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ふるさと便 発送
箕輪町のリンゴや長いもなどの特産品に、小学生が地域を紹介した手紙などを添えた「ふるさと便」の発送作業が7日JA上伊那箕輪果実選果場で行われました。
N「ふるさと便」は、地域の特産品を、子ども達のメッセージとともに県内外に発信してもらおうと、箕輪町観光協会が行っているもので、30年以上つづいています。
7日は観光協会の職員がメッセージの箱詰め作業にあたりました。
注文数は毎年増えていて、今年はリンゴ5キロ入りが161箱、10キロ入りが80箱、長いも5キロ入りが101箱の注文があったということです。
注文のほとんどが町内の人で、県外にいる家族や友人にお歳暮として送っている人が多いということです。
町観光協会では「子ども達のメッセージとともに、箕輪の味を楽しんでもらいたい」と話していました。
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サン工業年末コンサート
伊那市西箕輪の金属メッキ加工を行うサン工業株式会社は、プロのミュージシャンを招いたコンサートを8日、高遠町の信州高遠美術館で開きました。
コンサートでは、県内を拠点に活動しているピアノ、サクソフォン、ビブラフォンの演奏者3人が、ジャズやクリスマスソングなど13曲を披露しました。
サン工業では、月に1回全社員を対象に勉強会を行っていて、年末コンサートは15年前から開かれています。
会場には社員や一般などおよそ150人が訪れした。 -
下小沢あかりの会が懇親会
伊那市下小沢の高齢者で作る下小沢あかりの会は、すいとんを作って楽しむ会を、6日、小沢地域交流センターで開き親睦を深めました。
センターの調理室では、大きな鍋ですいとんを作っていました。
他にも参加者が協力しながら巻きずしを作っていました。
下小沢あかりの会では、毎年、春とこの季節に、料理を作って味わう親睦会を開いています。
料理は、その年によって変わり、今年はすいとんを作ることにしました。
手際よく料理が完成し、参加者が味わっていました。
下小沢あかりの会では、この親睦会のほか、地区の伝統行事や、花壇の整備・年1回の旅行などで交流を深めているということです。
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八十二高遠支店に感謝状
特殊詐欺被害を未然に防いだとして、伊那市高遠町の八十二銀行高遠支店に5日、伊那警察署から感謝状が贈られました。
この日は、伊那警察署の駒村公孝署長が八十二銀行高遠支店を訪れ、日戸淳支店長に感謝状を手渡しました。
11月15日、伊那市に住む70代の女性が高遠支店を訪れ、「100万円を振り込みたい」と窓口に申し出ました。
対応した職員の平澤綾さんが話を聞いたところ、女性は「息子が不倫をして示談金を支払うことになったので振り込まなければいけない」と、すぐにでもお金を振り込みたい様子だったということです。
平澤さんは、金額が大きいことや女性の様子から特殊詐欺を疑い、課長の上島敏実さんと女性を説得しました。
上島課長は直接犯人と電話をし、怪しい点がいくつかあると女性に話しましたが、女性は詐欺だと気づかなかったということです。
その後、駆け付けた警察官が説得を続けたところ、女性は詐欺に気づいたということです。
伊那署では「少しでも怪しいと思ったら詐欺を疑い、家族や知人にまず相談してほしい」と話していました。
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宮脇さん90歳記念個展 開催
伊那市下新田の宮脇智明さんの90歳の卒寿を記念した個展が南箕輪村南原のコーヒー&ギャラリーなごみの樹で開かれています。
昭和3年生まれの宮脇さんは今月12日に誕生日を迎え満90歳となります。
個展はこれを記念して開かれていて、これまで制作してきた木彫や絵画、絵手紙など70点あまりが展示されています。
60代の時に医者の勧めで木彫を始め、その後、絵画や絵手紙へと趣味を広げていきました。
日課は、朝5時に起床し朝食までの間、木を彫ったり、絵を描いたりしていると言う事です。
宮脇さんの卒寿記念展は28日まで南箕輪村南原のなごみの樹で開かれています。
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せんべいで詐欺被害防止へ
特殊詐欺被害防止に一役かおうと、伊那市に本店があるアルプス中央信用金庫は、14日の年金支給日に被害防止を呼び掛けるせんべいを配布します。
年金受給者を対象に窓口で配布するその名も「振り込みませんべい」です。
特殊詐欺被害防止に関心をもってもらおうと、被害防止のメッセージがせんべいに印刷されていて1800個を作りました。
アルプス中央信用金庫では、年金支給日にこれまで、菓子や粗品をプレゼントしていましたが、今回は、伊那警察署とタイアップして初めて配布します
アルプス中央信用金庫では、これまでも特殊詐欺被害を防止するための取り組みを行っています。
すべての支店のATMの画面に、振り込め詐欺防止を呼び掛けるメッセージが出るようになっています。
また、携帯電話の通話や操作をしたりしてATMを使用すると
店内で警告音が鳴るシステムも導入しています。
今年は、南箕輪支店と赤穂東支店で、詐欺被害を未然に防いだとして警察から感謝状が贈られています。
振り込みませんべいは、14日と17日の2日間すべての支店の窓口で配布されることになっています。
伊那警察署管内では今年1月から昨日までに5件1525万円の特殊詐欺被害が発生しています。
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信大のりんごジュース販売
南箕輪村の信州大学農学部の学生が実習で栽培したりんごを使ったジュースが完成し、5日から販売が始まりました。
りんごジュースは、植物資源科学コース・動物資源生命科学コースの2年生が実習の一環で栽培した「ふじ」を使って毎年作られています。
学生たちが摘花などの手入れから収穫までの作業を行いました。
今年は、夏の暑さで日焼けしたり台風の影響で落下や傷がつくなどの被害があったということです。
糖度が高く中身が完熟したものを学生が選別しジュースにしたということです。
信大農学部では「災難を乗り越えた貴重なりんごジュースが出来たので多くの人たちに味わってもらいたい」と話していました。
りんごジュースは、1リットル入りが450円、250ミリリットル入りが200円で、信大農学部の生産品販売所で購入することができます。
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南部小学校しめ飾りづくり
南箕輪村の南部小学校の全校児童は4日、正月用のしめ飾りを地域住民や保護者と一緒につくりました。
この日は、学校でボランティア活動を行う「ふくろうの会」のメンバー30人が学校を訪れ、児童たちにしめ飾りの作り方を教えました。
南部小学校では20年以上前から毎年、正月用のしめ飾りづくりを全校で行っています。
使ったワラは、5年生が米作りで育てたもので、地区ごと教室に分かれて親子で作りました。
しめ飾りは、各家庭の玄関に飾るということです。
南部小学校では「保護者も積極的に参加することで世代を超えて作り方を覚えられる。地域の人と触れ合いながら伝統文化の継承を大切にしていきたい」と話していました。 -
上伊那が舞台の映画 来年9月上映へ
伊那市出身のタレント成美さんらでつくる信州フィルムパートナーズは、上伊那8市町村を舞台にしたふるさとシネマの上映を、来年9月に行います。
3日は、映画についての記者会見が開かれ、成美さんの他監督・脚本を手掛ける岡本英郎さんが概要を説明しました。
映画のタイトルは「霊犬戦士ハヤタロー」で、駒ヶ根市の光前寺をはじめ高遠城址公園やもみじ湖、大芝高原など上伊那8市町村で撮影を行います。
主人公は、JA上伊那の伝説保存課に勤めることになった女性です。その女性の周りで、700年前に霊犬早太郎が封印した妖怪が甦るというものです。
岡本さんは、ゴジラやモスラ、ウルトラマンなどのデザイナーとして活躍していて、特撮ものを得意としています。
キャストは現在調整中で、エキストラについては今月中に一般オーディションを行います。
成美さんら信州フィルムパートナーズは、地元の企業などから資金調達などを行っていて協力を呼び掛けています。
その他、地元で活躍する歌手の湯澤かよこさんとふかせひとひろさんが手がけた歌を、地元の子ども達でつくる「早太郎合唱団」が歌います。
撮影は一部始まっていますが、来年4月から本格的に行います。
上映は9月を予定していて、全国各地で上映するという事です。 -
年末交通安全運動はじまる
31日までの年末交通安全運動に合わせて、伊那警察署などは開始式を3日、伊那市役所で行いました。
3日は、雨のため庁舎内で出発式のみを行いました。
子どもと高齢者の交通事故防止を運動の基本に、夕暮れ時と夜間の交通事故防止と飲酒運転の根絶を重点としています。
伊那署管内では、人身事故は去年の同じ時期に比べて58件少ない238件、死者は同数の5人となっています。
伊那市では、人身事故、けが人ともに減少していますが、死者は3人と2人多くなっています。
この死亡事故では、若者や中高年が亡くなっています。
年末交通安全運動は31日月曜日まで行われます。 -
天神山古墳からの出土品を市に寄贈
119年前に発見された伊那市美篶笠原の天神山古墳の出土品が、創造館に3日に寄贈されました。
3日は、長年出土品を管理してきた吉祥寺の前住職坂田徹恩さんと櫻井準笠原区長が創造館を訪れ、出土品を寄贈しました。
寄贈されたのは、119年前の明治32年に見つかったものです。
金環と呼ばれる金箔が施されていた耳飾りや勾玉、鉄の刀、古墳時代から平安時代まで生産されていた須恵器と呼ばれる土器など、分かっているだけで24点です。
天神山古墳があるのは、笠原の信号機から南東に400メートル進んだ場所です。
明治32年に、笠原村の住民が巨大な1枚岩を石垣にしようとこの場所を掘ったところ、それが石棺の蓋だったため、中にある人骨や出土品を発見することとなりました。
昭和27年には、当時の美篶村が村史の作成のため再発掘し、新たに勾玉などがでてきました。
これまで、古墳の近くにある吉祥寺が誰でも見学できるようにガラスケースに入れて管理していましたが、より多くの人に見てもらおうと所有者である区と相談し、寄贈されることになりました。
創造館の濵慎一学芸員は、98年前に撮影された写真と見比べ「出土品が当時と同じ状態で残っているのは大変珍しい。土器の形から6世紀後半から7世紀始めのものの可能性が高い」と話していました。
創造館では、来年2月にこれらの出土品を展示した特別展を開く予定です。
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伊那マジッククラブ 恒例のショー
南信地域の奇術愛好家でつくる伊那マジッククラブのマジックショーが、25日、伊那市の伊那公民館で開かれました。
マジックショーは、会員の1年間の練習の成果を披露する場として毎年この時期に開かれていて、今年で45回を数えます。
25日は、会員14人それぞれが得意としている手品を披露しました。
筒から傘や杖を次々と出すものや水と砂を使ったものなど様々です。
このうち山口まゆみさんの「異次元の世界へようこそ」では、箱に入った女性と外にいた女性が一瞬にして入れ替わり、会場からは驚きの声があがっていました。
伊那マジッククラブでは、月に2回練習をしていて、「大きなステージで披露できることを励みに、会員一丸となって続けていきたい」と話していました。 -
箕輪中学校古田人形部 40周年
箕輪町の箕輪中学校の古田人形部は今年発足40周年を迎えました。
40周年を記念した古田人形芝居定期公演が町文化センターで1日、行われました。
箕輪中学校古田人形部は、昭和54年にクラブ活動として始まりました。
現在の古田人形芝居保存会のメンバーの多くは、このクラブの経験者です。
現在は、部として活動していて3年生8人、2年生1人、1年生9人の合わせて18人が所属しています。
定期公演では、目の見えない娘と武士の切ない恋物語を描いた「生写朝顔話 宿屋の段」を披露しました。
途中、琴を弾くシーンでは、生徒が三味線に合わせて娘の手を器用に操り動かしていました。
会場には、満員となる480人が訪れ人形浄瑠璃に見入っていました。
古田人形芝居保存会の柴登巳夫会長は、「今年を新たなスタートの年にし、箕輪中学校古田人形部の今後の活動に期待したい」と話していました。
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ザザムシ漁が解禁
伊那市の天竜川では、伊那谷の冬の風物詩ザザムシ漁が1日、解禁となりました。
伊那市の殿島橋下流でザザムシ漁をしているのは伊那市中央の中村昭彦さんです。
35年近くザザムシ漁を行っていて、その昔親せきの漁を手伝ったのがきっかけで始めたということです。
解禁日の初日の1日は、午前10時頃からザザムシがいる浅瀬で漁をしていました。
くわで石を掘り返し足を使って石の裏側についているザザムシを四手網と呼ばれる網に流し入れます。
10分ほどするとザザムシと呼ばれるトビケラやヘビトンボの幼虫が捕れていました。
冬場のタンパク源として食べられてきた伝統食で、醤油と砂糖、みりんで煮込み佃煮にして食べます。
これから水温が下がってくると脂がのってさらに美味しくなるということです。
中村さんは、捕ったザザムシを佃煮にして家族や友人などと味わうということです。
漁には虫踏み許可証が必要となります。
ザザムシ漁は来年2月末まで上伊那の天竜川で行われます。
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クマから身を守る方法学ぶ
クマから自分の身を守る方法などを学ぶ学習会が28日、伊那市の伊那西小学校で開かれました。
学習会ではクマのヌイグルミが登場しました。
児童たちはクマに襲われたときどのように身を守ればよいかを学びました。
学習会は学校近くに熊が出没することがある伊那西小学校が児童にその対応を身につけてもらおうと開かれたものです。
また同じく学校近くで昨年度、目撃情報があった高遠北小学校の児童もICT機器を使って学習会に参加しました。
講師を務めたのは信州大学農学部の瀧井暁子助教とゼミの学生です。
学習会ではクマのフンが用意され講師を務めた学生は「観察すると何を食べているかが分かります。」と話していました。
またクマの毛皮のほか頭の骨が並べられ児童たちが興味深げに触れていました。
瀧井助教は「クマに出会ってしまったときは、物を投げたり、大声で叫んだりせず、ゆっくり離れてください。」とアドバイスしていました。
また襲われてしまったときは「うつぶせになり首やお腹を守ってください。」と話していました。
伊那西小学校では2年に1度クマに関する学習会を開き児童の
安全意識を高めています。
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南福地ふれあいの集い
伊那市富県の南福地の住民は昔ながらの地域の味を子ども達に伝えていこうと「ふれあいの集い」を開き五平餅とそばを作って交流しました。
五平餅は味噌とゴマの2種類のタレを作り炭火で焼きました。
そばは地域の高齢者が講師となり子ども達が一緒に作りました。
南福地地域社会福祉協議会は、昔ながらのふるさとの味を子ども達に伝えていこうと毎年この時期にふれあいの集いと題した交流会を開いています。
米やそば粉は地元で採れたものを使っています。
区民50人ほどが公民会に集まり、出来立ての料理を味わいました。
南福地社協では「高齢者の生きがいにもなり、孫の世代にとっては地域の事を知る機会にもなっている。世代を超えた交流を大切にしていきたい」と話していました。
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倒木で村道4時間通行止め
30日南箕輪村神子柴の村道で倒木があり、現場付近は午前6時から4時間以上にわたり通行止めとなりました。
倒木が発生したのは、南箕輪村神子柴の村道7号です。
倒れたのは直径50センチのマツで枯れた事が原因だとみられ、この林は私有林だという事です。
午前7時30分頃から撤去作業が始まり午前10時30分に通行止めは解除されました。
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新ナンバープレート交付
箕輪町は、原付バイクなどのオリジナルナンバープレートの交付を、29日から開始しました。
新しいデザインは、もみじのイラストがプレート全体に描かれたものです。
白色が50cc以下の原付バイクなど、緑色がトラクターなどの農業機械となっています。
午前8時30分の交付開始時刻になると、新しいナンバープレートを希望する人が手続きをしていました。
1番に交付を受けたのは、箕輪町木下の春日弘行さん、節子さん夫妻です。
自宅の原付バイク2台とトラクターやコンバインの農業機械2台分を受け取りました。
オリジナルナンバープレートは、町の魅力を広く発信し愛着を深めてもらおうと導入されました。
枚数は、白色が200枚、緑色が100枚となっていて、交付費用は無料です。
箕輪町役場総合窓口で交付しています。 -
油流出想定 ダムで訓練
伊那谷・木曽谷の12の発電所と高遠ダムを管理する県企業局南信発電管理事務所は29日、高遠ダムで防災訓練を行いました。
訓練では、大規模な地震によってダム周辺の施設から油が流れ出たとの想定で行われました。
職員は、下流に油が流出しないよう布の中に吸着率の高い活性炭が入ったオイルフェンスを張りました。
訓練は、地震や災害の発生で水質事故が起きた時に迅速に対応できるよう毎年行われています。
南信発電管理事務所や上伊那地域振興局の職員などおよそ30人が参加しました。
南信発電管理事務所では「万が一の時には住民に被害が出ないよう対応したい」としています。 -
車いすなどを寄贈
信越郵便局長協会に所属する伊那市内13の郵便局でつくる上伊那東部会は、伊那市社会福祉協議会に車椅子などの介護用品を21日、寄贈しました。
21日は、会を代表して4つの郵便局長が訪れ伊那市社会福祉協議会の伊藤隆会長に目録を手渡しました。
寄贈したのは、車いす2台と歩行器2台、リハビリ用の道具1台です。
車椅子は乗り降りが楽に出来る最新式のものだということです。
高遠郵便局の高橋晴彦局長は、「有効に使っていただきたい」と話していました。
伊那市社会福祉協議会の伊藤会長は「高齢者福祉施設で活用させていただきたい」と感謝していました。
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土砂流出のハウス 片づけ作業
10月の台風24号で土砂流出の被害を受けた伊那市荒井内の萱の夏秋イチゴの生産ハウスで呼びかけにより集まったボランティアが土砂の片づけを28日行いました。
28日は、市内から20人と地元荒井区から13人の合わせて33人がボランティアスタッフとして参加しました。
土砂の片づけの作業が終わるまで人手が必要という要請を受け、伊那市社会福祉協議会がボランティアを募集しました。
ハウスを所有するのはイチゴ農家の室岡良昭さんです。
室岡さんのハウスは、10月1日未明に県内を通過した台風24号で近くの沢から土砂が流れ込み9棟のうち2棟が全壊、3棟が半壊しました。
室岡さんはこれまで作業を毎日行っていますがハウス内には未だご覧の様に土砂が堆積したままとなっています。
ボランティアの参加者たちは、スコップで土砂をすくって一輪車に積み運んでいました。
室岡さんは再建に向け「来年3月の定植前までには作業を終わらせたい」と話していました。
伊那市社会福祉協議会では、12月2日にも作業を行う計画で30日までボランティアスタッフを募集しています。
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「亥」ポスター原画寄贈
伊那市境の漫画家、橋爪まんぷさんは、来年の干支「亥」をモチーフにした防犯ポスターの原画を27日、伊那市駅前交番に寄贈しました。
この日は、橋爪さんがアルプス中央信用金庫本店を訪れ、伊那市駅前交番にポスターの原画を贈りました。
来年の干支「亥」をモチーフにしたイラストが描かれていて、年末年始に合わせて防犯を呼び掛ける内容です。
橋爪さんは平成19年から毎年、この時期に合わせて防犯ポスターを寄贈していて、今回で干支12種類全てが揃いました。
また、アルプス中央信用金庫は、防犯活動に協力しようと平成27年から原画を複写して伊那警察署に届けています。
伊那警察署の駒村公孝署長は「心温まるポスターは地域の防犯に大きく貢献している。今後も安心安全の輪が広がっていってほしい」と話していました。
今回寄贈された原画は、12月から、いなっせに展示されます。
また、これまでに贈られた12枚のポスターは、12月3日からあるしん本店ロビーに展示されます。
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パステル画・手工芸展
伊那市のパステル画教室「楽画喜の会」の作品展と、箕輪町松島の小嶋若奈さん・優季さん親子の手工芸作品が並ぶ展示会が、南箕輪村の喫茶店で開かれています。
会場には、楽画喜の会のパステル画と、小嶋若奈さんのガラス工芸、娘の優季さんの石けんアートの作品が並んでいます。
パステル画教室「楽画喜の会」には上伊那と諏訪地域から12人の会員がいて、月に1回作品づくりに励んでいます。
会では「描く楽しさや喜びが伝わると嬉しい」と話していました。
小嶋若奈さんは、複数枚のガラスを重ね、電気炉で溶かしてつくる「ガラスフュージング」の作品を展示しています。
小嶋さんは「ガラス作品のまろやかさや美しさを感じてもらいたい」と話していました。
娘の優季さんは、石けんを溶かして型に流し込んでつくる「石けんアート」の作品を展示しています。
優季さんは「いろいろな形になる石けんアートの可能性を感じてもらいたい」と話していました。
この展示会は、30日(金)まで、南箕輪村のコーヒー&ギャラリーなごみの樹で開かれています。 -
県立歴史館の出前講座
長野県立歴史館の職員が長野県の歴史について解説する出前講座が24日、箕輪町の郷土博物館で開かれました。
講座では、県立歴史館学芸員の林誠さんが「描かれた日本アルプス」と題して、江戸時代、松代藩の真田幸貫に仕えた絵師 青木雪卿を紹介しました。
1847年に長野県北部で大地震があり、その3年後、雪卿は幸貫の領内視察に同行し、地震の被害にあった日本アルプスを描いています。
林さんは、「江戸時代は地図のような描き方が主流でしたが、雪卿は見た景色をそのまま描いています。この時代にこういった絵は珍しく、当時の風景が分かる貴重なものです」と話していました。
県立歴史館の出前講座は、県内各地で歴史館の職員が県の歴史について解説するもので、箕輪町では今年で3年目です。
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東ティモール 伊那市へメッセージ
東京オリンピック・パラリンピックで東ティモールのホストタウンとなった伊那市へ、初代大統領をつとめたシャナナ・グスマンさんから感謝のメッセージが届きました。
16日は、元東ティモール全権大使で、伊那市ふるさと大使の北原巌男さんと妻の芳子さんが市役所を訪れ白鳥孝市長にグスマンさんからのメッセージを伝えました。
北原さんは、9日に東ティモールでグスマンさんと会い、メッセージを伝えられたという事です。
白鳥市長は「大変光栄です。合宿も誘致したいです。」と話していました。また東ティモールのオリンピック委員会の関係者が来日した際には「時間が合えば、是非会いたいです」と話していました。
北原さんは「オリンピック・パラリンピックを機会に、さらに交流が進んでほしい」と話していました。
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シクラメン 出荷最盛期
伊那市東春近のきのくにや花園では、冬を代表する花「シクラメン」の出荷が最盛期を迎えています。
きのくにや花園では、5種類およそ8,000鉢のシクラメンを栽培しています。
花びらが波を打つような形のビクトリアと、花びらの周りが白く縁取りされたファンタジアを中心に、小ぶりのものが並びます。
きのくにや花園では、10月から出荷が始まり、11月中旬から最盛期を迎えています。
今年は夏に気温の高い日が続き花の生育が心配されましたが、ハウスの中の暑さを調整するなどの対策を行い、影響はなかったということです。
きのくにや花園では、30年ほど前に、花が小ぶりの「マイクロミニシクラメン」を独自に開発しました。
現在は栽培する数も少なくなりましたが、要望がある人に向けて数量限定で販売しているということです。(※すでに注文は終了しています)
きのくにや花園のシクラメンは、伊那市ますみヶ丘の産直市場グリーンファームで販売されていて、1鉢300円から600円で購入できます。
水やりなどの手入れを定期的に行えば、花は5月頃まで楽しめるということです。 -
まっくんバス利用者6%増
南箕輪村公共交通会議が22日に役場で開かれ、村内巡回バスまっくんバスの今年度の運行状況などが報告されました。
今年度のまっくんバスの利用者数は、10月末現在7,921人、月平均1,132人で、昨年度の同じ時期と比べて6%増となっています。
また1便あたりの乗車人数は3人でした。
8月17日に実施した、まっくんバス無料乗り放題デーでは、昨年度の2倍以上の96人が利用したということです。
村では「無料乗り放題デーを実施した効果は若干あり、利用者は堅調に増えている」としています。
伊那市・箕輪町・南箕輪村を結ぶ伊那地域定住自立圏運行バスの今年度の利用者数は、9月末現在9,749人で、昨年度の同じ時期と比べて2,368人増えています。 -
ステンレス・焦がし絵展
伊那市御園の小坂洋一さんのステンレスアートと、箕輪町松島の中村雄三さんの焦がし絵の作品が並ぶ「ふたり展」が、伊那市の伊那図書館できょうから始まりました。
会場には、ステンレスの作品20点と焦がし絵20点が並んでいます。
小坂さんは、50年間ステンレスの部品などを製造する仕事をし、10年程前に中学校時代の同級生から作品づくりを提案されたことがきっかけで作り始めたということです。
中村さんは、先端が金属になっていて熱を発する「電熱ペン」を使って木の板を焦がす技法「焦がし絵」を制作しています。
小坂さんと中村さんのふたり展は、25日(日)まで、伊那図書館で開かれています。 -
小学校の児童が総合学習成果を発表
伊那市内すべての小学校が一堂に会し、総合的な学習の成果を発表する学習発表交流会が伊那文化会館で21日、開かれました。
21日は、市内の15の小学校の6年生が、日ごろ学習してきた活動の成果を発表しました。
西春近南小学校は、保育園や酪農家での職場体験学習について発表しました。
働くことについて児童は、「感謝の言葉や笑顔をもらえるのでやりがいを感じることができる」「人の命を預かったり人を育てたりすることは責任が重いと感じた」などと発表しました。
西箕輪小学校の児童は、西箕輪の名所や観光施設などについて学習しました。
児童たちは「今後も調査を続け3学期にはパンフレットにしてまとめたい」と発表していました。
交流会は、伊那市教育委員会が平成25年度から開いていて今年で6年目となります。
この模様は、来年1月にご覧のチャンネルで放送します。
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高遠城址公園で桜の冬支度
21日の伊那地域の最低気温は氷点下1.8度まで下がり今季一番の冷え込みとなりました。
伊那市高遠町の高遠城址公園では、本格的な雪の到来を前に桜の冬支度が始まっています。
高遠城址公園では、毎年秋のイベントが終わった11月の中旬から来年の花見シーズンに向け作業を行っています。
21日は、高遠城址公園などの桜を管理する桜守が高所作業車を使って作業をしていました。
高所作業車に乗って作業するのは西村一樹さんです。
桜守になって今年で14年目です。
この時期の作業は、普段手が入らない高い場所の枯れ枝を払ったり伸びすぎた枝を剪定していきます。
来年の春、見事な桜を咲かせるために欠かせない作業だということです。
今年は、全国的に桜の開花が早く高遠城址公園でも過去最速の4月1日に開花宣言が行われ4月5日に満開となりました。
高遠城址公園には、小ぶりで赤みが強いタカトオコヒガンザクラという固有種1500本が植えられています。
すべての木を確認しながら作業を行う予定で、今後は雪の重みで折れないよう枝に支柱を立てていくということです。
高所作業車を使った作業は、来月中旬まで行われることになっています。