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第89回全国高校野球選手権長野大会 第8日
第89回全国高校野球選手権長野大会は第8日の21日、3回戦8試合が県下4球場であった。上伊那勢は、松本美須々と対戦した伊那弥生が、先制点を奪うも逆転を許してしまい、1竏・の7回コールドで大敗。地球環境と戦った上伊那農業は、一時2点差まで詰め寄るも力及ばず5竏・1で敗れた。
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【県営長野野球場】
松本美須々
0005003=8
0100000=1
伊那弥生
(7回コールド)
○…伊那弥生は、初先発の主戦平沢が波に乗れず、速度と制球力を欠いた直球を狙われた。2回に先制するも4回、四死球に失策が絡み一挙5点を奪われると、選手らは意気消沈してしまった。原監督は「完敗ですね。でも、エースが投げて負けたのだからしかたない」と悔しさをにじませた。
「先制点をとってくれたのにオレが打たれてしまったのが一番の敗因」と平沢。試合に向けて体調は万全だった。しかし、この日、最速130キロの直球に勢いはなかった。変化球を中心に配球を立て直すが、甘いコースの直球を打たれ、守備にリズムがつくれなかった。「(1、2回戦は)後輩が頑張ってくれたのに情けない」と周囲の期待を背負ってきたエースは、悔し涙を流した。
春日主将は「平沢は悪いなりに一生懸命投げてくれてた。打たれても取り返そうと、みんなが打席に立っていたのだが…、こういう結果になってしまった。でも、全選手が全力を尽したので、この試合に悔いはない」と上を向いた。
【伊那弥生竏衷シ本美須々】試合後に悔し涙を流す伊那弥生選手ら=21日、県営長野野球場
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【諏訪湖スタジアム】
地球環境
103103003=11
100022000=5
上伊那農業
○…上農は先発の宮下が初回に1点を先制され、その裏すかさず同点に追いつくも3回、地球環境の連続長打などで一気に3点を失う苦しい展開。4点を追う4回には2死満塁の好機にもう一本が出ず、無得点に終わった。
だが続く5回に反撃。1死一、二塁から6番宮下が右翼線を破る二塁打で2点を挙げ、2点差にまで追いすがった。6回には互いに点を取り合ったものの、上農は7回以降無得点。9回にはダメ押しの3点を奪われて押し切られ、涙をのんだ。
投手は両チームとも3人の継投だったが、上農は3投手ともに1イニング3点を失う集中打を浴びたことが勝敗を分けた。
守屋監督 残念。選手はよくやった。立派だった。満塁のチャンスで点を取れなかったことと、相手打線が予想以上に良く、長打を打たれたことが敗因。技術はともかく、気持ちを一つにしてプレーできた。ゲームには負けたが皆よく頑張った。
大蔵大主将 勝つ気でいたのでとても悔しい。自分たち3年生はもう試合はできないが、この気持ちを後輩に託したい。3年間すごくいい経験ができた。
##写真
5回、長打で2者が生還。2点差に詰め寄る -
卓球で全国大会などへ出場
南箕輪村から卓球の全国大会などへ出場する小・中学生3人が19日、役場を訪れ、唐木村長に出場あいさつをした。
全日本卓球選手権大会(27縲・9日、兵庫県)と第59回中部日本卓球選手権大会(8月25縲・6日、静岡県)に平石聖亜君(11)=南箕輪小6年・北殿、中学校総合体育大会北信越大会(8月6縲・日、松本市)に山岡孝太君(14)=南箕輪中3年・久保=がそれぞれ男子シングルスへ出場。伊藤力斗君(10)=南箕輪小5年・南殿=は、日中友好協会などが主催する日中友好交流都市小学生卓球交歓大会(8月1縲・日、ペキンほか)に参加する。いずれも南箕輪わくわくクラブに所属し、週5回の練習に取り組んでいる。
県大会で3位になった平石君は、2度目の全国大会出場。「予選リーグを突破して決勝トーナメントに進みたい。緊張すると体が動かなくなるので、緊張しないで臨めたらいい」と話した。
山岡君は、県大会2位で初めての北信越大会出場を決め「攻撃のミスを少なくして、全国大会出場(上位10人)を目指したい」と決意を述べた。
伊藤君は、中国での試合を楽しみにしていた。
3人は、倉田亜来夫監督と来庁。
唐木村長は、各選手の活躍に期待した。 -
箕輪町の壮年ソフト「ミノワクラブ」全国大会へ
箕輪町の壮年ソフトボールクラブ「ミノワクラブ」(山岡広好監督、28人)は、9月15-17日に滋賀県守山市で開く第7回日本スポーツマスターズ男子大会に県代表として出場する。6月30日-7月1日に箕輪町の番場原運動場などであった第9回長野県壮年ソフトボール大会(県ソフトボール協会主催)で優勝し、全国大会出場を決めた。
県大会は40歳以上で構成する29チームが出場。ミノワクラブは2回戦で仁科クラブ(大町市)に10-1、準々決勝でスーパァーロビンズ(伊那市)に6-5で勝ち、準決勝は前回優勝チームの常盤クラブ(大町市)に8-1で圧勝。決勝は信州ブルースターズ(大町市)と対戦。6回まで5-5で時間切れのためタイブレーカーを行い、8回で7-6でサヨナラ勝ちした。
全国大会につながる壮年ソフトボールは全日本壮年、県壮年の2大会。同クラブは今回で通算6回目の優勝。全国大会出場は5回目(出場辞退1回)になる。
山岡監督(54)は、「地元開催の中、控えのメンバーも含めてチーム全員で勝ち取った優勝。応援団の声援もありがたかった。守備でミスが目立ったが、練習どおりの攻撃で得点できた。全国大会では基本プレーの練習を繰り返し、よい成績を残せるように頑張ってきたい」と話している。
メンバーは箕輪町を中心とした40から50歳代。毎週火・金曜日の夜、若手中心の一般チーム「ミノワオールスター」、50歳以上の実年チーム「ミノワ実年クラブ」と合同で番場原運動場で練習している。 -
第89回全国高校野球選手権長野大会 第6日
第89回全国高校野球選手権長野大会の第6日は19日、2回戦8試合が県下3球場であった。上伊那勢は、上伊那農業が蘇南に対し、有賀の投打の活躍で6竏・の勝利、3回戦進出を決めた。
上伊那農業
##(スコア)
【県営飯田野球場】
蘇南
000000000-0
10110021×-
6
上伊那農業
○…制球力が光った左横手投げの有賀は、この試合、蘇南打線を2安打完封。打撃でも好調を見せ1、2、4打席の好機の場面で適時打を放ち、主砲の役割を果した。「今日は有賀のおかげで勝利できた」と守屋監督は称えた。
今大会、初登板の有賀は、直球を中心にチェンジアップを交ぜた投球で打者31人から11三振を奪った。捕手三浦は「三振が獲れたことで、気持ちよくリズムに乗れた」。守屋監督も「今までで一番のコントロールだった」と絶賛した。
6回まで完全試合ペースだった有賀。7回、先頭打者に甘く入った直球を左前に運ばれるが、それでも集中力は途切れなかった。「記録を意識せず、これで気持ちよく投げられた」と有賀。この回、2死三塁のピンチで迎えた4番打者を外角低めのカットボールで二ゴロに打ち取った。
しかし、9回、自分のエラーでピンチを招いた有賀は「野球は最後までやらないと分からないことを、あのエラーで体験した。これを次に生かしたい」と反省した。
守屋監督は「選手たちが試合を重ねるごとに成長しいることがうれしい」と次戦の活躍も期待した。 -
第89回全国高校野球選手権長野大会 第5日
第89回全国高校野球選手権長野大会は第5日の18日、県下6球場で2回戦16試合と1回戦再試合の計17試合があった。上伊那勢は、伊那弥生が臼田を8竏・で破り3回戦に進んだ。前日、延長15回引き分けに終わり、この日、再試合となった上伊那農業は13竏・の5回コールドで犀峡を下し、2回戦出場を決めた。松本第一と対戦したシード校の辰野は、8竏・4で敗れた。
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【諏訪湖スタジアム】
松本第一
202042004=14
000026000=8
辰野
○…辰野は、不調の主戦平島の制球力の不安定さに合わせ、内野の失策などが絡まり5回までに8点を与えてしまう。「初戦の緊張があった」(小椋監督)ためか打線も援護が遅れ、5回からようやく反撃するも最大2点差まで詰め寄るのが精いっぱい。大崎主将は「相手のペースに飲まれたのが敗因」と悔し涙を見せた。
平島は肩の筋肉疲労により、大会が始まる1週間前まで本格的な投球が出来なかった。それでも監督、チームの信頼を受けて力投するエースの姿をチームが打撃で盛り立てた。試合を終えて沈み込む選手に対し、小椋監督は「野球では負けてしまったが、これからの長い人生では絶対に負けるな」と強く語り掛けた。
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【県営長野野球場】
伊那弥生
210011021=8
000001000=1
臼田
○…弥生は初回に先制し、中盤と後半にも得点を重ね、試合を決めた。先発宮沢と二番手平沢も好投し、臼田を1点に抑えた。
弥生は1回、先頭の唐沢が右中間二塁打、続く白鳥が四球を選び、宮沢の犠打で一死二・三塁とし、四番佐々木が左翼フェンス直撃の二塁打を放って2点を先取した。2回と5回には連打で、6回には四球と二塁打で1点ずつ加えた。8回には敵失や四球などで一死満塁の好機に、白鳥の中前打と宮沢の左犠飛で2点を追加。さらに9回には三連打でダメ押しの1点を奪った。
臼田は6回に1点を返すのがやっと。9回には二死一・二塁と粘りを見せたが後続を断たれた。
原登監督 序盤から中盤、後半と点は取れたが、まだチャンスはあった。ここ一番に一本出るようにしたい。宮沢も平沢もよく投げた。今後もディフェンスをしっかりして臨む。
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【県営飯田野球場】
犀峡
01000=1
0409×=13
上伊那農業
(5回コールド)
○…前日、延長15回を戦った上伊那農業が本来の力を発揮した。打線が爆発した4回は、6連打を含む長短8安打を集めた。投げては主戦宮下が打者19人を3安打で抑える好投を見せ、勝利に貢献した。大蔵主将は「初戦でみんな緊張していた。今日は昨日の反省が生かせた」と喜んだ。
積極的に攻撃が出来なかった昨日の反省から、守屋監督は、攻める姿勢の強い倉田、唐沢(孟)をスタメン起用、打順を変更して再戦に望んだ。すると打撃に勢いがついた。4回、無死満塁から2点適時打を放つなどした3番小島は、この試合2安打3打点の活躍。「中軸がリズムに乗り、下位打線も満遍なく打てたのがよかった」と振り返った。
守屋監督は「まずはホッとしたが、結果には表れないミスを修正して、もっと上を目指したい」と感想。3連戦の3日目となる次戦に向けては「毎日、野球が出来ることは幸せ。1日でも多くこの時間を共感したい」と語った。 -
第6回飯島町バレー大会
第6回飯島町バレーボール大会が15日、開かれた。町スポーツ連絡協議会バレーボール部、町教育委員会主催。男子6チーム、女子7チームが出場し、町体育館、飯島小学校体育館を会場に、それぞれ優勝を目指して熱戦を展開した=写真。選手は経験者が多く、高さとパワーあふれる本格的なプレーを見せて会場をわかせていた。
上位は次の通り。
▼男子 (1)サクラ飯中(2)しんきん(3)シナプス、高三ズ▼女子 (1)どんぐりB(2)どんぐりA(3)しんきん、本郷 -
駒ケ根高原マラソン事務所開き
9月30日に行われる第25回中央アルプス駒ケ根高原マラソン大会の実行委員会(広田喜宥委員長)は17日、事務局を駒ケ根市役所2階の一角に開いた=写真。今後事務職員が常駐し、2カ月後の大会に向けて準備を進めていく。広田実行委員長は「昨年にも増して魅力向上を図り、過去の経験を生かして安全で楽しい大会が開催できるよう努力していきたい」とあいさつした。
17日現在の出場申込者は約千人で、例年よりかなり多めという。担当者は「招待選手の有森裕子さんの知名度の高さも一因ではないか」と分析している。最終的な参加者は約3千人を見込んでいる。昨年は2826人だった。レース後には、小中学生対象の有森さんによる陸上教室の開催が計画されている。
大会は駒ケ根高原の林間に設定された3キロ、6キロ、15キロのコースで男女年代別に行われる。参加料は3千円、3キロのみ出場可の小学生は500円。申し込みは8月17日まで。問い合わせは大会事務局(TEL83・2111)へ。 -
高校野球選手権長野大会 第4日
第89回全国高校野球選手権長野大会は第4日の17日、1、2回戦計16試合が県内6球場であった。上伊那勢は、小諸と対戦した箕輪工業が0竏・で1回戦敗退。創造学園と戦った赤穂は0竏・で、長野日大と対戦の駒ヶ根工業は6竏・3でそれぞれ敗れ、3回戦に進むことは出来なかった。上伊那農業は1回戦、犀峡と対戦したが延長15回規定により7竏・の引き分け。18日9時(第1試合)、県営飯田野球場で再試合を行う。
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【県営飯田野球場】
犀峡
301201000000000=7
003030010000000=7
上伊那農業
(延長15回規定により引き分け)
○…上農は接戦で延長にもつれこみ、15回まで攻守ともに互角の戦いを繰り広げた。大会規定により引き分けとなり、きょう再戦する。
4点を先行された上農は3回から反撃に転じた。三浦と大槻の連続安打、小林の犠打で一死二・三塁とし、小島の三塁強襲と有賀の右翼線二塁打で3点を返した。4回に犀峡に2点を許すも5回に短打や四球、敵失などで3点を奪った。1点リードで逃げ切りムードの犀峡に対し上農は8回、三浦が遊ゴロに倒れたあと、大槻が左翼席に本塁打を放ち、粘りを見せた。
両チームとも早めの継投が効を奏した。上農は先発の藤森に続いて茅野が4回からマウンドに上がり、好投した。
守屋光浩監督 投手は5人いて、誰でも行ける。うちは発展途上で、試合の後半から良くなった。明日は気持ちをリセットして、とにかく打つしかない。
8回同点本塁打の大槻陽太朗選手 当たった瞬間、手ごたえがあった。公式戦では初めてのホームラン。ダイヤモンドを回るうちに実感がわいてきた。明日も頑張りたい。
##(写真)
【上伊那農業竏注メ峡】上農は3回から反撃。一死二・三塁から小島の三塁強襲安打でまず1点を返した=17日、県営飯田野球場
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【松本市野球場】
赤穂
0000000=0
042003×=9
創造学園
(7回コールド)
○…赤穂は、強豪校の投手を攻略することが出来なかった。この試合に放った安打は、梶屋と高嶋の単打2本のみ。先発した木下は「守備でリズムをつくれず攻撃に流れを持っていけなかった」と反省。真野監督は「自分たちの持てる力を出すため、集中力を切らせずによく戦った」と選手らを労った。
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【県営長野野球場】
駒ヶ根工業
0012030=6
522013×=13
長野日大
(7回コールド)
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【諏訪湖スタジアム】
小諸
5000002=7
0000000=0
箕輪工業
(7回コールド) -
ヨット・カヌー体験
「海の日」に合わせ、カヌーやヨットの魅力を知ってもらおうと、飯島町は町内七久保の千人塚城ケ池で16日、海洋性スポーツ普及大会(ヨットとカヌー体験会)」を行った。小学生を中心に、20人余が参加し、「B&G海洋センター」のインストラクターの指導でヨットとカヌーを体験した。
参加者は開講式に続き、インストラクターからサドルの扱いや、かじの取り方など基本的な説明を受けてから、ライフジャケットを着け、ヨットやカヌーに乗りこみ、船着き場から池の中央にこぎ出した。
カヌーに乗りこんだ子どもたちは、はじめはドキドキ、緊張気味だったが、サドルの扱いにもすぐに慣れ、カヌーやヨットを楽しんでいた。
この日は台風一過青空が広がり、風もなくおだやか。カヌーは湖面をスーイスーイと縫い、ヨットは微風を捕らえて、のどかに、湖上遊覧していた。 -
B&G海洋センタープールがオープン
飯島町七久保柏木のB&G海洋センタープールは16日夜、オープンした。8月31日まで営業する。
初日は無料開放とあって、開場時間前から小学生ら約10人が並んだ。
台風一過で青空が広がり、午後6時の水温は27度と適温、家族連れや小中学生が次々と入場。広いプールで伸び伸びと夜間水泳を楽しんだ。
開場は午後6時から午後9時まで。入場料は大人200円(高校生以上)、子ども100円(小中学生)
昨年は45日営業、1500人余が入場した。 -
伊那市体育協会弓道部主催の県下弓道大会開催
伊那市体育協会弓道部が主催する県下弓道大会が16日、伊那市武道館弓道場であった。高校生130人、一般70人が県内各地から集まり、鍛練の成果を披露した=写真。
各地区の体育協会ごとに開く県大会で伊那地区は43回目。相互の親ぼくを深めるとともに、高校生が経験を積むための場となっており、中南信地区を中心にさまざまな高校が参加している。
大会は個人戦、団体戦の2種目で展開。ギャラリーが見守る中、それぞれの選手は一手一手に精神を集中。放たれた矢が鮮やかに的を射抜くと、ギャラリーからは「よし」という大きな声援が投げられていた。 -
県スポーツ少年団ミニバス交流大会
県スポーツ少年団の競技別交流大会ミニバスケット競技大会が16日、伊那市民体育館などであった。県内各地から男女60チームが集まり、熱戦を繰り広げた=写真。
技術向上と団員同士の交流などを目的として毎年県内各地で開催しているもので、今回は伊那市で開催することとなった。
試合は8コートに分かれて行われ、各チーム2試合ずつを対戦。上伊那からも男子6チーム、女子11チームが出場し、普段はあまり戦う機会の少ない他地域のチームと競いながら、日ごろの成果を試していた。 -
南信一般男子・女子バスケットボール大会
第9回南信一般男子・女子バスケットボール大会が14日、伊那市の市民体育館などで始まった=写真。男子12、女子8の合計20チームが15日までの2日間のトーナメントで優勝を決める。上伊那バスケットボール協会など主催、伊那毎日新聞社など後援。
上伊那、岡谷市、諏訪市、茅野市、飯伊のバスケットボール協会に所属するチームが参加。同地区の競技レベルの向上を目的に開かれている。初日は、男子が2回戦まで、女子が1回戦までを戦い、最終日は、それぞれで準決勝、決勝、3位決定戦を繰り広げる。
選手たちは、息の合った連携プレーで、パスカットからボールを手にすると一気にゴールを目指すなど、目まぐるしい攻守戦を展開した。会場に集まった観客は、固ずを飲んで見守った。
結果は後報。 -
第89回全国高校野球長野大会2、3日目
第89回全国高校野球長野大会は3日目の16日、前日順延された8試合を含む1回戦計16試合を県内6球場で行った。上伊那勢は、伊那弥生が須坂園芸を13竏・の6回コールドで勝利し、2回戦進出を決めた。屋代と対戦した伊那北は終盤まで1点をリードするも最終回に逆転を許してしまった。
また、新潟県上中越沖を震源とする地震の影響で、北部地方の県営長野野球場などで一時、試合が中断された。
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▽県営長野野球場
須坂園芸
000102-3
105115-13
伊那弥生
(6回コールド)
○…伊那弥生は、滝沢の4打席4安打2得点などを含む15安打13得点の猛打で大勝。しかし、チームカラーの「投手を中心とした守備でリズムをつくり攻撃につなげる」ことはできなかった。2番手で登板した主将の春日は「投手の集中力が途切れた場面が目立った」と課題を口にした。
相手投手を攻めあぐねる打線に対し、原監督は「前半はストレートに絞れ」と指示。3回には、先頭の唐沢が三塁打で好機をつくると長短6安打で5点を加点する爆発を見せた。この日、猛打賞の活躍を見せた滝沢は「緊張せず自分を信じてバットが振れた」と満足顔で語った。
しかし、主戦平沢を温存した継投策で、守備のミスから得点を許したことに対し原監督は不満げな表情。「ピッチャー中心に守らなければ、こういったダラダラの展開になってしまう。もう一度、守備をきちんと練習しなければ」とチームの気を引き締めた。
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▽県営飯田野球場
屋代
101000002-4
102000000-3
伊那北
○…伊那北は前半、逆転に成功したものの、屋代の反撃を抑えきれなかった。
1点を追う伊那北は一回、二死後、主軸・近藤が右前打で三走・池田を返して同点に追いついた。三回にはまたも屋代に1点リードされたが、伊那北はその裏、一塁に倉沢を置いて井内が犠打、続く近藤の右越え三塁打で倉沢が生還し同点とした。さらに尾沢の右犠飛で、近藤が本塁を踏み、逆転に成功した。
その後、伊那北は七回まで毎回出塁したが加点できず、9回には3連打で2点を奪われ、追撃も及ばなかった。
久保村智監督 接戦の試合展開はこれまでにも経験してきた。ちょっと力みがあったのが悔やまれる。3年生をもっと活躍させてあげたかった。情熱を傾けた野球の一球の重みを学んだと思う。
………………………
2日目の15日は、松本市野球場、県営長野球場、長野オリンピックスタジアムの3球場で1回戦8試合があった。上伊那勢は、赤穂が5竏・で須坂東を破り、駒ヶ根工業は岩村山に11竏・の8回コールドで快勝、それぞれ2回戦に進んだ。松本工業と対戦した高遠は、初回に先制したものの4回に同点に追い付かれ、2竏・で逆転負けした。
県営上田野球場、諏訪湖スタジアム、県営飯田野球場で予定されていた8試合は、台風4号の影響で16日に順延となった。
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▽県営長野野球場
駒ヶ根工業
01200008-11
00101001-3
岩村田
(8回コールド)
○…駒ヶ根工業は8回に自慢の・スフルスイング打線・スが爆発。打者一巡の猛攻でこの回一挙8点を奪った。序盤のリードを1点差まで詰め寄られる場面もあったが、不調の主戦木下を周りが好守で盛り立て、終盤のビッグイニングにつなげた。
序盤に3点をリードするも、その後は相手投手を攻略できず追加点を奪えなかった。しかし、8回、疲れを見せ始めた投手に対し、先頭の木下が単打で口火を切ると、3連続二塁打を含む長短6安打を集めた。主将の松崎は「うちの売りにしていることが出た」と胸を張った。
2回戦は今春の覇者長野日大とぶつかる。篠原監督は「次は今回のようにはいかないと思うが、くらいついてていきたい」と健闘を誓っていた。
…………………
▽松本市野球場
松本工業
000100034-8
100000100-2
高遠
…………………
▽松本市野球場
須坂東
000020000-2
21200000×-5
赤穂 -
駒ケ根市小学生相撲大会
第15回駒ケ根市小学生相撲大会が14日、市民体育館で開かれた。市内の豆力士約340人が参加し、学年別・男女別の個人戦と小学校対抗団体戦で手に汗握る熱戦を展開した=写真。土俵の周囲を埋めた多くの保護者や同級生らは「頑張れ」「負けるな」「そこだ」などと大きな声援を送った。勝負がつくと勝った児童は誇らしげに勝ち名乗りを受けて笑顔で手刀を切っていた。負けた児童はそれぞれ残念そうな表情で土俵を降りたが、中には悔しさのあまり思わず泣き出す児童の姿も見られた。
大会会場は同市北割一区の切石公園の予定だったが、雨のため変更された。
上位は次の皆さん。
◆男子▼1・2年(1)福沢慶太(東伊那)(2)宮沢巧真(赤穂)(3)久保田朝陽(赤穂南)関屋比呂(中沢)▼3・4年(1)小椋滉大(赤穂)(2)武井幹太(同)(3)小原慎平(赤穂東)渋谷将也(赤穂南)▼5・6年(1)日下風馬(赤穂南)(2)松井育海(赤穂)(3)中嶋勉(同)小林和樹(赤穂南)
◆女子▼1・2年(1)北原すず那(赤穂東)(2)平田唯(同)(3)小松鈴音(同)車田怜(赤穂南)▼3・4年(1)横山芽似美(赤穂)(2)佐々木来那(赤穂東)(3)広野美咲(赤穂南)麦嶋望優(同)▼5・6年(1)保科美幸(赤穂)(2)三輪優奈(同)(3)塩木愛永(同)田中瑛美(同)
◆団体▼1・2・3年(1)赤穂A(2)赤穂B▼4・5・6年(1)赤穂南A(2)赤穂B -
トップストーン旋風、女子県リーグ優勝し、男子ジュニアは北信越好発進
宮田村のサッカークラブチーム・トップストーンの子どもたちが14日、松本市内で開かれた各大会で大活躍。U‐12(12歳以下)の県女子サッカーリーグ戦は最終節を迎え、女子チームロゼッタが参戦1年目で初優勝の快挙を遂げた。一方で県大会を先月に制して波に乗る男子のジュニアは北信越大会で、福井、石川両県の代表を撃破。15日の決勝トーナメントに進出する。
県内を2つに分けて行ってきたリーグ戦で、ロゼッタは県中南部の地域で戦う「ひまわりリーグ」に所属。
参戦1年目とは思えない7勝2分け1敗の快進撃で制し、この日は県北部の「すずらんリーグ」首位の大町プチタフィタと最終順位決定戦で優勝を争い3-0で勝った。
前半開始早々、ロングパスにFW伊藤が反応し、右サイドの難しい角度から得点。その後も展開力では勝る相手に縦パス一本で次々とゴール前へ迫り、伊藤が2点目を加えた。
攻守の要の白鳥が最終ラインを引き締め、雨の悪い芝状態ながらもGK吉川が体を張った再三の好セーブも。
中盤には伊藤からの折り返しをMFの原が中央から落ち着いてゴールを決めた。
後半も縦パス攻撃を徹底し、相手の押し上げを許さず、格上とみられていた相手に完勝した。
今後は全国につながるガールズエイトなどの試合が控えているが、杉本雅史監督は「1年目で優勝できたことは彼女たちにとって大きな自信になるはず。伊那谷の女子サッカーの底上げにつながれば」と話した。
得点を決めた伊藤、原両選手らは「絶対に北信越、全国に行って、男子に自慢したい」と、県優勝を喜んだ。 -
駒ケ根市全国大会出場者激励会
駒ケ根市教育委員会は12日、各種の全国大会に出場する選手らを激励する会を市役所保健センターで開いた。中原稲雄教育長が選手らの健闘を期待して激励金を手渡した=写真。選手らは「全国のレベルは高いが力を出し切ってきたい」、「一つでも多く勝てるよう頑張りたい」、「悔いのないように精いっぱいプレーしたい」などと決意を述べた。
出場者は次の皆さん。
▼第25回全日本レディースバドミントン選手権大会(7月19縲・1日、愛媛県)=山岸祐子▼全日本9人制バレーボールクラブカップ男子選手権大会(8月2縲・日、静岡県)=駒ケ根クラブ(北林昌彦、北沢和明、浦野光雄、小原隆、六波羅健二、福沢章浩、松沢成善、桐島安徳、松沢和加江)▼第23回全国高校簿記コンクール(7月22日、東京都)=倉田愛良(赤穂高)▼第54回全国高校ワープロ競技大会(8月5日、神奈川県)=田中亜季(赤穂高)▼第50回小学生・中学生全国空手道選手権大会(8月4、5日、宮城県)=坂間雪乃、新田杏奈▼第15回全国中学生空手道選手権大会(8月18、19日、千葉県)=赤穂中(坂間雪乃、新田杏奈、中森舞、前沢温)▼第31回全日本少年サッカー大会(8月4縲・1日、福島県)=トップストーンジュニア(渡部岳也、三浦椋太、長瀬文弥、竹村和樹、桑原渉、鰍沢耕平) -
小学生陸上全国大会出場
走り幅跳び 南箕輪南部小6年高井ユージンさん南箕輪村立南部小学校6年の高井ユージンさんが、第23回全国小学生陸上競技交流大会(27縲・9日、大阪府・長居陸上競技場)に走り幅跳びの種目で初出場する。11日、村役場を訪れて唐木一直村長に出場のあいさつをした。
6月17日の第24回県小学生陸上競技大会(松本平広域公園陸上競技場)で、あと1センチで県小学生タイ記録となる4メートル49の跳躍で優勝し、全国出場を決めた。
5年生のときは短距離だったが、6年生になった4月から、走り幅跳びを始めた。全国に向け、助走の最後の3歩と、手を上に上げて反るように跳ぶことに重点を置き、毎朝練習している。全国大会の標準記録は4メートル45。高井さんは「4メートル70以上は跳びたい」と抱負を語った。
唐木村長は、「県の小学生記録を塗り替えるように思いっきり跳んで、頑張ってね」と激励した。 -
高校野球選手権長野大会 きょう開幕
第89回全国高校野球選手権長野大会は14日、3つの連合チームを含む96校の参加で開幕する。初日、主会場の松本市野球場で開会式・開幕試合があり、15日から県内6球場で熱戦がスタートする。
開会式では、前回優勝の松代を先頭に中信、北信、東信、南信の加盟校順に入場行進した後、箕輪工業の山川亮太主将が選手宣誓をする。引き続き、同球場で開幕試合の南安曇農業竏宙「南がある。
大会は、6球場で4回戦までを展開。19日の予備日、23日の移動日、26日の休養日をはさみ、順調に日程を消化すれば27日に準決勝、28日に決勝を向かえる予定だ。 -
富県小3年・橋爪凱君 BMX世界大会に向け
自転車のオフロードレース、バイシクルモトクロス(BMX)の「2007年世界選手権大会(26竏・9日、カナダ)に出場する、伊那市の富県小学校3年の橋爪凱(かい)君(9)=写真=が12日、市役所を表敬訪問し、大会に向けて意気込みを語った。
橋爪君は昨年9月、茨城県であった全日本選手権大会の男子7竏・歳クラスで、ライバルを抑えて優勝、世界選手権の男子9歳の部の出場権を獲得した。同選手権参加、海外での戦いは初めてとなる。
BMXは400メートル前後の障害が設置されたつづら折りのコースを8人で走行し、順位を決める。世界大会には世界各国から60縲・0人の選手が集まり、予選、決勝を戦うという。
両親の影響で始めたという橋爪君。2歳から自転車に乗り始め、5歳から競技に出場し始めた。父親が畑に作ったコースなどを使い、毎朝・夕の練習に励んできた。冬場はスピードスケートにも挑戦しているという。
橋爪君は大会に向け「(決勝8人に与えられる)ワールドゼッケンを獲ってきたい」と気合十分。北京五輪から正式種目となるBMXで「オリンピック選手になりたい」と将来の夢も語った。 -
【高校野球紹介】(8)高遠
春季上伊那大会で、創部以来初の3位を獲得。3年生6人の雰囲気をチームづくりに生かした・ス明るく元気の良い・ス野球は、着実に力をつけ、攻守のバランスが取れてきた。大槻監督は「自慢の明るさで、終盤の苦しい場面でも粘り強く戦いたい」と話す。
右上手の赤羽、左上手の馬場(ともに3年)は・ス打たせて取る・スピッチングが持ち味。「クレバー」な投球の赤羽、制球力に優れた馬場の2枚看板の安定感は増している。捕手宮下(2年)の成長も著しく、監督はゲームキャプテンとして全幅の信頼を寄せている。
守備はセンターラインのまとまりが出てきた。「ボール回しを意識した練習でエラーが少なくなってきた」と大槻監督。遊撃手の山浦主将(3年)が中心となりチームを盛り立て、よい流れを攻撃につなげたい。
打線の軸となるのは、長打力のある3番山浦、4番三石(3年)、5番馬場の3人。得点するには中軸の前でどれだけ出塁するかが鍵となる。走力のある1番北原(3年)、2番島袋(2年)に期待したい。
初戦は松本工業と対戦(15日午前11時30分縲恟シ本市野球場)。勝ち上がると2回戦の相手は長野東(17日午前11時30分縲恣ッ球場)。
山浦勇希主将
一人ひとりの個性があり、元気のあるチーム。全員が全力で頑張り、雰囲気を盛り上げながら初戦を勝ちたい。見ていて楽しい野球を目指す -
【高校野球紹介】(7)駒ヶ根工業
1縲・番の選手が繰り出すフルスイングを武器に駒ヶ根工業はビッグイニングを掴み取る。「何点取られてもよいが相手より1点多ければそれでよい。1点ずつの積み重ねよりも流れの中で畳み掛けたい」と篠原監督。型にはめずびのびと練習してきた自慢の打撃で8強を目指す。
新チームとなった昨年秋からのチーム総本塁打数は、2試合に1本ペースの40本以上。高校でバッティングが開花した主砲池上(3)を軸に、全員が長打を狙う・スいけいけどんどん野球・スを見せつける。
右上手のエース木下(3年)は、カーブ、スライダーなどの変化球を織り交ぜ、打たせて取るタイプ。昨年マウンドに立っている木下は、1年間で球威が増し、精神力も磨きがかかった。まだ調子に波があるものの、夏に向け「まずまずの仕上がり」と監督も期待する。
課題の守備は、捕手室井(3年)、遊撃手湯沢(2年)が精神的柱となってチームを引っ張る。「困った時に頼りになる2人」(篠原監督)を中心にピンチの時は、チームの雰囲気を盛り上げていきたい。
初戦は岩村田と対戦(15日午後2時縲恁ァ営長野野球場)。勝ち上がると2回戦の相手は長野日本大学(17日午後2時縲恣ッ球場)。
松崎拓巳主将
打順は関係なくチーム全員のフルスイングで相手ピッチャーを打ち崩したい。自分たちの野球でベスト8を目指す -
精神障害者ソフトバレー大会初出場の「さくら」、惜敗も次の力に
宮田村の心の病と向き合う当事者グループ「さくら」は10日、伊那市で開かれたソフトバレーボールが種目の精神障害者スポーツ交流会南信地区大会に初出場。善戦及ばず悲願の1勝を挙げることは叶わなかったが「練習を積んで次は勝ちたい」とリベンジを誓った。バレーをすることで深まった絆。他チームと争うなかで、新たな意欲がメンバーの中に芽生え始めた。
6チームが参加した大会。さくらは初戦、準優勝を果たした諏訪湖畔病院デイケア・コスモス会(岡谷市)と対戦した。
天井サーブで序盤リード。接戦に持ち込んだが、実力に勝る相手に最後は力負けした。
「アタックやサーブが強く怖かった。雰囲気に飲まれ、緊張もしてしまった」と男性メンバー。次の試合もストレートで落とした。
5、6位の順位決定戦は、飯田病院デイケア(飯田市)のミスに助けられながらも、1セット目を先取。しかし、その後は押しきられ、初勝利はお預けとなった。
メンバーの表情には悔しさと充実感が交錯。主力の女性は「負けたとしても良かったと思える試合がしたい。最後はみんなに勝ちたいという意欲が出てきたと思う。もっと練習したい」と話した。 -
【高校野球紹介】(6)辰野
前回大会4強に名を連ねた辰野は、昨年の大会を経験した選手がいないため「まったく違うチーム」(小椋監督)となった。しかし、エース平島(3年)を中心とした守備で選手権長野大会のシードを獲得。粘り強い野球を展開しながら、少ないチャンスを呼び込んで勝利を目指す。
直球と変化球を持つ右上手の平島は、制球力に定評がある。春先から球種を増やし、投球の幅も広がっている。「たまに甘いコースに入ってしまことが心配だが連投の体力がついてきた」と監督は、仕上がり具合を好評する。
守備は、身長160センチ未満の二遊間コンビ、小平、唐沢(いずれも3年)が要となる。ミスの後のランナーを返さない竏窒S掛けながら練習に取り組んできた。「野球は身長ではないところを見せたい」と小椋監督は2人の活躍に期待する。
中軸に座るのは、長打力のある柴(2年)、向山(3年)、平島。主砲向山には監督も「ゲームの流れを変えてくれるバッター」と信頼を置く。攻撃でリズムを作るためには、バントや走塁などの小技も絡めながら展開していく考えだ。
シード校・辰野の初戦は、蓼科と松本第一の勝者と対戦(17日午後2時縲恊z訪湖スタジアム)。
大崎彰人主将
対戦相手がどこの高校だろうと関係なく、自分たちの野球を楽しむだけ。3年間の練習の成果を出し切り、目指すは(昨年の)先輩たちの記録を抜くこと。 -
上伊那ミニバスケットボール交歓大会
第13回上伊那ミニバスケットボール交歓会が8日、箕輪町民体育館であった。女子15チーム、男子9チームが出場。ともに汗を流しながら交流を深めた。上伊那バスケットボール協会主催。
ミニバスケットボールを通じて相互交流を図るとともに上伊那全体のレベル向上を図ることなどを目的として開催しているもので、4コートに分かれて各チーム2試合を対戦。 相手チームの一瞬のすきをついてボールを奪った選手が放ったスリーポイントシュートが見事に決まると、ひときわ大きな声援が湧き上がった。
上伊那は特に女子のレベルが高く、県大会に出場するチームを決める南信大会では、上伊那のチームが約半分を占めるという。その分交流試合なども盛んに行われており、切磋琢磨しながらレベルアップに励んでいる。 -
第3回King of King杯
ソフトバレーの大会「第3回King of King杯」が8日、伊那市の勤労者福祉センター体育館などであった。県内外の64チームが集まり、熱戦を繰り広げた=写真。
同大会は伊那市のチーム「Beeking」が呼びかけて始まったもの。遠征先で出合ったチームに声をかけたり、ホームページ上でも参加を募っているため、参加チームの4割が県外チーム。山梨県、神奈川県、遠くは福井県や三重県からの参加もあったほか、全国的にも名の知れた強豪チームも集まった。 各チームはリーグ戦で総当り戦を行い、その中で1位から4位を決定。それぞれの順位ごとトーナメントリーグを展開した。各リーグを勝ち抜いた1位チームによる「決勝トーナメント「Kingトーナメント」には、強豪チームが集い、白熱した試合を展開。結果、塩尻市の「一休B」が見事優勝を勝ち取った。 -
【高校野球紹介】(5)伊那北
基本を忠実に粘り強く、攻守に堅実なプレーをモットーとする・ス伊那北伝統野球・スが魅力。守備型のチームは先制し、最小失点で勝利することを目指す。「ここ最近の練習試合でも、先取点を取った試合を勝利する確率は高まっている」と久保村監督は自信を口にする。
右下手の田口(3年)、右上手の近藤(2年)、左上手の春日(3年)の3選手を試合に応じて登板させる考え。それぞれが練習試合で「各回の先頭バッターに四死球を出さない」を課題に取り組んできたことで、投手陣の制球力は向上したという。
チームカラーの守備は、上沼、郷頭の三遊間が中心。いずれも2年生だが堅実な選手で、監督も「ここで一つでも多くアウトを取ってほしい」と期待する。外野は走力、判断力がある強肩の中堅池田(3年)がまとめていく。
打線は、勝負強いバッティングが持ち味の4番近藤、5番尾沢(3年)に注目。この2人につなげるためにも、確実性が増したバントなどを絡めて1縲・番がチャンスメークしたい。
初戦は屋代と対戦(15日午後0時30分縲恁ァ営飯田野球場)。勝ち上がると2回戦の相手は、野沢北(17日午後0時30分縲恣ッ球場)。
倉沢明秀主将
「元気挑戦甲子園!!」をチームスローガンに頑張りたい。ピッチャーを中心とした守備型のチームなので、少ないチャンスを1本ずつものにする勝負強い野球を見せたい -
上伊那60歳ソフトボール大会
第36回上伊那60歳ソフトボール大会が8日、伊那市の富士塚スポーツ公園グラウンドであった。14チーム、約200人の愛好者が参加し、ソフトボールの交流の輪を広げた=写真。上伊那60歳ソフトボール連盟(清水静会長)主催。
7チームずつがA、Bの2ブロックに分かれ、変則トーナメントを繰り広げた。選手らは年齢にかかわらず、ダイヤモンドを全力疾走したり、ファールボールに飛びついたりと気迫のプレーを見せた。
大会はファストピッチの試合で、毎年、夏と秋の年2回ある。春にはスローピッチの大会を開いている。
結果は次の通り。
▽Aブロック (1)駒ヶ根OBクラブA(2)高遠旧友クラブ(3)辰野蛍クラブ
▽Bブロック (1)駒ヶ根OBクラブB(2)伊那勘太郎クラブ(3)箕輪郎球南クラブ -
ジュビロ磐田、中山選手が来駒
サッカーJリーグ1部J1、ジュビロ磐田の中山雅史選手ら3選手が7日、駒ケ根市を訪れ、少年サッカー教室で小学生を指導した。同市とジュビロのホームタウン・磐田市との友好都市提携40周年を記念するイベントの一環としてジュビロ磐田早太郎応援団(橋本英雄会長)が企画した。会場の赤穂東小学校グラウンドには駒ケ根市、飯島町などの少年サッカーチームに所属する小学4縲・年生の子どもたち約80人が集合。あこがれの・スゴン・スに直接コーチを受けた。
中山選手らは主にパス、トラップ、ヘディングなどの基本技術を指導。2人組になって練習する子どもたちのプレーを見て回りながら「もっと体全体を使って」、「うまい」、「OK」などと声を掛けた。時折全員を集合させ、手本となるプレーを見せると、その技術の高さに子どもたちから驚きの声が上がった=写真。子どもたちとの試合形式の練習も行われ、中山選手がゴール前でオーバーヘッド・シュートを見せると、詰めかけた保護者からも大きな拍手と歓声がわき起こった。
3選手は市内中心商店街で行われた祇園ゆかた祭にも登場し、広小路の特設会場でトークショーを開いたほか、アイ・パルいなんで開いた交流会でも市民とのふれ合いを楽しんだ。 -
駒ケ根市民プールオープン
駒ケ根市の市民プールが7日、今年の営業を開始。オープンに先立って安全祈願が行われた。出席したのは指定管理者として昨年度からプールの管理を委託された駒ケ根伊南広域シルバー人材センター(竹村衛理事長)の会員など15人。市教育委員会の滝沢修身教育次長らがお神酒と塩で清めの儀式を行い、安全な運営を祈った。竹村理事長は「事故はいつ起こるか分からない。常に十分な注意を払い、市民に楽しんでもらえるように運営してほしい」と訓示した。
同プールには50メートルの大プールとひょうたん型の小プールがあるが昨年、埼玉県で女児が吸水口に吸い込まれて亡くなった事故を受けて、吸水口のふたはいずれもボルトで固定する方式に改修されている。昨年の入場者数は4358人。年ごとに天候などによる変動があるものの、ここ数年ほぼ4千人台で推移している。営業は8月26日までの予定。午前10時縲恁゚後5時。入場料は一般150円、高校性100円、小・中学生50円、未就学児は無料。