。
今年はおよそ300個を作り、このうちの120個を伊那市社協の3つの施設に贈りました。
利用者は、「毎年楽しみにしています。家でかざりたい」などと話していました。
小松さんは「来年も、宜しくお願いします」と利用者に声をかけていました。
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ソロプチミスト伊那 車椅子を寄贈
支援や寄付活動などを行う国際ソロプチミスト伊那は、車椅子2台を18日に伊那中央病院に寄贈しました。
この日は、山口町子会長ら3人が伊那中央病院を訪れ、川合博院長に車椅子を寄贈しました。
寄贈された車椅子は、通常サイズのものと、体格が大きめの人でも使うことができる大型のものの2台です。
国際ソロプチミスト伊那では、2014年から毎年この時期に、社会貢献の一環で病院に車椅子を寄贈していて、今年で5年目になります。
山口会長は「介護する人にも、使う方にも役立ててもらえればうれしいです」と話していました。
川合院長は「いつも大変重宝しています。大事に使わせていただきます」と話していました。