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上荒井友愛クラブ 園児と花の苗植え
伊那市荒井の65歳以上の住民でつくる「上荒井友愛クラブ」は28日、近くの保育園児と一緒に花の苗を植えました。
28日は、上荒井友愛クラブのメンバーと近くの竜西保育園の年長園児あわせておよそ50人が、プランターに花の苗を植えました。
クラブでは、地域の美化や奉仕活動を行っていて、今回は、保育園と一緒に行いました。
肥料とワラを混ぜた土をプランターに入れた後、アスターと百日草の苗190本を園児らが交代で植えていきました。
長田伊三男会長は「子ども達と一緒に作業することで元気をもらえる。今後も交流を深めていきたい」と話していました。
花は8月頃咲き始め、保育園の散歩コースなどに飾られるということです。 -
救急医療情報キット配布
伊那市は、希望する一人暮らしの高齢者などを対象に緊急時に医療情報などを入れた容器、救急医療情報キットを配布しています。
容器救急医療情報キッドには、救急隊員が必要とする医療情報が記入されているため、万が一の際に、適切な処置を速やかに行えます。
容器の中に、薬剤情報の写しや本人確認ができる写真などを入れて冷蔵庫に保管します。
市内の一人暮らし世帯や高齢者のみの世帯などで各地区の民政委員が配布しています。
伊那市では、キットが必要な人は、各地区の民生委員か市の高齢者福祉課に問い合わせて欲しいと呼び掛けています。 -
弘妙寺でシャクナゲ見ごろ
伊那市高遠町荊口の弘妙寺でシャクナゲが見ごろを迎えています。
弘妙寺にはおよそ150株のシャクナゲが植えられています。
今年は例年より1週間ほど遅れて見ごろを迎えていて、現在は遅咲きの種類のものを楽しむことができます。 -
環境保全や省エネルギーに関するポスターの入選作品の展示会
環境保全や省エネルギーに関するポスターの入選作品の展示会が28日から、伊那市の伊那合同庁舎で開かれています。
ポスターは、昨年度県が環境保全意識の普及を図ろうと小学生から高校生までを対象に募集したものです。
昨年度はこれまでの環境保全部門に加え、省エネルギー部門を新設し、県全体であわせて2,090点の応募がありました。
会場には、上伊那地域から応募のあった576点のうち入選した21点が展示されています。
県の環境課によると、昨年度は最優秀賞8点のうち、上伊那地域から4点が選ばれ、入選数も三分の一を占めるなど上伊那のレベルが高かったということです。
ポスターは、県内各地で展示されることになっていて、伊那合同庁舎では6月1日まで飾られます。 -
プロの漫画家と愛好家が交流
諏訪地方出身の漫画家、山田孝太郎さんと漫画愛好家の交流会が、27日箕輪町のカフェ・プラットで開かれました。
山田さんは諏訪清陵高校卒業後、東京造形大学に入学。
在学中の平成12年に漫画家としてデビューしました。
現在は月刊コミックアライブで「聖剣の刀鍛冶(ブラックスミス)」を連載中です。
交流会は山田さんの父親の友人でカフェ・プラットの経営者が企画したものです。
28日は山田さんのファンなど高校生およそ、15人が訪れ店内に飾られた作品を楽しんだり漫画に関する質問などをして交流していました。
訪れた人たちは、プロの漫画家山田さんの話を聞いたり作品に触れその世界観を味わっていました -
セーネンブ的伊那コンで街に賑わい
初めて会った人たちが伊那の街で食事やお酒を楽しむ催し、セーネンブ的伊那コンが27日、伊那市内で行われました。
この催しは、出会いの場づくりや、地域活性化などを目的に伊那商工会議所青年部が初めて企画したものです。
27日は、男性157人、女性108人、合わせて265人が参加し、受付会場のいなっせ北側広場では伊那の勘太郎にちなんで参加者の証明となる三度笠が配られました。
この企画は20歳以上なら未婚、既婚を問わず誰でも参加することができる街なかの合同コンパとして行われました。
伊那コンには、市内12店舗が加盟し集まった人たちは、グループに分かれ指定されたお店で会話や食事を楽しんでいました。
伊那コンは自由参加を含め三次会まで設定され、参加した人たちは、それぞれの店でお酒や料理を囲みながら会話を弾ませていました。 -
山本厚生さん「ひと裁ち折り」講座
東京の一級建築士、山本厚生さんによる「ひと裁ち折り」講座が28日、南箕輪村の大芝研修センターで開かれました。
講座は地域の歴史や文化などについて学んでいる伊那谷地域住民大学が開いたもので、会場にはおよそ30人が集まりました。
講師を務めたのは、東京の一級建築士、山本厚生さんで、「ひと裁ち折り」について話をしました。
「ひと裁ち折り」は、山本さんが考案したもので折り紙を折って一直線に切るだけで文字や図柄など様々な形をつくりだす紙遊びです。
参加者は、山本さんの指示通りに紙を折ったあと、1回ハサミを入れてハートの形を作っていました。
「ひと裁ち折り」では左右対称のものだけでなく折り方を工夫することでアルファベットなどの文字を作ることもできるということです。
山本さんは、「「ひと裁ち折り」は頭も使うし人とのコミュニケーションにも役立つ。世代を超え楽しめる遊びとして広めていきたい」と話していました。 -
福島県飯舘村酪農家、長谷川健一さん講演会
福島第一原発事故により村内全域が計画的避難区域となっている飯舘村の酪農家、長谷川健一さんの講演会が、26日、伊那市のいなっせで開かれました。
講演会を開いたのは伊那市や箕輪町、南箕輪村に住む住民有志でつくる実行委員会です。
長谷川さんは、飯舘村の酪農家組合理事や区長などを務めていて、原発事故後、農家や住民の支援に奔走しました。
実行委員長で、長年チェルノブイリ原発事故の被災地で支援を行っている原富男さんは「福島の現状をもっと多くの人に知ってもらい、声をあげていきたい」と話していました。
委員会のメンバーは、今後、避難者の支援のほか、上伊那で栽培した野菜を福島の子どもたちに届けるなどの活動をしていきたいとしています。 -
伊那市消防団 出水期に備え水防訓練
梅雨や台風などの出水期に備え、伊那市消防団は、27日、伊那市高遠町の三峰川河川敷で水防訓練を行いました。
この日は、13分団の班長以上、227人が参加しました。
訓練は、長雨や台風などの河川の増水による堤防の決壊や氾濫を防ごうと、毎年この時期に行われています。
団員らは、班に分かれ、増水した際の対処方法を学びました。
このうち、「木流し工法」の実技では、木に重りの土のうをつける作業を行いました。
これは、葉の多い大きな木を川の中に投げ込むことで、急な流れで堤防が削られる事を防ぐものです。
また、鉄で編まれた筒の中に石をつめ、それを川の中に入れることで、水流を制御する蛇篭を作る実技も行われました。
また、この日は、消防団全員に、団員証が配られました。
これを提示すると、伊那市観光(株)の羽広荘や日帰り温泉施設で入浴料が100引きとなります。
伊那市では、優遇制度を設けることで、団員の意識高揚や団員確保へつなげていきたい考えです。 -
鳩吹公園のツツジ見頃
鳩吹公園には11種類およそ3万本のツツジが植えられています。
現在見頃を迎えていて、白や赤、オレンジなどの花を見ることができます。 -
五平餅と山菜を楽しむ会
伊那市の下小沢地区の高齢者クラブ、下小沢あかりの会のメンバーらが近くの小沢地域交流センターで五平餅と山菜を楽しむ会を26日に開き、持ち寄った食材で作った料理を味わいました。
メニューは山椒とくるみの味噌を使った五平餅、山菜の天ぷら、草餅、タケノコの煮物などです。
食材はすべて会員らが山で採ったり、自宅の畑から持ち寄ったものです。
下小沢あかりの会は去年結成され、会員は43人です。
五平餅と山菜を楽しむ会は一人暮らしのお年寄りが昔の料理を懐かしみながら仲間と話ができる場所を設けようと初めて開かれました。
メンバー達は楽しそうに会話をしながら料理を味わって いました。
会長の唐澤寿男さんは「これからも地域で交流できる活動をしていきたい」と話していました。 -
遠照寺 ぼたん見ごろに
ぼたん祭り開催中の伊那市高遠町山室の遠照寺でぼたんが25日見ごろを迎えています。
遠照寺の境内には、2,000株160種類のぼたんがあります。
先代の住職を弔うためにと昭和57年に3本のぼたんが植えられたのが始まりで、今ではぼたんの寺として多くの人たちが訪れるようになりました。
地域の人たちでつくる牡丹を守る会の協力で今年も見事な花を咲かせています。
中には、直径が30センチほどの大きなものもありました。
今年は、花の咲き始めがいつもの年より1週間ほど遅れましたが、このところの好天でペースが早まってきたということです。
遠照寺のボタンは、早咲きと遅咲きのものがあり現在は、600株ほどが見ごろとなつています。
25日は、小雨がふるあいにくの天候となりましたが、境内は多くの見物客でにぎわっていました。
花は、6月初旬まで見ごろということです。 -
北条岩夫さんが伊那市に絵画7点を寄付
伊那市西春近の北条岩夫さんは、市役所や春富中学校に絵画7点を寄付しました。
25日は、北条さんが市役所を訪れ、絵を寄付しました。
今回寄付されたのは、地元春富中学校に6点、市役所に1点です。
このうち市役所に寄付されたのは、旧長谷村出身で、新聞配達をしながら洋画家になった故中島覚雄の120号の作品です。
昭和56年に日展に入選した天竜川を題材にした油絵で、岡谷氏の川岸付近の風景が描かれています。
北条さんは、当事ニシザワデパートの外商部に勤務していて、中島の絵を10数年担当しました。
ある日、箕輪町の古美術店でこの作品を発見し、購入しました。
北条さんは、旧長谷村が伊那市と合併し、中島が伊那市に飾ってほしいと訴えているようだったと当事を振り返っていました。
そんな思いから今回の寄付を決めました。
伊那市からは、感謝状が贈られました。
白鳥市長は、「市民の皆さんに見てもらえるところに飾らせていただきたい」と今回の寄付に感謝していました。 -
伊那市高遠町長藤の北原崇志さんがマラソンの国際大会で4位入賞
5月12日に東南アジアの東ティモール民主共和国で開催されたマラソンの国際大会で4位に入賞した伊那市高遠町長藤の北原崇志さんが25日、白鳥孝伊那市長を表敬訪問しました。
北原さんは24歳。駒ヶ根市の駒ヶ根東中学校で陸上部の副顧問を務めています。
北原さんは、高遠町出身で東ティモール前大使の北原巖さんの呼びかけで、大会の出場を志願しました。
大会は、距離別に4つの部門が開かれ、およそ7,000人が参加しました。
ハーフマラソンの部に出場した北原さんは、1時間18分の記録で4位入賞を果たしました。
北原さんによると、現地の気温は38度まであがり、完走した人は少なかったということです。
コースは、砂利道のところも多く、途中、膝までつかる川も渡ったということです。
北原さんは、白鳥市長らにレース中に犬に追いかけられたエピソードを紹介していました。
白鳥市長は「志願しなければ扉は開かなかった。この事を子ども達にも教えてあげて下さい」と話していました。 -
みのわ祭りポスター・うちわ図案決定
みのわ祭りのポスターとうちわの図案の選考会が23日に開かれ、今年のポスターとうちわの図案が決まりました。
ポスターに採用されたのは、箕輪北小学校6年の影山泉葵さんの作品で、箕輪町のセーフコミュニティのシンボルマークが取り入れられています。
うちわに採用されたのは箕輪北小学校6年の北澤栞菜さんの作品で、もみじちゃんと竜が描かれています。
今年は合計224点の応募があり、昨日開かれたみのわ祭り実行委員会の投票で決まりました。
今年はポスターは500枚、うちわは1万本作られる予定です。 -
フクロナデシコ 南箕輪村南原の畑で見ごろ
南箕輪村南原の伊藤照夫さんの畑では、フクロナデシコがピンク色の花を咲かせ、見ごろを迎えています。
南箕輪村南原の国道361号沿いにある30aの畑一面にフクロナデシコが植えられ、現在見ごろとなっています。
フクロナデシコは、ナデシコ科の1年草で、地中海沿岸が原産です。
もともとトウモロコシ畑だった遊休農地をキレイにしようと伊藤さんが花を植え、今年で2年目になります。
去年秋に種をまき、冬の間も草取りをしてきたという事です。
23日の伊那地域の最高気温は26.6℃の夏日となり、平年より4.2度高い、7月上旬並みの気温となりました。
フクロナデシコの見ごろは、来月初め頃までだということです。 -
「青葉の会」写真展
伊那市を中心とした写真愛好家でつくる「青葉の会」の作品展が、伊那図書館で開かれています。
伊那図書館での展示会は、年に1回開いていて、今回は、初めて「春」をテーマにしました。
会場には、県内各地で撮影した桜や春にまつわる写真が並んでいます。
青葉の会は、毎週土曜日に教室を開いています。
伊那市や箕輪町の40代から80代の15人が所属していて、作品を持ち寄って色や構図を評価しあったり、撮影スポットの情報交換をしているという事です。
青葉の会では楽しく撮ることをモットーとしていて、「それぞれの作者の個性を見てほしい」と話していました。
青葉の会による写真展は、27日(日)まで伊那図書館で開かれています。 -
伊那西小 林間と親しむ日
伊那市の伊那西小学校の児童は23日、学校に隣の林でカレー作や桜守の話を聞き、身近な自然に親しみました。
伊那西小学校には、およそ1・4ヘクタールの林が隣接していて、子供たちはマラソンや林の木を使ったおもちゃ作りなどをして普段から自然に親しむ学習をしています。
学校では毎年この時期、縦割りのグループに分かれ、自然を楽しむ「林間と親しむ日」を行っています。
お昼前になると、子供たちは、カレー作りをしました。
火を起こす係、野菜を切る係など役割り分担をして、作業を進めていました。
1時間程すると完成し、子供たちは木漏れ日がさす中、カレーを味わっていました。
また、今日はこのほかに、伊那市振興公社の桜守、稲辺謙次郎さんが、森や山の動物や植物について話をしました。
稲辺さんは「人間も自然界の中で生きている動物の中の一つの種類。森や山を守っていくには、そこに咲く花や草、住んでいる動物を大切にすることが大事です」と子供たちに呼びかけていました。 -
伊那中央ロータリークラブ 創立25周年記念例会
昭和62年に発足した、伊那中央ロータリークラブの創立25周年記念例会が、17日、伊那市内で開かれました。
伊那中央ロータリークラブは、昭和62年1987年の5月に発足し
今年で25年になります。
毎週1回例会を開いていて、今回で1,173回を数えました。
清水吉治会長は、「初心の気持ちを忘れず、知恵と工夫と努力を持ち寄り、よりよい環境づくりを進めたい」と挨拶しました。
記念例会では、記念奉仕事業として、信州大学農学部の留学生支援を行っている、財団法人信州農林科学振興会に支援金42万円が贈られました。
伊那中央ロータリークラブは、平成5年から毎年振興会の支援を行っていて、今回で20回目となりました。 -
シナノコザクラ見ごろ
伊那市長谷の南アルプス林道沿いでは、県の絶滅危惧種に指定されているシナノコザクラが見ごろを迎えています。
シナノコザクラは石灰岩地帯に生息する多年草で、長野県版のレットデーターブックで絶滅危惧種に指定されています。
シナノコザクラは南アルプス林道バスの歌宿から5キロほど下った標高1400メートル付近で、1キロ余りにわたって見られます。
22日は、東京の観光客がシナノコザクラを写真におさめたり、虫眼鏡を使って観察していました。
南アルプス林道バス営業所によると、例年なら連休中が見ごろということですが今年は4月の気温が低かったため1週間ほど遅れているということです。
花が一斉に咲くのも珍しく今年は色も濃いということです。
シナノコザクラの他にも林道沿いではピンク色のホテイランがひっそりと咲き始めています。
花は、どちらも今月いっぱいは楽しめるということです。 -
台湾の高校生と上農生が農業体験で交流
南箕輪村の上伊那農業高校の生徒は22日、教育旅行で訪れた台湾の高校生と農業体験などをして交流しました。
上伊那農業高校を訪れた台湾の高校生の生徒達28人です
22日は、班に分かれて上農の生徒達が授業で行っている活動を台湾の生徒たちに紹介しました。
このうち、園芸科学科では、余分な実をつみとる西洋ナシの摘果体験を行いました。
台湾の高校生たちは、上農生たちに教えてもらいながらハサミを使って摘果作業をしていました。
言葉が通じないため、身振り手振りで会話をする姿も見られました。
この他にも、そば打ちや郷土食を味わってもらおうと五平もちづくりも行われ、台湾の高校生たちはこの地域に伝わる食文化を学んでいました。
五平餅づくりを体験した台湾の高校生は「初めて見るものばかりで新鮮でした。食べるのが楽しみです」と話していました。
台湾の高校生の生徒たちは、ホームステイなどをして26日まで日本に滞在するということです。 -
楽しみながら体を動かす
伊那市総合型地域スポーツクラブの、ダンスや体操などの教室を体験するイベントが20日、伊那市高遠町の高遠スポーツ公園文化体育館で開かれました。
伊那市総合型地域スポーツクラブでは、ダンスや体操など76教室があります。
今回、教室をPRしようと、楽々エンジョイ運動塾と題した体験イベントが開かれました。
参加者は、簡単に出来る体操やダンスなど12の教室のレッスンを15分ずつ体験しました。
このうち、楽しみながら運動をするコミュニケーション体操では、参加者たちが手をつないで体を動かしたり、ハイタッチをしたりして汗をながしていていました。
ある参加は、「たくさん教室があることがわかりました。とても良い運動になりました。」と話していました。
伊那市総合型地域スポーツクラブでは今後もこうしたイベントを開き、活動をPRしていきたいとしています。 -
金環日食 世紀の天文ショーに歓声
太陽が月に隠れ、光の環ができる現象、金環日食が21日、上伊那地域でも見ることができ、小学校などで観察会が開かれました。
このうち南箕輪村の南箕輪小学校では午前7時過ぎ専用のサングラス用意した児童が校庭に出て、金環日食を待ちました。
この日を前に南箕輪小学校では日食に関する学習をしてきたほか、目を傷めないための安全な観察方法について学んできたということです。
校庭には理科を教える星野正明教諭が用意した日食観察用の反射板も用意され、太陽が欠けていく様子が写し出されていました。
午前7時31分ころ、金環日食となり、光のリングが見えると児童たちからは、歓声があがっていました。
肉眼では、わかりづらい金環日食ですが、専用の反射板を通して見ると、はっきりと観察することができました。 -
出水期を前に河川の危険箇所巡視
梅雨や台風などの出水期を前に国や県などの関係機関は21日、河川の合同巡視を行いました。
合同巡視は、堤防の低い箇所や過去に漏水のあった場所の点検を行うもので、21日は消防や警察など関係者およそ30人が参加しました。
天竜川上流河川事務所の加藤博伊那出張所長が、現場を見ながら危険個所の説明をしました。
加藤さんは、「三峰川は100メートル進んで1メートル下る傾斜のきつい河川。水かさが増して堤防を超えるというよりも、水の勢いで堤防が削られる危険性のほうが高い」などと話しました。
上伊那地域での合同巡視は、24日木曜日まで行われるということです。
なお、関係団体でつくる天竜川上流水防連絡会では、平成13年以来となる大規模な水防演習を、来年5月を目処に行う計画です。 -
交通安全功労 前田さんに表彰状
長年交通安全啓発に尽力したとして、伊那市高遠町東高遠の前田茂さんに、表彰状が送られました。
前田さんは、交通安全功労者に贈られる関東管区警察局長、関東交通安全協会連合会会長の連名表彰を受けました。
高遠地区交通安全協会の副会長を4年、会長を6年務めるなど、交通安全啓発に努めてきたことが認められ表彰されました。
前田さんは、現在も会長を務めていて、去年秋には高齢者の交通事故防止として、反射材の着用などを呼び掛けるクッキーを作り配りました。
今年1月には、高遠町で交通死亡事故が起きたことから、住民決起大会を開き住民の交通事故に対する意識の高揚を図りました。
今回交通安全功労者連名表彰の受賞者は県内で16人いて、上伊那では前田さんのみとなっています。 -
わんぱくおやこ塾で農業体験
保育園入園前の子どもとその保護者が農業体験などをおこなう、わんぱくおやこ塾が21日開かれました。
わんぱくおやこ塾は、農業体験や野外学習を通して親子のふれあいを深めてもらおうと、西箕輪公民館が開いているものです。
21日は、およそ50人の親子が参加し、伊那市西箕輪の農業公園、みはらしファームにある畑でさつまいもの苗植えや、すいかの種まきなどを体験しました。
子どもたちは、母親に手伝ってもらいながら、苗を植えたり、種をまいたりしていました。
わんぱくおやこ塾は、月に1度開催され、みはらしファームにいる動物の見学や、水遊びなどをするほか、クリスマス会や、もちつき大会など季節の行事を行います。
畑は参加者が草取りや水やりをして管理することになっていて、8月にはスイカを収穫し、味わうほか10月には、やきいも大会を開くということです。 -
ジオパークガイド養成講座 開講
日本ジオパークに認定されている南アルプスのガイドを養成する講座が21日、伊那市の創造館で開かれました。
講座はガイドとして必要な知識と経験を積んでもらおうと南アルプスジオパーク協議会が開いたもので伊那市を中心に飯田市や大鹿村などからおよそ30人が参加しました。
講師は大鹿村、中央構造線博物館学芸員の河本和朗さんらが務めました。
河本さんは、「日本列島は、大陸プレートと海洋プレートがぶつかり合う場所で造られている。
その中でも南アルプスは内陸の火山帯と海溝の間で生じた過去から現在の様々な現象の跡がみられる場所だ」と説明しました。
ジオパークは地球活動の遺産を主な見どころとする自然の中の公園で南アルプスは平成20年に日本ジオパークに認定されています。
この講座は今年度7回開かれることになっていて、講座終了後、参加者には南アルプスジオパークガイドの認定を受けることになっています。 -
伊那市高齢者クラブ連合会 研修会
伊那市高齢者クラブ連合会は、新しい役員の顔合わせと研修会を18日伊那公民館で開きました。
連合会には、今年度、去年より4クラブ多い54クラブが加盟しています。
新しく高遠町地区の2団体と休会していた長谷地区と手良地区の2団体が加わりました。
今日は、54のクラブの役員120人が出席しました。
会員数は、2,500人余りとなります。
池上弘祥連合会会長は、「日本文化の伝統を古いシワの中に秘めているみなさんの力に期待したい」とあいさつしました。
役員会では、今年度の事業計画などを決めました。
伊那市高齢者クラブ連合会は、クラブ同士の横の連携で活性化を図ろうと年に2回こうした集まりを持っています。
秋には、活動発表や演芸、作品展などで親睦を深めています。 -
第2回伊那市民吹奏楽団スプリングコンサート
伊那市を中心に活動するアマチュア吹奏楽団、伊那市民吹奏楽団によるスプリングコンサートが20日伊那市のいなっせで開かれました。
コンサートでは、アニメソングや、地域の中高生との合同演奏などが披露されました。
会場にはおよそ250人が訪れ、演奏に聞き入っていました。 -
鈴木福くんに子ども大使委嘱状
テレビなどで活躍中の人気子どもタレント、鈴木福君が20日、伊那市役所を訪れ白鳥孝伊那市長から子ども大使の委嘱状を受け取りました。
福君は、今年2月に伊那市の子ども大使に任命されています。
福君が20日、伊那市を訪れる機会があったため市役所で委嘱式が行われました。
伊那市では、市にゆかりがあり、各界で活躍している著名な人たちに伊那市の魅力を積極的に発信してもらおうと伊那市特命大使を設置しています。
福君は、母方の祖母が伊那市に住んでいて、今でも年に3、4回祖母の家を訪れているということです。
伊那市の印象について福君は「山がきれいで、スキーもできていい所がたくさんあります」と話していました。
委嘱状の他に、白鳥市長から高遠城址公園の風景などが入った子ども大使の名刺や伊那市のイメージキャラクターのイーナちゃんのグッズが手渡されました。
福君は、多くの人たちに名刺を配りたいと話し、委嘱式の後、福君はさっそく報道陣に子ども大使の名刺を配っていました。
子ども大使の任期は2014年3月31日まででとなっています。