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「坂の上の雲」西村さんが講演
NHKスペシャルドラマ「坂の上の雲」の制作総指揮者で伊那市長谷出身の西村与志木さんの講演会が、27日伊那商工会館で開かれました。
講演会は、伊那商工会議所に加盟する企業でつくる異業種交流研究会が開いたもので、会場にはおよそ70人が集まりました。
西村さんは旧長谷村出身の62歳。連続テレビ小説や大河ドラマなどの演出を手掛けてきました。
西村さんの代表作のひとつとなった「坂の上の雲」は、明治時代の日清・日露戦争を題材に描かれたもので、西村さんはドラマ化するまでの苦労を話しました。
西村さんは時代を6つに分け「戦国時代は手を出しやすいが、平安時代以前と室町時代、明治時代以降の3つは制作するのが難しい時代。題材として取り上げるにあたり壁も多かった」と話していました。
「坂の上の雲」の制作については「この時代の代表的な作品が「坂の上の雲」。昔からいつか作りたいと思っていた」と話し、準備期間に5年を要した苦労を説明していました。 -
高齢者を対象に交通安全講習会
伊那警察署などによる高齢者を対象とした交通安全講習会が29日伊那市の伊那中央病院で行われました。
29日は伊那警察署や伊那地域交通安全活動推進委員協議会の会員ら20人ほどが、病院を訪れた人に交通安全を呼びかけました。
これは伊那警察署などが10月の高齢者交通事故防止キャンペーン月間に合わせて行ったものです。
29日は街頭では初めて画面を見ながら運転を体験する自転車シュミレーターが設置されました。
一時停止や後方確認をしているかなど、自転車の正しい乗り方の確認をしました。
交通安全教育車も設置され、視野の広さや道を走っている車やバイクの速度が予測できるかを診断していました。
ある参加者は、「自分の視野が狭くなっていることを実感した。気を付けて運転したい」と話していました。 -
ツルツル・ピチピチデー 新そば祭り
地元産の新そばと新鮮な魚が購入できるツルツル・ピチピチデー新そば祭りが28日JA上伊那西春近支所で行われました。
会場では、西春近産のそば粉を使ったそばがふるまわれました。
ツルツルは蕎麦、ピチピチは魚を意味しているということです。
新そば祭りは、地域の人たちの交流の場を作ろうと西春近の住民有志でつくる西春近みんな元気会が行っているもので、今年で3回目です。
そばは蕎麦打ちの愛好家でつくる春近そばの会のメンバーが打ったもので、650食用意されました。
かけそばやもりそばなどがあり、訪れた人は打ち立てのそばを味わっていました。
祭りでは鮮魚の販売や伊那西高校吹奏楽部の演奏などもあり、にぎわいを見せていました。 -
信州そば発祥の地をPR
「信州そば発祥の地」として伊那市をPRしようと、西箕輪の農業公園みはらしファームで、27日から新そば祭りが始まりました。
半券を購入すると3種類のハーフサイズのそばを食べ比べることができる「半そば食べ歩き」のイベントには、開始時間から長い列ができていました。
そばとツユだけのシンプルな「半せいろ」、味噌ベースのツユに辛味大根と焼き味噌をのせた「半行者」、松茸をのせた「半松茸そば」と、全て地元産の農産物を使ったそばがふるまわれました。
中には3種類すべてのそばを並べて味比べをしている人たちもいました。
県外から訪れたあるグループは「信州といえばそば。おいしいそばが食べられると思ってきてみた。いろんな種類のそばを食べ比べることができて良かった」と話していました。 -
遭難事故の記憶を後世へ
1913年、大正2年に発生した中箕輪尋常高等小学校の駒ヶ岳遭難事故を後世に伝えようと、当時の資料を展示した特別展が、27日から箕輪町郷土博物館で始まりました。
会場には、手記や新聞など当時の様子を伝える貴重な資料が並んでいます。
中箕輪尋常高等小学校の駒ヶ岳遭難は、1913年、大正2年に当時の校長、生徒合わせて11人が暴風雨に遭い犠牲となったものです。
遭難事故から来年で100年を迎えることから、町では後世に伝えていこうと特別展を企画しました。
この絵(写真)は、青年会員として登山に参加した、有賀義計さんが昭和50年頃に老人福祉施設にいるときに描いたものです。
絵には当時の状況が添えられていて、一人目の犠牲者が出た時には「泣き出す子どもや大声を出す子どもがいて、まるで地獄絵図のようだった」と書かれています。
このほか、当時の登山で身に着けていた衣類なども展示されています。
会場を訪れたある男性は「雨や風が強くなってきたときに引き返すことを考えなかったのか、そんなことを思ってしまうが、頂上近くまでいけばあと少し頑張ろうと思うのが人の性。助かる方法があったのではないかと考えてしまう」と話していました。
特別展「中箕輪尋常高等小学校の駒ケ岳遭難」は11月18日まで、町郷土博物館で開かれていて、入館は無料です。
期間中には学芸員による展示解説も予定されています。 -
県の環境基本計画 骨子案について意見交換
県の第三次長野県環境基本計画の骨子案について話し合う上伊那地域懇談会が26日、伊那合同庁舎で開かれ、参加者が意見交換しました。
26日は、地域住民や市町村の職員などおよそ30人が出席し、基本計画について県の担当者から説明を受けました。
計画は、環境保全に関する施策を計画的に推進していこうと県が策定するもので、期間は来年度から平成29年度までの5年間です。
計画によると上伊那地域については▽自然エネルギーの活用と事業者の取り組み支援▽水環境の保全と景観育成 などを主な施策としています。
参加者からは、計画についての意見が出されました。
懇談会は、県内10か所で開かれることになっていて、県では出された意見を参考に、今年度中に計画をまとめるとしています。 -
竜西保育園で収穫祭
伊那市の竜西保育園で25日、収穫祭が行われ手づくりランタンに火が灯されました。
25日は、園児とその保護者の他、野菜作りでお世話になった地域のお年寄りなど260人が集まりました。
収穫祭では、手づくりのランタンに火が灯され、幻想的な雰囲気を味わっていました。 -
上伊那地方事務所 工事現場パトロール
上伊那地方事務所は、工事現場で建設リサイクル法が守られているかを見回る一斉パトロールを23日、行いました。
23日は、上伊那地方事務所の職員8人が、管内8か所の解体工事現場をまわりました。
建設リサイクル法は、資源の有効利用を目的に分別解体などについて定めたものです。
パトロールは、春と秋の年2回行われていて、表示板が設置してあるかや分別解体が実施されているかなどを確認しました。
パトロールの結果、表示板を設置していない現場が4件あったということで、設置するよう指導したということです。 -
南大東小の児童17人来伊
青パパイヤが縁で伊那市と市民レベルの交流を続けている沖縄県南大東島の子どもたちが今日、伊那市役所を訪れました。
24日は、南大東小学校の5・6年生17人が、市の職員にに挨拶をしました。
伊那市と南大東島では、青パパイヤが縁で、市民レベルの交流を、6年前の平成17年から続けています。
今回の訪問では初めて、5年生が、伊那市内の企業6社で2日間にわたり職場体験を行う計画です。
また、6年生は、伊那西小学校の児童と交流を行う計画です。
5年生の代表児童は「いろいろな事を学んで島に帰りたい」、6年生の代表児童は「友達と思い出をいっぱいつくりたい」と話していました。
挨拶を済ませると、子供たちは、早速、市の担当者や、受け入れ企業の担当者に、手作りの名刺を配りPRしていました。 -
安心安全な地域づくりへ 意識高める
暴力や犯罪、事故のない安全な社会を目指す、暴力追放・地域安全伊那市民大会が20日、伊那市のいなっせで開かれました。
この日は大会に先駆けて、音楽を通じて消防団活動をPRしている伊那市消防団音楽隊が4曲を演奏しました。
大会には、消防団や交通安全協会などおよそ300人が参加しました。
白鳥孝伊那市長は「伊那市をあげて、暴力追放・地域安全を推進していきたい」とあいさつしました。
大会では、伊那警察署から事件や事故に関する報告があったほか、伊那市防犯協会女性部による朗読劇が披露されました。
夜間の自己防衛として、誰でもできる安全な服装の例を紹介していました。
最後に、暴力追放、犯罪や事故の防止に努めるとする大会宣言を確認し、参加者が「がんばろう」を三唱して意識を高めていました。 -
大芝高原で下草刈り
南箕輪村の大芝高原で21日、住民およそ120人が下草刈りなどを行いました。
21日は、大芝高原で育樹祭が行われ、11区からおよそ120人が参加しました。
育樹祭は、先人が残した貴重な大芝高原を守り育てていこうと5年前から行われています。
参加者は、鎌やのこぎりを使って森林内の下草刈りや除伐を行いました。
ある参加者は「ウォーキングや観光などで多くの人が訪れる大芝高原の環境を守っていきたい」と話していました。
参加者は、およそ1時間黙々と作業にあたっていました。 -
光と音楽の共演
幻想的なイルミネーションと日本の伝統音楽の共演「伊那雅楽平安の調べ」が21日、南箕輪村の大芝高原で開かれました。
21日は、イルミネーションフェスティバル期間中の大芝高原で演奏会が開かれました。
演奏したのは、上伊那地域の神職らでつくる伊那雅楽会のメンバー12人です。
雅楽は、神社などで奏でられる日本古来の音楽や舞です。
大芝高原での演奏は、地域貢献を目的に2年前から行われています。
演奏会では、古典楽曲などおよそ10曲を披露し、訪れた人は足を止めて聞き入っていました。
伊那雅楽会では「普段聞く機会の少ない日本の音楽に少しでも興味をもってもらえたらうれしい」と話していました。 -
下県かっぽれくらぶ 保育園で踊り披露
伊那市美篶下県の有志でつくる下県かっぽれくらぶは23日、美篶保育園を訪れ、踊りを披露しました。
23日は、孫が保育園に通っているくらぶのメンバー5人が、「下県かっぽれ」を披露しました。
かっぽれは、宴会や祝い事などのおめでたい席で披露される踊りです。
下県かっぽれくらぶは、30年ほど前に発足し、年に10回ほど地域のイベントなどで踊りを披露しています。
今回は保育園からの要望に応え初めて行われました。
メンバーらは、踊りの振り付けを教え、園児と一緒に踊っていました。
他に、歌に合わせて踊りを披露すると、園児からは笑いが起きていました。
下県かっぽれくらぶの北原正男会長は、「地域の伝統を守るのと同時に、集落の繋がりを大切にしていきたい」と話していました。 -
い~な伊那プレミアム商品券 早めの利用を
今年7月1日に発売された「い縲怩ネ伊那プレミアム商品券」の有効期限は10月31日までとなっています。
昨日現在の利用率はおよそ90%となっていて伊那商工会議所では早めの利用を呼び掛けています。
い縲怩ネ伊那プレミアム商品券は1万円で1万1000円分の買い物が出来る商品券で総額は2億2千万円が販売されました。
事務局の伊那商工会議所によりますと10月22日までに精算された商品券の換金状況はおよそ1億9700万円で、率にしておよそ90%となっています。
内訳は大型店が8100万円で41%。
JAが4400万円で22%。
商店などが7100万円で37%となっています。
商品券は市内の加盟店440店舗で利用することができ、期間は10月31日までとなっています。
伊那商工会議所では早めの利用を呼び掛けています。 -
果樹の収穫最盛期 今年は豊作
ぶどうやリンゴなど果樹の収穫が最盛期を迎えています。
今年は天候にも恵まれたことから出来は上々で豊作だということです。
伊那市西箕輪の、みはらしぶどう園。
ここでは、ぶどう狩りが楽しめる他、全国各地への発送も行って今が収穫の最盛期です。
夏、気温が高かったことや、ここ最近の朝晩の冷え込みで甘味が増し出来は上々だということです。
一方みはらしリンゴ生産組合長の笠松悟さんのリンゴ園。
笠松さんのリンゴ園では色が鮮やかで酸味があるジョナゴールドが収穫の最盛期を迎えています。
笠松さんは「玉伸びも良く甘さも十分」と話していました。
JA上伊那によりますと「今年は、病害虫の被害もなく、台風の影響なども少なかったことから果樹は全体的に豊作の年」と話しています。 -
友好提携の新宿区で伊那市の農産物販売
伊那市が友好提携を結んでいる東京都新宿区で21日、区民まつり「ふれあいフェスタ2012」が開かれました。
会場では伊那市の農産物なども販売され多くの人達で賑わいました。
「人とつながる 未来へつなげる ふれあいタウン新宿」をテーマに、およそ80団体が参加したイベントは、新宿区内最大規模の区民まつりです。
21日は、新宿区と友好提携を結んでいる伊那市からも白鳥孝伊那市長や市民などが参加しました。
友好提携は、旧高遠藩主内藤家が縁で旧高遠町と昭和61年に結びました。
平成18年に伊那市と合併したため新たに伊那市と友好提携が締結されました。
会場となった都立戸山公園のメインステージでは伊那市消防団音楽隊による演奏が行われました。
物産品のコーナーでは伊那市の花や野菜・くだものなどが販売され多くの人が買い求めていました。
伊那市の間伐材をつかった木工教室のコーナーでは、訪れた親子が木のおもちゃや、木の笛「ユカイナ」作りに挑戦していました。
新宿区によりますとふれあいフェスタにはおよそ6万3000人の人出があったということです。 -
語り継ぐ戦争 少年の塔慰霊祭
太平洋戦争中、満蒙開拓青少年義勇軍として満州に渡り命を落とした青少年の霊を慰める「少年の塔慰霊祭」が22日、伊那市の伊那公園で行われました。
22日は出席者およそ30人が少年の塔の前で黙祷を捧げました。
慰霊祭は今年度、公益社団法人となった上伊那教育会が毎年行っているものです。
少年の塔は、鍬を持ち、遠い大陸から望郷の念にふける少年の像で昭和36年に建立されました。
22日は、大陸に渡ったまま再び古里の土を踏むことなく、亡くなった10代の少年たちの霊を慰めようと出席者が少年の塔に花を手向けていました。
満蒙開拓青少年義勇軍は戦時中の満州開拓事業の一環として組織されたもので、教育会が中心となり奨励していました。
しかし敗戦後、飢えや寒さ、病気で犠牲者が続出し、上伊那出身者で義勇軍となったおよそ800人のうち91人が命を落としています。
上伊那教育会では「若くして犠牲となった少年たちの記憶を風化させず語り継いでいかなげればならない。」と話し平和への誓いを新たにしたいました。 -
地蜂の巣コンテスト 愛好家が苦戦
地蜂の巣の重さを競うコンテストが、21日、伊那市で開かれました。今年は天候の影響でエサが不足し巣も例年の半分程度の重さということで、地蜂愛好家にとって苦戦の年になったようです。
午前8時半、会場のみはらしファームには、次々と巣が持ち込まれ、煙幕を使って気絶させた蜂を取り除く作業が行われていまいた。
コンテストは、伊那市地蜂愛好会が毎年開いているもので、今年で15回目になります。
愛好家らは、今年の6月末に山で蜂追いをして巣を採取し、地蜂に砂糖水やレバーなどを与えて育ててきました。
しかし、夏の間の猛暑や雨が少なかった影響で自然界のエサが不足し巣のできが悪く、例年の半分程度の重さだということです。
出品した愛好家も、今年は苦戦の年だったと話します。
審査の結果、今年初めて出品した伊那市富県の栗林秀吉さんが、3.5キロで優勝しました。
例年の優勝は4キロから5キロ台ですが、3キロ台
での優勝は、15年のコンテストの歴史の中で初めてだということです。
伊那市地蜂愛好会の小木曽大吉会長は「来年に期待したい」と話していました。 -
伊那市荒井の内の萱 行者そばまつり
伊那市荒井の内の萱で、21日、行者そばまつりが行われ、多くの人でに賑わいました。
この日は、2千食のそばが用意され、開始間もなく長蛇の列ができていまいした。
まつりは、行者そばを通して地域の活性化を図ろうと荒井区が毎年開いているもので、そばの販売などを区民が行います。
行者そばは、奈良時代の始め頃、駒ケ岳へ修行に向かう際に内の萱に立ち寄った行者が、温かいもてなしのお礼にとそばの種を置いて行き、それを住民が大事に守り育ててきたと言い伝えられています。
訪れた人たちは、秋晴れの下、色づき始めた景色を眺めながら、打ちたてのそばを味わっていました。 -
宇宙開発の一端 体感
宇宙航空研究開発機構JAXAが、地域住民と意見交換をするタウンミーティングが20日、伊那市創造館で開かれました。
タウンミーティングは、宇宙開発の専門家と交流することで、その開発や研究の一端に触れてもらおうと、全国各地で開かれているものです。
長野県内での開催は2度目で、会場には、県内外からおよそ60人が集まりました。
この日は、有人宇宙環境利用ミッション本部事業推進部長の上野精一さんと、宇宙輸送系システム研究開発センターセンター長の沖田耕一さん、広報部長の寺田弘慈さんの3人が、これまで携わってきた事例や日本の宇宙開発について説明していました。
このうち、国際宇宙ステーション「きぼう」の開発に携わったほか、宇宙ステーション計画の総合調整やとりまとめを業務としている上野さんは、国際宇宙ステーションについて、日本が保有する「きぼう」の部分は、スペースシャトルで3回に分けて部品を運んだことなどを説明していました。
質疑応答では、普段聞くことができない宇宙開発について、多くの質問があがっていました。
ある男性の「長野県はものづくりの地域。その長野県が宇宙開発においてどのような役割を担っていけるのか」という質問に、上野さんは「長野県のものづくりの技術や精神が、日本のものづくりを支えている。逆にその技術を伸ばしていけるよう研究開発に努めていきたい」と話していました。
タウンミーティングは今回が84回目で、JAXAでは意見交換を積み重ねて、多くの人に宇宙開発に関心を持ってもらいたいとしています。 -
南箕輪らしい景観 アンケート調査へ
美しく南箕輪らしい景観の実現を目指す、南箕輪村景観計画策定委員会が、19日夜に発足しました。
委員会では、村民1500人を対象にアンケートを実施する計画です。
この日は役場で1回目の委員会が開かれ、信州大学農学部の教授や学生、地域の団体の代表などおよそ20人が唐木一直村長から委嘱状を受け取りました。
唐木村長は「南箕輪らしい美しい景観を守っていくために、行政の枠をこえて活動を進めていきたい」とあいさつしました。
委員会では、景観計画の概要が説明されたほか、11月に実施を予定している住民アンケートについて説明がありました。
アンケートは、16歳から74歳までの男女、1500人を対象に行われます。
「南箕輪らしいと感じる景観は」「景観を害している建物は」など7項目となっています。
委員からは「元から住んでいる人、移り住んだ人で違いが出るのでは」「アンケートの目的を明確にする必要がある」などの意見が出されていました。
南箕輪村の示した計画によりますと、今年度中にアンケートによる分析を行い、来年度中に計画案を作成、平成26年度中の計画策定を目指すということです。 -
新山まつり 地域交流深める
伊那市新山地区の秋の恒例行事新山まつりが14日行われ家族連れなど多くの人で賑わいました。
新山集落センターでは、お菓子などの宝投げが行われました。
新山まつりは地域住民の交流を深めようと毎年この時期に行われていて、今回で28回目となります。
まつりでは、地元農産物の販売や演芸大会などが行われ賑わいをみせていました。
集落センター近くにある休園中の新山保育園では子どもたちが園庭の遊具を回ってシールを貼り、5つ以上たまると綿菓子がもらえるコーナーが設けられました。
このコーナーは住民有志でつくる「新山の保育園、小学校について考える会」企画したものです。
子どもたちは遊具で遊んだあと綿菓子をもらいお祭りの雰囲気を楽しんでいました。
新山まつりには子どもからお年寄りまで多くの人が集まり、秋の1日を楽しんでいました。 -
中ア・南ア 初冠雪
秋も深まりいよいよ冬の便りです。
中央アルプスと南アルプスが19日初冠雪しました。
中央アルプスは、去年に比べ20日ほど早まりましたが、平年並みだということです。
ロープウェイ山頂駅に併設し、標高2,612メートルの中央アルプス観光(株)ホテル千畳敷によりますと、11月11日だった去年に比べ20日ほど早い初冠雪でした。
去年は、特に遅かったため今年は、平年並みだということです。
平成5年以降では、最も早かったのが平成20年の9月29日、最も遅かったのが平成6年の11月16日だということです。
ホテル千畳敷の北原さんによりますと、カール付近の積雪は4センチほどだということですが、登山客の話では、標高2956メートルの駒ケ岳付近は、30センチほど積もっているということです。
南アルプス林道バスによりますと南アルプスでは2500メートル以上で積雪があったということです。 -
伊那愛樹会 秋季盆栽展
箕輪町から宮田村までの盆栽愛好家でつくる伊那愛樹会の秋季盆栽展が19日から、伊那市のいなっせで開かれています。
会場には、会員10人の作品31点が展示されています。
数種類の松の他、リンゴやモミジなど季節の盆栽が並べられています。
作品の中には、全国公募の国風展に入選した樹齢120年を越える松もあります。
他にも、小さな松を使って空間を楽しむ作品も展示されています。
会員の伊藤武夫さんは「丹精込めて育てた盆栽を見てほしい」と多くの来場を呼び掛けています。
伊那愛樹会の秋季盆栽展は、21日日曜日まで、伊那市のいなっせ2階展示ギャラリーで開かれています。 -
写遊学舎 写真展
伊那市内の写真愛好家でつくる「写遊学舎」の写真展が13日から、伊那図書館で始まりました。
会場には、会員6人と賛助会員の写真、およそ60点が並んでいます。
写遊学舎は「写真で遊んで学ぶ」をテーマに、去年設立された愛好会です。
会員一人ひとりテーマを決めて作品を出品していて、被写体や撮影方法にこだわった写真が並んでいます。
写遊学舎の螺良徹さんは「会員それぞれの個性あふれる写真が並んでいるので、是非見にきてほしい」と話していました。
写遊学者の写真展は、21日日曜日の午後4時まで、伊那市の伊那図書館で開かれています。 -
エコを体験・体感 伊那市環境展2012
環境や省エネについて考える伊那市環境展が14日、伊那勤労者福祉センターで開かれました。
環境展は、民間団体や、行政などが環境問題について考えようと開いたもので26のコーナーが設けられました。
このうち伊那市連合衛生自治会ではゴミ分別クイズが行われ、訪れた人がクイズに挑戦していました。
衛生自治会では、「分別の種類を正しく理解する事で、ゴミ全体の減量化に繋がれば」と話していました。
家庭での省エネを推進しているNPO法人のコーナーでは、子供たちが、LEDと白熱球の消費電力の違いを手動の発電機を回して体験していました。
また、このコーナーでは、省エネアドバイザーが家庭でできる省エネ術や節約法をエネルギー使用量のグラフなどを使いながらアドバイスしていました。
訪れた人たちは、各コーナーをまわりながら環境問題や、省エネについて理解を深めていました。 -
伊那市建設業組合 20万円を市に寄付
伊那市内の建設会社で作る伊那市建設業組合は、中央アルプスの西駒山荘建て替えと登山道整備費として20万円を16日、市に寄付しました。
伊那市建設業組合の唐木和世組合長ら3人が市役所を訪れ、白鳥孝市長に20万円を寄付しました。
組合は、災害が起きた時の復旧作業などで迅速な対応がとれるよう、市内の建設会社41社で組織されています。
春の高校伊那駅伝ではボランティアで交通整理を行うなど社会貢献活動に取り組んでいて、今回の寄付もその一環として行われました。
唐木組合長は「伊那市の活性化と共に、組合も発展していきたい」と話していました。
寄付金は、西駒山荘の整備費などに充てられるということです。 -
箕輪ダム周辺で環境美化活動
箕輪町の箕輪ダムで、18日、本格的な観光シーズンを前に、周辺の美化活動が行われました。
これは、観光地の美化活動を行う県の取組、「きれいな信州美化キャンペーン」の一環で行われたものです。
この日は、箕輪町や県の職員、地元の長岡、南小河内、北小河内の住民など14人が参加し、箕輪ダム周辺のごみ拾いを行いました。
参加者は3つの班に分かれ、空き缶やたばこの吸い殻などを拾っていました。
箕輪町観光協会によりますと、箕輪ダム周辺の紅葉は1週間ほど遅れていて、11月上旬が見ごろとなりそうだということです。 -
来年のみのわ祭り 会場は松島区工業団地
来年の2013みのわ祭りは、今年度と同じ松島区の工業団地一帯で行われる事が決まりました。
16日は、役場でみのわ祭り実行委員会が開かれ、来年の202013みのわ祭りの会場は、今年度と同じ松島区の工業団地で行う事が、全会一致で了承されました。
みのわ祭りの会場については、松島区の商店主らでつくる団体から、中心市街地での開催を求める陳情書が、今年3月に、実行委員会会長である、平澤豊満町長に対し提出されています。
この日は、実行委員会を前に商店主らと実行委員のメンバーが祭り会場について意見を交わしました。
商店主からは、活性化を目的に中心市街地での開催を求める意見が出される一方、実行委員からは、安全対策や地域との調整など課題があるとし、慎重な意見が出されていました。
意見交換の結果、会場については実行委員会に一任される事になり、市街地での開催は、来年度以降の検討課題とされました。 -
昭和歌謡の夕べ
1970年代の歌謡曲を楽しむ「昭和歌謡の夕べ」が13日、伊那市高遠町の高遠閣で開かれました。
これは、昭和の懐かしい歌謡曲を楽しんでもらおうと高遠町の有志でつくる高遠フェスタ実行委員会が開いたもので、今年で8回目です。
演奏したのは東京都内を中心に活動しているプロのミュージシャン[ダブルボイス]です。
ステージでは、懐かしい歌が披露され訪れた人たちは手拍子をしたり、歌を口ずさんだりして音楽を楽しんでいました。
実行委員会では「毎年多くの人たちが足を運んでくれ年々盛り上がっている。継続してコンサートを開いていきたい」と話していました。