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経産省職員 伊那市でキャッシュレス化講演会
経済産業省の担当者からキャッシュレス社会の現状や働き方改革についての話を聞く講演会が、30日、伊那市役所で開かれました。
講演したのは、経済産業省のキャッシュレス推進室・統括課長補佐の津脇 慈子さんです。
国では、今年10月の消費増税から9か月間、キャッシュレスで支払った消費者に5%還元する事業を行います。その今年をキャッシュレス元年と位置付け、官民が一体となって進めたいと話しました。
現在、日本は、世界に比べキャッシュレス化が遅れていて、20%程度です。これを、来年半ばまでに倍の40%まで引き上げることを目標としているということです。
津脇さんは、「キャッシュレス化を進めることで、コストを削減でき、働き方改革にもつながる。人材育成と情報化に投資する会社が今後生き残ることができる」と話していました。
講演会には、市の幹部や職員のほか、一般など100人が訪れ講師の話に耳を傾けました。
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産業支援センターみのわ 利用状況まとまる
箕輪町は去年6月に本格稼働した産業支援センターみのわの施設利用状況をまとめました。
それによりますと創業計画のある人に3年間を限度に低額でオフィスを貸し出す創業支援オフィスは5部屋全てが利用されているということです。
またテレワークなどによる創業者を支援するコワーキングスペースと研修室の利用者による昨年度の使用料は約50万円で利用者数は延べ3,829人だということです。
産業支援センターには企業支援相談員が常駐し町商工会も併設していることから町では産業振興の拠点施設として活用してもらいたいとしています。
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土砂災害警戒情報の発表基準を変更
上伊那地域総合土砂災害対策等推進連絡会・幹事会合同会議が
27日伊那市の伊那合同庁舎で開かれ土砂災害警戒情報の発表基準の変更について説明がありました。
土砂災害警戒情報は平成19年から長野県と長野地方気象台が
運用していて各市町村の避難勧告などの発令基準となっています。
長野県全体ではこれまでに134回、上伊那では伊那市で11回
発表されています。
ただ警戒情報を発表中に実際に土砂災害が発生した割合は62%で、災害が発生していて警戒情報が出されていない見逃しが25件あったということです。
伊那市での災害発生件数は3件でうち2件の見逃しがあったということです。
これらから土の中の雨の量と1時間の雨の量から設定する基準を見直し2月から運用を始めています。
県では基準の見直しにより土砂災害発生の見逃しを無くしていくとしています。
また山間部など人的社会的被害があまり発生しない地域については土砂災害警戒情報の発表を行わないとしています。
会議には県や市町村などの防災担当者約30人が出席し災害時の連携について確認していました -
車屋産業適地を(株)隆峯に売却
伊那市は、東春近の車屋産業適地を、東京都の食品製造・販売会社に売却します。
24日は市役所で調印式が行われ、食品の製造・販売を行う株式会社隆峯の酒井壤一社長と白鳥孝伊那市長が契約書を取り交わしました。
隆峯は、東京都杉並区に本社があり、主に学校給食や生協向けに業務用の冷凍餃子や饅頭の製造・販売を行っています。
酒井社長が伊那市美篶出身ということから伊那への工場建設を決めたということです。
市が売却したのは、伊那市東春近の車屋産業適地の1区画です。
面積は3,300平方メートル、売却額は3,000万円あまりです。
隆峯では冷凍食品を造るための新工場を建設する予定で、製造能力は現在の2倍~3倍になるということです。
操業開始は来年4月の予定で、新規雇用は35人ほどの計画です。
酒井社長は「伊那市に工場を建てるのが夢だった。とても良い土地を紹介いただき喜んでいます」と話していました。
なお、残っている伊那市の産業用地は、小黒原産業適地の1区画のみとなります。
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箕輪町安全安心の日の集い
箕輪町安全安心の日の集いが24日、町文化センターで開かれ、住民170人が防災教育に詳しい有識者の話を聞きました。
講師は、東京大学大学院 総合防災情報研究センター特任教授の片田敏孝さんです。
片田さんは、岩手県釜石市で津波防災教育に取り組んでいます。
片田さんは「自然災害が猛威を振るう中、行政への依存をやめ地域一体となって適切に避難できるよう取り組んでほしい」と話していました。
箕輪町はWHO世界保健機関から安全安心なまちづくりの取り組み「セーフコミュニティ」の認証を受けていて、認証を受けた5月12日を「箕輪町安全安心の日」と定めています。
24日は住民や町職員などおよそ170人が参加しました。
箕輪町セーフコミュニティ推進協議会会長の白鳥政徳町長は、「具体的な取り組みを通じてセーフコミュニティの認知度を上げていきたい」と挨拶しました。
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春の叙勲 伊藤泰雄さん
21日に発表された春の叙勲。
伊那ケーブルテレビ放送エリア内では3人が受章しました。
21日は、地方自治功労で旭日小綬章を受章した、元伊那市議会議員で伊那市東春近の伊藤泰雄さんの喜びの声です。
伊藤さん「市民の皆さん、市役所関係の職員・理事者の皆さんの理解と協力があったおかげ。そして、家族の支えがあったおかげでこんな名誉なことを受けられるということで、本当にありがたく思っております」
伊那市東春近の伊藤泰雄さん。
平成7年に伊那市議会議員に初当選し、6期23年務めました。
平成22年から28年までは議長を務め、平成30年4月に70歳で引退しました。 -
幸田町との交流発展を確認
箕輪町地域間交流推進協議会総会が20日町役場で開かれ東京都豊島区で行われる祭りでの出店など今年度事業が承認されました。
総会では東京都豊島区で行われるふくろ祭りでの物販や静岡県浜松市の庄内地区との親睦交流会の参加など今年度事業が承認されました。
総会ではほかに災害時の相互応援協定を結んでいる愛知県幸田町との交流をさらに発展させていくことが確認されました。
また交流のある地区の理事者や住民をみのわ祭りや町内駅伝大会に招待することにしていて地域間交流にかかる予算は約450万円を見込んでいます。 -
広報の活用について伊那市職員研修会
伊那市は、広報ツールの活用や効果的な情報発信を目的とした職員研修会を、20日に市役所で開きました。
研修会は、午前と午後の2回開かれ、およそ60人が参加しました。
秘書広報課の浦野真由美さんが具体的なプレスリリースのつくり方や広報番組の活用について話をしました。
プレスリリースは、報道機関に向けて情報の提供、告知、発表を行うことです。
浦野さんは、「新聞やテレビへの掲載は無料で行うことができます。正確で旬な話題を提供し記事にしてもらうことが市のPRに繋がります」と話していました。
他に、伊那ケーブルテレビで放送している広報番組「い~なチャンネル」については、「職員や市民が多く関わることで、様々な波及効果を生みます。文章だけでは伝わりにくいこともあるので、映像を上手く活用していきましょう」と話していました。
泉澤正広課長は、「戦略的な情報発信を行い、住民の満足度向上やPRに繋げていきたい」と話していました。 -
特定空き家 新たに1件認定
箕輪町空き家対策協議会が15日開かれ、倒壊の危険や衛生上有害となる恐れがある「特定空き家」が新たに1件認定されました。
15日は箕輪町役場で協議会が開かれ、町から特定空き家に1件を認定したい考えが示され承認されました。
特定空き家は「倒壊の危険」や「衛生上有害」、「景観を損なう」などの家屋に対し、協議会が認定をするものです。
認定されると指導や勧告が行われ、改善されない場合は解体などの代執行も行うことができます。
箕輪町内ではきょう認定された1件を含め10件が特定空き家に認定されています。
箕輪町では持ち主と連絡を取り、改善するよう指導をしていきたいとしています。
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下水処理場の太陽光発電で300万円節減
南箕輪村が、田畑の下水道終末処理場の経費削減を目的に去年3月に設置した太陽光発電設備の1年間の発電量が、およそ300万円分だったことが、14日にわかりました。
この日は、村議会全員協議会が役場で開かれ、発電量が報告されました。
太陽光発電設備は去年3月に、経費削減を目的に設置されました。
総事業費は4,500万円で、このうち1,500万円は国の補助金を活用しています。
2018年4月から2019年3月までの発電量は、16万7,736キロワットアワーで、全体の18パーセントにあたるおよそ300万円の削減につながったということです。 -
伊那西高校生徒が市議会6月定例会を傍聴
伊那西高校の生徒は伊那市議会6月定例会の一般質問を傍聴します。
これは13日に市役所で開かれた伊那市議会議員懇談会で報告されたものです。
一般質問を傍聴するのは伊那西高校2年生です。
2日間の日程で行われ7月には市議会正副議長と常任委員長が
伊那西高校に出向き意見交換も予定されています。
高校生の議会傍聴は魅力ある議会づくりの一環で行われるもので
学校のクラス単位では初めてだということです。
伊那市議会では、議会の役割を若い人たちに理解してもらう機会にしていきたいとしています。
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新産業技術推進協議会 実用化ベースへ
伊那市新産業技術推進協議会の会議が10日伊那市のいなっせで開かれました
協議会は産学官が連携しIoTやロボット技術、ドローンなどを使い地域課題を解決しようと平成28年度に設立されました。
白鳥孝市長は「各部会での取り組みを実証実験から実用化ベースに移行させ、地方が国を支える新たなモデルを示していきたい」と挨拶しました。
協議会の栗林秀吉会長は「今年度は社会実装の本格化を図り、事業運営の採算ベース化と普及に重点をおいていきたい」と話していました。
きょうの協議会では、農業や工業、ドローン物流など7つの部会が今年度の事業計画について説明しました。
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箕輪町議会議長に中澤清明さん
改選後初となる今日開かれた箕輪町議会臨時会で正副議長の選挙が行われ、議長には中澤清明さんが選ばれました。
議長選挙には、中澤清明さんと木村英雄さんが立候補し、15人の議員全員が投票を行いました。
その結果、中澤さんが9票、木村さんが6票で、中澤さんが議長に選ばれました。
中澤さんは、「少子高齢化、人口減少と、地域の維持存続が課題となる中で、町議会の役割は一層大きくなる。無投票を受けて、任期中に、議員定数などなり手不足解消のための結論を出したい」と挨拶しました。
副議長には、伊藤隆さんと釜谷美春さんが立候補し、伊藤さんが9票、釜谷さんが6票で、伊藤さんが副議長に選ばれました。
また、常任委員会では、総務産業常任委員長は、荻原省三さん、福祉文教常任委員長には、小出嶋 文雄さん、議会運営委員長には、寺平秀行さんが選任されました。
正副議長の任期は申し合わせにより2年となっています。
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南箕輪村議会議長 丸山さん
改選後初めての南箕輪村議会の臨時会が8日開かれ、議長には丸山豊さん、副議長には小坂泰夫さんが選ばれました。
議長選には3期目で前の議長の丸山豊さんと、3期目の加藤泰久さんが立候補しました。
議員10人の投票の結果、丸山さん8票、加藤さん2票で新しい議長には丸山さんが決まりました。
丸山さんは「村とは緊張感をもって是々非々の姿勢で議論し、より良い南箕輪を築いていきたい」と挨拶しました。
副議長には5期目の小坂さんのみが立候補していて、指名推薦の結果、全会一致で了承されました。
3つの常任委員会の委員長には、総務経済常任委員長に百瀬輝和さん、福祉教育常任委員長に三澤澄子さん、議会運営委員長に山﨑文直さんが決まりました。
正副議長と委員長の任期は申し合わせで2年となっていて、2021年4月26日までとなっています。
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村議会議長選に2人立候補
申し合わせ任期満了により行われる南箕輪村議会議長選挙に立候補した2人の所信表明演説が、7日に役場で行われました。
議長選挙に立候補したのは、届け出順に、丸山豊議員と加藤泰久議員の2人です。
神子柴の無所属・3期目の丸山議員は「議会基本条例を活かして、村政の課題把握や住民参加などに力を入れていきたい」と述べました。
田畑の無所属・3期目の加藤議員は「議会の活性化を進め、議員の質の向上に努めたい」と述べました。
議長選の投票は、8日の臨時議会で行われます。
なお副議長には、田畑の無所属・5期目の小坂泰夫さんのみが立候補しています。
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前川さん 憲法改正について講演
3日の憲法記念日にあわせ元文部科学事務次官の前川喜平さんが憲法改正の問題や疑問について駒ヶ根市内で話をしました。
「日本国憲法と教育」をテーマに前川さんが話をしました。
前川さんは政府や自民党が示している憲法改正案について「集団的自衛権を認める内容で、政府の権限を強め独裁政治に繋がりかねない」と話し、「政治が教育やメディアへの介入をはじめる」と警告しました。
特に教育について前川さんは「小学校では個人の考えより型に当てはめる事を薦め、大学では国の利益に繋がる研究への優遇が強まるので注意しなければならない」と呼び掛けていました。
憲法の改正の時期については「政治主導ではなく、国民から見直しの気運が高まった時に行うのがよい」と話していました。
前川さんの講演会は、教員OBや各種団体で作る実行委員会が毎年開いている憲法記念日の集いで開かれ今年はおよそ1000人が会場を訪れました。
講演会のもようは、18日からご覧のチャンネルで放送します。
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メーデー 労働条件改善訴える
第90回メーデーの上伊那地区大会が今日開かれ、参加者がデモ行進で労働者の地位向上や労働条件の改善をを訴えました。
27日は上伊那の連合系の労働組合から1,200人が参加しました。
伊那文化会館からいなっせまでをデモ行進し労働条件の改善を訴えました。
上伊那地区メーデーは「働く者の連帯でゆとり・豊かさ・公正な社会を実現し 自由で平和な世界をつくろう」をメインスローガンに行われました。
福田育郎実行委員長は「今日を機に労働者が明るい未来へ向かっていくためにはどうしたらいいか考えてほしい」と話していました。
大会では、「暮らしの底上げ実現に向けて全力で取り組む」などとするメーデー宣言が採択されました。
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高遠町の古旗さんに高齢者叙勲
高遠町議会議員を3期12年務めた小原の古旗三吉さんに、22日に、高齢者叙勲が伝達されました。
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元気づくり支援金採択事業決定
平成31年度の地域発元気づくり支援金の上伊那の採択事業の1次分が決定しました。
52件、約6,900万円となっています。
平成31年度の元気づくり支援金には、56団体から71件、1億500万円の要望がありました。うち採択されたのは、52件、6,900万円分です。
伊那市からは、地域主体で観光地域づくりを推進する長野伊那谷観光局の事業に860万円、伊那商工会議所の飲み歩きイベントプレミアムフライデー街バル事業に520万円などとなっています。
箕輪町では、地域の若者が主体となってもみじ湖周辺で映画を上映する事業に99万円、上伊那北部の自転車による観光推進事業に163万円などとなっています。
南箕輪村はフラッグフットボール大会の開催や選手の招へい等の事業に115万円、マウンテンバイクコースの整備に184万円などとなっています。
なお、上伊那地域への配分額は7,600万円となっていて、2次募集が行われる予定です。
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白鳥町長 箕輪町議選無投票について「関心がないの心配」
箕輪町の白鳥政徳町長は、無投票となった町議会議員選挙について「報酬や定数について検討が必要だが、地域づくりに対して住民の関心がないことが心配だ」と話しました。
これは25日に開かれた定例記者懇談会で、白鳥町長が自身の考えを明らかにしました。
無投票ではなく投票により選ばれるべきだとの考えを示したうえで、報酬や定員には検討が必要だと話しました。
また、定例会で箕輪町への移住者の状況が示されました。
平成30年度の移住者は、95人で、前年度と比べ35人増加しました。
内訳は、県内からが81人、県外が14人だということです。
箕輪町では、今年度も若者世帯を中心に移住支援を進めていきたいとしています。
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南箕輪村議選 新人2人がトップ・次点当選
任期満了に伴う南箕輪村議会議員選挙が21日に行われ、新人の2人が得票数で1位・2位となりました。
トップで当選したのは、新人で南原の藤城栄文さん39歳です。
804票を獲得しました。
次点は、同じく新人で大泉の原源次さん68歳。
794票を獲得しました。
22日は、役場で当選証書付与式が行われ、トップ当選した藤城さんから得票順に当選証書が手渡されました。
12人が立候補した村議選は、現職7人新人3人が当選しました。
党派別では、無所属8、公明1、共産1となっています。
任期は、4月27日から4年間となっています。
5月8日の臨時議会で正副議長が決まります。
なお投票率は56.04%で、過去最低だった前回2015年の時に比べ1.29ポイント減少しました。 -
箕輪町議会議員当選証書付与式
16日の告示で無投票当選となった箕輪町議会議員の当選証書付与式が22日町役場で行われました。
箕輪町議会議員は定数15で定数と同じ15人が立候補しました。
任期は今月30日から4年間で来月9日の臨時議会で正副議長が決まります。
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南箕輪村議会議員選挙 開票結果
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村議選 あす投開票
任期満了に伴う南箕輪村議選の投票が20日行われ、即日開票されます。
南箕輪村議選には定数10に対し12人が立候補しました。
選挙戦最終日となった20日は候補者が村内を遊説し支持を求めていました。
15日現在の有権者数は12,274人となっています。
19日までに期日前投票を済ませた人は、1,122人で、有権者に対する割合は10.9%となっています。
前回 平成27年の村議選の同じ時期は6.9%で、4ポイント高くなっています。
投票は20日午前7時から午後8時まで、村内11か所で行われます。
伊那ケーブルテレビでは、20日午後8時45分から開票速報を生中継します。
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南箕輪村議選 アンケート結果
任期満了に伴う南箕輪村議会議員選挙は、あす投開票が行われます。
伊那ケーブルテレビでは、南箕輪村の有権者の1%にあたる120人を対象に、期日前投票の出口調査を行いました。
「村議選に関心はありますか」との問いには、「大いにある」「ある」を合わせて、84%が関心があると回答しています。
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天竜川流域 大雨の浸水想定区域図を作成
長野県はこれまで想定していた3倍の雨が天竜川流域に降った場合の浸水する範囲を示す浸水想定区域図を作成し5月に市町村に示す予定です。
これは19日に松川町で開かれた伊那圏域大規模氾濫減災協議会で報告されました。
天竜川流域の浸水想定区域図は、これまで48時間に233ミリの雨が降った場合を想定していました。
県では、近年の異常気象を考慮し、今回はゲリラ豪雨並みの48時間の降雨量が605ミリで浸水想定区域図を作りました。
これは1000年に一度と言われる降雨量344ミリを上回っています。
県では5月に市町村に浸水想定区域図を示しハザードマップや避難計画の見直しに活用してほしいとしています。
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県議選伊那市区10代の投票率25.28%
今月7日に投開票が行われた長野県議会議員選挙の10代の伊那市内の投票率は、25.28%でした。
伊那市選挙管理委員会の発表によりますと、7日の長野県議会議員選挙の投票率は、全体で51.3%でした。
そのうち、18歳は29.86%、19歳は20.44%でした。
18歳・19歳を合わせた投票率は25.28%で、伊那市長選の21.98%より上昇しています。
伊那市選挙管理委員会では、「10代や若者の投票率を上げるために、啓発や主権者教育など地道な活動を続けていきたい」と話していました。
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南箕輪村行政評価委員 具申
南箕輪村が平成29年度に実施した事業について評価してきた委員会は、18日、検討結果を唐木一直村長に報告しました。
それによると評価対象の32事業のうち、拡充は5、現状維持は20、改善は7となっています。
この日は、行政評価委員会の千 菊夫委員長らが、村役場を訪れ、唐木村長に具申書を手渡しました。
今回委員会が検討したのは、平成29年度の307事業の中の32事業です。
拡充するべきとしたのは5つで、子ども館の運営や新規就農者の支援などをさらに充実する必要がある としました。
また、改善の余地がありとしたのは7つで、介護予防サービスを充実させるためのキーパーソンの発掘のほか、臨時職員という名称を見直す必要があるなどとしています。
唐木村長は、改善の必要があるものはできることからやっていきたいと話していました。
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エネルギーの地産地消を目指す
伊那市は、大手商社丸紅と中部電力と共同でエネルギーの地産地消を目指す、地域密着型ビジネスに関する協定を16日、締結しました。
16日は、市役所で調印式が行われ、丸紅の横田義明執行役員、中部電力の大谷真哉執行役員、白鳥孝市長が協定書を取り交わしました。
今回締結したのは、丸紅が去年6月に電力小売事業を主軸として設立した丸紅伊那みらいでんきに、今回中部電力と伊那市が出資参加するという協定です。
出資比率は丸紅が56%、中部電力が34%、伊那市が10%となっています。
丸紅は2000年から子会社の三峰川電力を通じて伊那市長谷で小水力発電所を運営しています。
将来的には、小水力や太陽光など様々な再生可能エネルギーや生活関連サービスの開発に取り組みたいとしています。
5月以降、丸紅伊那みらいでんきを通じて伊那市が所有する施設への電力供給を順次始める計画です。
今後共同でエネルギーの地産地消や低炭素社会の実現を目指すとしています。
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南箕輪村議選 5日間の舌戦突入
任期満了に伴い16日に告示された南箕輪村議選には、定数10に対し12人が立候補し、5日間の舌戦に突入しました。
村議選には現職9人、新人3人の12人が立候補しました。
党派別では、公明1人、共産1人、無所属10人となっています。
立候補者は届け出を済ませると支持者を前に第一声を上げました。
それでは、届け出順に候補者を紹介します。
久保の百瀬輝和さん59歳・公明党の現職2期目です。建設業です。
南原の藤城 栄文さん39歳・無所属の新人です。財団役員です。
神子柴の笹沼美保さん46歳・無所属の新人です。会社員です。
南殿の山﨑文直さん67歳・無所属の現職2期目です。農業です。
北殿の都志 今朝一さん70歳・無所属の現職2期目です。農業です。
北殿の三澤澄子さん69歳・共産党の現職6期目です。団体役員です。
田畑の小坂泰夫さん52歳・無所属の現職4期目です。アルバイトです。
大泉の唐澤由江さん69歳・無所属の現職2期目です。農業です。
大泉の原 源次さん68歳・無所属の新人です。農業です。
神子柴の丸山豊さん69歳・無所属の現職2期目です。農業です。
田畑の加藤泰久さん72歳・無所属の現職2期目です。自営業です。
中込の大熊惠二さん77歳・無所属の現職5期目です。自営業です。
選挙人名簿登録者数は15日現在、男性6,092人、女性6,182人の、合わせて1万2,274人となっています。
期日前投票は17日から20日まで、役場1階の多目的室で受け付けます。
南箕輪村議選は、21日に投票が行われ即日開票されます。