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上伊那地域安全安心システム導入
上伊那広域連合は本年度新たに、災害が発生した位置などをインターネット回線を通じて地図情報として共有できるシステムの導入を目指す。
24日開いた上伊那広域連合議会8月定例会で提案された。
システムは、上伊那情報センターの地図情報シスンテムを利用し、特別なプログラムを用い、「住所」や「地番」「建物」の位置情報を上伊那の8市町村で連携し活用できるようにする。
これにより、地震や水害などの災害が発生した場合、被災地の情報収集や情報提供、要救護者の支援に活用することができる。
システム導入の事業費は、約9500万円で、全額国からの補助金で行われ、本年度末までに導入される見込み。 -
箕輪町新事業「子育てメモリーブック」表紙決定
箕輪町が本年度新たに、赤ちゃん誕生の記念としてプレゼントする「子育てメモリーブック」の表紙イラストが決まった。
表紙は、町内外の小学1年生から大人まで28点の応募があり、4点が選ばれた。
選ばれたのは箕輪町の鳥山貴栄さん、同じく箕輪町の早川美佳さん、伊那市の宮脇千穂さん、茅野市の前田ちひろさんの作品。
メモリーブックは成長記録を書きこむページと子育て情報で構成され、表紙は4点から選ぶことができる。
町では、健康づくり支援係の窓口で10月1日から出生届けを出した人に渡すという。 -
伊那市保健センター安全祈願祭
荒井区から移転新築される伊那市保健センターの建設工事の無事を祈る安全祈願祭が21日、旧市営伊那中央総合病院跡地行われた。
新しい伊那市保健センターは、旧市営伊那中央総合病院の跡地に建設される。
旧病院の解体費用を含む総事業費は、6億2,800万円で、ほとんどが合併特例債でまかなわれる。
乳幼児健診や各種予防接種など現在のセンターの機能をそのまま移し、加えて高齢者の介護予防のためのトレーニング施設が追加される。
駐車場は、施設周辺に200台分が確保され、これまで懸案だった駐車場不足も解消される。
建物は、鉄筋コンクリート平屋建てで、延べ床面積は、1,700平方メートル、上伊那では初となる太陽熱を利用した床暖房システムも導入される。
小坂樫男市長は、「保健福祉の拠点として病院跡地一帯の整備を進めてきた。新しい保健センターは、介護予防施設としても大きな役割を果たすものと期待している」とあいさつした。
新しい伊那市保健センターは、来年3月末に完成する予定。 -
長谷地域協議会 今後の定住促進策を要望
伊那市の長谷地域自治区地域協議会は21日、これまで10回に渡って検討を進めてきた定住促進策についての意見を、小坂樫男市長に具申した。
21日は協議会の窪田清彦会長など4人が伊那市役所を訪れ、意見を説明した。
長谷地区では、今年度末に定住促進策が終了することから、継続に向けて検討を進めてきた。
小坂市長に提出された意見書には土地売買、物件売買に対する補助や、教育の充実、農家への就業支援などが盛り込まれている。
小坂市長は「貴重な意見がいくつもあった。伊那市としても具申された意見を取り入れていけるよう、来年度に向けて検討を進めていきたい。」と話していた。 -
南箕輪村保育料特別減免制度の相談受付始まる
南箕輪村で20日から、失業などにより所得が大幅に減少した世帯を対象とする保育料の特別減免制度の相談受け付けが始まった。
保育料の特別減免制度は、去年からの経済不況に対応するための特別対策事業。
20日は、午後4時までに1件の相談が寄せられた。
減免対象は、平成20年の世帯全員の所得合計が500万円以下で今年の所得や預貯金などの合計が去年の所得と比べ5割以上減る人、同じく所得合計が700万円以下で災害などにあった人など。
減免割合は2割から10割で、今年7月分からさかのぼり、来年3月分まで適用される。
村役場に相談し、要件に該当する場合は手続きをして審査が行われる。
住民福祉課福祉係では、「まず相談をしてください」と話している。 -
県議会農政林務委員会に要望
上伊那広域連合は19日、県議会農政林務委員会に地域が抱える農林業の課題について、改善に向けた支援を要望した。
伊那合同庁舎で開かれた会合で上伊那広域連合長の小坂樫男伊那市長は、地域の農林業について、後継者不足や耕作放棄地の増大、木材価格の低迷など課題が山積みしていると委員に訴えた。
そのうえで小坂市長は農業について、農業生産の維持を目的に交付金を出す中山間地等直接支払制度が本年度で終了することから、この事業を継続することなどを要望した。
上伊那地方事務所によると、上伊那地域は65歳を超える農家が70・6%と県平均の63・9%を上回り、ほかの地域と比べ高齢化が進んでいるという。
会合では林業について、林道整備や治山事業について計画的推進と予算の確保などを要望したほか、有害鳥獣による農作物の被害防止についても補助を求めた。
これらを受け農政林務委員会の高見沢敏光委員長は「要望については慎重に検討するとともに、検討結果については報告していきたい」と返答した。 -
衆院選 期日前投票始まる
18日に公示され、今月30日に投票が行われる衆議員選挙の期日前投票が19日から始まった。
伊那市役所1階市民ホールに設けられた投票所には朝から多くの人が訪れ、票を投じていた。
伊那市の選挙人名簿登録者数は17日現在で5万6938人、内訳は男性2万7597人、女性2万9341人。前回、平成17年の衆院選で期日前投票をした人は、旧伊那市の数字で6206人、全体の12・6%だった。
箕輪町の登録者数は2万133人で男性9990人、女性1万143人。前回の期日前投票者数は2443人で全体の12・3%。
南箕輪村の登録者数は1万1019人で男性5447人、女性5572人。同じく前回は1175人で全体の11・1%。
期日前投票は市役所のほか各役場で29日まで、また高遠町総合福祉センターと長谷総合支所では26日から投票が可能となり、時間は午前8時半から午後8時まで。 -
衆院選 18日公示
衆議院議員総選挙が18日公示され、30日の投開票に向けて12日間の選挙戦に突入した。
長野5区からは前職1人と、新人4人の合わせて5人が立候補した。
届け出順で、共産党で新人の三沢好夫さん(65)、幸福実現党で新人の原山幸三さん(47)、民主党で新人の加藤学さん(40)、社民党で新人の池田幸代さん(37)、自民党で前職の宮下一郎さん(51)。
衆議院議員選挙は今月30日に投票が行われ、即日開票される。 -
消防広域化について考える集い
県が平成24年度末までの実施を目指す消防組織の統合、消防広域化について、現場の消防士が話し合うイベントが17日、伊那市のいなっせで開かれた。
17日は、中南信地区の7消防組織から、約180人の消防士が集まり、中南信地区の消防広域化について意見を出し合った。
これは、中南信地区の消防体制について検討している中南信消防広域化協議会が開いたもの。
現場で働く消防士に消防広域化について感じている期待や不安を話し合ってもらい、広域化の運営計画に反映させることなどを目的としている。
年代別討論会では、20代、30代、40縲・0代の3グループに分かれ、話し合った。
40縲・0代では、「大きい組織の方が体制強化もできる。広域化は基本的に必要」とする意見が出た一方、「部下の育成指導もしなくてはならないが、地域特性がある中、別の土地できちんと指導ができるか心配」などといった意見が出た。
また、30代では、「広域になれば、異動も広範囲になる。新居を構えたばかりで、遠くまでの通勤は大変」、「異動への不安を解消できる方向性を出してほしい」といった声が挙がった。
20代では、「昔からその地域で呼ばれている地名もあり、今の場所の方が働きやすい」と言った声や、現在、それぞれの消防本部で違っている昇任試験について、「今後試験が統一されるのか」などといった質問が出された。
協議会では、これらの意見を踏まえながら、消防広域化の運営計画となる将来ビジョンを、今年度中に策定する予定。 -
選挙ポスター掲示板設置
8月18日公示、30日投票の衆議院議員総選挙のポスター掲示板の設置作業が11日、伊那市役所付近などで行われた。
設置掲示板は8区画用意されている。
市内では13日までに伊那地区234カ所・高遠43カ所・長谷20カ所の合わせて297カ所に設置される予定。
期日前投票は市内3会場で行われることになっていて、伊那市役所では8月19日から29日まで、高遠町総合福祉センターやますそと長谷総合支所では8月26日から29日まで。 -
わがまち探検ぐるりん号
伊那市内の公共施設を見学小学生とその保護者に伊那市内の公共施設を見学してもらうわがまち探検ぐるりん号が11日、行われた。
「知ろう、学ぼう、私たちのまち」わがまち探検ぐるりん号は、市政に関心を高めてもらおうと毎年、夏休み中に行われている。
今回は60人の親子が参加し今年初めてジオパークについて学ぶため長谷を訪れたほか、市役所や消防署などを見学した。
市役所では、市長室や議場を見学し、小坂樫男市長が「質問はありますか」と子どもたちに尋ねると、元気よく質問を投げかけていた。
このあと、小坂市長が子どもたちをひざに抱え記念写真を撮った。
伊那市では「親子でふれあいながら市の施設を知ってもらうことで市政をより身近に感じてもらい、夏休みの一つの思い出にしてもらいたい」と話していた。 -
長谷の定住促進策 意見書提出へ
伊那市の長谷自治区地域協議会で検討が進められてきた、定住促進策の意見がまとまり、7日報告された。
長谷総合支所で協議会が開かれ、定住促進策について検討を進めてきた小委員会から意見書が示された。
小委員会は7月中に4回開かれ、小坂市長に提出する意見書の具体的な内容を検討してきた。
内容は、居住支援、子育て支援、起業・就業支援の3つに絞られている。
具体的には、土地の売却希望者と購入希望者を結びつける「空き家・空き土地バンク」の創設や、延長保育・学童クラブの充実、農機具の売却・貸出希望者と利用希望者を結びつける「空き農機具バンク」の創設などがある。
窪田清彦会長は「過疎化に歯止めをかけるためにも、来年度予算への盛り込みを期待したい。」と話した。
協議会では、この意見書を21日に小坂市長に提出する予定。 -
北新区環境アセス学習会
上伊那広域連合が計画している新ごみ中間処理施設の環境アセスメントについての学習会が6日夜、伊那市新山の北新公民館で開かれた。
学習会は、施設の建設候補地となっている北新区の住民が、環境アセスについて理解を深めようと開いたもので、住民約30人が集まった。
講師を務めたのは、環境問題について、調査研究を行っている財団法人日本環境衛生センターの池本久利さん。
池本さんは、環境アセスについて、ごみ処理施設建設など大規模な開発事業を実施する際、事業者自ら、事業が環境に与える影響を予測、評価することで可能な限り影響を緩和することを促す制度だと説明した。
学習会では、住民から「これまでアセスにより、環境への影響が大きいため事業が中止になった例はあるのか。」という質問が出された。
これに対し、日本環境衛生センターは「アセスの結果は良かったが地元の反対で取りやめになった例はある」と答えていた。
環境アセスについては地元の同意を得てから実施することになっていて、北新区では、しっかりした判断をするため、さらにアセスについて学習していくとしている。 -
日系人対象就職準備セミナー
上伊那の有効求人倍率が過去最低の0.27倍と、厳しい雇用情勢が続く中、日系人をはじめとする外国人労働者はとりわけ厳しい状況にあるとして、7日、日系人を対象とした就職準備セミナーが開かれた。
これは、外国人労働者を取り巻く雇用環境が厳しい中、再就職に必要な知識を身につけてもらおうとハローワーク伊那が開いたもの。
外国人労働者の多い伊那管内独自の取り組みで、今回が初。
7日は、中南米出身の日系人で、日本語で概ね会話ができる、21人が参加した。
参加者は、再就職にあたっての心構えや、履歴書の書き方、面接について、指導を受けた。
参加者は、「とても勉強になった。今日から練習したい」などと話していた。
ハローワーク伊那によりますと、去年の冬頃から派遣など非正規労働者の雇い止めなどにより、新規求職者が急増した。
現在、雇い止めや解雇により職を失う外国人の数は減っていますが、再就職を出来た外国人はほとんどいない。
ハローワーク伊那では、今後もこの就職準備セミナーを月1回開き、外国人の就職支援を行っていく考え。 -
新しい伊那市保健センターについて概要示される
今年度末完成予定の新しい伊那市保健センターについて、概要が示された。
新しい保健センターは、伊那市山寺の旧伊那市営伊那中央総合病院の跡地に建設される。
建築工事費は3億2,130万円、旧病院の解体費用などを含めた総事業費は6億2,800万円で、財源は合併特例債や国の補助でほとんどがまかなわれる。
新しい保健センターは、鉄筋コンクリート平屋建て、延べ床面積は約1700平方メートル。乳幼児健診などを行う検診室や、予防接種室、トレーニング室のほか、口腔センターも設置される。
完成は、来年3月末の予定となっている。 -
衆院選5区合同個人演説会 8月21日開催
衆議院議員総選挙を前に21日、伊那市の県伊那文化会館で、立候補者がそれぞれの政策を訴える個人演説会が開かれる。
個人演説会は衆院選立候補者の訴えを直接聞ける機会を設けようと、上下伊那の会社経営者らでつくる実行委員会が企画した。
実行委員会は6日、演説会について説明。長野5区から立候補を予定している5人全員が出席の意思を示しているという。
候補者の考えや各政党のマニフェストの違いを知る良い機会だとして来場を呼びかけている。
演説会は21日午後7時から。 -
上農定時制跡地に地裁建築を要望
伊那市は5日、移転新築が求められている長野地方裁判所伊那支部について、平成23年3月で廃校となる上伊那農業高校定時制の跡地に建設できるよう働きかけていく考えを示した。
同日開いた伊那市議会全員協議会で市が報告した。
地裁伊那支部では、現地での建て替えを計画しているが、道路が狭く手狭なことから移転新築を求める声が挙がっている。
市では、長野県弁護士会や市議会からの要望を受け、移転のための用地を探してきた。
上農定時制は、県立高校の統廃合で廃校が決まっていて、敷地面積は1万8千平方メートル。
市は、4日付けで地裁伊那支部に要望書を提出した。現地改築計画を見直し移転改築に向けた検討を進めることを求め、移転場所は上農定時制を適地と考え、地裁の改築年次の変更が可能であれば定時制の用地取得に向け県に働きかけていくことを伝えた。
小坂市長は、村井県知事にこの考えを伝えてあるという。 -
森元総理が伊那でフォーラム
伊那市で4日、森善朗元総理大臣、伊那食品工業の塚越寛会長、長野県第5選挙区の宮下一郎支部長による自民党フォーラムが開かれた。
会場となった伊那市西春近の、くぬぎの杜には約600人が集まった。
フォーラムで森元総理は、都心を中心に地域社会が崩壊しているとして、人と人との結び付きの重要性を強調した。
なごやかな雰囲気の中おこなわれたフォーラムでは森元総理が町長だった父親と自らを比較して会場を沸かせていた。
フォーラムでは他に塚越会長が「政権が変わっても簡単に日本はよくならない。地域のことをよく理解し思いを継続させることが必要だ」と話した。
他に宮下支部長が「世襲のことを言われることがあるが、受け継ぐべきことは受け継ぎ、変えるべきは変えて、伊那谷の未来を切り開いていきたい」と訴えていた。 -
箕輪町議会臨時会
補正予算可決箕輪町議会臨時会が3日開かれ、町が提出した約11億5千万円の一般会計補正予算案が全会一致で可決された。
今回の一般会計補正予算案は、国の地域活性化・公共投資臨時交付金等の決定により提出された。
主な事業は▽ながたの湯西側に人工芝の屋内スポーツ施設を整備する事業に3億9千万円▽役場庁舎や中学校、町内5つの小学校に太陽光発電設備を導入する事業に4億1千万円▽中学校に柔道や剣道専用の武道場整備事業に1億円竏窒ネど。
会期延長によりこの日再開した本会議の委員長報告で、福祉文教常任委員会の寺平秀幸委員長は、屋内スポーツ施設整備事業について、交付金の使われ方のさらなる説明責任を果たすこと、幅広い種目に対応する施設にすることなどを町に求めた。 -
民主党鳩山由紀夫代表が伊那で演説
民主党の鳩山由紀夫代表が30日、伊那市を訪れ、党の施策を訴えた。
会場となった伊那市民会館には、およそ1500人が集まった。
演説で鳩山代表は、日米間で関税撤廃などの自由貿易協定を結びたいとする衆院選マニフェスト政権公約が農業の壊滅につながると批判を受けていることに対し
自由貿易協定を結んだ場合でも米など重要な作物については例外とする考えを示した。
また農業経営について販売価格が生産費用を下回った場合にその差額を補てんする戸別所得補償制度を定着させたいと主張した。 -
村民体育館耐震工事へ
南箕輪村議会臨時会が30日開かれ、村民体育館耐震工事の請負契約締結に関する議案が可決された。
教育委員会の説明によると、村民体育館の工事は、耐震工事と事務室改修などの内部改修工事。内部工事では、床や壁、天井などの一部も改修するという。
請負金額は8085万円。竣工は来年2月25日を予定。 -
環境の保全に関する条例策定へ
南箕輪村は、新たに「環境の保全に関する条例」を策定するため、住民の意見を募る。
30日開かれた南箕輪村議会全員協議会で説明があった。
新たに策定する条例は、既存の公害防止条例と自然環境保全条例に、新しく生活環境の保全に関する内容を加える。
今回、条例の骨子案が完成し、住民意見を聞くことにした。
骨子案には、ポイ捨ての禁止が盛り込まれ、違反者には罰金を求める内容になっている。
住民意見の募集については、8月の広報と一緒にチラシを配るという。
村では今後、村環境審議会や住民意見を基に条例案を策定する計画で、来年3月の村議会に条例案を提出し、4月から施行したい竏窒ニしている。 -
南原市職員みはらしファーム視察
韓国南原市の農業技術センター職員が30日、伊那市羽広のみはらしファームを視察した。
伊那市と南原市は、伊那市の名誉市民で故高木東六さんが作曲したオペラ「春香」の縁で交流が始まった。
この日は南原市の農業技術センター職員5人が、羽広の農家からイチゴの栽培方法などについて説明を受けていた。
南原市農業技術センターのジャン・ドゥ・マン所長は
「農業というのは一次産業として生産だけに限られたものだと思っていました。しかし、今日の視察で生産以外に販売、企画、観光など複合的な産業として位置づけられているのを感じたので参考になりました」と話していた。
南原市農業技術センター職員らは31日、市内の観光施設を視察したのち帰国するという。 -
伊那市ごみ減量化・資源化推進委員会
生ごみ処理施設視察伊那市ごみ減量化、資源化推進委員会の委員が30日、駒ヶ根市にある生ごみ堆肥化施設を視察した。
委員約20人が施設を訪れ、生ごみ資源化の現状について説明を受けた。
駒ヶ根市生ごみ堆肥化施設は、市や県の公共施設や近くの一般家庭から出される生ごみを集めて堆肥化していて、1日の処理能力は約900キロとなっている。
駒ヶ根市によると、平成20年度の可燃ごみの搬入量は約6226トンで、このうち3割から4割を生ごみが占めているという。
施設は焼却される生ごみを減らし、堆肥化することで循環型社会の構築を目指している。
視察した委員らは施設について先進的な事例だとして、熱心に説明を聞いていた。 -
ボイス81
市町村と県が懇談市町村と県の懇談会「ボイス81」が29日、伊那市のいなっせで開かれた。
村井仁長野県知事が伊那市を訪れ、上伊那8市町村と懇談した。
ボイス81は、地域の声を県政に生かすとともに、市町村の主体的な取り組みを推進していこうと、平成18年度から行っている。
この日は、上伊那のそれぞれの市町村長が地域の課題について要望した。
小坂樫男伊那市長は、リニア新幹線のBルートによる整備促進について、「下伊那地域を含む県内5つの期成同盟会はBルートで決定している。知事は先頭に立ってBルートを推進してほしい」と求めた。
これに対し県は、「JR側と情報を共有することが大事と考えている。現在JRに詳しい説明を求めていて、再度説明会を開くよう要請していきたい」と回答し、知事からの発言はなかった。
また、医師不足などの医療問題について、小坂市長は「上伊那公立3病院のそれぞれの役割分担や、将来的な連携について、県も主体的になって検討してほしい」と要望した。
これに対し村井知事は「医療は全県的な問題。それぞれの地域の問題を適切に解決するため、国の予算の有効活用を含め相談していきたい」と話していた。
懇談ではほかに、箕輪町や南箕輪村から、権兵衛トンネル開通に伴い交通量が増加した伊那西部広域農道の補修や、国道361号南原地区沿線の歩道の設置などの要望が出ていた。 -
知事が森林ボラグループ「森だくさんの会」視察
市町村と県が懇談するボイス81で伊那市を訪れていた村井仁長野県知事は29日、懇談会後に地域での森林整備を視察するため伊那市のますみヶ丘平地林を訪れた。
ますみヶ丘平地林では、上伊那の森林ボランティアグループ森だくさんの会を視察した。
森だくさんの会では、間伐などの里山整備や広葉樹の植栽、炭づくりなどを行っていて、実践的な活動を通した循環型の森林整備を目指している。
この日は、ますみヶ丘平地林で実際に森林整備を行った場所や、会が製作にかかわっている間伐材を利用した森の舞台などを視察した。
村井知事は、「意欲的に活動に取り組んでいて、子供も楽しめるモデル的な森になっている」と話していた。 -
伊那市入札等検討委員会
公共工事などの入札や契約の透明性を図る伊那市入札検討委員会が28日、伊那市役所で開かれた。
今年3月に設置された委員会は弁護士や大学教授などの有識者で構成されており、公共工事の公正な競争を確保する事を目的としている。
第2回のこの日は、市が今年2月から5月までに発注した建設工事などの中から、一般競争入札参加資格者の選定理由やその経緯、指名競争入札の指名理由などについて確認した。
入札した業者や入札価格が記入されている入札経過書に立会人の人数のみしか記入されていないため、委員からは「誰が立会人か記録を残して行く必要がある」との意見が出された。
入札検討委員会は年3回予定されていて、次回は11月に開かれる。
市は、委員会での質疑や検討事項などについてホームページで公表していくという。 -
まっくんプレミアム商品券1時間で完売
南箕輪村商工会の「まっくんプレミアム商品券」が26日、発売され、販売開始わずか45分で完売した。
26日は、商品券を買い求めようとする人たちが販売開始前から列をつくった。
販売が始まると、一人ひとり受付窓口へと進み、商品券を買い求めていた。
まっくんプレミアム商品券は、商工業の活性化などを目的として、南箕輪村が企画し、村の商工会が発売したもの。
総額で2400万円分、2千枚が用意された。
プレミア率は20パーセント、1万円の商品券で1万2千円分の買い物ができるようになっていて、事前に登録をした村内の125店舗で使うことが出来る。
購入限度枚数は一人5枚になっていたが、ほとんどの人が5枚ずつ購入したため、わずか45分ほどで完売となった。
好評だったことを受けて南箕輪村と村商工会では、追加販売の検討を行う予定。 -
伊那まつりポスター原画、Tシャツデザイン表彰式
8月1日、2日に行われる伊那まつりを前に、27日、伊那市役所でポスターコンクール入賞者と公式Tシャツのデザイン採用者の表彰式が行われた。
27日は、酒井茂副市長から入賞者に、賞状とトロフィーが贈られた。
ポスターコンクールで最優秀賞を受賞したのは、伊那東部中2年の伊藤 佳奈美さん。
また、公式Tシャツのデザインに採用されたのは、伊那市の会社員 伊藤寿美代さんの作品。
ポスターコンクールで最優秀を受賞した伊藤さんの作品は、全体の配置が良く、シンプルなデザインが評価された。
伊藤さんは「伊那まつりに貢献できてうれしい。祭りでは、花火がとても楽しみです」と話していた。
公式Tシャツのデザインに採用された、伊藤さんの作品は、紫を基調にピンク色で竜や桜が描かれ、色使いが女性にも親しんでもらえる点などが評価され選ばれた。
伊藤さんは、「多くの人に、Tシャツを着てもらい、祭りを盛り上げてもらいたい」と話していた。
ポスターは、市内の公共施設や事業所に張り出されていて、公式Tシャツは、祭り当日、踊り参加者等が着用する予定。 -
南箕輪村 第4分団第二部と女性団員チーム
8月3日須坂市で開かれる県のポンプ操法大会に、南箕輪村消防団から2チームが出場する。
27日は、南部小学校で消防や地区の関係者などが集まり激励会が開かれた。
南箕輪村消防団からは、上伊那代表として小型ポンプ操法の部に第4分団第2部が、また模範演技として、小型ポンプ操法を披露する第1分団の女性団員チームの2チームが出場する。
第4分団は、19日に伊那市で開かれた上伊那大会で小型ポンプ操法の部で優勝し、県大会への出場を決めた。
上伊那大会では、正確な動きなどが評価され、小型ポンプの部で村の消防団として、13年振りに優勝した。
また、女性団員だけで作るチームとして、初めて村の大会に出場した5人が、閉会式の前に、模範演技を披露することになっている。
唐木一直村長は「上伊那8市町村の代表として、頑張ってほしい」と挨拶した。
松澤武夫団長「体調管理をし、普段の訓練の成果を発揮してほしい」と選手達に激励の言葉を贈った。
大会まで1週間を切り、第4分団の選手達は、チームの長所である、規律と安全を重視した動きが出来るよう、訓練を積んでいるという。
(インタ)
県内13地区の代表チームが出場する県大会は、8月2日須坂市で開かれる予定。