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南原保育園 園児が鬼退治
各地の保育園でも豆まきが行われました。
このうち南箕輪村の南原保育園では、園児が新聞紙を丸めて作った豆で鬼退治をしました。
遊ぎ室では年長児が豆まきをしました。
鬼に扮した保育士がステージから現れると、園児たちは新聞紙を丸めた豆を投げていました。
例年は、園児全員で豆まきをしていましたが、今年は密にならないよう、遊ぎ室や保育室にわかれて行いました。
遊ぎ室から追い出された鬼は、他の保育室をまわり、園児たちは「鬼は外」と言いながら新聞紙の豆を投げていました。
中には鬼に驚き、泣いてしまう子どもいました。
南原保育園では、「好き嫌い鬼や泣き虫鬼を追い払う事ができました。これからも元気に過ごしてほしいです」と話していました。
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伊那北高校1・2年生 課題研究の成果発表
伊那市の伊那北高校の1・2年生は、総合的な探究の時間や課題研究で学んだことについてまとめる発表会を30日に開きました。
普通科の生徒は総合的な探究の時間に学んだことを、理数科の生徒は課題研究の成果をそれぞれまとめ発表しました。
このうち普通科の1年生は各クラス4人1グループに分かれ、「コロナ禍の観光振興」や「ローメンによる地域活性化」など、それぞれがテーマを掲げ取り組んで学習を進めてきました。
発表会には、生徒たちの学習に協力した企業の担当者や商店主らも訪れ、話に耳を傾けていました。
商店街の活性化をテーマに市街地で経木を使ったイルミネーションを設置したグループは、「活動を通じて地域の人との繋がりを持てた」と話していました。
伊那北高校では、「新型コロナによる休校で取り掛かりが遅れたが、課題解決に向けて取り組むことができた。自分の進路に結び付けてほしい」と話していました。 -
長谷中 地域住民とリモート百人一首
伊那市の長谷中学校の生徒は、29日テレビ会議システムを使って地域の人たちと百人一首を楽しみました。
リモート百人一首大会は、長谷中学校と長谷地区のカフェや商店をテレビ会議システムで結び開かれ、生徒35人と地域住民20人が参加しました。
長谷中学校では、年間を通して地域の人たちと農作業などを行う交流体験会を毎月開いています。
冬で農作業が行えない事や新型コロナウイルスの感染防止対策としてオンラインでの百人一首大会を開く事にしました。
代表の生徒が上の句を読み上げると、生徒たちは学年ごとに別れた机で、オンラインで参加した地域の人たちはそれぞれの会場で札を取り合っていました。
大会は20分ほどで終え、学年やそれぞれの会場で一番多く札を取った人に記念の盾が贈られました。
来月は、学校の体育館で交流会を開く予定だという事です。
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伊那西高等学校芸術フェスティバル
伊那市の伊那西高校の文化系クラブによる作品展「伊那西高等学校芸術フェスティバル」が、伊那市西春近のかんてんぱぱホールで29日から始まりました。
会場には、絵画や書道、写真などおよそ300点が並んでいます。
芸術フェスティバルは1年間の活動の成果を地域の人たちに発表する場として毎年開かれていて、今年で14回目です。
写真クラブ2年生の白鳥結愛さんの作品「2時47分の幽霊」です。
深夜にペンライトを使って撮影したもので、長野県高等学校写真展で最優秀賞を受賞した作品です。
伊那西高等学校芸術フェスティバルは、伊那市のかんてんぱぱホールで2月1日まで開かれています。
また今年は新型コロナの影響で茶華道クラブによるお点前披露は行わないということです。
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高遠高校で進路講座
伊那市高遠町の高遠高校で1、2年生を対象にした進路講座が県内の企業や学校から講師を招いて行われました。
高遠高校の1、2年生226人が公務員や建設土木、ブライダルなど15職種の講座から好きなものを選択して講師の話を聞きました。
高遠高校は生徒の進路指導として毎年こうした講座を行っています。
公務員の講座では、講師から「普段から周りに目を向けて興味・関心を持つことが大切です」と仕事に対する心構えを話しました。
大工が講師を務めた建設・建築土木の講座では大工の魅力や実際に加工した木材などを紹介していました。
ブライダルの講座では「今は女性だけでなく男性も活躍している。華やかな世界に見えるがサポートする仕事が多い」と講師が説明しました。
高遠高校は「生徒に現場の生の声を聞いてもらうことで生徒自身が進路について考える良い機会になっている」と話していました。
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新たな「伊那市誌」編纂へ
合併後の新伊那市を中心に、歴史や文化、自然などをまとめた新たな「伊那市誌」の編纂に向けた準備が進められています。
28日は、市役所で編纂委員会の初会合が開かれ、白鳥孝市長から委員13人に委嘱状が手渡されました。
委員長には、元教員で美篶下川手の春日利比古さんが選ばれました。
伊那市史は、約40年前に自然編・現代編・歴史編の3巻が発行されました。
合併前の高遠町、長谷村でもそれぞれ町誌・村誌が発行されています。
今回は、合併後初となる新たな伊那市誌を編纂します。
旧市町村誌が刊行されたのちの事柄を年代順にまとめるほか、新しい伊那市誕生の経緯や、これまでの施策、発展なども掲載します。
若者にも親しみやすい内容を目指し、映像や画像なども活かしたつくりにしていくとしています。
白鳥市長は「合併後から今日に至るまで社会が大きく変わっている。新しい時代の市誌として完成に向けて取り組んでほしい」と話していました。
今後は自然・教育・民俗文化など各分野の部会に分かれて、内容を検討していくということです。
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コロナ終息を願い 中学生が浦安の舞
上伊那の神職などでつくる伊那雅楽会は22日、伊那市の春富中学校で演奏会を開き、その中で3年生の女子生徒2人が新型コロナの終息を願い、浦安の舞を披露しました。
右が田路梛紗さん、左が中原寧々さんで体育館のステージで同級生を前に浦安の舞を披露しました。
伊那雅楽会は、雅楽に親しんでもらおうと3年前から春富中学校で演奏会を開いています。
今年は新型コロナの影響で訪れるメンバーを半分の5人に減らした為、舞を生徒に依頼をしました。
2人は小学生の時、地元の祭りで浦安の舞を披露した経験があります。
22日の本番に向け改めて稽古を行い、コロナ終息や3年生の高校合格を願い舞を披露しました。
伊那雅楽会は浦安の舞の他に、神事などで演奏する3曲を披露しました。
伊那雅楽会の花畑樹彦楽長は「一日も早くコロナがおさまり、穏やかな社会にもどってほしいです」と話していました。 -
無量寺で福ますの準備
箕輪町北小河内の無量寺で2月2日に行われる節分の行事で使う福ますの準備が26日行われました。
中川弘道住職は、新型コロナの厄災の退散を願い升に文字を書いていました。
26日は無量寺の中川住職がヒノキの升に「福」と「寿」の文字を書いていました。
無量寺では、昭和55年に地域住民の幸せを願い節分の行事を始めたということで、中川住職は当時から40年間福ますに文字を書いています。
節分は、立春を前に、鬼を払い1年の無事を祈願する行事です。
護摩祈祷で使う札には「厄災消除」の文字が書かれています。
今年は70個の福ますが用意され、3日間かけて文字を書いたということです。
無量寺では2月2日の午後3時から護摩祈祷会が行われます。
今年は豆まきはせず、午後4時から年男と年女が福ますに豆を入れて来場者に配るということです。
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現代学生百人一首で塩澤さん入選
東洋大学が全国の小学生から大学生までを対象に募集した、現代学生百人一首に伊那市の伊那西高校1年生の塩澤希風さんの作品が入選しました。
「自転車を私の横でひく君の日焼けした腕大好きでした」
文芸クラブに所属している塩澤さんの作品は、小学6年生のころ好きな男の子と並んで歩いた下校時の思いを歌にしたものです。
自分の隣にいる男の子の日焼けした腕を見て抱いた淡い恋心を表現したということです。
現代学生百人一首は、学生の視点から日常生活で感じたことなどを詠むもので、東洋大学が主催しています。
34回目となる今回は、全国から6万5,499首の応募があり、100首の入選作品の中に塩澤さんのものが選ばれました。 -
南箕輪村の「てくてく教室」閉講式
南箕輪村が開く運動不足の解消、生活習慣病の予防・改善を目的とした今年度の「てくてく教室」の閉講式が村民センターで行われました。
この日は教室の最終日でオンラインによる講座をうけたあと実際に運動をしました。
オンライン講座では松本大学 スポーツ健康学科の根本賢一教授から実践的な筋力トレーニングやウォーキングについて話を聞きました。
また運動実践では松本大学の学生がオンラインで受講生を指導していました。
教室は去年8月に開講し、全10回開かれてきました。
南箕輪村在住の人が対象で、今年度は12人が受講しました。
受講生たちは教室で学んだことを振り返りながら運動を行っていました。
最後に修了式が行われ受講生に修了証が渡されました。
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ピアノに合わせて親子リズム体験会
女性と子どもが安心して暮らせる社会づくりに取り組んでいる新日本婦人の会、伊那支部による親子リズム体験会が22日伊那市の西春近公民館で開かれました。
22日は、親子10組が参加し、リズムに合わせて走ったり、ジャンプをしたりして、体を動かしていました。
講師の唐木ともみさんは、「リズムに合わせて体を動かすことは、健康によくて幼児の発達によいものです。友達を作って楽しく参加してもらいたい」と話していました。
22日は他に絵本の読み聞かせもありました。
次回は29日金曜日西春近公民館で開かれ、参加費は無料となっています。 -
箕輪町の新成人に記念パンフ贈る
箕輪町の新成人有志でつくる実行委員会は、新型コロナウイルスの影響で中止となった今年度の成人式の代わりに、実行委員のコメントなどが入った記念パンフレットを作り贈ります。
20日夜は、町文化センターで梱包作業が行われました。
こちらがパンフレットです。
パンフレットには、実行委員長の登内フランクさんから、
「久々に集うからこそできることができないことを思うと寂しいです。大変な状況ではありますが、電話やメール等を活用しコミュニケーションとりながら、みんなで乗り越えていきましょう。」というメッセージが添えられています。
また、町からの記念品として3,000円分のクオカードも贈られます。
実行委員会では、新型コロナウイルスへの感染のリスクがあるとして、今月3日に予定していた成人式の中止を決めました。
そんな中でも、新成人たちに節目の年として思い出にしてもらおうと、記念パンフレットを贈ることにしました。
配布の対象となるのは、新成人約300人で、22日から順次発送されることになっています。 -
保科正之の漫画 小学5年生に贈呈
一般社団法人伊那市観光協会は、旧高遠藩主、保科正之の漫画冊子を新山小学校5年生の児童に贈りました。
今日は、伊那市観光協会や名君「保科正之公」の大河ドラマをつくる会の会員らが新山小学校を訪れ、5年生の児童に漫画冊子を手渡しました。
伊那市観光協会は、保科正之を知ってもらおうと、毎年市内の小学5年生に贈っています。
漫画冊子には、保科正之が高遠町で過ごした様子が描かれていて、伊那市の漫画家橋爪まんぷさんがイラストを描いています。
今日は大河ドラマをつくる会会長の北原紀孝さんが保科正之について説明していました。
北原会長は「保科正之は平和な世の中を作った人です。少しずつでいいので歴史に触れて学んでください」と話していました。
漫画冊子は、伊那市内15の小学5年生を対象におよそ650冊渡されるということです。
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伊那北・弥生再編統合 「校地検討会議」設置へ
伊那市の伊那北高校と伊那弥生ケ丘高校を再編統合する、新たな学校の場所や校舎について検討する「校地検討会議」が来月16日に設置されます。
19日は伊那北高校同窓会館で第2回伊那新校再編実施計画懇話会が開かれました。
新校の場所や校舎を専門に検討する「校地検討会議」を懇話会の中に設置する事が長野県教育委員会から報告されました。
メンバーは自治体や産業界、同窓会、学校関係者8人で、会議は原則非公開です。
伊那北と弥生を統合した新たしい学校は懇話会を経て、県教委が再編実施基本計画を策定し県議会の同意後に開校の準備に入る予定です。
19日の懇話会ではこの他に、これかの高校に期待される学力について、上智大学の那須正裕教授がリモートで話をしました。
次回の懇話会は来月16日で伊那北と弥生の生徒が新たしい学校に期待する事について発表する予定です。 -
県立歴史館と南箕輪小でオンライン授業
千曲市の県立歴史館と南箕輪村の南箕輪小学校をテレビ会議システムでつないだオンライン授業が19日行われました。
19日は県立歴史館と南箕輪小学校をテレビ会議システムでつなぎ、オンライン授業が行われました。
この授業は歴史館オンラインツアーと題し行われ、笹本正治館長らが縄文時代から近代までの歴史について説明しました。
南箕輪村の南箕輪小学校です。
各クラスにスクリーンが設置され、歴史館の授業を聞いていました。
県立歴史館では、県内企業の協賛を受けてイベントを行う「歴史館パートナーの日」を行っています。
19日は箕輪町に本社があるKOA株式会社の協力で「県立歴史館・KOAの日」が行われ、その一環で授業が行われました。
南箕輪小学校の子どもたちは歴史館を訪れる予定でしたが、新型コロナの影響でオンラインとなったものです。
歴史館と学校を繋ぎオンライン授業が行われるのは初めてだということです。
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高遠高校美術専攻・書道専攻 卒業制作展
高遠高校芸術コース美術専攻と書道専攻の生徒による卒業制作展が信州高遠美術館で開かれています。
卒業制作展は3年間の集大成として毎年開かれています。
美術専攻は、イラストレーションなど12人が36点を出品しています。
書道専攻は、古典を書き写した臨書など10人が33点を出品しています。
芸術コース卒業制作展は、来月4日まで開かれています。
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高遠高校音楽専攻定期演奏会
伊那市の高遠高校芸術コース音楽専攻で合唱部の定期演奏会が、伊那市のいなっせで17日、開かれました。
演奏会は、芸術コースの3年生が学習の成果を発表する、芸術フェスティバルの一環で開かれました。
例年は、伊那市高遠町の信州高遠美術館を会場としていますが、新型コロナ対策として観客との距離を取るため、ニシザワいなっせホールで開かれました。
合唱部の11人が、ポップスなどおよそ20曲を披露しました。
この日は、生徒の保護者や友人などが会場を訪れ、歌声に耳を傾けていました。
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大学入学共通テスト2日目トラブルなし
16日と17日に、全国一斉に行われている大学入学共通テストについてです。
大学入試センターによりますと、午後4時現在、県内の会場でトラブルなどの報告は入っていないということです。 -
大学入学共通テスト 全国一斉に始まる
大学入試センター試験に代わって今年初めて導入された「大学入学共通テスト」が16日から全国一斉に始まりました。
県内の試験会場では、午後4時現在トラブルなく進んでいるということです。
県内には、14の試験会場があり、上伊那では駒ヶ根市の長野県看護大学と南箕輪村の信州大学農学部の2か所で行われています。
県全体の志願者数は9,650人で、上伊那の2つの会場では合わせて941人となっています。
今回初めて導入された大学入学共通テストは、知識・技能だけでなく、思考力や判断力、表現力などを問う問題がこれまで以上に多く出題されるということです。
新型コロナウイルス対策として、国が各高校や塾などに対し、恒例となっていた会場周辺での呼びかけや激励の自粛を求めました。
受付では、密を避けるため前後の間隔をとって並んでいました。
教室では、机と机の間隔を1m以上離した他、試験終了後に10分間の換気も行われているということです。
16日は、地理歴史・公民、国語、外国語、英語のリスニングの試験が行われ、午後4時現在順調に進められているということです。
17日は、理科と数学の試験が行われます。 -
地域おこし協力隊に浅利さん
伊那市は、小中学校のICTを活用した教育の支援などを行うことに従事する地域おこし協力隊員を新たに1人を任命しました。
新たに地域おこし協力隊に任命されたのは北海道出身で大阪から伊那市に移住した浅利芙美さん44歳です。
4日は市役所で委嘱式が行われ、白鳥孝市長から委嘱書が手渡されました。
浅利さんは大阪のweb制作会社に勤務していてテレワークで今の仕事を続けながら活動します。
毎年、長野へ旅行に来ていた浅利さんは、いつかアルプスに囲まれた場所で暮らしたいと思い協力隊に応募したということです。
地域おこし協力隊として、小中学校でのICT・IoTを活用した教育の支援や教員のICT活用スキルの向上支援などを行います。
なお、伊那市の地域おこし協力隊員は現在、浅利さんを含め13人となっています。
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箕輪進修生が映像掲示システムを寄贈
箕輪町の箕輪進修高校のクリエイト工学科3年生は、課題研究で製作した映像掲示システムを箕輪町郷土博物館に今日寄贈しました。
今日は、箕輪進修高校の3年生が箕輪町郷土博物館を訪れ、課題研究で製作した映像掲示システムを贈りました。
映像掲示システムは製図台に小型コンピュータとモニターを取り付けて作りました。
モニター横にはボタンが4つあり、ボタンを押すと町の史跡や天然記念物を紹介する動画などが流れます。
この動画も生徒たちが制作しました。
箕輪進修高校から郷土博物館への映像掲示システムの寄贈は去年に続き2回目です。
博物館では「ボタンがついているのでゲーム感覚で子供たちにも学んでもらえたら」と話していました。
映像掲示システムは、博物館の2階に設置されるということです。
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校庭のスケートリンクで初滑り
伊那市の西春近北小学校の児童は14日、校庭に作られた屋外スケートリンクで初滑りをしました。
体育の授業で2年生29人がスケートをしました。
西春近北小学校では平成2年から冬になるとPTA作業で、陽のあたらない校舎北側に水を張りスケートリンクを作っています。
広さは縦18メートル、横9メートルで1年生と2年生が使います。
昨シーズンは暖冬で氷が思ったように張らず3回ほどしか滑ることができなかったということです。
今シーズンはここ数日の冷え込みで氷が15センチから20センチほどの厚さになりました。
授業では児童らが屋外のスケートリンクを何度も往復していました。
西春近北小学校では2月に岡谷市のスケート場でインストラクターから指導を受けることになっています。 -
伊那北小学校 児童会祭り
学年を越えて交流を深める児童会祭りが13日伊那市の伊那北小学校で行われました。新型コロナウイルスの影響もあり、時間を短くし二学年ずつ三部にわけて行われました。
一部は1年生と6年生・二部は2年生と5年生・三部は3年生と4年生という構成で90分ずつ行われました。
ボウリングやしんけいすいじゃくなど様々なゲームを楽しみました。
ボウリングは、ペットボトルに水を入れたピンをバスケットボールで転がして倒すものです。
児童会長の小原 桜さんは、「今日の児童会祭りなど楽しかったことを思い出しながら、残りの学校生活を楽しみたい」と話していました。
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県立歴史館で中村不折展
伊那市ゆかりの洋画家、中村不折の作品を集めた企画展が、
千曲市の県立歴史館で、9日から開かれています。
8日のオープニングセレモニーでは、笹本正治館長をはじめ、
白鳥孝伊那市長らがテープカットをして企画展の開催を祝いました。
中村不折は、明治中期から昭和初期にかけ、絵画や書、俳句などの分野で活躍した芸術家です。
幕末の江戸で生まれ、伊那市で育ちました。
展覧会は、「洋画家・書家・コレクター中村不折~伊那谷から世界へ~」と銘打ち、県内外の美術館や博物館が所蔵する代表作品を一堂に展示しています。
不折自らが旧高遠へ寄贈した文展出品作「卞和璞(べんか・たま)を抱(いだ)いて泣く」や、
パリでの留学の際学んだ「裸体習作(らたいしゅうさく)」。
また北信地域では初展示となった、不折が集めた日本と中国の書道資料コレクションなど、合わせて70点余りが並びます。
長野県立歴史館冬季展「洋画家・書家・コレクター 中村不折」は2月21日まで千曲市の県立歴史館で開かれています。 -
コロナ対策をして各地でどんど焼き
正月飾りを燃やして無病息災を願うどんど焼きが、9日、各地で行われました。
このうち箕輪町松島では、地区の役員およそ30人が集まり、午前10時に火が付けられました。
正月飾りなどを積み上げ周りに竹を組み、高さ5mほどの所にだるまを取り付ける昔ながらの形だということです。
例年、およそ300人が集まりとん汁を振る舞っているということですが、今年は新型コロナ感染防止のため役員のみの参加となりました。
9日の伊那地域の最高気温は0度までしか上がらず、真冬日だった8日に続き寒い1日となりました。
集まった人たちは、火の近くで暖まりながら、無病息災やコロナ収束を願っていました。 -
公立高校入試志願者第2回予定数調査
長野県教育委員会は、来年度の高校入学志願者を対象に行った2回目の予定数調査をまとめ、7日発表しました。
伊那北普通は募集人員200人に対し238人、伊那弥生ケ丘は200人に対し251人が志願しています。
辰野普通は、前期59人、後期69人です。
商業は前期11人、後期21人です。
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小中学校で3学期始業式
伊那市内の小中学校4校で始業式が行われ、6日から3学期が始まりました。
このうち高遠小学校の1年生の教室では、新年のあいさつをすますと子どもたちが宿題を提出していました。
高遠小の冬休みは新型コロナの影響もあり12月29日から5日までの8日間と、市内の小中学校で一番短い休みでした。
体育館では、全校児童が集まり始業式が行われました。
式では、5年生と6年生の代表児童4人が3学期に向けての目標を発表しました。
このうち6年生の宇治田岳君は「自然に挨拶できる学校になるよう、自分から率先して挨拶を行いたい」と話しました。
同じく6年生で児童会長の中村葉さんは「児童会の運営を工夫して行い、次期会長にバトンを渡し、小学校で最後となる3学期を友達と一緒に楽しみたいです」と話していました。
原文章校長は「3学期は48日間です。計画をもって行動し、集中して授業に取り組んで下さい」と子供たちに呼びかけていました。
伊那ケーブルテレビ放送エリア内の伊那市、箕輪町、南箕輪村の小中学校の始業式はあす・7日がピークとなっています。
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箕輪南宮神社で焼納祭と大祓祭
箕輪町木下の箕輪南宮神社で、縁起物をたき上げる焼納祭が、28日に行われました。
焼納祭には、神社総代15人が出席しました。
20日から28日までに住民から寄せられたダルマや熊手、破魔矢などの縁起物に火が付けられました。
箕輪南宮神社では、縁起物を燃やしてお祓いをする焼納祭を、毎年年末のこの時期に行っています。
また、28日は半年間の穢れを払う大祓祭も行われました。
紙を人の形に切った「人形」に、名前と数え年を書き、それをたき上げて穢れを払う神事です。
箕輪南宮神社の二年詣りは、大晦日の12月31日午後11時半からです。
今年は新型コロナ対策として、恒例の甘酒の提供は行わず缶コーヒーや缶ジュースを配る他、境内への入場を一方通行にするということです。 -
みはらしファームで〆の子 飾りつけ
伊那市西箕輪の農業公園みはらしファームで、〆の子の飾り付けが、28日に行われました。
28日は、組合員など関係者およそ30人が、来年の西暦と同じ2021本の〆の子を飾り付けていました。
みはらしファームでは、新年の営業開始となる2日の午前10時から「スタートまつり」を予定しています。 -
関崎さんマイプロジェクトアワードで県知事賞
南箕輪村の上伊那農業高校コミュニティデザイン科グローカルコースの2年生の関崎茉莉さんが、高校生独自の課題研究の発表の場、マイプロジェクトアワード2020長野県サミットで最高賞となる県知事賞を受賞しました。
28日は、上農高校で伊藤和巳校長から表彰状が伝達されました。
マイプロジェクトアワードは、自分が学んでいることや、興味関心のあることをプレゼンテーションする大会で、全国16か所で地方大会がオンラインで開かれました。
関崎さんはベジタリアンで、友人と食事を摂るときに肉が食べられないことなど、本人が抱える悩みや葛藤などを発表したということです。
10分間のプレゼンテーションを3回行い、見事県知事賞を受賞、全国大会出場を決めました。
伊藤校長は、「全国でも自分の力を信じて頑張ってほしい」と激励していました。
全国大会は、3月20日から3日間、オンラインで開かれます。