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伊那市長谷の地質について学ぶ
伊那市の地質について学ぶ、イベントが12日伊那市長谷で行われ、子ども達が標本づくりに挑戦した。
これは、夏休み中の親子を対象に伊那市の地質について学んでもらおうと伊那市創造館が企画したもの。
12日は、12組の親子が参加し、伊那市長谷の美和ダム周辺を歩き標本にする石を拾った。
参加者達は、伊那市の地質図をもって、それぞれの場所で石のかけらを拾い集めていた。
このうち、南アルプスジオパークの見所でもある溝口露頭では、講師の小学校教諭が地層について解説した。
子ども達は、岩を砕いた欠片を接着剤で図にはりつけていた。
伊那市創造館では、「自分たちの住んでいる伊那市の特徴的な石を集めることによって地質について興味をもってもらいたい」と話していた。 -
小沢花の会が道路功労者表彰受賞
伊那市の小沢花の会は道路沿いに季節の花を植える活動などが認められ社団法人日本道路協会の道路功労者表彰を受賞した。
小沢花の会の池田房江さんら3人が11日伊那市役所を訪れた。池田さんらに白鳥孝伊那市長から表彰状が伝達された。
賞状を受け取った池田さんは「会の活動も年々広がりをみせ、県内外から多くの人が来てくれるようになった。協力してくれた人たちに感謝したい。」と話していた。
小沢花の会は平成7年から伊那市小沢の広域農道沿いで芝桜など季節の花を植える活動を行っている。
現在は伊那市の観光名所の一つとなっていて、芝桜が見ごろとなる5月上旬は県内外から多くの人が訪れる。
池田さんらは「道路沿いでの作業になるが、これまで事故なく続けることができた。今後も皆さんに喜んでもらえるようにがんばりたい。」と話し活動に意欲をみせていた。 -
小学生と保育園児が英語で交流
南箕輪村の英語教室「放課後英語」に通う小学生が10日、南箕輪村南部保育園を訪れ園児達と英語で触れ合った。
保育園を訪れたのは、放課後英語に通う南箕輪小と箕輪中部小の2年生から6年生の児童11人。
楽しく英語に触れてもらおうというもので、園児約60人と小学生が5つのグループに分かれ交流した。
最初に英語で自己紹介をし、挨拶が終わると、英語の音楽に合わせてダンスを踊った。
お互いに慣れてきたところで、英語でじゃんけんをした。園児達は、上手に英語を使って楽しんでいた。
放課後英語代表の天田美咲さんは「工夫して自分より小さい子供に教えることで、児童にとってもいい経験になる」と話していた。 -
食中毒注意報発令
長野県は、今年2回目の食中毒注意報を発令した。
気温、湿度とも高く、食中毒の発生しやすい状況だとして、手洗い、食材の冷蔵庫での保存、充分な加熱を呼びかけている。 -
あじ~なで盆花市
南箕輪村の生産物直売所ファーマーズあじ縲怩ネで11日から、お盆用の花市が始まった。
朝から次々と買い物客が訪れ、お盆用の花を買い求めていた。
盆花市は毎年開かれていて、花は、伊那市や南箕輪村など地元で生産されたもの。
アスターや菊など定番の花から、ここ数年はトルコギキョウもお盆用の花として定着してきているという。
お盆の準備を早めにしようと訪れた南箕輪村のある男性は「色とりどりの花があり毎年楽しみにしている。近くの親戚にも分けてあげたい」と話していた。
この盆花市は、12、13日も開かれ、時間は午前7時から。売り切れ次第終了する。 -
台風4号接近
長野地方気象台は台風4号があす昼過ぎに上伊那地域に最接近すると予想していて土砂災害などに注意を呼びかけている。
長野県は11日、台風4号接近に伴う農作物の被害防止のため農業関係者に対策をとるよう周知した。
伊那市羽広のブドウ畑では、みはらしぶどう生産組合の有賀五男さんが、台風の接近に備え、ぶどう棚に支柱を設置する作業を行なっていた。
有賀さんのぶどう畑は広さが約23アールで、ナイアガラや大粒ピオネなど6種類、1万6千房を栽培している。
県では農作物のうち果樹については、強風に備えて防風ネットの点検や支柱の設置などを呼びかけている。
また水稲については倒れるのを防ぐため、なるべく水を多く入れ茎の揺れを防ぐことなどを注意点として挙げている。
台風4号は12日昼過ぎにかけて上伊那地域に最接近する見通し。11日午後6時から12日午後6時までの24時間の降水量は上伊那地域の多い所で110ミリと予想されていて、長野地方気象台では土砂災害や河川の増水に注意するよう呼びかけている。 -
恩徳寺でサギ草咲き始め
南箕輪村の恩徳寺で、サギ草が咲き始めた。
恩徳寺の境内では、約2800本のサギ草が咲き始めている。サギ草は、盆明けくらいまで楽しめるという。 -
箕輪町で夏休みソーラーカー教室
小学生の親子を対象にした夏休みソーラーカー教室が10日、箕輪町交流センターで開かれた。
10日は、夏休み中の小学生と保護者、20組が集まり、太陽光パネルで発電したエネルギーで動くソーラーカー作りに挑戦した。
箕輪町郷土博物館が今年度初めて企画した。
郷土博物館では、これまでも子どもを対象とした教室を開催しているが、今回は、電気の大切さを知り、科学に関心を持ってもらおうとソーラーカー教室を企画した。
教室では、中部電力伊那営業所から講師を迎え、ソーラーカー作りに挑戦した。
太陽光パネルを取り付けた後、車体を組み立てて完成。
出来上がったソーラーカーは、屋外で走らせた。
子どもたちは、自分の作ったソーラーカーが実際に走る様子見て、笑顔を見せていた。 -
天竜橋 予定より早く撤去工事完了
7月の長雨で橋脚が沈下していた伊那市から南箕輪村にかかる天竜橋の撤去工事が9日完了した。
天竜橋は、現在、新天竜橋の建設を進めていることから10月以降の撤去を予定していたが、7月の長雨の影響で橋脚が50センチほど沈下し橋が落ちる可能性がでてきたことから、予定を早め先月26日から撤去工事を始めた。
伊那建設事務所では、撤去完了を台風による大雨で、川が増水する9月上旬を目指していましたが、天候に恵まれたことや、夜間も工事を進めたことなどから予定より早く9日撤去が完了した。
工事期間は15日間だった。
新天竜橋は現在歩行者に限り朝夕の時間限定で通行が可能で完成は10月中を予定している。 -
南箕輪村「大芝子ども未来塾」
夏休み中の子ども達が、宿題や体験学習をする、夏休み 大芝子ども未来塾が、2日、南箕輪村公民館で開講した。
午前中、公民館の一室では、村内の小学生26人が宿題をしていた。
大芝子ども未来塾は、学年を超えた団体行動や、自然観察などを通して、自主性とたくましさを身につけてもらおうと、今年度、初めて村公民館が開いた。
子ども達の世話をするのは、元教員や信州大学の学生ら13人で、ボランティアとして参加している。
午後からは、大芝高原に移動し、植物の観察や、木の葉や石などを使った遊び等を体験した。
このうち、元教員の原 孝壽さんは、長距離を移動する蝶、アサギマダラの餌となるフジバカマを紹介した他、さわるとかぶれてしまうので、ウルシには触らないようにと子供たちに教えていた。
塾は、4日まで開かれ、最終日には、縄文時代を再現した食事作り等に挑戦する予定。 -
弥生高の生徒が保育士体験
伊那弥生ヶ丘高校の生徒が5日、伊那市の竜南保育園で保育士体験をした。
保育士体験は、伊那弥生ヶ丘高校の夏休み中の体験学習として行われたもので、竜南保育園には1、2年生5人が訪れた。
高校生は、年長から未満児までの各クラスに一人ずつ入り、園児と触れ合いながら保育士の仕事を体験した。
このうち年長クラスでは、ジャガイモ掘りをした。
高校生は、園児に声をかけながら、一緒にジャガイモを掘っていた。
竜南保育園では、毎年高校生の体験学習を受け入れていて、「保育園という職場を知ってもらい、ぜひ保育士になってほしい」と話していた。 -
触って楽しむ木の造形展
木の感触を肌で感じ、楽しむ「触って楽しむ木の造形展」が、伊那文化会館で開かれている。
展覧会には、パズルや楽器、コマなど6種類が並んでいる。
これらは、2006年度に県信濃美術館で開かれた、同様の展覧会で展示されたもの。
展示物のいくつかが、信濃美術館に寄贈され、美術館では、県内の社会教育施設などに貸し出している。
木の音を楽しむ木製楽器は同じ形でもいろいろな素材を使うことで、違った音色を出すことができる。
顔の造形パズルは木の質感や色、形の違ったものを使い、何通りもの表情を作ることができる。
「触って楽しむ木の造形展」は、22日日曜日まで、伊那文化会館で開かれている。 -
うたごえサークルが平和音楽会
ナガサキに原爆が投下されて9日で65年が経った。9日は、伊那市のいなっせで、原爆の悲惨さを伝え、核兵器のない平和な世界をつくろうと音楽会が開かれた。
音楽会は、上伊那で歌を通して平和を訴え活動している「うたごえサークルざざむし」が開いた。
音楽会では、長崎の被爆者で、1993年に亡くなった故・渡辺 千恵子さんの体験談を、語りと合唱で綴る「平和の旅へ」が演奏された。
渡辺さんは、原爆により16歳の時に半身不随となりましたが、母親の励ましで、ナガサキの語り部として生きる事に人生の意味を見出していく。
渡辺さんは、自らの体験を語る中で、32年間の寝たきり生活から自立すること決意する。大きな手術やつらいリハビリを乗り越え車いすで生活できるようになった。
「うたごえサークルざざむし」では、被爆者の願いや平和への思いを、音楽を通して発信していきたいと話していた。 -
上伊那生協病院デイケア利用者作品展
箕輪町の上伊那生協病院で、デイケアを利用している人の作品展が開かれている。
1階ロビーには、上伊那生協病院のデイケアを利用しているお年寄り、約50人の作品が並んでいる。
利用者がいきがい作りやリハビリの一環として作った物で、書道や陶芸などおよそ100点が展示されている。
なかには様々な色のビーズを散りばめて絵にした作品や、木々を細かく表現した切絵などもある。
書道を学んでいるデイケアのある利用者は「日常の中で書道を習う貴重な時間。人の作品からも刺激を受けています」と話していた。
上伊那生協病院デイケア利用者作品展は13日金曜日まで開かれている。 -
西箕輪南部保でサンセットウォッチ
伊那市の西箕輪南部保育園の園児や保護者が5日、園の庭で夏の夕暮れを楽しむ「サンセットウォッチ」を行った。
5日は午後6時から7時半にかけ園児と保護者が日が沈む様子を観察した。
園児達が牛乳パックなどで作ったランプシェードや、ペットボトルでつくったオブジェなどが飾られ、幻想的な世界を作り上げていた。 -
原爆の日「平和のつどい」
年、昭和20年の8月6日、ヒロシマに原爆が投下されてから65年。伊那市坂下の丸山公園では、市民らが平和への誓いをあらたにした。
原爆が投下された午前8時15分、防災無線のサイレンに合わせて市民らが黙とうをささげた。
平和のつどいは、非核平和都市宣言をさらにすすめる伊那市民の会が毎年8月6日に開いている。
原爆の火がともされている丸山公園の平和の塔の前には、市民50人ほどが集まった。
参加者の中には、被爆者の遺族もいて、式が終わると平和の塔に全員で花を手向けた。
つどいでは、被爆し亡くなった初代運営委員長の川本浩一さんにまつわるエピソードも紹介され、恒久平和・核廃絶を誓っていた。 -
大萱保園児がトウモロコシ収穫体験
伊那市西箕輪の大萱保育園の園児達が6日、保育園の近くの畑でトウモロコシの収穫体験をした。
6日は、年少児から年長児までの80人と、区長など地域住民7人が参加した。
収穫体験は、大萱保育園が西箕輪北部保育園と統合されるため、現園舎での子ども達の思い出作りと地域の人との交流を目的に行われた。
トウモロコシは、5月下旬に地域の人が、園児の為に植えた。
園児達は、もぎ取り方を教わると上手に収穫していた。
園に戻ると子ども達は、自分たちでトウモロコシの皮をむき、15分ほど茹でて、地域の人達と一緒に味わった。
大萱保育園は来年4月、西箕輪北部保育園と統合し新しい保育園となる。 -
反核・反戦・平和のつどい
恒久平和を願う、平和のつどいが6日伊那文化会館で開かれ、戦争体験者らが反戦を訴えた。
反核、反戦を訴える平和のつどいは、戦争の悲惨さを後世に伝えていこうと県教職員組合上伊那支部などが開いたもので、会場には約80人が集まった。
平和のつどいでは、まず、授業で平和学習に取り組んでいる南箕輪中学校の生徒が学習の成果を披露した。
伊那市にある旧陸軍飛行場などを調べた生徒らは、「すぐ近くに戦争の跡があることを知らなかった。戦争は国のためというが、やはりおかしいし、自分たちにはできない。」と発表していた。
また「今の若者に伝えたいこと」をテーマにパネルディスカッションが行われた。
このうち満蒙開拓団関係者で当時教諭だった三澤豊さんが、教え子を満蒙開拓青少年義勇軍として送りだしたという後悔の念を話した。
また日中戦争従軍経験者の長田伊三男さんが悲惨だった戦争体験を振り返った。
他に戦争体験者の証言をまとめた番組を手掛ける伊那ケーブルテレビジョンの伊藤秀男放送部長が、取材を通じて感じたことについて話した。
平和のつどいでは、核も戦争もない平和な21世紀を願い平和運動を強力に進めていくことを誓うとのアピールが採択され、集まった人たちは、恒久平和を願っていた。 -
食育の一環でファミリークッキング
箕輪町食生活改善推進協議会は、食育の一環として、5日、町保健センターでファミリークッキングを開いた。
ファミリークッキングではオムライス、サラダ、スープ、フルーツポンチの4品を作った。
これは、夏休み中の子どもとその保護者を対象に、年1回開いているもので、今回は8組、20人ほどが参加した。
野菜をふんだんに使ったバランスの良い料理を、参加者はおいしそうに食べていた。 -
みどりの少年団が交流
子どもたちが自然保護や森を育てる活動をする、みどりの少年団の上伊那地区交流集会が5日、伊那市高遠町の高遠城址公園で開かれた。
上伊那の小学校17校から、みどりの少年団の団員235人が参加した。
交流集会は、自然に親しみながら上伊那地区の団の交流を図ろうと、毎年夏休みに開かれている。
高遠城址公園では、児童が10のグループに分かれて、桜の木を中心に公園内に植えられた木の観察などをした。
子どもたちは、木の高さや太さを調べたり、若い木と年をとった木の違いを手で触るなどして観察していた。
子どもたちは、見たこと、感じたことを記録しながら、自然観察を楽しんでいた。 -
14日と15日に劇団「南信協同」が公演
伊那市の伊那文化会館の附属劇団「南信協同」は、今月14日初日の公演に向けて、練習に熱が入っている。
4日は、本番を行う伊那文化会館の小ホールで、稽古が行われた。
今回、南信協同が公演を行うのは、井上ひさしさん作の「花よりタンゴ」という作品。
時代は、戦後、昭和22年。戦争で取り残された4人姉妹が、わずかな全財産を元に、銀座でダンスホールを開業する。
戦後の時代を、歌と踊りを通して、明るく生きぬいてきた女性たちを描いた作品。
南信協同は、今回の舞台で初めて、歌とダンスに挑戦する。
歌とダンスは今回の舞台に向けて、専門家から指導を受けた。
4日の稽古でも、歌と踊りのシーンを中心に稽古していた。
この南信協同の「花よりタンゴ」の公演は、8月14日と15日の2日間。
入場料は、前売りで、一般1000円。 -
福島県から約2万人の署名届く
保科正之のNHK大河ドラマ化実現を求める署名が、福島県から伊那市へ、2万109人分届いた。これで署名の合計は40万人を突破した。
届けられた署名は、福島県郡山市在住の長野県出身者でつくる「信州を語る会」が集めた。語る会の会長がネッツトヨタ郡山の会長であることから、ネッツトヨタの社員にも呼びかけ2万109人分が集まった。
平成16年にスタートした署名の合計は、4日現在で40万5,896人となっている。
名君「保科正之公」の大河ドラマをつくる会全国組織の伊東義人副会長は「熱意のある人がいて大変ありがたい」と話していた。会では、40万人を突破した事から、今年の11月下旬から12月中旬をめどに、NHKへ9回目の要請をすることにしている。 -
天竜川で水生生物水質調査
天竜川やその支流の水を調べる水生生物による水質調査が4日、伊那市役所近くの天竜川で行われ、きれいな水と判定された。
この調査は住民に川への関心を高めてもらおうと、天竜川上流河川事務所が行った。
調査は1984(昭和59)年から続いていて、この日は伊那市などから3家族8人が参加した。
調査では参加者が川に入り、網などを使って川の中の生き物を捕まえていた。
きれいな川に住むとされているトビケラやヒラタカゲロウなど10種類ほどの生き物が見つかった。
天竜川上流河川事務所によると、天竜川は下水道の整備や諏訪湖の水質が少しずつ改善されていることなどから、ここ10年ほどはきれいな水になっているという。
調査は日をかえて飯田市から辰野町までの天竜川沿岸12カ所で計画されていて、結果は冊子にしてまとめ、参加者などに配られることになっている。 -
伊那小夏組の卒業生 伊那北駅前の池の水抜き作業に参加
伊那市が今年度事業で改修工事を予定している伊那北駅前の池の水を抜く作業を4日、今年の春卒業した伊那小学校夏組の子供達が行った。
卒業した夏組の12人が集まり、地元の山寺活性化協議会のメンバーと水を抜く作業をした。
夏組は4年生の時から、駅周辺の活性化のための活動に取り組んでいて、池の掃除にも関わってきた。
卒業を前に、伊那市に駅周辺の整備について提案したところ、市では、古くなった池を改修し土を入れて、子供達から提案があった日時計を置くことにした。
池には鯉や金魚がいて、子供達は池の中に入り、網ですくいあげていた。
ある夏組の卒業生は、「卒業してから池の事が気になっていた。日時計ができる事はうれしい」と話していた。 -
ごみ減量化資源化委員会
広域的協議会設置を提言へ伊那市ごみ減量化資源化推進委員会は4日開かれ、ごみの排出量を減らすための広域的な協議会を設置するよう伊那市に提言する事を決めた。
市役所でごみ減量化資源推進委員会が開かれ、前回グループごとに検討したごみの排出抑制や再利用について、伊那市への提言内容をまとめた。
まとめによると、ごみの排出抑制については、事業者や消費者、行政が一緒になり、上伊那広域で検討する協議会を設置し、レジ袋の削減方法やマイバッグの推進について検討する事、再利用については古着などを販売できるフリーマーケット開催への会場の提供や広報など、市によるバックアップを求めている。
リサイクルについては、その方法について調査が必要として、提言内容の検討は次回に見送られた。
委員会では、あと3回検討をし、11月に白鳥孝市長に提言することになっている。 -
小学生が市の施設を見学
夏休み中の小学生と保護者を対象にした、伊那市の公共施設の見学会が4日開かれ、子供達が自分達の住む地域について理解を深めた。
「わがまち探検ぐるりん号」と題したこの見学会は、市政に関心を持ってもらおうと伊那市が毎年行っている。
このうち、市役所市長室では、白鳥孝市長と話をしたり、市長のイスに座らせてもらって記念写真を撮った。
また議場では、議会の役割を学んだ。
この他、消防署や長谷の化石資料館、創造館などを見学した。伊那市では、公共施設を見てもらう事で、子どもたちに市政対する関心を持ってもらいたいと話していた。 -
大学生が砂防について学ぶ
砂防事業の意義や役割について学ぶ「キャンプ砂防2010」が2日、開講し、大学生が伊那市長谷にある美和ダムの分派堰を見学した。
2日は、今回のキャンプに参加する東京や岐阜の大学生3人が美和ダムの分派堰などを見学した。
「キャンプ砂防」は、砂防について学んでいる大学生を対象に天竜川上流河川事務所が毎年行っている。
今年は4泊5日の日程で、大鹿村で昭和36年の豪雨災害を体験した被災者の体験談を聞いたり、駒ヶ根市の砂防堰堤の工事現場を見学することになっている。
美和ダムの分派堰では、上流から流れてくる土砂がダムに流入しないよう分派堰が食い止めていること、洪水時に分派堰をこえてダム湖に流入した土砂はダムに堆積しないよう下流に流す仕組みとなっていることなど学んでいた。
学生らは、6日まで滞在し、伊那谷の砂防事業について学ぶ予定。 -
南箕輪村で原爆写真展
ヒロシマ・ナガサキに原爆が投下された「原爆の日」を前に、核兵器の恐ろしさを伝える「原爆写真展」が2日から、南箕輪村役場で開かれている。
写真展には、落とされた直後に撮られたものや、被害の様子を写したものなど22点が並んでいる。
南箕輪村では、平和市長会議や、日本非核宣言自治体協議会に加入したことなどから、広島平和記念資料館から資料を借り受け、今年初めて展示を行った。
村では「住民に改めて核兵器の恐ろしさを認識してもらい、核廃絶の気運を高めてもらいたい」と話していた。
この原爆写真展は、13日まで開かれている。 -
エコミュージカル 世界に生中継
子ども地球サミットのラストを飾る「エコミュージカル」が、1日、南箕輪小学校の体育館で開かれ、今回初めて生中継で動画が全世界に配信された。
子ども地球サミットは、国内外の子ども達が一堂に集い、南箕輪村から世界に環境問題の大切さを発信していこうと毎年開かれている。
今年は初の試みとして、インターネットの動画共有サービス「ユーストリーム」(Ustream)を利用して、ミュージカルの様子が生中継で動画配信された。
ミュージカルは「プレシャスワン縲怩なたはとても大切な人縲怐vと題して、エコと介護がテーマになっている。
認知症になったおばあさんとその息子の家族が、どのように介護と向き合っていくのか、またおばあさんの古い記憶から、大芝高原の自然はどのようにできたのかが描かれている。
ミュージカル終盤では、子ども地球サミットに参加した子ども達がグループごとに考えた「今日からできるエコ活動」を発表し、エコ宣言をした。
サミットの企画・制作をしている株式会社トリニティによると、今回配信されたミュージカルの生中継は、約1万8千人が視聴したという。 -
みのわ祭り実行委がごみ拾い
箕輪町で7月31日、みのわ祭りが盛大に行われた。
祭りから一夜明けた1日、イベント参加者や実行委員など、約200人が会場周辺のゴミ拾いをした。
みのわ祭りは、箕輪町の国道153号バイパスをメイン会場に、1,200人が参加し踊りイベントや花火大会などが行われた。
去年は突然の豪雨で中止となったが、今年は天候に恵まれ、全てのイベントが行われた。
祭りから一夜明けた、1日は、朝6時半から、イベント参加者や、実行委員など約200人が会場周辺のゴミ拾いをした。
集まった人達はビニール袋を手に、道や木の陰に落ちている、割りばしや、紙コップなどを拾っていた。
神輿イベントに参加した、市川亮太郎さんは、「想像していた程、ゴミは落ちていなかったが、参加する人も見に来る人も全員が、ゴミの持ち帰りを徹底できる祭りになれば」と話していた。
会場周辺の清掃は、1時間程行われ、トラック1台分のゴミが集められた。