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荒井区の子どもたちがクリスマス会で交流
地域の小学生が学年の枠を超えて交流する荒井区こどもクリスマス会が23日、伊那市の伊那中学校体育館で開かれました。 クリスマス会は荒井区や荒井区青少年育成会などが開いたもので小学生と保護者、地区役員などおよそ230人が集まりました。 企画運営は6年生が主体となって実施され会場の飾りつけやプレゼントの買い物などこの日のために準備をしてきました。 サンタクロースに扮した6年生が会場に現れると子どもたちは手を伸ばしてプレゼントを受け取っていました。 荒井区青少年育成会ではクリスマス会のほか、子ども相撲大会や、キックベースボール大会などを実施していて「地域の子どもたちの交流をサポートしていきたい。」と話しています。
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2015ニュースTOP10 <伊那市>
今年も残すところあとわずかとなりました。 伊那ケーブルテレビでは、地域の様々なニュースや話題をお伝えしてきたわけですが、25日から3日間にわたり伊那市、箕輪町、南箕輪村のこの1年を振り返ります。 伊那谷ネットのアクセスランキングを基に、3市町村のニューストップ10をお伝えします。 初日のは、伊那市です。 10位 伊那西高校新体操部、個人・団体で全国制覇 9位、伊那市が「子育て世代にピッタリな田舎部門」で1位を獲得 8位、松茸のあたり年となり、バイキング方式の販売が盛況 7位、伊那市の新しい副市長に林俊宏さん 6位、伊駒アルプスロードのルート案決まる 【5位 飯島食堂105年の歴史に幕】 伊那市坂下の老舗中華料理店「飯島食堂」が、1月31日に閉店しました。 閉店が決まりテレビや新聞に取り上げられると、多い時には1日200食のかつ丼を提供するほど連日長い行列が出来ました。 1世紀以上地域に愛された飯島食堂は、105年の歴史に幕を閉じました。 【4位 大学ラグビー招待試合で、明治が同志社を下す】 6月7日に行われた試合には、「重戦車」と呼ばれ前へ前へ突進するスタイルが特徴の明治と、場面展開に応じたボール回しが特徴の同志社の対戦となりました。 試合は前半26対14と明治がリードし、後半に同志社が逆転しますが、ラスト同志社の反則で認定トライを許し、33対28で明治が勝利しました。 【3位 伊那市美篶のナイスロード沿いに、複合福祉施設みぶの里が完成】 みぶの里は、リハビリ付きのデイサービスのほか、入居し生活できる特養が29床、ショートステイもできる在宅支援を目的とした老健が80床設けられた複合施設です。 施設を運営する、社会福祉法人しなのさわやか福祉会では「安心と信頼を寄せてもらえる、心のこもったサービスを提供していきたい」と話していました。 【2位 NEC長野閉鎖で地域に波紋広がる】 NECは、車載機器などを開発・生産しているNEC長野の機能を、平成28年度末までに東京のNECプラットフォームズ㈱に移管すると2月に発表しました。 NECプラットフォームズは、去年4つの子会社を統合して発足しました。 NEC長野の閉鎖は、分散している工場を集約しものづくりの技術を融合すると共に、グローバル競争力のある製品の創出を図ることを目的としています。 【1位 高遠城址公園の観光客減】 天下第一の桜の名所として知られる高遠町の高遠城址公園の花見客の数が、天候不順などにより去年と比べて今年は激減しました。 今年は、16日間のさくら祭り期間中に晴れたのは4日間のみでした。 祭期間中の有料入園者数は15万8千人で、去年よりおよそ7万人減りました。 今年の伊那市ニュースランキングでした。
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11月月間有効求人倍率1.39倍 6か月連続上昇
上伊那の11月の月間有効求人倍率は1.39倍で、10月を0.06ポイント上回りました。 求人倍率は6か月連続で上昇しています。 新規求人数は、1,444人、新規求職者数は580人で、上伊那の11月の月間有効求人倍率は、10月を0.06ポイント上回る1.39倍でした。 求人倍率は5月から6か月連続で上昇しています。 ハローワーク伊那では雇用情勢について「着実に改善が進んでいる」とコメントし、3か月連続で上方修正しました。 求人の数は安定していますが、求人の内容や派遣の動向に今後注視が必要としています。 来年度卒業予定の新規高卒者の就職内定率は90.5%で、去年より2.2ポイント上回っています。
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伊那西スケート場 冷え込みに期待
伊那市横山の天然リンク・伊那西スケート場の安全祈願祭が24日、行われました。 24日朝の伊那地域の最低気温は3.6度と暖かく、氷は、一部が薄く張っているのみで、関係者は今後の冷え込みに期待を寄せています。 伊那市横山の伊那市営・伊那西スケート場です。 夏場は運動場として利用されていて、11月20日に水を張りました。 9日に全面結氷しましたが、このところの暖かさと23日の雨で、ほとんどが溶けました。現在は、一部に薄く氷が張っている状態です。 24日は、伊那市教育委員会や地元の関係者などが参加し、今シーズンの安全を祈る祈願祭を行いました。 伊那西スケート場は、1959年、地元関係者が冬場の農業用水を活用して整備し、1984年に市営となった、50年以上の歴史を持つ天然リンクです。 スケート場を管理している武田用水組合の武田 孝平さんは、今後の冷え込みに期待を寄せています。 伊那西スケート場は、2013年度は19日間営業し1,256人が利用、2014年度は19日間営業し908人が利用しています。
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全県にノロウイルス注意報発令
長野県は「ノロウイルス食中毒注意報」を24日全県に発令しました。 県内で感染性胃腸炎患者の届け出数が増加していることや、全国的にノロウイルスによる集団感染が多発していることから、今日、注意報を発令しました。 ノロウイルスによる食中毒は、12月から3月の寒い時期にかけて多発するのが特徴です。 長野県では、食品を加熱処理する、作業前には手洗いを行うなど、食中毒予防を呼びかけています。
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濃い霧の朝 南からの暖かな湿った空気の影響
24日朝の伊那地域は、南からの温かく湿った空気の影響で濃い霧となりました。 長野地方気象台によりますと、日本の南岸を、前線を伴った低気圧が通過し南から暖かく湿った空気が流れ込んだ影響で、今朝、濃い霧となりました。 25日以降は冬型の気圧配置に移行するため、30日頃まで比較的晴れの安定した天気になりそうだという事です。
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シティプロモ撮影大詰め
伊那市の魅力を市内外に発信するシティプロモーション映像「イーナ・ムービーズなつかしい未来」の撮影も大詰めを迎えています。 22日はエキストラが参加しての撮影が行われました。 伊那市は、市内外に向けて人々の生活や子育て支援、豊かな自然環境などを撮影しています。 22日は、伊那市の映画館「旭座」で撮影が行われ、エキストラ40人が参加しました。 これまでは、行事などをメインに撮影してきましたがエキストラを使って撮影するのは初めてです。 総合演出を務めるのは伊那市芸術文化大使の柘植伊佐夫さんです。 22日は、現在制作中の秋編の最終撮影です。 柘植さんにとって思い出深い映画館を秋編のメインに使いたかったということです。 旭座は大正初期に建てられた映画館です。 今後は、編集作業に入り来年1月から冬編の本格的な撮影がスタートします。 伊那市のプロモーション映像は来年3月の完成を予定しています。 1月にはHPを開設し撮影風景や動画などを載せていく計画です。
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冬至 伊那小学校の給食にかぼちゃや柚子を使ったメニュー
22日は「冬至」です。伊那市の伊那小学校では、かぼちゃや柚子を使った献立の給食が提供されました。 この日は二十四節気のひとつ「冬至」で、一年日のうち昼の時間が最も短いとされる日です。 冬至の日にかぼちゃを食べ、柚子湯に浸かると風邪をひかないとされていることから、伊那小学校のこの日の給食にはかぼちゃの煮物と柚子の和え物が出ました。 栄養職員の輿あかねさんは「昔からの言い伝えを意識して丈夫に過ごしてもらいたい」と話していました。
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子育て情報を安心安全メールで配信
伊那市が防犯や防災情報をメールで配信している地域安心安全メールで新たに子育て情報の提供を行います。 伊那市が行っている安心安全メールは火災や防災、イベント情報などの提供を平成 年から行っていて21日現在、1万6891人が登録しています。 来年1月1日から0歳から2歳向けの情報を提供します。 登録すると子育て支援センターの講座やイベント情報、児童手当や保育園入園等手続きに関する情報を受信できます。 伊那市では、「メールの配信登録や情報利用料は無料で子育て中の人に利用していただきたい」と登録を呼びかけています。
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満蒙開拓青少年義勇軍について 矢澤静二さん講演
伊那市の西春近公民館で人権同和教育講座が18日に開かれ、上伊那教育会の矢澤静二さんが「上伊那の満蒙開拓青少年義勇軍~戦時下における人権と教育を考える~」と題して講演しました。 矢澤さんは、これまでの研究を元に、義勇軍創設までの流れや、上伊那の義勇軍の送出状況とその特徴などを解説しました。 矢澤さんによりますと、上伊那からはおよそ600人が義勇軍として満州に渡り、91人が亡くなったということです。 昭和15年頃までは、市町村ごとに義勇軍の割り当てが決められていましたが、その後教育関係者に義勇軍の送出の協力を要請し、結果、割り当て人数を上回る多くの人が義勇軍に送り出されることになったということです。 当時の教育が子どもに与えた影響は大きかったと説明し「戦争は人権破壊だ」と話しました。 講演では、教育会に唯一1枚だけ保管されている義勇軍の勧誘に使ったパンフレットも紹介されました。 講演は、戦後70年を迎え、上伊那とも大きく関わりのある満蒙開拓青少年義勇軍がなぜ送り出されたのかなどについて改めて考えてもらおうと、西春近公民館が開いたものです。 会場には30人程が訪れ矢澤さんの話に耳を傾けていました。
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園児が〆の子作りに挑戦
伊那市の西箕輪保育園の園児は21日〆の子作りに挑戦しました。 21日は年長園児およそ50人が参加し〆の子を作りました。 指導にあたったのは保育園近くにある農業公園みはらしファームの職員4人です。 園児たちは職員に教わりながらワラの束をなっていました。 〆の子には願い事を書いた札をつけ28日にみはらしファームに飾りつけられるということです。
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もうすぐクリスマス ケーキ作り
クリスマスを間近に控え伊那市山寺のフランセ板屋では、クリスマスケーキ作りが始まっています。 予約だけで1000個以上が入っていてこれから作業はピークを迎えます。 レンガ造りの店構えで知られるフランセ板屋は明治20年創業。 店内はサンタクロースをあしらったぬいぐるみなど赤と白、緑の装飾でクリスマスムードを演出しています。 厨房ではクリスマスケーキ作りが始まっていて、パティシエが1つ1つ丁寧に飾りつけを行っていました。 9種類で各30個ずつのプレミアムケーキは11月末ですでに予約済みとなっているほか、オーソドックスないちごに生クリームのデコレーションケーキは1100個ほどの予約が入っているということです。 ケーキ作りのピークとなる23日ころからはスタッフを増員し対応にあたることにしていて、フランセ板屋では予約を除きさらに1000個ほどの販売を見込んでいます。
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高遠町公民館でそば打ち講座
年越しに向けて、伊那市高遠町の高遠城址公園内にある高遠閣で8日、そば打ち講座が開かれました。 講座には、伊那市内から18人が参加しました。 講師は、高遠そば組合の飯島進さんら3人が務めました。 講座は、年越しに向けて家庭でも打ち立てのそばを味わってもらおうと、高遠町公民館が毎年開いているものです。 この日は、長谷入野谷でとれたそば粉を使って1人500グラムから700グラム打ちました。 公民館によりますと、これまで受講した人の中に高遠町内でそば店を出した人もいるということです。 飯島さんは「こねばち3年のし3月、きり3日。まずはこねる工程を何度も何度も練習してコツをつかむことが大切」と話しました。 高遠そば組合では「家庭でそばを打つ人を増やして、最終的には伊那のそば文化の裾野を広げていきたい」としています。
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ポーラ☆スター発表会
伊那と塩尻の新体操教室ポーラ☆スターの発表会が20日、伊那市の市民体育館で開かれ子供たちが日ごろの練習の成果を発表しました。 発表会では園児から高校生までのおよそ110人が参加し日頃の練習の成果を発表しました。 ポーラ☆スターは伊那市と塩尻市に教室があり毎年この時期に合同で発表会を開いています。 20日は、個人の演技の他団体での演技、保護者が参加しての演技が披露されました。 会場を訪れた家族は、子どもの演技をビデオカメラや写真におさめていました。 また20日は、8月のインターハイで個人、団体とも全国優勝した伊那西高校新体操クラブも発表しました。
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「上牧里山づくり」が炭の窯出し
伊那市上牧の住民グループ「上牧里山づくり」の炭焼き窯で20日、炭の窯出しが行われました。 20日は上牧里山づくりのメンバーおよそ10人が集まり炭の窯出しを行いました。 窯はドーム型で縦170センチ、横150センチ、高さが110センチほどあります。 今月7日に火入れを行い近くの間伐材を50センチほどに切り2週間かけて燃やし炭にしました。 メンバーが窯の中から炭を取り出すと出来栄えを確認していました。 今回は炭焼きの煙の臭いを抑えるため二次燃焼装置を設置しました。 メンバーによると「少なからず効果があったとして」今後も対策を検討していくということです。 今回つくった炭は区民に活用してもらうほか地域の行事で使うことにしています。 上牧里山づくりは窯の近くに囲炉裏や足湯も作る計画で住民が集える場所にしていきたいと話しています。
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箕輪町でクラフト体験イベント
子ども達にものづくりの楽しさを知ってもらうクラフト体験イベントが、19日、箕輪町文化センターで開きました。 イベントは、郷土博物館、図書館、公民館の三館連携事業として毎年この時期に開かれているものです。 今年は、科学の楽しさを知ってもらおうと特別企画としてサイエンスショーが行われました。 イベントや学校の授業で科学の実験などを指導している飯島町の「学校支援ボランティアわくわく」が、液体窒素を使った実験を披露しました。 実験では、食べ物や植物、紙などを液体窒素の中に入れ、どのような反応を起こすかを確かめました。 このうち風船は、中の空気が冷やされて水が発生するなどと説明していました。 他にも、液体窒素の中に手を入れたらどうなるかを実際にやってみせていました。 会場ではこの他に、万華鏡やビニールロケット、クリスマスツリーづくりなど9つのブースが設けられ、訪れた200人以上の親子連れで賑わっていました。
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移住希望者向けに空き家を活用して園児数増を
伊那市高遠町の「高遠第2第3保育園の存続と未来を考える会」は、移住希望者に現在ある空き家を紹介し、早ければ今年度中に移住をすすめる計画です。 17日は荒町公民館で会議が開かれ、今後の活動などについて会員が意見を交わしました。 会によりますと、現在、県外在住の子育て世代3家族が高遠町の長藤・藤沢・三義地区に移住したいと申し出ているということです。 会では、移住希望者の住める場所を提供し園児数増に繋げようと、候補として、御堂垣外地区の教員向け住宅2軒と、塩供地区の空き家1軒を挙げています。 現在、どちらも住んでいる人はいないため、住むには掃除や改装などが必要になるということです。 また市から出る空き家の改装についての補助金も、現在の10万円から増額するよう要望するということです。 会は、今年中に白鳥孝市長に要望書を提出する予定です。 早ければ今年度中に空き家の改装などを行い、準備が整えば希望者が移住してくるということです。
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青野恭典さん 東北地方で撮影した作品の展示会
東京都在住の山岳写真家、青野恭典さんが東北地方で撮影した写真の展示「みちのく光彩」が、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。 会場には、青野さんが40年以上に渡り東北地方に足を運んで撮影した作品60点が並んでいます。 青野さんは、高原や海岸、雪山などから感じた自然の豊かさやたくましさを伝えようと写真を撮り続けているということです。 今回は、東日本大震災の被災地で撮影した写真のコーナーも設けました。 青野さんは、震災の2日前にフォトコンテストの表彰式のため東北地方を訪れる予定でしたが、偶然にも表彰式が延期となり、震災にも遭いませんでした。 思い入れのある東北にエールを送ろうと今回このコーナーを設けました。 青野さんは「建物は無くなってしまったが自然は変わらず元気に在り続けている。被災地の自然の力強さを感じてもらいたい」と話していました。 青野恭典さんの写真展「みちのく光彩」は、来年3月13日まで伊那市のかんてんぱぱホール常設展示場で開かれています。
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伊那スキーリゾート安全祈願祭
雪不足のため18日のオープンが延期となった伊那市西春近の伊那スキーリゾートで、17日安全祈願祭が行われました。 17日の朝降った雪が薄く積もったゲレンデに向かって安全祈願が行われました。 スキーリゾートや伊那市、地元の関係者40人ほどが出席し、神事を行ってシーズン中の安全を祈りました。 今年は、暖冬の影響で人工の雪づくりも見合わせたため、18日のオープンは延期しました。 これほど暖かく、雪もなく、オープンがずれ込むのは10年に1度ということです。 18日晩は、雪づくりに必要なマイナス3度まで気温が下がりそうだということで、今シーズン初めての雪づくりを行う予定です。 伊那スキーリゾートでは、早ければ23日、遅くても26日には、オープンしたいと話していました。 長野地方気象台によりますと、17日の最低気温は1.2度で、平年より5度高い11月中旬並みとなりました。 しかし日中の最高気温は5.4度までしか上がらず、1月上旬並みの寒さで、雪も舞いました。 18日は冷え込みますが日中は晴れる見込みです。 ただ、来週はエルニーニョの暖冬傾向で再び暖かくなる見込みで、寒波は、年末に一時的におとずれるのではないかとみています。
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東京農大の学生が漆戸醸造で住み込み実習
伊那市西町の造り酒屋・漆戸醸造で、東京農業大学の学生が、住み込みで酒造りについて学んでいます。 漆戸醸造に14日から実習に訪れているのは、東京農業大学醸造科学科の3年生、酒井 智子さんと、湊 涼夏(すずか)さんの2人です。 漆戸醸造社長の漆戸正彦さんと、弟で杜氏の貴彦さんが、ともに東京農大出身で、毎年、学生を受け入れていて13年目です。 17日は、出来上がった麹の熱を冷まし、湿度を下げる「手入れ」という作業や、発酵を均一化させる櫂入れなどを行っていました。 実習は、全国47か所の酒蔵やみそ蔵などで受け入れていて、上下伊那では漆戸醸造だけだということです。 学生たちは25日まで滞在し、酒造りの一通りを体験します。
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年賀状の受付始まる
15日から来年用の年賀状の受付が始まりました。 伊那郵便局では、専用のポストに年賀状を投函する人の姿が見られました。 入り口には専用ポストが設置されています。 受付初日の15日は、訪れた人が年賀状の束を投函していました。 伊那郵便局によりますとスマートフォンの普及でインターネットを通じた新年の挨拶が広がる中、年賀はがきの発行枚数は年々減少しているということで「まごころを込めた年賀状を若い人たちに書いてもらいたい」と話していました。 伊那郵便局では「年賀状を元日に確実に届けるため今月25日頃までに投函してほしい」と呼びかけています。
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障がい者施設合同のクリスマス会
伊那市内3つの障がい者社会就労センターの合同クリスマス会が14日、伊那市福祉まちづくりセンターで開かれました。 クリスマス会は、利用者に楽しんでもらおうおと毎年、伊那ライオンズクラブが開いています。 14日は、市内3つの障がい者社会就労センターの利用者およそ120人が参加しました。 ステージではそれぞれの施設の利用者が歌などを発表したり、大道芸人のゴンベエワールドさんが風船を使ったパフォーマンスを披露しました。 利用者たちは飲み物や食べ物を味わいながら楽しんでいました。 最後に、サンタクロースに扮した伊那ライオンズクラブのメンバーがクリスマスプレゼントを配りました。 伊那ライオンズクラブでは「これからも楽しんでもらえるよう施設の支援をしていきたい」と話していました。
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伊那市駅前周辺再生について伊那市に要望
地元住民や商店主らでつくる伊那市駅前まちづくり研究会は、駅前周辺の再生について15日伊那市に要望しました。 伊那市駅前まちづくり研究会は空きビルや空き家などが駅周辺に増えていることから活気を取り戻そうと今年7月に中心商店街の地元有志や店主などで7月に結成しました。 要望書の提出は非公開で行われ、研究会のメンバーが白鳥孝市長に要望書を手渡したということです。 要望書によりますと駅正面の空きビルについて老朽化した大変危険だとして問題解決策を求めています。 このビルは昭和37年に建てられた鉄筋コンクリート建てでかつては自衛隊の事務所や美容室、ゲームセンターなどがテナントとして入っていました。 研究会では取り壊しを望んでいますが会によるとビル所有者が話しを受け付けてくれないということです。 白鳥市長は「どんな協力が出来るか調べていきたい」と話していたということです。 伊那市駅前まちづくり研究会では今後、賑わいのある駅前を目指し周辺の空き店舗や空き家などの活用について模索していくとしています。
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㈱ミカサ 家畜用給水機器商品発表会
箕輪町大出の精密機器製造メーカー㈱ミカサは、優良な堆肥をつくるための家畜用給水機器「スパルタ―L」の商品発表会を11日に開きました。 箕輪町の地域交流センターで開かれた商品発表会には、箕輪町内の農商工関係者など13人が訪れました。 スパルタ―Lは、イオン化された水を家畜に飲ませることで家畜の体質の改善に繋がるというものです。 一番の特徴は、堆肥化した時にほぼ無臭なことで、埼玉県で機器を導入している農家は、平成22年に「埼玉県堆肥共進会最優秀賞」を受賞したということです。 全国の畜産農家で約200台導入されていて、畜産農家が多い上伊那でも導入してもらおうと今回発表会を開きました。 ミカサでは「畜産公害の防止と共に、大幅な生産性の向上と利益の改善が見込まれる」としています。
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箕輪町大出 住民有志がそば振る舞う
箕輪町大出の「大出そば有志の会」は13日、大出コミュニティーセンターで手打ちそばを振る舞いました。 大出そば有志の会は、地域の活性化を目的に6年前に発足し、3年前から地区住民に手打ちそばを振る舞っています。 そばは会員が栽培した大出産のそば粉が使われていて、およそ200食を用意しました。 ある会員は「これからも続けてコミュニティーづくりを大切にする機会にしていきたい」と話していました。
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元箕輪中教諭が吹奏楽部員に緊張しない方法指導
元箕輪中学校の音楽教諭でストレスケアカウンセラーの菅井秀樹さんが、伊那市の東部中学校で吹奏楽部の生徒に「本番で緊張しない方法」を12日教えました。 12日は、菅井さんが東部中と西箕輪中の吹奏楽部員80人にリラックスできる呼吸法やストレッチを紹介しました。 菅井さんは元中学校の音楽教諭で、箕輪中学校に6年間勤務していました。 別の学校に赴任中、うつ病となり退職し、現在はストレスケアカウンセラーを務めています。 本番前にリラックスできる方法として「ホメオストレッチ」を紹介しました。 相手の肩や自分の太腿に手を当てて5秒かけて5キロの圧力をかけるというもので、10回ほど繰り返します。 これにより心拍数や血圧が下がるなどの効果があるということです。 生徒も2人一組になり、実際に試していました。 菅井さんは、「だれもがストレスを抱えている。呼吸法やストレッチを身に付けることで、コントロールできる」と話していました。
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戦時体制下の発行・閲覧禁止本について学習会
大正14年から昭和19年までの戦時体制下に、発行や閲覧が禁止となった本に関する学習会が、12日、伊那市の伊那図書館で開かれました。 学習会は、戦後70年の特別企画として伊那図書館が行っている発行禁止図書に関する展示の関連企画として開かれたものです。 戦時体制下では、政府の検閲によって社会や青少年に対して悪影響と判断された書籍や新聞などは、文章を伏字にしたり閲覧が禁止となるなど、表現の自由や知る権利が失われました。 学習会では、日本の近代文化について詳しい県短期大学の牧義之助教が、展示されている資料について説明しました。 こちらは、県立長野図書館が所蔵している戦時下の事務文書で、当時の内務省が出版物に対してどのような処分を下したのかが分かります。 牧さんは、「資料としてほとんど残っておらず、歴史を知る上で貴重なもの」と話していました。 他に、検閲の対象となっていたものや、当時どのように行われていたかについて説明しました。 他に、「現在では検閲は禁止されているが、唯一教科書だけは文科省のチェックが入っているので、現代における検閲といえるのではないか」と話していました。 伊那図書館の戦後70年特別企画展は、20日まで開かれています。
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JA上伊那の伊那華シリーズ麺類が贈答用で販売開始
JA上伊那は、年末年始に向けて独自ブランド伊那華シリーズの年越しそば・年明けうどんセットと、らーめんセットを販売します。 JA上伊那が販売するのは、「伊那華の年越しそば・年明けうどんセット」と「らーめんセット」です。 4年前からパックで販売していましたが、客から「贈答用のセットがほしい」との要望があり今回初めてセットで販売します。 蕎麦は上伊那産のそば粉を使っていて香りが高く、去年はおよそ1万パックが売れたということです。 うどんとラーメンは上伊那産の小麦「ハナマンテン」を使っていて、のどごしが良いということです。 年越しそば・年明けうどんセットとらーめんセットは、それぞれ1,500個限定で、南箕輪村のファーマーズあじ~なや管内のAコープなどで12日から販売が始まります。 価格は、そばうどんセットが2,160円、らーめんセットが1,500円です。 なお、12日と13日はファーマーズあじ~なで試食ができるということです。
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純米酒「やまむろ」 13日から販売
伊那市高遠町山室でとれた酒米ひとごこちを使って作った新酒「やまむろ」が完成し、13日から販売が始まります。 10日は、伊那市高遠町の鉾持神社にある酒の神様とされる松尾社の前で、やまむろを奉納しました。 やまむろは、高遠町の酒販店でつくる「高遠旨い酒研究会」の会員が、地域活性化を目指して11年前から毎年作っています。 「ひとごこち」という品種の酒米を農事組合法人山室が作り、地元の酒造会社仙醸が醸造しています。 今年は酸味がやや強く、様々な食事によく合う口当たりに仕上がったということです。 純米酒「やまむろ」は、720ml 1,300円で、 13日から高遠町内7つの酒店で限定1,000本販売されます。
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上伊那地方の松くい虫対策 方針案確認
上伊那地方松くい虫防除対策協議会が4日伊那合同庁舎で開かれ、樹種転換への取り組みなど被害対策の方針案が確認されました。 会議には、市町村担当者など11人が出席しました。 方針案では効果的に対策を進めるよう今回新たに監視体制や伐倒駆除の内容が示されました。 伊那市、箕輪町、南箕輪村では被害を北上させないため、伐倒駆除・樹種転換・監視を組み合わせた対策を行うとして、来年4月からの実施を予定しています。 事務局の報告によりますと、今年度新たに箕輪町の上古田・富田・北小河内、南箕輪村の大泉で松くい虫被害が確認されたということです。 被害量は9月末現在で3,144㎥で、26年度と比べて4.7%減っていますが、今後の動向に注視する必要があるとしています。