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伊那弥生ケ丘高校同窓会 制服のリユースを呼び掛け
伊那市の伊那弥生ケ丘高校同窓会は、今年度の卒業生や同窓会員を対象に、不要になった制服の提供を呼び掛けています。
同窓会では、10日から19日までを制服の集中受け入れ期間としていて、伊那弥生ケ丘高校の敷地内にある同窓会記念館で受け入れをしています。
集めているのは、男女の制服上下と、弥生指定のカーディガンにベスト、Yシャツです。
同窓会では、資源の有効活用と子育て支援などを目的にリユース事業に取り組んでいて、今年で4年目です。
卒業生の保護者からの要望を受け、今年度から新たにジャージの受け入れも始めました。
同窓会事務局の田中真奈美さんです。
受け入れ集中期間は、19日水曜日までですが、以降も随時受け入れるということです。
時間は、午前9時~午後3時で、クリーニングや洗濯は不要です。
なお譲渡会は、合格発表翌日の22日土曜日からの4日間と同窓会記念館で開かれます。 -
芸術文化総合フェスティバル 9日まで開催
上伊那の芸術文化団体が集う長野県芸術文化総合フェスティバルが、9日まで、伊那市の伊那文化会館で開かれています。
大ホールでは、大正琴と日本舞踊の3団体が練習の成果を披露しました。
このうち木村流大正琴伊那支部は、7曲を披露しました。
この催しは、長野、松本、伊那の3会場で開かれていているものです。
伊那文化会館では、6日から始まり、9日まで開かれています。
美術展示ホールでは、長野県水墨画協会南信支部の会員と役員の作品およそ50点が展示されています。
会員の作品の中から優秀賞10点が選出され、放送エリア内では南箕輪村の金井健さんの作品が選ばれました。
小ホールのホワイエでは、長野県華道教育会伊那支部による華道展が開かれています。
桜やチューリップなど、春の花を取り入れた8つの流派の作品が並んでいます。
フェスティバルは、9日まで伊那文化会館で開かれています。 -
小沢区の児童 アマゴを放流
伊那市の伊那西小学校に通う小沢区の児童はアマゴの稚魚60匹を小沢川に6日に放流しました。
この日は小沢区の1年生から6年生の児童15人がアマゴの稚魚を放流しました。
児童は体長2から3センチのアマゴをカップに分けてもらうと「大きくなれ」と言いながら放流していました。
稚魚は伊那市西箕輪の自然観察インストラクターの野口輝雄さんが去年11月に天竜川漁業協同組合から卵を譲り受け自宅で育てたものです。
アマゴは3年後には体長およそ30センチに成長するということです。 -
歴博 守屋貞治の美意識 6月まで
江戸時代に活躍した石材加工の職人・守屋貞治の石仏などの展覧会「高遠石工守屋貞治の美意識」が伊那市高遠町の高遠町歴史博物館で開かれています。
展示されているのは江戸時代に高遠を拠点に活躍した石材加工の職人集団「高遠石工」の石仏や作った年代などの記録、石仏写真などです。
高遠石工の中でも守屋貞治は特に優れた技術を持っていたとされています。
春季企画展「高遠石工守屋貞治の美意識」は6月15日まで高遠町歴史博物館で開かれています。
入館料は一般400円18歳未満無料です。 -
公衆衛生専門学校11人卒業
伊那市の長野県公衆衛生専門学校で卒業証書授与式が7日に行われ、歯科衛生士学科の3年課程を終えた卒業生11人が学び舎を巣立ちました。
今年度の卒業生は11人です。
式では、瀬戸斉彦校長が一人一人に卒業証書を手渡しました。
瀬戸校長は「苦しい勉学を続け厳しい実習で力をつけてきた。この経験は必ず自信につながっていく。自分に自信をもって自分を信じて人生を歩んでもらいたい」と話していました。
卒業生を代表して暮沼ちかほさんは、「これまで培った学びを活かし、関わる全ての方々から信頼される歯科衛生士になれるよう日々努力していきたい」と話していました。
今年度卒業する11人は2日に歯科衛生士の国家試験を受けていて、26日に合格発表があるということです。
卒業生全員が県内の歯科診療所や病院などに就職が決まっているということです。
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関愛実さん 郷土食おやきの絵本制作
箕輪町地域おこし協力隊の関愛実さんは、上伊那地域のおやきを題材にした、郷土料理の絵本「えびすさんのおやき」を制作しました。
「えびすさんのおやき」は、五穀豊穣などを願い、米粉のおやきを神棚に供える「えびす講」をテーマに、えびす様が旅をするという物語です。
全24ページで、田植えや稲刈りなど、四季を巡ったえびす様が、最後におやきを食べます。
この絵本を制作したのは、箕輪町地域おこし協力隊の関愛実さんです。
関さんは、これまで味噌づくりや麹づくりなど、郷土料理に関する活動を行っています。
絵本は、親子で楽しみながら郷土料理に触れてもらおうと制作しました。
小さな子どもにも分かるよう文章は使わず、擬音語で表しています。
関さんが去年の夏にプロジェクトチームを立ち上げ、背景は、高遠町ののぞみるきさん、えびす様と動物の絵は、駒ヶ根市の大宮のぞみさんが担当しました。
絵本は、ハードカバーとソフトカバーがあります。
ハードカバーは、箕輪町図書館や郷土博物館に寄贈し、ソフトカバーは、1冊1,500円で販売しています。
QRコードにアクセスし、買うことができます。
また、7日午前まで、みのわBASEでは、絵本に使われたイラストが並ぶ展示会が開かれています。
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下小沢あかりの会 五平餅を作って楽しむ会
伊那市小沢の高齢者クラブ、下小沢あかりの会は、「五平餅を作って楽しむ会」を小沢地域交流センターで今日開きました。
地域交流センターには60代から80代までの21人が集まり、五平餅をつくりました。
会員が育てたもち米をつぶして、丸めていきます。
甘ダレに使う山椒とクルミも、会員が昨年から地元で集めて準備してきたということです。
焼き上げた餅にタレを塗って、五平餅が出来上がりました。
参加者は、完成した料理を、テーブルを囲んで味わいました。
この日は五平餅以外にも、会員が作ったなめこの味噌汁や大根の漬物など、様々な料理が用意されました。
会では、他にも蕎麦やすいとんを作って楽しむ会を季節ごとに開いています。
下小沢あかりの会の唐澤寿男会長は「高齢者が集まれる機会が少なくなっているので、みんなで世間話をしながら楽しく五平餅を食べるこの会を大事にしていきたい。」と話していました。
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親子で親しむ運動あそび
親子で楽しみながら運動に親しむイベントが伊那市の防災コミュニティセンターで2月15日に開かれました。
イベントは全部で5回開かれ、初回のこの日はマットを使った運動などが行われました。
年に2回開かれていて今年で9年目です。
講師は伊那市総合型地域スポーツクラブの山岸和成さんです。
子どもたちはマットの上で前転や、ジャンプをしていました。
イベントは体操を通して親子の触れ合いや運動に親しむ機会を作ることを目的に開かれたものです。
この日は3つのグループが入れ替わりで、およそ100組が参加しました。
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伊那地域で雪 交通機関に影響
伊那地域は4日から5日の朝にかけて降った雪により交通機関などに影響が出ました。
5日の午前7時半、伊那市の中心市街地では除雪作業をする人の姿が見られました。
上伊那広域消防本部では4日からの雪で6センチの積雪を観測しています。
この雪の影響で、JR飯田線の飯田駅から駒ケ根駅の区間で始発から運転を見合わせました。
午前9時43分に再開し、現在は通常運行となっています。
高速バスは、新宿・伊那飯田線の上りと下り、あわせて20便が運休となりました。
午後3時現在、通常運行となっています。
また、伊那市高遠町山室では雪による倒木で、20戸が停電しました。
現在は全て復旧しています。
箕輪町と南箕輪村では被害の報告はないということです。
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准看護学院 第72期生19人が卒業
伊那市狐島の上伊那医師会附属准看護学院第72期生の卒業式が5日に行われ、19人が卒業しました。
卒業を迎えたのは20代から40代までの、19人です。
式では高山伸学院長から、卒業証書が手渡されました。
准看護学院では2年間、准看護師の資格取得のため学んできました。
高山学院長は「患者の力になり、愛される准看護師になってください」と話していました。
卒業生を代表して伊那市の小林理佐さんは「学院の卒業生ということを誇りに思い、日々努力していきます」と話していました。
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箕輪中部小学校 6年生を送る会
15日の卒業式を前に、箕輪町の箕輪中部小学校で6年生を送る会が5日、開かれました。
箕輪中部小学校6年生87人が5年生の児童が作るアーチを通り入場しました。
全校児童およそ570人が体育館に集まり、6年生を送る会が開かれました。
送る会は、6年生に感謝の気持ちを伝えようと児童会が企画しました。
会では、学年ごと歌やダンスなどを発表しました。
2年生は、曲に合わせてダンスを発表しました。
5年生は、6年生に聞いたアンケートをもとに作ったクイズ大会を開きました。
在校生の発表が終わると6年生がお礼に歌を歌いました。
会の最後に田中和恵校長は「けさ、率先して雪かきをしてくれた6年生、いつも在校生のお手本として学校をまとめてくれてありがとうございました」と挨拶をしました。
箕輪中部小学校の卒業式は15日に行われる予定です。
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5日朝まで雪に注意
伊那地域では午後から雪となり、5日の朝にかけ積雪に注意が必要です。
雪の影響で高速バスの一部の便が運休となっています。
長野地方気象台によりますと、日本の南にある低気圧の影響で伊那地域でも4日の昼過ぎから雪が降り始めました。
5日の午後6時までに予想される降雪量は、上伊那地域の多いところで15センチとなっています。
午後4時現在、高速バスは新宿・伊那飯田線の上下線の一部、11便が運休となっています。
長野地方気象台によりますと、雪は5日の朝までで、日中は気温が上がり雨になると予想しています。
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南箕輪村北部保育園 ひな祭り会
3月3日は桃の節句です。
南箕輪村北部保育園では、ひな祭り会が開かれました。
3日は、未満児から年長児までの全園児およそ80人がリズム室に集まり、ひな祭りの歌を歌いました。
塩澤美由紀園長は、「桃の花には、病気や災いを避ける魔除けの力があるとされています。また雛あられは、ピンク色、緑色、黄色、白色の4色があり、それぞれ四季を表していて、1年中元気に過ごせるようにという願いが込められています」と話していました。
最後に、全員でゲームをして楽しみました。
色のついた紙を丸めて桃の花にみたてたものが部屋のあちらこちらに置かれていて、子どもたちは見つけると手に取って紙に描かれた木に貼り付けていました。
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西春近郵便局 新局舎開局式
老朽化により移転新築が進められていた伊那市西春近の西春近郵便局の局舎が完成し、3日に開局式が行われました。
開局式には、日本郵便株式会社の向山博行局長らおよそ30人が出席し、完成を祝いました。
新しい局舎は、旧局舎から北東に270mほど進んだ旧JA上伊那西春近支所の跡地に建設されました。
西春近郵便局は、1900年、明治33年に開局しました。
1977年に建設された旧局舎は、47年が経過し老朽化が進んでいたことから、今回移転新築されました。
県内では初めてとなる太陽光パネルが設置された環境配慮型の建物となっています。
西春近郵便局では、これまでと同様に、郵便・荷物サービス、貯金サービス、保険サービス、物販サービスを行います。 -
南箕輪村社会福祉功労者を表彰
南箕輪村社会福祉協議会で2月17日、地域福祉功労者表彰式が行われました。
2月17日は、今年度の地域福祉功労者表彰者5人と2団体のうち、田畑区の加藤功さんと南原区の宮島忠夫さんの代理、妻の清美さんに宮下努会長から感謝状が手渡されました。
加藤さんは、田畑区の地区社協の会長として7年間尽力しました。
宮島さんは、母きみゑさんの遺志金を寄付しました。
加藤さんは「特別なことをしたという実感は無いが、表彰して頂けて嬉しい。これからも社協の活動に協力していきたいです。」と話しました。
17日に参加できなかった、赤羽洋一さん、田野尻文子さん、征矢三千男さん、ルビコン株式会社、株式会社ニシザワ信大前食彩館にも、感謝状が贈られました。
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伊那市高遠町旧馬島家 ひな人形展
伊那市高遠町の旧馬島家住宅では、江戸時代から平成までの雛人形が並ぶ展示会が開かれています。
旧馬島家住宅には、江戸時代から平成までの雛人形、およそ300体が並んでいます。
展示の中で最も古い雛人形の享保雛です。
面長な顔と切れ長の目が特徴で江戸時代中期から後期に流行したということです。
雛段ではなく屋形の中に飾られた江戸時代後期の古今雛など、時代によって違う雛人形を見ることができます。
展示されている雛人形は全て地域住民から寄贈されたものです。
この展示会は伊那市民俗資料館が開いたもので今年で19年目になります。
ひな人形展は、4月20日まで旧馬島家住宅で開かれています。
入館料は大人200円、高校生以下は無料です。
火曜日・水曜日・木曜日は休館日となっています。 -
4日から5日にかけて雪警戒
伊那地域は、4日から、5日にかけて10センチの降雪が予想されています。
長野地方気象台によりますと上伊那地域では、4日午後6時から5日午後6時にかけて10センチの降雪が予想されています。
気象台では、大雪や路面の凍結による交通障害に注意するよう呼び掛けています。
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東部中演劇部 16日に公演
伊那市の東部中学校演劇部は、伊那文化会館のプラネタリウムで星空の映像と組み合わせた劇を16日に披露します。
2日は本番に向けて稽古が行われました。
東部中学校演劇部は、秋の文化祭以降の発表の場として10年ほど前から毎年、伊那文化会館のプラネタリウムとコラボした劇を発表しています。
演劇部の生徒11人は、本番に向け意見を出し合いながら稽古を重ねています。
演目は生徒たち自らアイデアを出し考えたオリジナル劇「宇宙大戦争」です。
ヒーロー4人が地球に隕石をぶつけようとする敵グループの策略を阻止する物語で、子どもからお年寄りまで楽しめる内容になっているということです。
来場者も参加しながら楽しめるよう劇中、クイズも出題されます。
10年ほど前から東部中学校の演劇部を指導する伊那市の阿部裕吉さんです。
阿部さんは見ている人にセリフの内容が伝わるよう声を出すことなどをアドバイスしていました。
東部中学校演劇部と伊那文化会館のプラネタリウムがコラボレーションした演劇発表は、16日の午前10時30分からと午後1時30分からの2回上演されます。
定員はそれぞれ70人で入場は無料ですが予約が必要です。
詳しくは、伊那文化会館 電話73―8822までお願いします。
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上伊那の小中学生が歌声響かせる
上伊那の小中学生が出演するスプリングコンサートが伊那市のニシザワいなっせホールで2日に開かれました。
コンサートでは、はじめに参加者全員で春にちなんだ曲を歌いました。
2日は市内の小学校の合唱団や、上伊那の中学校合唱部などが出演し歌声を響かせました。
このうちいな少年少女合唱団は、童謡やわらべうたなどを発表しました。
コンサートは、日ごろの練習の成果の発表の場にしようとNPO法人クラシックワールドが開いたもので、今回で18回目です -
今年100歳 福澤さん折り紙のひな人形
伊那市山寺で今年100歳になる福澤章子さんの自宅には、折り紙で作った色とりどりのひな人形が並びます。
福澤さんは大正14年生まれで、今年6月に100歳になります。
元小学校教諭だった福澤さんは、多くの子どもと接し、家族の大切さを肌で感じてきました。
その思いを折り紙に重ね、70歳を過ぎてから作品を作り始めました。
福澤さんは去年体調を崩したため、今年は折ることが無かったということで、これまで作った作品を飾りました。
人形の顔は、植物の種やマッチ棒が使われています。
ぼんぼりは、ストローと折り紙でつくりました。
和紙をハマグリの殻に張って作ったものもあります。
28日は、いとこの福澤寿子さん94歳、向山八千子さん90歳が訪れ、ひと足早いひな祭りを楽しんでしました。
折り紙のひな人形は、来月中旬まで自宅に飾るということです。
来月4日には、教え子たちと人形を見ながら食事を楽しむ予定です。
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豊島区の卒園児にアルストロメリア贈る
東京都豊島区と姉妹友好都市協定を結んでいる箕輪町は、この春卒園を迎える豊島区の園児に、アルストロメリアを贈ります。
27日は、町文化センターで職員が発送の準備を行っていました。
今年度は、豊島区の19の保育園と幼稚園の卒園児392人に、上伊那産のアルストロメリアを贈ります。
箕輪町は、2002年から豊島区との交流事業を行っていて、2019年から卒園児に花を贈っています。
花は、卒園式の日程にあわせ、順次発送されます。
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伊那市公共交通合同会議 ぐるっとタクシー運行状況報告
伊那市の地域公共交通会議と公共交通協議会の合同会議が、いなっせで20日に開かれ、ぐるっとタクシーの運行状況などが報告されました。
ぐるっとタクシーの今年度の利用者数は、去年12月末現在、2万2,237人、前の年の同じ時期とほぼ同じで、昨年度と横ばいとなる見込みです。
また、コロナ禍で減少した路線バスの利用者は徐々に回復しているほか、市街地デジタルタクシー、市街地循環バスの利用者は、増加しているということです。
伊那市では、「今後も利便性向上に努め、利用者の増加につなげたい」としています。
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最高気温10.1度 3月中旬並みの気温
26日の伊那地域の最高気温は、午後2時8分に10.1度まであがり3月中旬並みの気温となりました。
長野地方気象台によりますと伊那地域は、27日、28日は、26日よりも2度ほど高い日が続き、3月1日・2日は18度ほどまであがるということです。 -
小学生がミヤマシジミの学習展示
伊那谷を中心に絶滅危惧種のチョウ、ミヤマシジミの保全・保護活動を行うミヤマシジミ研究会による環境展が伊那市役所1階ロビーで開かれています。
ミヤマシジミは羽根を広げた大きさが2.5センチから3センチほどのチョウです。
絶滅危惧種に指定されていて、県内では主に伊那谷に生息しているということです。
会場では、上伊那の小学校4校の児童による去年1年間のミヤマシジミの保護活動が紹介されています。
そのうち、伊那西小学校と西春近北小学校の児童は学校周辺で採集したチョウやガを標本にしました。
会場には、およそ50点が展示されています。
26日は、西春近北小の3年生が市役所を訪れ、展示会を見学しました。
児童たちは自分たちで作った標本や他校の保護活動の様子を見ていました。
この展示会を開いたのは信州大学農学部や地域住民などでつくるミヤマシジミ研究会で、今回で13回目となります。
環境展は3月6日(木)まで伊那市役所1階ロビーで開かれています -
高遠さくら祭り デジタルチケット試験導入
今年の伊那市高遠町の高遠城址公園のさくら祭りは、混雑緩和対策として入園券をスマートフォンで購入できるデジタルチケットを導入します。
26日は高遠町総合福祉センターやますそで高遠城址公園さくら祭り対策打合せ会議が開かれ伊那市や商工会などの関係者50人が出席しました。
会議では、入園時の混雑緩和を目的にデジタルチケットを試験的に導入することが報告されました。
スマートフォンで事前にチケットを購入すると入園券として使用できます。
また、コロナ前まで実施していた市役所からのシャトルバスの運行を最盛期の土曜日の1日間行うとしています。
また開園150周年記念事業として、南曲輪で高遠城址公園の歴史を振り返るパネル展が開かれます。
高遠城址公園のさくら祭りの公園開きは来月22日の予定です。
昨シーズンの有料入園期間は4月6日から18日までの13日間で、有料入園者数は10万7,368人でした。
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東春近保育園の園児 シイタケのコマ打ち
伊那市の東春近保育園の園児は、老松場の丘古墳公園でシイタケの菌のコマ打ちを25日行いました。
25日は東春近保育園の年中・年少園児およそ70人がシイタケの菌のコマ打ちをしました。
長さ1メートルのナラやクヌギの原木60本とコマ3000個が用意されました。
これは、地元住民で作る老松場の丘古墳公園整備委員会が開いたものです。
メンバーが原木に穴を開けると、子どもたちがコマを打ち付けていきました。
コマ打ちが終わると、園児は思い思いに公園で遊んでいました。
シイタケは、早ければ秋に収穫でき、子どもたちが給食で味わうということです。
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三澤寺 武田住職が大荒行を終え奉告式
伊那市福島の日蓮宗三澤寺の武田正幹住職は、100日間の修行の成果を披露する「帰山奉告式」を24日に境内で行いました。
24日は、武田住職が同じ期間修行をした僧侶5人と共に水行を行いました。
武田住職らは、去年11月1日から2月10日までの100日間、千葉県にある日蓮宗の寺で「日蓮宗大荒行」を行いました。
世界三大荒行の一つとされていて、期間中は午前2時半に起床し、読経や写経と3時間おきの水行を午後11時まで繰り返し行っていたということです。
修行は、極限状態に身を置き、心身を鍛錬するものです。
修行前に73キロに増やしていった体重は、58キロまで減り、毎日の読経で声は枯れていました。
水行を行った午前10時頃の伊那地域は、気温が1度ほどと冷え込みましたが、およそ60人の檀家らが見守る中、経を唱えながら冷水をかぶっていました。
武田住職の大荒行は、10年ぶり2回目となっています。
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グリーンファーム ランと春の花フェア
100種類のランが並ぶ、ランと春の花フェアが伊那市ますみヶ丘の産直市場グリーンファームで開かれています。
フェアは園芸ハウス内を会場に開かれていて、およそ100種類のランが展示販売されています。
コチョウランやカトレア、シンビジウムなど、およそ1,000鉢が用意され、価格は1鉢1,000円から7,000円ほどとなっています。
またランだけでなく、チューリップやパンジーなど訪れた人に春を感じてもらおうと、およそ100種類の春の花も販売されています。
ランと春の花フェアは3月9日(日)まで、グリーンファームで開かれています。
時間は午前8時から午後6時です。
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洋ランの花を楽しむ会 展示会
中南信のランの愛好者で作る洋ランの花を楽しむ会の展示会が箕輪町の木下公民館で23日まで開かれています。
会場には、会員が育てたカトレアやシンビジウムなどのラン、210鉢が並んでいます。
洋ランの花を楽しむ会は、上伊那を中心に中南信の愛好家35人が所属していて、年に1度展示会を開いています。
現在会員を募集していて、山本忠文会長は「初心者も楽しめる会なので、ぜひ一緒に花を咲かせる喜びを味わってほしい」と話していました。
洋ラン展示会は23日まで木下公民館で開かれています。
余剰株の販売や植え替え講習も行われます。
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東駒ヶ岳開山200周年 保全と活用を語る
東駒ヶ岳の伊那側からの開山200周年を記念したパネルディスカッションが伊那市西箕輪のinadani seesで22日開かれました。
パネルディスカッションでは南アルプスの山岳関係者4人が東駒ヶ岳の成り立ちや、登山の歴史などについて話をしました。
このうち、南アルプスジオパーク認定ガイドの榎本晃さんは「南アルプスはこの70年間で40センチ隆起していて世界でもトップクラスの速さだ」と説明しました。
長野県山岳協会顧問の唐木真澄さんは「南アルプススーパー林道が開通し登山者にとって便利になったが、これからどう維持管理していくかが課題だ」と話していました。
伊那側から東駒ヶ岳への登山道が拓かれ去年200年の節目を迎えました。
パネルディスカッションはこれを記念し東駒ヶ岳や南アルプス北部の保全や活用について考えようと開かれました。