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羽広獅子舞 12日奉納へ稽古
伊那市の無形民俗文化財に指定されている西箕輪の羽広の獅子舞を継承する保存会は、12日の仲仙寺での舞の奉納に向け稽古にはげんでいます。
羽広の獅子舞はおよそ400年の歴史があり五穀豊穣や家内安全を祈る小正月の伝統行事です。
雄獅子と雌獅子の舞合わせが特徴で、羽広北側の地域が雌獅子の舞いを南側は雄獅子の舞を受け継いでいます。
毎年、仲仙寺に奉納する一週間前から稽古が行われています。
7日は雄獅子を担当する南側の保存会のメンバーが公民館に集まり稽古を行っていました。 -
小正月の風習「ほんだれ様」
箕輪町富田の向山喜通さんは、小正月の風習「ほんだれ様」の飾り付けを、7日に行いました。
この日は、向山さんが米粉で作ったまゆ玉を取り付ける作業をしていました。
「ほんだれ様」は稲穂が垂れる様子に見立てて飾りつけを行い、五穀豊穣などを願う上伊那の風習です。
向山さんが子どもの頃は150戸ほどある富田の多くの家で「ほんだれ様」を飾っていたということですが、現在は向山さんの家を入れて3戸ほどしかないということです。
向山さんは、父親から教わった、地域に伝わるやり方で毎年ほんだれ様を設置しています。
ヒノキの土台にミズブサと呼ばれる木を設置し、まゆ玉や稲穂に見立てた皮をはいだヌルデの枝を取り付けます。
豊作を願ってクワなどの農機具を、山仕事の安全を願ってノコギリやチェーンソーを供えます。
また「病魔をさける」という語呂から酒も供えます。
向山さん(76)は「今の時代はいろんな都合があるし、やるにもひと苦労なので大変だけど、伝統を残していきたいので続けています。神頼みで去年のような災害が起こらない一年になれば、と願います」と話していました。
向山さんの家では、20日にどんど焼きで燃やすまで飾り続けるということです。 -
高校入学志願予定数 弥生291人
長野県教育委員会は、来年度の高校入学志願者を対象に行った2回目の予定数調査をまとめ、7日に発表しました。
募集人員が40人減となった伊那弥生ケ丘高校は200人に対し291人が志願しています。
辰野普通は、前期65人、後期83人です。
商業は、前期23人、後期25人です。
上伊那農業は、生物生産、生命探究、アグリデザイン、コミュニティデザイン一括で、前期136人、後期169人です。 -
美篶小学校 三学期スタート
上伊那地域の一部の小中学校では冬休みが終わり、伊那市の美篶小学校では7日から3学期が始まりました。
美篶小学校の4年1組の教室では、冬休みの宿題の書き初めを提出していました。
児童たちは友達と冬休みの出来事を話していました。
始業式では4人の児童が「3学期に頑張りたいこと」を発表しました。
このうち3年2組の酒井元くんは「苦手なリコーダーや跳び箱、漢字が得意になれるように頑張りたい」と話しました。
5年1組の稲村青奈さんは「漢字と算数の勉強法を工夫し、積極的なあいさつを心がけたい」と話しました。
山崎茂則校長は「今年は十二支の一番初めの子年です。子年は種に蓄えていた力が芽吹く年です」と話し、「3学期は何事も積極的に、継続力を持って取り組んでほしい」と呼びかけました。
長野県によりますと、上伊那の小中学校の3学期の始業式のピークは、中学校が7日、小学校は8日ということです。
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伊那西高校合唱コンクール 3年5組1位
伊那市の伊那西高校で26日、合唱コンクールが開かれ、3年5組が1位に選ばれました。
この日は1年から3年までの全クラス、16クラスが、課題曲の「浜辺の歌」と自由曲を歌いました。
合唱コンクールは、クラスの絆を深める機会として毎年開かれています。
審査の結果、「若葉よ来年は海へゆこう」を歌った3年5組が1位に選ばれました。
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総合学習の成果 味わう
伊那市の伊那中学校の3年生は総合学習で取り組んできた「食」についての学習成果を味わってもらう「食フェス」を25日学校で行いました。
食フェスでは3年生の他に、市内の飲食店等がブースを出し、生徒達や訪れた保護者が伊那の味を楽しんでいました。
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箕輪南小学校で終業式 冬休みへ
箕輪町の箕輪南小学校で25日、2学期の終業式が行われ子どもたちが年末年始の冬休みに入りました。
4年生のクラスでは、総合学習の時間に作った、来年の干支のねずみをデザインした焼き物を持ちかえりました。
4年生担任の丸山伸一教諭は、「宿題をきちんとこなして、家族と過ごす時間を大切にしてほしい」と呼び掛けていました。
多目的教室で行われた終業式では、1年生と4年生の児童が2学期に頑張ったことや楽しかったことを発表しました。
4年生の井口圭吾くんと那須千咲さんが百人一首の形式で発表しました。
箕輪南小学校の2学期は85日間で、運動会やマラソン大会がありました。
髙見真美校長は、「冬休みの間も家に籠らず外に出て体を動かして友達と遊ぶことを大切にしてください」と話していました。
箕輪南小学校の冬休みは、来年1月7日までの13日間です。 -
駒工のコマレンジャーがスマホ指導
駒ヶ根市の駒ヶ根工業高校の生徒が24日、伊那市の伊那西小学校の児童にスマートフォンの正しい使い方を教えました。
この日は駒ヶ根工業高校の情報技術科と、コマレンジャー同好会の生徒が、SNSを利用する時の注意点などを説明しました。
SNSに投稿された画像に映り込んだ壁やカーブミラー、車のボンネットの反射などから自分の居場所が特定されるリスクがあると話しました。
また、実名は載せないこと、音声は消して投稿することを児童に呼びかけました。
ある児童は「よくSNSを使うが知らないことがあった。今回教わったことを忘れずにいたい」と話していました。
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芸劇ウインド・オーケストラ・アカデミー クリスマスコンサート
箕輪町と防災協定などを結んでいて交流がある、東京都豊島区のオーケストラのクリスマスコンサートが21日、町文化センターで開かれました。
演奏したのは、東京都豊島区の東京芸術劇場芸劇ウインド・オーケストラ・アカデミーです。
この日は、クリスマスをテーマにアレンジした6曲が披露されました。
ウインド・オーケストラ・アカデミーは、東京芸術劇場が2014年から若手演奏家の育成を目的に開いているもので、都内を中心に演奏活動を行っています。
箕輪町での演奏は今回初めてで、豊島区からオーケストラの紹介があったということです。
メンバーは、「コンサートならではの、生の木管五重奏を楽しんでください」と話していました。
会場には、およそ400人が集まり演奏を楽しんでいました。 -
若手高校教諭が働きがいなどを語る
長野県教育委員会は、高校教員の仕事について知ってもらい将来の選択肢の1つにしてもらおうと、高校生と保護者を対象にした催しを21日、伊那市内で開きました。
会場の伊那北高校には、南信地域の高校生と保護者およそ20人が集まりました。
県立高校や中学校で働く若手の教員5人が、仕事のやりがいや苦労などを話しました。
ある教員は、「教科指導、クラス運営、部活顧問など、学校には自分の過ごす【場】がいくつもある。その【場】を通して得たことを生徒に還元していくことが魅力の1つだ」と話していました。
この催しは、キャリア教育の一環として県教育委員会が開いたもので、今年で2年目です。
県教委では、「自ら学び続け子どもや保護者に寄り添うことができる教員を目指してほしい」と話していました。 -
市民大学講座 「音楽と花」
伊那市で活動している音楽コーディネーターで華道家の北沢理光さんを講師に招いた、まほら伊那市民大学の講座が、19日ニシザワいなっせホールで開かれました。
北沢さんは講座で、音楽や花との出会いや、これまでの人生について語りました。
北沢さんは、伊那文化会館を誘致するため、1983年に34歳で務めていた会社を退社し、伊那フィルハーモニー交響楽団や、いな少年少女合唱団などの音楽団体を立ち上げてきました。
また、華道の家元としても活動していて、いなっせのステージなどを飾っています。
今回は生け花の実演も披露されました。
北沢さんと親交のある、伊那市のピアニスト、石川みどりさんのクリスマスソングに合わせ、ぽポインセチアを使った生け花が作られました。
ある男性は「音楽や花などには今まであまり関心が無かったが、講座をきっかけに興味を持てたと思う」と話していました。
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上伊那の高校生が制作 美術展
上伊那8校の生徒が制作した絵画作品などが並ぶ「第58回上伊那高等学校美術展」が、19日から伊那市の伊那文化会館で始まりました。
会場には、駒ヶ根工業高校を除く上伊那8校の生徒の作品102点が並んでいます。
作品は生徒たちが1年以内に制作した近作で、油絵やアクリル画を中心に、陶芸や立体作品なども並びます。
身近な風景や人物、架空の世界を描いたものなど、題材は様々です。
こちらは伊那北高校の生徒9人が共同で制作した作品です。
木のボードにレシートを貼り、レシートをはんだごてとアイロンで熱してイラストを描いていて、環境問題に目を向けてほしいというメッセージが込められているということです。
作品展は、部活やクラブ、コースで学んできた生徒たちの1年間の成果を披露する場として毎年開かれています。
第58回上伊那高等学校美術展は、22日(日)まで、伊那市の伊那文化会館美術展示ホールで開かれています。 -
第2期子ども・子育て支援事業計画 素案
伊那市は保育サービスや支援施策の基本となる「第2期子ども・子育て支援事業計画」の素案を昨夜示しました。
17日は市役所で伊那市子ども・子育て審議会が開かれ、市側が素案を示しました。
第2期計画は、来年度から令和6年度までの5年間を計画期間としています。
素案では「子どもと親の笑顔があふれ、安心して子育てできるまち いなし」を目標としています。
施策では子どもの貧困対策が新たに加えられ、ひとり親世帯の生活支援などが盛り込まれています。
この他に力を入れ取り組むものとして医療ケアが必要な子どもの就学支援、児童虐待の予防と早期発見、保育士の確保と処遇改善をあげています。
委員からは「保育の質についても評価してほしい」「インターネットのリスクへの対応を具体的に入れてほしい」などの意見が出されていました。
伊那市では、来年1月に原案を示し、ホームページなどでパブリックコメントを募集し、2月の審議会で最終案を示す事にしています。
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正月を前に園児がもちつき
正月を前に、南箕輪村の西部保育園で17日、年長園児が餅つきを体験しました。
この日は年長園児22人が「よいしょ、よいしょ」の掛け声に合わせて餅をつきました。
園児らは、地元住民に手伝ってもらいながら、自分の身長ほどある杵を振り下ろしていました。
西部保育園では、正月の行事を体験してもらおうと毎年もちつきを行っています。
ついたもちは、あんこやゴマをまぶして給食の時間に味わったということです。 -
日露映画関係者 制作説明会
伊那市長谷の分杭峠をロケ地の1つに撮影が進められる、日本とロシアの合同映画「歳三の刀」の制作説明会が、伊那市高遠町の信州高遠美術館で、16日開かれました。
「歳三の刀」は、新撰組の副長、土方歳三に命を救ってもらった祖先を持つロシア人の青年が、歳三のメモ書きを頼りに来日し、自然災害に見舞われる日本を助けるという歴史ファンタジーです。
映画はロシア人プロデューサーのもと、日露合同で制作されます。
監督のひとりで東京都に住む増山麗奈さんです。
元国土交通省三峰川総合開発工事事務所の所長、宮本高行さんから、ロケ地として分杭峠を提案されたと言うことです。
日露合同映画「歳三の刀」は2021年9月にロシアで行われる「アムールの秋映画祭」で公開後、日本で上映される予定だということです。 -
信州ねんりんピック2人が最優秀賞
9月に飯山市で開かれた60歳以上のスポーツや文化の祭典2019信州ねんりんピックで、伊那市在住の2人が最高賞にあたる長野県知事賞を受賞しました。
20日は、伊那合同庁舎で表彰式が行われ、長野県長寿社会開発センター伊那支部の丸山敏樹支部長から受賞者に表彰状が贈られました。
伊那市西箕輪の高林千尋さん78歳は、日本画の部で県知事賞を受賞しました。
4月のまだ雪が残る時期に、自宅近くで近所の人が野焼きをしていたところを墨で表現したということです。
伊那市西春近の保科文夫さん85歳は、手工芸の部で県知事賞を受賞しました。
銅の板にチョウや菊の花の模様をつけた刀の鍔で、完成するのに1年半かかったということです。
ねんりんピックは、60歳以上の人を中心に、スポーツ・文化・健康・福祉の総合的な祭典として毎年開かれています。
厚生労働省の創立50周年を記念して1988年に始まりました。
上伊那では他に、宮田村の女性と飯島町の男性が最高齢者賞を受賞しています。 -
読書大賞 辻村深月の「かがみの孤城」に
上伊那8校の高校生が読み応えのある本を選ぶ「読書大賞」の投票が14日、伊那市のいなっせで行われ、辻村深月の「かがみの孤城」が大賞に決まりました。
この日は、上伊那の8校から図書委員33人が集まり、読書大賞の候補に挙がった6つの作品について意見交換をしました。
参加者による投票が行われ、大賞に選ばれたのは、辻村深月の「かがみの孤城」です。
「深く重厚な世界観に引き込まれた」、「主人公に共感する場面が多かった」、「吸い込まれるように読めた」、など高評価の意見が集まり、大賞に選ばれました。
高校生の「読む」「書く」「聞く」「話す」力を育て、各校の交流を深めようと、上伊那高校図書館協議会生徒研究会が2009年度から行っているものです。
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太鼓グループ「鼓龍」公演
南箕輪村の太鼓グループ「鼓龍」の第5回公演「大地から響き渡る鼓動2019」が村民センターで14日開かれました。
会場には300人程が訪れ、メンバーは力強い演奏を披露しました。
演奏会は数年おきに開催していて、今日は、オリジナル曲など14曲を披露しました。
鼓龍は1995年に公民館講座の卒業生が中心となり結成し、今年で24年目となります。
村内を中心に高校生から70代までの23人が所属し、週1回練習をしています。
演奏会では、小中学生でつくるCoco龍のメンバーも一緒になって踊りを披露し会場を沸かせていました。
代表の井原夏二さんは「太鼓をとおして、仲間との絆を強くし、次の世代へ繋げていきたい」と話していました。
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南中生徒 バスガイドから学ぶ
南箕輪村の南箕輪中学校の3年生は6日、コミュニケーションの心構えをバスガイドから学びました。
この日は南箕輪中学校の3年生およそ150人が、講師の話に耳を傾けました。
講師は伊那バス株式会社のバスガイド、北原優さんです。
北原さんは身だしなみや、言葉使いに関するチェックリストを用意し、コミュニケーションの基本だと説明しました。
生徒たちはリストをもとに自分をチェックしたり、適切なお辞儀の角度も確認しました。
また、北原さんは乗客に興味を持ってもらうために様々な工夫をしていると話し、その一つとして奈良県の歴史をわかりやすく紹介する歌を披露しました。
今回の講演会は、これから受験を迎える3年生に面接や高校生活で役立ててもらおうと開かれました。
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地域貢献 「伊那緑ヶ丘」「緑ヶ丘敬愛」表彰
伊那市の伊那緑ヶ丘幼稚園と緑ヶ丘敬愛幼稚園は長年の地域貢献活動が評価され長野県私学教育協会理事長表彰を受賞しました。
11日は、緑ヶ丘敬愛幼稚園の宮原健園長や園児の代表などが市役所を訪れ、林俊宏副市長に受賞を報告しました。
協会は地域振興や教育の発展を目的に作られ、県内の私立の大学や高校、幼稚園など110団体が加盟しています。
伊那緑ヶ丘と緑ヶ丘敬愛幼稚園は40年以上にわたり伊那まつりで鼓笛隊の演奏を披露してきた事が評価され、先月、諏訪市で開かれた長野県私学振興大会で理事長表彰を受賞しました。
鼓笛隊は年中と年長園児がメンバーで、演奏以外にもみんなで一つの事を達成する喜びや道具を大切にすることを学んでいるという事です。
林副市長は「鼓笛隊は伊那まつりの楽しみの一つです。来年も協力お願いします」と話していました。
今年度の振興大会では伊那緑ヶ丘と緑ヶ丘敬愛幼稚園の他に上伊那では伊那西高校が表彰されています。
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南部小 遠隔授業でプログラミング
南箕輪村の南部小学校の5年生は信州大学教育学部の学生からプログラミングを遠隔授業で10日、教わりました。
この日は南部小学校の5年生およそ20人が、タブレット端末を用いてプログラミングを行いました。
長野市にいる信州大学教育学部の学生から遠隔授業を受け、画面内のヒヨコを移動させるプログラミングを行いました。
文部科学省は、来年度から小学生のプログラミング教育を必修化します。
南箕輪村は文部科学省の遠隔教育システムに参加していて、信州大学教育学部の学生の協力により、今回、授業を行いました。
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内藤家に入野谷在来そばを献上
1600年代から8代に渡り高遠藩の藩主を務めた内藤家に入野谷在来そばを納める献上式が10日、伊那市高遠町の飲食店で行われました。
この日は伊那市高遠町の飲食店 楽座・紅葉軒で献上式が行われ、信州そば発祥の地伊那そば振興会の飯島進会長から内藤家17代目当主の内藤頼誼さんにそばの種とそばが献上されました。
飯島会長は「高遠城ご帰還の折に献上差し上げます。先月からご城下の民による毒見は済ませてあります故ご安心の上お召し上がりください」と口上を読み上げました。
この日は内藤頼誼さん夫妻と長男夫妻、孫夫妻も伊那市を訪れ、全員で入野谷在来そばを味わっていました。
入野谷在来そばは、昭和20年代まで高遠町や長谷で育てられていたそばで、県の試験場にわずかに残っていたものから復活させました。
伊那そば振興会によると、江戸時代には米が採れずそばを年貢として納めていたという文献も残っているということです。
内藤さんは「大変感動している。そばの復活は県や大学、住民が関わってくれて三者が一緒になったおかげでできたものですね」と話していました。
またこの日は、内藤さんと白鳥孝市長が高遠城址公園にタカトオコヒガンザクラを植樹しました。
白鳥市長は「当主に作業をさせてしまって申し訳ありませんが、記念になればうれしいです」と話していました。 -
2019そろばんコンクール開催
日本珠算連盟が主催する、上伊那のそろばん教室を対象にしたそろばんコンクールが、伊那市の伊那商工会館で7日、開かれました。
そろばんコンクールは、かけ算、わり算、みとり暗算、みとり算のそれぞれ300点で、合計は1200点で競います。
今回は上伊那にある7つのそろばん教室から小中高校生合わせて45人が参加しました。
全参加者のうち最高得点者は985点で、伊那弥生ケ丘高校の備前ゆき恵さんでした。
小学生最高得点者は975点で、伊那東小学校の藤原拓海くんでした。
日本珠算連盟伊那支部の伊藤正会長は「何事も挑戦する姿勢を大切にしてほしい。
これからもコンクール出場を目指して頑張ってほしい」と話しました。
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伊那フィルハーモニー交響楽団定演
地域の音楽愛好家でつくる伊那フィルハーモニー交響楽団による
定期演奏会が8日伊那文化会館で開かれました。
定期演奏会ではモーツァルトやベートーベンなどのクラシックが披露されました。
伊那フィルハーモニー交響楽団は1985年に発足し今回が32回目の定演となります。
伊那フィルハーモニー交響楽団団長の北沢理光さんは「団員が減り思うように活動できない時期もあったがここ数年は新しい仲間も増えている。
伊那谷に根付いた音楽活動を地道に続けていきたい」と話していました。
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伊那市民芸術文化祭
上伊那の様々な団体が展示や舞台で発表する第16回伊那市民芸術文化祭が伊那市のいなっせで7日まで行われています。
会場には、手芸や絵画、書道など上伊那の21の団体や個人が作品を展示しています。
この文化祭はNPO法人伊那芸術文化協会が多くの人に文化活動に親しんでもらおうと開いているもので、今年で16回目です。
今年は初めて伊那市の障害者多機能型事業所の輪っこはうす・コスモスの家、ゆめわーくが作品を出品しました。
茶道などの体験コーナーもあり日本文化に触れることができます。
伊那市民芸術文化祭は明日もいなっせで行われます。
展示は2階の展示ギャラリーと5階の研修室、舞台発表は6階のニシザワいなっせホールです。
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長谷中 長野県学校花壇コンク大賞受賞
学校花壇の出来ばえを競う長野県の秋の「フラワー・ブラボー・コンクール」で伊那市の長谷中学校が最高賞の大賞を受賞しました。
長谷中の大賞受賞は3年ぶり7回目となります。
花壇は「レインボーウェーブ」をテーマに3種類のサルビアやマリーゴールドなどで一人一人の個性や特徴を表現したという事です。
大賞受賞は花壇の出来に加え、長谷地区の全戸へパンジーの苗の配付や地域の人達と一緒に花壇づくりを行うなど、花をとおして地域を盛り上げている点も評価されたという事です。
3日は、造園委員会の中山春香委員長と小笠原俊平副委員長が市役所を訪れ、白鳥孝市長に大賞受賞を報告しました。
白鳥市長は「これからも花を通して長谷を盛り上げて下さい」と話していました。
秋のコンクールには、県内の61校が参加しました。
長谷中は39年連続で入賞していて、大賞は3年ぶり7回目の受賞で県内最多だという事です。
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小学生がしめ飾り作りに挑戦
今年も残すところ1か月をきり、年末年始を迎える準備が進んでいます。
南箕輪村の南部小学校では、自分で作ったしめ飾りを家に飾って新しい年を迎えようと3日、児童がしめ飾り作りを教わりました。
この日は、全校児童およそ200人とその保護者が、南部小の校外活動などをサポートするボランティアグループのメンバーから作り方を教わりました。
ワラを綯う工程では、途中でほどけてバラバラになってしまい悪戦苦闘していました。
児童らは「ワラをねじる作業がなかなかできなくて難しい」「難しい部分もあるけど楽しい」と話していました。
ワラの組み立てが終わると、飾りを取り付けていました。
南部小では、日本の伝統文化を子ども達に知ってもらおうと、毎年しめ飾りを全校で作っています。
この日作ったしめ飾りは、それぞれ家に持ち帰って飾るということです。 -
雨宮国広さん 石の斧を実演
縄文時代の道具、石の斧で家を建てる大工、山梨県在住の雨宮国広さんが29日伊那市の美篶小学校を訪れ、縄文時代の道具について紹介しました。
裸足にタヌキの毛皮姿で現れた雨宮さん。
29日は伊那市の美篶小学校で、石の斧を使って、人々の暮らしの移り変わりについて話しました。
雨宮さんは縄文時代の道具・石の斧などを使って家を建てる「縄文大工」です。
3万年前の航海を再現しようという国立科学博物館の取り組みで、雨宮さんが丸木舟の製作を担当しました。
舟は石の斧で木を切り倒し中をくりぬいたもので、今年7月に台湾から沖縄までの航海に成功しました。
石の斧は、木の棒の先に硬い石を取り付けたものです。
縄文時代に使われていたのはこの石の斧で、弥生時代に鉄の斧ができるまで使われていたということです。
雨宮さんは、石の斧と鉄の斧、チェーンソーを比べ、人の暮らしがどう変わっていったか児童たちに投げかけていました。
児童も縄文時代の斧を体験していました。
この授業は、美篶小開校118年を記念して、地元住民でつくる美篶小学校資料館運営委員会が雨宮さんを招き行われました。
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中学生 長期休暇中の自習室 実施地域拡大
伊那市の教育委員会は、長期休暇中の中学生を対象にした自習室を、来年3月の春休みから実施地域を拡大して開設します。
28日は伊那市の防災コミュニティセンターで、定例教育委員会が開かれました。
これまで夏休みや春休みの中学生を対象にした自習室は、春富中学校の通学区にある2つの公民館で開かれていました。
来年3月の春休み期間中からは、伊那中学・東部中学区、西箕輪中学区、春富中学区、高遠中学区にある公民館などで5日間、自習室が開設されます。
自習室では学習支援サポーターから指導が受けられるほか、軽食が提供されます。
伊那市の教育委員会は、自習室の開設により、長期休暇中も生徒が規則正しい生活を送り、基礎学力が定着することを推進していきたいとしています。 -
西箕輪小5年生 収穫祭
伊那市の西箕輪小学校の5年生は、総合学習で育てたもち米とコシヒカリの収穫祭を学校で27日行いました。
27日は収穫したもち米の一部 27キロで餅つきをしました。
最初は保護者が手伝い米をすりつぶし、次に子ども達が杵でついていきました。
餅がつきあがると、体育館では母親らが一口だいの大きさにまるめ、きな粉やゴマ、あんこと合わせていました。
西箕輪小学校の5年生は、収穫祭で余った米を来月校内で販売することにしています。