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春の交通安全運動 街頭に立ち啓発
春の全国交通安全運動が6日から始まり、各地で街頭啓発が行われました。
このうち、伊那市のいなっせ前では、上伊那地域振興局の職員が桃太郎旗を持ってスクランブル交差点の四隅に立っていました。
例年、県や警察、市町村の交通安全協会などが合同で交通指導所を設けて啓発グッズを手渡していますが、今年は新型コロナウイルスの感染拡大防止策として、少人数での街頭啓発を実施することにしました。
運動の基本は、「子どもと高齢者の交通事故防止」で、長野県の重点は「通学路・生活道路等の安全確保と歩行者保護の徹底」です。
上伊那地域振興局では、「新型コロナの影響でできることは限られるが、1人でも多くの人に交通安全意識を持ってもらえるよう取り組みたい」と話していました。
伊那警察署管内では9日までに、43件(前年同期-28)の交通事故が発生していて、死者はなし(前年同期-2)となっています。 -
休業中従業員がボランティア
新型コロナウイルスの影響で伊那市内でも営業時間を短縮したり休業する店が出てきています。
市内で4店舗の飲食店を展開し現在休業している株式会社はしばは、従業員の研修を兼ねたボランティア作業を10日、行いました。
10日は、長谷地区で輸出米の生産に取り組んでいる「WakkaAguri」のハウスで播種作業を手伝いました。
株式会社はしばは、空き店舗を活用し、現在市内で4店舗を経営しています。
コロナウイルスの感染拡大を受け今月5日から16日まで休業しています。
3月の売り上げは去年の同じ時期に比べ4割減っているということです。
代表の八木択真さんは、休業を前向きにとらえ、従業員とともに地域の農家などで研修を兼ねたボランティアを行うことを決めました。
作業には従業員を含め4人が参加しました。
WakkaAguroでは、胚芽の量が多く幻の米と言われるカミアカリという品種を中心に栽培しています。
作業は、播種の済んだ苗箱を水にひたす独自の方法で行われました。
株式会社はしばでは、今後も地域の有機農家や豆腐店などでボランティアを行うことにしています。
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ボール使って新入生を歓迎
伊那市の伊那弥生ケ丘高校の硬式テニス部は、コートのフェンスに、ボールを挟んで作った文字で新入生を歓迎しています。
これは、弥生ケ丘高校の硬式テニス部が新入生を歓迎しようと作ったということです。
顧問の野中学教諭は、「休校あけには、多くの1年生に入部してもらいテニスを楽しんでもらいたい」と話していました。
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県内新型コロナ2人 松本・飯田
長野県は新たに2人の新型コロナウイルスへの感染が確認されたと9日発表しました。
感染が確認されたのは松本保健所管内1人、飯田1人です。
県の発表によりますと感染が確認されたのは、松本保健所管内の70代の女性1人と、飯田保健所管内の50代男性1人となっています。
松本の70代女性は4人の同居家族が濃厚接触しているということです。
飯田の50代男性は、先月29日に判明した20代男性の同居家族です。
これで県内の感染者は合わせて21人となりました。
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箕輪町上古田でスイセン 見ごろ
箕輪町上古田の地元有志で作る「これからの農業を考えるEグループ」が遊休農地で育てているスイセンが見ごろとなっています。
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テレビDEお花見・上ノ平城跡の一本桜
新型コロナウイルスの影響で花見や宴会など自粛要請が出される中、伊那ケーブルテレビでは、テレビでお花見を楽しんでもらおうと、地域の桜をシリーズで紹介しています。
5回目の8日は、箕輪町南小河内の上ノ平城跡の一本桜をお届けします。
上ノ平城跡に咲く一本のコヒガンザクラで、樹齢は80年以上です。
上ノ平城跡のシンボルとして親しまれ町の保存樹木に指定されています。
箕輪町南小河内の上ノ平城跡の一本桜でした。 -
テレビDEお花見 エドヒガンザクラ
新型コロナウイルスの影響で花見や宴会など自粛要請が出される中、伊那ケーブルテレビでは、テレビでお花見を楽しんでもらおうと、地域の桜をシリーズで紹介しています。
4回目の7日は、南箕輪村北殿のエドヒガンザクラをお届けします。
エドヒガンザクラは村の天然記念物に指定されています。
高さは17メートル、幹の太さは6.5メートルで樹齢は260年あまりです。
根本に6基の庚申塔があります。
エドヒガンザクラは7日からライトアップされます。
見ごろは今週末までです。 -
テレビDEお花見 見通し桜・伯先桜
新型コロナウイルスの影響で花見や宴会など自粛要請が出される中、伊那ケーブルテレビでは、テレビでお花見を楽しんでもらおうと、地域の桜をシリーズで紹介しています。
3回目の6日は、伊那市狐島の見通し桜と西町の伯先桜をお届けします。
見通し桜は江戸時代、狐島村と天竜川をはさんだ対岸の荒井村、西町村の境界線を定める起点の一つとされています。
対岸には伯先桜があります。
西町の伯先桜は江戸時代の中期に医者で俳人だった中村伯先が自宅の庭に植えたことから伯先桜と言われます。
樹齢200年余だということです。
伊那市狐島の見通し桜と西町の伯先桜でした。 -
労協ながの 次亜塩素酸水を箕輪町に寄贈
長野市に本部をおく企業組合労協ながのは、手指の消毒や消臭に使われる次亜塩素酸水を、3日に箕輪町に寄贈しました。
3日は、労協ながのの鈴木友子理事長ら3人が役場を訪れ、10リットル入りの次亜塩素酸水7箱を町に贈りました。
労協ながのによりますと、次亜塩素酸水は塩酸か塩化ナトリウムを電気分解することによって得られる水溶液で、噴霧することでウイルスを活動できなくする効果があるということです。
アルコールが入っていないため、子どもやペットのいる環境でも安心して使えるということです。
労協ながのは、町の委託を受け子育て支援センター「みのわ~れ」を管理・運営していることが縁で、今回労協の本部で製造している次亜塩素酸水を寄贈することにしました。
次亜塩素酸水は、町内の保育園で使用するということです。
また、1箱7,500円(税別)で販売していて、注文は上伊那生協病院の売店とみのわ~れで受け付けています。 -
閉鎖中の高遠城址公園 観光協会「満開発表」
新型コロナウイルスの感染拡大防止のため閉鎖中の伊那市高遠町の高遠城址公園の桜が6日に満開となりました。
6日の昼ごろの公園内の様子です。
閉鎖中の園内では、ここ数日の暖かさで開花が進み、6日に満開となりました。
今年はこれまでで最も早い3月30日に開花しました。
管理している桜守によりますと、開花以降気温が上がらず足踏み状態だったということですが、ここ数日の暖かさで一気に進み、伊那市観光協会は6日に「満開」を発表しました。
高遠閣周辺です。
一部で蕾が見られ現在8分咲きです。
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高遠まん頭オリジナル商品 2店舗で販売
公園の閉鎖で大きな影響を受けている高遠町内の和菓子店では、この状況をなんとかしようと高遠まん頭のオリジナル商品を開発しました。
高遠城址公園近くにある千登勢です。
千登勢の新商品「高遠まん頭桜餡」は、桜の葉を刻んだものを入れた白あんを高遠まん頭と同じ皮で包んだものです。
香り豊かでしっとりとした食感が楽しめるというこの商品は、1つ140円で1日100個限定です。(4月下旬まで)
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交通安全鶴を寄贈
宮田村の中城忍夫さん(74)は、6日から始まった春の交通安全運動にあわせ、折り鶴5セットを伊那警察署に贈りました。
ケースの中の折り鶴は、親鶴
2羽、子鶴2羽の4羽の鶴を1枚の手すき和紙から作っています。
家族ぐるみの交通安全を表現したということです。
交通安全を祈った交通安全鶴ということで、左右確認、ゆずりあい、シートベルトなどのメッセージも添えられていて、すべてがつながっています。
交通安全鶴は、伊那警察署と管内の交番に贈られました。
中城さんは、伊那市や駒ケ根市などで折り鶴教室を開いていて、事故ゼロを思い制作したと話しています。
伊那警察署の土屋秀夫署長は、「思いを込めて作っていただいてありがたい」と感謝していました。
折り鶴は、訪れる人たちの目にとまるよう、玄関付近に飾られる予定です。
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オンラインで移住セミナー
伊那市は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、インターネットを利用したオンライン移住セミナーを5日開きました。
5日は、伊那市高遠町で有機農業に取り組んでいる移住者の宇野俊輔さんが安心安全な農業とコミュニティーづくりの実践について話をしました。
web会議システムを使って宇野さん宅から配信しました。
伊那市では、新型コロナウイルス感染拡大防止のため東京都で5日予定していた移住セミナーを中止とし自宅からでも参加できるツールを活用しセミナーを開きました。
5日は、市の職員が宇野さんに質問する形で進められました。
宇野さんは、2002年に東京から伊那市高遠町に移住し2010年から会員制で参加型の農業団体LURAの会を運営しています。
現在伊那市を中心に会員はおよそ50人で、持続可能で安心安全な農業を目指しています。
web会議システムは双方向でのやりとりも可能なため質疑応答の時間も設けられました。
伊那市によりますとインターネットを活用したオンライン移住セミナーには、35人が参加したということです。
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高遠高校で入学式 116人入学
4日は、上伊那の高校の一部でも入学式が行われました。
伊那市高遠町の高遠高校には、116人が入学しました。
新型コロナウイルスへの感染対策として、新入生全員がマスクを着用しました。
来賓は招かず、保護者も1人のみ参加が認められ、席の間隔も広くとられました。
一人一人名前が読み上げられ、入学が許可されていました。
近藤 信昭校長は、「高遠高校が大切にしている実学を学び、新型コロナなど不測の事態が起きたときでも、日常生活を大切にできる力を身につけてほしい」と式辞を述べました。
新入生を代表して、石川志音さんが、「社会の中で活躍する自分を意識しながら自己実現につなげる3年間にしたい」と宣誓しました。
コロナ対策で、国歌や校歌は歌わずCDが流されました。
高遠高校では、来週6日から授業が始まります。
7日から17日までは授業の時間を10分短縮して行い、授業終了後、教員が30分かけて教室を消毒するということです。
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高遠城址公園など伊那市内3公園 閉鎖
3日の伊那市新型コロナウイルス感染症対策本部会議を受け、4日から高遠城址公園、春日城址公園、伊那公園が閉鎖されています。
伊那市によりますと、新型コロナウイルス感染予防の強化策として、高遠城址公園に入場するグラウンド口、北口、南口の各ゲートのほか、公園周辺10箇所の市営駐車場が、4日から散り終わりまで閉鎖されます。
また、県内外からの観光客のほか、地元住民の立ち入りも禁止するということです。
高遠城址公園には、東京や千葉などから自家用車で観光客が訪れていましたが、閉鎖の案内を見て残念そうに引き返していました。
ゲートの中の高遠城址公園は、ひっそりとしていて、桜を管理してきた桜守も、今まで見たことのない公園の様子だと話していました。
白鳥孝伊那市長は、「県内での新たな感染状況や、首都圏を中心とした、急激な感染者増加の状況を勘案し、伊那市内での感染防止を最優先に考え、市民の皆様、県内外の皆様の安心安全を守るために苦渋の決断をした」と3日夜コメントを発表し、理解を求めています。
春日城址公園と伊那公園についても、高遠城址公園と同様に公園内での密集・密接により感染拡大の恐れがあるとして4日から散り終わりまで閉鎖しています。
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清明~ポレポレの丘スイセン見頃
4日は二十四節気の一つ「清明」です。花が咲き始め、すがすがしく美しいころとされています。
伊那市高遠町のポレポレの丘ではスイセンの花が見ごろとなっています。
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テレビDEお花見・長桂寺 白山神社周辺の桜
新型コロナウイルスの影響で花見や宴会など自粛要請が出される中、伊那ケーブルテレビでは、テレビでお花見を楽しんでもらおうと、地域の桜をシリーズで紹介しています。
2回目の3日は、伊那市西町の長桂寺の桜と、御園の白山神社周辺の桜をお届けします。
長桂寺には3本の桜がありそのうち2本が枝垂れ桜です。
先月31日に開花し例年より1週間ほど早いということです。
長桂寺によると見ごろは来週いっぱいだということです。
白山神社周辺には御園区の中部と分かれて白山地区が誕生した記念に植えられたタカトオコヒガンザクラが3本並んでいます。
白山グラウンドにも桜が植えられていて近くの北原厚さんによると見ごろは来週いっぱいだということです。
伊那市西町の長桂寺と御園の白山神社周辺の桜でした。 -
イベント中止情報
伊那市内で6日から開催予定だった脳いきいき教室は当面の間休止となります。
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ラッピングバスお披露目
高速バスの車両を全面的にデザインしたフィルムでおおい、伊那市をPRする広告塔として活用するラッピングバス2台が完成し3日市役所でお披露目されました。
高遠城址公園のタカトオコヒガンザクラ。
高遠町のしんわの丘ローズガーデンのバラと中央アルプスをデザインしています。
それぞれに伊那市のイメージキャラクターイーナちゃんが描かれています。
バスは、伊那バス株式会社が運行する車両です。
3日は、伊那市や伊那バス㈱などの関係者が出席し、テープカットなどをして完成を祝いました。
高速バスは、伊那と新宿を結ぶ路線で運行する予定で首都圏に住む人たちの伊那市に対するブランドイメージを向上させるきっかけにしようと伊那市の事業で行われたものです。
企画デザインは、東京都の株式会社マイナビ地方創生に委託し運行は伊那バス株式会社が行います。
事業費はおよそ400万円で主に、国の地方創生推進交付金が活用されています。
伊那市では、高速バスの全面にラッピング広告をするのは初めてだということです。
バスを見て、伊那市に足を運んでもらい移住・定住促進にもつなげていきたい考えです。
ラッピングバスは、飯田からバスタ新宿間を各車両一日一往復ずつ運行することになっています。
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テレビDEお花見・天竜川舟着場跡の桜
新型コロナウイルスの影響で花見や宴会など自粛要請が出される中、伊那ケーブルテレビでは、テレビでお花見を楽しんでもらおうと、地域の桜をシリーズで、2日から紹介しています。
1回目の2日は、伊那市坂下入舟の天竜川舟着場跡の桜をお届けします。
坂下の天竜川右岸、天竜川舟着場跡のたもとにはコヒガンザクラが植えられています。
この場所は江戸時代初期から明治39年まで物資の輸送のための発着場として利用されました。
伊那市によりますと、桜は3日ほど前に開花、現在8分咲きで4日から見ごろを迎えるということです。
天竜川舟着場跡の桜でした。
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パカパカ塾 新体制で活動始まる
子どもたちがポニーの飼育を中心とした体験学習を行っている
箕輪町のパカパカ塾の代表が設立者の春日幸雄さんから元塾生の御子柴貴大さんに今年度変わり新体制での活動が始まりました。
御子柴さんは中学の2年3年とパカパカ塾の塾生としてポニーの世話をしていました。
社会人となり2016年から設立者で代表の春日幸雄さんとともに塾の管理運営を行い3月末で春日さんが引退したことから新しく代表となりました。
パカパカ塾は2001年に動物の飼育を通じて子どもたちの健全育成を図ろうと元教諭の春日幸雄さんが設立しました。
年に1度ポニーのレースを開催するなど子どもたちが動物と触れ合う機会を作る活動を行ってきました。
塾の運営を御子柴さんに引き継ぐことについて春日さんは「今の
世相でやっていくことは大変だが若い力と自分の感度で試していってもらいたい。」と話していました。
パカパカ塾は箕輪町一の宮にありましたが木下のKOA株式会社の敷地を借りることになりました。
御子柴さんは小学1年生から中学2年生までの塾生9人とともに活動を始めます。 -
宮島酒店 伊那市に甘酒贈る
伊那市荒井の造り酒屋、宮島酒店は、玄米を使った甘酒を2日に伊那市に贈りました。
この日は、宮島酒店の宮島敏社長が市役所を訪れ、伊那市に甘酒を贈りました。
宮島酒店では、3月14日・15日に横浜市で予定されていたイベントで玄米を使う予定でした。
しかし、新型コロナウイルスの影響でイベントが中止となり、地元に提供しようと、今回甘酒に使い伊那市に贈りました。
甘酒の原料は無農薬の玄米で、アルコールは0%、噛む度に甘さが増し粒々とした食感を楽しめるということです。
伊那市には、750g入りの瓶12本入り88ケース、1,056本が贈られました。
贈られた甘酒は、市内の福祉施設などに届けられるということです。 -
水彩画愛好者 山水会の絵画展
上伊那地域の水彩画愛好者でつくる山水会の絵画展が伊那市西春近のかんてんぱぱホールで開かれています。
会場には会員23人が出品した風景や人物などの水彩画46点が並んでいます。
週1回教室に集まる会員が1年間の活動の発表の場として毎年開いているもので、今回が10回の節目となります。
会員は型にはまらず自由に伸び伸びと楽しみながら描いているということで色彩豊かな作品が多く並んでいます。
山水会の絵画展は7日まで伊那市西春近のかんてんぱぱホールで開かれています。
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西春近公民館の桜見ごろ
伊那市西春近の、西春近公民館の桜が見ごろを迎えています。
植えられている桜はコヒガンザクラで、現在8分咲きです。
今年は、例年より5日ほど早い開花で、今週いっぱい楽しめるということです。
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御園区 新しい双葉町常会発足
伊那市御園区の常会、新町と双葉町が合併し、新しい「双葉町常会」として1日発足しました。
1日は午前7時から双葉町会所で住民などおよそ60人が集まり発足式が行われました。
最初にくす玉を割り双葉常会の発足を祝いました。
双葉町常会は、南箕輪村と接する国道153号沿いの地域で、世帯数は新町の28戸と双葉町の77戸合わせて105戸です。
合併前の新町、双葉町とも世帯数の減少や少子高齢化、役員の担い手不足などが課題となっていました。
2年前から合併協議を行い、住民の合意のもと合併する事にしたという事です。
隣組は2つの常会合わせて13あったのを4つ減らし9へと再編しました。
新たな双葉町の高井豊常会長は「結束力を高め、力をあわせ町を守っていきたい」と話していました。
御園区の唐澤文明区長は「ますます発展し、安心安全な町を作って下さい」と話していました。
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新型コロナ イベント中止・延期情報
新型コロナウイルスの影響によるイベントの中止・延期の情報です。
来月2日から伊那市のアートギャラリーミヤマで予定されていた
橋爪まんぷさんの「猫句彩絵展」は期間未定で延期となりました。
来月4日と5日に伊那市高遠町の株式会社仙醸で予定されていた
仙醸新酒まつりは中止となりました。
来月5日まで休止としていた伊那文化会館のプラネタリウム一般投映は休止期間が5月10日まで延長されました。
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高遠町のバス停がアート作品に
国道152号の伊那市高遠町小原から片倉までを結ぶJRバス 藤沢線のおよそ20か所の待合所がアート作品に生まれ変わりました。
こちらは、長藤の関屋橋の上り方面のバス停です。
鮮やかな色の恐竜の顔がモチーフです。
屋根にも牙の装飾がついていて、顔のなかに顔があるようなデザインになっています。
こちらは藤沢の小田井口のバス停です。
高遠石工の石仏がモチーフとなっています。
優しい色合いで、地域を見守っているようなイメージを表現したということです。
バス待合所は36か所あり18か所が完成しました。
31日は、制作した東京芸術大学大学院2年生の高井碧さんが、地域住民に作品の説明をしました。
高井さんは、大学院の活動で高遠町を訪れた時にバス停の形がそれぞれ違うことに興味を持ち、高遠第2第3保育園と地域の未来を考える会の協力のもと去年4月から制作を進めてきました。
今後、さらに3か所にアートを施し、合わせて21か所を作品にする計画で、作品を一覧できるマップも作るということです。
作品は高遠第2第3保育園と地域の未来を考える会が管理していくということです。
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JR伊那北駅前の桜 見ごろ
伊那市のJR伊那北駅前のタカトオコヒガンザクラが見ごろを迎えています。
この桜は駅前の活性化に取り組んでいた伊那小学校の児童が
平成21年に植えたもので、見ごろを迎えています。
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創造館で企画展「蕎麦は正義」
高遠蕎麦をはじめ、全国各地の蕎麦の歴史や魅力を紹介する企画展「蕎麦は正義」が伊那市創造館で開かれています。
この展示は、高遠藩主だった保科正之が蕎麦好きだったことから、高遠蕎麦の歴史や魅力を広く知ってもらおうと、伊那市創造館が企画したものです。
会場には、保科正之と高遠蕎麦の関わりを紹介したパネルや、日本各地の蕎麦を紹介したコーナーなどが並んでいます。
捧剛太館長によりますと、日本各地の伝統的で特徴のある蕎麦を集めたということです。
また、パネル以外に江戸時代から昭和40年代までの蕎麦の歴史を綴った絵巻物も展示されています。
企画展は、保科正之が忠義を重んじていたことから、「蕎麦は正義」と名付けられたということです。
企画展「蕎麦は正義」は、6月29日まで伊那市創造館2階企画展示室で開かれていて、入場は無料となっています。
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町地域おこし協力隊 退任式
箕輪町の地域おこし協力隊員3人の退任式が30日に、役場で行われました。
今年度で退任するのは、千葉県出身の五十嵐裕子さん、同じく千葉県出身のルーカス尚美さん、東京と箕輪で飲食店を経営する三浦俊之さんの3人です。
五十嵐さんは、平成29年4月に着任し、町の魅力発信と移住定住に取り組んできました。
現在は、得意の裁縫技術を活かし手作りマスクを製作していて、引き続き箕輪に住んで手芸教室を開く計画です。
ルーカスさんは、平成29年4月に着任し、インバウンドの推進や観光事業のサポートを行ってきました。
去年9月に町内にゲストハウスをオープンし、引き続き誘客に取り組んでいくということです。
三浦さんはコロナウイルスの影響で訪れることができなかったため、テレビ電話での出席となりました。
三浦さんは、平成30年2月に着任し、食を通じた農産物の魅力発信に取り組んできました。
現在、自身の店舗で使用する農産物を町内で栽培していて、今後は米づくりも始める計画です。
白鳥政徳町長は、「それぞれのミッションの中で成果をあげてくれた。今後は新たな立場で活躍してほしい」と感謝していました。
町では、来月から愛知県在住の太田清美さんを協力隊員に任命し、移住定住に取り組んでもらうことにしています。