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伊那市体協 ゴルフチャリティー寄付
伊那市体育協会のゴルフ部は21日、市民体育祭ゴルフ競技のチャリティーで集まった9万6656円を伊那市に寄付した。
21日は、伊那市体育協会ゴルフ部の菅忠男部長ら役員2人が市役所を訪れ、白鳥孝市長に寄付金を手渡した。
ゴルフ競技は20日、約230人が参加して信州伊那国際ゴルフクラブで行われた。
チャリティーは、6番ショートホールで、ワンオン出来なかった人に500円を募り、9万6656円が集まったという。
菅部長は、「伊那市のために有効に使ってほしい」と話した。
白鳥市長は、「スポーツ振興など全般に使わせていただく」と感謝していた。 -
道路クリーン作戦
長野県建設業協会伊那支部などは15日、県や市町村が管理している道路のゴミを拾う道路クリーン作戦をした。
道路クリーン作戦は、長野県建設業協会伊那支部が地域貢献の一環として昭和56年から毎年行っている。
この日は建設業関連団体などの約400人が参加し道路に落ちている空き缶やタバコの吸い殻などを拾っていた。
清掃した道路は上伊那管内の国道や県道など42路線、総延長約291キロで、参加者は袋を手に路肩を歩きながら作業にあたった。
伊那建設事務所によると、今回の清掃活動で空き缶56袋、ビン18袋、可燃ゴミ103袋、不燃ごみ168袋のゴミが回収されたという。 -
県児童福祉施設大会開催
児童養護施設が果たすべき役割や機能について意見発表する長野県児童福祉施設大会が16日、伊那市の県伊那文化会館で開かれた。県内の施設で働く職員ら約650人が集まった。
大会では財団法人長野県児童福祉施設連盟の山岡基志会長が、県内の施設の課題や果たすべき役割などについて話をした。
山岡会長は、「児童養護施設では、少ない職員で多くの子どもをみていることが、施設内でのさまざまな問題を引き起こしている。子どもたちの権利を守る最後の砦として現状を県や国に訴えていかなければならない」と話していた。
大会ではほかに伊那市の児童養護施設たかずやの里の主任保育士、小木曽法さんが意見発表した。
小木曽さんは「親の愛情を得られない子どもは強い孤独感を持っている。近くにいる大人が逃げずに向き合い、一緒に悩み、葛藤することで少しづつ先が見えてくるはず」と話していた。 -
上伊那地区障害者スポーツ大会
上伊那地区障害者スポーツ大会が12日、伊那市陸上競技場などで開かれた。
上伊那地区の障害者約200人が参加。陸上競技など9種目で競い合った。
大会は、スポーツを通じて障害者の自立と社会参加を促進することなどを目的に毎年開かれている。
そのうち、50メートル走には、男女合わせて30人が出場。ゴールして、喜び合う姿などが見られた。
また、やり投げ競技「ジャベリックスロー」では、プラスチックでできた長さ70センチの槍を投げ、その距離を競っていた。 -
雑穀もちきびの種まき
伊那市長谷の障害者社会就労センターさくらの家の通所者は8日、近くの畑に雑穀もちきびの種をまいた。
農作業を通して地域の人達と交流し障害施設への理解を深めてもらおうと行われたもので、さくらの家の通所者をはじめ伊那ライオンズクラブのメンバーなど40人が参加した。
さくらの家では去年から近くの6アールの畑で雑穀もちきびの栽培をしている。
地元ボランティアの春日孝徳さんが指導にあたった。
去年は、40キロの収穫を見込んでいたが、始めてということもあって4キロしか収穫出来なかった。
今年は、収穫量を増やそうと雑穀の種まき専用の機械を使ってまいた。
雑穀もちきびは、タンパク質を多く含みカルシウムやマグネシウムなどのミネラルも多いという。
通所者達は、順番に機械を使って1メートル間隔で種をまいていった。
また、今年はお手玉の中に入れる数珠玉の種を試験的にまいた。
今後は、草取りなどの作業を行い、秋にもちきびを収穫して実をご飯に混ぜて味わうという。 -
あいなちゃんの着ぐるみ お披露目
伊那市社会福祉協議会のイメージキャラクター「あいなちゃん」のきぐるみが完成した。
28日、社会福祉協議会の関係者や施設利用者にお披露目された。 -
オーストラリア人箕輪町で研修
オーストラリアの介護福祉施設の職員が25日、箕輪町の社会福祉施設サン・ビジョン「グレイスフル箕輪」を訪れ、日本の介護を見学した。
オーストラリアの介護施設の職員4人が訪れ、デイサービス利用者の陶芸の様子などを見学した。
研修は、互いの介護の現場を知り、よりよいケアをしていこうと行われた。
グレイスフル箕輪を運営する社会福祉法人サン・ビジョンでは、日本から職員を派遣し、オーストラリアで研修する取り組みを数年前から行ってきた。
今回は、オーストラリアの職員が日本の現場を初めて訪れた。
参加者らは、施設の利用者と一緒に陶芸を楽しむなどしていた。 -
箕輪でガールスカウト合同報告会
伊那市や箕輪町など上下伊那のガールスカウト4団体が集い、日ごろのボランティア活動について発表する合同イベントが23日、箕輪町の地域交流センターで開かれた。
23日は、全国それぞれの組織で一斉イベントが行われた。
上下伊那の4団体は、今回初めて合同でイベントを行った。
「みんなと一緒なら極度の貧困と飢餓をなくせる」をテーマに各団体が日ごろから取り組んでいるボランティア活動を報告した。
伊那市の第26団は、ガールスカウト日本連盟90周年の記念イベントについて、何をするか検討している経過を寸劇で披露。伊那市の福祉の祭典ふれあい広場で貧困と飢餓についての展示を計画していることを発表した。
箕輪町の第34団は、上伊那生協病院で、毎週土曜日の午後に地域の農家から生活支援物資として送られてくる米や野菜を仕分けしてブラジル人に提供している活動を寸劇で発表した。
実行委員長で伊那北高校3年の須藤光香さんは、「小さな活動が大きな喜びになるよう、じっくり考え楽しみましょう」と参加者に呼び掛けていた。 -
諏訪形の御柱祭 騎馬大将に小松秀太君
7年に一度の伊那市西春近諏訪形の御柱祭。
祭りの中で行われる騎馬行列の大将に、小学3年の小松秀太君が選ばれた。
21日夜、小林良幸御柱祭実行委員長ら役員3人が小松秀幸さん宅を訪れ、息子で小学3年生の秀太君が騎馬大将に選ばれたことが伝えられた。
10月の御柱祭里曳きで行われる騎馬行列は、伊那市の無形民俗文化財に指定されている。
総勢26人が、時代衣装を身にまとい、掛け声に合わせながら地区を歩く。
騎馬大将は、行列全体を指揮し、諏訪形では代々長男が務めるのが習わしとなっている。
父親の秀幸さんは、「家族一丸で支え、素晴らしい騎馬行列にしたい」と話していた。
諏訪形御柱祭の騎馬行列は10月2日の里曳きの日に行われる。 -
松島美容室が伊那養護学校で無料出張カット
上伊那地域に5つの店がある松島美容室は17日、伊那養護学校を訪れ無料の出張カットを行った。
松島美容室グループの社員約30人が伊那養護学校を訪れ、希望者の生徒64人の髪を無料で切った。
出張カットは、4年前から毎年1回行っている。
松島美容室代表の関重春さんは「地域に貢献しようと、ボランティアに力をいれている。若いスタイリスト達もいつもと違う雰囲気でいい経験になる」と話していた。
参加した美容師は「切って喜んでもらうことが、美容師の1番のやりがいだと思う」と話していた。 -
いなっせで花の植付け作業
伊那市のいなっせビル入居者でつくるいなっせ花いっぱい委員会は、14日、たる型のプランターに花の苗を植えた。
いなっせ花いっぱい委員会では、市街地の美化や活性化につなげていこうと毎年花でビル周辺を飾っていて、今年で6年目になる。
7月に行なわれる花いっぱいコンテストでは、これまでに3年連続最優秀賞を受賞するほど高い評価を受けている。
14日は、いなっせに入っている20の事業所から15人ほどが参加し、役割分担して花を植えていた。
今年は、6月中旬から秋にかけて濃いピンク色の花を咲かせるサフィニアという花の苗を植えた。
プランターは、37個でビルの東側と南側に配置した。
いなっせ花いっぱい委員会の大平秀紀委員長は、「来館者や通り町を訪れる人たちに楽しんでもらいたい」「手入れをしっかりやってコンテストでも上位入賞を目指したい」と話している。 -
都立の高校生が伊那市で奉仕活動
東京都板橋区の東京都立北園高校の2年生が6日、伊那市高遠町の花の丘公園で、桜の枝の片付けなどの奉仕活動をした。
伊那市を訪れたのは東京都立北園高校の2年生320人。
高校生は、春の大雪で折れた桜の枝の片付けや、遊歩道の整備に取り組んだ。
北園高校は今年度から、長野県や信州大学と連携し、タフな人間力の育成を目指して信州で勉強合宿をしたり、奉仕活動をする信州北園プロジェクトに取り組んでいる。
今回の奉仕活動はその一環で、森林での作業を通して一人ひとりが何かを感じ、進路や環境を考えるきっかけにするという。
高校生は、斜面を行き来して桜の枝を運んだり、遊歩道の石を平らに埋め直す作業をしていた。
北園高校は8日まで滞在し、伊那市のますみヶ丘平地林で間伐材を使ったプランター作りなどもした。 -
伊那市大萱に特別養護老人ホーム建設
伊那市西箕輪大萱に特別養護老人ホームが新たに建設されることが決まった。
上伊那広域連合によると、新しい特別養護老人ホームを整備・運営するのは上伊那福祉協会。
西箕輪大萱にある障害者支援施設「大萱の里」の西側に建設を予定している。
ベッド数は120床で、一般個室、2人部屋、認知症対応個室をそれぞれ40床整備する計画。
地下1階、地上2階建てで、平成24年3月までにオープンする予定。
特別養護老人ホームの上伊那地域の待機者は800人を超えている。
上伊那広域連合では、新たな施設整備により、待機者の一部解消につながると期待している。 -
信大サークル「か~みやん」受賞報告
ゴミ拾いなどを行い地域づくりに貢献したとして県の組織「信州豊かな環境づくり県民会議」から表彰された南箕輪村信州大学農学部の地域交流サークル「かーみやん」が27日、唐木一直村長に受賞を報告した。
この日は、4年生の眞山(さなやま)寿里(じゅり)さんと3年生の落合 尚子(なおこ)さんが唐木村長のもとを訪れ、受賞を報告した。
かーみやんは、信州大学農学部の学生でつくるサークル。5年ほど前から大学周辺のゴミ拾いを行っていて、その後、地域住民と一緒になって花壇整備などをしてきた。
こうした活動が地域の美化につながり、大学と地域を結ぶ懸け橋となったとして、今月23日、表彰された。
唐木村長は、「若い力でこれからも村を盛り上げていってほしい」と話していた。 -
少年警察ボランティア委嘱
伊那警察署で20日、少年の非行防止や健全育成のための活動を行う少年警察ボランティア協会の会員が委嘱された。
20日は、今回新たに少年警察ボランティア協会の会員として活動する人に、依田公雄署長から委嘱状が手渡された。
今回、会員に委嘱されたのは、伊那警察署管内の伊那市から辰野町までの52人。
少年警察ボランティア協会の会員は、任期中、警察と協力して、街頭補導をしたり、少年の相談に応じる。
また、今回、非行集団から抜ける支援などを行う少年警察協助員1人と、風俗営業に関する少年補導などを行う少年指導委員6人にも、委嘱状が渡された。
依田署長は、「最近の少年犯罪は警察でも手に負えない場合がある。御苦労も多いと思うが、少年の健全育成のためご協力いただきたい」と話した。
任期はそれぞれ2年となっている。 -
JA上伊那生活部会がハイチへ義援金
農家の女性でつくるJA上伊那生活部会は、14日、今年1月に発生したハイチ地震の復興支援募金53万5,537円を、宮下勝義代表理事組合長に届けた。
14日は、生活部会の大石 皐月(さつき)部会長がJA上伊那本所を訪れ、宮下組合長に目録を手渡した。
JA上伊那生活部会では、今年2月から4月上旬まで、上伊那の16支所ごとに部会員に募金を呼びかけたところ、4,717人から、53万5,537円が集まった。
大石会長は、「一人あたりにするとわずかな金額だが、組織のまとまりで大きな金額になった。復興に役立ててほしい」と話していた。
この募金活動は、JAの全国的な取り組みで、支援金は、日本赤十字社などを通じて被災地の救援活動に使用されるという。 -
禁煙友愛会が南箕輪村に車いす寄贈
日本禁煙友愛会は13日、南箕輪村に車いす1台を寄贈した。 伊那支部の橋爪 渡会長ら4人が村役場を訪れ、目録と車いす1台を唐木一直村長に手渡した。
伊那支部は車いすの寄贈を4年前から行っていて、贈った車いすは今年で5台になる。
贈られた車いすはハンドル部分にブレーキレバーがついていたり、低反発のクッションなどが備わっている。 唐木一直村長は「福祉事業に役立てていきたい」と感謝していた。
この車いすは、住民福祉課で利用していくという。 -
上伊那聴覚障害者協会総会
上伊那聴覚障害者協会の第52回総会が10日、伊那市の福祉まちづくりセンターで開かれた。
昨年度の活動や本年度の計画が報告された。
上伊那聴覚障害者協会の降旗久会長は、「高齢な聴覚障害者のためのグループホームの建設について、上伊那の各市町村へ要望しているが、あまり良い回答はない。今後も引き続き交渉していきたい」とあいさつした。
協会では、本年度も引き続き、聴覚障害者の福祉向上などに関して行政と交渉していくほか、協力会員の拡大、要約筆記・手話奉仕員の養成講座の継続などを行っていくとしている。 -
美篶世代間交流施設 竣工
高齢者と子どもが日常的に交流を行う事ができる、伊那市の美篶世代間交流施設の竣工式が8日、現地で行われた。
美篶世代間交流施設は、老朽化に伴い取り壊された老人憩いの家美篶荘にかわる施設で、地域の高齢者の憩いの場として利用される。
美篶地区で施設の愛称を公募したところ25件の応募があり、その中からほっとセンターみすずに決まった。
竣工式には、地区住民など約40人が出席し完成を祝った。
小坂樫男伊那市長は、「少子高齢化、核家族化で日頃高齢者と子供がふれあう機会も少なくなり、世代を超えた体験ができる施設になれば」と挨拶した。
建物は木造平屋建てで床全面をバリアフリー化した他、手すりを施設全体に設置した。
また、美篶保育園と廊下をつなぎ、施設を利用するお年寄りと子どもが日常的に交流できるようにしている。
健康づくりや介護予防体操などを行う機能訓練室をはじめ、茶和会などが出来る和室が2部屋設けられた。
美篶世代間交流施設では、これから保育園児との交流や健康に関する教室等を予定している。 -
漫画家橋爪まんぷさんチャリティー展売上金を寄付
伊那市の漫画家橋爪まんぷさんは7日、伊那市社会福祉協議会に、チャリティー展での売上金2万円を寄付した。
橋爪さんが福祉まちづくりセンターを訪れ、伊那市社会福祉協議会の小池孝行会長に2万円を手渡した。
橋爪さんは、昨年12月から2カ月間、伊那市のみはらの湯で、今年の干支寅をモチーフにしたイラスト30点を展示した。
今回は、その売り上げを寄付したもので、この取り組みは8年目になる。
橋爪さんは、「小さな活動が大きく広がっていけばうれしい」と話していた。
寄付金は、社会福祉協議会の福祉基金へ積み立てられるという。 -
不法投棄監視連絡員委嘱式
廃棄物の不法投棄を監視する不法投棄監視連絡員の委嘱式が6日、伊那市の伊那合同庁舎で行われた。
村井仁長野県知事からの委嘱状を、市川 武二上伊那地方事務所長が伝達した。
連絡員には11人が委嘱され、このうち2人が新任。県全体では今年度100人が委嘱される。
連絡員は、1カ月に4日、1日約時間、担当区域をパトロールし、不法投棄を発見した場合は市町村や地方事務所に連絡する活動を行う。
市川所長は、「一番肝心なのは不法投棄をさせないこと。御苦労いただくが、監視をお願いします」と協力を求めた。
上伊那地方事務所管内の不法投棄件数は、ほぼ横ばいで、昨年度は2月末までに465件あったという。 -
グループホーム『桜』開所
伊那市高遠町勝間に、認知症の高齢者を対象にしたグループホーム「桜」が完成し1日、開所式が行われた。
グループホーム桜は、特別養護老人ホーム「さくらの里」を運営する社会福祉法人高遠さくら福祉会が、老人ホームの隣に建設した。
開所式では、4人の利用者に理事長の山浦恭民さんから花束が贈られた。
山浦理事長は、「地域に愛され、信頼される施設にしていきたい」とあいさつした。
施設は、木造平屋建て、面積は約540平方メートル。
共有スペースの食堂と居間、台所などがある。
認知症の高齢者対象で、定員は18人、全室個室でベッドも備えられている。
すでに定員は埋まっていて、今月中に全員入所する予定。
このグループホームでは、入所者が料理や畑づくりなどを共同で行っていくという。 -
外国人対象メタボ予防説明会
外国人を対象にした、メタボリック症候群の予防説明会が、28日、箕輪町の木下公民館で開かれた。
地域に住む外国人およそ20人が木下公民館に集まった。
説明会では日系ブラジル人医師の大間知オタビオさんが、メタボリックシンドロームの危険性についてポルトガル語で説明した。
上伊那医療生協SOSネットワークでは、日ごろ健診を受ける機会がない外国人の生活支援として今月13日に健康診断を実施した。
その結果7割近くの外国人が肥満、もしくは高血圧だったという。
診断に携わったスタッフによると、夜勤や運動不足など、日本での生活習慣の乱れによって、母国での食事と同じ内容でも健康状態が悪化しているという。
SOSネットワークでは、今後も外国人の生活再建や食生活の改善を支援していくという。 -
上伊那賛助会エコキャップ寄贈
長野県シニア大学のOBでつくる上伊那賛助会が26日、伊那市社会福祉協議会にエコキャップなどを寄贈した。
上伊那賛助会のメンバーが、支部ごとに集めたエコキャップや古布、プルタブなどを持ち寄った。
上伊那賛助会は、長野県シニア大学の伊那学部の修了生でつくる会で、現在約500人が活動している。
ボランティア活動にも積極的に取り組んでいて、エコキャップの寄贈は去年から行っている。
上伊那賛助会の唐澤定会長は、「キャップなどは不要となったものだが、集めれば役立つものになる。今後も社会貢献活動を続けたい」と話していた。
なお今回は、チリ大地震などの被災地に送る募金も集めた。
集まった4万5千円は、日本赤十字社を通じて被災地に送る。 -
西箕輪でボランティア移送開始
伊那市西箕輪地区で25日、高齢者世帯の通院などを支援するボランティア移送サービスが始まった。
運転ボランティアに登録している人や関係者ら30人ほどが参加してテープカットなどをし、サービス開始を祝った。
運転ボランティア移送サービスは、交通手段がない高齢者のみの世帯を対象としていて、伊那市では2006年に西春近で始まった。
本年度に入って、高遠町・長谷地区でも始まり、西箕輪地区は市内で7カ所目になる。
式の中で、西箕輪社会福祉協議会の倉田隆会長は、「待ちに待ったスタート。利用者も心待ちにしていると思う。運転に充分注意して宜しくお願いしたい」とあいさつした。
ボランティアを代表して唐澤邦弘さんは、「私も高齢者のみの世帯。いずれは私もお願いしなければならなくなる。お世話になるその時まで、玄関から病院まで安全に利用者を届けたい」とあいさつした。
小坂樫男市長は、「ボランティア移送は、西春近から始まった伊那市の誇れるサービス。地区のお年寄りをみんなで支えるボランティア移送を続けていってほしい」と話していた。 -
宮坂組が奉仕作業
南箕輪村の建設会社宮坂組は、お世話になっている地元の役に立ちたいと21日、大芝高原の清掃作業を行った。
宮坂組の社員45人ほどが清掃作業にあたった。
平成18年豪雨による天竜川の補強工事に伴い、河川に堆積していた土砂が伊那インター工業団地の造成などに使用され、宮坂組は、工業団地の造成工事を担当していた。
土砂運搬経路としても利用されていた大芝高原周辺をきれいにしようと今回、社員がボランティアで清掃をした。
社員は、建設に使用する機械を使って、路肩にたまった落ち葉を取り除いたりしていた。
宮坂道広社長は、「いつもお世話になっている地元の役に立てれば」としていた。 -
観光ボランティアガイド 現地研修会
伊那市観光ボランティアガイドのメンバーが着用するベストが完成し24日、お披露目された。
べストは全部で50着用意され、高遠城址公園のさくら祭りから着用する。
左胸と背中に「観光ボランティアガイド」の名前が記されている。
24日は、さくら祭りを前に、観光客を迎える心構えや注意事項を確認するための研修会が開かれ、メンバー全員にベストが配られた。
観光ボランティアガイドは、市民がおもてなしの心で観光案内をする。
昨年1年間13回の養成講座を受講した42人が登録していて、今年のさくら祭りでは、観光客を乗せたバスの中や城址公園、高遠駅、また春日公園でも観光案内をすることになっている。
ベストを着用することで観光客から注目されるとして、よりきめの細かいガイドができるように、伊那市観光協会では、バスの時刻や市との連携についても把握するよう呼びかけていた。 -
企業人権教育研修会
企業の人事担当者などを対象とした人権教育研修会が9日、伊那市の伊那合同庁舎で開かれた。
9日は、企業の人事担当者や市町村の職員など約120人が集まった。
研修では、知的障害者の雇用創出を目的として設立されたエプソンミズベ(株)の松本工場で主任を務めている青木宣枝(のぶえ)さんが、障害者の一般就労支援をテーマに講演した。
青木さんは色のついたカードに一つひとつの業務を書き、その日行う業務を順番に並べるなど、障害のある人が解りやすいよう工夫していることなどを話し、「障害のある人が、企業が期待する業務が行えるよう仕事を工夫し、教育、指導していくことが大切」と話した。
ハローワーク伊那によりますと、従業員が56人以上いる事業所のうち、障害者を雇用している上伊那の事業所は、去年の6月末現在で66事業所、雇用人数は202人となっている。 -
伊那ロータリークラブ創立50周年式典
伊那ロータリークラブの創立50周年記念式典が7日、伊那市内で開かれた。会員や来賓ら約80人が集まり、50周年の認証状の伝達などが行われた。
中川博司会長は、「50周年を機に、私たちの役割が増すよう会員増強に努め、奉仕の理想と実現に向け、努力していきたい」と話した。
また、地域で活動する2団体を表彰した。
今回表彰を受けたのは、月刊総合郷土誌『伊那路』を52年間発行し続け、郷土の文化を地域に伝えてきた上伊那郷土研究会と、環境紙芝居を作成し、子どもたちに環境問題を考えることの大切さなどを伝える活動をしている伊那商工会議所女性会。
上伊那郷土研究会の伊藤一夫会長は、「ここまで活動を続けてこられたのは文化的土壌がこの地域にあったため。これからも、関係者一丸となって一生懸命やっていきたい」と話した。
また、女性会の小林旬子会長は、「会員一同、これを誇りに、末長く活動を続けていきたい」と話した。 -
長谷で移送サービス 開始
伊那市長谷地区社会福祉協議会は、高齢者を対象にしたボランティア移送サービスを8日からスタートさせた。
8日は、長谷地区社協の役員や、運転ボランティア、市の関係者等が出席し、サービス開始のセレモニーが行われた。
移送サービスは、65歳以上の独り暮らしや、高齢者のみの世帯を対象に、運転ボランティアが、病院への送迎を行うサービス。
長谷地区社協の池上 明博会長は、「長谷は南北に長い地形。開始当初は、地区内全てでサービスを行えないが、支援体制の充実を図っていきたい」と挨拶した。
運転ボランティアの一人、中山 友悦(ともよし)さんは「近所でも通院の悩みを聞いていた。気兼ねなく安心して使ってもらえるよう努力したい」と話していた。
長谷地区では、運転ボランティアに10人が登録していて、当面の間は、美和診療所への送迎のみのサービスを行うという。
なお、伊那市では、今後、地区を超えた移送ボランティアサービスを行える体制について、検討をしたいとしている。