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富県小の児童が麦を収穫
伊那市の富県小学校の4年生は、学校近くの畑で麦の収穫を23日、体験しました。
23日は、学校近くの2アールの畑で富県小の4年生の児童と貝沼区の住民でつくる貝沼の自然環境を守る会のメンバーが一緒に麦を収穫しました。
去年、10月に児童たちは富県保育園の園児と一緒に小麦「ハナマンテン」の種を撒きました。
毎年、会のメンバーが畑を貸すなど協力しています。
この取り組みは園児と児童、地域住民の3者が連携し農業や食育を通じて地域づくりを進めていこうと行われています。
児童たちは、メンバーに教わりながら麦を刈り取っていました。
作業の途中、富県保育園の園児が畑を訪れ、刈り取った麦を運ぶのを手伝っていました。
麦は、今後脱穀して小麦粉にする計画でおよそ60キロを見込んでいます。
4年生の児童は、学校の畑で栽培しているたまねぎやトマトなどを使って、ピザを作るということです。
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箕輪町成人式8月開催へ
8月15日に行われる箕輪町の成人式に向け、初めての実行委員会が22日文化センターで開かれました。
式の時間を短縮するなど新型コロナ対策を取って行う事が確認されました。
22日の実行委員会には、新成人の有志9人が出席し、役員の選出や開催方針について確認しました。
実行委員長は松島の中村碧登さんに、副実行委員長は松島の髙橋龍ノ介さんと木下の有賀美里さんに決まりました。
箕輪町の成人式は8月15日の午後1時50分から箕輪町文化センターで行われる予定です。
新型コロナ感染防止対策として、新成人の意見発表を例年の2人から1人に減らし、祝電披露は会場内での掲示のみとします。
密をさけるため受付時間を区切って行う他、出席者は健康チェックシートの提出が必要となります。
開催の最終判断は8月10日に実行委員会で行います。
上伊那の感染警戒レベルが4以上の場合や、県内の感染状況によっては来年1月に延期するとしています。
今年度、箕輪町で成人を迎えるのは男性160人、女性137人の、合わせて297人です。
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上伊那広域消防 水難救助訓練
上伊那広域消防本部は夏の行楽シーズンを前に河川での水難事故に備えた救助訓練を宮田村の天竜川で23日行いました。
訓練は水難事故での対応力やボートの操船技術向上を目的に行われ、上伊那の6つの消防署から救助隊の隊員19人が参加しました。
初めにボートの操船技術を確認しました。
2艘のボートに乗り込むと出発点から1キロ下流までの間、目標に向かい天竜川をジグザグにボートを進めていました。
河川では流れに対してボートを45度に保ち、パドルをこぐ人と舵を取る人の呼吸を合わせるなど基本から確認していました。
23日は、この他にボートを転覆させ元に戻すまでの手順を確認する転覆訓練も行いました。
ひっくり返ったボートに上ると、体重をかけボートを元に戻していました。
上伊那広域消防本部によりますと上伊那で去年発生した水難事故は13件だったと言う事です。
この水難救助訓練はあすとあさっても行われる予定です。 -
いなGOちゃんねるのキャラクター愛称募集
伊那市の伊那市観光協会は開設しているYouTubeチャンネル「いなGOちゃんねる」のキャラクターの愛称を募集しています。
伊那市観光協会はYouTubeチャンネル「いなGOちゃんねる」を開設しています。
多くの人たちに親しみを持ってもらおうとキャラクターを制作しました。
キャラクターは「元気ないなご」をイメージしてデザインされたということです。
愛称は伊那市観光協会のホームページから応募できます。
応募期間は7月9日までで、結果はホームページに掲載されるということです。
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上伊那高校音楽祭2年ぶりの開催
長野県教育委員会などが主催する、上伊那高等学校音楽祭が、2年ぶりに伊那市の伊那文化会館で12日に開かれました。
この日は、上伊那7校の吹奏楽部や合唱部など、16クラブが演奏を披露しました。
上伊那高等学校音楽祭は、生徒同士の交流や、練習の成果を発表しようと開かれていて、今年で69回を数えます。
去年は新型コロナウイルスの影響で中止となったため、2年ぶりの開催となりました。
今年は感染症対策として観客は入れず、出演者はマスクをつけて演奏をしました。
このうち、伊那西高校の吹奏楽クラブは、踊りを交えての演奏で、会場を盛り上げました。
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金鳳寺本堂の屋根改修工事が竣工
伊那市富県にある金鳳寺の本堂屋根の改修工事が竣工し19日と20日に見学会が開かれました。
金鳳寺の本堂の屋根改修工事は去年6月から始まり今年5月に竣工しました。
今の本堂はおよそ200年前に建てられたもので日本の伝統的な茅葺き屋根でした。
30年単位で吹き替えを行っていましたが傷みが激しく雨漏りもあったことから檀信徒でつくる金鳳寺本堂屋根改修委員会が発足し改修工事を行いました。
事業費は1億4000万円で茅葺きから銅板葺きに変更されました。
屋根は曲線がほどこされ茅葺きの形を残した造りとなっています。
本堂内部も合わせて改修工事が行われ床が新しい板葺きとなったほか耐震工事も行われました。
金鳳寺では「檀信徒の心のよりどころとして、また地域の人たちが集まる場として活用してもらいたい。」と話していました。
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伊那市出身の平澤さんがミニコンサート
伊那市出身のピアニストの平澤真希さんが19日にミニコンサートを開きました。
19日は伊那市のキタノヤ電器の屋外特設会場で新店舗2周年を記念したミニコンサートが開かれました。
平澤さんは伊那北高校卒業後、ポーランドのショパン音楽院に進み、現在は伊那市を拠点に演奏活動を続けています。
会場にはおよそ30人が演奏に耳を傾けていました。
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大芝高原でササユリが見頃
南箕輪村の大芝高原みんなの森ではササユリが見頃となっています。
みんなの森では5か所でササユリが見られます。
ササユリは県の希少野生植物に指定されていて、みんなの森を管理している浦野一重さんによりますと最盛期は550株あったものが現在は100株まで減ってしまっているということです。
17日はその内のおよそ半数が花を咲かせていて、これだけまとまって咲くのは珍しいということです。
ササユリは今週末まで見頃だということです。 -
写真集団アルプ 山岳写真展
南信地域の山岳写真愛好家の集まり写真集団アルプの第17回展示会が伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
会場には、メンバー14人が撮影した写真49点が飾られています。
各自テーマを決め、中央アルプスや北アルプスなどを撮影した写真一人3~4点ずつ展示しています。
写真集団アルプは平成23年6月18日に発足し、今年10周年を迎えました。
昨年は新型コロナ感染拡大のため中止しましたが、今年は2年ぶりに17回目の展示会を開きました。
今回初めてかんてんぱぱホールで開きました。
メンバーは「山は天候が変わりやすいので撮影に苦労している」と話していました。
写真集団アルプの山岳写真展は6月23日(水)まで、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
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社会を明るくする運動 藤城村長にメッセージを伝達
7月は犯罪や非行のない社会を目指す「社会を明るくする運動」の全国強調月間です。
これに合わせ、上伊那地区保護司会のメンバーが14日に南箕輪村役場を訪れ、藤城栄文村長に総理大臣からのメッセージを伝達しました。
社会を明るくする運動は、犯罪や非行の防止と、罪を犯した人の更生について理解を深め、明るい社会を築こうという全国的な運動です。
上伊那地区保護司会南箕輪村代表の唐澤正吉さんは、「デジタルツールの活用などにより新たな繋がりを生み出し、犯罪や非行の防止と更生保護の取り組みをさらに充実させていく必要がある」とする菅義偉内閣総理大臣からのメッセージを伝達しました。
毎年7月に開かれている「社会を明るくする地域づくり大会」は、新型コロナにより2年連続で中止となりました。
小中学校の児童・生徒への作文の募集は予定通り実施し、「人と人との繋がりを再認識する機会にしたい」と話していました。
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南箕輪村成人式再延期
新型コロナの影響によるイベントの延期情報です。
今年1月から8月14日に延期していた南箕輪村の成人式は来年1月3日に再延期となりました。
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自主防災を語る会 防災について投げかけ
伊那消防署のOBで作る地域防災を語る会は、水害時の住民の心構えや対応をリポートにまとめました。
地域防災を語る会で、元伊那消防署副所長の伊藤一男さん(81)です。
伊藤さんら伊那消防署のOB3人で作る地域防災を語る会は、近年の災害報道などを見て、行政や市民がどのような心構えを持っておくべきかなどをまとめました。
リポートは、災害時に行政はどのように対応すべきか、住民はどの程度情報を持っているかなどを投げかける内容です。
地域防災を語る会では、このリポートを伊那市の区町会長に配布したいとしています。
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伊那市美篶軽自動車同士が衝突 重傷事故
17日午前8時50分ごろ、伊那市美篶の国道361号で、軽自動車同士が衝突する事故がありました。
この事故で80代の男性が重傷、50代の女性が軽傷を負っています。
伊那警察署の発表によりますと事故があったのは、伊那市美篶の国道361号です。
伊那市高遠町西高遠の伊藤宏さん81歳が運転する軽自動車と、伊那市美篶の春日咲子さん51歳が運転する軽自動車が衝突したものです。
伊藤さんは胸の骨を折る重傷、春日さんは軽傷だということです。
高遠町方面から伊那市方面に進行していた伊藤さんが運転する軽自動車が対向車線をはみ出し、対向車線を走っていた春日さんが運転する車と衝突したものです。
事故の原因については伊那署で捜査中です。
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箕輪町地域おこし協力隊 新たに1人任命
箕輪町の地域おこし協力隊の委嘱式が、16日に役場で行われ、新たに1人が任命されました。
新たに任命されたのは、神奈川県出身の鶴﨑智子さんです。
この日は、白鳥政徳町長から委嘱状が手渡されました。
鶴﨑さんは、茨城県を中心に、学習支援やシニアサービス事業を行う会社と、障害者を支援するNPO法人の代表を務めるなど、福祉の分野に力を入れています。
鶴﨑さんは、「福祉の経験を活かして、頑張っていきたい」と話していました。
白鳥町長は、「様々の分野からのアプローチを期待しています。」と話していました。
鶴﨑さんの任期は最長で3年です。
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伊那北高校創立100周年 薫ヶ丘美術展
伊那市の伊那北高校創立100周年記念「薫ヶ丘美術展」が伊那文化会館で16日から始まりました。
会場には伊那北高校の前身・旧制伊那中学校の1回卒業生から在校生までの99点の作品が、卒業順に展示されています。
作品は、美術大学を卒業し画家として活躍した人や愛好者など様々で、油彩や水彩、アクリル画など多彩です。
この他に彫刻や陶芸、書なども展示されています。
こちらは、伊那北高校6回卒業生で12日に亡くなった国画会準会員の小林修一郎さんの作品です。
小林さんは、20年以上前から、母校の文化祭に合わせて毎年この美術展を開催し、上伊那での美術振興に貢献してきたと言う事です。
小林さんの発案で、今回の出展作品の写真集を作ることにしています。
また会場の入り口には、去年、全校生徒で作ったモザイク画や、美術部員の共同作品も展示されています。
伊那北高校創立100周年記念薫ヶ丘美術展は、20日まで伊那文化会館で開かれています。 -
酒米の無農薬栽培の水田で草取り
伊那市荒井の蔵元宮島酒店は、仕込みに使う酒米を無農薬で栽培している飯島町の水田で16日、草取り作業を行いました。
宮島酒店では、飯島町の水田で酒米を無農薬で栽培しています。
無農薬栽培では雑草が一番の課題となっていて、契約農家の労力を少しでも軽減できればと毎年、草取りを行っています。
16日は、宮島酒店のスタッフの他、地元の酒販店などから27人が参加し、草取り作業を行いました。
機具を使った草取りでは、土を掻き起こすことで草の根が定着するのを抑えるということです。
作業する人の中には、平谷村の地域おこし協力隊のイギリス人の男性もいました。
契約農家の唐澤美昭さんです。
無農薬栽培では、一年のうちこの草とりが一番大変だと唐澤さんは話します。
24日にも飯島町の水田で草取り作業を行います。
今年は、およそ5tの収量を見込んでいるということです。
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北原泰治さん スケッチ展
伊那市高遠町の北原泰治さんによるスケッチ展が、伊那市坂下のART GALLERY MIYAMAで開かれています。
会場には、北原さんが描いた作品22点が飾られています。
北原さんは現在92歳です。
これまで油絵を描いていて、6回ほど個展を開きました。
スケッチ展は今回が初めてです。
この絵は静岡県安良里の港の風景で、思うがままに描いた作品だということです。
北原さんは、スケッチは簡単な道具で時間をかけないほうが良いと話していました。
スケッチ展は6月28日まで、伊那市坂下のART GALLERY MIYAMAで開かれています。
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南部小3年生がりんご学習
南箕輪村の南部小学校の3年生が11日、村内のりんご農家から、生育について学びました。
この日は、南部小学校3年の児童50人が、りんごの観察をし、生育について学びました。
南部小学校では毎年3年生が、南箕輪村田畑の加藤良次さんの畑で学習を行っています。
児童たちはまず、ペアになり観察する実を選びました。
実はまだ青く、直径3センチほどです。
子どもたちは、それぞれ目印をつけ、実の大きさを測りました。
最後にスケッチをし、学習を終えました。
南部小学校3年生のりんご学習は、11月の収穫まで、あと3回ほど行う予定だということです。
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上農陸上部 北信越大会出場を報告
箕輪町出身の上伊那農業高校陸上部の生徒3人が10日、町役場を訪れ、白鳥政徳町長に北信越大会出場を報告しました
この日は、上伊那農業高校陸上部3年の大場晴仁さん、3年の山川拓馬さん、1年の大場崇義さんが役場を訪れ、白鳥町長に北信越大会出場を報告しました。
3人は5月28日から30日に開かれた、長野県大会で好成績を残し、北信越大会出場を決めました。
大場晴仁さんは3000メートル障害で3位に、山川さんは1500メートルで3位、5000メートルで2位に、大場崇義さんは1500メートルで2位に入りました。大場さん2人は兄弟です。
3人は、「インタ―ハイを視野に入れ、6位以内を目指したい」と話していました。
白鳥町長は「力を出し切って思い切り走ってください」と激励しました。
北信越大会は、福井県で6月17日から20日まで開かれるということです。
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関東甲信梅雨入り しんわの丘ローズガーデン見ごろに
気象庁は、関東甲信地方が梅雨入りしたとみられると14日に発表しました。
去年より3日、平年より1週間遅い「梅雨入り宣言」となっています。
バラ祭りが行われている伊那市高遠町のしんわの丘ローズガーデンです。
午前中、上空は雲に覆われ時折雷がなっていたものの、雨は降っていませんでした。
園内は、大輪系が見ごろのピークに、花が小ぶりの修景バラが徐々に見ごろを迎えています。
しんわの丘ローズガーデンには、270品種、およそ3,000本が植えられていて、傾斜地を活かして修景バラが多いのが特徴です。
中でも比較的早く咲く「春風」、ドーム型の休憩所を覆うように色鮮やかな花を咲かせている「アンジェラ」などが見ごろです。
昨年度は園内にスロープが整備され、高齢者やベビーカーを押しながらでも歩きやすくなっているということです。
今年は、市内を中心に上伊那地域からの来訪者が多く、平日でも1日平均500人ほどが足を運んでいるということです。
バラ祭りは、27日日曜日までとなっています。
長野地方気象台によりますと、県内は向う1週間、前線や湿った空気の影響で雲が広がりやすく、週の前半と週末にかけて雨の降る日があるとみています。 -
熱中症で1人搬送 軽症
上伊那広域消防本部によりますと、午後4時現在伊那市の60代男性が山での作業中に熱中症と思われる症状で市内の病院に搬送されたということです。
軽症だということです。 -
松本市で2人新型コロナ感染 長野県発表分は3月9日以来のなし
長野県内できょう、新たに松本市で2人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
県発表分は、3月9日以来ありませんでした。
松本市の発表によりますと、感染が確認されたのは、松本市の2人です。
県と長野市での感染確認はありませんでした。
また、上伊那の感染確認は3日連続でありませんでした。
14日現在、県内で感染が確認されたのは4,936人で、入院しているのは90人、死亡したのは89人です。 -
榛原花の会がマリーゴールドの苗植える
伊那市東春近榛原の住民でつくる榛原花の会は13日に県道18号の歩道にマリーゴールドとサルビアの花の苗を植えました。
13日は住民およそ40人が参加しました。
県道18号伊那生田飯田線歩道の両脇1キロにわたってマリーゴールド3,000本、サルビア800本の苗を植えました。
会の活動は今年で27年目になります。
7月中旬頃に花が咲き、マリーゴールドは10月上旬まで、サルビアは9月下旬まで楽しめるということです。 -
箕輪町の畑で山雅プロジェクト
サッカーのJ2松本山雅のホームタウンの箕輪町で12日、年間を通して大豆を栽培し、みそ作りを行う「山雅プロジェクト」が始まりました。
12日は、松本山雅FCユースアカデミーU15の上伊那の選手19人が箕輪町上古田の畑で大豆の苗を植えました。
箕輪町では、農業の課題解決として参加者を募り年間を通してみそ作り体験を行う部活動「みそ部」を2019年から実施しています。
一方、松本山雅では、2018年からホームタウンの遊休農地解消を目的にアカデミーの選手が地域と関わり「あやみどり」という品種の大豆を栽培しています。
こうしたことから、町のみそ部にユースアカデミーの選手が参加し大豆を栽培してみそ作りを一緒に行います。
12日は、7アールの畑にあやみどりの苗800本を植えました。
今後は、草取り作業などをし来年3月にみそ作りを行う計画です。
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仙丈小屋に荷揚げ
南アルプスの仙丈小屋は、15日から2年ぶりに今シーズンの営業を始めます。
それを前に、山小屋を運営する伊那市観光株式会社は、ヘリコプターで食料などの荷揚げ作業を11日、行いました。
午前7時頃、伊那市長谷の標高1680メートルの歌宿から標高3033メートルの仙丈ケ岳直下にある仙丈小屋への荷揚げが行われました。
昨シーズンは、新型コロナ感染防止のため伊那市観光が運営する南アルプスのこもれび山荘、仙丈小屋、塩見小屋、中央アルプスの西駒山荘の4施設は休業しました。
今シーズンは、感染防止対策をとり、2年ぶりの営業となります。
荷物は食料や燃料の他、コロナ対策として、アクリル板や消毒液なども運びました。
1回500キロの荷物を12往復して小屋に届けました。
伊那市観光株式会社では、
入館前の検温や館内共有スペースでのマスク着用の徹底など感染対策を盛り込んだ山小屋運営のガイドラインを作成しました。
仙丈小屋では、今シーズン定員60人を半分に減らし30人で営業するということです。
仙丈小屋の営業は、15日から10月15日までを予定しています。
28日に塩見小屋、来月1日に西駒山荘へ荷揚げする予定です。
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五輪トーチ 南箕輪村役場に展示
4月2日に飯田市で行われた、東京五輪の聖火リレーでランナーを務めた保科博さんが使ったトーチとユニフォームが、南箕輪村役場で展示されています。
保科さんがリレーで使ったトーチとユニフォームは一階ロビーに展示されています。
保科さんは南箕輪村田畑在住で、聖火リレーでは飯田市を走りました。
役場での展示は6月23日(水)までで、6月25日(金)からは大芝の湯で2週間程度、展示を予定しているということです。
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伊那地域で今年最高30.4℃
10日の伊那地域の最高気温は、午後3時14分に今年最高の30・4度を記録して真夏日となりました。
10日の伊那地域の最高気温は、午後3時14分に30・4度まで上がり、真夏日となりました。
7月下旬並みの暑さで今年最高気温となりました。 -
三峰川みらい会議が河川功労者表彰
20年にわたり三峰川の自然保護活動や愛護活動を続けてきた三峰川みらい会議が、河川功労者表彰をこのほど受賞し、10日、織井秀夫代表が、伊那市の白鳥孝市長に受賞の報告を行いました。
10日は、織井代表ら3人が市役所を訪れ、白鳥市長に表彰状を披露しました。
三峰川みらい会議は、平成12年の設立以来、三峰川のアレチウリの駆除や河川内の樹木の伐採などの自然保護活動の他、学習会やシンポジウムを毎年開催するなど、河川愛護活動を20年間行ってきました。
そのほかに、高遠ダムからの放流量を一定量、常時放流するよう働きかけ、ダム下流の三峰川の水量を確保する取り組みも実現させています。
それらの長年にわたる活動が評価され、東京都に本部を置く公益社団法人日本河川協会から、今年度の河川功労者表彰が贈られました。
白鳥市長も、みらい会議の創立当時からのメンバーということもあり、今回受賞を報告しました。
なお今年度の河川功労者表彰では全国で105の個人と団体が受賞しています。
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上農生がカワニナを放流
南箕輪村の上伊那農業高校の生徒は、地域住民がホタル復活に向けて整備した試験水路に餌となるカワニナを9日、放流しました。
9日は、コミュニティデザイン科里山コースの3年生20人が、大泉に作られた試験水路を訪れました。
この場所は、もとは畑でしたが、ホタルが舞い、憩いの場所にしようと、住民有志でつくる「大泉ホタルの会」が試験水路を整備しました。
はじめにカワニナの餌となる朴葉を、間隔を置いて水の中に入れました。
この後、学校で養殖した2ミリから4ミリほどのカワニナおよそ900匹を放しました。
上農と大泉ホタルの会は、地域連携の一環で昨年度から協力してホタルの復活に取り組んでいます。
今年卒業した生徒が、去年12月からホタルの餌となるカワニナの養殖をはじめ、その活動を現在の3年生が引き継ぎました。
試験水路の長さは87mで、カワニナが生息しやすい水温にするため一度ためてから蛇行させて水を流すようになっています。
大泉ホタルの会顧問でカワニナ養殖支援ガイドの野口輝雄さんによると、カワニナの繁殖は水温が18度から20度が最適だということです。
上伊那農業高校では8月も試験水路にカワニナを放す他、試験水路一帯のデザインを行うことになっています。
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伊那ライオンズクラブ 子ども支援で伊那市に寄付
地域の社会奉仕活動を行っている伊那ライオンズクラブは、子どもの支援に役立ててもらおうと、寄付金やマスクを9日、伊那市に贈呈しました。
この日は、伊那ライオンズクラブの北原房雄会長らが伊那市役所を訪れ、白鳥孝市長に寄付金22万1500円を手渡しました。
伊那市では、新型コロナ長期化の影響で、子どもの貧困が課題となっています。
伊那ライオンズクラブは、伊那市が行っている、子どもの生活を支援する「伊那市子どもの未来応援隊」に登録されています。
このことから、子どもに無料で食事を提供する、子ども食堂の運営に役立ててもらおうと寄付をしました。
北原会長は、「子どもたちが元気に育つよう、手助けをしたい」と話していました。
そのほか、50枚入りのマスク5箱、消毒用品5セット、カップ麺36食を寄付しました。