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第26回反核平和の火リレー
原爆や原発のない平和な未来を願う反核平和の火リレー25日、伊那市から辰野町まで行われました。
これは県平和友好祭実行委員会が毎年行っているもので、今年で26回目です。
ランナーは、平和の火を手に箕輪町役場に到着しました。
県平和友好祭実行委員会から脱原発などを訴えた要請書が平澤豊満町長に手渡されました。
平澤町長は「核のない平和な未来を望む皆さんの熱き思いが伝わるよう頑張ってください」と話しました。
このリレーは3日に東御市をスタートして、28日に佐久地区でゴールとなります。 -
土屋豊さん石関芋平さん二人展
東御市出身で伊那市長谷に工房を構える土屋豊さんと上田市在住の石関芋平さんによる二人展が、伊那市長谷のアートヴィレッジ信州土屋鍛金工房で開かれています。
会場には土屋さんと石関さんの作品合わせておよそ80点が並んでいます。
土屋さんは、平成7年のアートヴィレッジ発足当時からこの場所に工房を設けていて、年に数回個展を開いています。
土屋さんの作品は、熱した鉄をたたき形にする鍛金と呼ばれるものです。
作品の大小に関係なくきれいな形をつくることを考えているということです。
去年から複数の作家との合同作品展を開いていて、今回は東京芸術大学彫刻科の先輩で学生時代から親交のある石関さんとの二人展を企画しました。
石関さんは陶器を中心とした造形作家です。
この作品は、ナマコをイメージしています。
土屋さんは、基本を大切にしながらも思いつくままに作品を作るところが石関さんの特徴と話します。
アートヴィレッジ信州は、工芸家の制作販売の場所として発足しました。
当時は連日多くの人で賑わっていたこの場所も、最近では訪れる人が少なくなっているということで、土屋さんは以前の賑わいを取り戻したいと話します。
土屋さんと石関さんによる二人展は、30日日曜日まで伊那市長谷の アートヴィレッジ信州内の土屋鍛金工房で開かれています。 -
富県南福地竹松さん宅のハナショウブ見頃
伊那市富県南福地の竹松成就さん宅のハナショウブが見頃を迎えています。
竹松さんは自宅横の畑で20年以上前から、およそ1,400株のハナショウブを育てています。
82歳という高齢の為、手入れも難しく、ハナショウブが見られるのは今年が最後となりそうです。
見頃は今月いっぱいだということです。 -
浦野栄一さん切り絵展示
伊那市御園在住の浦野栄一さんによる切り絵作品展が26日から伊那市のいなっせで開かれています。
浦野さんは平成12年から長野日報に切り絵とエッセー「季節の小景」を掲載しています。
作品展ではそれらを中心におよそ50点が展示されています。
黒い紙をカッターナイフで切り作品をつくるということで、季節の行事や人の営みを切り絵で表現しています。
色のついている部分は色付きの和紙を裏から貼り合わせてつくります。
浦野栄一さんの切り絵作品展は30日まで伊那市のいなっせで開かれています。 -
東春近ハイキング
伊那市東春近の住民が地域のスポットを訪ねる東春近ハイキングが23日行われました。
23日は小学生からお年寄りまで120人ほどが参加し、春近郷ふれあい館を出発点に7キロを歩きました。
東春近ハイキングは健康増進をはかりながら住民相互の交流を深めようと昭和50年から行われている恒例行事です。
地区ごとに見どころの説明もあり、飯島利行さん宅では樹齢400年を超えるといわれるコウヤマキを見学しました。
飯島さんによると、このコウヤマキは戦国時代に討ち死にした兄弟を弔うため、高野山から移植したとの言い伝えがあるということです。
ある参加者は、「親子で毎年参加しています。近所の皆さんと一緒に歩くと気持ちがいいし、知らなかった地元の魅力を発見できて楽しいです」と話していました。 -
全国から愛好者 太鼓講習会
全国から太鼓の愛好者が集まり技術を磨く、太鼓の講習会が22日箕輪町の文化センターで開かれました。
講習会には140人が参加し参加者のレベルに応じた指導が行われました。
講習会は太鼓の普及振興を図ろうと全国持ち回りで開かれているものです。
初心者向けの5級の講座ではテキストを使っての講義も行われました。
講師は「太鼓はその地方の文化の影響を受けて育ってきた伝統芸能。基本の打ち方のほかに、自分の所属するチームのスタイルを知ることが大事」と話していました。
ある参加者は、「普段指導を受けることが出来ない人から学ぶことができていい経験になった」と話していました。 -
太鼓講習会 伝統を学ぶ
全国から太鼓の愛好者が集まり技術を磨く、太鼓の講習会が22日箕輪町の文化センターで開かれました。
講習会には140人が参加し参加者のレベルに応じた指導が行われました。
講習会は太鼓の普及振興を図ろうと全国持ち回りで開かれているものです。
初心者向けの5級の講座ではテキストを使っての講義も行われました。
講師は「太鼓はその地方の文化の影響を受けて育ってきた伝統芸能。基本の打ち方のほかに、自分の所属するチームのスタイルを知ることが大事」と話していました。
ある参加者は、「普段指導を受けることが出来ない人から学ぶことができていい経験になった」と話していました。 -
思沢川でホタルの乱舞
伊那市御園の思沢川では、30日まで「ほたる祭り」が行われています。
現在ホタルはピークを迎えていて、「思沢川に蛍を育てる会」では、来週末頃までホタルを楽しめそうだと話しています。 -
小学生が寺社平断層を見学
市内の小学生がふるさとの自然に親しみ地球の成り立ちを体験する「地球の学校2013」が22日開講しました。
1回目の22日は小学生10人ほどが参加し、伊那市横山の横山キャンプ場から中央アルプスの地形を見学しました。
講師は東春近小学校の北澤夏樹教諭です。
地球の学校は児童に地球の成り立ちを体験してもらおうと伊那市創造館が開いているもので、今年で2回目です。
児童は講師について山道を下っていきます。
到着したのは寺社平断層です。
寺社平断層は、赤土や火山灰、礫の層が縦に露出している様子を見ることができます。
児童は土を掘り返したり、湧水をたどって断層を観察していました。
講座は全5回で、2回目は7月27日に開かれます。 -
被災地公演に向け 稽古に熱
伊那市西春近を拠点に活動する太鼓グループ「大太坊」は、30日に東日本大震災の被災地、岩手県陸前高田市で公演を行います。
22日は公演に向けた稽古が西春近のまつり工房で行われました。
大太坊は、上伊那のメンバーを中心に13人で活動している太鼓グループです。
東日本大震災後、毎年全国規模の太鼓フェスティバルを開催していた、岩手県陸前高田市の太鼓フェスティバル実行委員会への寄付などの支援を行ってきました。
今回の公演は、震災から2年が経ち、経済的な支援だけでは被災者の自立が遅れ復興が進まないとの被災地からの声を受け、被災した人達に元気になってもらおうと、開催されるものです。
大太坊の演出やプロデュースをしている北原永さんは「震災後の何もできない、何もしたくない状態から、ようやく片付けが落ち着き始め、心にわずかな余裕が出てきたところだと思う。少しでも自立に向けて動き出せるよう、元気づけてあげられれば」と話していました。
公演が行われる、陸前高田市の小友小学校は、高台にある学校ですが、グラウンドや校舎の1階部分が浸水し、使えなくなったということです。
今回の公演は、修繕が終わったグラウンドの改装記念に合わせて行われます。
公演では10曲の演目を披露する予定で、メンバーはお互いの動きを確認しながら稽古をしていました。
大太坊の陸前高田公演は30日(日)に行われる予定です。
伊那からもバスがでるということで、参加希望は、まつり工房で受け付けています。(電話78-6662 まつり工房) -
入野谷の宴会・食事利用客が減少
伊那市長谷の宿泊・日帰り入浴施設・入野谷の平成24年度の宴会や食事の利用客が、前年度に比べ4千人以上減っていることが、21日に開かれた長谷地区地域協議会で報告されました。
この日は入野谷で協議会が開かれ、伊那市観光株式会社の塚本哲朗総務課長から入野谷と仙流荘の経営状況について報告がありました。
報告によりますと、平成24年度の入野谷の宴会や食事などの利用客は3千169人で、前年度と比べておよそ4千400人の減となっています。
パワースポットブームの終息、冬場の利用者の減少が主な要因としています。
入野谷は、冬場の利用が少なく、赤字経営となっていることから、伊那市観光株式会社では冬場の休業を検討していましたが、去年12月に開かれた地域協議会で反対多数となり、昨年度は冬季間の営業も行いました。
塚本総務課長は「人件費・経費の縮減の他、自然を活かした観光客誘致を行って営業を続けていきたい」と話していました。 -
文化祭シーズン 伊那北・弥生で文化祭
高校の文化祭シーズンを迎え、伊那市内の伊那北高校と伊那弥生ヶ丘高校では22日から文化祭の一般公開が始まりました。
ステージ上に集まったのは、上伊那各地のゆるキャラなど14体です。
今年で54回目を迎える伊那弥生ヶ丘高校の文化祭「弥生祭」は「BIG BANG ~はじけろ弥生~」をスローガンに開催され、22日から一般公開が始まりました。
「上伊那ゆるキャラくいず」は、地域との関わりが少ないという生徒の声から生まれた初のイベントで、地域の人にも参加してもらおうと一般公開に合わせて行いました。
クイズの内容は生徒が地域住民や行政に取材してつくりました。
ゆるキャラや地域の特産品などを題材にしたクイズ18問が出題され、マルバツの2択で回答します。
クイズでは「イ~ナちゃんは米粒の妖精である、○か×か」「蕎麦の花は一般的に白だが、赤い花もある、○か×か」などといった質問に、参加者が答えていました。
最後まで残った人には、伊那市内の食事券やおかしの交換券が景品として贈呈されました。
ある参加者は「上伊那のゆるキャラがこれだけ集まることはめったにないので楽しめた」と話していました。
高田幸之介生徒会長は「こういった地域と関わるイベントをきっかけに、距離を縮めていけたら」と話していました。
伊那弥生ヶ丘高校の文化祭「弥生祭」の一般公開は23日までで、時間は午前9時30分から午後2時までとなっています。 -
みんなの森でササユリを観察
南箕輪村の大芝高原親林自然保護の会は22日みんなの森で長野県の準絶滅危惧種に指定されているササユリなどを観察しました。
自然観察会は大芝高原のみんなの森にある植物について知識を深めようと行ったもので、会員や一般10人ほどが参加しました。
県の準絶滅危惧種に指定されているササユリは保護の会が2010年から日当たりを調節したり周辺の整備をするなどの保護活動を行っています。
会によりますと、2010年には100株以下だったササユリが、今年は370株に増え、そのうち100株が花を咲かせたということです。
みんなの森にはヤマアジサイやムラサキシキブなどの草花もあり、参加者たちが観察していました。
ある参加者は、「大芝高原の中にたくさんの貴重な植物があることを知り、勉強になった」と話していました。 -
危険地域を理解 住民が研修
土砂災害など地元の危険地域について理解を深める研修会が16日伊那市高遠町で開かれました。
研修会は自然災害に対する防災意識を高めようと伊那市高遠町地域を対象に開かれたものです。
これまでに土砂災害や地すべりなどが発生した地域5か所で地元住民や消防団が集まり、信州大学名誉教授の北澤秋司さんの話を聞きました。
このうち松倉地区には60人が集まりました。
松倉地区では平成18年7月豪雨で山の崩落の危険があることから地元住民が安全な場所へ避難しました。
北澤名誉教授は「三六災害の時は空梅雨で雨が降らないと思っていたら突然記録的な大雨となった。今年は状況が似ているので気をつけた方が良い。」と話していました。 -
タレントの峰さんがザザムシ漁を紹介
NHK BSプレミアムで8月に放送予定の番組「天竜川紀行」の収録が20日、箕輪町で行われタレントの峰竜太さんが、ザザムシ漁を紹介しました。
天竜川紀行は、下伊那郡下條村出身でタレントの峰竜太さんがレポーターを務め、天竜川にまつわる催しや自然などを紹介する番組です。
20日は箕輪町の天竜川でザザムシ漁の収録が行われました。
峰さんとともにザザムシ漁を紹介したのは、この道のベテランで箕輪町に住む小森一男さんです。
小森さんは、かんじきと呼ばれる履物で石についたザザムシをはがし四ツ手網で捕まえる独特の漁を披露していました。
漁が終わると、ザザムシを食べるシーンが始まりました。
収録は1時間ほど行われ峰さんと小森さんのザザムシ談義など、順調に撮影が進んでいました。
BSプレミアム、天竜川紀行では飯田の天竜舟下りや浜松のウミガメ保護活動などが紹介されることになっていて、放送は8月下旬を予定しています。 -
この夏の節電対策は?世論調査
21日は夏至です。
1年でもっとも日照時間が長い日とされていて、これから本格的な夏を迎えます。
福島第一原発の事故以降、感心が高まっている節電対策。
この夏は、省エネ製品の利用に注目が集まっています。
長野県世論調査協会は、先月15日から今月5日までの22日間に、「この夏心がけたい節電」など環境とエネルギーに関する24の項目について電話調査しました。
調査は、県内31市町村の男女合わせて800人を対象に行われ403人が回答しました。
その結果、この夏心がけたい節電について「照明をこまめに消す」が89%、「冷房を控える」が71%、「使っていない電化製品の待機電源を切る」が62%で、去年の調査と比べ上位の順位に変動はありませんでした。
4位には「LED電球などの省エネ製品を利用する」が入り、58%と去年より7ポイント上昇しています。
特に男性より女性、若い世代より高年齢世代が前向きな傾向となっています。
地球温暖化を感じているかとの問いには「感じている」が73%、「少し感じている」が19%で9割以上の人が実感している結果となっています。
原発の今後については「できるだけ減らすべき」が55%、「全部廃止すべき」が28%、「推進すべき」が7%となっています。
職業別では、専業主婦の4割が全部廃止すべきと答えたのに対し、商工業・自営業の17%が推進すべきと答えています。 -
社会を明るくする運動7月強化月間
7月の「社会を明るくする運動強化月間」に合わせて20日、箕輪町保護司会のメンバーが、平澤豊満町長に法務大臣のメッセージを伝達しました。
社会を明るくする運動は、犯罪や非行のない社会を目指す取り組みで全国的に行われていて、毎年7月が強化月間です。
この日は箕輪町保護司会のメンバー4人が箕輪町役場で平澤町長に、谷垣禎一法務大臣のメッセージを伝達しました。
箕輪町保護司会は、罪を犯した若者の保護観察を行い、社会復帰を目指す活動をしています。
関真喜生会長は、「町内の犯罪や非行件数もここ数年落ち着いてきている。今後も地域と協力して犯罪のない社会を目指したい」と話していました。
7月の社会を明るくする運動強化月間では、町内の小中学校で作文コンテストが行われる予定です。 -
日本河川協会から市内2団体表彰
河川の自然保護や環境学習の活動に功績があったとして、市内2つの団体が日本河川協会の功労者表彰を受賞しました。
この日は受賞した団体の代表者が、伊那市役所で白鳥孝市長に受賞の報告をしました。
河川功労者表彰を受賞したのは、西春近の表木井ノ久保かかし会と、西箕輪の大萱大清水川河川愛護会です。
日本河川協会から表彰されるのは伊那市内で初めてです。
表木井ノ久保かかし会は、藤沢川で草刈りやゴミ拾いを行い、大雨の時は安全パトロールを行いました。
代表の酒井幸雄さんは「めったにない受賞で嬉しい。会の活動を若い人に繋げていきたい」と話していました。
大萱大清水川河川愛護会は、草刈りやゴミ拾いを行い、特定外来生物に指定されているアレチウリ駆除や除草剤散布も行っています。
代表の唐澤重幸さんは「先人の方々のおかげで受賞できた」と話していました。
今回表彰された2つの団体は、今後も活動を続けて次の世代に引き継いでいきたいとしています。 -
大芝高原の七夕とうろう祭りを前に園児がロウソク作り
7月6日に開かれる、大芝高原の七夕とうろう祭りを前に、南箕輪村の西部保育園の園児がロウソク作りをしました。
20日、年長園児25人が、ミツロウを使って灯篭の中に入れるロウソクを作りました。
園児たちは、ミツロウの薄い板の端に芯をのせると、すきまができないように丁寧に巻いていきました。
七夕とうろう祭りは7月6日(土)午後7時10分から大芝高原で行われます。 -
第28回大芝高原まつりポスター図案決定
第28回大芝高原祭りのポスターの図案が決定しました。
ポスターの図案に決定したのは、南箕輪中学校2年の酒井楓さんの作品です。
酒井さんの作品は、村のイメージキャラクターまっくんの明るい表情や、作品全体のインパクトが評価されました。
うちわには、1年生の酒井千南都さんの作品が、パンフレットの表紙には3年生の池上美来さんの作品が選ばれました。
ポスターは200枚印刷され、村内の公共施設や飲食店などに貼り、祭りをPRするということです。
第28回大芝高原祭りは、8月24日土曜日に行われます。 -
飯田線倒木 一時運転見合わせ
活発な前線の影響で、伊那地域は、19日未明から雨が降り始めました。
飯田線では倒木があり、その影響で午後1時40分から駒ヶ根市駅と沢渡駅の間で運転見合わせとなりました。
JR飯田線は、午後1時40分、大田切駅と宮田駅の間で発生した倒木により、駒ヶ根市駅と沢渡駅の間で、運転を見合わせました。
電車はこの区間を除き、折り返し運転をしていて上下線とも1時間以上の遅れが出ました。
JR東海では、復旧作業を終え、午後5時29分に運転を再開しました。
また、午前10時頃、伊那市長谷の南アルプス林道で、土砂崩落が見つかり、終日通行止めとなりました。
この通行止めの影響で、南アルプス林道バスは、午前10時の便から終日運休となっています。
伊那市によりますと、20日の朝からパトロールを行い、安全を確認でき次第、通行止めを解除するという事です。
この雨と風の影響で、伊那市で3件の倒木が報告されています。
箕輪町、南箕輪村では、被害は報告されていないということです。
伊那地域は、19日未明から雨が降りはじめ、午後0時32分に6月の観測史上最大となる最大瞬間風速19・6メートルを観測しました。
午後3時40分現在、雨の降りはじめからの24時間の降水量は、64ミリとなっています。
長野地方気象台では、雨、風ともピークは過ぎたものの、20日の明け方まで雨が降ると予想していて、土砂災害への注意を呼び掛けています。 -
伊那青年会議所 人間力向上ワークショップ
伊那青年会議所は、人間力の向上を目的としたワークショップを20日、伊那市の伊那商工会館で開きました。
6月例会を一般にも開放して開いたもので、会場には会員と地域住民41人が集まりました。
伊那青年会議所では、まちづくりの原点は人作りをテーマに今年度は活動しています。
参加者は、2人1組になりインタビューする側とされる側に分かれ、インタビューする側は相手の話を黙って聞きます。
これにより相手を理解し自分を客観視することができるということです。
イベントの責任者千野康幸さんは「一人ひとりの人間力が向上することで地域全体の活性化につながればうれしい」と話していました。 -
宮崎守旦さん作陶展はじまる
伊那市高遠町芝平在住の陶芸家、宮崎守旦さんの作陶展が15日から、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
会場には、自宅にある窯で焼いた皿や花瓶などおよそ100点が展示されています。
大正から昭和にかけて京都を拠点として活動した陶芸家河井寛次郎の甥である河井武一さんに弟子入りし、1983年に独立して東京都青梅市内で作品を制作していました。
その後、自然の中で焼物に励みたいという思いから14年前に高遠町に移り住みました。
今年は焼物を始めて40年目の節目の年ということで、会場には初期の作品も並んでいます。
宮崎さんは「手で形を作るまで試行錯誤する時がおもしろい。これからも自分の手で独創的な作品を作りたい」と話していました。
宮崎守旦さんの作陶展は、23日日曜日までかんてんぱぱホールで開かれています。 -
本格的な夏を前にアルパカの毛刈り
本格的な夏を前に、伊那市の伊那小学校で18日、アルパカの毛刈りが行われました。
伊那小学校の3年森組では、去年12月から2頭のアルパカを飼育しています。
名前は、いふ君とタビ君です。
18日は、ペルー人の毛刈り職人が2頭の毛を刈りました。
最初はいふ君です。
暴れないよう手と足を縛られたいふ君に、子ども達は声援を送っていました。
森組にアルパカを貸し出している牧場の関係者によりますと、アルパカの原産国南米のペルーは、標高4千メートルに位置するため夏でも最高気温は25度前後ということです。
しかし、森組の小屋の周辺には日陰が少なく日なたでは40度近くなるため脱水症状の危険があります。
そのことを知った児童らは全員で話し合い、牧場関係者に毛刈りを依頼することになりました。
およそ50キロのいふ君から、3キロ近い毛が取れました。
すっきりしたいふ君とタビ君がご対面です。
タビ君の番です。
代表して2人の児童が毛刈りを体験しました。
森組では、今回刈った毛の3分の1を分けてもらうということで、今後は利用方法について考えていくということです。 -
しんわの丘バラ見ごろ
伊那市高遠町のしんわの丘ローズガーデンのバラが見ごろを迎え多く人で賑わっています。
しんわの丘ローズガーデンは休耕田を利用し整備したバラ園で、およそ8000平方メートルの敷地に126種類2600本のバラが植えられています。
イギリスのダイアナ妃にちなんで品種開発されたダイアナプリンセス オブ ウェールズ。
散り終わるまでに花の色がオレンジから赤へと変わるアンネのバラなど様々な種類のバラを楽しめます。
18日は県内を始め遠くは徳島県からの観光客も訪れていて、バラの匂いを楽しんだり写真を撮ったりしていました。
また18日は、山岳写真家の津野祐次さんによる写真教室も行われました。
参加した11人は、津野さんのアドバイスに耳を傾け、お気に入りの撮影スポットでシャッターを切っていました。
高遠しんわの丘ローズガーデンバラまつりは6月30日まで開かれていて期間中フラメンコショーなどのイベントが企画されています。
伊那市によるとバラは6月中旬頃まで楽しめるということです。 -
セカンドブック事業始まる
絵本を通して心の豊かさを育んでもらおうと南箕輪村で18日、3歳児に絵本をプレゼントするセカンドブック事業がスタートしました。
村では平成20年度から7か月健診で絵本をプレゼントするファーストブックを始めていて、今年度は、平成22年4月以降に生まれた子供を対象に3歳児健診で絵本をプレゼントします。
18日は3歳児検診に訪れた11人に絵本がプレゼントされました。
絵本は人気があり長年親しまれている8冊の中から1冊を選ぶことが出来ます。
村では絵本を通して親子で楽しい時間を過ごしてほしいと話していました。
セカンドブックは毎月1回行われる3歳児健診でプレゼントされることになっています。 -
高遠北小6年生セーフティーリーダーへ
伊那市高遠町の高遠北小学校で18日、わが家のセーフティーリーダーの委嘱式がありました。
今日は伊那警察署の青木辰夫署長から、6年生11人に委嘱状が送られました。
わが家のセーフティーリーダーは、環境活動や防犯の啓発活動のお手本になってもらおうと、平成13年度から行っているものです。
児童代表の藤澤健人くんは「通学バスで騒いでいる人がいたら注意したり、たくさんの人にあいさつをするように心がけている。今日からリーダーとして頑張りたい」とあいさつしました。
高遠北小学校では、防犯ポスターの制作や、相手を思いやる「あったか言葉」のあいさつを積極的に行うなど、学校全体でも防犯、非行の啓発活動を行う予定です。 -
子ども定期券今年度も販売
伊那市地域公共交通会議と協議会が17日開かれ、今年度も夏休みと春休みの子ども定期券の販売などを行い、利用増加を図っていくことが確認されました。
期間中市内全ての路線バスが乗り放題となる夏休み子ども定期券は平成23年度から、春休みの子ども定期券は昨年度から実施しています。
これは休み期間中、子ども達に公共交通機関を利用してもらおうと行われている事業です。
また、バス車内に児童や生徒の絵画を展示する内覧会を今年度も実施することが決まりました。
今年度は、7月に伊那まつりのポスターを、9月に中学校文化祭のポスターを展示します。
伊那市では、市内循環バスや路線バス、デマンドタクシーの利用者が減少していることから、昨年度からの事業を引き続き行い、利用の増加に繋げたいとしています。 -
伊那消防署 引揚救助チームが県大会優勝
15日に長野市で開かれた第32回長野県消防救助技術大会で伊那消防署の引揚救助チームが優勝しました。
17日は伊那消防署でデモンストレーションが行われました。
引揚救助は、高い所から空気呼吸器をつけて救助隊員が降り、要救助者を引き上げるもので、5人一組で行います。
大会には県内9チームが出場し、タイムと正確さを競いました。
伊那消防署のチームは正確さでは減点なし、標準タイムの120秒より40秒ほど早い77.1秒で優勝しました。
今回のチームでは5人中2人が2010年の県大会で優勝を経験しているということです。
伊那消防署のチームは来月24日に横浜市で開かれる関東大会に出場します。 -
熱中症の症状で79歳女性を搬送
17日正午頃、伊那市高遠町で79歳の女性が熱中症とみられる症状で搬送されました。
伊那消防署によりますと、搬送されたのは79歳の女性です。
女性は屋外で草取りをしたあと、温度の高くなった室内で掃除をしていて具合が悪くなり、家族が通報したものです。
命に別状はありませんでした。
長野地方気象台によりますと、17日の伊那地域の最高気温は31・6度となりました。
暑さは17日がピークで、明日午後以降は気温が下がるということです。
伊那消防署管内で今年に入って熱中症とみられる症状で搬送されたのは9人目だということです。
伊那消防署では、熱中症を防ぐために「部屋の温度が28度を超えないようにすること、水分補給を心掛けること」などを呼びかけています。