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小林光豊さん 厚生労働大臣特別表彰
長年、民生児童委員として地域に貢献したとして、伊那市西箕輪の小林光豊さんが、厚生労働大臣特別表彰を受賞しました。
13日は、市役所で伝達式が行われ、白鳥孝市長から表彰状が手渡されました。
現在82歳の小林さんは、2007年から去年までの15年間、ひとり暮らしの高齢者の家への訪問や、高齢者が集える場の提供など行ってきました。
任期中は伊那市民生児童委員協議会会長や市社会福祉協議会理事などを歴任してきました。
特別表彰は、75歳以上で15年以上民生児童委員を務めた人などに贈られるもので、県内では24人が受賞しました。
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伊那ライオンズクラブ 結成60周年を祝う
伊那ライオンズクラブの結成60周年記念式典が、伊那市のJA上伊那本所で15日、行われました。
式典には、会員などおよそ100人が出席し、結成60周年を祝いました。
伊那ライオンズクラブは、地域への奉仕活動を目的に昭和38年、1963年に発足し、現在はおよそ40人の会員が活動をしています。
高山タカシ会長は「これまでの活動と伝統を守りながら、より地元から愛されるクラブになるよう取り組んでいきたい」と話していました。
式典では、記念事業として、児童養護施設たかずやの里など4団体へ活動費を贈呈、ガールスカウト長野県第26団へテント1張り贈りました。
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きこえない人との電話をオペレータがつなぐ 電話リレーサービスの講習会
きこえない人ときこえる人の電話を通訳オペレータがつなぐ「電話リレーサービス」の講習会が、伊那市福祉まちづくりセンターで8日に開かれました。
この日は、長野県聴覚障害者情報センター相談員が講師を務め、講習会が開かれました。
講習会には、聴覚障害者や手話サークルの会員など30人ほどが参加しました。
電話リレーサービスは、聴覚障害者や発話に困難がある人の会話を、オペレーターが手話や文字に変え、きこえる人とつなぐ公的なサービスで、2021年7月に始まりました。
聴覚障害者は電話ができないため、これまで、病気や事故などの緊急時にも、家族や近所の人に電話を依頼するなどして対応してきました。
サービスに登録することで、24時間365日、利用することができます。
参加者は、説明を受けた後、実際に、仮登録を行っていました。
主催した上伊那聴覚障害者協会の鈴木 洋美さんは、「このサービスができるまではきこえない人は近くのきこえる人に無理にお願いをして電話をしてもらっていたので、こちらとしてもすごく気を遣っていた。この電話リレーサービスが出来てからは自分から積極的にこのサービスを使って
例えばお店や病院の予約などを安心して自分でできるようになります。非常に嬉しいです。」
と話していました。
講習会に参加した聴覚障害者は、「緊急時があって電話しなきゃいけないときに自分ではきこえないので人に頼みに行ったりと言うのがあってその時間を取ってしまったことがあったので興味があって参加してみました。」
健聴者は、「昔、耳の聞こえない友達がいて、電話するときは手話ができる人が近くにいないと タイミング良く話が出来ないということがたくさんあったのでこのサービスについて知りたいなと思って勉強に来ました。利用料がちょっと高いかなと言うのが気になる点ではありましたけれど
時間を気にせずタイミングよくかけられるサービスがあるのはいいかなと思いました。」と話していました。
参加した聴覚障害者15人のうち、10人ほどが仮登録を行ったということです。
主催した上伊那聴覚障害者協会では、電話リレーサービスについて多くの人に知ってもらい、理解を広げたいとしています。
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介護予防 ミュージカル
介護予防を目的とした参加型ミュージカルが伊那市のニシザワいなっせホールで3月23日に行われました。
昭和歌謡を中心にしたおよそ10曲で、生まれてから大人になるまでの人生をミュージカルにして披露しました。
参加者は出演者と一緒に曲を歌ったり、身体を動かして音楽を楽しんでいました。
昔のことを思い出し懐かしむことは脳の活性化をうながし介護予防につながるということです。
また、伊那市などに住む60代から80代の男性7人で結成するINAロマンス隊が初舞台に立ちました。
このイベントは、伊那市に拠点を持ち全国で音楽レクリエーションを行っているレトワール・アカデミーが開いたもので会場にはおよそ200人が訪れました。
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ナイスハートバザール
上伊那にある障がい者福祉事業所の利用者が製作した商品などを販売するナイスハートバザールが伊那市のベルシャイン伊那店で8日と9日の2日間開かれています。
会場には手作りの小物や農産物加工品などが並んでいます。
ナイスハートバザールは施設利用者の工賃アップを目的にNPO法人長野県セルプセンター協議会が開いているもので、新型コロナの影響で2020年以来の開催となりました。
8日は上伊那の6つの事業所がブースを出店しました。
伊那市の伊那ゆいま~るは手作りのアクセサリーなどを販売しました。
南箕輪村のチャレンジセンター笑顔の時間は鹿の皮を使った手作りの皮製品を販売しました。
このバザールは9日も開かれます。
参加は3事業所に減るということです。
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上伊那医師会附属准看護学院 21人が入学
伊那市の上伊那医師会附属准看護学院の第72期生の入学式が4日に行われ、21人が入学しました。
今年度は、上伊那を中心に10代~50代の21人が入学しました。
入学生を代表して、伊那市の小林理佐さんが「准看護師という目標に向かって努力します」と誓いの言葉を述べました。
上伊那医師会会長の前澤毅学院長は、「どんな准看護師になりたいか、具体的な目標を持って学んでください」と激励しました。
新入生は、准看護師の資格取得を目指し、2年間学院で学びます。 -
南箕輪村赤十字奉仕団がバザーの売上金を寄付
南箕輪村赤十字奉仕団は、チャリティーバザーの売上金を村社会福祉協議会に27日、寄付しました。
27日は、南箕輪村赤十字奉仕団の赤沼京子委員長が村社会福祉協議会の宮下努会長にバザーの売上金の全額54,750円を手渡しました。
チャリティーバザーは去年11月に社協まつりと合わせて行われる予定でしたが、新型コロナの影響で中止となり、今月、高齢者・障害者交流施設ぽっかぽかの家で行われました。
寄付金は、村社協を通して宮城県女川町に贈られ、東日本大震災の復興に役立てられるということです。
赤沼委員長は「支援が必要な被災地に公平に分配して役立ててもらいたい」と話していました。 -
INAロマンス隊 初ステージに向け練習
伊那市を拠点に介護予防活動を行う、歌手で音楽療法士の春日くに子さんがプロデュースする男性ボーカルグループ「INAロマンス隊」が23日の音楽レクリエーションで初ステージに立ちます。
メンバーは春日さんが作詞・作曲した曲の振付を練習していました。
INAロマンス隊は、伊那市などに住む60代から80代の企業の役員や会社員、農家などの男性で結成されました。
プロデュースする春日さんは音楽レクリエーションで介護予防を行う音楽療法士としても活動していて全国で講演を行っています。
シニア世代の男性が活躍する場を作ることで、健康増進にもつなげたいとしています。
23日にニシザワいなっせホールで開かれる「うたと健康 人生はミュージカル」で初ステージに立ちます。
入場料は前売り2,000円、子ども500円。
当日券は2,500円となっています。
問い合わせ レトワール・アカデミー事務局 090-3089-9483 -
長野県公衆衛生専門学校卒業式
伊那市荒井の長野県公衆衛生専門学校で卒業証書授与式が10日に行われ、18人が3年間過ごした学び舎を巣立ちました。
式では小野豊朗校長から卒業証書が手渡されました。
今年度の卒業生は18人です。
就職先の内訳は、県内の歯科診療所に16人、県外の診療所が2人となっています。
地域別では、上伊那が7人、諏訪地域が5人などとなっています。
小野校長は「みなさんが考える理想の歯科衛生士になれるよう頑張ってください」と話していました。
卒業生を代表して中田未来さんは「患者に寄り添い信頼されるよう努力していきます」と話していました。
卒業生は5日に歯科衛生士の国家試験を受けていて、24日に合格発表があるということです。
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伊那市女性団体連絡協議会 古布を寄贈
伊那市女性団体連絡協議会は、ボランティア活動で集めたタオルなどの古布を伊那市社会福祉協議会へ1月25日に寄贈しました。
1月25日は、伊那市女性団体連絡協議会の芳賀和代会長ら5人が福祉まちづくりセンターを訪れ、森田英和事務局長に古布およそ65キロを贈りました。
伊那市女性団体連絡協議会の各会員に呼びかけ、タオルなどの古布を集めました。
芳賀会長は「会員の方々の協力にとても感謝している。この活動を少しでも長く続けていきたい」と話していました。
寄贈はボランティア活動の一環として、平成15年から毎年行われています。
古布は、市社協の各事業所に贈られ介護に役立てられるということです。
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ろうきん伊那支店運営委員会テーブルを寄贈
長野県労働金庫伊那支店運営委員会は伊那市の児童養護施設たかずやの里にテーブルを2日、寄贈しました。
2日は、労働金庫伊那支店運営委員会の村上俊和運営委員長ら3人がたかずやの里を訪れ、テーブル2台を贈りました。
テーブルは就学前の子どもたちが使うということです。
子どもの安全面を考え、折り畳み式のテーブルではなく、脚が固定式になっているものを選んだということです。
運営委員会では毎年、管内の保育園や福祉施設に寄贈を行っていて、それぞれの施設から要望があった品物を贈っているということです。
たかずやの里では子どもたちの食事のときなど、日常的に活用するということです。
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上伊那医師会附属准看護学院 卒業式
伊那市狐島の上伊那医師会附属准看護学院第70期生の卒業式が1日に行われ、18人が卒業しました。
卒業を迎えたのは19歳から50代までの、18人です。
式では前澤毅学院長から、卒業証書が手渡されました。
准看護学院では2年間、准看護師の資格取得のため学んできました。
卒業生の今後の進路は、看護師免許取得を目指し進学する生徒が13人、上伊那圏域の病院や診療所への就職が5人となっています。
前澤学院長は「患者から感謝され、愛される准看護師になってください」と話していました。
卒業生を代表して松川町の大島江玲奈さんは「命に携わる責任を受け止め、必要とされるように日々精進していきます。」と話していました。
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シルバー人材センター 伊那市に寄付
公益社団法人伊那広域シルバー人材センター伊那地区は支え合い募金およそ1万5千円を13日、伊那市に寄付しました。
伊那広域シルバー人材センターの北原正夫伊那地区委員長ら4人が市役所を訪れ、白鳥孝市長に寄付金を手渡しました。
伊那地区では、2007年から毎年、会員による支え合い募金を行っています。
今年は1万5,576円を伊那市に寄付しました。
事務所の窓口に募金箱を設置し、会員から寄付を集めたということです。
北原委員長は「地域の高齢者福祉に役立ててください」と話していました。
伊那広域シルバー人材センターは伊那市、辰野町、箕輪町、南箕輪村に住む60歳以上の人たちおよそ600人で構成されていて、伊那地区では311人が活動しています。
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南箕輪村老人ホーム閉鎖
社会福祉法人上伊那福祉協会が運営する南箕輪村の養護老人ホーム「南箕輪老人ホーム」が今年度末で閉鎖されます。
これは、2月21日に伊那市役所で開かれた上伊那広域連合議議会全員協議会で報告されました。
養護老人ホームは生活困窮などの高齢者が暮らす施設で、上伊那には福祉協会が運営する、南箕輪老人ホームと、伊那市美篶の「みすず夢ゆりの里」の2つがあります。
南箕輪老人ホームは、1988年に新築移転してから34年が経過し施設の老朽化が進んでいる事や、入所者数が年々減少している事が課題となっていました。
2012年度利用者数は68人でしたが、昨年度は24人となっています。
今年度の決算見通しは4千2百万円の赤字で、赤字分については上伊那8市町村が負担するという事です。
上伊那の8市町村と上伊那広域連合の検討・協議を踏まえ、上伊那福祉協会は、南箕輪老人ホームを今年度末で閉鎖する事を決めました。
南箕輪老人ホームの利用者は去年12月にみすず夢ゆりの里などへ移ったという事です。
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箕輪町の園児にお絵かき帳寄贈
箕輪町と包括連携協定を結んでいる第一生命保険株式会社は町内の園児にお絵かき帳などを寄贈しました。
8日箕輪町役場で贈呈式が行われ第一生命伊北オフィスの澤本美幸オフィス長が箕輪町保育園園長会の武井孝子会長にお絵かき帳などを渡しました。
贈られたのはお絵かき帳840冊、折り紙8500枚とハンドクリーム15個です。
澤本さんは「私たちスタッフも子どもを保育園に預け安心して仕事ができています。」と話していました。
箕輪町と第一生命は子育てや保育に関する支援などについて連携して取り組む包括連携協定を令和2年に結んでいます。
武井園長会長は「園児たちはお絵描きや折り紙が大好きなので喜ぶと思います。」と話していました。
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伊那養護学校の生徒 接客技能検定
特別支援学校の高等部の生徒の働く力を評価する技能検定大会が14日箕輪町の伊那プリンスホールで開かれました。
技能検定大会は、「清掃部門」「食品加工部門」「喫茶サービス部門」の3部門があり、今日は喫茶サービス部門が開かれました。
伊那養護学校高等部の1年生と3年生の7人が出場しました。
このうち3年生の早野素直さんは、飲食関係の福祉就労事業所に就職が決まっているということで、今後に活かそうと今回出場しました。
大会では、注文を取ったり飲み物の提供などを行いました。
生徒たちは去年12月末から練習を行ってきました。
指導したのは箕輪町の飲食店店主の藤澤久美子さんで、14日は審査員を務めていました。
技能検定大会は特別支援学校の生徒の働く力を高めようと県教育委員会が開いています。
結果は10段階で評価され、3月上旬に認定証が贈られるということです。
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外国籍の人 困りごと解消へ
コロナ禍により行政などに外国人の生活の困りごと相談が多い状態が続いています。
多文化共生の町の実現を目指す箕輪町では、外国籍の人たちの困りごとを少しでも解消するため、日本語教室を開くなど様々な取り組みを行っています。
これは、箕輪町では毎週木曜日に、外国人を対象に開かれている日本語教室です。
去年12月末現在、ブラジル国籍やフィリピン国籍など782人の外国人が箕輪町に住んでいます。
教室では、日常会話や読み書きなど、テキストを使ってわかりやすく解説しています。
担当するのは、箕輪町役場総務課で多文化共生推進員を務める入倉眞佐子さんです。
地域日本語教育コーディネーターの資格を持つ入倉さんは、2020年12月から講師を務めています。
教室に通う外国人の多くは、20年から30年近く箕輪町で暮らしています。
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西春近南小3年生 春富ふくじゅ園で利用者と交流
伊那市の西春近南小学校の3年生は9日、デイサービスセンター春富ふくじゅ園を訪れ、利用者と交流しました。
9日は、西春近南小学校3年生22人が歌や合奏、踊りを披露しました。
児童たちは、利用者に元気を届けたいと歌や踊りの発表を企画しました。
総合的な学習の時間で曲目や内容を決め、去年の12月中旬から練習をしてきたということです。
発表のお礼にと、利用者から児童に手づくりの竹とんぼがプレゼントされました。
利用者はどんなプレゼントが児童に喜んでもらえるかを話し合い、竹とんぼに決めたということです。
西春近南小の児童は、手作りの作品を贈るなど春富ふくじゅ園と毎年交流をしているということです。
春富ふくじゅ園では、地元の小学生との交流の場をこれからも続けていきたいと話していました。 -
伊那市社協 福祉車両を貸し出し
伊那市社会福祉協議会は、外出が困難な高齢者や障害者の社会生活を支援しようと、車いすのまま乗車できる福祉車両の貸し出しを行っています。
こちらが市社協が貸し出している福祉車両です。
後方にスロープがついていて、車いすに乗ったまま乗り降りができます。
社内では車いすをベルトやワイヤーで固定することで、安全に移動することができます。
市社協では、外出が困難な人の社会参加を支援しようと、福祉車両の貸し出しを行っています。
利用できるのは、伊那市在住の車いす利用者などで、運転は家族やボランティアです。
現在は月に15件ほどの利用があるということです。
車両の貸し出しは無料で別途燃料代が必要となります。
利用には登録が必要で、市社協か、長谷の障害者社会就労センターさくらの家で申し込むことができます。
他に車いすの貸し出しも行っていて、高齢者や障害者の外出支援につなげていきたいとしています。
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小規模多機能型居宅介護を提供する「共生ホームなの花」開所式
箕輪町北小河内に新たに完成した小規模多機能型居宅介護を提供する「共生ホームなの花」の開所式が29日に行われました。
開所式には職員などおよそ40人が参加しました。
小笠原今朝美理事長は「自宅の延長として気軽に利用してほしい」と話していました。
「共生ホームなの花」は20年ほど前から北小河内で宅幼老所を運営するNPO法人おごちが新たに開設した施設です。
登録定員が29人で、利用者の希望に合わせて通所、宿泊、訪問の3つのサービスを組み合わせて利用できることが特徴です。
施設内には地域住民と交流できるコミュニティ―ルームやこたつが使える和室などがあります。
現在、定員の半数ほどが登録していて、「共生ホームなの花」では利用者を募集しています。
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コスモスの家で保育園の入園準備品の製作
伊那市の障害者多機能型事業所コスモスの家では、保育園の入園準備品の販売に向け製作を行っています。
こちらがコスモスの家で製作している入園準備品のトートバッグや巾着です。
様々な生地が使われていて、どれも1点ものです。
10日は事業所で利用者がミシンで製作をしていました。
コスモスの家では、利用者の工賃アップにつなげようと、伊那市の保育園の推奨サイズのトートバッグや巾着などを製作・販売しています。
トートバッグは、3種類で2,500円からです。
弁当や歯ブラシとコップを入れる巾着はそれぞれ600円です。
巾着は去年のものよりマチをたっぷりとり、中にものを入れやすく改良しました。
入園準備品の販売会は来月15日~17日まで、伊那市役所で開かれます。
このほか、福祉まちづくりセンター内の喫茶コスモスで随時販売しています。
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インフルエンザ流行期 感染予防徹底を
長野県は、県内でインフルエンザが流行期に入ったと5日発表しました。
新型コロナの感染も続いていることから感染予防に努めるよう注意を呼び掛けています。
県内の12月26日から1週間の定点当たりのインフルエンザ患者数が1.18人と流行の目安となる1.0人を上回りました。
これを受け、県は、県内でインフルエンザが流行期に入ったときょう発表しました。
新型コロナの感染も続いていることから、医療現場のひっ迫を避けるため、基本的な感染予防の徹底やインフルエンザワクチンの予防接種などを呼び掛けています。
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日本ピスコが南箕輪村に募金を寄付
南箕輪村に工場を置く、空気圧機器製造の株式会社日本ピスコは従業員から集めた募金を26日、村に届けました。
26日は、日本ピスコの原洋平総務課長代理ら2人が南箕輪村役場を訪れ、藤城栄文村長に募金30万650円を手渡しました。
日本ピスコは、各部署内に募金箱を設置し、従業員から募ったということです。
原さんは「コロナ禍で活動が制限されている子どもたちのために役立ててほしい」と話していました。
日本ピスコからの寄付は今年で36回目となります。
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大明化学工業が化粧品を寄贈
南箕輪村に本社を置く、化学工業製品製造の大明化学工業株式会社は自社製品の化粧水とクリーム合わせて400個を村に、15日寄贈しました。
15日は大明化学工業の鮎澤誠常務ら3人が村役場を訪れ、藤城村長に天使の美肌水と天使の美肌クリームを手渡しました。
今回それぞれ200個を贈りました。
大明化学工業では、高齢者福祉施設で使ってもらいたいと今回初めて化粧品を寄贈しました。
天使の美肌水とクリームは、肌に優しく、全身に使えるのが特徴で、1999年の発売以来、幅広い年代の方に愛されている商品だということです。
鮎澤さんは「乾燥が気になる季節なので、村内の施設利用者の方々にたっぷりと使ってもらいたい。」と話していました。
村では年内に、美肌水、クリームを村内12の高齢者福祉施設に配布する予定です。
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ルビコン㈱ 子どものために寄付金と食料品贈る
伊那市西箕輪の電子部品製造業ルビコン株式会社は、伊那市が行っている子どもの未来応援隊事業に役立ててもらおうと、30万円と食料品を15日寄付しました。
この日は、ルビコンの赤羽宏明社長が市役所を訪れ、白鳥孝市長に目録を手渡しました。
伊那市は、食料支援を必要とする子育て世帯を応援する「子どもの未来応援隊事業」を市社会福祉協議会に委託して行っています。
ルビコンではそれに役立ててもらおうと、寄付金のほかに、社内で行ったフードドライブで集まった、段ボール8箱分の食料品と、菓子の詰め合わせ100セットを寄付しました。
寄付された食料などは、27日にエレコム・ロジテックアリーナで開かれる、「クリスマスプレゼント会」で活用されるということです。
また、ルビコンは15日、工場がある南箕輪村に10万円と菓子100セット、段ボール4箱分の食料品を贈りました。
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伊那ライオンズクラブ 障害者多機能型事業所利用者にクリスマスプレゼント
伊那ライオンズクラブは、伊那市内の3つの障害者多機能型事業所に、クリスマスプレゼントを15日に贈りました。
この日は、伊那市の福祉まちづくりセンターで贈呈式が行われ、伊那ライオンズクラブの高山タカシ会長が利用者代表にプレゼントを手渡しました。
プレゼントは147個用意され、伊那市内の障害者多機能型事業所のゆめわーく、輪っこはうす・コスモスの家、さくらの家の利用者全員に贈られました。
伊那ライオンズクラブと市社会福祉協議会は、毎年合同でクリスマス会を開いていましたが、新型コロナの影響で中止となったため、2年前から利用者にクリスマスプレゼントを贈っています。
袋には、菓子と伊那ライオンズクラブの会員が書いたメッセージカードが入っています。
贈呈式では、お礼に利用者代表が、各事業所で作った製品の詰め合わせを贈りました。
プレゼントは、各事業所のクリスマス会で利用者に配られるということです。
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年金委員・健康保険委員の功労者表彰
長年にわたり年金制度の普及・啓発を行った年金委員や健康保険委員を表彰する、功労者表彰式が17日に伊那市の信州INAセミナーハウスで行われました。
伊那ケーブルテレビ放送エリア内からは5人が受賞しました。
厚生労働大臣表彰に箕輪町の株式会社伸光製作所の山岸雅道さんが選ばれました。
日本年金機構理事表彰には南箕輪村の大明化学工業株式会社の久保村徹さん。
全国健康保険協会長野支部長表彰に伊那市の株式会社伊東電機工作所の橋爪郁朗さん、
伊那商工会議所の平澤きよ美さん、
株式会社キューズの宮下美那子さんです。
受賞者を代表して山岸さんは「名誉ある賞をいただき身に余る光栄です。委員として今後も努力し活動していきたい」とあいさつしました。
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排泄予測デバイスを活用した実証実験
伊那市は、高齢者などのトイレの心配を軽減することを目的に、排泄予測デバイスを活用した実証実験を始めます。
18日は、市役所で実証事業の概要などが発表されました。
伊那市は、介護事業などを展開する東京都のトリプル・ダブリュー・ジャパン株式会社の排泄予測デバイス「DFree」を活用し実証実験を行います。
トイレの心配を軽減することにより高齢者等の外出機会の創出を目的としています。
「DFree」は、超音波センサーで膀胱のふくらみをはかることで、尿のたまり具合を検知するデバイスです。
デバイスの重さは26gで専用の装着用シートを使って下腹部に貼り付けます。
スマートフォンやタブレットで自分の尿の溜まり具合を10段階の数値で確認することができます。
設定しているラインに達すると通知が鳴りトイレのタイミングを知らせます。
伊那市では、実証実験モニターをきょうから来年1月31日まで募集しています。
応募条件は、伊那市在住で50歳以上、排尿に関する悩みのある人が対象で、無償でDFreeを使うことができます。
募集人数は先着20人です。
実証実験は、12月上旬から2月下旬までの期間実施する計画で、伊那市では結果をもとに、導入等について検討していくとしています。
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伊那西インターアクトクラブと信大留学生が交流会
奉仕活動などを行う、伊那市の伊那西高校のインターアクトクラブの生徒と信州大学農学部の留学生の交流会が13日、開かれました。
交流会には、中国やスリランカなどの留学生6人が参加し、伊那西高校の生徒や、留学生との交流を支援する伊那中央ロータリークラブの会員とゲームをして親交を深めました。
お題に出されたキャラクターをリレー形式で少しずつ描いていくゲームでは、チームごとに協力して楽しんでいました。
中には、民族衣装を着て参加する留学生もいました。
伊那西高校インターアクトクラブは、社会への奉仕活動と国際交流を目的に活動していて、信大の留学生との交流会は、今回で20回目です -
被災者支援 「食」テーマに研修
伊那市社会福祉協議会は、災害に備え被災者支援研修会をこのほど伊那市の福祉まちづくりセンターで開きました。
研修会には、伊那市内を中心にボランティアや企業、行政の職員などおよそ80人が参加しました。
研修会は、避難所での食事や栄養をテーマに、長野県社会福祉協議会の橋本昌之さんらが話をしました。
2019年の台風19号で避難所の運営にかかわった橋本さんは、「避難所の開設初期は、乾パンなどの備蓄品しかなく、離乳食や高齢者向けの介護食が必要だった」と振り返り「避難所では食生活の変化により、体重が10キロ以上増加する人や血圧が上昇する人、食欲が無く体重が減るなど体調も様々となる。
長期化する避難生活では、被災者の心と体の健康を支援していく事が大切だ」と話していました。