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第2回飯田線ワークショップ
伊那市内のJR飯田線の駅や駅前の利活用について考えるワークショップの第2回目が3日伊那市創造館で開かれました。
3日は高校生や大学生、駅前商店の店主など、およそ30人が参加しました。
ワークショップは、駅を街づくりの拠点として利活用するにはどうしたらいいか考えようと開かれたもので、今回が2回目です。
今回は、若者が集まる駅にするにはどうしたらいいか意見を出し合いました。
参加者からは、「車内アナウンスを高校生がしたらどうか」「いつも駅でイベントが起きているといい」といった意見が出されていました。
なお、無人駅になることで地域からは防犯面で不安の声もあることから、伊那市は、防犯対策として4月から伊那北駅と沢渡駅に防犯カメラを設置していく考えです。
次回のワークショップは17日に開かれる予定で、伊那市では高校に出向いてのワークショップも行っていきたい考えです。 -
火災予防呼び掛けに一役
伊那市の伊那北高校美術部が制作した火災予防看板が、伊那消防署の庁舎の壁に設置されています。
縦1.8メートル、横2.7メートルのこの看板は、1年間設置されることになっています。 -
日頃の感謝 発表で
伊那市の東春近中央保育園は、お世話になっている地域の人たちを招いて1日感謝の会を開きました。
保育園に招かれたのは、保育園の畑の作付けを手伝ったJA上伊那の青壮年部の3人と薪の提供や園舎周辺の植木の剪定をしている池田健二さん(66)、毎年かぶと虫をプレゼントしている森登美男さん(73)の5人です。
感謝の会では、未満児から年長園児までが、それぞれできるようになったことを発表し、日頃の感謝の気持ちを伝えました。
未満児は、おどり、年少児は、歌を歌いました。
年中児は、コマ回し、年長児は、剣玉を披露しました。
剣玉の発表では、難しい技ができると会場からは拍手が起きていました。
招かれた池田さんと森さんは、「地域ぐるみで保育園や小学校を支えていくことが必要。頼りにもされているので、体力の続く限り、できる協力はしていきたい」と話し、子どもたちの発表に目を細めていました。
篠田千栄子園長は、「様々な協力をいただくことで、子どもたちの経験の幅が広がっている」と感謝しています。
発表の後、全員でお昼を一緒に食べ、楽しいひと時を過ごしました。 -
3年間の思いを込めて コサージュ作り
上伊那のほとんどの高校であす、卒業式が行われます。
南箕輪村の上伊那農業高校では、2日の卒業式で胸に付けるコサージュを作りました。
校内で育てた花など3種類を使って作るこのコサージュ。
上農高校では、毎年園芸科学科の3年生が卒業式で胸に付けます。
コサージュ作りは、3年間の学習の成果として10年以上前から行われています。
1日は観賞植物コースの生徒10人が作業を行い、花の配置やバランスを見ながら1つひとつ丁寧に作っていました。
2時間ほどかけ園芸科学科の卒業生39人分を作りました。
上農高校の卒業式は2日午前10時から行われ、生徒達は3年間の思いを胸に学び舎を巣立ちます。 -
「上伊那地域交通死亡事故多発警報」を発令
2月の一か月間に箕輪町で3件、駒ヶ根市で1件の交通死亡事故が相次いで発生したことから長野県交通安全運動推進上伊那地方部は、「交通死亡事故多発警報」を発令しました。
上伊那では、2月に入り、箕輪町で3件、駒ヶ根市で1件の交通死亡事故が発生し、4人が死亡しています。
これを受け県交通安全運動推進上伊那地方部は2月27日に「上伊那地域交通死亡事故多発警報」を発令し、3月8日までの10日間、交通安全を呼びかける広報活動を強化します。
主な取り組みは、広報車による巡回広報、大型店などへのポスターの掲示、各種集会でのミニ講話の開催、伊那合同庁舎での交通事故に関する写真展などとなっています。 -
籐工芸の教室「籐花会」 3月12日から作品展開催
植物のつるを編み上げ作品を作る、籐工芸(とうこうげい)の教室「籐花会(とうかかい)」は、3月12日から、かんてんぱぱホールで開く作品展示発表会に向け、作品作りに励んでいます。
籐工芸は、フジ科の植物のツルを使ってかごなどを編んでいく工芸品です。
籐花会は伊那市東春近で活動している教室で、30代から70代の主婦12人が月1回の教室に通っています。
これまで、年に1回秋に開かれる東春近の文化祭で作品を発表してきましたが、より多くの人に作品を見てもらい魅力を知ってもらおうと、初めて西春近のかんてんぱぱホールで作品展を開くことにしました。
作品展には、これまで教室の生徒が作りためてきた、かごやバッグ、かべかけなど家庭で使える小物から、イスやテーブルなどの家具まで
100点ほどが展示される予定です。
第1回籐花会作品展示発表会は3月12日(火)縲・8日(月)までかんてんぱぱホールで開かれます。 -
上伊那地域食育フォーラム
食を通して健康づくりを進める上伊那地域食育フォーラムが26日、伊那市の伊那合同庁舎で開かれました。
フォーラムは、伊那保健福祉事務所が開いたもので、上伊那の食生活改善推進員や栄養士など80人が出席しました。
フォーラムでは、「食と命の危機 そして地球の危機」と題し、福井県で食について調査研究をしている岩佐勢市さんが講演しました。
岩佐さんは「普段の正しい食生活が健康な体をつくる」「地元で採れた食材を食べることが体のためによい」などと話していました。
またフォーラムでは、上伊那地域の特産物を使った料理の紹介コーナーが設けられた他、食生活改善推進協議会上伊那支部が食生活についておよそ1000人に調査したアンケート結果が報告されました。
アンケートから、若い世代の朝食を食べない割合が高いことや家族や友人などと2人以上で食事をする割合が年々減少傾向にあることが解りました。
食生活改善推進協議会上伊那支部はアンケートを踏まえ、若い世代の朝食欠食を減らすことや共食の大切さを伝えることなどに取り組んでいきたいとしています。 -
伊那市地域づくり活動支援金 報告会
今年度の伊那市地域づくり支援金事業の活動報告会が26日、伊那市役所で開かれました。
報告会は、特色ある活動を紹介し、今後の参考にしていこうと毎年開かれていて、地域住民ら70人が出席しました。
伊那市の今年度の採択団体数は11団体で、支援金の総額は382万9千円でした。
26日は2団体が報告し、このうち、西春近の諏訪形区を災害から守る委員会は44万1千円の支援金を受け、災害に強い里山づくりに取り組んできました。
諏訪形区は平成18年の豪雨災害で貝付沢から流れ出た土砂の流出や大水による床下浸水の被害を受けました。
平成19年に諏訪形区を災害から守る委員会を立ち上げ活動を行っています。
今年度は支援金を活用し、根が大きく深く張り、より自然体に近い広葉樹を育てることができる保育ブロック工法で育苗と植樹を行いました。
この中で、委員会の酒井健志さんは「保育ブロックにしたことで根の成長が早まり、秋までにケヤキやもみじなどを植樹することができた」と報告し、これからも地道に活動を続けていきたいと話していました。
伊那市では来年度も400万円の予算を盛っていて、事 業募集は3月1日から22日までで、4月上旬に審査を行い決定することになっています。 -
伊那餃子会大型店でイベント
伊那地域の飲食店でつくる伊那餃子会は26日、2月26日の包むの語呂に合わせて市内の大型店で初のイベントを開きました。
これは、伊那餃子を多くの人に知ってもらおうと企画したものです。
伊那餃子会は、平成22年に発足し現在9店舗が加盟しています。
26日は、雑穀アマランサスが具に入った焼き餃子と、揚げ餃子の2種類を普段より50円安く250円で販売しました。
もち米のようにもっちりした感触が具とよくからみ合うのが特徴だということです。
買い物に訪れた人たちは、試食をして餃子を買い求めていました。
餃子を買った人には加盟店で使える餃子の無料券がプレゼントされました。
目標としていた200食は1時間ほどで達成し、店から追加して販売をしていました。
伊那餃子会では、定期的にイベントを開いて伊那餃子をPRしていきたいとしています。
また、地域の食材をつかった餃子の開発にも力を入れていきたいと話していました。 -
女性農業者が料理通じて交流
伊那市内の農業に携わる女性が料理を通じて交流を深める集まりが26日、伊那市のJA上伊那本所で開かれました。
交流会には、市内の女性農業者およそ30人が参加し、米粉を使った料理を作りました。
作ったのは、上伊那産の小麦ハナマンテンを使った「餃子」岐阜県の郷土料理「からすみ」などです。
交流会は、地元の農産物の消費拡大と、女性農業者の親睦の場として、伊那市農業振興センターが毎年開いているものです。
仲間同士会話を楽しみながらも、手際よく作業を進めていました。
料理が完成すると、全員で味わいました。
伊那市農業振興センターでは、「農業と産業が結びつく6次産業を進める上で、女性の力はなくてはならない。市の農業振興につなげていきたい」と話していました。 -
三六災害を後世にアーカイブス制作
国土交通省天竜川上流河川事務所は伊那谷を襲った豪雨災害「三六災害」を後世に伝えていこうと、記録や体験談をまとめたアーカイブスの制作を行っていて、今年度中にウェブサイトに公表する計画です。
天竜川上流河川事務所は昭和36年6月に発生した「三六災害」の体験談などをまとめ後世に伝えていこうと取り組んでいます。
25日は、駒ケ根市の天竜川上流河川事務所で、アーカイブスの制作にあたり、課題などについて意見を聞こうと座談会が開かれました。
会には、信州大学農学部の北澤秋司名誉教授や災害の記録をまとめた本の制作者、碓田栄一さんなど4人が出席しました。
現在、災害の写真や体験談など200項目の災害の記録を整理しています。
出席者からは「生々しい体験談をそのまま掲載する方が見る人に危険を喚起できる」「体験者の話を動画で載せてはどうか」など様々な意見が出されていました。
天竜川上流河川事務では今年度中にまとめ、ウェブサイトで公開したいとしています。 -
子育て中の母親と町長が意見交換
箕輪町は、子育て中の母親の意見や要望を聞く「地域子育て協議会 座談会」を26日、文化センターで開きました。
座談会では、町内の13の子育てサークルの代表者と平澤豊満町長が意見を交わしました。
行政と母親との話し合いの場にしようと毎年開かれているもので、今年で3回目です。
参加した母親からは「5歳児検診を新たに設けて欲しい」「年少園児は手がかかる時期なので、クラスに保育士を2人配置してほしい」「町内で交通死亡事故が増えている。子どもだけでなく、母親やお年寄りなど町全体での交通安全教室を開いてほしい」などの要望が出されました。
町によりますと、子育て支援センターの設備の充実や病児病後児保育の定員を増やすなど、これまでの座談会で出された意見が町政に反映されているということです -
交通死亡事故現地診断
2月に入り3件と、交通死亡事故が多発している箕輪町で、死亡事故現場の現地診断が25日行われました。
25日は、3件のうち2件の現地診断が行われました。
このうち9日の事故現場となった三日町の綿半スーパーセンター前の町道の現地診断では伊那警察署、交通安全協会など30人ほどが参加しました。
箕輪町では、9日に綿半スーパーセンター前の町道で車が買い物客をはねる死亡事故が、13日には大出で車がガードレールに衝突し運転手が死亡する事故がありました。
箕輪町は15日に交通死亡事故多発非常事態宣言を発令。
しかし、22日に沢上の春日街道で横断中の男性を車がはねる死亡事故が起きました。
現地診断で、参加者からは、「歩行者が駐車場と道路を隔てる柵を越えてわたらないよう、高くしたらどうか」などといった意見が出されていました。
伊那警察署によりますと、去年の伊那署管内の交通死亡事故は5件6人で、国道や県道で発生していました。
一方今年に入ってからの3件の死亡事故は、すべて箕輪町で起きていて、町道など生活道路で発生しているのが特徴です。
綿半スーパーセンター箕輪店は、3月上旬までに駐車場の看板や支柱にドライバーに注意を促す表示をしていくほか、警備員の配置なども検討していきたいとしています。 -
機織り体験 オリジナルお雛様づくり
地域の身近な伝統技術に親しんでもらおうと、箕輪町郷土博物館は、機織り機で織った布でひな人形を作る催しを24日、開きました。
体験会は、展示品を鑑賞してもらうだけでなく、実際に道具を使い体験する事で地域の伝統技術を理解してもらおうと、毎年開かれています。
この日は、町内を中心に12人が参加しました。
参加者は、博物館が製作した簡易機織り機で、縦糸に木綿糸、横糸に毛糸を使って、ひな人形の着物を織りました。
参加者らは職員から指導を受けながら、縦糸に横糸を左右から繰り返し通して、丁寧に織り上げていました。
人形は職員が事前に用意した淡い色を塗ったキッチンペーパー数枚を胴体にみたてた綿棒に重ねた物で、その上に参加者が織った色鮮やかな布を着せていました。 -
キッズ王国800人が来場
手作りの遊びを楽しむキッズ王国が24日、伊那市の伊那公民館で行われ、親子連れで賑わいました。
24日は、東部中学校の吹奏楽部による演奏でイベントがスタートしました。
キッズ王国は、冬に室内で出来る手作りの遊びを楽しんでもらおうと伊那市公民館運営協議会や子育てサークルのメンバーでつくるキッズ王国実行委員会が毎年開いているものです。
館内には、牛乳パックでびっくり箱を作ったり、小さい子供が口に入っても安全な小麦粉粘土を使って作品をつくるコーナーなどが設けられました。
このうち新聞紙をちぎった紙のプールでは、子どもたちが頭から紙をかぶったり投げ合ったりして楽しんでいました。
また、さかな釣りのコーナーでは、紙に書かれた魚の絵を、磁石を使って釣り上げていました。
会場には、中学生や高校生などのボランティアの姿もあり、子どもたちと一緒に工作をしたり、会場の案内などをしていました。
キッズ王国実行委員会によりますと24日は、およそ800人の来場があったということです。 -
天竜川にコハクチョウ飛来
伊那市山寺の水神橋近くの天竜川にコハクチョウ10羽ほどが飛来しています。
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旧井澤家住宅でひな祭り展
桃の節句に合わせ、伊那市西町の旧井澤家住宅では「ひな祭り展」が開かれています。
展示は、ひな祭りの雰囲気を感じてもらおうと伊那部宿を考える会が開いているもので、会場にはひな壇飾りやつるし雛などおよそ130点が並んでいます。
地域住民が、使われなくなった雛人形などを持ち寄り展示していて、江戸時代の押絵びなや昭和の箱入りびななど歴史を感じさせる雛人形も並んでいます。
また、女の子の祭りということで、昔結婚式などで使われた着物が並び、華やかさを盛り立てています。
伊那部宿を考える会の森功会長は「足を運んでいただき、春を感じてもらいたい」と話していました。
旧井澤家住宅のひな祭り展は、3月3日までで、3月2日、3日には甘酒の振る舞いも予定されています。 -
エコパーク登録目指し知識深める
ユネスコエコパークについて知識を深める「エコパークフォーラム」が23日、伊那市長谷の気の里ヘルスセンター栃の木で開かれました。
この日は、有識者による講演が行われ、会場を訪れた人達が知識を深めました。
ユネスコエコパークは、生物多様性の保全と人間生活の調和や持続的な社会の発展のモデル地域として、ユネスコが認定する地域です。
世界では610か所、国内では5か所が登録されています。
この日講師を務めた、横浜国立大学准教授の酒井曉子さんはエコパーク登録のメリットについて「世界に通じるブランド価値や学習の場としての活用のほか、地域住民の誇りが生まれ、地域のまとまりが熟成される」と説明していました。
また、静岡大学特任教授の増沢武弘さんは「高い山だけでなく、深い谷があり、そこに文化や生物が根付いている。こういった地域はここにしかない」と話し、エコパーク登録に向け、南アルプスの魅力について説明していました。
伊那市を含む南アルプス近隣市町村では、ユネスコエコパーク登録に向け、今年中に申請を行なうことにしています。 -
富県ふるさとまつり
伊那市富県の区民が歌や伝統芸能などを発表する、ふるさとまつりが24日行われました。
ふるさとまつりは、富県ふるさと館で活動しているサークルなどが一同に会し、日ごろの練習の成果の発表の場にしようと毎年この時期に行われていて今回で33回目です。
24日は、地元の獅子舞保存会や富県小学校の児童、ダンスグループなど22団体およそ300人が出演しました。
このうち、富県貝沼に伝わる貝沼獅子舞保存会は、五穀豊穣を願い、舞を披露しました。
雌獅子のみが舞うのが特徴です。
貝沼の獅子舞は、一時途絶えていましたが、伝統芸能を残していこうと地区の青年会によって昭和40年に復活しました。
現在は、15人の会員がいて地区のまつりや敬老会などで舞を披露しています。
また、富県小学校の合唱クラブは、ふるさとなどの童謡を披露していました。
訪れた人たちは様々なステージを楽しんでいました -
都市計画道路 2路線廃止1路線
都市計画道路として整備されることが決まっていた伊那市内の2路線の計画が廃止に、1路線の計画が変更されます。
廃止となるのは、昭和27年に計画決定された河東線およそ1,800メートルと春日町狐島線600メートルです。
河東線は、伊那市の環状道路を南北に結ぶ幹線道路として計画されましたが、この路線に並行した市道が整備されたことなどから廃止となります。
春日町狐島線は、市街地から天竜川を渡り住宅街へと結ぶ幹線道路として整備が計画されましたが、当時この路線の周辺にあった法務局や伊那建設事務所が移転したことなどから廃止が決まりました。
他に、計画が変更されるのは高遠町総合支所入口交差点から760メートルの路線です。
すでに整備が終わっている100メートルを除いた670メートルの計画が廃止となります。 -
クリスマスローズ展 24日まで
春先に咲く花「クリスマスローズ」の展示会が22日から、伊那市西春近のくぬぎの杜で始まりました。
上伊那を中心に、県内外の会員およそ40人でつくる信濃クリスマスローズ愛好会が毎年この時期に開いているもので、会場にはおよそ120鉢が並んでいます。
このクリスマスローズ、大きな花びらのように見えるのは花を支える「がく」です。
がくが色付き、花のように見えるため、長い期間楽しめる花です。
5枚のがくからなり、落ちないことから「合格」(5がく)の語呂合わせで縁起の良い花とも言われているということです。
今年は、栽培が難しい原種の花も10鉢ほど並んでいて、訪れた人達の目を楽しませていました。
平松生男会長は「会員が丹精を込めて花を咲かせた。ぜひ見に来てもらいたい」と話していました。
クリスマスローズ展は、24日(日)までくぬぎの杜で開かれていて、「育て方、楽しみ方」の講習会も開かれる予定です。 -
中病 今年度7億円 黒字見込み
伊那中央病院運営審議会が18日伊那中央病院で開かれ今年度の事業収支は見込みでおよそ7億円の黒字となることなどが報告されました。
審議会は伊那中央行政組合の諮問機関で医師会や住民代表など15人で構成されています。
会合では、今年度の事業収支のほか、来年度の課題について報告がありました。
事業収支は支出がおよそ102億円、収入が109億円で7億円の黒字となっていて主な要因は入院診療単価が伸びたことによるものです。
来年度は、手術前に合併症をおこさないために口腔内をケアする歯科口腔外科を新設するほか救命救急センターと研修センターの竣工にともない新しい施設での診療を開始します。
現在行っている里帰り出産の制限については、継続していくとしています。
委員からは診察の待ち時間や開業医との連携について質問や意見が出されていました。 -
第41回伊那まつりは8月3日.4日
今年の第41回伊那まつりは、8月3日、4日の2日間、「翔(はばたけ)」をテーマに行われます。
21日は、伊那市役所で、伊那まつり実行委員会が開かれ、今年の実施方針が示されたほか、各専門委員会などの正副委員長の選出などが行われました。
今年の第41回伊那まつりは、市民おどりを8月3日(土)に、花火大会を4日(日)とし、テーマは「翔(はばたけ)」とする方針が示され、了承されました。
市民おどりについては、今年も、伊那節・勘太郎月夜唄と、ダンシングオンザロードの時間帯を分けずに実施すること、次世代を担う子供に、伊那節などを普及するため去年から始めた歴史学習を継続することなどが決まりました。
また、花火大会の前に天竜川で行う灯篭流しの目玉イベント化を検討していくとしています。
白鳥孝伊那市長は、「市民が楽しむのはもちろんだが、外部からもお客さんが来てくれるような、魅力を発信できるまつりにして欲しい」と話していました。
なお、今回から、実行委員会を通年化したため例年よりも2か月早い会の開催となりました。 -
災害想定 水道事業者と市が給水訓練
上伊那地域に大型の地震が発生し断水したとの想定で20日、伊那市水道事業協同組合と伊那市は合同で災害応急給水訓練を行いました。
訓練では、伊那市から給水の要請を受けた水道事業者が指定された配水池に集まりました。
これは、平成18年度に締結された「災害時における応急対策に関する協定」にもとづき行われたものです。
組合に加盟している市内の水道事業社29社が市内6か所の配水池などに集まり給水タンクに水を補給していました。
しかし、配水池の敷地内には、雪が積っていたため、タンクを門の外に運び出し、ホースを延長しタンクに水を入れていました。
タンクに水を積んだ車は、給水場所として指定された、市役所や支所の駐車場に集まりヤカンなどの容器に水を移しかえていました。
伊那市によりますと、長谷で行われた訓練では、積雪の為車が配水池にたどり着けず、近くの消火栓からタンクに水を給水したという事です。
市と組合では、あらゆる事態を想定し訓練を行い、災害に備えていきたいとしています -
西駒遭難の遺族・偲岳会 8月に記念事業
大正2年、1913年に駒ヶ岳登山で発生した中箕輪尋常高等小学校の集団遭難の遺族らで作る偲岳会は、100周年にあたる今年8月に、記念事業を行います。
13日夜は箕輪町内の飲食店で、2回目の100周年実行委員会が開かれ、偲岳会のメンバーなど9人が集まりました。
駒ヶ岳遭難は、大正2年、1913年の8月に、中箕輪尋常高等小学校の修学旅行で駒ケ岳に登山した生徒・教師合わせて37人が、山の上で暴風雨にあい、11人が犠牲になったものです。
今年8月に、遭難から100年を迎えることから、遺族らで作る偲岳会は、記念事業を企画しています。
記念事業は、8月25日に予定していて、慰霊祭のほか、記念講演会などを予定しています。
講師は、駒ヶ岳遭難を題材に小説「聖職の碑」を書いた新田次郎さんの息子で・お茶の水女子大学名誉教授の藤原正彦さんを予定しています。
また、偲岳会のこれまでの活動をまとめた記念誌も作成する予定です。 -
伊那松島駅有人化へ
箕輪町は、JR東海が4月1日から無人化する飯田線の伊那松島駅について、町負担で駅員を配置する方針を決め、19日JR側に有人化することを伝えました。
19日は、箕輪町役場で公共交通会議が開かれ町側からこれまでの経緯などが委員に説明され了承されました。
去年11月にJR側から伊那松島駅を無人化する方針が示され、平澤豊満町長は今年1月の臨時議会で町独自で人を配置する有人化の方向で進めたいとの考えを示しました。
町では、駅の職員を365日配置し、4人程度でローテーションしていきたい考えで現在、町内外のJROBに打診しているということです。
切符についてはこれまで通り定期券や特急券などすべての切符を買えるようにするとしています。
19日の会議では他に、駅の利活用について検討する組織を今年度中に立ち上げることを確認しました。
委員は、商工会や学校関係者、役場職員などで構成し、駅舎や周辺の活性化などについて検討していくとしています。
町は19日、JR側に伊那松島駅を有人化することを電話で伝えたということです。 -
公立高校前期選抜試験 合格発表
公立高校前期選抜試験の合格発表が19日、県内の高校で一斉に行われました。
このうち高遠高校では午後1時に校舎前に合格者の受験番号が張り出され、生徒や保護者が番号を確認していました。
高遠高校の前期選抜は1.48倍で48人の募集に対し71人が受験しました。
前期選抜試験は県内72校で実施され7,245人が受験し4,490人が合格したということです。
後期選抜は2月26日から28日まで志願の受け付けを行い3月12日に試験が行われることになっています。 -
2月14日にスギ花粉を初観測
飯田保健福祉事務所は、今月14日にスギ花粉を初観測したと発表しました。
飯田保健福祉事務所によりますと、2月の14日(木)に飯田下伊那地域でスギ花粉を初観測したということです。
飛散開始にはなっていないということですが、今後、暖かい日や乾燥した風の強い日などには、スギ花粉が飛散すると予測していて、花粉症の人は、医療機関や薬局に相談するなど早めの予防対策を呼びかけています。 -
林業功労者表彰
森林整備や治山事業などに功績のあった人を表彰する「林業功労者表彰」が12日、伊那市のいなっせで行われました。
林業功労者表彰では、伊那市から4人、飯島町と南箕輪村からそれぞれ1人ずつ、箕輪町から1団体のあわせて6人1団体が表彰されました。
里山整備などの造林活動に尽力したことや桜の保護育成など緑化活動での功績が認められたものです。
受賞者を代表して飯島町の林幸男さんは「受賞を励みにそれぞれの立場で地域林業の発展に努めたい」とあいさつしました。
主催した上伊那地方事務所の青木一男所長は「みなさんと共に持続可能な森林づくりを進めていきたい」と話していました。 -
保育意見発表会
保育士が子どもの身体作りや食育について感じていることを発表する保育発表会が14日、伊那市のいなっせで開かれました。
発表会は、保育園の様子や取り組みについて地域の人に理解してもらおうと開かれたものです。
会場には、小学校職員や保育園の運営に携わる地域の人などおよそ300人が集まりました。
発表会では、子どもの身体作りや食育、保小連携の取り組みについて4人の保育士が話をしました。
このうち西箕輪南部保育園副園長の井上ユミさんは、身体作りについて意見を述べました。
他に、美篶保育園の宮原ひろみさんは保育園と小学校の連携について意見を述べました。
伊那市保育プロジェクト委員会の篠田千栄子委員長は「地域の方と交流を図り意見・知恵をいただきながら子ども達の健やかな成長に活かしていきたい」と話していました。