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閉園となる高遠第4保育園さよならの会
伊那市の高遠第4保育園は、今年度末をもって閉園となります。 3日は、地域の人々や卒園した人たちを招いて、さよならの会を開きました。 この日、未満児から年長まですべてのクラスが歌や劇、リズムなどを発表し、地域の人たちに披露しました。 年少は、大きなサツマイモを収穫する劇を行いました。 年少クラスだけではサツマイモを抜くことができず、会場みんなの声援をうけて、やっと収穫していました。 最後の卒園児となる年長には、特別養護老人ホームさくらの里の利用者が作ったコサージュがプレゼントされました。25日に行われる卒園式で身につけます。 年長は、保育園での思い出を発表しました。 そのあと、これまでの卒園生の写真や、子どもたちの普段の様子などの映像が上映されました。 高遠第4保育園は、昭和53年に開園しました。 保育園の統廃合により閉園となります。 さよならの会は、4日、5日も予定していて、保育園を開放し映像の上映などを行います。 3月25日の卒園式の後、閉園式が行われ、38年の歴史に幕を下ろします。
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高遠城址公園さくら祭り開催まで1か月
伊那市高遠町の高遠城址公園さくらまつりまで1か月を切り、祭りの対策打合わせ会議が2日に高遠町の総合福祉センターで開かれました。 会議では、今年のさくら祭りの新しい取り組みなどが発表されました。 今年は新たに開花前から5分咲までの間カラーライトアップが行なわれます。 また桜雲橋付近では、プロジェクターで桜の模様を一帯に投影し、花見客に幻想的な雰囲気を楽しんでもらいます。 さらに、プロカメラマンによる「夜桜思い出フォトプレゼント」や桜守と一緒に園内を散策する「お花見が10倍楽しめる桜守ガイド」なども行われます。 伊那市観光協会では、「今年は諏訪大社の御柱(おんばしら)祭(さい)もあるので、昼間御柱に行ったお客さんには夜桜を楽しんでもらいたい。」としています。 さくら祭りは4月1日から30日まで開かれます。 なお、日本気象協会は、この日桜の開花予想を発表しました。 高遠城址公園の開花は7日、満開が13日と予想しています。
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山村地域の活性化目指し シンポジウム
伊那市の地元地区や行政、大学などが連携して山村地域の活性化を図るためのシンポジウムが1日、伊那市高遠町の高遠さくらホテルで開かれました。 シンポジウムでは、南アルプスに生息する鹿や自然植物について研究している信州大学農学部の竹田謙一准教授が、「家畜を活用した遊休農地対策」について講演しました。 竹田准教授によりますと、県内の耕作放棄地は年々増えていて、平成22年で1万7千haが放棄地となっています。 耕作放棄したままだと景観の悪化にも繋がるため、竹田准教授は、家畜を放牧した対策方法を取り入れてみるのはどうかと話しました。 会場には、関係者や地元農家などおよそ90人が訪れました。 伊那市の高遠町藤沢は国の「山村活性化支援交付金」活用モデル地区に指定されていて、来年度から ●カラマツの間伐材から作ったバイオオイルの特産化 ●花イクジなどのきのこの特産化 ●家畜を利用した耕作放棄地解消による景観づくりの3つの事業を展開していくということです。
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1月有効求人倍率1.38倍 5か月連続で全国・県上回る
上伊那の1月の月間有効求人倍率は1.38倍で、去年12月を0.03ポイント上回りました。 全国は1.28倍、県は1.33倍で、5か月連続で全国と県を上回っています。 新規求人数は1,595人、新規求職者数は747人でした。 これにより、上伊那の1月の月間有効求人倍率は、12月を0.03ポイント上回る1.38倍でした。 全国は1.28倍、県は1.33倍で、9月から5か月連続で全国・県を上回っています。 ハローワーク伊那によりますと、「求人倍率は良い状況が続いるが、派遣社員の割合が求人数全体の20%前後を推移している。正社員の割合が増えるとさらに状況は良くなる」ということです。 雇用情勢については「着実に改善が進んでいる」として、コメントを据え置きました。 今年度卒業を予定している新規高卒者の内定率は95.5%でした。 ハローワーク伊那では、「引き続きジョブサポーターが学校と連携して対応し、3月末までに内定率100%を目指したい」としています。
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信州大学農学部ジャム販売
南箕輪村の信州大学農学部で、学生が実習で作ったジャムの販売が1日から始まりました。 ジャムは食料生産科学科の2年生が大学内の果樹園で育てたものを実習の一環として加工したものです。 初日に販売されたのは、イチゴ、りんご、山ぶどうなどの9種類です。 価格は1個330円から500円で、無くなり次第販売は終了します。 カリンやうめなど順次種類が増え、全部で15種類を販売する予定です。 ジャムは、信州大学農学部の生産品販売所で、平日の午前8時45分から午後5時まで販売しています。
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新ごみ中間処理施設 地元発注70億円提案
伊那市富県に建設が予定されている、新たらしいごみ中間処理施設の建設と運営を落札した、神戸製鋼の関連会社・神鋼環境ソリューションは、地元発注分について約70億円と見込んでいる事が29日、わかりました。 29日は伊那市役所で、伊那市議会全員協議会が開かれ市側から新ごみ中間処理施設の建設などについて報告がありました。 新ごみ施設については、建設と運営・維持管理についての入札が行われ、神鋼環境ソリューションなどでつくる共同企業体が158億円で落札しました。 神鋼環境ソリューション側は落札した金額の2分の1を地元企業に発注すると提案していたという事です。 また、稼働後の運営・維持管理については28人の職員で行うことを予定しているということです。 このうち技術者16人については、稼働当初は神鋼環境ソリューションから派遣されますが、8年後を目途に、全員、地元採用を目指すということです。
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伊那市のスポーツ少年団が座禅を体験
伊那市スポーツ少年団に所属する子どもとその保護者が28日、伊那市西町の長桂寺で坐禅を体験しました。 これは伊那ライオンズクラブが企画したもので親子合わせて90人が参加しました。 坐禅で心を鍛錬しスポーツにも活かしていこうと行われたものです。 子どもたちは坐禅を組み住職の話しに耳を傾けていました。
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伊那スターズ卒団式
伊那市内の小学生の軟式野球チーム伊那スターズの卒団式が27日、JA上伊那本所で行われました。 今年度卒団するのは6年生5人です。 尾針康修監督から、卒団する5人に記念品が手渡されました。 伊那スターズには、伊那小学校と伊那西小学校の児童24人が所属しています。 今年度は去年7月に開かれた北信越大会に長野県代表として出場しました。 尾針監督は、「成績よりも、どれだけ成長したかが大切です。野球の本質である礼儀を身に着け、立派な中学生になってください」と激励していました。 卒団生の井原良介キャプテンは、「去年は優勝できなかったので、今年は優勝できるよう頑張ってください」と後輩にエールを送っていました。
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富県に井上井月の句碑建立へ
伊那市富県の住民は、幕末から明治にかけて伊那谷を放浪した俳人、井上井月の句碑を建立します。 19日は、富県ふるさと館で句碑建立実行委員会が開かれ、資金集めや地区住民への周知について話し合いが行われました。 井月は、火山峠で倒れ富県を通って最後は美篶で息を引き取りました。 その頃井月が自身の様子を詠んだ句が富県にふさわしいのではないかという意見から、井上井月顕彰会が句碑建立を提案しました。 去年7月に住民有志で発起人会を立ち上げ、8月に句碑建立委員会が発足しました。 碑に書く句は「落ち栗の 座を定めるや 窪溜り」に決まりました。 建立するためには150万円ほどかかる予定で、富県地区全戸に書類を配布し、募金を呼び掛けるということです。 句碑は、6月中旬に建立する予定です。
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オリンパス㈱労働組合長野支部が保育園にカメラ寄贈
内視鏡やカメラの製造を行うオリンパス㈱の労働組合長野支部は、伊那市高遠町の高遠第2第3保育園にデジタルカメラ1個を、23日寄贈しました。 この日は、オリンパス労働組合長野支部の森田浩一副執行委員長らが保育園を訪れ、園児にカメラを手渡しました。 オリンパスでは、製品に慣れ親しんでもらおうと、20年程前から地元の保育園などに製品を寄贈しています。 今回寄贈したカメラは、保育園の様々な行事で活用できるように、防水・耐衝撃性の機能がついたものを選んだということです。 野溝かをる園長は「子ども達の元気な様子をたくさん撮影して保護者の皆さんに伝えるようにしたいです」と話しました。 オリンパスでは今年、岡谷市から駒ヶ根市までの保育園や養護学校7か所にカメラを贈るということです。
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グリーンファーム ランの展示・販売会
伊那市ますみヶ丘の産直市場グリーンファームでランの展示会が27日から始まりました。 会場には、150種類およそ3千鉢のランが展示・販売されています。 展示会は、来月6日日曜日まで開かれています。
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伊那餃子まつり2016 初開催
地元をはじめ全国の名物餃子が食べられる「伊那餃子まつり2016」が、27日、ベルシャイン伊那店で行われました。 こちらは、「春の桜薫る伊那餃子」です。 全国イベントで伊那市の桜をPRしようと、市内の飲食店でつくる伊那餃子会が1年かけて考案しました。 皮は桜色にし、アマランサスを混ぜてモチモチ感を出しています。 餡には、桜の葉を混ぜて上品な味に仕上げたということです。 価格は1人前5個で300円です。 会場には、三重県津市の学校給食で30年以上前から提供されている津餃子や、特産品のモロヘイヤを使った静岡県のすその水餃子、地元の飲食店のこだわり餃子など7団体のブースが並びました。 まつりは、伊那餃子会の設立10周年を記念して初めて行われたものです。 伊那餃子会では、「10周年を節目に新しい伊那の餃子文化をスタートさせたい」と話していました。
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上伊那農業高校畜産班 鹿肉を使った新商品販売へ
南箕輪村の上伊那農業高校畜産班は、鹿肉を使った新商品の開発に取り組んでいます。 27日は、試作品の試食会と調理講習会が伊那市の新山集落センターで開かれました。 畜産班が考案した新商品です。 新山でとれたニホンジカのロース部分を使用し、味付けは醤油をベースにニンニクや唐辛子などでアクセントをつけています。 パック加工の殺菌の際、回数と温度管理を調節することで、常温での取り扱いが可能になり、食感も柔らかくなるということです。 鹿肉は、畜産班の顧問で新山在住の境久雄さんが地元の知り合いに頼み提供してもらっていて、今回は新商品についての意見を聞こうというものです。 集まった人たちは、食べてみた感想や改善点などをあげていました。 畜産班では、商品の改良を進めるとともに設備を整え、今後2か月をめどに商品化にこぎ着けたいとしています。 将来的には、タレの素材も新山産にこだわるなどの付加価値をつけた商品としても展開していきたいとしています。
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春の高校伊那駅伝展 伊那図書館で開催
春の高校伊那駅伝を1か月後に控え、伊那図書館では本物のゴールテープや襷などの展示が開かれています。 春の高校伊那駅伝展には、1978年の第1回大会から去年の大会までの出場校の数や歴代優勝校をまとめたポスターが展示されています。 1980年は男子の大会でしたが、唯一女性として出場した選手が写真つきで紹介されています。 また会場には、大会で使用される本物の襷と、ゴールテープが設置され、記念写真を撮る事が出来る他、信濃毎日新聞の大会の記事が展示されています。 伊那図書館では「コースに近いこの場所で、大会の気運を盛り上げていきたい」と話していました。 春の高校伊那駅伝展は来月1日まで開かれています。
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箕輪町移住者意見交換会 初開催
UターンやIターンで箕輪町に移住してきた人を対象にした意見交換会が25日、町文化センターで初めて開かれました。 意見交換会は、移住者同士の交流を深めてもらおうと箕輪町が初めて開きました。 この日は、UターンやIターンで町内に移住してきた16人が参加しました。 移住してきて良かったことや困ったことなどについて意見を交わしました。 ある参加者は、「移住してきた人は農業にチャレンジしたい人が多い。やり方次第で楽しむこともでき、その中で箕輪町での田舎暮らしの良さを見つけることができると思う」と話していました。 また「子ども・大人・自然が共存して楽しく心地よく過ごせる公園や場所が欲しい」といった町に対する要望もありました。 箕輪町では「移住者同士の繋がりを深めて、今後移住してくる人のサポートをみんなでやっていく仕組みづくりを構築していきたい」としています。 意見交換会は3月にも開かれる予定です。
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伊那市の集落支援員活動 国の優良事例に
人口減少対策として伊那市が取り組んでいる集落支援員の活動が、総務省の優良事例に選ばれました。 国が制作した地方創生に関する来年度の政策概要資料の集落支援員の活動についての説明の中で、伊那市の活動が全国で8件の優良事例の1つとして紹介されています。 伊那市では、平成26年4月に水口航さんを集落支援員に委嘱しました。 水口さんを中心に移住定住に向けた相談や支援、田舎暮らしを促進するための課題解決などに取り組んでいて、初年度は1年間で24組が伊那市に移住しています。 地域と一体となった事業展開が図られている点や民間の立場を活かして機動力の高い相談活動を行っている点、事業開始後1年で20組以上の移住につなげた実績などが評価されたものです。 市では、「他の地域にないような独自の事業を引き続き行っていきたい」としています。 平成26年度末現在、全国では221の自治体で集落支援員が配置されていて、支援員の数では全国で858人、県内では31人となっています。
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西箕輪小学校で脳卒中予防教室
両親や祖父母の異変に気付き、脳卒中の早期発見や予防につなげる子ども向けの教室が、伊那市の西箕輪小学校で行われました。 小学生が対象の脳卒中教室は、県内でも初の取り組みです。 25日は、6年生の児童69人を対象に教室が開かれました。 子どもたちから脳卒中予防につなげようと、伊那市が初めて開きました。 国立循環器病研究センターが制作した脳卒中啓発のアニメーション映像が上映されました。 アニメを見終わったあとは、チラシが配布され、脳卒中の前兆として、顔がゆがんだり、ろれつが回らなくなるなどの症状が出ることなどが紹介されました。 伊那市では、「異変に気づいたら、勇気をもって救急車を呼んでください。みなさんの行動で、家族を助けてあげてください」と呼びかけていました。 西箕輪小の田上 早矢香教諭は「知識を身につけることはとても大切。学んだことを家族にも伝えてほしい」と話していました。 西箕輪地区は国保の加入率が高いことや、祖父母と住む世帯が比較的多いことから、今回、西箕輪小で教室が開かれました。
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旧馬島家住宅で雛人形展
伊那市高遠町の県宝、旧馬島家住宅では江戸時代から平成にかけてのひな人形が飾られています。 ひな人形はおよそ200体あり24日は伊那市の伊那北小学校の3年生が社会見学で訪れ、時代ごとの雛人形の特徴について職員から説明を受けました。 馬島家には江戸時代中期に作られた享保雛が保管されています。 享保雛は、面長の顔と切れ長の目で能面のような表情が特徴だということです。 享保の改革により倹約が進められ、それ以前の豪華な作りから質素な作りに変化したということです。 この雛人形展は、高遠城址公園の花見シーズンが終わる4月28日まで、旧馬島家住宅で展示されることになっています。
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フラワーアレンジメント出前教室
花とふれあう楽しさと地元で育てられている花のことを子ども達に知ってもらおうと、フラワーアレンジメント出前教室が伊那市の西春近南小学校で開かれました。 卒業を控えた6年生23人が母親に感謝の気持ちを伝えようと、プレゼント用のアレンジを作りました。 講師は伊那市のサンスイ生花店の井上美久店長と、林あすみさんが務めました。 アレンジに使われた花は上伊那で生産されたアルストロメリアとカーネーションです。 児童はそれぞれ思い思いに花を生け、最後にメッセージカードを添えました。 この教室は毎年長野県内各地で順次開かれていて、今年で6年目です。 主催した花き生産者らで作る長野県花きイノベーション推進協議会では、「これをきっかけに普段から花と触れ合ってもらいたい。」としています。
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シルバー人材センター展示会
伊那広域シルバー人材センターでは会員の作品展示会が開かれています。 写真や書、編み物や手芸、盆栽など、60代から80代のメンバーが趣味で作った作品160点が展示されています。 シルバー人材センターでは、60歳以上の人たちが仕事を通して社会に参加しています。 人生経験豊富なメンバーが、趣味を紹介し合おうと、この展示会が始まり、今回で23回目です。 作品展示会は25日木曜日まで伊那広域シルバー人材センターで開かれています。
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イギリス人作家 伊那の昆虫食を取材
「英国一家、日本を食べる」の著者で、フードジャーナリストのマイケル・ブースさんが22日伊那市を訪れ昆虫食の取材をしました。 この日は、ブースさん一家4人が伊那市のつかはら信州珍味をおとずれイナゴやザザムシなどの昆虫食の作り方などを取材しました。 イナゴやザザムシなどを見た後、調理する工程を見学しました。 ブースさんは、NHKでアニメ化された「英国一家、日本を食べる」の著者で、今回は来年出版を予定している続編の取材で伊那を訪れました。 ブースさんは「料理を通じてその地域の文化や歴史を知る事ができる。 世界各国を取材し、独自の文化を守ることは大切だ」と話していました。 つかはら信州珍味の塚原保治さんは「信州では江戸時代頃から昆虫を食べている。特に伊那では貴重なタンパク源として食べられてきた」と説明していました。
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若者の雇用確保へ 新宿で就職説明会開催
伊那職業安定協会や経営者協会上伊那支部などでつくる「上伊那地域若者人材確保連携協議会」は、地元中小企業の採用促進に繋げるため、来年度新たに東京都の新宿区で地元出身者向けの大規模就職説明会を開きます。 23日、伊那市の伊那合同庁舎で協議会の総会が開かれ、来年度の事業計画などについて話し合いました。 協議会では今年度、東京都の銀座NAGANOで、首都圏在住の学生向け就職説明会を初めて開きました。 地元企業15社と学生33人が参加し、4人の内定に繋がったということです。 参加した学生から「もっと多くの企業の情報が知りたい」という声が多く寄せられたため、来年度は規模を拡大し、更なる若者の雇用確保を実現したいとしています。 首都圏での就職説明会は、4月9日(土)に新宿エルタワーで開催する予定で、23日現在、参加企業数は今年度の倍の30社が決まっているということです。 協議会では、4月に就職説明会を、8月に就職面接会をそれぞれいなっせで開く予定です。 また、8月に伊那自動車教習所に通う大学生などを対象に、起業見学や模擬面接などを行う「就職準備合宿」の実施も計画しています。
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水神橋で緊急の修繕工事 当面の間全面通行止め
伊那市の市道山寺上牧線の水神橋は、コンクリートが剥がれ落ちる可能性があるとして、23日午後4時から、全面通行止めになりました。 伊那市管理課によりますと、水神橋は22日に行った定期点検でコンクリートの剥がれが見つかり、緊急の修繕工事が必要と判断されたということです。 車が通る時の振動のほか、雨にも弱いということで、23日午後4時から全面通行止めとなりました。 期間は当分の間としています。 水神橋は昭和28年建設されていて、市内の橋の中で最も古いものの1つだということです。 管理課では、水神橋が通行止めの間は近くの二条橋や新水神橋を利用するよう呼びかけています。
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市内の小中学校の校歌 CD完成
伊那フイルハーモニー交響楽団が市内の小中学校の校歌を演奏し録音したCDが完成しました。 CDは、市内の小中学校合わせて21校の校歌を収録したものです。 23日は、伊那フィルハーモニー交響楽団の北沢理光団長と横手公博運営委員長が市役所を訪れ、完成したCDを白鳥孝市長に手渡しました。 伊那フイルハーモニー交響楽団の創立30周年事業の一環で製作したものです。 校歌の伴奏をオーケストラ版に編曲し録音しました。 CDは、市内すべての小中学校に10枚づつ配られることになっています。 伊那フィルハーモニー交響楽団では3月6日に市内12校の小中学生とともに校歌を演奏する記念コンサートをいなっせで開く予定です。
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園児たちに人権についての寸劇披露
伊那人権擁護委員協議会は、幼いうちから人権意識をもってもらおうと、箕輪町の保育園で寸劇を23日、披露しました。 23日は、伊那人権擁護委員協議会のメンバーが木下南保育園を訪れいじめに関する寸劇を披露しました。 寸劇は委員が書いた脚本を元に練習した「たぬきのしっぽ」で、 1匹だけしっぽが短い子だぬきが友達から仲間はずれにされながらも最後は仲直りをする物語です。 たぬきに仮装した委員が登場し「仲間外れは絶対にダメです」などと園児に呼び掛けていました。 協議会の中村栄三会長は「思いやりの心を持って欲しい。友達をいじめないで、みんな仲良く助け合ってほしい」と話していました。
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西町区地名調査報告書 完成
伊那市西町区に残る地名の由来などについて調べた西町区地名調査報告書がこのほど完成しました。 報告書は伊那市教育委員会がすすめる地名調査事業を受け西町区地名調査委員会が作成したものです。 報告書には常会名の由来や、現在も残っている古い時代からの地名のほか、後世に残したい地名などが記されています。 19日は西町公民館で西町区地名調査委員会の会合が開かれ区内の各種団体に報告書が贈呈されました。 委員会では去年6月から古文書の読み取りや地域住民からの聞き取り、現地調査などを行い報告書を作成してきました。 報告書は200部作られ地区の関係者などに配られるほか公民館や集会所などに置かれ自由に見ることができます。
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フルートアンサンブルコンサート
春をよぶフルートアンサンブルコンサートが伊那市のいなっせで21日、開かれました。 コンサートは、フルート愛好家などでつくる伊那フルートアンサンブルが開いたもので、今年で13回目です。 21日は、クラシックや歌謡曲、アニメソングなど13曲が披露され訪れた人たちはフルートが奏でる音色に聞き入っていました。
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地震に強い家づくりを考える勉強会
大規模地震に備え、地震に強い家づくりを考える勉強会が20日、伊那市高遠町の高遠町図書館で開かれました。 勉強会では、伊那市美原の建築士丸山幸弘さんが「地震災害から考える家づくり」について話しました。 丸山さんは、「地震災害に備えるためには家を建てる地盤の選び方が最も重要だ」と説明しました。 伊那市の市街地にも活断層が通っているほか、河岸段丘の上は特にリスクが高いということです。 丸山さんは、「山間地や傾斜地など、盛り土や切り土をした場所は地滑りが起こりやすい。どういう地盤なのか調べてから土地を選び家を建てたほうが良いです」と話していました。 勉強会は、市内の建築設計事務所7社で作る信州伊那谷スタイルの建築を創る会が開きました。
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不折に続け 子どもたちの書初め書道展
第3回「伊那谷で育った中村不折に続け!子どもたちの書初め書道展」が20日から伊那市の伊那文化会館で始まりました。 会場には上伊那地域と松川町の小学校5、6年生から応募のあった作品およそ450点が展示されています。 展示に先駆けオープニングセレモニーが行われ、全展示作品の中から選ばれた90人が表彰されました。 最高賞の中村不折賞には2年連続赤穂南小学校6年の中嶋珠久さんが選ばれました。 中村不折は、江戸時代の終わりに東京で生まれ、明治時代になってから母のふるさとの高遠で少年時代を過ごした伊那にゆかりのある書家、画家です。 この書道展は、郷土の偉人について子どもたちに知ってもらいたいと2014年から始まりました。 上伊那書道協会の池上信子会長は、「子どもたちが書を続けていくことで伝統を受け継いでいくことができる。これからもずっと筆に親しんでもらいたい。」と話していました。 なお、会場には中村不折の書なども展示されています。 子どもたちの書き初め書道展は28日日曜日まで伊那文化会館に展示された後、アルプス中央信用金庫各支店に順次展示されます。
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震災から間もなく5年 二胡チャリティーコンサート
東日本大震災から間もなく5年が経ちます。 伊那市など県内各地で教室をもつ二胡奏者劉鉄鋼さんは、復興支援チャリティーコンサートを20日、伊那市の創造館で開きました。 中国出身で諏訪市在住の劉さんは、県内5か所でおよそ200人の生徒に二胡の演奏を指導しています。 二胡を通して被災地のために何かできないかと考えた劉さんは、震災以降教室の生徒とともに2度にわたり現地を訪れ、ボランティアコンサートを開いています。 震災から5年を迎えるにあたり、被災地への思いを新たにするとともに支援の輪を広げていこうと、今回チャリティーコンサートを企画しました。 親交のある富士見町在住のジャズピアニスト越智健二さんのピアノ演奏に合わせサザンオールスターズのTSUNAMIや劉さんのオリジナル曲などおよそ10曲を披露しました。 演奏の合間には、地震発生直後や復興が進んでいる被災地の様子が映像で紹介されました。 コンサートの最後には、東日本大震災の復興支援ソング「花は咲く」を演奏しました。 入場料の他、CDの売り上げの一部は、被災地に義援金として送るということです。