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TOSCクラブマネージャー 山岸孝太朗さん(25)
3年目を迎える伊那市総合型地域スポーツクラブ東部地区クラブ(TOSC)。本年4月から、2代目のクラブマネージャーを務めて、会員の活動を支援する仕事に力を注いでいる。
会員412人が集う、市内でも大きな地域スポーツクラブのマネージャー。「キッズビクス」「ベビースイミング」「ジュニアフットサル」などの5講座を運営するほか、東部中学校の部活動や地域の少年スポーツ活動の支援などにも当たる。
「会員を中心に、地域の体育指導員、スポーツ少年団関係者、小中学校の教員などの運営委員からアンケートを取りながら、講座、イベントの企画を立てるのが一番の苦労」
数々の関係者と連絡を取り合い、講座募集のための広報活動、会場確保などの仕事にも汗をかく。
◇ ◇
大学卒業後、帰郷し、事務機器を販売する会社へ就職するが、友人の前クラブマネージャーに代わって仕事を引き受けた。「スポーツ関係の仕事がやりたかった」竏窒ニの思いもあり、2年間勤めた職業を迷いなく転職した。
小学校3年から現在までの15年間、部活動などでサッカーに携わってきた。子どもたちのサッカー技術の向上へつなげるため就任後「ジュニアフットサル」講座を企画、開講。自ら、受講生の指導もする。
サッカー王国ブラジルの名選手と言われる「ロナウジーニョ」「ロビーニョ」も幼いころはフットサルで技術を磨いていたという。
「ブラジルサッカーは判断の早いプレーや個人の技術が秀でている。狭いコートの中でマークを外し、精度の高いパスを出すことは、子どものうちから必要な技術だと思う」
これまでの経験を仕事に生かそうと努力する、アイデアマンでもある。
◇ ◇
TOSCのコンセプトは「いつでも どこでも だれとでも」。地域スポーツクラブの発足理念である、単一種目ではない多種目を多世代で楽しむこと、それを含めてスポーツを通じて人との係わり合いによる地域づくりを目指している。
子どもから大人までが気軽にいろいろなスポーツを経験でき、レベルに応じた「生涯スポーツ講座」と、技術向上のための「競技スポーツ講座」を両立させることが理想の形となる。
少子化でスポーツ少年団の加盟者も少なくなっている時代。「今の子どもたちは運動能力が低下してきているので、小さいうちからスポーツを楽しむことを覚えてもらいたい。そして、世代を越えた地域の人とのつながりの中で交流を広げ、成長した時に地域を盛り上げてくれる存在になってくれれば」と願う。
現在は高齢者から小学生までが一緒にプレーできる「ふわっとテニス」講座で活動の枠を広げようと試みる。通常より大き目のゴムボールを使う、誰もが簡単に楽しめる競技をクラブの柱にして、多世代の交流を活発化させる狙いだ。
◇ ◇
「今までは競技者としての立場だったが、スポーツを支える立場の仕事も魅力がある。会員がいろいろな種目を楽しんで、地域間に多くのふれあいを生んでもらえれば嬉しい」
◎各講座内容などについての問い合わせは、伊那市総合型地域スポーツクラブ東部地区クラブハウス(TEL71・8175)へ -
日独スポ少交流派遣で剣道団員2人ドイツへ
スポーツを通じた日独の相互交流を目的とする第33回日独スポーツ少年団同時交流事業(日本体育協会日本スポーツ少年団など主催)でドイツへの派遣が決まった駒ケ根市スポーツ少年団剣道団の松崎睦美さん(17)=北割二、米山由希子さん(17)=町二=(共に赤穂高校3年)が11日、小町谷良一団長とともに市役所の教育長室を訪れ、中原稲雄教育長に出発のあいさつをした。中原教育長は「ドイツの子どもたちがどんな生活をしているかよく見てきてほしい。楽しい土産話を期待している」と激励した。2人は「来年の受験が少し気がかりだが、せっかくの機会なのでしっかり勉強してきたい」と笑顔で話した=写真。
2人は19日の結団式(東京都)に臨み、20日に成田を出発。ドイツのバーデン・ヴュルテンベルク州の一般家庭にホームステイしてドイツスポ少の交流行事などに参加する。8月11日に帰国予定。
交流事業は日独のスポ少団員それぞれ125人ずつを同時期に派遣・交換する同時交流形式で毎年行われている。派遣資格は17縲・2歳のスポ少シニアリーダー認定者で、各都道府県スポ少の推薦が必要。 -
【壮年ソフト最年長選手 田中勝美さん(81)】
大正14年生まれ。駒ケ根市の壮年ソフトボールリーグの登録選手中最年長だ。
「年が一回りも違う若い人たちに交じってソフトをするのは楽しいよ。キャッチボールやバッティング練習だけでも十分楽しいが、試合はもっと楽しいね。守備はセカンドだ。時々ライナーが飛んで来るとね、バシッと取る。そうするとみんながファインプレーだ、と言って褒めてくれるから余計張り合いがあるよ」
ソフトだけでなく、マレットゴルフ、ゲートボールもしょっちゅう楽しむほか、時折弓も引く。
「腰も脚も、体のどこも痛い所はない。肩も凝らないよ。元気の秘訣? そうだな、常に体のことを意識して健康づくりに心掛けていることかな」
朝、起き際に寝床で腹筋と背筋の運動。日中は畑仕事や庭木の手入れに精を出す。合間にはたっぷりと柔軟体操。疲れを癒す風呂の中では体中の関節をぐるぐると回してほぐす竏秩B
「常にじっとしていないこと。酷使するようだが、体を動かし続けることが大切なんだ」
◇ ◇
飯田の農家に12人きょうだいの4番目として生まれた。17歳で父を失い、家の仕事すべてが両肩に重くのしかかってきた。兄たちはすでに兵隊に取られて遠い戦地で戦っていたが、折りしも太平洋戦争末期。自身も繰り上げで召集を受けた。しかし3カ月で終戦。無事帰郷はしたが、家族が食べるのもやっとという苦しい生活の中で、進学する弟たちの学費を捻出するため、死に物狂いで働いた。農繁期は野良仕事。冬場は近くの現場で石や土を運ぶ重労働に明け暮れた。
「あのころは本当に苦しかった。だが今にして思えばあれで体が鍛えられたんだ。人間、ちょっと無理するくらいの方がいいのかもしれない」
強い気性の一方、慎重な性分でもあり、物事にはじっくりと取り組む。
「例えば庭木の手入れに使う脚立は3本脚の物だ。4本脚より安定しているからね。登るのは何度も何度もゆすって絶対に倒れないことを確かめてから。それと重い物を持つ時だ。腰を落とし、腹にぐっと引き寄せて体全体で持つ竏秩B何でも甘く見ちゃいかん」
「野球は昔から好きだったが、若いころは働くばかりでそれどころじゃなかった。だから今懸命にやるのかもしれないな。何しろ健康に勝る宝はない。何はなくとも健康が一番だよ」
(白鳥文男) -
三浦雄一郎さんが「夢に勇気を」と題して講演
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駒峰山岳会は創立50周年を記念し9日、飯島文化館で、講師にプロスキーヤーの三浦雄一郎さんを招き、記念講演会を開いた。
ほぼ満席の250人が三浦さんの「夢に勇気を-高齢化社会における挑戦」と題した講演に耳を傾け、三浦さんの70歳のエベレスト登頂を成功させた勇気と、夢に向って真っ直ぐな生き方に共感した。
講演を前に、03年次男、豪太さんとともにエベレスト登頂、世界最高年齢登頂記録(70歳)を樹立した時の記録映画を鑑賞した。
85年、57歳で世界七大陸最高峰滑降を完全達成した三浦さんは「そろそろアドベンチャースキーから足を洗い、のんびりしたいと思った。のんびり過ごしているうちに、肥満、高血圧、高脂血、腎臓も悪く、不整脈もあり、いつ心筋梗塞で入院してもおかしくない状態になった。この時65歳、このまま病院で死ぬよりも山で死んだ方がいい、70歳で生活習慣病から脱却し、エベレスト登頂を成功させようと目標を持った」。
三浦さんは手始めに近くの標高500メートル余の里山にチャレンジ、目が回り、たちまち息が上がり、体力低下にがく然となった。
まず、普通の体力に戻るようにトレーニングを開始。飲み放題、食べ放題のがまんしない生活で、ダイエットをしようと考え、靴と背中に重りをつけて歩いた。続けるうちに、自然と体重が減り、体力、脚力が戻り始めた。
5年間掛けて、周到な準備をして臨んだエベレスト、感動の登頂を終え「心は若いままでも、手段は年相応が大事。夢を実現させるには、健康でなくてはならない。次の目標は75歳で再び、エベレストを目指すこと」となお、意気盛んなところを見せた。 -
水中運動会と第3回水泳記録会
障害者スポーツ支援センター駒ケ根は9日、県看護大学内温水プールで9日、サンスポート水中運動会と第3回水泳記録会を開いた。
初企画の運動会には障害者やその家族、介助者ら約60人が参加し、シンクロナイズスイミングやリレー、ボールゲーム、水中宝探しなどで、仲間と一緒に体を動かし楽しい時を過ごした。
水泳記録会には25メートル、50メートルの自由形、バタフライ、背泳ぎ、水中歩行、百メートル平泳ぎ、個人メドレーなど10種目に50人がエントリーした。
結果は次の通り(敬称略)
◇50メートル自由形(1)石沢昌樹(42秒67、宮田村)◇50メートルバタフライ、背泳ぎ(1)藤川彩夏(47秒57、駒ケ根市)◇50メートル浮具使用(1)高倉悠(1分32秒39、上松町)◇25メートル水中歩行(1)青山辰夫(42秒17、駒ケ根市)◇50メートル平泳ぎ(1)福沢勲(50秒98、飯田市)◇25メートル浮具使用(1)御子柴弘喜(52秒99、伊那市)熊井功(56秒32、松本市)◇25メートル背泳ぎ(1)小田切義貴(27秒21、宮田村)◇25メートル自由形、バタフライ(1)宮沢旭(26秒54、伊那市)、蒲谷研二(26秒65、松本市) -
駒ケ根市民プールオープン
駒ケ根市の市民プールが8日、今年の営業を開始。オープンに先立って安全祈願が行われた。出席したのは指定管理者として今年度からプールの管理を委託された駒ケ根伊南広域シルバー人材センター(竹村衛理事長)の会員など約20人。中原稲雄教育長らがお神酒と塩で清めの儀式を行い、安全な運営を祈った=写真。
竹村理事長は「シルバー人材センターは21施設の管理を任されているが、プールは危険性があり、特にしっかりやらなければならない。責任感を持って業務に当たってほしい」と訓示した。
開場した午前10時の気温は25度、水温は24度と真夏を思わせる絶好のプール日和となった。
同プールは50メートルの大プールとひょうたん型の小プールがある。営業は8月27日までの予定。午前10時縲恁゚後5時。入場料は一般150円、高校性100円、小・中学生50円、未就学児は無料。 -
伊那少年剣道クラブ創立30周年記念
伊那市の伊那少年剣道クラブ(伊藤節郎代表)は8日、伊那東小学校体育館で、創立30周年記念の交流会「キンボール大会」を開いた。クラブ員や保護者、指導者など約70人が集まり、親ぼくを深めながら節目を祝った。
市体育指導員からニュースポーツ「キンボール」のルール説明を学んでから試合開始。小学4年生以下4チーム、5年生縲恍・w3年8チームが、それぞれリーグ戦を繰り広げた。
初めてプレーする子どもたちがほとんどだったが、次第にコツをつかむと簡単に楽しめる競技を満喫。普段は真剣な顔で、気合の入った掛け声の剣士たちも、無邪気な笑い声を体育館に響かせた。
場所をJA上伊那本所「フラワーホール」に移した記念式典には、指導者やOBクラブ員、保護者など40余人が出席。伊藤代表は「これからも子どもたちへの深い愛情と先生方の大変な心づかい、地域の皆さんの支援をいただきながら発展したい」と話した。
同クラブは非行防止、健全育成を目的に1977(昭和52)年に発足。現在は保育園児縲恍・w3年生の男女約70人が、伊那東小体育館で、毎週2回のけいこに励んでいる。 -
空手、卓球全国大会出場選手激励会
6日夕、駒ケ根市教育委員会は7月に各地で行われる空手、卓球の全国大会に出場する選手らを激励する会を市保健センターで開いた。小学生から一般の選手9人が出席し、中原稲雄教育長からそれぞれ激励金を受け取った=写真。全国大会出場に当たっての決意を問われた選手らは「練習の成果を十分に発揮して上位を狙いたい」「一つでも多く勝ちたい」「県代表として恥ずかしくない試合をしたい」などと意欲を燃やしていた。
中原教育長は「競技への執念、勝ちたいという気迫を持って一生懸命頑張ってきたことが全国大会出場につながった。駒ケ根市の代表として頑張って」と激励した。
出場選手は次の皆さん。
▼第49回全国空手道選手権大会(8・9日、東京都)=竹村進(一般男子組手)▼第25回全日本クラブ卓球選手権大会(14縲・7日、青森県)=村澤貴之(団体)秦洋平(団体)▼第一三共ヘルスケアレディース2006・第29回全国レディース卓球大会(28縲・0日、京都府)=西尾和子(ダブルスB)千村淳子(ダブルスC)▼第49回小学生・中学生全国空手道選手権大会(29・30日、岩手県)=新田杏奈(形・組手)北澤久遠(形)坂間雪乃(形)鬼頭哲也(形) -
与田切公園プールオープン
飯島町の与田切公園プールは7日、オープンした。8月末まで営業する。
今季より飯島町振興公社が指定管理者となり、地元企業7社で設立したアイネット(久保田栄一代表)が実質的に運営する。
また、期間中の14日から、休憩所を利用し、喫茶コーナー「カフェ・ハート&ソール」も営業する。
町や公社、アイネット、町議ら関係者30人余が参列した安全祈願祭で、高坂町長は「経営課題の多い、プール営業を民間の自主的経営に任すことで、今までにない運営ができるのでは」と期待した。
この日は梅雨の晴れ間だったが、水温、気温ともに24度だっため、水しぶきは上がらなかったが、駒ケ根市のフラダンスグループ「プアシスターズ」がプールサイドで情緒豊かにフラダンスを披露し、プール開きに花を添えた。
開場は午前9時から午後5時まで。入場料は大人500円(高校生以上)、子ども200円(小中学生)
カフェ・ハート&ソールは午前11時縲恁゚後6時、夜間は予約制。##(写真) -
南箕輪小・中学陸上が東海大会と北信越大会出場報告
南箕輪村の南箕輪小学校陸上リレーチームと南箕輪中学校陸上部の1年・稲見正麻君(12)が6日、村役場の唐木一直村長を訪ね、来月ある東海大会、北信越大会への出場を報告。唐木村長から「自己ベストを目指して頑張ってほしい」と激励を受けた。
リレーチームは6年生の倉田諒君、唐沢玄君、崇島見介君、加藤雅也君。上伊那予選を勝ち抜いて出場した6月の県小学生陸上競技大会男子4×100メートルリレーで54秒65を記録し3位に入賞。名古屋市である東海大会への進出を決めた。
稲見君は、松本平広域公園陸上競技場で2日にあった中体連陸上県大会の1年男子100メートルに出場し、12秒8で2位。富山県である北信越大会に進む。
リレーチームは「54秒を切ってベストタイムを出すためにも、バトン渡しをスムーズにできるように練習していきたい」と決意。稲見君は「全国大会へ出場できるように頑張りたい」と抱負を述べた。 -
親子一緒にリフレッシュ体操
宮田村中央保育園の園児と保護者は5日、室内でも気軽に楽しめる体操に挑戦。親子仲良く、全身使ってリフレッシュした。
保護者会主催の学習会で、今年は飯田市の健康運動指導士、牧内隆雄さんが講師。心と体をほぐし、元気な成長にもつながる柔軟体操を教えた。
「飛行機」や「考える人」「命」など、さまざまなポーズをとり、全身使ってストレッチ。
遊び心満点の楽しい運動に、親子は笑顔で取り組んでいた。
この日は保育参観、栄養士講話、給食試食会などもあった。 -
駒ケ根市高連市長杯争奪ゲートボール大会
駒ケ根市高齢者クラブ連合会(高坂繁夫会長))は5日、第20回市長杯争奪ゲートボール大会を同市東伊那のアルプスドームで開いた。各地区から16チームが出場して総当りリーグ戦を行った結果、下平チームが前年度に続いて優勝を果たした。
不慣れな参加者も楽しめるように竏窒ニ、第1ゲートを2回通過できなかった選手は3回目を通過とし、得点に計算しない竏窒ネどとする特別ルールが採用された。参加者は仲間同士で相談しながら、笑顔で楽しそうにプレーしていた。
朝からの雨により、会場は予定の市営グラウンドからアルプスドームに変更となった。
上位は次の通り。
(1)下平(2)中山A(3)町三区 -
【目指せ!甲子園】辰野チーム紹介
どこからでも得点できる切れ目のない打線に、確実性のある安定した守備で、あらゆる展開に応じた戦いが可能。県内でも上位に位置する攻守ともにバランスのとれたチーム力を誇る。4強入りした春季大会がそれをもの語り、周囲から優勝の期待も高まっている。
投手陣は右上手投げの主戦宮川と右下手投げの宮澤。両投手とも安定した投球に加え、完投能力も十分だ。展開によってはタイプの違いを利用した継投策で敵陣をほんろうさせる。宮川はベスト8入りした昨夏の全試合で先発を担い、豊富な経験量で堂々とした投球をみせる。宮澤は球種は少ないが緩急を使った組み立てがうまい。
制球力の良さで打たせて取る投手陣を堅実な守備がバックアップする。豊富な練習量で能力が高まり、内外野ともに充実。最後まで集中力をもって臨みたい。堅守に定評のある遊撃上原の復帰も、チームに活力を見出している。スターティングメンバーに限らず、控え選手も結果を残せる層の厚さも強みだ。
総合力のある打線は、出塁率の高いレギュラーで唯一の2年生平島、長打力に加え勝負強さも兼ね備える主砲北村、器用な打撃ができる勝本が中軸で引っ張る。上位から下位まで個々の技術が高く、どこからでも得点機を演出できるため、多彩な攻撃術で着実に得点を稼ぎたい。
◆稲毛涼主将
守備で流れをつくって攻撃につなぐ。終盤でも攻めの姿勢を見せられる粘り強い辰野野球を全うし、一試合一試合を決勝だと思って戦う。お世話になった多くの人に恩返しができるように、長野県を制して甲子園に行きたい。
甲子園出場をかけた夏の全国高校野球長野県大会は8日に開幕する。県営上田球場を主会場に県内6球場で熱戦が繰り広げられる。 -
上伊那ミニバスケットボール交歓大会
第12回上伊那ミニバスケットボール交歓大会が2日、箕輪町社会福祉体育館など3会場であった=写真。選手らはプレーを通じて、友情を深め、技術の向上を目指した。上伊那バスケットボール協会の主催。
試合機会を増やそう竏窒ニ始まった恒例大会に、男子9(7団体)、女子17(15団体)の計26チームが参加し、各チーム2試合ずつの試合を戦った。
選手らは日ごろの練習の成果を発揮し、息の合った連携プレーを披露。保護者たちからは「頑張れ」「打て」などの応援も飛び、攻守の入れ替わりの早い試合を繰り広げた。
大会実行委員長の松永義夫さんは「スポーツを通じて、自分の個性を出していってもらいたい。技術を学びながら、仲間とのコミュニケーションを深め、感情豊かな子どもに育ってもらえれば」と話した。 -
【目指せ!甲子園】上伊那農業チーム紹介
選手個々の明るさが活気をもたらし、チームのまとまりが爆発力に変わる。昨年とは一変して、今年は打撃力が持ち味だ。一方で、タイプが違う投手4人を有すが、投手力の向上が課題に上る。
初戦の中条を破れば、早くも2回戦で強豪松商学園が立ちはだかる。春季大会で南信予選を勝ち上がったものの、県大会初戦で松商にコールド負けを喫している。守屋監督も「本当の意味での挑戦ができれば」と闘志を燃やす。雪辱を晴らし、一気に目標のベスト8以上までのし上がりたい。
投手陣は右上手投げの桑沢と栗田、右横手投げの宮下、左上手投げの有賀。先発は調子の良さや敵陣の特徴によって決める。桑沢は制球力があり、球種が豊富。宮下は切れのあるスライダーを武器に、栗田と有賀は長身から投げる直球を主体に組み立てる。タイプの異なる投手陣の継投策も一つの見どころ。
捕手伊東、二塁松沢、遊撃丸山、中堅加藤のセンターラインを軸とした失策の少ない守備がバックアップする。課題とする打者に応じたポジショニングや個々の役割を認識して試合に臨みたい。
打線は、丸山、加藤、唐沢、松沢のいずれも長打力を誇るトップから4番の活躍が最大の鍵。「上手く機能してくれれば」(守屋監督)と期待をかける粘り強さが備わった下位が上位へのバトン渡しを成功できれば、力のある打線がさらに勢いを増す。自慢の攻撃力を前面に打ち出したい。
◆松沢浩平主将
明るく楽しく野球をやるチーム。打線は1番から4番、守備は遊撃と中堅が中心となって、全員が心を一つに戦いたい。 -
ビーチバレー県予選
第20回ビーチバレージャパン大会、レディース2006大会(いずれも県バレーボール協会主催)が2日、駒ケ根市の森と水のアウトドア体験広場内のコートで行われた=写真。男女各5チームが出場してトーナメントを戦い、男子は「N・FOVA」(小松・丸山ペア)が、女子は中田・川越ペアが優勝。それぞれ全国大会(男子=7月17縲・0日・神奈川県、女子=8月11縲・4日・大阪府)に出場する。
試合は強い雨と風の中で行われた。近づいた雷鳴のため、一時競技を中断するほどの悪コンディションだったが、選手らは特に気にするでもなく、懸命にボールを追っていた。選手らは「ビーチバレーは海岸の砂浜で行われることが多いから、これくらいの風は大したことない。ボールが水を吸って少し重いのが気になるくらい」と淡々と話していた。 -
全日本バレー小学生長野県大会
サントリーカップ第26回全日本バレーボール小学生大会長野県大会(日本バレーボール協会など主催)が2日、駒ケ根市の市民体育館など3会場で行われた。県内4地区の予選を勝ち上がった男子8チーム、女子16チームが出場し、トーナメントで優勝を争った=写真。上伊那勢は男子は辰野クラブ、女子は駒ケ根すずらんと辰野クラブが出場したがいずれも初戦で敗退した。
優勝して全国大会(8月、東京都)の切符を手にしたのは男子が若穂ジュニア(長野市)、女子が小布施スポーツ少年団(小布施町)。共に1セットも落とず、安定した戦いぶりをみせた。
上伊那関係分の結果は次の通り。
◇男子▼1回戦=辰野クラブ0竏・八千穂クラブ
◇女子▼1回戦=駒ケ根すずらん0竏・小布施スポーツ少年団、辰野クラブ0竏・須坂南部 -
中体連県大会男子棒高飛び 県中学タイ記録でV
第45回県中学校総合体育大会陸上競技が2日、松本平広域公園陸上競技場であった。上伊那勢は11校から108人が参加し、男子棒高跳びで松澤ジアン成治君(春富中3)、女子4×100メートルリレーで赤穂(松井、大場、中村、赤羽)が全国大会出場を決めた。
松澤君は2位との差50センチの4メートル20で圧勝し、県中学校タイ、大会新記録を樹立した。
大会は激戦の各地区大会を勝ち上がってきた約千人の選手が集まり、33種目で熱戦を展開。上伊那は7種目を制覇した。
8月18竏・1日、香川県丸亀陸上競技場で全国大会がある。 -
伊那市ソフトバレー大会
第12回伊那市ソフトバレーボール大会が2日、県伊那勤労者福祉センター体育館、市民体育館であり、4部門で熱戦を繰り広げた。市体育協会ソフトバレーボール部主催。
年齢別にヤングの部、ブロンズの部、シルバーの部、ダイヤモンドの部に上伊那各地から計64チームが参加し、それぞれ予選リーグ、決勝リーグ・トーナメントを戦った。
選手らは声を出し合って息の合ったプレーを展開。時にはフライングレシーブなどの好プレーも飛び出し、会場を沸かした。
結果は次の通り。
▽ヤングの部 (1)はせくらぶA(伊那市)(2)SPB777(同)(3)O・G・S(同)▽ブロンズの部 (1)マックン(南箕輪村)(2)梅の里T(宮田村)(3)チアフルB(飯島町)▽シルバーの部 (1)こまちゃんB(駒ヶ根市)(2)沢尻のスター(南箕輪村)(3)はせくらぶC(伊那市)▽ダイヤモンドの部 (1)似たかC(伊那市)(2)似たかB(同)(3)こまちゃん(駒ヶ根市) -
【目指せ!甲子園】伊那弥生ケ丘チーム紹介
春季大会後、守備位置を大幅に変更。個々の能力を十分生かせる体系にし、守備力を高めた。打線もここにきて上向きだ。本番までに一気に調子をあげていきたい。「まじめな選手ばかりでおとなしい」(原監督)闘志をあまり全面に出せないチームの雰囲気にやや不満にのぞかせる。
投手は3年の原と2年の平澤。いずれも完投能力があり、調子の良さで先発を決める。原は直球を主体に組み立てる。最近では粘り強さが備わったが、コントロールが課題。平澤は制球力があり、テンポの良い投球が魅力。投手陣の特徴を生かせる捕手有賀が強気なリードで引っ張る。
ポジショニングの確認を重点に、個々の役割を認識して守備力を向上させている。基本を忠実に、応用にも適した堅実な守備をつくり上げる。完成度によって、攻撃面で先制さえできれば、理想とする・ス先行逃げ切り・スの試合展開の実現も可能だ。
上り調子の打線をさらに活気づけたのが、腰を痛めて1カ月間戦列を離れていた4番の主将下平の復帰。本番に向けて調整中だが、どこまで力を取り戻せるか。チームの精神面、得点力に大きく響く大黒柱の仕上がり具合に期待がかかる。
1年の秋からレギュラー入りし、経験豊富な押野が3番。出塁率も高く、広角に打てることが強み。5番は長打力のある有賀が務める。積極性のある2年唐澤、状況に応じた打撃のできる内城で中軸の前に得点機を演出したい。打率の低い下位がいかにつながりを見出せるかも鍵。
◆下平健主将
主役になる選手がいないため、チーム一丸となって戦う。序盤になんとかリードして守り切る試合を展開し、一戦一戦大事にいきたい。 -
【目指せ!甲子園】赤穂チーム紹介
スターティングメンバーに6人入る2年生の若さあふれるプレーを試合で生かしたい。力のある上位に対し、下位も十分好機をつくれるバランスのとれた打線だが、備えた力をこれまで発揮できていないのが現状。得点力に難点があるため、2人の3年生投手を中心にした安定感のある守備で大量失点を逃れたい。「結果を恐れず、ベストなプレーをすれば勝利を望める」(真野監督)。
タイプの違う投手2人の仕上がり具合が勝敗を左右しそう。右上手の主戦小田切は昨夏の経験もあり、堂々とした投球が魅力。力のある速球を武器とするが、大事な場面で力む傾向があり、高めに球が浮く心配がある。右横手投げの黒塚は直球に2つの変化球を織り交ぜる。制球力の良さで内外に投げ分け、打者にミートさせない。
内野は投手以外2年生で固める。的確な状況判断のできる捕手の宮下、安定感のある遊撃梶屋を中心に気を引き締めて臨む。中堅丸山を要とした外野の3年生が2年生を精神的にフォローする。
いまひとつ元気のない打線が本番で奮い立つか。好調なトップの宮下が出塁して勢いづきたい。長打力があり出塁率が高い丸山、木下、小田切が中軸でチームを引っ張る。好機に強い2年生で4番に座る木下が、不調な打線に火をつけたい。守備でつくったリズムを打撃面に持ち込めれば勝利は見えてくる。
◆丸山峻志主将
持ち前の元気の良さが試合に生きるようにしたい。どこが相手でも全員が一球一球に集中し、赤穂の野球を貫いて勝ちたい。 -
【目指せ!甲子園】伊那北チーム紹介
・ス努力型・スの3年生が昨夏の初戦敗退の悔しさをバネに大きく成長した。課題だったプレーやセオリーの基本がどれだけ徹底してできるか。チームに備わった粘り強さも発揮したいところ。
主戦の森は右下手投げ。直球にスライダーとシュートを織り交ぜ、緩急を使って打者をほんろうする。低めについて打たせて取る投球が特徴の一つ。森中心のチームだけに、出来具合いが試合を大きく左右する。「森は高校から投手となった。これまでの努力の部分が出れば良い方向に向く」と久保村監督も期待を寄せる。
小柄ながら切れのある直球を披露する右上手の二塁志賀、182センチの長身から投げ込む直球を武器とした左上手の春日健も控える。森がスタミナに課題を残すだけに、終盤での継投策で試合を組み立てる。
強肩の捕手春日享が守備の柱。投手それぞれの長所を引き出し、臨機応変なリードが魅力。経験豊富で堅実な志賀、田畑の二遊間が要となる。下手投げの森に対して右へ流す打者が多いため、中堅と右翼のコンビネーションに加え、内野手との連携を密に、右方向への対応を重点的にこなしてきた。少しでも進塁を防ぎ、最少失点に抑えたい。
集中打を得意とする打線は、これまで中軸に座っていた田畑がトップ、調子が上向きの2番志賀が好機をつくる。田畑は中軸の重責から解放されたことにより、本来の力を発揮するようになった。長打力に加え、敵陣をかき回す俊足に、切込隊長としての期待は大。好調の志賀も中軸に匹敵する打力をもつ。
中軸を担うのが、器用な小島、安定している春日享、広角に打てる藤沢。得点力のある3人の前に田畑、志賀が確実に塁に出たい。
打線のつながりを強く意識するなかで、下位が上手く上位にバトンを渡し、得点を稼げるかが一つの鍵になりそう。
◆田畑英二主将
少ないチャンスをものにできる勝負強さで勝利を呼び込みたい。接戦になっても気持ちで絶対に負けない。すきをつくらず、常に攻める気持ちで一戦一戦大事に戦いたい。 -
【目指せ!甲子園】箕輪工業チーム紹介
1年生が10人加わったことにより選手層の厚みが増し、競争意識が芽生えた。チーム打率が低いだけに点差が開くと盛り返しに期待は薄いが、成長した守備でロースコアの試合展開に持ち込みたい。
守備は投手陣の継投策で試合を組み立てる。投手5人のうち、いずれも右上手投げの3年山川、平澤、1年倉田のなかから好調な選手を先発で起用する。
山川は力強い直球と縦の変化球を投げ分けて打たせて取る。波があり、安定感に難。平澤は持ち前の2種類の変化球を上手く使い分けたいが、現在調子を落とし、大会までに本来の調子を取り戻せそうにない。1年ながらマウンドに立つ倉田は配球もよく安定。「マウンドさばきがいい」と監督も評価するが、経験のなさがどう響くか。
「ひどい失策がなくなった」とする守備は遊撃の矢野を中心に、捕手、二塁、中堅の中央を3年生で固めて下級生を引っ張る。「プレーに早さがほしい」とやや不安を募らせる両翼は気を引き締めて臨みたい。
打線は、中距離打者だが長打の期待も大きい矢野と小島を中軸に置く。比較的上位から下位まで打力はないが「四死球や失策を引き出せる嫌らしさ」(鈴木監督)を備えて打席に臨み、確実に得点に結びつけたいところ。
◆小島剛主将
相手のミスを誘ってものにできる攻撃、確実性のある守備を試合で出したい。先制していい流れをつくれれば…。チームを信じ、甲子園出場を目指して頑張るだけ。 -
【目指せ!甲子園】高遠チーム紹介
3年全員の昨夏の経験が強み。若将大槻監督(24)の就任に加え、1年生9人の入部で、創部以来最多の23人となりさらに活気に満ちている。序盤での失点が多く、下向きとなった気持ちを最後まで引きずる精神的もろさが課題。「点差をつけられることなくついていきたい」(大槻監督)。
投手は3年で右腕の有賀と福沢、2年の左腕馬場。いずれも球威はないが、丁寧な投球で打たせて取る。春から主戦を担う有賀は上手投げから横手投げに変更。制球力は増したが、スタミナに不安。調子を崩した昨夏の主戦、右上手投げの福沢は、経験豊富だが制球力に欠ける。左上手投げの馬場は打者にタイミングを合わせさせない。
守備面は二遊間、中堅が安定。失策が絡んで敗れた春季大会をきっかけに奮起し、守備力を高めた遊撃山浦が中心となって引き締める。しかし、全体的に判断力に欠けとっさのプレーへの対応に課題が残る。
打線は広角に打てる山浦、チーム一の打率を誇る福沢、長打力のある酒井が中軸として引っ張る。両打ちで出塁率の高いトップの湯沢、続く俊足の北原がいかに中軸の前に塁に出れるかが鍵。下位は打率が低いが、好機に強い伊藤信を中心に盛り立てて上位につなぎたいところ。「粘り強く、相手の嫌がる攻撃を仕掛けていきたい」(大槻監督)とする。
◆湯沢健太主将
部員も増えて元気のあるチーム。ミスの後の切り替えを早くして、リズムをつくって少しでも多く点を稼ぎ、常に先手をとる試合展開にしていきたい。 -
【目指せ!甲子園】駒ケ根工業チーム紹介
甲子園出場をかけた第88回全国高校野球選手権長野県大会が7月8日に幕を開ける。出場する上伊那8校を順次紹介していく。
◆駒ケ根工業
わずか5人と少ない3年生に昨夏のレギュラーはいない。経験不足からまとまりがなかったが、昨秋から指揮を執る篠原新監督のもと、基本を忠実にした「大胆野球」を合言葉に心機一転、一からチームづくり。攻守ともに成長を遂げた。
投手は2枚。右上手投げの主戦宮脇は直球に3種の変化球を織り交ぜ、緩急を使って打ち取る。失策や失点、走者を背負った際にも、本来の投球を崩さない精神的強さが持ち味だが、スタミナにやや不安を抱える。脇腹の故障から復活し、大会にピークを合わせるようにコンディションを調整している。安定間のある右横手投げの木下が控える。
守備面は失策の連鎖反応が怖いところ。強肩で身体能力が高い捕手の佐野、持ち前の堅実なプレーでチームを引き締める遊撃の川上、中堅の飯島が中心となる。
打線は、トップの飯島が自慢の足を生かして敵陣をかき回す。中軸に座る1年の細川はミートがうまく器用で「センスがある」と監督の評価も高い。打力のなかった下位も好機をつくって盛りたてる力をつけた。
「細かいことを意識して、丁寧にやったら打てない」(篠原監督)と、ポイントを押さえたフルスイングを心掛けている。打線に波はあるが、リズムをつかむと止まらない。主軸の川上を中心に、少ない好機に一気にたたみかける集中打を得意とする。「いい試合をするのではなく、勝つ試合をする」(篠原監督)。
◆川上陽介主将
チーム力がない新チームだったが、練習を積んで試合をきっちりこなせるようになり手応えを感じている。失策の後のカバーもでき、下位打線の打力もあがった。出せる力を全て発揮できるように試合に臨みたい。 -
どろんこサッカー 15チームが熱戦
第1回どろんこサッカー「DOROCUP2006」が25日、伊那市荒井区の休耕田であり、職場仲間や学校の保護者会などでつくる15チームが参加し、熱戦を展開した。
伊那商工会議所青年部がサッカーのワールドカップ(W杯)ドイツ大会にちなみ、地域の活性化を狙い企画。1チーム5人編成で、3チームごとの予選リーグと決勝トーナメントで順位を決めた。
おそろいのユニホームや、前身タイツ、着ぐるみといった奇抜な衣装で登場。泥に足をとられて悪戦苦闘しながら、必死にボールを奪い合って泥しぶきをあげた。
オーバーヘッドキックなど豪快なプレーや、巧みなパスワーク、ロングシュートを決めて、会場を沸かせる場面もあった。
職場の仲間で参加した駒ケ根市の佐藤康晴さん(30)は「泥のにおいがたまらない。疲れたが本当に楽しかった」と話していた。 -
ママさんバレー夢気球杯
第30回伊那市ママさんバレーボール夢気球杯大会が25日、伊那市の伊那小学校体育館であった。市内9チームが参加し、熱戦を繰り広げた。伊那市ママさんバレーボール協議会主催、中部電力協賛。
バレーボールを通して親ぼくを深め、心身の健康を養うことを目的とした大会。1位縲・位のチームには順位カップを贈呈する。A、B、2ブロックのリーグ後、1位同士で決勝、2位同士で3位決定戦をした。
選手たちは、息の合ったチームワークでボールを回し、鋭いスパイクを相手コートに決め合った。
今回は参加できなかったが、今後は旧伊那市単位だけでなく高遠町、長谷からの参加も広く呼びかけていく予定でいる。
結果は次の通り。
(1)マザーズ(2)コスモス(3)荒井 -
ミニバス初の上下伊那選手権
上伊那と飯田下伊那のミニバスケットボールチームが一同に集まる初の選手権「第1回ウォースペイント杯」は25日、駒ヶ根市の3会場で開いた。12チーム参加の男子は箕輪(箕輪町)が優勝。20チームの女子は2ブロックに分かれ、伊那ミニバスケット(伊那市)と箕輪健全(箕輪町)が優勝し、全国レベルの上伊那勢の実力を示した。
上伊那、飯伊各連盟の主催。今まで交流機会の少なかった両地区をつなぎ、伊那谷全体としてレベルアップを図ろうと初めて開いた。
400人ほどの小学生プレイヤーが集結。日ごろの練習の成果を発揮し、初の大会で良い結果を残そうと、激しく戦った。
上伊那ミニバスケット連盟の松永義夫理事長は「選手だけでなく、指導者にとってもレベルをあげる良い機会。実戦を増やすことで、全体の底上げをより図っていければ」と話していた。
上位の結果は次の通り。
【男子】(1)箕輪(2)駒ヶ根(駒ヶ根市)(3)下久堅(飯田市)
【女子、赤穂小学校会場】(1)伊那ミニバスケット(2)駒ヶ根(3)アストラム伊那(伊那市)
【同、中沢小学校会場】(1)箕輪健全(2)TOSC(伊那市)(3)宮田(宮田村) -
宮田村少年野球大会
宮田村春季少年野球大会は25日、村中央グラウンドで開いた。村内外の8チームがトーナメント方式で熱戦を展開。惜しくも地元の2チームは決勝進出できなかったが、実戦をこなすことでより多くの経験を積んだ。
地元の河原町リバースは1回戦で飯島ウイングス(飯島町)に勝利した。
2回戦は優勝した伊那スターズ(伊那市)を相手に先行し、接戦に。しかし最後は集中も途切れて敗れた。
西駒ウイングスは守備の乱れなどから、準優勝した片桐ヤンキース(中川村)に力負け。
厳しい結果に終わったが、西駒ウイングスの春日則夫代表は「この経験を今後のレベルアップに活かしていきたい」と話した。
同大会は年2回開き、47回目を数える伝統の大会。以前は村内各地区にチームがあり戦っていたが、近年は村外から招待して続けている。 -
東日本大会兼南信軟式野球上伊那予選、宮田勢2チームが優勝
第28回東日本大会兼南信軟式野球大会の上伊那地区大会は25日、宮田村の宮田球場で開いた。地元宮田勢が1部、2部ともにアベック優勝した。
1部の宮田クラブは1回戦でTEAM・TATSUNO(辰野町)に3‐2で勝利。
決勝もNHKニッパツ(宮田村)と接戦になったが、5‐4でサヨナラ勝ちした。
2部のファイナルドリームは1回戦のサヨナラ勝ちで波に乗り、エプソン伊那松島(箕輪町)との決勝は打線が爆発。8‐2で制した。
両チームは南信大会(1部は9月2、3日に駒ケ根市、2部は同日諏訪郡内で開催)にそれぞれ出場する。