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湯澤さん&なるみさんがトークライブ
伊那市出身のシンガーソングライター湯澤かよこさんと、タレントなるみさんのトークライブが28日箕輪町で行われました。 湯澤さんは伊那市東春近出身、なるみさんは西春近出身で春富中の同窓生です。 トークライブは、箕輪町松島のカフェ プラットで行われ、地元を中心に遠くは千葉県から約60人のファンがつめかけました。 2人は、それぞれの経歴を話しながら、お互いに質問しあいました。 なるみさんが曲はいつ作っているのかと聞くと、湯澤さんは、「自転車に乗っている時」などと答えていました。 湯澤さんが、アイドルグループオトメコーポレーションを卒業したときの心境について聞くと、なるみさんは、「次のステップを目指そうと思った」などと答えていました。 2人は、それぞれ新曲も披露し、会場は、笑いと拍手に包まれていました。
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いなまち朝マルシェ
伊那市の中心市街地の活性化を目指す伊那まち再生やるじゃん会のバザール実行委員会は、29日いなっせ北側広場でいなまち朝マルシェを開きました。 ミズナやサンチュ、カブ、ズッキーニなど有機野菜生産農家がとれたての夏野菜を並べます。 旬野菜のオムレツや五穀おにぎり、具沢山みそ汁の朝食も提供されました。 いなまち朝マルシェは、有機野菜生産者や雑貨店、飲食店が集い日曜の朝の交流の場とすることで、日常にうるおいを生み出そうと初めて開かれました。 果物や野菜が豊富でアルプスがあるフランス南部と伊那谷が似ていることから市場のフランス語「マルシェ」としました。 作る人がうれしい、売る人がうれしい、買う人がうれしいがコンセプトで、実行委員会では、「伊那谷の自然を感じることができる空間に作りあげたい」としています。 いなまち朝マルシェは、毎月最終日曜日に開かれ、次回は7月27日に予定されています。
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生協総合ケアセンターいな7月1日オープン
上伊那医療生活協同組合が運営する地域総合支援拠点施設「生協総合ケアセンターいな」が、7月1日にオープンします。 施設は、伊那市狐島の天竜川沿いに建設されました。 鉄骨造りの3階建てで、延べ床面積はおよそ2,500平方メートル、総事業費はおよそ6億5,000万円となっています。 1階にはデイサービスセンターと小規模多機能型居宅介護施設が、2階にはリハビリサポート施設と訪問サービスに関する事務所などが入り、3階は認知症の高齢者を対象にしたグループホームとなっています。 室内は全てバリアフリーで、家具や照明など自宅と同じような生活ができるような空間づくりを心掛けたということです。 上伊那医療生活協同組合では、「自分らしく心地よく」を基本理念に上伊那地域で病院や老人福祉施設などを運営していて、生協総合ケアセンターいなで16施設となります。 生協総合ケアセンターいなでは現在利用者を募集していて、25日は午前10時から午後1時まで一般公開が行われます。
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田畑半沢川ほたる祭り
南箕輪村田畑の半沢川では、25日まで、ほたる祭りが行われています。 半沢川周辺では、ゲンジボタルの柔らかな光が暗闇の中で光っていました。 住民有志でつくる「田畑半沢を愛する会」のメンバーおよそ50人は、21年前から草取りやホタルの餌となるカワニナの採取など環境整備に取り組んでいます。 ほたる祭り期間中は、手づくりの行燈50基を設置している他、交通誘導や会員の敷地を駐車場として無料で開放しています。 23日夜は、村内外から家族連れなどが訪れていました。 メンバーらは「毎年楽しみにしているという声を多く聞く。地域の人の交流の場にもなっているので楽しいです」と話していました。 ほたる祭りは25日までですが、来週以降も楽しめるということです。
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死亡事故ゼロ最長記録更新 269日に
過去50年間の伊那市・箕輪町・南箕輪村の交通死亡事故ゼロの最長記録は268日でしたが、27日、最長記録を更新し、269日を達成しました。 伊那交通安全協会によりますと、伊那市、箕輪町、南箕輪村で、過去50年間の死亡事故ゼロの最長記録をきのう更新し、269日を達成しました。 平成25年10月1日に、伊那市西春近で発生した事故で76歳の女性が死亡して以来、交通死亡事故の発生はありません。 なお、これまでの過去最長記録は、平成18年12月17日から、平成19年9月10日までの268日でした。 伊那交通安全協会では、各種会合や、講習会で、交通死亡事故ゼロの継続を訴えていくとしています。
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みはらしファーム ダチョウの卵を園児にプレゼント
伊那市西箕輪のみはらしファームは、地元の保育園児に27日、ダチョウの卵をプレゼントしました。 この日は、みはらしファームの有賀政美さんが西箕輪保育園を訪れ、ダチョウの卵18個を贈りました。 卵は、みはらしファームのダチョウ牧場でとれたもので、重さは1キロ以上あり、ニワトリの卵の25個分だということです。 みはらしファームでは、地元の子ども達に動物を通じて自然に触れ合ってもらおうと、今回初めて卵を贈りました。 西箕輪保育園では、来月3日にダチョウの卵を使ってホットケーキと目玉焼きを作り、ニワトリやうずらの卵との違いを比べる予定です。
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食と福祉と青年部のコラボイベント 28日開催
那商工会議所青年部と飲食店、福祉施設によるコラボ企画「アジ WA い~な」が28日に伊那市のいなっせ北側広場で初めて開催されます。 17日は伊那市の伊那商工会館でイベントについての記者会見が開かれました。 この催しは、上伊那の自慢の酒や食べ物、福祉施設の製品などを訪れた人達にピアールすると共に、参加した企業や団体の連携をつくるきっかけにしようと初めて企画されました。 イベントは28日 いなっせ北側広場で開かれ、会場では伊那市と箕輪町の福祉施設で作った野菜や革製品の販売が行われる計画です。 また、参加費1500円、定員200名限定で上伊那酒蔵など11社の日本酒の飲み比べできる他、青年部オリジナルのジビエ料理などが提供される予定です。 会見では恒例のどろんこサッカー全国大会どろカップの開催概要が発表されました。 開催日は8月30日で会場は去年と同じ伊那市役所近くの休耕田でひらかれる計画です。 申込み方法やイベントの詳細については大会ホームページに掲載されています。
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伊那市境に「立葵」咲く
伊那市境で、立葵が黄色い花を咲かせていました。 上の方まで花をつける頃、梅雨が明ける時期になるということです。
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傷害容疑 16歳少年逮捕
伊那警察署は伊那市の16歳の土木作業員の少年を傷害の疑いで25日逮捕しました。 伊那警察署の発表によりますと逮捕されたのは伊那市の土木作業員の16歳の少年です。 少年は、今月11日に伊那市内で17歳の男子高校生の顔を殴るなどし全治2週間のケガを負わせた疑いが持たれています。 伊那署では、関係者からの届け出を受け捜査し25日午前6時半に土木作業員の少年を逮捕しました。 調べに対し少年は、容疑を認めているという事です。
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W杯 伊那でも早朝から声援
サッカーワールドカップ日本代表の1次リーグ突破を願い25日伊那市内の飲食店では早朝からファンが選手たちに声援をおくりました。 日本対コロンビア戦は日本時間の午前5時に始まりました。 春日町のBAR―7カフェでは、試合にあわせ早朝から店をあけました。 店内では20人余りが集まりスクリーンに映し出される試合を観戦し選手達に声援を送っていました。 日本代表が予選を突破するには、この試合に勝つ事が絶対条件でした。 日本のチャンスでは、集まった客たちが得点を願いスクリーンに向かい手を伸ばしていました。 試合は前半コロンビアが先制しましたが、前半終了間際に日本が同点ゴールを挙げると店内は盛り上がっていました。 後半に入りコロンビアが2点目、3点目となる追加点を挙げると店内は大きなため息に包まれていました。 6時半過ぎには、試合の行方が気になる中、会社へと向かう人の姿も見られました。 試合は4対1で日本が敗れ、1次リーグ敗退となりました。
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第17回 日本墨絵展
上下伊那の水墨画を描いている人たちでつくる日本墨絵会の第17回日本墨絵展が、伊那市の伊那文化会館で開かれています。 会場には、会員の作品71点が並んでいます。 作品展は、1年に1回作品の発表の場として開かれています。 今年は、サイズが30号以上の大きな作品に挑戦した会員が多いということです。 伊那ケーブルテレビ放送エリア内では、伊那市長賞に伊那市美篶の栗田絢子さんの作品「春近し」と、 日本墨絵会大賞に伊那市長谷非持の中山玉峰さんの作品「乗鞍淨晨」が選ばれました。 ある会員は、「年に1回の作品展なので多くの人に見てもらい、水墨画に興味を持ってもらいたい」と話していました。 第17回日本墨絵展は、29日(日)まで伊那文化会館で開かれています。
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上伊那8蔵の酒をお中元に
上伊那の酒販店でつくる伊那小売酒販組合は、上伊那8蔵の日本酒を集めたお中元用のギフトセットを販売します。 これは、地元の酒を県内外の人たちに楽しんでもらおうと初めて企画したものです。 24日は伊那市内で酒類販売業者活性化研修会が開かれ伊那小売酒販組合の役員20人が参加しギフトセットも名前などを決めました。 名前は「伊那谷8蔵飲みくらべ」に決まりました。 上伊那8蔵の300ml入りの日本酒がセットで3850円となっています。 お中元用のセットは、7月から伊那小売酒販組合の加盟店で予約注文を受け付けます。 組合では、上伊那の珍味とあわせたセットも今後検討していきたいとしています。
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思沢川でホタル乱舞
伊那市御園の思沢川では今年も数多くのホタルが舞い訪れた人たちを楽しませています。 地区住民でつくる思沢川に蛍を育てる会が、エサとなるカワニナを放ちホタルを育てる活動を行っています。 夜になると、会のメンバーが竹で作った手作りの灯篭に火が灯されます。 この一帯は街灯もなく夜は闇に包まれます。 このような場所が残っているのは珍しく、貴重な自然を守っていこうとホタルを育てる活動が始まったということです。 今年は、6月15日頃から舞いはじめ、今では300匹ほどが見られるということです。 6月いっぱいホタルを楽しめるということで会では、「多くの方に足を運んで欲しい」と話していました。
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信大 山ぶどうジュース販売
南箕輪村の信州大学農学部の学生が育てた山ぶどうで作ったジュースの販売が24日から始まりました。 ジュースは、信大農学部の食料生産科学科の学生が去年10月に収穫したぶどうを使っています。 今年は、完熟するまで収穫を待ったことにより、去年と比べて糖度が高く、深い味わいになっているということです。 ジュースは果汁100%で、価格は500ml800円。 信大農学部の敷地内にある生産品販売所で購入できます。 1,300本程用意していて、去年は1か月程で売り切れたということです。
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あじさい寺 早くも賑わい
あじさい寺として知られる伊那市西春近の深妙寺では、県内外から花を楽しむ人たちが訪れ賑わいをみせています。 深妙寺は伊那市の観光スポットの一つとして知られ毎年この時期はあじさいを楽しむ人たちで賑わいます。 今年は例年より花が咲くのがやや早いということで23日は平日にもかかわらず県内外から多くの人が訪れていました。 また花を楽しむ人たちに混じり写真愛好家がシャッターをきっていました。 この寺の重盛快典住職。 重盛住職は「花を見に来てくれた人たちとの会話は楽しいです。花作りにも張り合いがでます。」と話します。 小ぶりの花が赤く染まる「紅」。 葉の形がカシワに似ている「カシワバ」。白い花がぶどうの房のように咲きます。 深妙寺には170種類2500株のあじさいが植えられています。 重盛住職の母親が30年ほど前に植え始めたもので今は住職が檀家とともに管理しています。 深妙寺では7月5日から12日まで、あじさい祭りを計画していて訪れた人をお茶や菓子でもてなすということです。
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箕輪写友会 写真展 開催
第18回箕輪写友会写真展、が23日から、箕輪町文化センターで始まりました。 写真展は毎年開かれているもので、会場には風景を写した写真が並べられています。 写友会のメンバーは箕輪町在住の写真愛好家13人で構成され、今回は26点の近作を展示しています。 箕輪写友会写真展は29日(日)まで箕輪町文化センターで開かれています。
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自宅介護者交流会 マッサージ体験
自宅で介護をしている人たちの交流を図る会が20日、伊那市山寺の福祉まちづくりセンター「ふれあい~な」で開かれ、介護者がマッサージをしました。 交流会は、伊那市社会福祉協議会居宅介護支援センターが開いたものです。 この日は、伊那市内で自宅介護をしている6人が集まりました。 会では、伊那市長谷の長谷鍼灸治療所の大木島さや香さんによる、家庭でできるマッサージ体験が行われました。 大木島さんは「介護者が元気でいることが大切。マッサージで全身の気のめぐりを良くすると表情も良くなる」と話しながら、手や顔のマッサージ方法を教えていました。 介護者交流会は、秋に2回目を予定しています。
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天竜川でアユの友釣り解禁
辰野町から中川村までの天竜川で、アユの友釣りが、22日に解禁となりました。 22日は、午前6時から、アユの友釣りが解禁となりました。 生憎の雨にもかかわらず多くの釣り客が訪れていましたが、釣果はいまひとつのようです。 天竜川のアユは大きく、手ごたえが良いということで、毎年解禁日初日は県外からの釣り客が大勢訪れているという事です。 天竜川漁業協同組合では、今年5月にアユの稚魚を放流していて、先週の試し釣りでは、14センチから19センチまでに成長していたということです。 漁協では、「今年は放流後から大きな出水もなく、今後の釣果に期待できそうだ」と話していました。
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伊那市消防団 ポンプ操法大会
伊那市消防団のポンプ操法とラッパ吹奏大会が22日、伊那市役所駐車場で開かれました。 小型ポンプ操法の部には、16チーム、自動車ポンプの部には4チーム、ラッパ吹奏の部には、3チームが出場しました。 消防団のポンプ操法は、いざというときのために安全・確実・迅速がテーマで、審査のポイントもスピードや規律、安全性に置かれています。 どのチームも日頃の訓練の成果を発揮し、きびきびとした動作で競技に臨んでいました。 結果は、小型ポンプ操法の部は、美篶分団第二部末広班が、自動車ポンプの部は、竜東分団第一部が優勝し上伊那大会への出場を決めました。 ラッパ吹奏の部は、東部方面隊ラッパ隊が優勝しました。 各市町村の優勝チームが競う上伊那大会は、7月3日(日)に飯島町で行われます。
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トマトの木 22日からリニューアルオープン
伊那市西箕輪の農業公園みはらしファームにあるレストラン「トマトの木」が、22日にリニューアルオープンします。 21日は、リニューアルオープンを前に試食会が開かれました。 ランチ、ディナーともにこれまで同様バイキング方式で、メニューは一新されます。 エビフライやハンバーグ、鶏肉を使ったメイン料理の他、根菜類など地元野菜を使った地野菜コーナー、旬のフルーツを取り入れたデザートなど40種類以上が日替わりで並びます。 トマトの木は、開店から15年間指定管理者のJA上伊那が伊那市のランド商事株式会社に業務委託していましたが、今回、子会社である株式会社グレースに業務が移管されたことからリニューアルオープンすることになりました。 試食会には、JA上伊那の関係者や生産組合などおよそ190人が集まり、リニューアルを祝いました。 伊那市では、平成29年度までにみはらしファーム内に多目的施設を建設するなど都市部の住民との交流人口の増加を目指しています。 市では「トマトの木を中心に盛り上げていきたい」と話していました。 料金は、ランチ・ディナータイム共に、平日が大人1,400円子ども800円。土日祝日は大人1,700円子ども1,080円となっています。 営業は、22日からです。
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ホタルの灯を取り戻せ! 松島の水辺公園
ホタルのいる地域を取り戻そうと、箕輪町の松島区と区会議員OBでつくる水辺公園を守る会は20日夜、公園内にホタル60匹を放ちました。 昨夜は、地域住民や関係者およそ30人が見守る中、ホタルが特製の蚊帳の中に放たれました。 公園内に設置されたこの蚊帳は、ビニールハウスの骨組を利用した手づくりのものです。 ホタルの成虫を放つのは去年に続き2回目で、今年は蚊帳の大きさを3倍ほどに広げました。 水辺公園を守る会では、ホタルと人の憩いの場にしようと一昨年、荒れ地だったこの場所を1年かけて整備しました。 園内に東屋を設置した他、水路を整備したり木を植えるなどしてきました。 また、ホタルの住む環境を整えようと、水路内にホタルの幼虫の餌となる巻貝の一種「カワニナ」を増殖させ放つなどの活動を行っています。 蚊帳の中に放たれたホタルは、ゲンジボタルとヘイケボタルそれぞれ30匹ずつです。 30匹がケースからだされ、オスメスつがいとなっている残りの30匹は、繁殖の為しばらくケースの中に入れておくということです。 園内の水路にホタルの幼虫は確認できていないということで、水辺公園を守る会では、今年はホタルを蚊帳から出さず繁殖するのを待ちたいとしています。
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伊那美術協会 画材講習会
伊那美術協会は、油絵具について学ぶ講習会を14日伊那市の伊那文化会館で開きました。 講習会には、会員や一般40人が参加しました。 講師は、東京都に本社を置く松田油絵具株式会社の三浦卓也さんです。 色の基となる顔料と専用の油をペインティングナイフで混ぜ、油絵具を作りました。 今回製作したのはウルトラマリンという色です。 ウルトラマリンは、アフガニスタンなどでとれるラピスラズリという石が原料です。 その石が海を超えて西洋にきたことから「ウルトラマリン」と名付けられたということです。 混ぜて艶が出たら完成で、一人ひとりチューブに詰めていきました。 伊那美術協会の北原勝史会長は、「知識として知っていることを実際に体験することができ、理解が深まった」と話していました。 この講習会は、伊那美術展の90回を記念して開かれました。
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花でいっぱいに 花の苗無料配布
伊那市振興公社が毎年行っている花の苗の無料配布が13日、伊那市のウエストスポーツパーク管理センターで行われました。 午後2時からの配布を前に、およそ50人が列を作って並んでいました。 伊那市振興公社では、花の多い町を目指して、毎年花の苗の無料配布を行っています。 配布されたのは、サルビア・マリーゴールド・千日紅(せんにちこう)の苗で、1人16本程用意されました。 伊那市振興公社では、「今年は3月の天候不良の影響で育てるのに苦労したが、各家庭で愛情を持って育ててもらいたい」と話していました。 無料配布は14日も午後2時から行われ、2日間で合わせておよそ500人分が配布されたということです。
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伊藤真一さん 陶芸作品展
伊那市御園の陶芸家、伊藤真一さんの作品展が、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。 会場には、およそ300点の作品が並んでいます。 伊藤さんは伊那市御園出身で、伊那弥生ヶ丘高校を卒業後、美濃焼で有名な岐阜県多治見市で陶芸を学びました。 現在は、年に数回個展を開いたり、市内で教室を開き陶芸を教えています。 こちらは、「入れ子」という伝統技法を用いた作品です。 大きな器の中に徐々に小さな器が収まるように大きさを変えて作っています。 伊藤真一さんの陶展は、25日(水)まで伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
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柄山祐希さん 講演会
長野県自然観察インストラクターの柄山祐希さんの講演会が14日伊那市のいなっせで開かれました。 この講演会は、上伊那退職校長会のぬるみの会が開いたもので、会員や一般など70人が訪れました。 柄山さんは、現在89歳。 昭和37年に発行された上伊那誌自然編で編纂委員を務めました。 小学校の教諭だった柄山さんは、名前もわからない1本の植物を大事そうに持って帰る児童の姿に心を打たれ、植物研究に打ち込むようになったといいます。 自身で撮影した写真を使い、「伊那路の自然と植物の四季」と題して講演しました。 柄山さんは、「伊那公園では、昔は西洋タンポポも日本のタンポポも一緒に見られたが、今ではほとんどが西洋タンポポ。外来種の繁殖や開発で見られなくなってしまった花がたくさんある」と話していました。
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山荘ミルク バラ見ごろ
伊那市横山のレストラン、山荘ミルクの敷地では、650本のバラが見頃となっています。 山荘ミルクの敷地には、400種類650本のバラが植えられています。 10年前から植え始め、冬の乾燥で枯れてしまうものもありますが、毎年100本ほどを植えているということです。 バラのほかにも、1000種類以上の草花が植えられていて、バラだけでなくナチュラルガーデンを目指しているということです。 バラの見ごろは、今月一杯で、その他にも、秋ごろまでさまざまな花が楽しめるということです。
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河野實さん講演会
小説「愛と死をみつめて」の作者で伊那市東春近出身のフリージャーナリスト河野實さんの講演会が14日、伊那市の伊那商工会館で開かれました。 講演会は、伊那商工会議所と伊那異業種交流研究会が開いたものです。 「愛と死をみつめて」は、大学生だった河野さんと、21歳でこの世を去った大島みち子さんとの3年間の文通のやりとりを書籍化したもので、昭和38年に出版され160万部の売り上げを記録するベストセラーとなりました。 講演では、「ミコとの別れから50年」と題し、河野さんがのちの人生をどのように生きたかを話しました。 河野さんは「大学在学中に初めて出版した本がミリオンセラーとなったことで、他の小説家から罵られた。早く世に出たら損という概念が世の中にあり、就職活動もうまくいかなかった」と当時の苦悩を語りました。 記者となった後については「外国で異質な文化を学んだことで自分の価値観を高めることができた」と話していました。
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青野恭典さん水をテーマに写真展
東京都出身で山岳写真家の青野恭典さんの写真展「水の物語り」があすから伊那市のかんてんぱぱホールで始まります。 ホール常設のギャラリーには近作を含む、43点が並んでいます。 写真は、水をテーマに日本各地で撮影されていて、水辺の風景や田んぼ、渓流など様々です。 青野さんは、「今年は残雪が多く、山の奥に入ることが出来なかったが、水の様々な変化や表情を写すことができた」と話していました。 写真展は、あすから11月15日(土)まで、伊那市西春近のかんてんぱぱホールで開かれます。
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「こんにちは伊那まち」富県住民喜ぶ
食料品や、生活雑貨など様々な商品を車に乗せ、伊那市内を移動しながら販売するサービス、「こんにちは伊那まち」が18日、初めて富県地区で行われました。 「こんにちは伊那まち」は、中心市街地の商店主らでつくる「伊那まちの再生やるじゃん会」が、高齢者の買い物支援サービス事業として始めたもので、月一回のペースで実施しています。 この日は初めて富県地区での販売を行いました。 これは、富県北福地の北和田常会が、日頃買い物に苦労しているなどとして、やるじゃん会に要請したものです。 9時20分の販売と同時に多くの住民が訪れ、生鮮食品や農機具、衣料品などを買い求めていました。 訪れた人たちは、買い物と一緒に再生やるじゃん会メンバーや近所の人たちと会話も楽しんでいました。 伊那まちの再生やるじゃん会は今後、「販売用のトラックを用意して、効率よく多くの地区を回りたい」と話していました。
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信大の新商品りんご・ナイアガラワイン発売
南箕輪村の信州大学農学部は17日から新商品ナイアガラワインとりんごワインの販売を始めました。 新商品販売初日の17日は、朝からワインを買い求める人の姿が見られました。 農学部では、教育実習の一環として食料生産科学科の2、3年生が農場で農作物を栽培、加工し商品化しています。 今回初めて、去年11月に収穫したりんごフジで作ったワインと試験的に作ったぶどうナイアガラのワインを生産しました。 フジ、ナイアガラ共に、フルーティーで飲みやすい味に仕上がったということです。 また17日は、りんごワインのラベルをデザインした食料生産科学科3年の前田沙綾香さんに記念品が贈られました。 ワインはともに720ml入り1500円となっています。 りんごワイン730本、ナイアガラワイン160本のみの限定販売となります。 平日の午前8時45分から午後5時まで信大農学部の生産品販売所で販売されています。