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アルプスバラ会 来年4月被災地にバラを贈る
上伊那のバラ愛好家でつくるアルプスバラ会は、来年4月に東日本大震災で被災した岩手県陸前高田市などにバラを贈ります。
9日は、会のメンバー10人がバラの苗を植えたり、バラが風でたおれないよう支柱を建てていました。
伊那市西春近にあるアルプスバラ会の春日千定会長のバラ園では、現在準備作業が行われています。
会では、被災地の励ましになえればと震災のあった年から準備を進めています。
被災地の医師から病院は治療、学校は学習そのものだけでやっとのこと。花などの美しいもの、心を癒せるものがないと聞いた春日会長が会に提案しました。
栽培しているバラはアンネのバラと呼ばれる品種です。
バラが咲く前のこの時期は成長するうえで大切な時期だということです。
作業は、今月5回を予定していて会ではボランティアで参加してくれる人を募集しています。
アルプスバラ会では来年4月から5月の間に被災した岩手県陸前高田市の病院や学校などにバラを100本贈ることになっています。 -
満開の桜の下で伊那節まつり
伊那節を歌い継ぎ後世に伝えようと8日、伊那市の伊那公園で伊那節まつりが行われました。
伊那節まつりは、伊那公園にある「伊那節発祥の地」の石碑の前で毎年行われていて今年で54回目です。
まつりは、伊那商工会議所などが開いているもので、商工会議所や市の関係者など30人ほどが出席し神事をして伊那節の伝承などを祈りました。
まつりでは、満開の桜の下で伊那節保存会が歌と踊りを披露しました。
伊那節は、古くは「おんたけやま」と呼ばれ江戸時代に権兵衛峠を行き来するときに歌われた馬子唄です。
伊那商工会議所の向山公人会頭は「伊那節という地域の伝統文化を大事にしながら地域の発展に貢献していきたい」と話していました。 -
信越花便り 国宝松本城 夜桜会
国宝松本城の本丸庭園では桜の開花に合わせ恒例の夜桜会が開かれていてライトアップされた桜が訪れた人を楽しませています。
国宝松本城夜桜会は城と夜桜を楽しみながら文化財保護への関心を高めてもらおうと毎年開かれています。
松本城の月見櫓ではフルートや琴の演奏が行われていて夜桜見物の雰囲気を盛り上げています。
7日現在本丸庭園の桜は散り始めていますが外堀沿いのソメイヨシノは満開です。
夜桜会は13日土曜日まで午後5時半から9時まで開かれていて期間中はおよそ3万人の人出が見込まれています。 -
桜シリーズ 美篶桜トンネル
桜シリーズ。
8日は伊那市美篶の桜トンネルです。
国道361号を車で走り伊那市美篶に入ると道路沿いに植えられているソメイヨシノを見ることができます。
道路を覆うように咲く桜は、美篶桜トンネルと呼ばれていてまほら伊那いいとこ百選にも選ばれています。
ここの桜は地元住民でつくる下県桜愛護会が管理していて夜はライトアップも行われています。 -
交通安全タスキリレー始まる
箕輪町交通安全協会などは、町民の交通安全意識の向上を図ろうと8日から交通安全タスキリレーを始めました。
8日は箕輪町内の大型店駐車場でタスキリレーの出発式が行われ平澤豊満箕輪町長から箕輪町交通安全協会の唐澤利夫会長にタスキが手渡されました。
町では今年3件の死亡事故が発生していることから春の全国交通安全運動に合わせて町民の交通安全意識の向上を図ろうと実施します。
交通マナーなどが書かれたタスキは町内15の地区ごとで回すように15本用意され各区の協会員に配られました。
回覧板と同じように各戸にリレー方式で回される地道な啓発活動として実施されます。 -
釈迦の誕生祝い 花まつり
伊那市日影の春林庵法華堂で8日釈迦の誕生を祝う花まつりが行われました。
春林庵には伊那市高遠町の蓮華寺の檀家16人が集まりました。
8日は集まった人たちが持ち寄った花を釈迦の像が置かれている花御堂に飾りつけていました。
花まつりは釈迦の誕生日とされる4月8日にそれを祝おうと各地で行われている行事です。
春林庵でも古くから行われていて檀家により受け継がれています。
花の飾りつけがおわると、釈迦が誕生したときに甘い香りの雨が降ったという、いわれから一人ずつ釈迦の像に甘茶をかけて手を合わせていました。
ある檀家は「子どもの頃は甘茶をもらえるのが楽しみだった。今日は孫の健やかな成長を願いました。」と話していました。 -
強い風雨 上伊那は大きな被害なし
発達した低気圧の影響で上伊那地域は6日夜から7日にかけて強い風雨となりましが大きな被害はありませんでした。
高遠城址公園の桜も散ることがなく関係者は胸をなでおろしていました。
伊那地域では6日夜から強い風が吹き7日午前9時14分、最大瞬間風速20・1メートルを観測しました。
また6日の降り始めから降り終わりの7日午後2時までの雨量は36ミリでした。
強い風と雨で桜が散るのを心配したという桜守の稲辺謙次郎さんですがそれらの影響がなく、ほっと胸をなでおろしていました。
伊那市、箕輪町、南箕輪村によりますと6日からの強い風と雨による被害は報告されていないということです。
長野地方気象台では、ピークは過ぎたものの強い風による農業施設の被害に注意するよう呼びかけています。 -
キッズステーションクラブ第4回春の定期公演
株式会社トリニティが運営する、キッズステーションクラブ第4回春の定期公演が3月31日、南箕輪村の南殿コミュニティセンターで開かれました
公演には120人ほどが訪れました。
キッズステーションクラブは、南箕輪村で毎年行われている国際交流イベント「子ども地球サミット」などに出演する村内を中心とする小中高生が所属するチームで、サミットをプロデュースする株式会社トリニティが運営しています。
前半では「受験」をテーマに小学校1年生から高校生までが演劇を披露しました。
子どもたちは受験にあたり進路に悩む等身大の役柄を演じました。
劇の最後では、アドリブで将来の夢を一人ひとり発表しました。
後半にはライブが行われ、出演者がポップスや歌謡曲を熱唱しました。
司会を担当したある出演者は、「今回はすべてアドリブで行ったけれど、力が出し切れたと思う」と話していました。 -
桜シリーズ 六道の堤・北殿エドヒガンザクラ
桜シリーズ3日目は、伊那市美篶の六道の堤と、南箕輪村北殿のエドヒガンザクラです。
伊那市美篶の六道の堤の周りには、50本ほどのタカトオコヒガンザクラが植えられています。
堤の水面に写りこんだ桜を楽しむことができます。
また、晴れた日には中央アルプスも一望できます。
桜は現在7分咲き程度で、10日前後には満開になりそうです。 -
伊那スキーリゾート 利用客5万1,800人
伊那市西春近の伊那スキーリゾートの、今シーズンの利用者数は、およそ5万1800人で、昨シーズンを6千人上回りました。
今シーズンの伊那スキーリゾートの営業は去年12月22日から今年3月24日までの92日間で、昨シーズンの98日より6日少なくなっています。
利用者数はおよそ5万1800人で、昨シーズンを6千人上回りました。
伊那スキーリゾートでは「積雪が多かったこと、晴れの日が多かったこと、まとまった連休があったことが利用者増につながったのではないか」としています。 -
箕輪町八乙女で鼓笛隊パレード
箕輪町八乙女の子どもたちによる鼓笛隊のパレードが6日八乙女区内で行われました。
6日は小学1年から中学1年までの30人ほどが参加しました。
パレードは正八幡社の春の例大祭に合わせ箕輪北小学校PTA八乙女支会が行ったもので、八乙女区の伝統行事です。
子ども達は1週間ほど練習をしてきたということで、カスタネットや鍵盤ハーモニカを使って演奏しました。
正八幡社ではお参りをしたあと、境内で演奏をしました。
正八幡社を出ると、地区内およそ3キロを練り歩きました。
ある児童は、「練習通りばっちり演奏できた。聞いている人に喜んでもらえたと思う」と話していました。 -
高遠城址公園 観光客の入り込み始まる
伊那市の高遠城址公園の桜は、現在3分咲きで南側が見頃となっています。
1日の開花から最初の連休となった6日、公園には桜を見ようと県内外から観光客が訪れていました。
1日に開花宣言が出された高遠城址公園。この日は、悪天候にも関わらず、開花の知らせを聞いた観光客が訪れていました。
富士見町から家族で訪れた女性客は「いつも見頃の晴れている日に来て車を停めることができないので、雨を覚悟で来ました。空いていたし、雨の桜も綺麗で楽しめます」と話していました。
ある屋台の店主は「今年もこの時期がきたか、という思い。毎年違ったお客さんの顔が見れるので楽しいし、うれしい。あとは天気次第」と話していました。
伊那市では、現在、二の丸付近を3分咲き、南側は満開と発表していて、全体の満開は8日頃を予想しています。 -
富県安協 交通安全傘寄贈
伊那市の富県交通安全協会は5日、富県小学校の1年生全員に黄色い交通安全傘をプレゼントしました。
5日は富県安協の田中茂雄会長らが富県小学校を訪れ、1年生25人に傘を贈りました。
富県安協では、子どもの事故防止につなげようと3年前から新1年生に傘を贈っています。
傘は黄色の生地の一部が透明になっていて雨の日でも前が見えるようになっています。
また、傘のふちに夜光反射材が縫い付けられています。
田中会長は「登下校の際には車に十分注意して欲しい」と子どもたちに呼びかけていました。
富県小では「地域のみなさんに子ども達の安全を見守っていただきありがたい」と感謝していました。 -
二十四節気「清明」 今季最高の23.7度
5日は、二十四節気の1つ清明です。
清明は、気温が暖かくなり全てのものがすがすがしく明るく美しいころとされています。
5日の伊那地域の最高気温は今年1番となる23.7度まで上がり、6月上旬並みの陽気となりました。
田植えシーズンを前に各地で準備が進められています。
箕輪町三日町地籍の天竜川では、幹線水路に水を引くために川の水をためる可動堰が設置されました。
これは、大型のチューブ状のゴムに空気を送り膨らませて、川の水をせき止めるものです。
スイッチを入れてからおよそ30分。
2基の可動堰が完成しました。
可動堰は、洪水時の治水上の問題などから、平成12年に国がおよそ3億9千万円かけて建設しました。
以来、伊那土地改良区が維持、管理を行っていて、毎年田んぼに水がはられるこの時期に設置されます。
150メートルほど上流から取水し、伊那市の中央区と山寺区までの総延長およそ130キロの水路に水が流されます。
この水を活用している農家はおよそ1,000戸で、延べ250ヘクタールの水田で使用されています。
可動堰は、9月中旬まで設置されます。
なお、この堰周辺では水位が2mを超えるため、伊那土地改良区では絶対に近寄らないよう注意を呼び掛けています。 -
JA上伊那育苗センター 水稲の苗を発芽させる作業
箕輪町中原のJA上伊那育苗センターでは、水稲の苗を発芽させる作業が行われています。
作業は、苗を育てる前に行うもので、毎年3月上旬から4月の中旬まで行われています。
去年収穫された籾の状態の米を、60度のお湯で10分間消毒し、1週間ほど水に浸し発芽させます。
箕輪町の育苗センターでは、辰野町と箕輪町の水稲の苗を育てていて、今年は去年とほぼ同じ6万5千枚の苗箱を作ることになっています。
作業は、4月中旬まで行われることになっていて、9日からは播種作業が予定されています。 -
春日公園ぼんぼり設置
観桜期を前に、伊那市の春日公園で5日、ぼんぼりが取り付けられました。
公園開きを前に、ルネッサンス西町の会の会員などおよそ30人がぼんぼりの取り付け作業を行っていました。
ぼんぼりは2基3,000円からで、今年は西町区を中心に市内の飲食店などからおよそ500基の協賛がありました。
春日公園は、5日からライトアップが行われます。
13日土曜日には、今年で10回目となる新酒祭りが行われます。
伊那谷の9つの酒蔵の新酒が味わえる他、太鼓やジャズの演奏が披露されます。
公園内には、ソメイヨシノとコヒガンザクラがあわせて230本ほど植えられています。
日当たりのいい南側では、徐々に咲き始めています。
ルネッサンス西町の会では、20日頃までは楽しめるのではないかと話していました。 -
伯先桜・見通し桜 見ごろに
桜シリーズ。
5日は、伊那市西町の伯先桜と狐島の見通し桜を紹介します。
伯先桜は、江戸時代の中期に医師で俳諧の巨匠だった中村伯先が子どもの頃に植えたとされる枝垂れ桜です。
花は、ほぼ満開で今がちょうど見ごろです。
樹齢は200年余り、幹の太さは6メートル、高さは10メートルで、伊那市の天然記念物に指定されています。
伯先桜と天竜川をはさんで対岸に見通すことができる見通し桜とが測量の基点となっていました。
洪水の多かった当時の天竜川でこの見通し桜は、流されることがなかったといいます。
見通し桜も今が満開で、通りがかりの人たちが桜を見上げていました。
この見通し桜について、隣に住む宮下さんから面白い話を聞くことができました。
宮下さんは、86歳。
桜の周辺4軒は、大水が出ても流されることはなかったといいます。
この土地は、その昔高穂田という地名で、宮下さんの家の屋号も高穂田だったということです。 -
フェイスブック活用についての講演会
インターネットを使ったコミュニティサービス「フェイスブック」についての講演会が29日、伊那市のいなっせで開かれました。
講演会は、伊那市と駒ヶ根市、飯田市の商工会議所青年部が開いたものです。
「フェイスブックバカ」の著者、美崎栄一郎さんが講師を務めフェイスブックの活用について話しました。
美崎さんは、美容師の活用方法を例にあげ「シャンプーなど商品の宣伝ばかりしていたのでは駄目。お店の周りにある飲食店や観光施設のことなど、店に来てもらうための情報を載せるといい」と話していました。
伊那商工会議所青年部の小池真一部長は「フェイスブックの活用を学ぶことで人脈が広がり、仕事に活きるきっかけになればうれしい」と話していました。 -
伊那山仲間と伊那山の会 伊那市に寄付
登山愛好家などでつくる伊那山仲間と伊那山の会は29日、西駒山荘と登山道の整備費として合わせて45万円を伊那市に寄付しました。
29日は伊那山仲間の北原功会長と伊那山の会の初代会長の唐木勉さんら5人が市役所を訪れました。
伊那山仲間は、会員やOBなどおよそ40人に呼びかけ25万円を寄付しました。
伊那山の会は、会費の中から遭難対策費として積み立てている中の一部20万円を寄付しました。
会員らは「登山者のニーズにあった小屋が建てられることを期待している」などと話していました。
白鳥孝市長は「ありがたく使わせていただきます」と感謝していました。 -
いな歌謡祭
上伊那などのカラオケ愛好家が歌を披露するいな歌謡祭が伊那市のいなっせで31日開かれました。
31日は上伊那などのカラオケ愛好家およそ50人が参加し、歌謡曲70曲ほどを披露しました。
いな歌謡祭は、伊那市などでカラオケ教室を開いている歌謡アカデミーが毎年開いているものです。
出演は65歳以上が中心で、80代の参加者もいます。
歌謡アカデミーの今井ひろし代表は、「高齢者の方も歌うと元気になる。趣味を楽しんで充実した人生を送ってほしい」と話していました。
ある参加者は、「曲を覚えるのに1か月間かかったけれど、練習の成果が出せた。できるかぎり歌を続けていきたい」と話していました。
いな歌謡祭の模様は、5月からご覧のチャンネルで放送します。 -
桜シリーズ 伊那公園
桜シリーズ初日は、伊那市中央の伊那公園の桜です。
伊那公園には、12種類、450本の桜が植えられています。
蒸気機関車D51との共演も見どころのひとつです。
現在は、園内のコヒガンザクラが満開となっていて、 4日は、親子連れが、桜の下で昼食を楽しむ姿が見られました。
伊那公園桜愛護会によりますと来週は、ソメイヨシノが見頃を迎えるということです。
伊那公園には、今年、桜の数と同じ450個のボンボリが設置され、5日、点灯式が行われます。
14日には、さくら祭も企画されていて、地域の食を盛り込んだD級七色弁当も限定150食で販売されます。 -
上田城址公園ソメイヨシノ開花
上田市の上田城址公園のソメイヨシノが1日、開花しました。
上田城址公園の入り口にあるソメイヨシノの標本木で5輪の花が咲いた事から、上田市は1日開花宣言を出しました。
去年よりも13日早い開花ということです。
上田市によると、このまま暖かい日が続けば今週末には見ごろを迎えそうだということです。
上田城址公園では、5日から上田城千本桜祭りが始まります。 -
メキシコ長野県人会伊那市を見学
先祖に長野県出身者がいる日系メキシコ人でつくるメキシコ長野県人会が30日伊那市高遠町の高遠城址公園を見学しました。
30日は長野県出身の親や祖父母などをもつ者日系メキシコ人40人ほどが訪れ、ボランティアガイドの案内で、高遠城址公園を見学しました。
メキシコ長野県人会は、2世3世が増え、時が経過する中で日本語を話せる人が少なくなっていて、故郷を知り、日本に興味を持ってもらおうと初めて長野県への旅行を企画しました。
旅行は、25日から30日までの5泊6日の日程で、長野市から飯田市まで県内各地をめぐります。
29日の夕方伊那市に到着し、高遠さくらホテルに宿泊しました。
会員らは、アルプスが見えると写真を撮るなどしていました。
最後は全員でメキシコの民謡を歌いました。
会員らは帰途につくため、夕方には東京に向けて出発しました。 -
上伊那医師会付属准看護学院 入学式
伊那市の上伊那医師会付属准看護学院で2日、入学式が行われ准看護師を目指す39人が入学しました。
今年度入学するのは、18歳から51歳までの39人で、男性9人女性30人となっています。
これまでは実習室が手狭で定員の半分ほどの募集に留まっていましたが、去年新たに実習室が完成したことから、定員の40人に対し39人の学生が入学することができました。
上伊那医師会会長で准看護学院の北原敏久学院長は「医師と看護師は車の両輪。先輩からチーム医療を確実に学び、知識と技術のレベルアップに努めて欲しい」と式辞を述べました。
新入生を代表して松・愛子さんは「学則を守り目標に向かって努力します」と誓いました。
新入生39人は、准看護師の資格取得を目指し2年間学びます。 -
株式会社TBM新工場建設へ
伊那市西箕輪の伊那インター工業団地に工場があるタービンブレード加工メーカー株式会社ティービーエムは、敷地内に新たな工場を建設します。
2日は、現地で地鎮祭が行われ関係者およそ30人が出席しました。
ティービーエムは、発電所の発電機やジェット機のエンジンなどに使われるタービンブレードの製作を手掛けています。
平成18年に伊那インター工業団地内の土地およそ4万5千平方メートルを取得し、平成20年に伊那工場の稼働を開始しました。
今回は、事業の拡大と商品の大型化により本社の宮田工場が手狭となったため、伊那工場の北側に新たな工場を建設するものです。
建物は鉄骨2階建てで、延べ床面積はおよそ3,400平方メートル、総事業費はおよそ10億円を見込んでいます。
完成は、今年9月を予定しています。 -
高遠城址公園で開花宣言
伊那市高遠町の高遠城址公園で1日公園開きが行われ桜まつりが始まりました。
伊那市は城址公園南側の桜の花が開いたことから1日、開花宣言を出しました。
4月1日の開花宣言は昭和58年の入園有料化以来、最も早い開花宣言となります。
これまでは桜雲橋の桜が基準木となっていましたが、今年から園内いずれかの桜が咲いた時点で開花宣言が出されるようになりました。
訪れた人たちは花が開いたばかりの桜を写真におさめ楽しんでいました。 -
伊那北駅・沢渡駅 無人駅に
1日からJR飯田線の伊那北駅や沢渡駅などが無人化となりました。
一方箕輪町の伊那松島駅では町の負担で駅員を置き委託された乗車券販売員による業務が始まりました。
JR東海は飯田線の県内有人駅12か所のうち9駅を無人化としました。
対象となる上伊那5つの駅のうち伊那北駅、沢渡駅は無人化となり、駒ヶ根駅、飯島駅、箕輪町の伊那松島駅は自治体負担により駅員が置かれます。
無人化となった伊那北駅では車掌が電車をおりホームで切符を受けとったり定期券を確認していました。
同じく無人化となった沢渡駅でも、伊那西高校の生徒らの姿が見られ、学校へ向かっていました。
伊那市では若者を交えた市民参加によるワークショップを開き地域活性化の拠点としての伊那北駅活用を検討しています。
また伊那北、沢渡両駅にカメラを設置し防犯対策にもあたります。 -
長桂寺で枝垂桜が開花
伊那市西町の長桂寺では、枝垂桜が咲き始めています。
長桂寺の境内には、3本の桜の木があり、そのうち一本の枝垂桜が28日に開花しました。
長桂寺では、桜のライトアップを4月1日から行います。
時間は午後6時頃から午後10時頃までです。
長桂寺によりますと、桜は二週間ほどは楽しめそうだということです。 -
スポーツ少年団が座禅を体験
伊那市内のスポーツ少年団4団体が31日伊那市西町の長桂寺で座禅を体験しました。
31日は市内のスポーツ少年団4団体の子どもと保護者70人ほどが参加しました。
座禅体験は、伊那ライオンズクラブが子どもたちの健全な育成につなげようと毎年行っているもので、今年で25年目です。
内藤英昭住職から座禅の指導をうけました。
子どもたちは、指導を聞いて静かに座禅を組んでいました。
内藤住職は、「座禅することで、心を落ち着け、整えることができる。この体験をこれからの生活やスポーツに生かしてほしい」と話していました。
座禅の後、全員でおかゆを食べました。
ある子どもは、「足がしびれたけれど心が落ち着くかんじがしてよかった」と話していました。 -
映画パンフレットを無料配布
去年12月に、30年間続いた活動を休止した「伊那シネマクラブ」は、資料として使っていた映画のパンフレットを30日、無料で配布しました。
この日はいなっせで無料配布が行われ、1970年代から去年までの映画、およそ500作品のパンフレット、600冊が並びました。
伊那シネマクラブは、1982年に上伊那地域の愛好家で発足。会員が希望する映画を伊那旭座で上映し鑑賞してきました。
多い時には300人以上の会員がいましたが、昨年末には100人まで減少し、会の運営が難しくなってきたことから解散しました。
映画の好きな人達に持っていてもらおうと、今回、保管していたパンフレットを無料で配布したものです。
会場には、今回の無料配布の実施を知った映画ファンが朝から訪れ、古いパンフレットを手にとって懐かしんでいました。
ある男性は「見ていない映画のパンフレットがたくさんあって面白い。無料でもらえるのはとてもありがたい」と話していました。
シネマクラブの元会員は「地元の映画が好きな人達に持っていてもらうのが、パンフレットにとっても一番良い」と話していました。