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園児がツリーの飾りつけ
クリスマスを前に、南箕輪村北部保育園の園児が10日、クリスマスツリーの飾りつけをしました。
この日は園児90人が、リズム室に置かれたツリーにクリスマス飾りを取り付けました。
園児は気に入った飾りを手に持ち、高いところは保育士に抱え上げてもらうなどして取り付けていました。
北部保育園のクリスマス会は21日に予定されています。 -
信大生が野沢菜漬けを学ぶ
南箕輪村の信州大学農学部の学生が9日、村内の農家の女性から野沢菜の漬け方を教わりました。
漬け方を教わったのは信大農学部の地域交流サークル「かーみやん」のメンバー6人です。
かーみやんと村の農家女性でつくる南箕輪村輪の会は農業を通して交流をしています。
その中で、学生から野沢菜漬けを教えてもらいたいと要望があり3年前からメンバーに漬け方を教えてもらっています。
輪の会の畑で8日、収穫した野沢菜27キロを使い、細かく刻んで漬ける切漬けと、そのまま漬ける長漬けの2種類の漬け方を教わりました。
学生たちは塩加減や葉の並べ方などメンバーから手ほどきを受け作業をしていました。
野沢菜漬け以外にも大根や白菜の漬け方なども教わりました。
9日漬けた野沢菜漬けはお正月頃に食べごろになるということです。 -
積雪で子ども達が雪遊び
8日の伊那地域は、今年初めて平地にも雪が積もりました。
南箕輪村の大芝公園では、雪遊びをする子ども達の姿が見られました。
長野地方気象台によりますと、9日の夜から10日の朝にかけて冬型の気圧配置が強まるため、県内全域で雪の降るところが多くなりそうだということです。 -
読書感想文 小中学生18人を表彰
上伊那の小中学生を対象にした読書感想文のコンクール、ニシザワ文芸コンクールの表彰式が8日、伊那市の創造館で行われました。
この日は受賞した18人の小中学生に、(株)ニシザワの荒木康雄社長から賞状が手渡されました。
最優秀賞には、小学生低学年の部に箕輪東小2年の福澤怜久くん、高学年の部に赤穂小6年の林和花さん、中学生の部に東部中1年の古畑花音さんが選ばれました。
コンクールは、伊那市で本屋として創業した(株)ニシザワが、地域の小中学生に本から様々なことを学んでもらいたいと毎年開いているもので、今年で9回目になります。
今年は上伊那郡内の小中学校27校から、過去最高の1430点の応募がありました。
荒木社長は「本をたくさん読んで、いろんなことを学び、文章にすることで自分の気づきを持ってもらいたい」と話していました。 -
ふるさとCM大賞NAGANO 西箕輪中知事賞
長野朝日放送が主催するCMコンテスト「ふるさとCM大賞NAGANO」で、西箕輪中学校が制作した伊那市のCMが2位にあたる知事賞に選ばれました。
西箕輪中学校のCMは、総合学習でCM制作コースを選んだ3年生12人が制作しました。
今年5月から取り掛かり、およそ4か月かけてつくりました。
コンテストは、市町村が地元の魅力をPRするもので、伊那市の作品として応募した西箕輪中の作品は、見事知事賞を受賞しました。
CMのタイトルは「ウマウマ動画」馬刺しの魅力をPRするものです。
構成から撮影までを全て生徒が行いました。
今年の、コンテストには県内から91作品の応募がありました。
伊那市のCMが知事賞に選ばれたのは今回が初めてということです。
西箕輪中生徒が制作したCMは、長野朝日放送で来年50回放送されることになっています。 -
南箕輪村営農センター 園児にりんごプレゼント
南箕輪村営農センターは、地域でとれたりんご「サンふじ」を7日、村内の5つの保育園にプレゼントしました。
このうち中部保育園には営農センターの宮下勝美会長ら関係者およそ10人が訪れ、園児1人ひとりにりんごを手渡しました。
りんごのプレゼントは、消費拡大と地産地消を目的に平成17年から行っています。
サンふじは、太陽が沢山あたるよう袋をかけず栽培するため、甘味が増すいうことです。
村と営農センターでは、サンふじの栽培に力を入れていて、りんごを栽培した田中實さんは園児の笑顔に喜んでいました。
園児らは、もらったりんごを大切に抱えて友達と見せ合っていました。
営農センターでは、村内5つの保育園に全部で780個のりんごを贈った他、小中学校にもあわせて800個プレゼントするということです。 -
北園高校保護者とそば打ちで交流
東京の北園高校の保護者らが2日、伊那市西春近を訪れ、そば打ち体験をしました。
北園高校は、伊那市西春近自治協議会と森林の里親促進事業の協定を結んでいます。
協定では北園高校の生徒が西春近の区有林などを整備することになっています。
そば打ち体験は生徒が活動している西春近について保護者など関係者に知ってもらおうと企画されました。
2日はおよそ30人が参加し、地元の住民に教わりながら、そばを打っていました。
森林の里親促進事業の協定は去年5月に結ばれ、今年春には、生徒およそ300人が桜の木を植える活動を行っています。
訪れた保護者は、「自然豊かな伊那市で活動できることは、学生にとって貴重な体験。
地元の人たちもあたたかく、いい所だと思った。」と話していました。 -
鈴木福君の像お披露目
伊那市の子ども大使に任命されている子役タレント、鈴木福君の等身大の像が伊那市のタウンステーションにお目見えしました。
4日は、福君の像のお披露目式が行われ白鳥孝伊那市長や伊那市に住む福君の曽祖母、近くの伊那保育園の園児などが参加しました。
9月から10月に東京都で著名人の等身大の像をベンチに座らせるイベントがあり終了後に福君から伊那市に寄贈されました。
ベンチは上伊那林産協同組合が地元産のスギなどを使って製作しました。
白鳥市長は「通り町の活性化に一役かってくれる」と期待していました。
園児たちは福君の像に触ったり記念撮影をしたりしていました。
福君の像は来年1月までタウンステーション伊那まちで展示されることになっています。
それ以降は、図書館など市内の公共施設に置かれることになっています。 -
らっこルームクリスマス会
伊那市の伊那公民館の子育て教室、らっこルームのクリスマス会が3日行われました。
クリスマス会には10組の親子が参加し、サンタクロースからプレゼントをもらいました。
らっこルームは交流の場として0歳から3歳までの子どもとその親を対象に伊那公民館が開いている子育て教室です。
3日は日影の伊那福音教会の牧師らが訪れ、ハンドベルの演奏や合唱を披露しました。 -
トンネル事故で高速バスに影響
山梨県の中央道、笹子トンネルで天井の板が崩落した事故により高速バスに遅れがでるなどの影響が出ています。
3日は伊那バス株式会社の伊那バスターミナルでは受付の係員が、運行に関する問い合わせや対応に追われていました。
山梨県内の中央自動車道は事故により、通行止めとなっていて高速バスは国道へ迂回して運行しています。
伊那バスによりますとこれにより伊那地域と新宿を走るバスの到着に30分から1時間ほどの遅れが出ているほか事故後はバス1本につき3、4人のキャンセルがあるということです。
伊那バスは高速バスについて「到着に遅れはあるものの、バスは平常通り運行している。乗客の方にはできるだけ不便のないよう運行していきたい」と話しています。
今回の天井崩落事故を受け、中日本高速道路では、笹子トンネルと同じ構造の、恵那山トンネルの緊急点検を3日、実施しました。
点検の結果については、早い段階で公表したいとコメントしています。 -
地元産そばを味わい地域交流
箕輪町の沢区の住民有志でつくる、沢国道バイパス花の会は2日、恒例のそば祭りを沢公民館で開きました。
このそば祭りは、沢区を通る国道153号バイパスの未使用区間を利用し、そばの花を育てた事がきっかけとなり、平成6年から開かれ今年で19回目となります。
会場には、50席ほどが用意されましたが、お昼近くになると家族連れなどが訪れ満席に近い状態となっていました。
今年は、150人分を用意したという事ですが、予想以上の客の入りに、調理室では、急ピッチに作業が行われていました。
訪れた人達は、打ちたてのそばに舌鼓を打ちながら、近所の人たちとの会話を楽しんでいました。 -
信大とCATV 情報発信の課題探る
大きな災害が起きたとき、ケーブルテレビには、どのような情報提供が求められるのかを探るフォーラムが11月29日長野市で開かれました。
信州大学と県内32のケーブルテレビ局でつくる日本ケーブルテレビ連盟信越支部長野県協議会の主催です。
岡谷市で8人の犠牲者を出した2006年7月の豪雨災害や去年3月の県北部地震で、地元のケーブルテレビが行った放送の事例報告とパネルディスカッションがありました。
信大とケーブルテレビの県協議会は、地域への貢献を目的に今年7月に連携協定を結んでいて、今回のフォーラムはその一環です。
パネルディスカッションでコーディネーターを務めた信州大学の笹本正治副学長は、「防災の文化は、災害が起きた時に前進する。地域に新しい文化を生み出すよう努力していきましょう」とケーブルテレビとの連携強化を強調しました。 -
24か国から外国人が箕輪町を視察
アジア地域セーフコミュニティトラベリングセミナーで日本を訪れている外国人が1日、箕輪町を視察しました。
箕輪町を訪れたのは、世界24か国でセーフコミュニティの認証を受けた地域の外国人など、およそ90人です。
セーフコミュニティトラベリングセミナーは、各国の取り組みを学び知識を深めようと2年に1度開かれているもので、日本での開催は初めてです。
箕輪町は、今年5月にWHO世界保健機関からセーフコミュニティの認証を受けていて、その取り組みについて学ぼうと、今回箕輪町を訪問しました。
箕輪消防署では、ロープを使った訓練やほふく救出訓練が行われ、参加者は写真を撮るなど熱心に見学していました。
ある参加者は「見たことのない訓練だったが、みんな真剣にやっている姿を見て大変勉強になった」と話していました。
一行はこの後、このほどセーフコミュニティの認証を取得した小諸市の認証式典に出席することになっています。 -
天竜川に伊那谷の風物詩
伊那谷の冬の風物詩「ザザムシ漁」が1日に解禁となり、愛好者が漁を楽しみました。
この日は雪が降る中箕輪町の天竜川で、木下に住む小森一男さんが漁を楽しんでいました。
ザザムシ漁は、毎年12月1日が解禁日で、虫踏み許可証を取得した愛好者が2月いっぱいまで漁を楽しみます。
小森さんは、知人に道具をもらったのをきっかけに10年前からザザムシ漁を始めました。
毎年、期間中週末になると川に入るという小森さんは、今年も解禁を心待ちにしていたということです。
かんじきを履いて石についたザザムシをはがし、四手網で捕っていきます。
小森さんは「今年の解禁日の収穫はサイズも小さいし量も少ない。温暖化が影響しているのかもしれないが、もうしばらくすれば成長してたくさん捕れるだろう」と話していました。
天竜川漁業協同組合によりますと、この日までに虫踏み許可証を取得した人は15人いたということです。 -
西春近北保育園 おでんパーティー
伊那市の西春近北保育園の園児は30日、日頃お世話になっている地域の人を保育園に招きおでんを作って交流しました。
30日は、保育園の運営に携わる区長や民生児童委員などおよそ20人を保育園に招き、自分達で収穫した野菜を使っておでんを作りました。
年長園児29人は、「左手を猫の手にして」などとアドバイスを受けながら、包丁を使って材料を切っていました。
おでんができるまでの間、園の庭で一緒に遊び、交流を深めていました。 -
年末特別警戒 出陣式
1日からの年末特別警戒を前に出陣式が30日、伊那警察署で行われました。
出陣式では、伊那署管内の市町村のイメージキャラクターと県警マスコットのライポくんも参加し、期間中の犯罪と交通事故の発生抑止を誓いました。
警察署管内の全市町村のキャラクターとライポくんが参加しての活動は県内初の試みです。
出陣式で伊那防犯協会連合会の白鳥孝連合会長は「力をあわせて事件や事故のない地域をつくりましょう」と挨拶し、伊那警察署の田中泰史署長は「管内の犯罪は減少傾向にあるが年末は犯罪が起こりやすい。気を引き締めて犯罪抑止に努めましょう」と呼びかけました。
出発を前に、5体のキャラクターの共同宣言を署員が読みあげました。
この後参加者とキャラクターは、パトカーや白バイ、青色パトカーに乗り込み啓発活動に出発しました。
伊那署によると、今年1年間に管内で起きた傷害や詐欺などの刑法犯は、10月末現在557件となっています。
去年の同じ時期に比べて106件減少していますが、子どもや女性に対する声かけやひったくりが起きているということで「引き続き犯罪抑止に努めていく」としています。 -
伊那市消防団 3方面隊編成を示す
実働団員の不足や新入団員の減少などが問題となっている伊那市消防団は、市内を3つに分ける方面隊編成とする計画案を示しました。
30日は、伊那市高遠町の総合福祉センターやますそで防災研修会が開かれ、消防団再編計画案についての説明がありました。
現在の消防団組織は、平成18年の市町村合併時にそれぞれの旧体制を引き継いだもので、分団数や団員数、守備エリアの見直しなどが課題となっていました。
計画案では、伊那市を3つの方面隊編成とするとしています。
旧伊那市の竜西地区を西部方面隊に、竜東地区を中部方面隊に、旧高遠町長谷村地区を東部方面隊とします。
3つの方面隊の中には、それぞれ2つから3つの分団が配置され、各分団の中には3つの部が編成されます。
団員1人が受け持つ管轄内人口比のばらつきを解消するために各分団の定数を見直し、市全体の団員数についても条例で定める人数を1,156人から880人に減らす考えです。
三澤俊明団長は「3方面隊を取り入れ守備エリアを広げることで、人数を減らしても現在の組織体制とそん色ない対応が取れると思う」と話していました。
今後は、地区説明会を開いて住民の声を計画に反映させ、平成27年度中の実施を目指すということです。 -
10月の月間有効求人倍率 0.68倍
上伊那の10月の月間有効求人倍率は0.68倍で、前の月を0.03ポイント上回りました。
ハローワーク伊那の発表によりますと、10月の上伊那の月間有効求人倍率は0.68倍で、前の月の0.65倍を0.03ポイント上回りました。
企業の新規求人数は1,116人で、前の年の同じ月を10.8%上回っています。
新規求職者数は943人で、前の年の同じ月と比べ、14%上回りました。
ハローワーク伊那では、「雇用情勢は依然として厳しい状況にあり、持ち直しの動きに停滞がみられる」としています。 -
高校新卒者 就職内定率69.3%
来年3月卒業の高校新卒者の10月末現在の就職内定率は69.3%で、前の年の同じ時期を5.9ポイント下回っています。
ハローワーク伊那の発表によりますと、10月末現在の就職内定者数は255人で、前の年の同じ時期より3人少なくなっています。
内定率は69.3%で、前の年の同じ時期を5.9ポイント下回りました。
一方、求人数は330人で前の年の同じ時期より60人増加しています。
求人倍率は0.9倍で前の年の同じ時期を0.11ポイント上回りました。
ハローワーク伊那では、「企業が採用に慎重になっていることから内定結果がでるのが遅れている。今後もきめ細やかな対応をとっていきたい」としています。 -
東西春近公民館が合同でしめ縄づくり講座
伊那市の東春近と西春近の公民館合同のしめ縄づくり講習会が28日東春近の春近郷ふれあい館で開かれました。
28日は東春近公民館の男性対象の講座「チャレンジ!おっとこ塾」と西春近公民館の男性対象の講座「父居屋の会」のメンバーなど15人が集まり、しめ縄を作りました。
おっとこ塾と父居屋の会は交流を深めようと合同講習会を開いています。
10月には西春近公民館で燻製器づくりが行われ、今回は2回目です。
講習会では、おっとこ塾のメンバーなど東春近の住民が中心となり、作り方を教えあっていました。
西春近のある参加者は、「交流しながら作ると知らないことを聞くことができ、勉強になってよかった」と話していました。 -
男性救助で南箕輪村の片桐広樹さんに「小さな親切」実行章
今年8月、田んぼに倒れていた男性を救助した南箕輪村北殿の片桐広樹さんに、公益社団法人「小さな親切」実行本部から表彰状が贈られました。
29日、伊那警察署で伝達式が行われ、田中泰史署長から片桐さんに「小さな親切」実行章が手渡されました。
片桐さんは、今年8月、辰野町で車を運転中、自転車ごと田んぼに転落している男性を中学生が助けようとしているところを発見し、一緒に手伝ったということです。
田んぼに落ちた男性にけがはありませんでした。
片桐さんは、「ごく当たり前のことをしただけ。男性の命に別状がなくてよかった」と話していました。 -
花粉飛散 今春の1.8~2.5倍
民間の気象予報会社ウェザーニューズは29日、来年春の花粉飛散予想を発表しました。
それによりますと、南信は、今年の春の1.8倍から2.5倍の花粉飛散量と予想しています。
発表によりますと、今年の夏は暑い日が多く、雨が少なかったため、花粉飛散の原因となる雄花がよく育ち、来年春の花粉飛散量は今年の春よりも多くなることが予想されるということです。
南信では、少ないところで1.8倍、多いところで2.5倍の飛散を予想しています。
今年の春は例年に比べて花粉の飛散量が少なかったことから、平年比では0.7倍から1.8倍と予想しています。 -
橋爪まんぷさん 干支にちなんだ防犯ポスター
伊那市在住の漫画家橋爪まんぷさんは、来年の干支の蛇にちなんだ防犯ポスターを28日伊那市駅前交番に贈りました。
28日は橋爪さんから伊那市駅前交番の小林修所長にポスターが手渡されました。
今回贈られたポスターには、来年の干支にちなんだ「巳からでた蛇」というキャッチコピーと、蛇が泥棒を捕まえる様子が描かれています。
橋爪さんは毎年防犯ポスターを交番に贈っていて、今年で6回目です。
ポスターはいなっせの1階に12月1日から展示されるほか、タウンステーション伊那まちでは、これまで寄贈された4点のポスターも展示されることになっています。 -
トンボの楽園に植樹
ハッチョウトンボが生息する伊那市新山のトンボの楽園で23日、地元の小学生が桜の苗木を植樹しました。
苗木を植えたのは、地元の新山小学校の6年生6人でトンボの楽園周辺にジュウガツザクラとエゴノキを植えました。
植樹を通して、子どもたちに環境を見つめ直してもらおうと、地元有志でつくる新山山野草等保護育成会が行ったものです。
小雨が降る中、児童たちは、協力しながら穴を掘り植樹していました。
児童会長の橋爪竜生君は「みんなで植樹できて思い出になりました。」と話していました。
この日は他に、育成会のメンバーなど70人ほどが参加し、ハッチョウトンボの生息地やその周辺の草刈り、遊歩道の修繕などをしました。
新山山野草等保護育成会では「トンボの住みよい環境づくりとを今後も維持していきたい」と話していました。 -
下島省吾さん50万円を伊那市に寄付
秋の叙勲で旭日双光章を受賞した元伊那市議会議員の下島省吾さんが20日、伊那市に50万円を寄付しました。
20日は、下島さんが市役所を訪れ白鳥孝伊那市長に寄付金50万円を手渡しました。
下島さんは伊那市議会議員として地方自治の発展に功績があったとして旭日双光章を受賞しました。
下島さんは上伊那農業高校を卒業し市の職員となりました。
伊那中央病院の事務局としておよそ20年間務めた下島さんは1991 年市議会議員に立候補しトップで初当選。
以来5期19年間市議会議員を務めました。
市町村合併後、新伊那市の初代議長を務めました。
下島さんは「市民のみなさんのおかげで受賞できた。寄付は伊那市の発展のために役立てて欲しい」と話していました。
白鳥市長は「たかずやの里の施設整備の費用に使わせていただきたい」と感謝していました。 -
第6回INAJAZZFESTIBAL
第6回INAJAZZFESTIBALが23日、伊那市のいなっせで開かれました。
これは、ジャズに親しんでもらおうとNPO法人クラシックワールドが毎年開いています。
この日は伊那中学校吹奏楽部や伊那ウインドジャズオーケストラなど4団体が演奏を披露し、会場を訪れたおよそ300人が演奏に聞き入っていました。 -
伊那谷遺産プロジェクト発足
土木建築物や暮らし、自然などにまつわる先人の足跡を伊那谷遺産として選定、提案する「人と暮らしの伊那谷遺産プロジェクト」選定委員会が27日発足しました。
27日は、駒ヶ根市の国土交通省天竜川上流河川事務所で第1回目の選定委員会が開かれました。
伊那谷遺産プロジェクトは、防災教育や地域振興の観点から、治水や自然災害の歴史を後世に引き継ぎ、伊那谷に暮らしてきた人々の足跡を発信しようと国土交通省天竜川上流河川事務所が計画するものです。
委員は大学教授や県の経営者協会の代表など11人で構成し委員長は信州大学の笹本正治副学長が務めます。
上伊那郷土研究会の伊藤一夫会長ら3人がアドバイザーを務めます。
27日の委員会では、事務局が選定した38の伊那谷遺産の候補案が示された他、選定基準について意見を交わしました。
候選定基準については土木工学的な工夫が認められている遺構や自然史や自然災害の歴史を示すものなどとしています。
選定対象地域は、上伊那地域や飯田下伊那地域の22市町村としています。
委員会は冒頭のみ公開で行われました。
伊那谷遺産候補として、伊那市入舟の舟着場や美篶の六道原地蔵、箕輪町八乙女の水路橋などがあがっているということです。
伊那谷遺産は100をめざして選定を行い来年3月に公表したい考えです。 -
宮坂組 3か所に太陽光発電設置
南箕輪村に本社を置く建設会社宮坂組は、グループ会社が運営する箕輪町の複合型福祉施設ケアセンターふれあいの里など3か所に太陽光発電システムを設置します。
このうち、ケアセンターふれあいの里では27日から発電が始まり、システムについての説明会が現地で開かれました。
太陽光発電システムが設置されるのは、ケアセンターふれあいの里の他、南みのわふれあいの里、宮坂組の倉庫のあわせて3か所です。
設置にかかる費用は3か所あわせておよそ5,000万円で、1年間の電力量は、およそ12万キロワットアワーです。
これは4人家族の一般家庭30戸分の電力を賄うことができるということです。
発電した電力は中部電力に全て売電するということで、年間およそ600万円を見込んでいます。
宮坂組では「公共事業が減る中、他の事業で業績をあげられるよう取り組んでいきたい」と話します。
発電は、設置が完了次第順次行っていくということです。 -
フジサワホール29日にオープン
有限会社フジサワ造花は葬儀や各種イベントに使うことができるフジサワホールを伊那市上牧に建設し、29日にオープンします。
オープンを前にホールでは伊那の笑顔をテーマにした写真展が開かれています。
29日にオープンするフジサワホールは、鉄骨平屋建てで床面積はおよそ740平方メートル、収容人数100人ほどのホールが2つあるほか、中央に中庭があります。
葬儀だけでなく地域のよりどころとして、コンサートや展覧会にも利用できます。
25日は、オープンに合わせ初めて行った第1回伊那の笑顔写真コンテストの授賞式が行われ、入賞者に賞状が手渡されました。
大賞に選ばれたのは、伊那市富県の小森夏花さんの作品「どろっどろ!」です。
インパクトがあり、見ていて楽しくなると評価されました。
コンテストには、伊那の笑顔をテーマに市内外から395点が寄せられ、ホール内にはすべての応募作品が展示されています。
伊那の笑顔写真コンテスト作品展示会は27日火曜日までフジサワホールで開かれています。 -
東部中1年鈴木君が長野県将棋選手権大会で優勝
伊那市の東部中学校1年の鈴木麻修くんが11日に松本市で行われた第38回長野県将棋選手権大会小中学生の部で優勝しました。
大会には、地区予選を勝ち抜いた代表16人が出場しました。
決勝では長野市の代表と対局し、鈴木君が勝利し、見事優勝しました。
鈴木君が本格的に将棋を始めたのは小学校4年生の時、クリスマスプレゼントに将棋セットをもらったのがきっかけです。
5年生になると日影区公民館で開かれている日影囲碁将棋教室に通い大人と対局したり、パソコンの将棋ソフトを使って腕を磨いてきたということです。
日影囲碁将棋教室で指導をしている中村忠雄さんは、「鈴木くんは粘り強い将棋ができ、力が安定して出せている。これからの活躍に期待している」と話していました。