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トンネル事故で高速バスに影響
山梨県の中央道、笹子トンネルで天井の板が崩落した事故により高速バスに遅れがでるなどの影響が出ています。
3日は伊那バス株式会社の伊那バスターミナルでは受付の係員が、運行に関する問い合わせや対応に追われていました。
山梨県内の中央自動車道は事故により、通行止めとなっていて高速バスは国道へ迂回して運行しています。
伊那バスによりますとこれにより伊那地域と新宿を走るバスの到着に30分から1時間ほどの遅れが出ているほか事故後はバス1本につき3、4人のキャンセルがあるということです。
伊那バスは高速バスについて「到着に遅れはあるものの、バスは平常通り運行している。乗客の方にはできるだけ不便のないよう運行していきたい」と話しています。
今回の天井崩落事故を受け、中日本高速道路では、笹子トンネルと同じ構造の、恵那山トンネルの緊急点検を3日、実施しました。
点検の結果については、早い段階で公表したいとコメントしています。 -
地元産そばを味わい地域交流
箕輪町の沢区の住民有志でつくる、沢国道バイパス花の会は2日、恒例のそば祭りを沢公民館で開きました。
このそば祭りは、沢区を通る国道153号バイパスの未使用区間を利用し、そばの花を育てた事がきっかけとなり、平成6年から開かれ今年で19回目となります。
会場には、50席ほどが用意されましたが、お昼近くになると家族連れなどが訪れ満席に近い状態となっていました。
今年は、150人分を用意したという事ですが、予想以上の客の入りに、調理室では、急ピッチに作業が行われていました。
訪れた人達は、打ちたてのそばに舌鼓を打ちながら、近所の人たちとの会話を楽しんでいました。 -
信大とCATV 情報発信の課題探る
大きな災害が起きたとき、ケーブルテレビには、どのような情報提供が求められるのかを探るフォーラムが11月29日長野市で開かれました。
信州大学と県内32のケーブルテレビ局でつくる日本ケーブルテレビ連盟信越支部長野県協議会の主催です。
岡谷市で8人の犠牲者を出した2006年7月の豪雨災害や去年3月の県北部地震で、地元のケーブルテレビが行った放送の事例報告とパネルディスカッションがありました。
信大とケーブルテレビの県協議会は、地域への貢献を目的に今年7月に連携協定を結んでいて、今回のフォーラムはその一環です。
パネルディスカッションでコーディネーターを務めた信州大学の笹本正治副学長は、「防災の文化は、災害が起きた時に前進する。地域に新しい文化を生み出すよう努力していきましょう」とケーブルテレビとの連携強化を強調しました。 -
24か国から外国人が箕輪町を視察
アジア地域セーフコミュニティトラベリングセミナーで日本を訪れている外国人が1日、箕輪町を視察しました。
箕輪町を訪れたのは、世界24か国でセーフコミュニティの認証を受けた地域の外国人など、およそ90人です。
セーフコミュニティトラベリングセミナーは、各国の取り組みを学び知識を深めようと2年に1度開かれているもので、日本での開催は初めてです。
箕輪町は、今年5月にWHO世界保健機関からセーフコミュニティの認証を受けていて、その取り組みについて学ぼうと、今回箕輪町を訪問しました。
箕輪消防署では、ロープを使った訓練やほふく救出訓練が行われ、参加者は写真を撮るなど熱心に見学していました。
ある参加者は「見たことのない訓練だったが、みんな真剣にやっている姿を見て大変勉強になった」と話していました。
一行はこの後、このほどセーフコミュニティの認証を取得した小諸市の認証式典に出席することになっています。 -
天竜川に伊那谷の風物詩
伊那谷の冬の風物詩「ザザムシ漁」が1日に解禁となり、愛好者が漁を楽しみました。
この日は雪が降る中箕輪町の天竜川で、木下に住む小森一男さんが漁を楽しんでいました。
ザザムシ漁は、毎年12月1日が解禁日で、虫踏み許可証を取得した愛好者が2月いっぱいまで漁を楽しみます。
小森さんは、知人に道具をもらったのをきっかけに10年前からザザムシ漁を始めました。
毎年、期間中週末になると川に入るという小森さんは、今年も解禁を心待ちにしていたということです。
かんじきを履いて石についたザザムシをはがし、四手網で捕っていきます。
小森さんは「今年の解禁日の収穫はサイズも小さいし量も少ない。温暖化が影響しているのかもしれないが、もうしばらくすれば成長してたくさん捕れるだろう」と話していました。
天竜川漁業協同組合によりますと、この日までに虫踏み許可証を取得した人は15人いたということです。 -
西春近北保育園 おでんパーティー
伊那市の西春近北保育園の園児は30日、日頃お世話になっている地域の人を保育園に招きおでんを作って交流しました。
30日は、保育園の運営に携わる区長や民生児童委員などおよそ20人を保育園に招き、自分達で収穫した野菜を使っておでんを作りました。
年長園児29人は、「左手を猫の手にして」などとアドバイスを受けながら、包丁を使って材料を切っていました。
おでんができるまでの間、園の庭で一緒に遊び、交流を深めていました。 -
年末特別警戒 出陣式
1日からの年末特別警戒を前に出陣式が30日、伊那警察署で行われました。
出陣式では、伊那署管内の市町村のイメージキャラクターと県警マスコットのライポくんも参加し、期間中の犯罪と交通事故の発生抑止を誓いました。
警察署管内の全市町村のキャラクターとライポくんが参加しての活動は県内初の試みです。
出陣式で伊那防犯協会連合会の白鳥孝連合会長は「力をあわせて事件や事故のない地域をつくりましょう」と挨拶し、伊那警察署の田中泰史署長は「管内の犯罪は減少傾向にあるが年末は犯罪が起こりやすい。気を引き締めて犯罪抑止に努めましょう」と呼びかけました。
出発を前に、5体のキャラクターの共同宣言を署員が読みあげました。
この後参加者とキャラクターは、パトカーや白バイ、青色パトカーに乗り込み啓発活動に出発しました。
伊那署によると、今年1年間に管内で起きた傷害や詐欺などの刑法犯は、10月末現在557件となっています。
去年の同じ時期に比べて106件減少していますが、子どもや女性に対する声かけやひったくりが起きているということで「引き続き犯罪抑止に努めていく」としています。 -
伊那市消防団 3方面隊編成を示す
実働団員の不足や新入団員の減少などが問題となっている伊那市消防団は、市内を3つに分ける方面隊編成とする計画案を示しました。
30日は、伊那市高遠町の総合福祉センターやますそで防災研修会が開かれ、消防団再編計画案についての説明がありました。
現在の消防団組織は、平成18年の市町村合併時にそれぞれの旧体制を引き継いだもので、分団数や団員数、守備エリアの見直しなどが課題となっていました。
計画案では、伊那市を3つの方面隊編成とするとしています。
旧伊那市の竜西地区を西部方面隊に、竜東地区を中部方面隊に、旧高遠町長谷村地区を東部方面隊とします。
3つの方面隊の中には、それぞれ2つから3つの分団が配置され、各分団の中には3つの部が編成されます。
団員1人が受け持つ管轄内人口比のばらつきを解消するために各分団の定数を見直し、市全体の団員数についても条例で定める人数を1,156人から880人に減らす考えです。
三澤俊明団長は「3方面隊を取り入れ守備エリアを広げることで、人数を減らしても現在の組織体制とそん色ない対応が取れると思う」と話していました。
今後は、地区説明会を開いて住民の声を計画に反映させ、平成27年度中の実施を目指すということです。 -
10月の月間有効求人倍率 0.68倍
上伊那の10月の月間有効求人倍率は0.68倍で、前の月を0.03ポイント上回りました。
ハローワーク伊那の発表によりますと、10月の上伊那の月間有効求人倍率は0.68倍で、前の月の0.65倍を0.03ポイント上回りました。
企業の新規求人数は1,116人で、前の年の同じ月を10.8%上回っています。
新規求職者数は943人で、前の年の同じ月と比べ、14%上回りました。
ハローワーク伊那では、「雇用情勢は依然として厳しい状況にあり、持ち直しの動きに停滞がみられる」としています。 -
高校新卒者 就職内定率69.3%
来年3月卒業の高校新卒者の10月末現在の就職内定率は69.3%で、前の年の同じ時期を5.9ポイント下回っています。
ハローワーク伊那の発表によりますと、10月末現在の就職内定者数は255人で、前の年の同じ時期より3人少なくなっています。
内定率は69.3%で、前の年の同じ時期を5.9ポイント下回りました。
一方、求人数は330人で前の年の同じ時期より60人増加しています。
求人倍率は0.9倍で前の年の同じ時期を0.11ポイント上回りました。
ハローワーク伊那では、「企業が採用に慎重になっていることから内定結果がでるのが遅れている。今後もきめ細やかな対応をとっていきたい」としています。 -
東西春近公民館が合同でしめ縄づくり講座
伊那市の東春近と西春近の公民館合同のしめ縄づくり講習会が28日東春近の春近郷ふれあい館で開かれました。
28日は東春近公民館の男性対象の講座「チャレンジ!おっとこ塾」と西春近公民館の男性対象の講座「父居屋の会」のメンバーなど15人が集まり、しめ縄を作りました。
おっとこ塾と父居屋の会は交流を深めようと合同講習会を開いています。
10月には西春近公民館で燻製器づくりが行われ、今回は2回目です。
講習会では、おっとこ塾のメンバーなど東春近の住民が中心となり、作り方を教えあっていました。
西春近のある参加者は、「交流しながら作ると知らないことを聞くことができ、勉強になってよかった」と話していました。 -
男性救助で南箕輪村の片桐広樹さんに「小さな親切」実行章
今年8月、田んぼに倒れていた男性を救助した南箕輪村北殿の片桐広樹さんに、公益社団法人「小さな親切」実行本部から表彰状が贈られました。
29日、伊那警察署で伝達式が行われ、田中泰史署長から片桐さんに「小さな親切」実行章が手渡されました。
片桐さんは、今年8月、辰野町で車を運転中、自転車ごと田んぼに転落している男性を中学生が助けようとしているところを発見し、一緒に手伝ったということです。
田んぼに落ちた男性にけがはありませんでした。
片桐さんは、「ごく当たり前のことをしただけ。男性の命に別状がなくてよかった」と話していました。 -
花粉飛散 今春の1.8~2.5倍
民間の気象予報会社ウェザーニューズは29日、来年春の花粉飛散予想を発表しました。
それによりますと、南信は、今年の春の1.8倍から2.5倍の花粉飛散量と予想しています。
発表によりますと、今年の夏は暑い日が多く、雨が少なかったため、花粉飛散の原因となる雄花がよく育ち、来年春の花粉飛散量は今年の春よりも多くなることが予想されるということです。
南信では、少ないところで1.8倍、多いところで2.5倍の飛散を予想しています。
今年の春は例年に比べて花粉の飛散量が少なかったことから、平年比では0.7倍から1.8倍と予想しています。 -
橋爪まんぷさん 干支にちなんだ防犯ポスター
伊那市在住の漫画家橋爪まんぷさんは、来年の干支の蛇にちなんだ防犯ポスターを28日伊那市駅前交番に贈りました。
28日は橋爪さんから伊那市駅前交番の小林修所長にポスターが手渡されました。
今回贈られたポスターには、来年の干支にちなんだ「巳からでた蛇」というキャッチコピーと、蛇が泥棒を捕まえる様子が描かれています。
橋爪さんは毎年防犯ポスターを交番に贈っていて、今年で6回目です。
ポスターはいなっせの1階に12月1日から展示されるほか、タウンステーション伊那まちでは、これまで寄贈された4点のポスターも展示されることになっています。 -
トンボの楽園に植樹
ハッチョウトンボが生息する伊那市新山のトンボの楽園で23日、地元の小学生が桜の苗木を植樹しました。
苗木を植えたのは、地元の新山小学校の6年生6人でトンボの楽園周辺にジュウガツザクラとエゴノキを植えました。
植樹を通して、子どもたちに環境を見つめ直してもらおうと、地元有志でつくる新山山野草等保護育成会が行ったものです。
小雨が降る中、児童たちは、協力しながら穴を掘り植樹していました。
児童会長の橋爪竜生君は「みんなで植樹できて思い出になりました。」と話していました。
この日は他に、育成会のメンバーなど70人ほどが参加し、ハッチョウトンボの生息地やその周辺の草刈り、遊歩道の修繕などをしました。
新山山野草等保護育成会では「トンボの住みよい環境づくりとを今後も維持していきたい」と話していました。 -
下島省吾さん50万円を伊那市に寄付
秋の叙勲で旭日双光章を受賞した元伊那市議会議員の下島省吾さんが20日、伊那市に50万円を寄付しました。
20日は、下島さんが市役所を訪れ白鳥孝伊那市長に寄付金50万円を手渡しました。
下島さんは伊那市議会議員として地方自治の発展に功績があったとして旭日双光章を受賞しました。
下島さんは上伊那農業高校を卒業し市の職員となりました。
伊那中央病院の事務局としておよそ20年間務めた下島さんは1991 年市議会議員に立候補しトップで初当選。
以来5期19年間市議会議員を務めました。
市町村合併後、新伊那市の初代議長を務めました。
下島さんは「市民のみなさんのおかげで受賞できた。寄付は伊那市の発展のために役立てて欲しい」と話していました。
白鳥市長は「たかずやの里の施設整備の費用に使わせていただきたい」と感謝していました。 -
第6回INAJAZZFESTIBAL
第6回INAJAZZFESTIBALが23日、伊那市のいなっせで開かれました。
これは、ジャズに親しんでもらおうとNPO法人クラシックワールドが毎年開いています。
この日は伊那中学校吹奏楽部や伊那ウインドジャズオーケストラなど4団体が演奏を披露し、会場を訪れたおよそ300人が演奏に聞き入っていました。 -
伊那谷遺産プロジェクト発足
土木建築物や暮らし、自然などにまつわる先人の足跡を伊那谷遺産として選定、提案する「人と暮らしの伊那谷遺産プロジェクト」選定委員会が27日発足しました。
27日は、駒ヶ根市の国土交通省天竜川上流河川事務所で第1回目の選定委員会が開かれました。
伊那谷遺産プロジェクトは、防災教育や地域振興の観点から、治水や自然災害の歴史を後世に引き継ぎ、伊那谷に暮らしてきた人々の足跡を発信しようと国土交通省天竜川上流河川事務所が計画するものです。
委員は大学教授や県の経営者協会の代表など11人で構成し委員長は信州大学の笹本正治副学長が務めます。
上伊那郷土研究会の伊藤一夫会長ら3人がアドバイザーを務めます。
27日の委員会では、事務局が選定した38の伊那谷遺産の候補案が示された他、選定基準について意見を交わしました。
候選定基準については土木工学的な工夫が認められている遺構や自然史や自然災害の歴史を示すものなどとしています。
選定対象地域は、上伊那地域や飯田下伊那地域の22市町村としています。
委員会は冒頭のみ公開で行われました。
伊那谷遺産候補として、伊那市入舟の舟着場や美篶の六道原地蔵、箕輪町八乙女の水路橋などがあがっているということです。
伊那谷遺産は100をめざして選定を行い来年3月に公表したい考えです。 -
宮坂組 3か所に太陽光発電設置
南箕輪村に本社を置く建設会社宮坂組は、グループ会社が運営する箕輪町の複合型福祉施設ケアセンターふれあいの里など3か所に太陽光発電システムを設置します。
このうち、ケアセンターふれあいの里では27日から発電が始まり、システムについての説明会が現地で開かれました。
太陽光発電システムが設置されるのは、ケアセンターふれあいの里の他、南みのわふれあいの里、宮坂組の倉庫のあわせて3か所です。
設置にかかる費用は3か所あわせておよそ5,000万円で、1年間の電力量は、およそ12万キロワットアワーです。
これは4人家族の一般家庭30戸分の電力を賄うことができるということです。
発電した電力は中部電力に全て売電するということで、年間およそ600万円を見込んでいます。
宮坂組では「公共事業が減る中、他の事業で業績をあげられるよう取り組んでいきたい」と話します。
発電は、設置が完了次第順次行っていくということです。 -
フジサワホール29日にオープン
有限会社フジサワ造花は葬儀や各種イベントに使うことができるフジサワホールを伊那市上牧に建設し、29日にオープンします。
オープンを前にホールでは伊那の笑顔をテーマにした写真展が開かれています。
29日にオープンするフジサワホールは、鉄骨平屋建てで床面積はおよそ740平方メートル、収容人数100人ほどのホールが2つあるほか、中央に中庭があります。
葬儀だけでなく地域のよりどころとして、コンサートや展覧会にも利用できます。
25日は、オープンに合わせ初めて行った第1回伊那の笑顔写真コンテストの授賞式が行われ、入賞者に賞状が手渡されました。
大賞に選ばれたのは、伊那市富県の小森夏花さんの作品「どろっどろ!」です。
インパクトがあり、見ていて楽しくなると評価されました。
コンテストには、伊那の笑顔をテーマに市内外から395点が寄せられ、ホール内にはすべての応募作品が展示されています。
伊那の笑顔写真コンテスト作品展示会は27日火曜日までフジサワホールで開かれています。 -
東部中1年鈴木君が長野県将棋選手権大会で優勝
伊那市の東部中学校1年の鈴木麻修くんが11日に松本市で行われた第38回長野県将棋選手権大会小中学生の部で優勝しました。
大会には、地区予選を勝ち抜いた代表16人が出場しました。
決勝では長野市の代表と対局し、鈴木君が勝利し、見事優勝しました。
鈴木君が本格的に将棋を始めたのは小学校4年生の時、クリスマスプレゼントに将棋セットをもらったのがきっかけです。
5年生になると日影区公民館で開かれている日影囲碁将棋教室に通い大人と対局したり、パソコンの将棋ソフトを使って腕を磨いてきたということです。
日影囲碁将棋教室で指導をしている中村忠雄さんは、「鈴木くんは粘り強い将棋ができ、力が安定して出せている。これからの活躍に期待している」と話していました。 -
町に明るさ届ける華やかシャッター
伊那市八幡町の電気店、エルモールヤハタのシャッターに、伊那西高校の生徒が描いていた絵が完成し、25日お披露目されました。
この日は、エルモールヤハタの有賀秀和社長や伊那西高校の生徒が完成を祝い記念写真などを撮影していました。
中心市街地の活性化を目指して活動する「伊那まちの再生やるじゃん会」が行っているもので、今回が3軒目です。
デザインは伊那西高校の美術部が担当し、手紙の袋から花やCDがあふれ出している様子が描かれました。
図柄を考案した3年生の丸山希帆さんは「町に明るさを届けたいと思いこの図柄にした。車で通る人たちの目に止まって、少しでも町に来てもらえたらうれしい」と話していました。 -
ゆるキャラグランプリ2012 まっくん大躍進
ゆるキャラグランプリ2012の投票結果が25日発表され、去年最下位だった南箕輪村のキャラクターまっくんは48位になりました。
25日はインターネット上で投票結果が公開されました。
去年68票で最下位だったまっくんは、27,760票を獲得し、48位となりました。
長野県内1位は県観光PRキャラクターのアルクマで、66,592票を獲得し24位、箕輪町のキャラクターもみじちゃんは175票を獲得し729位でした。
ゆるキャラグランプリはゆるキャラグランプリ実行委員会の主催で行われ、全国各地や海外から800種類以上のキャラクターがエントリーしました。
1位は愛媛県のいまばりゆるきゃら バリィさんでした。 -
クリスマスリース作り
南箕輪村の神子柴公民館で24日、クリスマスリース作りが行われました。
クリスマスリース作りは、子どもに季節の行事や伝統文化を伝える神子柴の住民ボランティアグループかま塾が開いたもので、3人の子どもが参加しました。
子ども達は用意されたつるを丸く巻いたあと、小物で飾り付けをしていました。
参加したある子供は、「つるを綺麗に巻くのが難しかった。たくさん作ったのでいとこにプレゼントしたい」と話していました。 -
モデル構築に向け学習会
上伊那自然エネルギー普及協議会は、地域独自の自然エネルギーの創出に向けて、24日学習会を開きました。
この日は、伊那商工会館で学習会が開かれ、企業や行政、地域住民などおよそ30人が参加しました。
上伊那自然エネルギー普及協議会は、個人や大学、企業など官民一体となって上伊那らしさを追求した自然エネルギー普及モデルを構築しようと、去年12月に発足しました。
これまでに学習会や先進地視察などを行っていて、この日は、自然エネルギー事業の支援などを行っている東京都のエナジーグリーン(株)の竹村英明さんから「市民ファンド」について学びました。
市民ファンドは、地域独自の取組を地域住民が自らファンド会社となって資金を集めるものです。
竹村さんは飯田市の太陽光自然エネルギー事業に協力していて、市民ファンド「おひさまファンド」の立ち上げに携わりました。
竹村さんは「市民ファンドを運営するためにはおよそ2億円集められる見込みが必要だが、これまで携わった市民ファンドではおおよそその額が集まっている」と話していました。
質疑では、協議会の小澤陽一副会長から、市内の既存のダムを民間で活用して、伊那でも自然エネルギー事業が可能かといった質問があがっていました。
竹村さんは「県にかけあってみてまずはそれから。可能だと思います」と答えていました。
信州大学農学部の教授で協議会の岡野哲郎会長は「待っていても先には進まない。自分たちから動いて、徐々に知識を深めていきたい」と話していました。
協議会では「モデル構築に向け、学習会に多くの人に参加してもらいたい」として今後も学習会を計画していて、次回は太陽光発電について学習する予定です。 -
縄文料理を作るイベント
どんぐりなどを使って縄文時代の料理をつくるイベントが23日、伊那市の創造館で開かれました。
これは、現在開催中の企画展「縄文人の春夏秋冬」に合わせて開かれたもので、親子14人が参加しました。
教室では、縄文時代に食べられていたとされるどんぐりやシカ肉を使い様々な料理に挑戦しました。
どんぐりを石で、すりつぶし片栗粉や、はちみつなどを混ぜたクッキーや豚肉のひき肉と合わせたハンバーグをつくりました。
鹿肉は、黒曜石を包丁代わりにつかって一口大に切っていきました。
調理した食材は、この後炭火で焼きました。
出来上がると全員で料理を囲んで味わいました。
伊那市創造館では12月2日も鹿肉を使った家庭料理教室を企画しています。 -
南ア北部地区遭難対策協会 創立50周年
南アルプス北部地区山岳遭難防止対策協会の創立50周年記念式典が23日、伊那市長谷の気の里ヘルスセンター栃の木で開かれました。
記念式典には南アルプス北部地区山岳遭難防止対策協会会長の白鳥孝伊那市長をはじめ歴代の隊長など80人が出席しました。
南アルプス北部地区山岳遭難防止対策協会は昭和37年12月15日に隊員17人で発足しました。
現在は民間や行政など82人で活動しています。
発足当時からの遭難事故の出動件数は128件で救助者等は168人となっています。
式典では、半世紀を振り返る記念誌とDVDが披露されました。 -
絵本作家の藤本ともひこさん 歌や遊びを紹介
絵本作家の藤本ともひこさんによる歌や新聞紙を使った遊びを楽しむイベントが18日、箕輪町の松島コミュニティセンターで開かれました。
このイベントは、絵本作家を招いて話を聞こうと住民有志が年に1回開いているものです。
藤本さんは、主に乳幼児向けの絵本を描いている他、NHK教育テレビへの遊び歌の提供も行っています。
18日は、訪れた親子およそ90人に自身が作詞作曲した歌を披露していました。
他に、新聞紙を使った遊びを紹介し、細かく切った新聞紙が舞い上がると子ども達は歓声を上げていました。
藤本さんは「日々子育てに追われて大変なこともあると思うが、幼児期はあっという間に終わってしまう。今を楽しんで下さい」と話していました。 -
伊那保育園でもちつき
伊那市山寺の伊那保育園で、22日、一足早い餅つきが行なわれました。
22日は年長から未満児まで34人の園児がもちつきに挑戦しました。
伊那保育園では毎年この時期、一足早くもちつき大会を開いています。
園児達はねじりハチマキをしめて、よいしょと声をかけながらもちをついていました。
宮下 京子園長は、「昔ながらのもちつきは現在はあまり体験できないので、餅をついて味わって、食に対して関心を深めて欲しい」と話していました。
つきあがった餅は、年長園児が味付けしました。
用意されたのは、黄な粉と黒ゴマ、白ゴマの3種類です。
思わず黄な粉をなめてしまう園児もいました。
出来上がったもちは、お昼ご飯で味わったということです。 -
竜南保育園 作品展
伊那市の竜南保育園の園児による作品展が20日、保育園で開かれました。
会場には、未満児から年長までの園児86人の作品、およそ300点が並んでいます。
作品は、散歩した際見つけたどんぐりやまつぼっくりなどの木の実を使った物の他、今年の春に園の桜を剪定した際にでた木の枝を使って作ったものなど様々です。
作品展は、園児達の作品を地域の人に見てもらおうと初めて開かれたもので、すべての教室を使って展示しています。
20日は、併設されている子育て支援センターの利用者や近所の人達が見学に訪れ、園児らがひまわりの種をプレゼントした他、教室内を案内していました。
竜南保育園の城田妙子園長は「創造力の豊かさが表れた作品が多く並んだ。自分の作品を見てもらいたい子ども達もうれしかったと思う」と話していました。