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22日に春富中学校吹奏楽部がラストコンサート
今月22日に伊那市の春富中学校吹奏楽部によるラストコンサートが春富中学校第二体育館で開かれます。 ラストコンサートは3年生最後の演奏で当日は2時間にわたり約20曲を披露します。 吹奏楽部は部員が55人でそのうち3年生は14人です。これまで持てる力を発揮して しっかりした演奏をしようと「全力疾奏 届ける音楽、届ける想い」をスローガンに活動してきたということです。 今年度は県大会で優秀賞に選ばれ東海マーチングコンテストにも出場しました。 顧問の金子正洋教諭は3年生について「人数は少ないが活動に熱心で下級生を引っ張ってきてくれた。」と話していました。
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「ポレポレわんぱく村」子どもたちに様々な体験を
伊那市高遠町で活動している信州高遠花摘み倶楽部などは、子どもに様々な体験をしてもらうイベント「ポレポレわんぱく村」を14日に行いました。 会場には、7つの体験型のブースが設けられ、訪れた親子連れが楽しんでいました。 アフリカの楽器に触れられるブースでは、ヤギの革でできたギニアの太鼓の演奏を体験していました。 このイベントは、伊那市高遠町のポレポレの丘で活動している信州高遠花摘み倶楽部のメンバーと、県内各地でイベントを企画している信州体験の風をおこそう運動推進事業実行委員会が初めて企画したものです。 倶楽部では「遊びを通じて様々な経験をし、心も体も元気な子供に育って欲しい」と話していました。
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箕輪南小学校 全校で「もみじ給食」
箕輪町の箕輪南小学校は、地域の人を招いて、全校で給食を味わう「もみじ給食」を18日に行いました。 秋の紅葉をたのしみながら学校の庭で食べる予定でしたが、気温が低かったため体育館に集まりました。 食材を提供している地域の農家2人が招待され、児童と一緒に給食の時間を過ごしました。 この日のメニューには、2人が提供した米とカボチャが使われています。 箕輪南小学校では、「農家の人が苦労して食材を作ってくれている事に思いをはせながら味わってもらいたい」と話していました。
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プログラミング×ドローン 長谷小で体験会
2020年から小学校で必修化となるプログラミング教育にむけて、伊那市はドローンを取り入れた授業を実施します。 これに先立ち、ドローンの体験会が、16日、長谷小学校で開かれました。 16日は、長谷小学校の5年生が、全校児童にドローンの操作方法を教えていました。 5年生は、今年の夏から総合学習として、プログラミングについて学んでいます。 プログラミングとは、コンピュータープログラムを作成し、人間の意図した処理を行うようコンピューターに指示を与える行為です。 市では、2020年から小学校で必修化となることから、伊那市らしい取り組みを行おうと、今回プログラミングができるドローンを10基導入しました。 5年生は、先週初めて扱ったということですが、慣れた手つきで教えていました。 他に、災害現場や工事現場などで活用する大型ドローンのデモンストレーションが行われました。 ドローンを使った撮影などを行っている手良の蟹澤幸一さんが、上空から記念写真を撮っていました。 18日からは、ドローンフェス㏌INA Valleyが長谷を会場に開かれます。 市では、「地域で行われている最先端技術の取り組みに興味を持ってもらいたい」と話していました。
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伊澤修二記念音楽祭に向け 迫学部長が指導
28日に行われる第31回伊澤修二記念音楽祭で東京芸術大学の学生オーケストラと共演する合唱団の練習が13日行われ、当日指揮をする迫昭嘉音楽学部長が指導しました。 13日は公募により選ばれた合唱団と、当日一緒に歌う伊那市内4つの高校の合唱部の部員が練習しました。 迫学部長は去年の音楽祭ではピアノ演奏を披露していて、音楽祭への出演はこれで3回目です。 当日はベートーヴェンの交響曲第9番第4楽章をドイツ語で歌います。 迫学部長は、ドイツ語の発音やリズムなどを指導していました。 練習は当日までにあと2回行われる予定です。 伊澤修二記念音楽祭は28日に行われます。 迫学部長指揮による第九の演奏は、第二部で午後2時30分から伊那文化会館で行われます。
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大政奉還から150年 特別展「庶民が見た幕末」
徳川幕府が大政奉還してから今年で150年となります。 14日から、箕輪町の幕末をテーマにした箕輪町郷土博物館の特別展が始まりました。 「庶民が見た幕末~箕輪郷騒動記~」と題した特別展では、当時の箕輪郷で起こった2つの出来事「水戸浪士の松島宿止宿」と「太田領離脱騒動」を取り上げていて、関係資料23点が展示されています。 「水戸浪士の松島宿止宿」は、当時の箕輪郷には、松島宿という宿場町があり、水戸浪士が宿泊した出来事です。 水戸浪士の一行は、尊王攘夷の志をのちの徳川慶喜に訴えるため、伊那街道を通り、京都に向かいました。 もうひとつは、「太田領離脱騒動」です。 こちらは、江戸中期から箕輪郷のおよそ半分を治めていた太田氏の具足です。 太田領は年貢が高く領民に不満がつのっていたことから、明治新政府が成立したことをうけ、太田領を離脱したいという騒動が起こりました。 特別展「庶民が見た幕末」は、来月12日まで、箕輪町郷土博物館で開かれています。 22日と来月11日には展示解説、今月29日には太田氏ゆかりの地を歩くイベントが行われます。
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老松場古墳群 調査結果速報展
南信最古の可能性もある伊那市東春近の老松場古墳群についての調査結果をまとめた速報展が、伊那市の創造館で開かれています。 会場には、老松場古墳群について解説したパネルやドローン映像・巨大地図などが展示されています。 2015年2月に地区住民が一帯を公園として整備をする活動を始めたことが今回の発見につながりました。 整備活動に参加していた東春近小学校の子どもたちが、古墳群の一つが前方後円墳ではないかという疑問を持ち、その年の12月に測量を行いました。 その結果前方後円墳の可能性が高まり、関西大学と伊那市教育委員会が合同で3年がかりの調査を始めることになりました。 今年8月にはその第1次調査が行われ、これまでの動きと調査結果をまとめたものが今回の速報展です。 伊那ケーブルテレビでは、このほど、現地で、長野県考古学会の小林 正春会長や創造館の濵 慎一学芸員を招いて番組収録を行いました。 来年8月には現地で発掘調査が予定されています。 速報展では、上伊那のほかの遺跡から出土した勾玉や鉄の刀なども展示されています。 老松場からも同じような出土品がでることが予想されるということです。 老松場古墳群の調査速報展は、11月13日まで行われています。 なお伊那ケーブルテレビの老松場古墳群について扱った番組「月刊ワイドニュース10月号」は、17日までご覧のチャンネルで放送しています。
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中国西安の幼稚園 村保育園視察
中国西安市の幼稚園の関係者が、12日、南箕輪村の中部保育園を訪れ、日本の保育の様子を視察しました。 中部保育園を訪れたのは、中国西安市の嘉祥幼稚園の園長や保育士ら4人と、今回の訪問をサポートしている日中友好文化経済交流協会のメンバーです。 訪問団は、園内を視察して回りました。南箕輪村内の5つの園と、西安市の幼稚園は、国際交流を行う調印を平成7年に結びました。 以来、交流が続けられていましたが、国際情勢の変化などもあり、5年間ほど疎遠になっていました。 交流協会のメンバーが、今年6月に西安市を訪れたことが縁で、交流を復活させ発展させようという運びとなり、今回、訪問団が村を訪れることになりました。 訪問団は、園の設備について質問したり、園児と触れ合うなどしていました。 年長クラスではハンカチ落としをして遊んでいましたが、中国にも同じゲームがあるということで、歌を紹介していました。 今回の訪問受け入れの中心となった、西安出身で、日本に帰化した日中友好文化経済交流協会理事長の吉田(よしだ) 明玉(あきお)さんです。 この交流を保育園だけでなく、上伊那地域全体に広げていきたいと考えています。 訪問団は、12日、南箕輪村長を表敬訪問したほか、高齢者福祉施設なども見学しました。 一行は13日も、上伊那地域の施設を視察し、14日に帰国する予定です。
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2校の交流の絆をシンボルマークに
伊那市の東部中学校が、タカトオコヒガンザクラの縁で交流を続ける宮城県仙台市の高砂中学校との絆を深めようと、両校の交流を表現したシンボルマークの作製が進められています。 10日は、高砂中学校の生徒およそ30人が東部中を訪れ、両校の交流の絆を目に見える形で表現しようと、シンボルマークの作製について意見を交わしました。 これまで考えてきたシンボルマークが両校から提案されました。 東部中では、それぞれに植えられた4本の桜を表現したシンボルマークなど3つが提案されました。 高砂中からは、東部中と高砂中を結ぶ桜の後ろに虹が表現されたシンボルマークなど3つが提案されました。 生徒からは、「それぞれの絆がひと目でわかるようなシンボルにしたい」といった意見が出されていました。 東部中の桒原泰成(くわばらたいせい)会長は「シンボルマークを見れば、高砂中は東部中のことを、東部中は高砂中のことを思い出すような、そんなものができればうれしい」と話していました。 高砂中の橋浦陽之介(はしうらひろのすけ)会長は「交流がひと目で分かって、後世に引き継いでいけるようなマークにしたい」と話していました。 シンボルマークは、今後お互いの執行部で検討を重ね、早ければ年末に決まるということです。
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油絵とアクリル画 北彩の会展
上伊那の絵画愛好者でつくる北彩(ほくさい)の会の展示会が、伊那市のいなっせで開かれています。 会場には、油絵とアクリル画、40点が展示されています。 北彩の会は、上伊那の絵画愛好者でつくるグループで、週に一度市内で集まって活動しています。 年に一度、活動の発表の場として展示会を開いていて、今年で4回目です。 各種展示会にも出品し技術を磨いていて、この作品は、今年の伊那美術展に出品し、最高賞を受賞しています。 北彩の会の展示会は、15日(日)まで伊那市のいなっせ2階展示ギャラリーで開かれています。
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福与諏訪社の秋の例大祭 子供みこし練り歩き
箕輪町福与では、福与諏訪社の秋の例大祭に合わせて8日に子供みこしが区内を練り歩きました。 福与区に住む保育園児から小学6年生までの子供60人が、みこしを担ぎました。 笹につけた提灯を持った行列が先頭を行き、みこしが続きます。 午前9時10分に福与公民館を出発し40分ほどかけて福与諏訪社を目指しました。 みこしは、区民一体となって元気になる地域づくりを進めようと平成23年度に発足した「福与と人を元気にする会」が手作りしたものです。 毎年秋の例大祭で担いでいて、今年で7年目になります。 今年は、新しく俵みこしを作りました。 会では、「子ども達に楽しんでもらい、賑やかな祭りにしていきたい」と話していました。
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伊那市西町の春日神社 子供神輿が区内を練り歩き
伊那市西町の春日神社では、秋の例大祭が行われています。 宵祭りの7日は、子供神輿が区内を練り歩きました。 西町に住む小学1年生から6年生まで約100人が、南北2つのルートに分かれて神輿を担ぎました。 商店の前でご祝儀を受け取ると、お礼に神輿を回して商売繁盛を願いました。 境内では、澤(長持保存会が長持ちを奉納しました。 メンバー20人ほどが継承していて、春日神社の例祭では50年ほど前から毎年奉納しているという事です。 氏子総代会の池田章会長は「今年も賑やかに開催する事ができ区の団結も深まったと思う」と話していました。 8日の本祭りでは午前10時から小学生による浦安の舞が行われることになっています。
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伊那養護学校でどんぐりまつり
伊那市の伊那養護学校で6日から日頃の活動を発表する「どんぐりまつり」が行われています。 どんぐりまつりでは絵画や工作が展示されています。 7日は午前11時30分から一般公開が行われクッキーやケーキの販売が予定されています。
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南信の高校14校から160点
上下伊那と諏訪地区の高校生による南信地区高等学校書道展が6日から伊那市の伊那文化会館で始まりました。 書道展には南信地区14校の書道部員の作品約160点が集まりました。 長野県高等学校文化連盟南信支部書道専門部が開いたもので今年で32回目となります。 作品は生徒一人一人が題材となる古典や言葉を選び、線の質や字の形全体の構成を考えて書いたということです。 書道専門部では「まだまだ未熟ですが生徒が心のありようを大切にして書いた作品が集まりました。」と話していました。 会場にはほかに南信地区の高校教諭の作品展も合わせて開かれています。 この書道展は9日まで伊那文化会館で開かれています。
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東京芸大教授が音楽劇の指導
東京芸術大学音楽学部の教授が6日高遠北小学校を訪れ音楽劇の指導を行いました。 高遠北小を訪れたのは東京芸大の山下薫子教授です。 児童らは28日に行われる伊澤修二記念音楽祭で音楽劇を披露することになっています。 演目は「おばけのバーブとおへそ」という童話で人の世界にやって来たおばけが人間を観察する物語です。 劇を見た山下さんは歌い方について「歌詞のまとまりでつなげて歌い、息が漏れないようにはっきりと声を出してください。」などとアドバイスしていました。 音楽劇は28日に高遠町文化体育館で行われる伊澤修二記念音楽祭第一部で披露され高遠小学校の児童も別の演目を予定しています。
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箕輪中部小学校で児童の祖父母が給食を試食
箕輪町の箕輪中部小学校で5日、児童の祖父母が給食を試食しました。 この日は、6年生の児童の祖父母36人が学校を訪れ、給食を味わいました。 これは、町教育委員会が進める地域との関わりを深める「箕輪学」の一環で行われたもので、箕輪中部小学校では初めてです。 この日の献立は、フェンシング丼・もずくスープ・野沢菜和え・みかんです。 フェンシング丼は、2012年に小中学校の栄養教諭が考案したメニューで、去年、町の名物料理に認定されています。 メニューの食材には、上伊那産のキャベツやじゃがいも、玉ねぎなどが使用されています。 箕輪中部小学校では「子どもたちの様子を見てもらい、地域が一体となって教育を進める取り組みを広げていきたい。子ども達には、祖父母を大切にする心を育んでもらいたい」と話していました。
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上伊那の放課後児童クラブがスキルアップ交流会
上伊那の放課後児童クラブのスタッフや支援員を対象にしたスキルアップ交流会が伊那市の創造館で4日に開かれ、子どもと一緒に楽しめるレクリエーションを学びました。 講師は、長野県レクリエーション協会会長の竹中雅幸さんが務め、子どもと一緒に楽しめるゲームを紹介しました。 笑顔、笑い、ユーモアの3つをモットーに参加者と一緒に「後出しジャンケン」などを体験しました。 竹中さんは、集まってまず最初に緊張をほぐすために手軽にできる遊びを知っていると、コミュニケーションがとりやすい雰囲気をつくれるとアドバイスしていました。 スキルアップ交流会は、伊那保健福祉事務所が毎年この時期に開いるものです。小学校の放課後児童クラブでの支援内容が多様化する中、スタッフのレベルアップを図っていきたいという事です。
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西箕輪小学校3年生 ぶどうの食べ比べと収穫体験
農家の仕事について学習している伊那市の西箕輪小学校の3年生は、3日学校近くのぶどう畑で食べ比べと収穫体験をしました。 2日は、児童の保護者で、みはらしぶどう生産組合の山口貴之組合長の畑を訪れました。 西箕輪小3年の児童80人は今年度「農家の仕事」について学んでいて、5月から月に1回、山口さんの畑を訪れています。 花や実の様子を観察したり、山口さんの仕事内容を見学してきたということです。 広さおよそ65アールの畑には様々な種類のぶどうがあり、この時期はぶどう狩り農園としても営業しています。 この日は、食べ頃を迎えたぶどう5種類の食べ比べをしました。 児童たちは、大きさや甘さ、色の違いなどを観察しながら味わっていました。 その後は、ナイアガラの収穫体験を行いました。 脚立を使って大きなものを探して摘み取っていました。 山口さんは「ぶどうが出来ていく過程を見てもらえてよかった。実際に食べてもらって種類ごとの違いも体験してもらえたと思う。」と話していました。 3年生は、今年度いっぱい山口さんの仕事やぶどう畑の観察を行う予定で、年度末に学習してきたことを発表するということです。
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ねんドル岡田さん迎え体験教室
ねんどでミニチュアフード作りや食育を伝える活動をしているねんドル岡田ひとみさんを迎えての体験教室が1日伊那市創造館で開かれました。 岡田さんは、2002年からねんドルとして活動を始め、NHKテレビでもおねんどおねえさんとして出演しています。 伊那市創造館と縁があり、この体験会も今回で4年目になります。 人気の講座で、今回も親子200組以上の応募があり、抽選で80組にしぼられました。 今回は、フランスを代表する洋菓子マカロンのミニチュアをつくりました。 ねんどをまるめ、赤・青・黄色の3食の水彩絵の具を混ぜて、好きな色のマカロンを2つ作りました。 1時間ほどで完成し、出来上がると早速写真におさめる親子もいました。 岡田さんは、「世界に一つしかない作品なので、大人になっても大切にしてください」と呼びかけていました。
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地域あげて 富田秋祭り
箕輪町の富田神社の例大祭にあわせた富田秋祭りが1日神社境内で行われました。 箕輪町の富田神社。 民謡の生音が響く境内には、もつ煮や焼き鳥、ビールにお酒などが格安で提供されるコーナーや射的や綿あめなど子どもたち向けの催しが並びました。 この秋祭りは、地域の有志が16年前に復活させたものです。 子どもたちの思い出に残る行事にしようと、実行委員会が区や公民館など地域の各種団体の協賛を得て、地域一丸となって盛り立てています。 地域で楽しむ秋祭りですが、他地区から訪れた人も祭りを満喫していました。 いつもはひっそりとしている富田神社の境内は、昼時を中心に賑わいました。
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青葉の会 写真展
伊那市内の写真愛好家でつくる青葉の会の写真展が伊那市のいなっせで開かれています。 会場には会員13人の作品、合計26点が展示されています。 テーマは自由で、会員がこの1年で撮影した写真が中心です。 青葉の会は、市内の写真教室を受講していたメンバーが21年前に結成しました。 年に2,3回県内外で撮影会を開いているほか、毎月2回例会を開き技術を磨いています。 この作品は、写真雑誌で入賞した作品です。 伊那市の春日公園でサギの親鳥とひな鳥の様子を撮影しました。 青葉の会の写真展は10月5日(木)まで、伊那市のいなっせ2階展示ギャラリーで開かれています。
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箕輪陶芸研究会の陶芸展 会員の力作並ぶ
30代から80代の陶芸愛好者でつくる箕輪陶芸研究会の作品展が、10月1日まで箕輪町の松島コミュニティセンターで開かれています。 会場には14人が制作した湯飲みや皿、壺など70点あまりが展示されています。 箕輪陶芸研究会は、毎月2回町文化センターにあつまり活動しているほか、年に数回、全国の窯元を見学し技術を磨いています。 向山智充会長は「今年は彩豊かな作品が並んだ。形も工夫されているので、それぞれの個性を楽しんでほしい」と話していました。 箕輪陶芸研究会の作品展は10月1日まで、松島コミュニティセンターで開かれています。売り上げを町の福祉に寄付するためのチャリティーコーナーもあり、1個200円から千円ほどで販売されています。
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上伊那の中学校 文化祭シーズン
上伊那の中学校は文化祭シーズンを迎えました。 伊那市の伊那中学校では29日「彩光」(さいこう)をテーマにステージ発表や趣向を凝らした企画が行われました。 伊那中学校では今年で70回目となる文化祭、泉が丘祭が行われました。 ステージ発表では特別支援学級の生徒7人が書道パフォーマンスを披露しました。 書いたのは文化祭のテーマ「彩光 それぞれの色を繋げる」などの文字です。 高遠高校書道コースの泉逸男教諭の指導により力強い文字を書きあげていました。 泉が丘祭ではほかに日用品やおもちゃなど自宅で不要になったものを海外へ送る「ありがとうプロジェクト」も行われました。 伊那市のリサイクル店などが行っている取り組みで伊那中の生徒や保護者が家庭から持ち寄った品が集まっていました。 30日も「ありがとうプロジェクト」の受付が行われるほか部活動発表やクラス別の音楽会が予定されています。
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伊那東小学校児童が花で地域に貢献
伊那市の伊那東小学校の児童が学校で育てた花を地域の人たちに楽しんでもらおうと伊那市役所正面玄関前に22日飾りました。 伊那東小学校、花委員会の児童およそ30人が伊那市役所を訪れマリーゴールドとサルビアが植えられたプランター6個を飾りました。 保育園やデイサービスセンターなど地域の人たちに花を贈る活動の一環で市役所には今回初めて飾りました。 市の職員は「訪れた人たちに楽しんでもらえるよう大切にしていきます。」と感謝していました。 花委員会では地元から引き継いだ学校近くの交差点の花壇も管理していて伊那東小学校では「自分たちが育てた花が社会で役立っているという達成感を得る機会にしてもらいたい。」と話していました。
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南箕輪小学校で交通安全教室
南箕輪村の南箕輪小学校で、車の内輪差などを学ぶ交通安全教室が、27日に開かれました。 長野県交通安全教育支援センターの指導員が講師をつとめ、1年生から3年生まで約410人が参加しました。 教室では、車の内輪差などを実際の車を使って説明しました。 後ろのタイヤは前のタイヤよりも内側を回り、大きな車ほどその差が大きくなります。 車が左折すると、後ろのタイヤが風船をひいてしまいました。 指導員は、「信号待ちをする時などは、道路に背中を向けて立ったりしないでください。交差点にあるポールは内輪差による巻き込み事故を防ぐものなので絶対に触ったり近づいたりしないでください。」と呼びかけていました。 人形を使った衝突事故の再現も行われました。 南箕輪小学校では、「交通事故は大きなけがをしたり、場合によっては死亡する事がある事をよく理解し事故を防いでいきたい」と話していました。
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伊那西小学校 小規模特認校に指定へ
伊那市教育委員会は、小沢、平沢、横山、ますみヶ丘地区の児童が通う伊那西小学校について、小規模特認校に指定したいとの考えを、26日に示しました。 これは、26日に開かれた伊那市議会全員協議会で報告されたものです。 伊那西小学校の全校児童は現在63人で、伊那市では、平成35年度には36人にまで減少すると予想しています。 このことから市教育委員会では、自然豊かな教育環境を活かし、市内全域からの入学・転校を認める「小規模特認校」に指定したい考えです。 市内では現在、新山小学校が小規模特認校に指定されていて、学区外から11人の児童が通っているということです。 市教育委員会では「信州大学農学部や創造館と連携して伊那西小の特徴を活かせる学校づくりをしていきたい。」としています。 今後は、28日の市定例教育委員会で伊那市立小学校小規模特認校制度に関する要領を改正し、10月1日から募集を始める予定です。
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伊那節大会・ふるさと芸能祭
伊那節の歌唱力を競う伊那節大会と、伊那谷の伝統芸能を披露するふるさと芸能祭が、24日、伊那市のいなっせで行われました。 歌唱力を競う伊那節歌唱コンクールには、県内各地から27人が出場しました。 出場者は、太鼓や三味線、尺八の生演奏に合わせて歌を披露していました。 コンクールは、伊那節を今後も次世代に引き継いでいこうと、伊那節振興協会などが組織する実行委員会が2年に1度開いています。 今年は、27人中7人が初参加でした。 伊那節は、節回しが独特で、音程も高低差があり、全国的にも難しい民謡だということです。 最優秀賞には伊那市長谷の岩崎 厚子さんが選ばれました。 第2部のふるさと芸能祭では、まほら伊那民謡会やざんざ節保存会など7団体が発表を披露しました。
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南福地御柱祭 里曳き・建御柱
7年に一度行われる、伊那市富県南福地の御柱祭で、里曳きと建て御柱が24日行われました。 一の柱は上竹松集会所から諏訪神社までのおよそ1キロの道のりを曳行しました。 南福地の御柱祭は、諏訪大社の御柱祭の翌年に行われていて、地区の東側の常会、およそ90戸が氏子になっています。 一の柱は長さ6m18センチのヒノキで、回を重ねるごとに3センチずつ長く切り出されます。 里曳きの途中で、保存会のメンバーが長持ちを披露しました。 難所の、神社参道の石段です。 声を合わせ、25段ある石段を一気に引き上げました。 午後2時すぎ、一と二の柱の建御柱が始まりました。 およそ300人の氏子などが見守る中、柱が建てられました。 御幣がつけ終ると、全員で万歳をして成功を祝いました。 次回、南福地の御柱祭が行われるのは平成35年です。
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高遠町歴史博物館 開館20年特別展
伊那市の高遠町歴史博物館の開館20年を記念した特別展が22日から始まりました。 特別展「20年の歩みに学ぶ」では、これまで行われた55回の特別展で展示した所蔵品など50点余りが展示されています。 幼少期に高遠町で過ごした書家で画家の中村不折が描いた高遠町出身で東京芸術大学の初代校長を務めた伊澤修二の両親の肖像画が展示されています。 他に、高遠石工の守屋貞治が自身の作った作品を記した帳面や、高遠城跡から発掘された茶碗、下山田区が所蔵する東郷平八郎の書など、高遠町ゆかりの資料が揃った展示となっています。 この展示は12月10日まで開かれています。 尚高遠町歴史博物館では、30日に関連企画として、高遠石工の研究発表やこれからの博物館について考える講座を開催する予定です。
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長野県書道展 力作1000点展示
第70回長野県書道展の伊那地区展が22日から伊那市の伊那文化会館で始まりました。 会場には、上伊那地区の一般と小中高校生の入選・入賞作品、およそ1000点が展示されています。 伊那地区の入選・入賞作品の他に、県全体の特選入賞者の作品も巡回展示されています。 流派やジャンルの垣根なく、バラエティ豊かな作品が楽しめるということです。 今年は70回を記念し、特選の中からさらに優れた作品に贈られる記念賞が設けられました。 上伊那の高校生からは134点の応募があり、2点が記念賞に選ばれました。 小中学生は、790点の応募があり、8点が記念賞に選ばれました。 関係者は、「力作が揃っている。小学生から一般まで、作品それぞれの個性を見てもらいたいです」と話していました。 県書道展は、24日(日)まで伊那文化会館で開かれます。