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反核平和の火リレー上伊那を縦断
広島市平和記念公園で燃え続ける「平和の火」を手に、反戦・反核を訴えるリレーが、長野県を縦断しています。
18日は、伊那市から辰野町までをリレーでつなぎました。
南箕輪村役場からのランナーは、午後1時ごろ、箕輪町役場に到着しました。
この反核平和の火リレーは、長野県平和友好祭実行委員会が行っているもので、反核・反戦・平和を訴えて県内全市町村を走りつぎます。
上伊那地区平和友好祭実行委員長の大澤 光隆さんが、憲法9条の改悪反対、福島原発の被害者に対する援助などを求める要請書を、白鳥一利副町長に手渡しました。
白鳥副町長は、「核兵器や原発のない平和な社会を作ろうという思いが伝わる。壁を打ち破るのは若い人たちの力」と激励しました。
リレーは、17日、宮田村を出発し、18日、伊那市から辰野町までをつなぎました。
箕輪町からは、町職員労働組合青年部から10人ほどが参加し、火のついたトーチをタスキ代わりにして辰野町役場までを走りました。
このリレーは、8月9日に北信でゴールを迎えます。 -
森さん 子ども達にカブトムシプレゼント
伊那市東春近の森登美男さんは、自宅付近で採ったカブトムシとクワガタムシを19日、東春近小の児童にプレゼントしました。
19日は、森さんが東春近小学校を訪れ、1年生と3年生およそ120人1人ひとりに、カブトムシとクワガタムシをプレゼントしました。
森さんは、40年以上前から趣味でカブトムシなどを採取しています。
7年前から近くの保育園を訪れ園児にプレゼントしていましたが、孫が小学校に通い始めたことを機に、2年前から東春近小学校でもプレゼントするようになりました。
ある児童は、「家に帰ったら大きな容器に移して飼いたい」と笑顔で話していました。 -
コマツナギの群生地に看板設置
伊那市西春近の住民でつくる西春近自治協議会などは、16日絶滅危惧種の蝶、ミヤマシジミの幼虫のエサとなるコマツナギの群生地を保護しようと看板を設置しました。
コマツナギは伊那市西春近の細ケ谷グラウンド付近に群生しています。
16日は、協議会会員らがコマツナギとミヤマシジミに関する説明書きの看板を設置しました。
コマツナギは絶滅危惧種の蝶、ミヤマシジミの幼虫のエサとなることから、その繁殖が期待されます。
協議会では細ケ谷グラウンド付近で桜の育成活動も行っていて、この一帯を、自然豊かな地域の名所にしていきたいとしています。 -
関東甲信地方 梅雨明け
気象庁は17日、関東甲信地方が梅雨明けしたとみられると発表しました。
長野地方気象台によりますと、今年の梅雨明けは平年に比べ4日早く、去年に比べ8日遅いということです。
17日の伊那地域は最高気温が今年最も高い33.4度を記録する真夏日となりました。
伊那市の中心商店街では、日傘をさしたり店の前に水を撒く姿が見られました。
伊那市役所南側のせせらぎ水路では、涼を求めて水遊びをする親子でにぎわっていました。 -
伝統の雨乞いの神事 鹿頭奉納
箕輪町の箕輪南宮神社の夏の例大祭本祭りが15日行われ、古くから伝わる雨乞いの神事、鹿頭踊りが奉納されました。
鹿頭奉納は、鹿の頭の形をした鹿頭をかぶった子供が境内に輪を作り、太鼓の音に合わせて3回まわる雨乞いの神事です。
およそ450年前、大干ばつがおこった際に、雨乞いが叶ったお礼に75頭の鹿を奉納したのが始まりとされています。
旧箕輪郷のうち、地名に「富・大・福」を含む地区が毎年交代で行っていて、今年は、天竜川より東の福与、福島が担当しました。
箕輪南宮神社総代会では、年々子どもの数が減ってきているが、伝統を、今後も伝えていきたいと話していました。 -
上伊那消防ポンプ操法・ラッパ吹奏大会 箕輪町がポンプ車操法の部で優勝
上伊那消防ポンプ操法・ラッパ吹奏大会が15日に開かれ、ポンプ車操法の部で箕輪町が優勝しました。
大会は、ポンプ車操法の部、小型ポンプ操法の部、ラッパ吹奏の部の3部門が行われました。
各部門に、市町村大会で優勝した分団が出場し、この日は、23分団618人が出場しました。
大会を主催する上伊那消防協会の滝澤稔協会長は、「東日本大震災以降、消防団への住民の期待は大きくなっている。災害や火災の時に迷う事なく臨機応変に対応できるよう、日頃からの心構えを大事にしてもらいたい」と話していました。
大会の結果、ポンプ車操法の部で箕輪町、小型ポンプ操法の部で宮田村、ラッパ吹奏の部で辰野町が優勝しています。
優勝したチームは、29日(日)に上田市で開かれる県大会に出場します。 -
「瓜天王の祭り」きゅうりを供えて無病息災祈る
伊那市手良中坪に江戸時代から伝わる祭り「瓜天王の祭り」が14日に行われ、住民が、祭神にきゅうりを供えて無病息災を祈りまいた。
きゅうりを供えて無病息災を祈る「瓜天王(うりてんのう)の祭り」。
手良中坪に江戸時代から伝わる伝統の祭りです。
この日は、中坪八幡社の氏子や区の役員が神事を行い、地域住民の無病息災、五穀豊穣を祈りました。
瓜天王の祭りは、今から220年ほど前の江戸時代、大凶作や疫病の流行などがあった中坪で、自分の家でとれた初物のきゅうりを供え子どもに食べさせて疫病ばらいをしたのが始まりとされています。
以来、中坪では、毎年7月14日に祭りを行っています。
神事が終わると、きゅうりを手にした住民が訪れ、社に備えていました。
訪れた70代の男性は、「家族全員が1年間健康で過ごせるよう祈りました」と話していました。 -
南箕輪村民プールオープン
南箕輪村の大芝高原にある村民プールが14日オープンしました。
14日は家族連れなどが訪れ、滑り台などで楽しんでいました。
南箕輪村民プールは8月26日まで営業します。 -
伊那市有線放送農業協同組合 「暮らしの文芸」作品集発刊
伊那市有線放送農業協同組合は、昭和48年から続く俳句と短歌の番組「暮らしの文芸」に寄せられた作品を、作品集として発刊しました。
作品集は、平成22年と23年に放送された作品を66ページにわたり掲載しています。
番組「暮らしの文芸」は、昭和48年から続く長寿番組で、今年で40年目を迎えます。
放送エリア内の旧伊那市と南箕輪村の愛好者から寄せられた作品の中から入選と佳作を選び、毎月第2と第3金曜日に放送しています。
伊那市有線放送では、「多くの人が俳句や短歌に感心を持ち、投稿してもらいたい」と話しています。
作品集は、伊那市有線放送で、1冊1,890円で販売しています。 -
みのわ手筒会が練習を公開
みのわ祭りなどで手筒花火を披露しているみのわ手筒会は祭りを前に、13日夜、箕輪中学校のグラウンドで花火の公開練習を行いました。
この日は、松島保育園の園児やその保護者を招いて練習を行いました。
みのわ手筒会は、地域を元気にしようと11年前に地元住民などが結成しました。
県内で開かれる祭りを中心に、年に7回ほど手筒花火を披露しています。
この日は手筒花火21本、仕掛け花火8基、3号玉15発を打ち上げ、28日のみのわ祭りに向けて動きを確認していました。
手筒会の唐澤修一会長は「不況や災害の影響がある中だが、多くの人に見てもらい、元気になってほしい」と話していました。
みのわ手筒会による手筒花火は、28日土曜日のみのわ祭りに併せて、みのわ天竜公園で午後8時半から午後9時まで行われます -
長ぐつ先生のフィールドノート展
元信州大学農学部教授で、建石繁明さんの研究成果をまとめた展示会が14日から伊那市の伊那図書館で始まりました。
会場では、建石さんが長野日報で連載している記事に合わせて標本や剥製が展示されています。
現在77歳の建石さんは、ハダニ研究の第一人者で、天気が良い日でも長ぐつを履いていることから「長ぐつ先生」の愛称で親しまれています。
「長ぐつ先生のフィールドノート」と題して2010年から週一回のペースで長野日報に研究の成果を連載しています。
今回その連載が100回を迎えたことを記念して研究成果の一部を展示しました。
会場では建石さんから直接展示の説明を受けることができます。
建石さんは「現代社会では様々な異常現象が起きているが、原因を解明するには本を読むことより現場に行く事。現場で自然に耳を傾けなければわからないことはたくさんある」と話していました。
実際に電子顕微鏡などを使って研究成果を覗くこともでき、建石さんは子ども達の自由研究の相談にも応じたいと話しています。 -
春富中と東春近中央保育園の児童が交流
伊那市の春富中学校の2年生と東春近中央保育園の園児は13日、中学校の体育館で交流しました。
13日は、年中園児およそ30人が体育館を訪れ、生徒と交流を深めました。
交流は、中学校の保育実習の一環として年2回行われていて、保育園と中学校を行き来しています。
東春近中央保育園では「生徒達は毎回全力で遊んでくれるので、子ども達もとても喜んでいます」と話していました。 -
どろんこサッカー全国大会 どろカップ2012in伊那 9月1日に開催
伊那商工会議所青年部は、9月1日に、伊那市内の休耕田を使って「どろんこサッカー全国大会 どろカップ2012in伊那」を開催します。
10日、伊那商工会議所青年部は記者会見で大会の概要を発表しました。
9月1日(土)に開催される どろカップ2012in伊那は、伊那市の富士塚スポーツ公園運動場北の休耕田が会場です。
競技は、水をはった休耕田をピッチに、5分間の試合を行い、優勝を決めます。
サブイベントとして、小学生までを対象にした宝探しなどを企画しています。
参加条件は、1チーム10歳以上の5人から10人で、1人以上の女性を含む事、参加費は1万円となっています。
申し込みは、17日(火)からで、ファックスかメールで受け付けます。
募集チーム数は40チームで、定員に達した時点で受け付け終了となります。 -
東日本大震災復興支援リストバンドを販売
また、伊那商工会議所青年部は、今年も東日本大震災復興支援のためのリストバンドを販売します。
リストバンドは2千個製作し、収益は、東日本大震災の被災地へ贈るという事です。
価格は1つ500円、色は3色、サイズは3種類あり、「ヅヅケヨウ輪ノココロ ワスレナイ和ノココロ」と書かれています。
青年部では、このリストバンドを8月の伊那まつりや9月のどろカップなどのイベントで販売していく事にしています。 -
さようなら 箕中体育館
取り壊しが決まっている箕輪中学校体育館のお別れ会が11日、箕輪中学校で開かれました。
お別れ会には、全校生徒、およそ750人が出席しました。
箕輪中学校体育館は、昭和31年に造られ、56年が経過しています。
生徒会長の上村昌博君は、「クラブ活動や授業など、50年以上、箕中生を支えてきてくれた、体育館への感謝の気持ちを忘れないでほしい」と話していました。
酒井秀樹校長は「先輩達の思いを、新しい体育館に繋ぎ、歴史を受け継いでいきたい」と話していました。
箕輪中学校の体育館は、今月17日から解体工事が行われ、同じ場所に大規模災害時に避難所としても使える新たな体育館が建設される事になっています。 -
長野県内ケーブルテレビと信州大学 協定締結
長野県内のケーブルテレビと信州大学が、放送活動を通じて様々な地域貢献策を共同で推し進めることになり、10日、協定の調印式が、松本市の信州大学で行われました。
松本市の信州大学本部で行われた調印式には、ケーブルテレビから長野県協議会の笠原秀次郎会長や小野雅生技術委員長らが、信大からは山沢清人学長らが出席し、地域貢献の実施に関する協定書に署名、調印しました。
今回の協定は、地域の大学として生き残りをかける信州大学が、地域密着路線を掲げるケーブルテレビに働きかけて実現したものです。
調印の後、笠原会長は、「もっとも住民に近いメディアとして信大と提携できることはありがたい。地域に役に立つ情報を発信したい」と述べました。
また山沢学長も「ケーブルテレビと実効性ある提携を進め地域に根差す大学として長野県民に貢献していきたい」と話しました。
長野県協議会は、長野県内の主なケーブルテレビ32社が加盟していてほぼ全県をカバーしています。
両者は今後、共同で番組を開発したり秋には、大災害をテーマとしたフォーラムのような催しを検討していくことになっており、いずれも息の長い協力関係を築きたいと話しています。 -
水銀灯の清掃作業
伊那市の電気工事会社などでつくる伊那市電設業協会と電気工事協力会は10日、春日公園などの水銀灯の清掃を行いました。
清掃活動は、伊那市電設業協会と電気工事協力会が毎年ボランティアで行っているもので、今年で12年目です。
10日は、参加者17人が班に分かれ、春日公園や伊那公園、高遠ほりでいパークの3か所の水銀灯の清掃を行いました。
参加者は、高所作業者や脚立を使い、電灯についた汚れやクモの巣を取り除いていました。
水銀灯を管理する伊那市では普段なかなか清掃できないのでとても助かります」と話していいました。 -
深妙寺あじさい見ごろ
あじさい寺として知られる伊那市西春近の深妙寺ではあじさいが見ごろを迎えています。
訪れた人たちは散策しながらあじさいを楽しんでいます。
寺の裏山にはおよそ2500株のあじさいが植えられていて、今が見ごろとなっています。
あじさいは、今の住職の母親が多くの人が訪れる寺にしようと30年ほど前に植えたのがはじまりです。
今年は咲き始めがいつもより1週間ほど遅いということですが、色は鮮やかで訪れた人たちは写真に収めたりしながら楽しんでいました。
また境内には、33体の観音像が配置されていて観音像を巡りながらあじさいを楽しむことができます。
深妙寺によるとあじさいは今月中旬まで楽しめるということです。 -
スポーツ指導者スキルアップ講演会
スポーツ指導者を対象とした講演会が7日、伊那市の創造館で開かれました。
講演会は、スポーツに関わる指導者のスキルアップを目的に伊那市総合型地域スポーツクラブが開いたものです。
講師は、東京都杉並区立和田中学校でテニス部の外部講師務める深田悦之さんが務めました。
深田さんは1980年からロックシンガーとして活動していました。
2003年から和田中学校の音楽授業に外部講師として招かれ2004年から硬式テニス部のコーチに就任しました。
深田さんは、「生徒たちのオフの場所を作ることが大切。部活一番楽しい場所でなければならない」と話していました。
また「数値目標をたてず、みんなで協調して何かをつくる喜びを感じること」を心がけて指導していると話しました。
この日は他に、音楽の授業生徒たちに教えたブルースやロックを深田さんの音楽仲間と披露しました。
伊那市総合型地域スポーツクラブでは講演会などを通じ今後も指導者の意識を高めていきたいとしています。 -
一夜の城 出土品速報展
伊那市富県の一夜の城で行った発掘調査で出た出土品を展示する「発掘速報展」が1日から、伊那市の創造館で開かれています。
伊那市教育委員会では、今年1月から3月にかけ、一夜の城で発掘調査を行いました。
会場には、およそ300点の出土品のうち、作られた時代が分かるものなどが展示されています。
一夜の城は、今から400年以上前に織田信長の子信忠が、高遠城を攻略するために一夜にして築いたとされています。
伊那市創造館学芸員の濱慎一さんは、戦国時代のものと思われる出土品の中から興味深いものが出てきたと話します。
会場には他に、一夜の城がこの地域にどのように伝承されてきたかを、聞き取り調査や文献などからひも解いて説明したパネルなどが展示されています。
一夜の城発掘速報展は、30日月曜日まで伊那市の創造館で開かれています。 -
西箕輪保育園の園児 お年寄りと交流
伊那市の西箕輪保育園の園児は9日、地域のお年寄りとお手玉などで交流を深めました。
9日は、大泉新田と吹上の高齢者およそ20人が西箕輪保育園を訪れ、年長園児22人と交流しました。
保育園では、地域のお年寄りと年に3回交流しています。
園児達は、お手玉や手遊びをお年寄りから教わっていました。
西箕輪保育園の下平緑園長は「核家族が増えていてお年寄りと触れあう機会が少なくなっている。子ども達も楽しみにしているので、今後も交流を続けていきたい」と話していました。 -
詐欺を防いだとして西箕輪郵便局の局長に感謝状
伊那警察署では、金融商品の取引を装った詐欺被害を未然に防いだとして、伊那市の西箕輪郵便局局長に10日感謝状を贈りました。
感謝状は、西箕輪郵便局の西村礼文局長に贈られました。
西村局長は、6月14日に70代の女性がATMを操作していたところ、言動が不自然だったことから、詐欺被害にあっているのではないかと気づき、警察に通報しました。
女性は、犯人の要求に従い、債券購入のための現金を用意しようとしていたということです。
西村さんは、「感謝状をいただき、身の引き締まる思いです。金融機関は詐欺防止の最後の砦なので、地元の皆さんに被害が出ないよう取り組んでいきたい」と話していました。
伊那警察署によりますと、県内で株や社債、外国通貨などの金融商品への投資に関して、高齢者を中心に「儲かります」と話を持ちかける利殖詐欺が増えているということで、注意を呼びかけています。
呼びかけています。 -
中心市街地で様々なイベント
伊那市の中心市街地で8日、ぎおん祭り歩行者天国が開かれ、様々なイベントが行われました。
午前中は、商店街を駆け抜けるちびっこ駅伝が行われました。
ちびっこ駅伝には伊那市内の保育園や幼稚園から55チーム525人の園児が出場しました。
これは、市街地の活性化を目的に毎年行われている恒例行事で沿道では多くの保護者が声援を送っていました。
8区間を順番に走りおよそ500メートル先の八幡町のゴールを目指します。
子ども達は、保護者たちの声援を受けながら懸命に走っていました。 -
東日本大震災被災者交流会
東日本大震災で伊那市などに避難している人たちの交流会が8日、伊那市西箕輪のみはらしファームで開かれました。
8日は、震災で福島県や宮城県などから伊那市・辰野町・南箕輪村・宮田村に避難している10世帯27人が参加しました。
これは、避難している人たちの交流の場をつくろうと、伊那市など近隣の4市町村が開いたものです。
みはらしファームで、そば打ち体験や、竹細工などのおもちゃ遊びをして交流しました。
参加者は、そば打ちは初めてだということで、そば打ち名人の会員から打ち方を教わっていました。
伊那市では、「避難された方が同じ境遇の人や地域の人と交流ができるようサポートしていきたい」と話していました。 -
非行や犯罪被害防止を呼びかけ
青少年の非行や犯罪からの被害防止を呼びかける啓発活動が2日、伊那市の伊那弥生ヶ丘高校前で行われました。
啓発活動は、青少年非行・被害防止全国強調月間に合わせて県子ども若者育成支援推進本部上伊那地方部が行ったものです。
2日は、青少年育成会など関係者が伊那弥生ヶ丘高校前で啓発パンフレット付きのポケットティッシュを登校してきた生徒に手渡していました。
啓発では、インターネットによる有害サイトについて、犯罪に巻き込まれないためにも怪しいと思われるサイトは利用しないよう呼びかけています。
他に万引きについて、品物を返したり、後からお金を払っても盗んだ事実は消えないとして、将来を考え自分自身を大切にしてもらいたいとしています。 -
長野県 大規模災害に備え消防訓練
長野県は、大規模災害に備え防災意識の向上を図ろうと消防訓練を6日、伊那市の伊那合同庁舎で開きました。
訓練は、静岡県の駿河湾沖を震源に、伊那市で震度6弱の揺れを観測し、地下の食堂から出火したとの想定で行われました。
訓練には、職員や来庁者およそ230人が参加しました。
職員でつくる伊那合同庁舎自衛消防団49人が、5つの班に分かれ避難指示や消火活動を行いました。
庁舎内では発煙筒がたかれ、参加者はハンカチで口を押さえながら速やかに避難していました。
消火訓練では、伊那消防署の署員から「屋外で消火器を使う時は風上から行うように」などのアドバイスがありました。
自衛消防団団長で上伊那地方事務所の青木一男所長は「災害時には不特定多数の来庁者がいることが予想される。どのような行動をとればいいかを、日頃から考えて欲しい」と話していました。 -
かんてんぱぱ西ホール竣工記念企画展
伊那市西春近の伊那食品工業敷地内に5日、新しくかんてんぱぱ西ホールがオープンし、竣工記念企画展が始まりました。
5日はオープンしたかんてんぱぱ西ホールは、展示や講演会、パーティーなどの催し物に利用してもらおうと建設されました。
西ホールは、鉄骨平屋建てで、床面積はおよそ520平方メートル、収容人数は120名で、ラウンジなどがあります。
完成を記念して、5日から木下五郎彫鍛金展が開かれています。
会場には銅やアルミニウムを使った工芸作品27点が展示されています。
金属に錆をつけることで緑や赤などの色を表現しています。
駒ヶ根市在住の木下五郎さんは、今年長野県で3人目となる日展評議員に就任しています。
かんてんぱぱ西ホール竣工記念企画展の木下五郎彫鍛金展は、16日月曜日まで、かんてんぱぱ西ホールで開かれています。 -
松根油の採取あとがあるアカマツに表示板設置
南箕輪村南殿の林で、第二次世界大戦中に戦闘機の燃料として使われた松根油の採取あとがある赤松3本に5日、表示板を設置しました。
南箕輪村教育委員会では、役場東側の林にある3本のアカマツに、松根油を採取したという表示板を設置しました。
松根油は松を原料にした油で、第二次世界大戦中には戦闘機の燃料として使用されたということです。
表示板が設置されたアカマツ3本は、高さ30メートルほどで、樹齢は150年ほどになるということです。
表示板には、第二次大戦中の昭和19年、燃料不足を補うために松根油の製造の指令が出て、この地域でも生産に努力したことが記されています。
近くに住む有賀喜代志さんによると、昭和18年から20年にかけて、有賀さんの父親が木の皮をはぎ、幹にのこぎりで傷をつけて松根油を採取していたということです。
南箕輪村教育委員会では、村内にも戦争の傷跡があることを知ってほしいと話しています。 -
伊那地域の最高気温は30.4度 真夏日
4日の伊那地域の最高気温は30.4度の真夏日となり、この夏最高の暑さとなりました。
この日プール開きとなった箕輪町の松島保育園では、照りつける太陽のもとで、園児が水の感触を楽しんでいました。 -
伊那地域 真夏日
2日の伊那地域は、日中の最高気温が30.2度と真夏日となり、今年1番の暑さとなりました。
長野地方気象台によりますと、3日は、梅雨前線の影響で天気は下り坂となりますが、4日以降は気温があがり、2日と同じかそれ以上になるとみています。