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旧陸軍伊那飛行場の歴史学ぶ
県内の戦争に関する調査研究を行っている住民グループ、長野県強制労働調査ネットワークは26日伊那市を訪れ旧陸軍伊那飛行場の歴史などについて学びました。 26日はネットワークのメンバーおよそ20人が伊那市の上の原公民館で旧陸軍伊那飛行場に詳しい久保田誼さんの話を聞きました。 久保田さんは「伊那飛行場は昭和18年伊那市上の原に、本土決戦に備え特攻隊員養成などを目的につくられたものだ。」と話していました。 また飛行場建設のため軍が土地を強制的に取り上げたことや、住民のほか朝鮮人が労働力として動員されたと説明していました。 久保田さんは太平洋戦争が長引いていれば伊那も空爆にあっていたかもしれない。」と推測していました。 県強制労働調査ネットワークは強制労働は人道に対する罪であり戦争犯罪だと考えている。 その真相を究明し歴史認識することが大切だとしています。
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3日に映画上映会
3歳から高校生までの子どものインタビューを中心に胎内記憶や子育て、癒しをテーマに制作されたドキュメンタリー映画「かみさまとのやくそく」の上映会が3日に伊那市立伊那図書館で開かれます。 映画では、胎内記憶と呼ばれる生まれる前の胎内のことや出産時の記憶を聞き取り調査したり、子育ての実践、人の精神における子どものような内面の部分の自己肯定ワークを丁寧に見つめる内容です。 上映会を計画した湯澤亜弥さん。 心理カウンセラーでアロマセラピストです。 カウンセリンググループサロン和輪の主宰で、伊那市上牧でグループ学習会などを開催しています。 上映会は、3日日曜午前11時から伊那図書館で開催されます。 心や体を癒すヒーリング体験も予定されています。 詳しくは、080-5699-5265(藤本さん)まで。
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第86回メーデー伊那中央大会
労連系の第86回メーデー伊那中央大会が1日伊那文化会館で行われ、生活や雇用の危機の打開や憲法が生きる社会を目指すメーデー宣言を採択しました。 伊那中央大会には、高教組や民医連などから200人が参加しました。 メーデーの会場となった伊那文化会館からいなっせ北側広場までをプラカードを持って行進し、賃上げやTPP交渉撤退、原発ゼロなどを訴えました。 実行委員長の北原則子上伊那地区労連議長は、「団結の輪を広げましょう」とあいさつし、労働者の賃上げや安定した仕事や雇用の確保を訴えるメーデー宣言を採択しました。 大会では、若い人のメーデーに対する理解が薄くなっていることから、その意義と歴史を学ぶプログラムも盛り込まれました。
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3月有効求人倍率1.15倍 2か月連続低下
上伊那の3月の月間有効求人倍率は1.15倍で2月を0.02ポイント下回りました。 管内の求人倍率が前の月を下回ったのは2か月連続です。 新規求人数は1,310人、新規求職者数は786人で、3月の月間有効求人倍率は、2月を0.02ポイント下回る1.15倍でした。 ハローワーク伊那によりますと、求人倍率は前の月を下回りましたが、新規求人数は去年の3月を9.7%上回っているため状況は悪くないということです。 雇用情勢については2月と変わらず「一部に厳しさが見られるものの、着実に改善が進んでいる」としていて、毎年新規求職者が増える4月の状況が今後の雇用情勢の傾向に影響するとみています。
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新山定住促進協議会 事業計画決まる
伊那市の田舎暮らしモデル地域に指定されている新山地区の新山定住促進協議会は、定住者のための案内冊子の作成などを盛り込んだ事業計画を26日、決めました。 26日は、新山集落センターで今年度の総会が開かれ、地元住民およそ40人が出席しました。 新山地区は去年11月に、人口増に向けた定住促進策として実施する伊那市の「田舎暮らしモデル地域」に指定されました。 これを受け協議会では、活動を本格的に実施するため、定住促進や広報などをする総務部会、保育園や小学校を応援する新山子育て応援部会、土地の情報収集や紹介などを行う住まい整備部会、移住希望者をサポートする田舎暮らしサポート部会を設けました。 今年度の事業では定住者向けに、新山を紹介する案内冊子の作成や地域おこし協力隊と連携し定住促進を図ることなどを計画しています。 また、伊那市教育委員会が示した富県小に新山小との共同調理場を設ける計画に対応するため、協議会では新山小の自校給食存続を求める取り組みも事業計画に盛り込みました。
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園児にまっくん反射材キーホルダー贈る
南箕輪村交通安全協会は27日村中部保育園の園児に村のイメージキャラクターまっくんをデザインした反射材キーホルダーをプレゼントしました。 27日は中部保育園で交通安全教室が開かれました。 園児たちは教室に参加した保護者に手をひかれ横断歩道の渡り方を練習していました。 村安協の会員は「道路を渡る時は自分の目で安全確認をしてください。」と指導していました。 横断歩道を渡り終えた園児には事故防止に役立ててもらおうと、まっくんをデザインした反射材キーホルダーがプレゼントされました。 教室ではほかに長野県交通安全教育支援センターの職員による人形劇も行われました。 人形劇では信号機の説明があり事故に合わないために「道路に飛び出したり、道路で遊ばないようにしてください。」と園児に呼びかけていました。 村安協がつくった、まっくん反射材キーホルダーは村内全ての園児に贈られるということです。
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伊那地域 今季最高28.1度 田植え始まる
28日の伊那地域の最高気温は今季最高の28.1度まで上がり、7月中旬並の暑さになりました。 そんな中、上伊那地域のトップをきって、伊那市手良の水田で田植えが行われました。 この日は、上伊那地域のトップをきって、伊那市手良の水田で田植えが行われました。 田植えをしたのは、伊那市手良にある株式会社中坪ノーサンです。 田植え機を操るのは、登内美穂さん。10年以上田植えをまかされています。 中坪ノーサンでは、手良中坪を中心に野口など合わせて28ヘクタールの水田で米を栽培しています。 毎年4月下旬から田植えを始めています。 苗は、3月25日に種を蒔き育てたもので、4月の初旬の天候不良で、温度管理に気を使ったということです。 田植えは、5月いっぱい続きます。 この日の伊那地域は今季最高の28.1度まで気温が上がり、今季2度目の夏日となりました。 長野地方気象台によりますと、あすの日中もこの暑さが続くということです。
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玄立寺 シダレザクラ見頃
伊那市長谷の玄立寺では、シダレザクラが見ごろを迎えています。 玄立寺のシダレザクラは現在満開で、見ごろとなっています。 25日は地元の人たちが集まり花見をしていました。 あるお年寄りによりますと、玄立寺にはおよそ20本のシダレザクラが植えられていて、そのうち15本は山梨県の身延山から移植されたものだということです。 見ごろは来週のはじめ頃までだということです。
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伊那市地蜂愛好会総会 女王蜂を配布
伊那市地蜂愛好会の総会が25日、市内で開かれ、会員に越冬した女王蜂が配られました。 伊那市地蜂愛好会は、伊那谷伝統の蜂追い文化を楽しみながら継承していこうという団体で、総会にはおよそ30人が参加しました。 およそ30匹ずつの女王蜂が入った箱が会員に配られました。 配られた蜂は、気温が20度以上の日に会員それぞれがテリトリーとしている山に放し6月中旬ごろからの蜂追いにつなげます。 総会では他に、富士見町の蜂研究家金井實(みのる)さんが話をしました。 金井さんは、大きな巣を作るには「・元気な女王蜂を育てること・女王蜂に刺激を与えないこと・蜂一匹一匹を大切にすることの3つが重要だ」と話していました。
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上伊那地区メーデー 格差社会の是正など訴える
格差社会の是正や労働条件の改善などを訴える上伊那地区メーデーが、25日、伊那市の伊那文化会館で開かれました。 会場には、上伊那地区の41の連合系の組合からおよそ1,200人が参加しました。 式典では、働く者の連携で「ゆとり・豊かさ・公正な社会」を実現し、自由で平和な世界をつくろう をメインスローガンに、格差社会の是正や暮らしの底上げの実現などを盛り込んだメーデー宣言が採択されました。 北澤洋二実行委員長は「日本はアメリカに並ぶ格差と貧困の国。上伊那で働くすべての仲間と団結してこれらの問題に取り組んでいきたい」と話していました。 この他に、代表の2人が「自分の仕事に誇りをもって取り組んでいきたい」、「仕事の品質をあげ充実した人生を送りたい」などと決意を述べました。
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第44回日本画県展 開催
長野県日本画会の会員などによる「第44回日本画県展」が伊那市の伊那文化会館で開かれています。 会場には、県内全域の県日本画会の会員や一般から公募した作品70点が並んでいます。 日本画県展は、応募作品すべてを審査の対象としています。 伊那支部では、伊那市狐島の池上頼子さんの作品「華」が長野放送賞を、受賞伊那市高遠町の鈴木岬さんの作品「水の譜」が奨励賞を受賞しました。 ある会員は「日本画の絵の具の味わいや発色の温かさを感じてもらいたい」と話していました。 第44回日本画県展は、29日まで伊那文化会館で開かれています。
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ちょっとおでかけい~な旅 仲仙寺御開帳めぐり
伊那市観光協会が企画する「ちょっとおでかけい~な旅」の今年度1回目のツアーが24日行われ、開創1200年記念で御開帳が行われている伊那市羽広の仲仙寺などを巡りました。 ツアーには市内在住者を中心に60代から80代までの24人が参加しました。 ちょっとおでかけい~な旅は、伊那市の観光名所を巡りながら隠れた見どころを多くの人に知ってもらおうと伊那市観光協会が毎年行っています。 この日は、現在御開帳が行われている仲仙寺などを見学しました。 仲仙寺では、秘仏を拝んだり回向柱に触れたあと、ボランティアガイドの解説を聞きながら寺の周辺を散策しました。 ツアーは6月から11月まで毎月1回開かれる予定で、入笠高原や南アルプスでのトレッキング、そば打ち体験などが予定されています。
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箕輪町ふるさと大使 登内範治さんが西部花街道をつくる会に寄付
箕輪町のふるさと大使で愛知県名古屋市在住の登内範治さんは、西部花街道をつくる会に100万円を寄付しました。 24日は、登内さんが役場を訪れ、西部花街道をつくる会の唐澤荘介会長に目録を手渡しました。 中京箕輪会の副会長でふるさと大使の登内さんは、箕輪町発足60周年と会が発足して10年を迎える記念として寄付をしました。 これまでに、出身地の福与区にピアノを寄贈したり箕輪南小学校に太鼓を贈っています。 西部花街道をつくる会は、県道与地辰野線の沿線を花でいっぱいにしようと、2005年に結成しました。 県道与地辰野線の沿線には、ハナモモやスイセンなどが植えられ会員が手入れをしています。 唐澤会長は「会員みんなで汗をかいて故郷の振興をしようと固い決意でやってきた。有効に活用させていただきたいです」と話しました。 県道与地辰野線の沿線のハナモモは例年より早く開花し現在6分咲きとなっています。 5月3日には、第5回花街道まつりが開かれる予定です。
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お年寄りを招いて観桜会
伊那市の西春近社会福祉協議会と西春近自治協議会はお年寄り達を伊那スキーリゾートに招待しハーモニカや手品でもてなしました。 21日は、伊那市西春近のデイサービスセンター春富ふくじゅ園の利用者20人を招きました。 21日は、地域の有志がハーモニカや手品などを披露しました。 お年寄りたちは用意された和菓子とキノコ汁を味わいながら楽しいひと時を過ごしていました。 西春近自治協議会では、平成20年から伊那スキーリゾート周辺に桜の木を植え、「桜の里」として整備を進めていて「お年寄りたちに楽しんでもらえた」と話していました。
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伊那部宿を考える会発足20周年を記念して時計寄贈
平成7年に発足した伊那市西町の伊那部宿を考える会は、発足20周年を記念して、23日、伊那市に掛け時計を寄贈しました。 伊那部宿を考える会の中村國義会長ら3人が市役所を訪れ、白鳥孝市長に目録を手渡しました。 伊那部宿を考える会は、旧伊那街道の宿場跡を活かした地域づくりと歴史・文化の継承を目的に平成7年10月に発足し、今年で20年を迎えます。 10年前からは旧井澤家住宅の管理運営を伊那市から委託されていて、活動の拠点ともなっています。 贈られた時計は、旧井澤家住宅の大黒柱に取り付けられました。 振り子がついた電池式の時計で価格は5万円です。 伊那部宿を考える会では、年間を通して旧井澤家住宅で、地域の歴史や文化に触れる催しを行っています。 来月は端午の節句飾りと明治から大正時代に伊那部宿を写した写真の展示会を開く予定です。
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箕輪町長岡 十沢地蔵尊例大祭
箕輪町長岡の十沢地蔵尊の例大祭が23日から始まり、地元住民などがお参りに訪れました。 例大祭は、地元長岡の住民でつくる長岡十沢地蔵尊保存会がおこなっているもので、東みのわ保育園の園児が招待されました。 十沢地蔵は、体の悪い所をなでると良くなると言われていて、訪れた人たちは地蔵を撫で、願をかけていました。 この地蔵は、江戸時代、長岡の長松寺から、隣の三日町に移そうとした際、途中で重さが増して動かせなくなり、地元住民がここに残したと伝えられています。 例大祭宵祭りの23日は出店も並びました。 飴細工の実演も行われ園児たちの人気を集めていました。 保存会の田中浩会長は「近年は大きな災害がないのもお地蔵さまのおかげ。これからも賑やかに祭りを行って多くの人に訪れてもらいたい」と話していました。 あすは本祭りで午前10時から地蔵の前で法要が行われます。
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中谷勝明さん山陰海岸ジオパーク写真展
辰野町の写真家、中谷勝明さんの写真展「山陰海岸ジオパーク~成り立ちと人の営み~」が、伊那市の伊那図書館で開かれています。 会場には去年1年間に山陰海岸で撮影した写真40点が並んでいます。 辰野町在住の中谷さんは、25歳から趣味で写真をはじめ、県内外の自然や風景を撮影しています。 5年程前からジオパークに興味を持ち始め、京都から鳥取をまたぐ山陰海岸ジオパークには去年1年間で8回訪れました。 車中泊をしながら92か所のジオパークスポットで撮影をしたということです。 中谷勝明さんの写真展は26日まで伊那図書館で開かれています。
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桜めぐりツアーで三峰川沿いの景色楽しむ
伊那市役所から歩いて高遠城址公園をめざす桜めぐりツアーが18日に行われ、参加者が三峰川沿いの景色を楽しみました。 午前9時、伊那市役所を出発し、三峰川沿いを歩いて高遠城址公園を目指しました。 このツアーは、伊那市を流れる三峰川の環境整備を行っている市民団体、三峰川みらい会議が毎年桜の咲く時期に行っていて、今年で11回目です。 今年は、伊那市内から18人が参加しました。 堤防の桜は少し花を残す程度に散ってしまいましたが、周りの景色を楽しんでいました。 参加者は、伊那市役所から高遠城址公園までの12キロのコースを3時間ほどかけて歩きました。
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ジャズベーシスト 鈴木勲さんライブ
82歳の現役ジャズベーシスト鈴木勲さんのライブが、17日、伊那市のいなっせで開かれました。 鈴木さんは、36歳の時に単身渡米し1950年代から60年代にかけて活躍したニューヨークの有名ジャズバンド「ジャズメッセンジャーズ」の一員として、アメリカやヨーロッパなどで公演を行ってきました。 去年8月に箕輪町で開かれたライブで、鈴木さんの演奏を聞いたファンが、より多くの人に聞いてもらおうと企画しました。 定番のジャズソングの他、鈴木さんのオリジナル曲などおよそ10曲を演奏しました。 会場は立ち見の出るほどの盛況ぶりで、およそ340人の観客を魅了しました。
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伊那谷九条の会 戦争と平和について考える集会
反戦平和を唱える上伊那の住民有志でつくる伊那谷九条の会は、戦争と平和について考える集会を18日、伊那市のいなっせで開きました。 戦争と平和について考え、体験談や思い、願いなどを気楽に語り合う場にしようと開かれたもので、6人が参加しました。 伊那谷九条の会は、「戦争反対」を合言葉に、特定の政党、団体と関係のない個人参加の市民の会として、去年7月に発足しました。 18日は、1人ひとりがフリートーク形式で考えていることを話しました。 最近のテレビ報道については「報道の自由がなく世の中の情報を正確に得ることができない恐ろしい時代」などと話していました。 他に、日本国憲法については「我々は九条を守るのではなく守られている。そのことを広く多くの人に知ってもらいたい」と話していました。 伊那谷九条の会では、講演会や講習会のようなものでなく、お互いが考えを話せる企画を考えていきたいとしています。
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局地的に雷をともない激しい雨
長野地方気象台は20日夕方から21日未明にかけて県南部の多い所で1時間に35ミリの雨が降る恐れがあるとして注意を呼びかけています。 長野地方気象台では20日午後6時から21日の午後6時までの雨の降る量は県南部の多いところで 70ミリと予想しています。 また局地的に雷を伴って1時間に35ミリの激しい雨が降ると予想していて低い土地の浸水や河川の増水に注意するよう呼びかけています。
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花見客 桜求め弘妙寺へ
伊那市高遠町の高遠城址公園の桜はあと数日で終わりになろうとしています。 そんななか花見客は桜を求め今が見頃となっている高遠町荊口の弘妙寺まで足を伸ばし桜を楽しんでいます。 伊那地域は20日も雨降りとなりました。 高遠城址公園では開花宣言以降悪天候が続き入園者数も低調となっています。 そんななか県外から訪れた花見客は桜を求めて標高の高い高遠町荊口の弘妙寺を訪れています。 寺がある山室川沿いを昇るとそこには満開の桜が見えてきます。 高遠城址公園は標高およそ800メートルでそこから230メートルほど高い標高1030メートルほどにある弘妙寺の桜は今が見頃となっていて県外から訪れた人たちで賑わっていました。 境内にはタカトオコヒガンザクラやしだれ桜などおよそ70本の桜があります。 田中勲雄住職によりますと境内の桜は今日現在9割ほどの開花で今週いっぱいは楽しめるということです。
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上伊那8市町村消防団幹部訓練
新入団員への指導力を高めようと、上伊那8市町村の消防団幹部の訓練が19日、伊那市の伊那市民体育館などで行われました。 これは、現場で指揮をとる幹部の指揮能力と新入団員への指導力を高めようと毎年新体制になった4月に上伊那消防協会が開いています。 19日は、8市町村から部長以上の幹部425人が出席し、雨のため体育館で訓練を行いました。 現場では、いかに早く隊を編成し、人員を把握できるかが重要ということです。 幹部団員は交代で指揮をとり隊の編成などを指示していました。 団員は、指揮に従ってきびきびと訓練に臨んでいました。 各消防団は、これから本格的な訓練がスタートすることになっています。
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富県北福地で敬老会
お年寄りの長寿を祝おうと伊那市の富県地区で敬老会が19日、開かれました。富県地区では、毎年4月に敬老会を開いています。 このうち、北福地地区では、75歳以上のお年寄りの184人を招待し、56人が出席しました。 敬老会では、地元の民俗芸能保存会による獅子舞の他、サークルによるダンス発表などが披露されました。 また、北福地出身のプロ歌手米倉颯音さんも登場しました。 米倉さんは2010年に歌手デビューし去年2月頃から本格的に伊那地域で活動を行っています。 19日は、自身が作詞を手掛け、去年8月にリリースした伊那慕情など4曲を披露しました。 また、お年寄り達にもなじみのある演歌も披露しました。 お年寄りたちは一緒に口ずさんだり手を叩いたりして楽しんでいました。 北福地地区では「いつまでも健康で長生きをしてもらいたい」と話していました。
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シベリア抑留で亡くなった人の冥福を祈る慰霊祭
第二次世界大戦後旧ソ連のシベリアに抑留され亡くなった人の冥福を祈る慰霊祭が18日、伊那市の春日公園で行われました。 慰霊祭には、抑留体験者や遺族など17人が集まり、故人の冥福を祈りました。 慰霊祭は、遺族などでつくる全国強制抑留者協会長野県支部が毎年開いているものです。 長田伊三男支部長は「極寒のシベリアで亡くなった多くの人のためにも、抑留の歴史は忘却してはならない。体験者として後世に伝えていきたい」と式辞を述べました。 シベリア抑留は、第二次世界大戦後、武装解除され投降した日本軍捕虜らが、旧ソ連軍によりシベリアやモンゴルに労働力として強制連行され、長期にわたる抑留生活を強いられたものです。 抑留された日本兵60万人のうち、県内ではおよそ2千人が命を落としたとされています。 出席者は慰霊碑に花を手向け、冥福を祈っていました。
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箕輪町上古田でかたくり見ごろ
箕輪町上古田の古田神社裏にあるカタクリの里では、カタクリの花が見ごろとなっています。 カタクリは、ユリ科の多年草で4月中旬から5月初旬にかけて花を咲かせます。 かつて地区内には多くの群生地があったということですが、現在ではこの場所だけとなっています。 上古田の住民有志でつくるカタクリの里をつくる会が中心となって平成20年から保護育成を進めています。 まだ蕾のものもあり、会では5月上旬までは楽しめるのではないかということです。
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井上さんが寄贈 伊那北公園開園
伊那市山寺のJR伊那北駅南側にあった井上医院の跡地に、伊那北公園が完成し、17日開園式が行われました。 この日は、公園を寄贈した伊那市山寺の元医師、井上武雄さんや市の関係者がテープカットを行いました。 伊那北公園は、地域の人の憩いの場になり活性化に繋がればと井上さんが敷地や公園施設などを全て市に寄贈しました。 広さはおよそ690平方メートルで、人工芝が敷かれています。 ベンチやソーラー街灯の他、桜やバラなどの植物も植えられています。 この日は雨のためきたっせで開園式が行われ、白鳥孝市長から井上さんに感謝状が手渡されました。 式では、竜北保育園の園児がダンスと歌を披露し、公園の完成を祝いました。 井上さんの長女で音楽講師の大山伸子さんも東京都からかけつけ、音楽仲間と一緒に演奏を披露しました。 公園にはウッドデッキが設置されていて、「多くの人に演奏会の場としても活用してもらいたい」と井上さんは話していました。 伊那市は、都市公園として公園を管理していくということです。
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戸田六次さん宅樹齢100年のイワヤマツツジ見ごろ
箕輪町長岡の戸田(とだ)六次(ろくじ)さんのお宅では、樹齢100年というイワヤマツツジが植えられていて、見ごろを迎えています。 戸田六次さんは現在、89歳。妻のかづ子さんは86歳です。 ツツジは、戸田さんが、昭和18年、18歳の時、守屋山のふもとで炭焼きをしていた帰りに、親戚からもらったものだということです。 それから、庭師に頼んで毎年手入れをしてきました。 イワヤマツツジは、箕輪町の花にもなっていて、昔は山から採ってきて庭に植える人が多かったといいます。 それにより、山からツツジがなくなってしまうことを恐れた町の理事者が、ツツジの採取を禁止にしたと、戸田さんは話していました。 戸田さん宅のツツジの根元からは、種から自然に発芽して育った苗が成長していました。こうした苗も大切に育てて、娘夫婦に分けたりしているということです。
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久々の晴天 高遠城址公園で各種イベント
久々の晴天に恵まれた15日の高遠城址公園では、観光客が園内で行われたイベントを楽しみました。 園内では、高遠小学校の4年生39人が、高遠まん頭の販売をしました。 観光客との交流などを目的に1年生の時から、毎年総合的な学習の時間で行っています。 まん頭を購入した人には、高遠小にある桜の花びらを使った手作りのしおりがプレゼントされ、人気を集めていました。
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箕輪町上古田でスイセンが見ごろ
箕輪町上古田の住民有志が育てているスイセンが見頃を迎えています。 遊休農地を使ってスイセンを育てる取り組みは、今年で10年を迎えました。 7アールの畑に植えられたスイセンは現在見頃で、今月下旬まで楽しめるということです。