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伊那西高校3つのクラブ合同の定期演奏会
伊那市の伊那西高校の3つのクラブ合同の定期演奏会が24日に、伊那市の伊那文化会館で開かれました。
定期演奏会では、合唱クラブ・お箏クラブ・吹奏楽クラブが、日頃の練習の成果を披露しました。
3年生にとっては、このステージが最後となります。
合唱クラブの3年生は、「新型コロナの影響で思い通りに活動できない時期もあったけれど、演奏を通して音楽のすばらしさを改めて知ることができました」と感謝していました。 -
第31回信州伊那井月俳句大会
漂泊の俳人、井上井月を偲ぶ「信州伊那井月俳句大会」が、伊那市のいなっせ11日に開かれました。
俳句大会は、高校・一般の部に322人から1,352句、小中学生の部に1,573人から1人1句の応募があり、この日は一般の部の表彰式が行われました。
最高賞の井月俳句大賞には、兵庫県の杉岡壱風さんの作品【井月の 句碑立ち上がる 雪解かな】が選ばれました。
杉岡さんは、「井月が多くの句を残した伊那谷を愛していたことや、感謝の意を表現した」と話していました。 -
荒町長生会先祖祭り
地区の先祖を供養する、荒町長生会先祖祭りが伊那市高遠町の荒町の観音堂と公民館で行われました。
22日は、地区の高齢者グループ荒町長生会の会員15人が集まり先祖祭りが行われました。
祭りでは、地区の安泰を願うお数珠回しが行われました。
数珠は荒町にある観音堂に保管されていたもので昭和12年、日中戦争で出征した若者が寄贈したとされています。
また、公民館で甘茶かけが行われました。
大正11年生まれで今年100歳になった松崎千秋さんは「昔はよくやっていたが、最近は少なくなって来た」と話していました。
荒町長生会の秋山靖樹会長は「私たちの子どもの頃の思い出を、これからも後世に残して伝えていきたい」と話していました。
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第4回 水彩画木曜会展
伊那市の水彩画教室、木曜会の展示会が伊那市のいなっせで、22日から始まりました。
会場には、風景などを描いた、43点が展示されています。
水彩画教室木曜会は上伊那の16人の会員が毎週木曜日に活動しています。
透明水彩を使って、野外でのスケッチなどを行っているということです。
会では「透明水彩の特徴である、にじみやぼかしを使った作品を楽しんでもらいたい」と話していました。
この展示は、27日までいなっせ2階の展示ギャラリーで開かれています。 -
高遠燈籠祭でほおずき提灯が飾られる
伊那市高遠町の商店街には、ほおずき提灯が飾られ夜の町並みを灯しています。
高遠町では、鉾持神社の合併祭に合わせ燈籠祭が開催されほおずき提灯が店の軒先などに飾られています。
新型コロナの影響で高遠囃子巡行などは中止し、ほおずき提灯と行燈の飾り付けのみとなりました。
提灯は9月25日まで飾られるという事です。
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伊那市のマンホールカード3種類を配布
伊那市は、9月10日の下水道の日に合わせ伊那市役所でマンホールカード3種類を9日に、配りました。
9日は、伊那市役所でイーナちゃんが伊那市・高遠町・長谷村デザインの3種類のマンホールカードを配りました。
こちらが配布されたマンホールカードです。
旧伊那市デザインは、伊那節に歌われている権兵衛峠を行き来した馬子と木曽馬をモチーフにデザインされています。
旧高遠町デザインは、タカトオコヒガンザクラがデザインされています。
旧長谷村デザインは、南アルプスと「クロユリ」・「カエデ」がデザインされています。
マンホールカードの配布は下水道の事を知ってもらおうと行われたものです。
伊那市では「少しでも下水道を身近に感じて欲しい」と話していました。
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秋の全国交通安全運動 市役所前で街頭啓発
歩行者の安全確保などを重点目標に掲げた、秋の全国交通安全運動が21日から始まり、伊那市役所前では街頭啓発が行われました。
この日は、伊那警察署や伊那交通安全協会などの40人が、市役所前で街頭啓発をしました。
秋の全国交通安全運動は、歩行者の安全確保や夕暮れ時の事故防止などを重点目標に掲げていて、県では「高齢運転者の交通事故防止」を重点に置いています。
伊那警察署管内の今年の人身事故発生件数は、20日までに155件で去年の同じ時期と比べ18件増加し、このうち死亡事故は1件となっています。
秋の全国交通安全運動は、21日(水)から30日(金)までです。
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日本山岳写真協会南信支部 「貌(かたち)・季節の中で」写真展
日本山岳写真協会・南信支部の「貌・季節の中で」と題した第27回写真展が、伊那市の伊那文化会館で開かれています。
会場には、会員16人の作品60点ほどが展示されています。
日本山岳写真協会には、83年の歴史があり、南信支部は発足して28年になります。
南信支部には、プロアマ問わず20代~70代まで19人の会員がいます。
新型コロナで1回中止となりましたが、毎年写真展を開いていて、今回で27回目です。
展示会では、1月から12月まで季節ごとに写真を展示していて、山々の季節の移ろいを楽しむことができます。
中には、瞬間をとらえるために何日も同じ山に通ったり、何時間も待って撮影した写真もあるということです。
日本山岳写真協会南信支部の第27回写真展「貌・季節の中で」は、25日(日)まで伊那文化会館で開かれています。
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台風14号 通勤通学の足に影響
台風14号は、20日午前9時に三陸沖で温帯低気圧に変わりました。
伊那地域では19日の夜か20日の午前にかけ雨が強まり、通勤通学の足に影響が出ました。
午前7時半頃の中心市街地です。
こちらの男性は、長靴に防水ズボンで通勤していました。
長野地方気象台によりますと降り始めから20日午前10時までの伊那地域の降水量は53.5ミリとなりました。
最大瞬間風速は20日午前1時46分に16.7メートルを記録しました。
JR飯田線は、台風の影響で計画運休を行いました。
辰野駅から愛知県の本長篠駅間では19日の午後から上下線で運休となっていて、20日午後4時に順次運行を再開しました。
この影響で伊那市の伊那弥生ケ丘高校では、終日オンラインで授業が行われました。
学校と生徒の自宅をテレビ会議システムでつなぎ授業をしていました。
上伊那では他に伊那西高校でオンライン授業が行われ、その他の高校は休校となりました。
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地価 南箕輪村の住宅地横ばい
長野県は、7月1日時点の地価を今日公表しました。
上伊那では、南箕輪村の住宅地が横ばいで、その他はすべて下落となっています。
地価は、各基準地の1平方メートル当たりの標準価格を判定したものです。
長野県内では401地点で調査が行われました。
住宅地は県内275地点で調査が行われ、65地点で上昇、37地点で横ばい、173地点で下落となりました。
伊那ケーブルテレビ放送エリア内の平均変動率は、伊那市が1.5%の下落、箕輪町が2%の下落、南箕輪村は横ばいでした。
商業地は県内111地点で調査が行われ、12地点で上昇、25地点で横ばい、74地点で下落となっています。
平均変動率は、伊那市が2%の下落、箕輪町が3%の下落、南箕輪村が2.2%の下落となっています。
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台風14号 20日長野県に最接近
大型で非常に強い台風14号は20日に長野県に最も接近する見込みで、長野地方気象台では暴風や土砂災害などに警戒するよう呼び掛けています。
長野地方気象台によりますと台風は午後3時に鹿児島県の南にあり、1時間におよそ20キロの速さで北北西に進んでいるという事です。
19日に九州に上陸する恐れがあり、その後、進路を東よりに変え本州付近を北東に進み、長野県には20日に最も接近します。
台風の影響により県内では19日から20日にかけて警報級の大雨となる見込みで、落雷や突風、ひょうに注意するよう呼び掛けています。
県南部の24時間の降水量はいずれも多いところで、19日の午後6時までに120ミリ、その後19日の午後6時から20日の午後6時までに200ミリから300ミリとなる見込みです。
19日の最大風速は15メートル、20日は15から19メートルと予想しています。
気象台では、20日にかけて大雨による土砂災害や低い土地の浸水、川の増水、強風による停電などに十分注意するよう呼びかけています。
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伊那図書館 親子で防災体験イベント
伊那市の伊那図書館は、防災月間にあわせ、親子で防災体験ができるイベントを17日に開きました。
この日は、市内を中心に親子70人が参加し、伊那消防署の消防士から、消火器の使い方や防災について学びました。
子どもたちは、水の入った消火器を扱う体験をしました。
また、消防車での放水体験も行われました。
このイベントは、9月の防災月間にあわせて、防災を身近に感じてもらおうと、伊那図書館が開きました。
会場では、消防士の制服や消防車も展示され、写真撮影などをし、賑わいを見せていました。
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みはらしぶどう園17日オープン
伊那市西箕輪の農業公園みはらしファームで17日からぶどう狩りが始まります。
ぶどう狩りは、ぶどう農家6戸でつくるみはらしぶどう生産組合が2ヘクタールの農場で実施しています。
このうち、鈴木文博組合長のぶどう園では、およそ10種類の品種を栽培しています。
今は、甘みと酸味のあるナガノパープルと甘みが強いノースレッドが食べごろです。
今年は、8月に雨が多く心配したということですが、このところの晴天で糖度も高く例年並みの出来になったと鈴木さんは話していました。
ぶどう園の開園当初から、栽培を続けてきた生産者の一人、西村かほるさんです。
西村さんには、後継者がおらず、ぶどう栽培は今年で最後と決めました。
みはらしファームのぶどう狩りは17日から。
入場料は、小学生以上が1300円、3歳以上6歳未満が700円で、ナイアガラなどが60分食べ放題です。
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横山タカ子さん伝授 高遠とうがらし料理
信州伝統野菜に選定されている、高遠在来とうがらしを使った料理教室が、伊那市高遠町の高遠町総合福祉センターやますそで15日に開かれました。
この日は、長野市の料理研究家で、「おいしい信州ふーど」公使の横山タカ子さんが講師を務め、高遠在来とうがらしの芝平なんばんを使った料理を紹介しました。
教室には、市内を中心に12人が参加しました。
芝平なんばんと味噌、砂糖などを合わせたコチュジャン、とうがらしペースト、ペーストを使ったカレーをつくりました。
芝平なんばんは、青い状態を食べることが多く、教室では緑色のタバスコも作っていました。
この料理教室は、信州伝統野菜に選定されている高遠在来とうがらしを一般家庭でも食べてもらおうと、上伊那農業農村支援センターが開きました。
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マジックと共に 伊藤権司さん
伊那市東春近木裏原の伊藤権司さん80歳。伊那マジッククラブの会員です。
この日沢渡高齢者クラブからの依頼でマジックを披露することに。
伊藤さんのマジックは軽妙なしゃべりが持ち味で会場は笑いと和やかな雰囲気に包まれます。
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熱中症の疑いで南箕輪村の80代男性が搬送
上伊那広域消防本部によりますと、午後4時半現在、熱中症の疑いで南箕輪村の80代男性が搬送されたということです。
症状の程度は軽症だということです。
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敬老の日を前に長寿を祝う
19日の敬老の日を前に、各市町村では、高齢者に祝い品などを贈る長寿者訪問が13日から始まりました。
このうち伊那市では、白鳥孝市長が東春近木裏原の兼子照男さん宅を訪れ、祝い状や肖像画などを手渡しました。
兼子さんは、大正12年生まれの99歳で、来年3月に100歳を迎えます。
現在は息子夫婦と孫と4人で暮らしています。
戦時中は海軍に入隊し、青森県の基地に配属されました。
戦後は農家として生計を立ててきたということです。
趣味はダンスで、通っているデイサービスで踊ったり、テレビ番組を参考に楽しんでいるということです。
兼子さんは花も好きだということで、自宅の庭を白鳥市長に案内していました。
伊那市で今年度100歳になるのは、男性9人女性31人の合わせて40人で、最高齢は男性・女性ともに106歳となっています。
箕輪町で今年度100歳となるのは10人で、最高齢は106歳、南箕輪村は3人で、最高齢は105歳となっています。
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春近発電所 安全祈願祭・起工式
伊那市東春近にある、春近発電所の大規模改修工事の安全祈願祭と起工式が13日に、行われました。
13日はは、県企業局や伊那市の関係者などおよそ30人が出席しました。
春近発電所は昭和33年の運転開始から64年を迎えました。
改修工事は11月から予定されていて、建物自体は取り壊さず、内部の発電機や変電所を新しくします。
最大出力を現在の23,600kWから25,300kWに増やす計画です。
また、水力発電の仕組みなどが学べる展示施設や、災害時に地域などに電力が供給できる小水力発電所が新設されます。
長野県企業局の須藤俊一企業局長は「地域に親しまれる発電所にしていきたい」と話していました。
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みはらしいちご園 苗の植え替え作業
伊那市西箕輪の農業公園みはらしファーム内のいちご園で、来シーズンの営業に向けた苗の植え替え作業が行われています。
作業は6日から行われていて、12日は組合員や地元住民などおよそ30人で苗の植え替えを行いました。
紅ほっぺ、章姫、女峰の3種類のいちごの苗を、ほぐして余分な葉を間引いていきます。
いちごは、シーズンが終わったあとそのままでも次の年に実をつけますが、みはらしいちご園では安定した収量の確保と病害虫の防除を目的に毎年植え替えを行っています。
ハウス内では、等間隔で苗を植えていました。
冬のうちから苗づくりを始め、3品種合わせて15万本を用意しました。
新型コロナの流行前は、年間8万人近くが訪れていたということですが、昨シーズンは1万人にまで減りました。
今シーズンは、1月2日から6月上旬まで営業し、食べ放題を復活させたこともあり、およそ3万5千人だったということです。
植え替え作業は、15日木曜日まで行われる予定です。 -
ダム関連施設 巨大地震想定した合同訓練
美和ダムなどを管理する天竜川ダム統合管理事務所などは、巨大地震の発生を想定した地震防災訓練を、12日に行いました。
訓練は、午前8時40分に震度6強の南海トラフ巨大地震が発生したとの想定で行われました。
地震発生を知らせる放送が流れると、職員は机の下に身を隠していました。
その後、被害状況の把握など情報収集を行いました。
ダム施設の状況を確認する職員は、コンクリートにヒビが入っていないかや、放流量を調節するゲートの開閉機能に異常がないかなどを実際に見て回りました。
訓練は、美和ダムと小渋ダムを管理する天竜川ダム統合管理事務所、美和ダム上流のストックヤードを管理する三峰川総合開発工事事務所、高遠ダムを管理する長野県企業局が合同で行ったものです。
それぞれの施設をテレビ会議システムで結び情報共有をした他、新型コロナ対策でテレワーク中の職員も参加していました。 -
熱中症の疑いで2人搬送
上伊那広域消防本部によりますと、11日午後4時半現在、熱中症の疑いで駒ヶ根市の10歳未満の男児1人と、宮田村の60代男性が搬送されたということです。
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天竜川で「ワニのようなもの」目撃情報
10日午前8時頃、箕輪町三日町の明神橋付近で、「天竜川を泳ぐワニのようなもの」の目撃情報が警察に寄せられました。
箕輪町三日町の明神橋です。
伊那警察署によると、今日午前8時頃、付近を通行していた人から「ワニのようなものが天竜川を泳いでいるように見えた」と通報があったということです。
伊那署では付近を2時間ほど捜索しましたが、それらしきものは発見されなかったということです。
伊那署では、見かけた場合近寄らず警察に通報するよう呼びかけています。
なお午後4時半現在、他に目撃情報はないということです。
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いなテレスマホイベント11日も
伊那ケーブルテレビの格安スマートフォンサービス「いなテレスマホ」を10日と11日の2日間限定で大幅値下げし販売するイベントが伊那市のベルシャイン伊那店で開かれています。
イベントでは、スマートフォンやタブレット端末を台数限定で大幅値下げし販売しています。
いなテレスマホは伊那ケーブルテレビが提供する格安スマートフォンサービスです。
料金は最も安いプランで月額1188円となっています。
また、ケーブルテレビやインターネットなどの各種サービスもキャンペーン価格となっています。
イベントは11日も開かれ、時間は午前10時から午後5時まで、会場はベルシャイン伊那店1階の時計台広場です。
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箕輪中3年生 産業フェアに参加
SDGsをテーマに学習している箕輪町の箕輪中学校3年7組の生徒は、端材や布などをリメイクした商品を18日に開かれる箕輪町産業フェアで販売します。
箕輪中学校の3年7組の生徒36人は総合学習の一環でSDGsについて取り組んでいます。
取り組みを具体化させようと
18日に箕輪町文化センターで地元の企業などが出展する産業フェアに参加することになりました。
生徒たちは広報、飲食、木工、衣類の4つのチームに分かれて活動しています。
9日は、出展に向け準備が進められていました。
広報チームは、当日のチラシを自分たちでデザインしました。
飲食チームは、町内の飲食店に協力してもらい規格外のりんごを使った焼き菓子をつくります。
衣類チームは、着なくなった服を活用した巾着袋やペンケースなどをつくって販売します。
木工チームは9日、長岡に工房をかまえる小島屋を訪れました。
間伐材や端材などを使って箸置きや本棚などをつくる計画です。
生徒たちが参加する産業フェアは、18日の午前9時から午後4時まで箕輪町文化センターで開かれます。
産業フェアは、若い世代に地域の企業を知ってもらう機会にしようと箕輪町商工会が5年ぶりに開催します。
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南信地区高等学校書道展
上下伊那と諏訪地区の高校生による南信地区高等学校書道展が、9日から伊那市の伊那文化会館で始まりました。
書道展には南信地区15校の生徒の作品108点が集まりました。
今回で37回を数える書道展は、新型コロナの影響で3年振りの開催となります。
作品は生徒一人一人が題材となる古典を書き写した臨書です。
線の質や字の形全体の構成を考えて書いたということです。
会場では他に、南信地区の高校の書道教員展も行われています。
県内で唯一書道専攻のコースがある高遠高校の生徒は9日、書道展の準備をしました。
高遠高校では、1年生から3年生まであわせて22人が作品を出品しています。
3年生は、新型コロナの影響で、学校以外で作品を展示するのは今回が初めてだということです。
第37回南信地区高等学校書道展は11日まで伊那文化会館で開かれています。
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伊那市上下水道料金 据え置き答申
伊那市上下水道事業運営審議会は、市から諮問されていた、令和7年度までの上下水道料金について、据え置くよう白鳥孝市長に2日に答申しました。
この日は、審議会の岡野哲郎会長らが市役所を訪れ、白鳥市長に答申書を手渡しました。
上下水道の料金は、人口減少などで利用者が減っているため値上げをする必要があるということですが、新型コロナや物価高騰の影響で家庭の負担が増えていることから、市側の諮問通り据え置くよう答申しました。
市側は、下水道については、これまでの3年間は一般会計から4億円を補填していて、令和5年度からの3年間については、6億5千万円を補填し、料金の据え置きに対応すると諮問していました。
岡野会長は「生活に困っている人が増えているため、これまで以上に細やかな対応をしてもらいたい」と話していました。
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最新のデジタル技術を使い 親子でものづくり体験
3Dスキャナなどの最新のデジタル技術を使ったものづくりの体験講座が、箕輪町の夢まちLaboで、8月20日に開かれました。
体験講座は、全4回でデジタル技術を使って木製の動物を作るもので、初回のこの日は、粘土を使って形を作っていました。
町内の小学生の親子5組が参加し、協力して作っていました。
この講座は、「デジタル人材育成」を目的に、子どもたちとその親に最新のデジタル技術を使った木材加工を体験してもらおうと、箕輪町が初めて開きました。
講座では今後、粘土で作った動物の形を3Dスキャナでデータ化し、デジタル木工加工機に取り込んで加工するということです。
出来上がった動物には色をつけ、AR技術で現実の世界に動物を映し出し、自分が作った動物と記念撮影をするということです。
町では「子供だけでなく、保護者も最新技術を体験し、親子で興味をもってもらいたい」と話していました。
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鮮やかな青い花のアサガオ ヘブンリーブルー
箕輪町上古田では、鮮やかな青い花が特徴のアサガオ、ヘブンリーブルーが咲いています。
箕輪西小学校の東側にある畑です。
地元の有志でつくる「これからの農業林業を考えるEグループ」が遊休農地を利用して毎年育てています。
ヘブンリーブルーは、一般的なアサガオよりも開花時間が長く、日中でも見ることができます。
天候次第では、9月いっぱい楽しめるということです。
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箕輪町公民館 組立式窯でピザづくり
箕輪町公民館が主催する耐火レンガを組み立てた窯でピザを作る講座が、きょう、地域交流センターみのわの交流広場で行われました。
講座には、20代~70代の11人が参加し、ピザづくりを楽しみました。
ピザづくりの講座は、箕輪町公民館が行ったもので、一般向けは初めてです。
ピザ窯はブロックの上に耐火レンガを積んだもので、場所を選ばす、短時間で組み立てることができます。
8日は雨のため、広場の渡り廊下でピザを作りました。
ピザは薪がおきになるまでの間に、生地から作ったということです。
ピザづくりを指導した箕輪町公民館の唐澤順子さんは、「家庭でも手軽にできるので、コロナ禍で増えたおうち時間でチャレンジしてみてほしい」と話していました。
なお、箕輪町公民館では、ピザ窯用のレンガ一式の貸し出しも無料で行っているということです。
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箕輪中部小学校 命の大切さについて学ぶ
箕輪町の箕輪中部小学校で、かつて児童・生徒などが犠牲となった遭難事故について学ぶ「命の大切さについて考える集会」が7日に開かれました。
集会は、新型コロナ対策のためオンラインで開かれました。
集会では、6年生がかつて起きた駒ヶ岳集団登山での遭難事故と、新潟県直江津での事故について話をしました。
大正2年、1913年の8月26日、当時の中箕輪尋常高等小学校の駒ヶ岳集団登山で、山の上で暴風雨に遭い、11人の生徒と教諭が犠牲となりました。
また、昭和17年、1942年9月13日には、当時の中箕輪国民学校の修学旅行で、新潟県直江津を訪れていた児童のうち、5人が高波にさらわれて犠牲になりました。
箕輪中部小学校では、これらの事故が二度と起こらないように児童たちに伝え、命の大切さを学んでもらおうと、毎年この集会を開いています。
また、今年7月の6年生の修学旅行では、事故後初めて直江津を訪れ、事故が起きた海岸の見学や献花を行ったということです。
集会のあとは、各クラスで意見発表を行いました。
箕輪中部小学校では、13日の「直江津遭難の日」に慰霊祭を行うということです。