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国体スケート優勝報告
第62回国体のスピードスケート競技(1月、群馬県)成年女子500メートルで自身初の優勝を果たした駒ケ根市町四区出身のスケート選手加治木彩さん(24)が29日、駒ケ根市役所を訪れ、中原正純市長に優勝を報告した=写真。加治木さんは「どちらかといえば千メートルが得意だが今回は500が良かった。2番手で行って最後で抜く作戦だったが、思った通りのレースができた。絶対に優勝しようと思って臨んだ」と会心のレースを振り返った。中原市長は「市民にとっても大変うれしいこと。これからもぜひ活躍を」と激励した。
加治木さんは小学2年からスケートを始めた。進学した東海第三高で短距離に転向し、インターハイ千メートルで優勝するなど活躍。信州大教育学部在学中は全日本学生選手権で3回優勝したほか、オーストリア・インスブルックで開催されたユニバーシアード冬季大会(05年)では銅メダルに輝いた。現在八幡屋礒五郎所属。 -
伊那少剣道クラブ 中学3年生5人が修了
伊那市内の小中学生でつくる伊那少年剣道クラブ(伊藤節郎代表、約70人)の06年度修了式が26日夜、伊那東小学校体育館であった。後輩や指導者、保護者など約70人が見守る中、修了生の中学3年生5人がクラブを卒業していった。
伊藤代表は「自分の目指す目標へ向かう時、ここで学んだ正しい心、元気な声を大切に」。中学生の指導を担当する飯島浩さんは「学んだことを長い人生の中で生かし、感謝の気持ちも忘れず」とそれぞれがエールを送った。
クラブ員代表の藤沢和敏君(伊那東部2年)が「先輩たちの練習の姿は私たちの日々の模範だった。皆で努力し、クラブをよりよいものにしていきたい」と送辞。修了生代表の大下隆一郎君(同3年)は「仲間と互いに支え合うことは素晴らしい。これからも皆で協力し合い、剣道に励んでいって」と答えた。
伊那少年剣道クラブは、毎週2回、年間約90回の練習を伊那東小学校体育館で開く。
修了生は次の皆さん(いずれも伊那東部中3年生)
▽上島芳倫▽黒河内宗一郎▽宮下仁▽大下隆一郎▽秋田裕也
伊藤代表から修了証書を受け取る修了生ら -
伊那剣心館第13回跳躍素振り記録会
伊那剣心館は24日、第13回跳躍素振り記録会を伊那市民体育館で開いた。小学1年生から中学生、大人まで約40人が参加し、自身の限界に挑戦した。
「跳躍素振り」はその名の通り飛び跳ねながら素振りを行う練習方法。普通の素振りより体力的負担も数段大きく、忍耐力などを身に付けるための練習となっている。記録会は年度末修了式に合わせて毎年開催しており、1年の成果を試す。
記録会では、太鼓の音に合わせて一斉に参加者が素振り=写真。最初は勢い良く素振りをしていた参加者も徐々に人数が減り、表情も険しくなった。その結果、最後まで振り切った南箕輪小学校6年の白鳥結希君が最高の3014回を記録し、新記録を樹立した。
記録会を始めた97年の最高記録は750回だったが、年々記録は伸びているという。
上位5人は次の皆さん。
(1)白鳥結希(南箕輪小6)3014回(2)名和敏雄(伊那小6)2400回(3)三村風馬(伊那中1)2130回(4)大野田翔太(南箕輪小5)1960回(5)橋爪愛樹(伊那小4)1546回 -
上伊那総合卓球選手権大会
第50回上伊那総合卓球選手権大会が21日、伊那市の県伊那勤労者福祉センター体育館であった。男女別のシングルス、ダブルスの競技に延べ約140人が参加し、熱戦を繰り広げた。上伊那卓球連盟主催
同連盟が企画する本年度最後の大会。小学校4年生から一般の60歳代までが集まり、年齢に関係なく同地区内で最も強いシングルス、ダブルス選手を決めた。
男子シングルスでは、伊那東部中学校2年生の沖村貴弘君(伊那少年卓球クラブ)が大人を相手に勝ち進み初優勝。準決勝、決勝では、一般選手に対してストレートで勝ち、栄冠を手にした。
結果は次の通り。
【男子】
▽シングルス (1)沖村貴弘(伊那少年卓球クラブ)(2)平野整(辰野卓球クラブ)(3)中村光伸(アルプス中央信金)、赤羽隆行(辰野卓球クラブ)
▽ダブルス (1)中村光伸(アルプス中央信金)・沖村貴弘(伊那少年卓球クラブ)(2)松沢正記(ニッパツ)・村沢貴之(駒ヶ根クラブ)(3)斉藤浩明(ニッパツ)・西村礼文(駒ヶ根クラブ)、平野整・赤羽隆行(辰野卓球クラブ)
【女子】
▽シングルス (1)宮崎愛子(伊那西レディース)(2)米山真梨子(箕輪ママ)(3)有賀益美(美篶レディース)、石井久子(同)
▽ダブルス (1)千村淳子(駒ヶ根クラブ)・石井久子(美篶レディース)(2)下島瑞貴・下島紗弓(伊那西高校)(3)上田倫美・上田鈴穂(伊那西高校)、春日宏香・牛山雅美(同)
熱戦を展開する女子ダブルス -
伊南地区少年剣道大会
伊南地区剣道協会(松崎友善会長)は17日、第1回伊南地区少年剣道大会を駒ケ根市武道館で開いた。地区内の4市町村から小・中学生約80人が出場し、7部門で優勝を争った=写真。
上位は次の皆さん。
▼小学1・2年の部(1)池上新(中川東2)(2)土屋建太郎(赤穂2)(3)米山哲弘(赤穂1)▼小学3・4年男子の部(1)気賀沢仁哉(赤穂4)(2)小林駿(宮田4)(3)田中慎吾(赤穂南3)▼小学3・4年女子の部(1)森岡里奈(赤穂南3)(2)小沢麻衣(宮田4)(3)小田切愛奈(宮田3)▼小学5・6年男子の部(1)唐木瞭(赤穂東6)(2)下平勇斗(赤穂東6)(3)小沢慶太郎(宮田6)▼小学5・6年女子の部(1)春日ともえ(赤穂東5)(2)田畑野乃夏(赤穂5)(3)竹沢萩野(赤穂5)▼中学男子の部(1)竹入省吾(赤穂1)(2)西村智弥(赤穂1)(3)石沢周(赤穂1)▼中学女子の部(1)下井雪乃(赤穂2)(2)竹沢穂波(赤穂2)(3)清水はるな(赤穂1) -
春の高校伊那駅伝 新コースで盛り上がる
男子30回、女子23回の「春の高校伊那駅伝」(県高校新人駅伝)は18日、伊那市陸上競技場を発着点とする、男子6区間42・195キロ、女子5区間21・0975キロで競った。今大会は男子30回、新伊那市誕生を記念し、男女とも新コースで実施。男子は佐久長聖が2年連続、女子は立命館宇治(京都)が3年ぶりの総合優勝を果した。市、長野陸上競技協会などでつくる実行委員会主催。
県内の部では、昨年全国大会初出場の女子の丸子実業が優勝した。地元上伊那勢は男子の上伊那農業が6位、伊那弥生ヶ丘が12位、女子の伊那西高校が7位。男子の伊那北は途中棄権した。
コースは郊外にある農道を中心とした旧コースから市街地、高遠町を走る新コースに変更。大会始まって以来最多となる男子81校、女子46校の計127校が参加した。コース変更による事故もなく、多くの声援が選手らを盛り立てた。
結果は次の通り。
【総合の部】
▼男子 (1)佐久長聖2時間09分06(2)須磨学園(兵庫)2時間11分05(3)小林(宮崎)2時間11分53…(59)上伊那農業=福沢純平、山口宏和、柴巧磨、熊谷直、上島佑基、酒井誠=2時間30分06(69)伊那弥生ヶ丘=小林祐作、宮下暢央、吉川一平、高橋聡、伯耆原匠、細田大輔=2時間34分57(81)伊那北=荻原和也、大石洋佑、村上剛、天野史郎、小林圭輔、春日隆大=途中棄権
▼女子 (1)立命館宇治(京都)1時間10分57(2)仙台育英学園(宮城)1時間12分47(3)須磨学園(兵庫)1時間12分55…(41)伊那西=水上八恵子、大倉未来、小沢あゆみ、倉田好美、山岸沙織=1時間32分28 -
【春の高校伊那駅伝】上伊那勢の結果は?
前回、県内の部2位の地元古豪は実力を発揮できずに6位入賞。かぜなどの影響で病み上がりのメンバーらの体調面は万全ではなかった。「力が出し切れない厳しい結果となった。(交代人員のいない)選手層の薄さが出てしまった」(柳沢監督)。
エース福沢が1区を県内2位の走りでたすきリレーするが最長距離3区で柴主将が大きく後退。柴は、かぜや右足の故障もあり、練習不足だったと振り返る。「最後の上り坂がきつかった。しかし、次にたすきを渡したくて歯を食いしばったが体力が続かなかった」と言葉に悔しさをにじませた。
チームとしては、具体的な目標を設けず各自がテーマを持って走った。エース福沢は、全国レベルの中で力を試すため一斉スタートの1区起用を志願。序盤から順調に走り出したが1・8キロ地点で先頭集団に離された。「集団のペースが上がった時に反応できるようになることが今後の課題。納得いく走りはできなかったが課題が見つかり得るものが多かった」と話した。
柳沢監督は「トラック競技のシーズンが始まるので一人ひとりが目標を持って練習に取り組んでほしい。個人のレベルアップを目指してから秋の駅伝を迎えたい」と古豪復活へ再帰を誓った。 -
【春の高校伊那駅伝】新コースになって
男子30回、新伊那市誕生を記念した新コースは、前回までと総距離、区間数は同じだが、区間距離やアップダウンの条件が変化。初回とあって終盤までの勝負の行方は分からず、選手起用する監督らにとっても難しいコースとなった。
男子コースは、3区(9・2キロ)、4区(9・1キロ)の両エース区間を設け、各校とも両区にエース級選手の起用が余儀なくなった。3区は終盤にある高低差約40メートルの上り坂がランナーらを苦しめ、最短距離の最終区もきつい上りが最後に待ち受けた。
女子は、1区に前回約1・5キロの上りがあったが、今回は5・9キロの最長区間に変るも下りが続き走りやすい区間となった。しかし、比較的フラットだった2縲・区の間はアップダウンの大きなコースに変った。
2年連続、4回目の男子総合優勝に佐久長聖を導いた両角速監督(40)は、男子コースを「前回は強い選手が3人いればよかったが今回は総合力が試される」と評価。「前のコースの方が選手起用がしやすかったが、冬場の選手強化の位置付けの大会としてはチーム全体のトレーニング成果が試せるよい場になった」と語る。 -
第11回中学生長距離伊那大会
春の高校伊那駅伝併設第11回中学生長距離競走伊那大会は18日、伊那市陸上競技場で開き、男子3千メートル、女子2千メートルに県内外の有力選手180人余が出場。上伊那勢は、男子(出場選手108人)で、福沢潤一(駒ヶ根東2年)が5位、女子(出場選手76人)で篠田美樹(駒ヶ根東2年)が3位、森田遥(赤穂1年)が4位に入賞する健闘を見せた。長野陸上競技協会など主催。
男子3千メートルは、最終4組に実力選手が集中。長野県ロードレース伊那大会(4日)の中学男子の部で優勝した大迫傑(東京都金井、3年)や強豪伊那松川の矢野圭吾、松下巧臣、代田修平(いずれも3年)らとともに、福沢は2年生であること感じさせない積極性でいつものようにレースをつくった。
女子2千メートルは篠田の健闘と、1年生の台頭が目立った。森田のほか、蟹沢未来(赤穂、11位)北原成美(駒ヶ根東、16位)らが着実に力をつけてきた。
1位の記録と上伊那関係の順位(50位以内)は次の通り。
◆男子3000メートル
(1)矢野圭吾(伊那松川3年)8分55秒2(5)福沢潤一(駒ヶ根東2年)(11)大蔵孝典(赤穂3年)23久保田光(駒ヶ根東2年)47桃沢大祐(中川)
◆女子2000メートル
(1)有泉千佳(山梨県・櫛形3年)6分42秒8(3)篠田美樹(駒ヶ根東2年)(4)森田遥(赤穂2年)(11)蟹沢未来(赤穂1年)(16)北原成美(駒ヶ根東1年)(19)寺平稚博(駒ヶ根東2年)28山田咲織(赤穂1年)39平賀愛美(赤穂2年)45加納寛子(赤穂3年) -
春の高校伊那駅伝 あした号砲
2つのアルプスをたすきでつなぐ新コースで18日に開く、「春の高校伊那駅伝2007」の開会式は17日、伊那市の県伊那文化会館大ホールであった。出場する県内外の選手ら約1500人が集まり、互いに健闘を誓い合った。
前回大会で男子総合優勝した佐久長聖の片桐剛司主将(2年)が選手宣誓。「冬場の練習で培った成果をアルプスの山々を背に、春の伊那路を激走したい」と力強く述べた。
新市誕生、男子30回を記念し、伊那西部広域農道を中心とした旧コースから市街地、高遠町を通る新コースで実施。男子6区、42・195キロ、女子5区、21・0975キロで健脚を競う。
招待高校は、計16校で、昨年の全国大会優勝の男女各校など計16校。17日現在、男子81校、女子46校の計127校がエントリーしている。
競技スタートは、女子が午前10時、男子が午後0時5分から。
選手宣誓する佐久長聖校の片桐主将 -
市街地を試走 応援期待
2つのアルプスを結ぶ新伊那市を舞台に健脚を競う、18日の「春の高校伊那駅伝2007」の開催が近づき、16日、県内外の出場全135校のうち数十校が現地入りした。新コースとなった中心市街地や高遠町へ向かう道路などでは、選手たちが走り込む姿が目立った。
男子30回大会、新市誕生を記念した今大会は、これまでの郊外にある農道を利用したコースから、応援のしやすさ竏窒lえた新コースで開催する。この日は、市駅前ビルいなっせ2階市民ロビーに「インフォメーションコーナー」も設け、新コースの説明パネルなども展示し始めた。
男子、女子コースの経由場所となる中心商店街では、多くの選手らが練習。前回大会も走った比叡山高校(滋賀県)の男子生徒は「市街地を通ることで声援もにぎやかになりそう。応援は選手にとって力になるので頑張りたい」と話していた。
17日午後4時30分から県伊那文化会館で出場135校、約1300人のランナーが集まり、開会式を開く。 -
駒ケ根市全国大会出場者激励会
ソフトボール、バレーボール、空手の全国大会に出場する地元出身選手を励ます会が12日、駒ケ根市役所で開かれた。出場者は第25回全国高校男子ソフトボール選抜大会(17縲・0日、静岡県)に出場するいずれも伊那弥生ケ丘高校ソフト部2年の村上一君=東伊那、小出大志君=下平、下島健君=上穂=、第38回全国高校バレーボール選抜優勝大会(春の高校バレー、19縲・5日、埼玉県)に出場する東海大学付属第三高校2年の戸枝陽香さん=下平=、文部科学大臣旗争奪第6回全日本少年少女空手道選手権大会(21日、東京都)に出場する駒ケ根市スポーツ少年団空手団の新田杏奈さん(赤穂東小6年)=町三=の5人。市教育委員会の中原稲雄教育長が「持てる力を十分発揮して元気よく活躍してきてほしい」と激励金を手渡した=写真。出場選手は「いつも通りのプレーを心掛け、全国大会でも勝ちたい」「チームプレー大事にて優勝する」などとそれぞれ決意を語った。
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宮田村剣道部大会、成果振り返り次の力に
宮田村剣道部は本年度1年間を締めくくる大会を11日、村勤労者体育館で開いた。部所属の小中学生30人ほどが出場。練習の成果を発揮し、取り組んできたことを見つめ直す機会にもした。
小学校低学年、中学年、高学年別にトーナメント方式、中学生は総当りのリーグ戦で対戦した。
勝負よりも1年間の成果を振りかえり、自己評価するのが大会の目的。毎年この時期に開いているが、子どもたちは真剣勝負に臨み、精神的にもたくましくなった姿を指導者や保護者らに見せていた。 -
全国大会出場の選手を激励
飯島町役場で13日、全国大会出場の高校空手道選手2人と小学生ソフトテニス大会出場選手5人の激励会があった。
空手道は第26回全国高校空手道選抜大会(3月25-27日、和歌山市ビッグホエール)・男子団体組手の部出場の竹俣有基君(松本第1高校)=豊岡=、団体女子組手の部出場の岡島真理(松本第1高校)=赤坂=。2人は同大会北信越地区予選会(昨年11月25-26日)で3位入賞を果たし、全国への切符を手にした。
また、ソフトテニスは第6回全国小学生大会(3月29-31日、千葉県白子町)女子ダブルス4年生以下の部出場の新井春花さん、矢沢彩夏さん(以上本郷)ペア、宮崎由佳さん(高遠原)、加藤祐希さん(本郷)ペア、女子ダブルスの部の湯沢みなみさん(本郷)。2月4日松本市で開いた第3次県予選会で新井・矢沢ペアは2位、宮崎・加藤ペア、湯沢・城鳥(伊那市)ペアはそれぞれ3位入賞した。
ひとり一人に激励金と記念品を手渡した後、高坂町長は「町民の代表として、体調を調え、練習の成果を発揮し、頑張って」と活躍を期待した。
空手道の竹俣君は「自分の力を発揮し、1つでも多く勝ちたい」。岡島さんは「悔いのない試合にしたい」。 ソフトテニスの新井・矢沢ペアは「練習の成果を発揮し、一勝はしたい」。宮崎・加藤ペアは「予選の経験を生かし、大事に打ちたい」。湯沢さんは「練習をしっかり頑張り、試合に臨みたい」とそれぞれ決意を述べた。 -
来期さらなる飛躍を 上農高スケート同好会
南箕輪村の上伊那農業高校スケート同好会(日詰誠顧問、3人)は発足2年目の今シーズン、1月下旬、栃木県であった高校総体のスピードスケート競技で優勝者を排出するなどの活躍を見せた。この快挙は、約35年前に陸上競技で国体優勝した伊藤国光氏の功績と同等であると同校では賞されている。
同好会に所属するのは2年生の武井博史君(伊那中出身)、小林成光君(高瀬中出身)と1年生の唐沢郁弥君(箕輪中出身)の3人。メンバー全員がインターハイへ出場し、武井君は1500メートルで優勝し、武井君と小林君は、群馬国体にも出場し上位入賞を果した。
3人は、宮田スケートクラブ(宮田村)の新谷純夫コーチを師事する。シーズン中は、学校が終わると岡谷市にあるスケート場へ、ほぼ毎日のように電車通いして練習。昨年、国体出場の2人は県の特別強化選手としてカナダ合宿にも参加している。
武井君は「狙っていなかった1500メートルでの優勝にはびっくりしている。一度頂点に立ってしまったことで気が抜けなくなった。連覇を目指し、夏場の体力づくりに励みたい」と意気込む。
小林君は「インターハイでは思うような結果が残せず悔しい。表彰台を目指して頑張りたい」。唐沢君も「初出場で緊張してしまったので次ぎはもっと上を」と来シーズンの活躍を誓った。
スケート同好会の活躍を祝う横断幕を背にして来シーズンの活躍を誓う武井君、小林君、唐沢君(左から) -
伊那弥生男子ソフトボール部が全国選抜大会へ
第25回全国高等学校男子ソフトボール選抜大会(17縲・0日・静岡県、富士宮市県ソフトボール場など)に伊那市の伊那弥生ヶ丘高校が出場する。初戦は、優勝候補と呼び声高い大阪府代表の清風南海と対戦。選手たちは、気負いせず、試合で持てる力を発揮するため毎日の練習に熱が入っている。
伊那弥生校は、昨年10月初旬にあった県大会で飯山北校に勝利し、2年振りの県代表を獲得。今回の全国大会は記念大会で、全国の都道府県代表45チームが集まり、4日間の熱いトーナメント戦を繰り広げる。
チームの特長は打撃力で、「今年は、上位から下位まで無駄なく打てる」と小林光二監督は評価する。県大会では、11対1の五回コールドで対戦校を撃破し、打線の爆発力を見せた。下位打線にも一発の長打力があるのが魅力だという。
17日の初戦は、昨年のインターハイ準優勝の強豪チームと対戦する。小林監督は「投手力に不安はあるが、打ってつないで流れをつくりたい。くじ運が悪いとも思えるが、どうせ戦うなら強いチームを相手に勉強してきたい」と語る。
日比野主将は「名前負けせず、自分たちの特長を謙虚に出して戦いたい。声を切らさず元気のよさを見せつけたい」と意気込んでいる。 -
伊那小学校6年生 こどもシンポジウム
伊那小学校の6学年(4クラス、133人)は9日夕方、市駅前ビルいなっせで、各クラスが3年間取り組んできた総合活動の学習成果を披露する「子どもシンポジウム」開いた。会場には保護者や地域住民ら120人以上が参加。4クラスそれぞれが活動を通じて感じた思いを最後の舞台で発表した。
同学年のシンポジウムは4回目。智組は「美和湖探検隊の3年間」、仁組は「手作り楽器の活動を通して」、勇組は「桜守の活動を通して」、学組は「3年間続けた『高尾公園づくり』を通して」竏窒ニ題して活動成果を披露した。
智組は、木製の手作りカヌーを使った美和湖(長谷)探検や、小黒川の土石流の被害調査などの結果を報告。「カヌーに乗って見渡す景色は普段とは違い、自然のよいところや怖いところも学べた」などと感想を話した。
そのほか、仁組は手作り楽器を持って東京で演奏した思い出、勇組は桜守として学んできた知識、学組は市議会議員にも提言した明るい公園整備に向けた取り組みなどについて話した。
学年PTA会長の金田正美さんは「始めは小さな取り組みも一人ひとりの考えで大きな活動へと広がった。この経験を生かし、大きく成長し、羽ばたくことを期待する」と話した。
手作りカヌーを使った美和湖探検の様子などを説明する智組の児童 -
辰野の高校1年生・萩原君 スノボ全日本で2位
第25回日本スノーボード連盟全日本スノーボード選手権(4竏・日、石川県・白山瀬女高原スキー場)のジュニア男子の部に出場した、辰野町小野の高校1年生萩原正道君(15)=写真=が大回転(GS)で準優勝した。同部門への出場は、南信地区からは初めてで、この快挙に周囲も喜んでいる。
萩原君は、2月中旬に富山県であった中部地区大会で出場権を獲した。大会では各予選を突破した中部、北海道、関東地区の計7人がエントリーし、旗門を設置した全長550メートルのコースを2回滑った合計タイムで順位を競った。
オーバーターンによりタイムロスし、1本目を終えた時点では3位だったが、2本目を「ほぼノーミス」(萩原君)で滑り2位に浮上。トップとの合計タイム差は約1秒ときん差まで迫った。萩原君は「悔しい気持ちもあるが全日本大会に出れただけでもうれしかった」と謙虚に語る。
父親の影響で小学校3年生の時から競技を始め、2年前からスノーボードサークル「S‐mix」(伊那市)に所属。将来の夢であるプロ選手への道については「(今回の大会で)自信がついた」と話す。
また、同大会の回転(SL)にも出場し6位の成績を残した。 -
ブロンズの部は「SPB」が初V
ソフトバレーボール第8回伊那リーグ
伊那市を中心としたソフトバレーボール愛好者で競う「第8回リーグ戦」のブロンズの部(50歳以下)、ゴールドの部(50歳以上)の全日程が終了し、優勝チームが決まった。9日夜、伊那中学校体育館でブロンズの部の表彰式があり、7勝1敗で「SPB」が初優勝した。
市体協ソフトバレーボール部主催。本年で8回目のリーグ戦は、ブロンズの部9チーム、ゴールドの部6チームの計15チームが参戦。1月下旬ごろから、同体育館を会場に1日3試合の総当り戦をした。
ブロンズの部優勝の「SPB」主将の矢島春樹さん(30)=伊那市美篶=は「念願の優勝を手にすることができた。チームの団結力もあったし、日ごろの練習の成果が十分に発揮できたから勝てた」と初優勝を喜んだ。
ブロンズ、ゴールドの部の結果は次の通り(勝敗数が同じ場合は得失セット率・得失点率による)。
▽ブロンズ (1)SPB(7勝1敗)(2)ハイジー(6勝2敗)(3)こまちゃん(5勝3敗)(4)レッドビッキーズV(同)(5)はせくらぶ(同)(6)O・G・S(4勝4敗)(7)BeeKing(3勝5敗)(8)リバース(1勝7敗)(9)あんな(8敗)
▽ゴールド (1)さくら(4勝1敗)(2)ロマンス(3勝2敗)(3)花水木(同)(4)パプリカ(同)(5)リバース(1勝4敗)(6)こまちゃん(同)
初優勝を手にしたブロンズの部「SPB」の選手の皆さん -
春の高校駅伝 地元有志の看板バージョンアップ
伊那市美篶の三峰川右岸農道沿いに地域住民が設置した、18日に開く「春の高校伊那駅伝」の開催日までを知らせるカウントダウン看板が週末に限り、バージョンアップしている。「襷(たすき)」「激走」と記した7本のぼり旗を一緒に取り付け、ドライバーらに大会をPRしている=写真。
新市誕生、男子30回を記念した大会で同道路が新コースになったため、手作り看板を設置した同地区上川手の会社員白鳥博文さん(46)。開催日も近づいてきたのでいっそうのPRを竏窒ニ、自分が管理ができる休日の土・日曜日にのぼり旗を取り外ししている。
白鳥さんは、上伊那農業高校2年生の時、同駅伝の第1回大会に出場し1区で区間優勝者したランナー。思い出のある大会なので感謝を気持ちを込めてと、看板を1月下旬ごろに設置し始めた。
白鳥さんは「大会へ向けて地域の士気も高まってきた」とし、大会当日は地元住民らと一緒に選手らを応援。毎夕、カウントダウンの数字を入れ替えている看板には最後、「ガンバ」との文字を入れる予定だ。 -
県ソフトボール協会役員総会
県ソフトボール協会の07年度役員総会が4日、伊那市の市駅前ビルいなっせであった。会長の小坂樫男市長をはじめとする役員85人が出席し、来年度の事業計画、予算など4議案を原案通り可決した。
来年度事業計画によると、50歳以上の女子による「第6回全日本エルデスト大会」を伊那市で10月12縲・4日、開催する予定。そのほか、東日本大学選手権大会を8月中旬に大町で、日本女子リーグ・1部を10月下旬に飯田市で開くことになった。
小坂市長は「エルデストには私の同級生も参加している。ソフトボールは生涯スポーツなので、この振興を続けていきたい」とあいさつした=写真。
総会では、長年の功績を認める協会表彰のほか、北信越国体優勝の成年男子県選抜チームなどの優秀チーム賞、特別功労賞などに選ばれた受賞者やチームを表彰した。 -
春の高校伊那駅伝 中心市街地にタペストリー
18日にある春の高校伊那駅伝に向けて「伊那市商店街活性化イベント委員会」が中心商店街の沿道約2キロに渡って、大会の実施をPRするタペストリーを設置し始めた。男子30回の記念大会となり、同商店街をランナーが走る新コースになるため、地元の店主らも盛り上がっている。
タペストリーは、横40センチ、縦65センチ。赤色の生地に白色で「歓迎 春の高校伊那駅伝」と記してある。市の委託事業で、3日に635枚が完成し、6日から順次、各商店街の実業団が取り付け始めている。そのほか、選手が宿泊する施設や市役所などでも飾る。
同委員会は11日、横6メートル、縦0・9メートルの横断幕2枚を中心商店街の沿道へ設置する予定。これに合わせ、坂下商工会も独自で制作した、横7メートル、縦0・8メートルの横断幕2枚を取り付け、大会をPRすることにしている。
春の高校伊那駅伝をPRするため中心商店街にタペストリーを設置(市駅前ビルいなっせ前) -
中川村バレーボール大会
第15回中川村バレーボール大会(6人制の部)が4日、中川村社会体育館であった。小学生から大人まで幅広い年代層の男子5チーム、女子7チームが参加し、予選リーグ、決勝トーナメントで優勝を目指した=写真。
結果は次の通り
◇男子・優勝=3☆2☆6(2)赤穂高校(3)NKC◇女子・優勝=みかーず(2)中川クラブОG(3)チームCОSMОS -
駒ケ根市チャレンジチャンピオン大会
駒ケ根市体育指導委員会は3日、チャレンジチャンピオン大会を駒ケ根市民体育館で開いた。記録を塗り替えようと親子連れらが会場を訪れ、靴飛ばし、バドミントンのシャトル投げ、1分間の縄跳びの回数を競う早回し跳び、20メートルの距離で競う「片足ケンケン」と「ごしごしぞうきんがけ」、ストラックアウトの6種目に挑戦した=写真。出場者は「我こそは竏秩vと張り切って各種目に挑戦したものの思ったほどの成績が出ず、がっかりした表情を見せながらも気を取り直して次の種目へと挑んでいた。
優勝者は次の皆さん。
◇子どもの部▽シャトル投げ=金山泰河7メートル70大会新▽くつとばし=竹村知哉17メートル10▽早回しとび=竹村みずか144回▽かたあしケンケン=竹村みずか5秒60▽ごしごしぞうきんがけ=金山泰河5秒37▽ストラックアウト=飯田祥史70点
◇大人の部▽シャトル投げ=メランソン・マルコ7メートル20大会新▽くつとばし=メランソン・マルコ23メートル▽早回しとび=メランソン朋枝136回▽かたあしケンケン=下平智彦5秒38大会新▽ごしごしぞうきんがけ=下平智彦6秒96▽ストラックアウト=池田和守65点 -
シイタケの菌打ち、薫製づくり体験
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駒ケ根市スポーツ少年団・宮田村公民館の両少林寺拳法教室は4日、市内大田切中の島の水上平八郎さんのシイタケほ場で、菌打ちと薫製づくりに挑戦した。
昨年に続き3回目。 園児から中学生、保護者ら30人が参加、水上さんに教わりながら、クヌギのほだ木に開けられた穴に、種菌を押しこむ作業を体験した。
また、ほだ木のチップを使って、シカ肉やソーセージ、ちくわの薫製もつくった。
昼食には出来たての薫製のほか、指導者の鈴木英仁さん、加藤忠志さんらが用意した白菜とダイコンのキムチ、チヂミを味わった。
水上さんは「少林寺拳法の食育教育の一環。体験を通じて、本物の食や自然に関心を深めて」と期待した。
7歳と4歳の娘、夫の家族4人で参加した小林三智代さん=伊那市=は「子どもたちにキノコがどのように出来るか、教えたかった。今日は子どもと一緒に楽しんでいる」と話していた。 -
第2回上伊那ミニバスケットボール新人交歓大会
上伊那バスケットボール協会は4日、第2回上伊那ミニバスケットボール新人交歓大会を箕輪町の藤が丘体育館などで開いた。女子13チーム、男子8チームが集まり、熱戦を繰り広げた=写真。
一昨年までは、新6年生が公の場で他チームと対戦する機会は7月の新人戦までなかったが、早い時期に新人同士で対戦して士気を高め合い、上伊那ミニバスケットボールのレベル向上させよう竏窒ニ昨年からこの大会を開くようになった。
各チームはそれぞれ2試合のリーグ戦で対戦。大きな声を掛け合いながらパスを回し、相手ゴールへと切り込んでいた。
上伊那は特に女子チームのレベルが高く、昨年も県内ベスト8に上伊那3チームが入っている。今年はチームの要となる新6年生が少ないことが懸念されるが、それをサポートする4年生の層は厚く、各チームのレベルもさまざまに変化することが予測されるという。 -
高校球児 小学生を教える
県高等学校野球連盟上伊那支部は4日、伊那市の弥生ヶ丘高校グラウンドなどで、上伊那少年野球連盟の小学生を対象とした技術交流会を開いた。この日は、2会場で同市の小学生に対し、地元高校の監督や部員が投球、バッティングフォームなどの基礎技術を教えた。
小学生の健全育成を目的に野球を通じて技術交流を深めよう竏窒ニ、同少年野球連盟からの申し出により始まった5年目の取り組み。連盟の31チーム、約400人の児童が17日までの4日間、各場所で開く交流会にそれぞれ参加する。
弥生ヶ丘高グラウンドには、市内の4チームの計約60人と、弥生ヶ丘高校野球部員約40人らが参加。投球フォームの練習では、体の使い方や腕の振り方の基礎を学んでから高校生とキャッチボールを楽しんだ。
上伊那少年野球連盟の宮原崇会長は「高校の監督から指導を受けられることは貴重。野球の底辺拡大にもつながるし、子供たちも高校生との交流を楽しんでいる」と話していた。 -
県ロードレース伊那大会
第42回県ロードレース伊那大会は4日、伊那市営野球場を発着点としたコースで開き、上伊那勢は、中学男子の部(5キロ)で福沢潤一(駒ヶ根東)が2位、宮脇千博(同)が6位入賞を果した。同市、県陸上競技協会など主催。
2年生の福沢は、周りに佐久長聖高への進学を決めている3年生の実力者がひしめく中で存在感を見せ、2位と健闘。同高へ進学の優勝した大迫傑(東京・金井中)とは惜しくも8秒差の15分55秒と、来年度の活躍を期待させる走りを見せ付けた。
一般の部(約16キロ)、高校の部(10キロ)、壮年の部(同)、女子の部(5キロ)、中学男子の部の計5部門に県内外から594人のランナーが参加。それぞれが春の陽気を見せ始めた伊那で健脚を競い合った。
結果は次の通り。
【一般の部】
(1)山本和弘(愛知製鋼)51分31(2)杉本浩二(上田陸協)(3)利根川裕雄(丸善食品工業)(4)大久保貴志(長野市陸協)(5)笹崎慎一(佐久長聖高校)(6)高野寛基(同)
【高校の部】
(1)村沢明伸(佐久長聖)31分00(2)千葉健太(同)(3)佐々木健太(同)(4)佐々木寛之(同)(5)広沢貴行(同)(6)藤井翼(同)
【壮年の部】
(1)徳武雄次郎(長野市陸協)33分33(2)小口秀哉(下諏訪町体協)(3)村瀬裕之(愛知製鋼)(4)松下善幸(飯田市陸協)(5)我山尊道(上田陸協)(6)菊池利治(諏訪南PC)
【女子の部】
(1)亀山絵未(東海第三高校)17分36(2)箱山侑香(丸子実業高校)(3)西沢美春(長野東高校)(4)落合恵子(信州大学)(5)長田みさき(茅野市陸協)(6)佐藤志穂(信州大学)
【中学男子】
(1)大迫傑(金井)15分47(2)福沢潤一(駒ヶ根東)(3)笹崎高志(八千穂)(4)矢野圭吾(松川)(5)臼田稔宏(同)(6)宮脇千博(駒ヶ根東)
中学男子の部で2位の福沢潤一(駒ヶ根東中) -
視覚障害ランナーの目となって
元五輪選手の宇佐美さん指導、宮田村で伴走者育成講習会視覚に障害を持つランナーの・ス目・スとなる伴走者を育成しようと3日、一般対象の講習会が宮田村の宮田中学校であった。日本スポーツボランティアアソシエーション(NSVA)と県視覚障害者マラソン協会の共催。NSVA理事長でマラソン日本代表として3回の五輪を経験した宇佐美彰朗さんらの指導で、約80人が実際に伴走して声のかけ方、気の配り方などを学んだ。
宇佐美さんの指導は、一昨年の北安曇郡池田町に続いて県内では2回目。21年間の伴走経験を持つ鈴木邦雄さんと一緒に教えた。
県内各地から参加があり、地元宮田中学校陸上部の20人も体験。目の見えない状態の人と一緒に歩き、段差の有無など路面状況の変化を的確に知らせる練習から始めた。
慣れてきた所で、聴覚障害のランナーを実際に伴走。コーナーなどの指示を出して走ったが、うまく伝わらずにコースをはみ出す姿もあった。
長野マラソンで伴走しようと準備を進めている伊那市の茅原由昭さん(20)と箕輪町の柴勇一郎さん(19)は「あせってしまい、指示を出すのが難しい」と話した。
宇佐美さん、鈴木さんは「安全を第一に、ランナーを走りやすくさせるのが伴走の基本」と繰り返し指導。「スポーツは健常者だけのものではない。皆さんからまわりに発信して」とも呼びかけた。
県内には約30人の視覚障害のランナーがいるが、伴走者は70人ほど。足りない状況もあり、県協会などは今後も講習会を開いて育成を図っていく考えだ。 -
辰野の萩原正道君 全日本スノボ選手権出場へ
5、6日、石川県で開く、第25回日本スノーボード連盟全日本スノーボード選手権のジュニア男子の部に、辰野町小野の高校1年生・萩原正道君(15)が出場する。高校生が南信地区から参加するのは初めて。萩原君は、大回転(GS)、回転(SL)の2種目で健闘することを誓った。
萩原君は、2月中旬に富山県であった、中部地区大会で出場を決めた。ジュニア男子の部は、5人が参加し、両種目それぞれで代表権を得る3位以内に入った。競技はいずれも旗門を設置したコースを滑り終えるまでの時間を競い、得意のGSは2位を手にした。
スノーボードは、父親の影響で小学校3年生の時に始めた。萩原君は現在、スノーボードチーム「S‐mix」に所属。同チーム代表の白井勇樹さん(34)=伊那市=の指導で、週3回、木祖村の「やぶはら高原スキー場」で練習に励んでいる。
「優勝を目指して頑張りたい。迫力ある滑りができれば」と萩原君。全国大会は約30人が参加し、北海道、長野県の選手が毎年、上位に入っているという。「ライバルの白馬勢には勝ちたい」と闘志を燃やしている。
全日本スノーボード大会への出場はそのほか、一般男子の部で白井さんが2年ぶり6回目の出場も決めている。