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信大生に野沢菜漬け指南
南箕輪村の信州大学農学部の学生は11日、村内の農家の女性でつくる「南箕輪村輪の会」のメンバーから野沢菜の漬け方を教わりました。
漬け方を教わったのは、信大農学部の地域交流サークル「かーみやん」のメンバーです。
かーみやんと輪の会は、農作業を通して普段から交流をしています。
学生の中で野沢菜漬けを体験したいとの要望があり、今回初めて漬け込み作業をすることになりました。
学生達は朝収穫した野沢菜を洗うと、細かく刻んで漬ける切り漬けと、そのまま漬ける長漬けの2種類の漬け方を教わりました。
学生達は、塩加減や葉の並べ方などを輪の会のメンバーから手ほどきを受け作業をしていました。
輪の会の木村歌子会長は「漬け方を教えてほしいと言われて最初は驚いた。手つきは若者らしい感じだが、真剣だし、なにより孫のようで可愛い」と話していました。
かーみやんの黒川真以さんは「日本の伝統食を、作るところから食べるところまで体験できた。会のみなさんの目分量には経験を感じた」と話していました。
作業が終わると全員でテーブルを囲み、輪の会のメンバーが漬けた野沢菜漬けを食べながら、会話を弾ませていました。 -
ハーブガーデン歩風里でリボンアート展
南箕輪村沢尻にある、ハーブガーデン歩風里で、12日まで、リボンアートの作品展た開かれています。
販売コーナーの横にある展示コーナーには、クリスマスや正月にちなんだ小物など、100点以上が並んでいます。
ぽぷりを経営する伊東瑞枝さんは、リボンアートの指導などをしていて、今回は伊東さんと生徒の作品が並んでいます。
多くの作品にハーブが使われていて、店内には独特の香りが漂っています。
伊東さんは「手作りの温かさを感じてもらいたい」と話していました。
作品展は12日まで、南箕輪村沢尻のぽぷりで開かれています。 -
囲炉裏を囲んで座談会
箕輪町郷土博物館で12日、囲炉裏を囲んで郷土料理について話す座談会が開かれました。
これは、博物館に気軽に足を運んでもらおうと毎年開かれていて、今回で3回目になります。
昭和30年代の家をイメージして博物館内に再現された囲炉裏を囲んで座談会が開かれ、集まった地域住民17人が、郷土料理について自由に会話を楽しみました。
参加者は、昔、うさぎの肉をお正月に食べる習慣があり子供の頃はそれを楽しみにしていた事や、田植えの時期は、黄金にみのるようにとの願いをこめて「きなこむすび」を食べたことなどを話していました。
博物館では、「話を聞くだけではなくお互いに会話ができるイベントを開くことで博物館を身近に感じてもらいたい」と話していました。 -
童謡・唱歌教室(冬編)
童謡・唱歌教室が10日、伊那市のいなっせで開かれ、冬をテーマにした童謡・唱歌を歌いました。
教室は、子どもの頃に親しんだ歌を歌い、楽しんでもらおうと生涯学習センターが企画しているもので、年6回開かれています。
その時々の季節にあった歌を歌っていて、この日は、冬をテーマにしている13曲をみんなで歌いました。 -
警察官駐在所勤務に感謝状
長年にわたり、警察官駐在所に勤務している警察官の妻として警察業務に協力したとして、伊那市東春近の村田千恵さんに長野県警察本部から感謝状が贈られました。
8日、東春近警察官駐在所に長野県警察本部の早川智之警務部長が訪れ、村田さんに感謝状を贈りました。
感謝状は、10年以上駐在所で同居しながら警察業務に協力した妻に贈られるものです。
早川さんは、警察官の夫、茂明さんと共にH12年から松本市や飯田市の駐在所をまわり、去年の3月に東春近の駐在所に来ました。
千恵さんは、夫の茂明さんが不在の時は、電話対応や道案内などをしていて、地域の人が立ち寄りやすいよういつも笑顔を心がけているという事です。
長野県内には170の駐在所があり、今回はそのうちの5人に感謝状が贈られました。 -
東ティモールを訪問していた市民グループ帰国を報告
11月26日から3泊5日で東南アジアの東ティモールを訪問していた市民グループ12人のうちの3人が7日、伊那市役所を訪れ白鳥孝市長に帰国を報告しました。
7日は、団長の野々田高芳さんと矢沢親男さん、北原義克さんの3人が、白鳥市長に訪問の様子を報告しました。
メンバーは、現地で受け取った伝統の織物「タイス」を白鳥市長に手渡すと、28日の独立宣言記念式典に招かれたことや、大統領と懇談したことについて話しました。
訪問は、現地で日本大使を務める伊那市高遠町出身の北原巌男さんの呼びかけをうけ、実現したものです。
メンバーは、「独立前にインドネシア語を強制されていた親と、公用語のポルトガル語を話す子どもとで言語が異なる」「15歳から34歳までの未就労者が6割を超えている」「生活環境が日本の敗戦の時よりも悪い」などと、現状を話しました。
白鳥市長は「我々が現地の人が作った物を買うことで仕事が生まれる。イベントなどで機会を作っていきたい」と話していました。 -
満光寺で松の雪吊り
これからの雪のシーズンを前に、伊那市高遠町の満光寺では、境内の松を雪の重みから守る雪吊りの作業が行なわれ、本格的な冬を迎える準備が整いました。
長さ10メートルと12メートルの2種類の長さのさおに、それぞれ100本の縄をくくりつけます。
それを松の中心部分に垂直に立て、縄を周囲に落としていきます。
さおを建てる作業、縄を落とす作業も経験と感がものを言います。
完成した雪吊りを眺めるだけでは、わからない苦労がそこにはあります。
作業にあたっているのは、シルバー人材センターに登録している高遠地区の6人で、雪吊り作業は今年で7年目。
リーダーの池上健一さん79歳は、現役時代、水道関係の工事をしてきました。
独学で雪吊りの技を学びました。
満光寺境内3本の松の中で最も有名なのがこの極楽の松。
こちらにも雪吊りが施されました。
樹齢500年ともいわれるこの松は、武田信玄の弟、信廉が高遠城内にあったものを信玄の遺言により、移植したと伝えられています。
以来、極楽の松と呼ばれるようになり、一目見るだけで、極楽往生できると言われています。
明治32年、満光寺は、焼けましたが、境内にある3本の松は残りました。
極楽の松を含め、3本の松は、今では、地域の人たちの手によって、大切に守られています。 -
視聴者投稿「熊の足跡」
今年は、全国的に、クマとの遭遇による人身事故が相次いでいます。
伊那市でも、クマによる農作物や家畜への被害が出ていますが、視聴者から、クマの足跡の映像が寄せられました。
撮影したのは、伊那市野底の平澤 正憲さんです。平澤さんが撮影したのは、8日の朝です。
平澤さんによると、足跡が発見されたのは、野底の人家の隣の麦畑で、足跡は、伊那北小学校の通学路のほうに向かっているということです。
伊那市によると、クマは、足の大きさなどから、4日に、上牧で目撃された小熊と同じ個体ではないかと見ているということです。
クマは冬眠するシーズンに入り、出没情報も減少していたということですが、今回、目撃・出没情報が寄せられたことから、伊那市では、鈴やラジオを身につけるなど引き続きクマに注意するよう呼びかけています。 -
こどもたちのクリスマス会
未就園児とその保護者を対象にした、こどもたちのクリスマス会が9日、伊那市のいなっせで開かれました。
クリスマス会には2人のサンタクロースが登場しました。
子どもたちは、サンタクロースと一緒に、クリスマスの歌を歌いました。
クリスマス会は、子育て支援団体こどもネットいなが毎年開いているものです。
この日は、およそ150組の親子が楽しみました。
子どもたちには、サンタクロースからプレゼントが贈られました。
プレゼントの袋には、お風呂で役立つグッズや風船などが入っています。
子どもたちは、一人ずつサンタクロースからプレゼントをもらっていました。 -
近藤廉治さん 芽と実文庫に本など寄贈
伊那市美篶の近藤廉治さんが8日、美篶きらめき館の図書室に本160冊などを寄贈しました。
近藤さんから、伊那市教育委員会生涯学習課の下平成男課長に目録が手渡されました。
寄贈された本は、近藤さんと長年親交のある作家、なだいなださん、宮脇昭さん、河合雅雄さん、伊藤桂一さんの4人の本、160冊です。
中には、絶版になった本も含まれているということです。
本は図書室の棚に並べられ、貸出ができるようになっています。
近藤さんは、南箕輪村の南信病院の院長を務める傍ら、図書館を守り・育てる美篶地域のボランティア組織「図書館大好きの会」の会長をしています。
美篶の地域文庫「芽と実文庫」に多くの本を寄贈しています。
今回は、紙芝居を演じるときに使う舞台を置く台も寄贈されました。
近藤さんは、本の贈呈式の後、親交のある4人の作家について話し、「来年、先生方に伊那に来てもらい、フォーラムを開きたい」と話していました。 -
くじらくらぶ クリスマス会
未就園児とその保護者を対象にした伊那市長谷公民館の子育て教室「くじらくらぶ」の親子は8日、園児が扮する小さなサンタクロースと一緒にクリスマス会を楽しみました。
手作りのマントと帽子を身につけてサンタクロースに扮したのは、長谷保育園の年長園児17人です。
長谷公民館のくじらくらぶではこれまで公民館長がサンタ役をつとめてきましたが、今年は小さな子供にも親しみやすいようにと園児にサンタ役をお願いしました。
小さなサンタさんは、クリスマスの歌を披露した後、お菓子や粘土が入ったプレゼントを子供達に渡していました。
くじらくらぶのある母親は、「とてもかわいいサンタさんなので子供もとても喜んでいました」と話していました。 -
久保区にAED設置
南箕輪村の地区公民館として初めて、久保区に自動体外式除細動器・AEDが設置される事になりました。
8日、久保区の向山實直区長らが南箕輪村役場を訪れ、唐木一直村長からAEDを受け取りました。
このAEDは、村が昨年度貸出用に購入したもので、今回久保区で常設する準備が整ったため公民館としては初めて設置される事になりました。
村ではこれまでに、保育園や公共施設などでAEDを設置していますが夜間利用できるものは少ないため、久保区では公民館に人がいない夜も持ち出しを可能にしたという事です。
向山区長は、「区民の安全のため有効利用したい」と話していました。
久保区では今後、設置場所の周知を図るとともに、消防団や自主防災会などと協力して区民を対象にした使い方の講習会を開くという事です。
また村では、今後、要望があれば地区公民館単位でのAED設置を進めていくという事です。 -
信大農学部の山ぶどうワイン販売始まる
信州大学農学部の学生が栽培した山ぶどうを使ったワインの販売が8日から、南箕輪村の信大農学部で始まりました。
山ぶどうワインは、アルコール12度の赤ワインで、720ミリリットル入りのフルボトルと360ミリリットル入りのハーフボトルの2種類があります。
ワインの原料となる山ぶどうは、信大農学部食料生産科学科の学生が実習の一環として栽培したものです。
10月に収穫作業が行われおよそ1.5トンの山ブドウが獲れました。
醸造は塩尻の業者に委託し、フルボトルは600本、ハーフボトルは500本作りました。
信大山ぶどうワインは信大農学部の生産品販売所で午前8時半から販売されていて、フルボトルは2500円、ハーフボトルは1500円となっています。 -
園児にリンゴプレゼント
箕輪村営農センターは、南箕輪村南部保育園の園児に6日、地元でとれたリンゴをプレゼントしました。
この日は、南部保育園に村営農センターの宮下勝美会長やリンゴ農家の田中實さんらが訪れ、園児にリンゴを手渡していました。
田中さんは、除草剤を使わないなど減農薬でリンゴを栽培していて、安心、安全に心がけているという事です。
リンゴのプレゼントは、営農センターの地産地消事業の一環として行われ、今年は、村内5つの保育園に合わせて、およそ700個のふじがプレゼントされます。
営農センターでは、地元のリンゴを食べてもらうことで、味の良さを知ってもらい、消費拡大につなげていきたいとしています。 -
寒天づくり
諏訪地域の冬の風物詩として知られる寒天づくり。
伊那市でも、冬の寒さを利用した寒天づくりが始まっています。
伊那市東春近で寒天づくりを行っているのは、10年前に富士見町から移ってきた小笠原商店です。
寒天は原料の天草をトコロテン状にしたものを冷凍乾燥させてつくるものです。
現在は、冷蔵庫で凍らせた寒天を昼間は太陽にあてて、溶かし乾燥させる作業が行われています。
寒天を外に並べる作業は早朝、太陽が昇る前から始まります
太陽にあてる時は光が多くあたるよう、干した寒天の角度を変え水分を完全に抜くようにします。
小笠原商店では年間およそ、20トンの寒天を生産し羊かんの材料として、主に東京の和菓子店に出荷しています。
この天然の寒天づくりのピークは寒さが厳しきなる1月頃からで、作業は、来年4月の初めまで行われるということです。 -
伊那リ寒さに期待 雪まけず
7日は二十四節季の1つ大雪です。
雪が激しく降り始めるころと言われていますが伊那市西春近の伊那スキーリゾートのゲレンデには雪がなく、関係者は冷え込みに期待しています。
伊那スキーリゾートでは、毎年この時期にスノーマシーンによる雪まきを始めます。
しかし今年は気温が下がらず雪まきができません。
伊那スキリーゾートの池田俊介副支配人は「雪まきができる-3度の日が続いてほしい」と話していました。
長野地方気象台によりますと、7日朝の伊那市の最低気温は1度で11月上旬から中旬の気温だということです。
伊那スキーリゾートのオープンは18日土曜日を予定していて、関係者は冷え込みに期待しています。 -
忘年囲碁大会
日本棋院上伊那支部は、年末恒例の忘年囲碁大会を伊那市西春近のサンライフ伊那で5日開きました。
大会には、上伊那地方の愛好者33人が出場し、3段以上のA級、2段以下のB級に分かれて盤上の戦いを繰り広げていました。
忘年囲碁大会は、年5回開かれている大会の最終回で、今年1年を締めくくります。
A級に17人、B級に16人が出場して、リーグ戦による勝率で優勝を目指しました。
一般愛好者に混ざって、小中学生も出場し、先を読みながら一手を繰り出していました。
勝負が白熱するにつれて、会場はしんと静まり返り、碁石を置く音だけが響いていました。
大会の結果、A級は、七段で伊那市上牧の梁取孝雄さん、B級は、3級で伊那市下新田の鈴木猛さんが優勝しました。 -
木下泉沢常会イルミネーション点灯
箕輪町木下の泉沢常会の住民有志は、家にイルミネーションを飾り通行する人たちの目を楽しませています。
4日の夜、住民らおよそ20人が参加し点灯式が行われました。
泉沢常会では毎年この時期にイルミネーションの飾り付けを行っていて今年で6年目となります。
最初は2、3軒で始まりましたが、地域一帯をイルミネーションで明るくし、防犯の手助けになればと今では10軒が飾り付けをしています。
ほとんどの家が11月の中旬から作業をしてきたということで、ある人は「毎年続けるのは大変だが、道行く人達が喜んでいる姿を見るとやりがいがあります」と話していました。
泉沢常会のイルミネーション
25日まで
点灯時間:夕方5時30分縲・時30分まで点灯されます。 -
ハーモニカ演奏グループ「ハニーコーン」のコンサート
伊那市内の主婦などでつくるハーモニカ演奏グループ「ハニーコーン」のコンサートが4日、伊那図書館で開かれました。
会場には、子どもからお年寄りまでおよそ30人が集まりました。
伊那図書館は、土曜日の夕方をゆったりと過ごしてもらおうと2年ほど前から「土曜の夕方コンサート」を開いています。
ハニーコーンは、ハーモニカ教室に通っている生徒の集まりで、ハーモニカ歴は6年です。
地域の為に何かできないかと、月2回ほど福祉施設や公民館教室などで演奏をしています。
この日は、童謡や季節の歌などを演奏し、訪れた人は演奏に合わせ口ずさんでいました。
伊那図書館では、「本だけではなく、様々な文化に触れる場にしていきたい」と話しています。 -
農家が経営方針や役割分担などを取り決める家族経営協定の締結式
農家が経営方針や役割分担などを取り決める、家族経営協定の締結式が6日、南箕輪村役場で行われました。
6日は、唐木一直村長や上伊那農業改良普及センターの東修所長らの立ち会いのもと、塩ノ井の征矢寛美さん家族が調印しました。
家族経営協定は、農業に携わる夫婦や親子が、意欲とやりがいを持って魅力的な農業経営を目指し、経営方針や役割分担、就業環境などについて取り決めるものです。
村内ではこれまでに、20組の家族が締結していて、征矢さんも平成11年に夫婦間で結んでいます。
今回は、長男の国洋さんが後継ぎとして就農することになり、協定を見直したものです。
南箕輪村農業委員会では「魅力ある農業づくりと環境整備を行い、それぞれの家族にあった農業経営を支援していきたい」と話しています。 -
小出島区でそば祭り
伊那市西春近の小出島区営農組合は、恒例のそば祭りを5日、公民館で開きました。
区内の遊休農地を有効活用して育てたそばを使い、「打ちたて、ゆでたて」の新そばの味を区民ら大勢の来場者に提供しました。
区内の有志でスタートしたこのそば祭りは、年々活動の輪を広げ、昨年度から営農組合が主催。
今年で15年目を迎え、地域ぐるみで楽しむイベントとなっています。
営農組合では、今シーズン、約1ヘクタールの遊休農地でそばを栽培。夏の暑さもありましたが、良い粉ができたということです。
祭りでは、5人の名人がそばを打ち、その場でゆであげ、できたてを提供していました。
訪れた人たちは、ひざを交え交流しながら、旬の味を堪能している様子でした。 -
伊那広域シルバー人材センター箕輪地区 10万5千円を寄付
伊那広域シルバー人材センター箕輪地区は、地区会員から募った支え合い募金10万5千円を3日、箕輪町に寄付しました。
3日は、地区委員の小松和彦さんと、事務局の浦野幸年さんが箕輪町役場を訪れ、集まった募金10万5千円を平澤豊満町長に手渡しました。
支え合い募金は、地域福祉に役立てもらおうと毎年行っているものです。
11月30日に開かれた地区懇談会で、会員195人から募りました。
伊那広域シルバー人材センター箕輪地区では、「今後も地域に役立てる活動を行っていきたい」と話していました。 -
信州育メンズが子育て講演会開催
地域の父親同士のネットワークづくりを目指し10月に結成した父親の会「信州育メンズ」が4日、一般を対象にした初めてのイベント、子育て講演会を開きました。
講演会は伊那市の福祉まちづくりセンターで開かれ、およそ30人が集まりました。
信州育メンズの会員は、伊那市などの子育て中の父親ら9人です。
子育てを一緒に学ぼうと、今回初めて一般を対象にした子育て講演会を開きました。
講師は、東京都在住の臨床発達心理士・川上由美さんです。
川上さんは、父母の温かい心が人間愛を育てるとして、「無条件の肯定感を与えるため、子どもを抱きしめてほしい」と呼び掛けました。
また、基本的な生活習慣があれば健やかな育ちができるとして、幼児期に早寝早起き、手洗いなどが家庭できちんとできることが大切と話していました。 -
親子でしめ飾り作り
手作りのしめ飾りで新年を迎えようと、伊那市の坂下公会堂で4日、しめ飾り作りが行われました。
しめ飾り作りは、坂下公民館と子供育成会が10年以上前から毎年行っています。
同日は、初めての人から毎年来ている人まで親子15人が参加しました。
指導したのは、坂下子供育成会の唐澤良二会長です。
ワラは前日から水に浸けて柔らかくしておいたもので、折れたり切れたりしたものを取り除いてから、なっていきました。
参加者は、扇などの飾りを付け、仕上げていました。
作ったしめ飾りは、それぞれ家に飾るということです。 -
高遠の昔の地図をソフトウェアに
伊那市高遠町の昔の地図を活用した、携帯情報端末のソフトウェア制作に向け4日、現地でワークショップが行われました。
これは、iPadやiPhoneなどの携帯情報端末で、昔の地図上に自分のいる場所を表示するソフトフェアを作ろうというものです。
観光や歴史学習に活用してもらおうと伊那図書館などが企画したもので、この日はおよそ30人が参加しました。
1回目のこの日は、高遠町出身の画家、池上秀畝が明治時代に描いた高遠城下の地図を使い、地図のどの場所にどんなものがあるかを確認しました。
参加者は、現代の地図と昔の地図を照らし合わせながら、今いる場所が昔の地図上のどのあたりか、周囲に気になるものはないかなどをチェックしていました。
ある女性は「調べた内容が反映されるので責任を感じる。自分自身も使い方を覚えて、観光案内などで利用したい」と話していました。
伊那図書館の平賀研也館長は「最終的にはソフトウェアを作ることが目的だが、みんなで現地を歩いて勉強することも良いこと」と話していました。
伊那図書館では、今後もワークショップを行い、来年2月頃に試験的なソフトウェアを配信、観桜期となる4月には完成版を配信したいとしています。 -
ふるさと館の10月桜 まだまだ見頃
10月下旬に咲き始めた伊那市の富県ふるさと館の10月桜が、12月に入ってもまだ咲き続けています。
この10月桜は、今年2月に開館10周年で記念植樹されたもので、4月にも咲きました。
11月初旬に見頃を迎えましたが、職員によりますと1か月以上その状態が続いているということです。 -
ガラス工芸家、江副行昭さん制作本格化
伊那市長谷のガラス工芸家江副行昭さんの工房では制作作業が本格化しています。
江副さんは、土とガラスを混ぜたものを、およそ1500度の窯の中で溶かし、花器などの作品を作ります。
11月中旬に窯に火を入れて以来、連日作品づくりに取り組んでいます。
3日は土を混ぜず、明治から大正時代につくられたというガラスを溶かし、花器を作っていました。
作業は、弟子の江口智子さんと共同で行い、溶かしたガラスを棒にまきつけるようにして、窯に入れます。
次に江副さんが、形を整えていきます。
作業は12月中頃まで続き、期間中におよそ100個の花器を作る予定です。 -
長野県がノロウイルス食中毒注意報を発令
長野県は、ノロウイルスの食中毒注意報を今日発令しました。
長野県内で、感染性の胃腸炎患者が増加している事や、全国的に集団感染が多発しているとして、
県では、石鹸でよく手を洗う、加熱調理では十分に火を通すことなど注意を呼びかけています。 -
クリスマスツリー飾り付け
南箕輪村の中部保育園で2日、園児がクリスマスツリーの飾り付けをしました。
リズム室のステージにツリーが置かれ、園児が順番に飾りを付けていました。
中部保育園では24日にクリスマス会を開くということです。 -
クリスマスフェア
伊那市西町のギャラリー ハルヒポタリースタジオで、クリスマス用の手作りの贈り物を集めたクリスマスフェアが行われています。
ギャラリーでは、手作りのカップや携帯ストラップ、小物などのクリスマスギフトが展示されています。
クリスマスフェアは5日(日)まで開かれています。