-
災害関連緊急治山等事業採択結果
国は12日、7月豪雨災害関連緊急治山事業の採択個所を決定した。これまでに採択された上伊那関係個所は次の通り。
【伊那市】=諏訪形、大洞、高遠町松倉
【辰野町】=小横川、上平出、唐木沢、下町、おっくわ、大日尻、治良沢、源平
【箕輪町】=赤坂
【宮田村】=桐の木沢、唐松沢、真米沢 -
わくわく消防パーク」子どもたちでにぎわう
伊南行政組合消防本部南消防署は10日、同署に「わくわく消防パーク」を設け、家族で訪れたちびっ子らは防火衣の着装と放水体験や消防車、救急車、消防バイクの体験試乗で、消防の仕事の重大さを実感し、防火意識を高めた。
また、高さ18メートルの訓練塔に上り、ロープでの降下訓練も披露され、子供も大人も「すごいね」「カッコいい」と感心して見守っていた。
防火衣に身を包んだ子どもたちは、重い筒先を持って放水し水圧を体感。記念撮影用のパネルに顔だけ出して、記念写真に納まり、大はしゃぎ。
ほかに、庁舎内見学や防災ビデオの上映などもあった。 -
箕輪町長選
現職の平沢豊満氏出馬表明箕輪町の平沢豊満町長(65)=無所属、1期目=は12日、11月28日の任期満了に伴う町長選挙への出馬を表明した。町議会9月定例会一般質問で松崎久司議員の質問に対し、「町内全域の後援会、地元の区、常会、多数の町民から力強いご推薦をいただき、次期町長選への立候補を決意した。引き続き民意を尊重し、行政経営型の自治体運営を徹底し、町政改革を止めることなく21世紀型の活力あふれる町づくり、住んでいてよかった、住んでみたい町づくりにまい進する」と述べた。町長選は11月14日告示、19日投票。
民意を町政の表舞台に-などの1期目の公約について、「ほぼお約束どおりのことができたと思う」とし、2期目に向け「行政経営型の自治体運営をさらに徹底し、スピード・コスト・チェンジ・サービスをキーワードに町政改革を強力に推進し、町民の町政に対する満足度をより一層向上させるべく、新たな気概と大きな夢をもって取り組みたい」とした。
2期目の政策は、「町第4次振興計画の実現を目指し、7つの政策を柱に諸施策の展開を図ってまいりたい」とした。政策推進の例として▽「一味違う箕輪の子」育成事業(保育園・小学校での「運動あそび」「英語あそび」の継続、世界のどんな地域でも活躍できる人間の基礎づくり)▽健康で明るいまちづくり(徹底的な予防施策の展開、みのわ健康アカデミーの強化、町民の健康づくりメニューの強化・充実)▽環境にやさしいまちづくり(地球環境にやさしい循環型社会構築の推進)▽産業活動の活性化(農業振興、既存企業の拡大・充実、優良企業の誘致)▽民間委託の推進-を挙げた。 -
平和の火リレー
)
広島平和公園に燃え続ける反核「平和の火」を手に、県と県内自治体に平和行政を要請する第19回反核平和の火リレーは11日、中川村役場に到着、曽我村長や村職労の歓迎を受けた。自治体職労や社民党、社青同などでつくる県平和友好祭実行委員会主催。
松川町から引き継いだ火は国道153号を沿道の人々に、スローガン「走りつづけよう、ヒロシマ・ナガサキ・オキナワの心を」をアピールしながら北上、飯島町、駒ケ根市、宮田村を経て伊那市役所に向かう。
松川町走者から、引き継いだ火を先頭に、勢いよく走りこんできた一行を迎えた中川村の歓迎式で、実行委員会代表は、有事の際でも基本的人権を侵害しない、平和憲法擁護などを盛り込んだ要請書を手渡した。
曽我村長は「核は過去の問題ではない、今進んでいる問題。平和護憲運動をどう伝え、共有するかが課題。暑い中、平和のために頑張って」と、激励し、新しい走者にトーチの火を移した。 -
生徒900人分の情報紛失
伊那市教育委員会は11日夕方、伊那市内の中学校男性教員が所有する現任、前任校など延べ約900人分の生徒の成績などが入った個人用パソコンが車上狙いにあったことを発表した。
北原明教育長ら3人が会見で「私たちの指導、監督不行き届きだった。深くお詫び申し上げます」と謝罪。関係生徒、保護者へ文書などで説明するともに、今後の防止策を話し合っていきたいとした。
紛失した情報は現任校と市外の前任、前々任校の3中学校分で、氏名やテストの点などを含む担当教科の成績や、氏名、電話番号が入った部活動の連絡網のほか、学校行事の写真など。各学校の市町村名、それぞれ対象生徒人数などの詳細は未発表で「前任校などへ迷惑がかかる」とした。
事件は8月27日、男性教員が学校で深夜まで仕事をした後、南箕輪村のコンビニエンスストアに5分ほど寄った際に、バックに入れて助手席に置いてあったパソコンを盗まれたもの。車のドアの鍵は開いたままだった。28日、学校長へ報告し、伊那警察署へ盗難届けを提出した。
事件発生後から報告が遅れたことについて北原教育長らは「本人のデータ内容に関する記憶があいまいで中身を確認するのに時間がかかった」と説明した。
この中学校では成績処理などは学校のパソコンですることを原則としていたが、校長の許可を得て個人パソコンを持ち出すことはできた。しかし、事件当日、許可は受けていなかったという。
同教育委員会は今後、臨時学校長会を開き、各学校の情報管理の徹底について周知。▼個人情報や学校管理に関する情報を校外へ持ち出さない▼人事異動に伴う児童、生徒の個人情報を私物パソコンで持ち出さない竏窒ネどを盛り込むことにしている。 -
南箕輪村敬老祝い事業
11日に村理事者が88歳以上を訪問南箕輪村は11日、敬老祝い事業で本年度中に88歳以上になる村民を村理事者が訪問し、祝い金を贈る。
本年度の対象者は101歳2人、100歳1人、88歳から99歳まで199人。100歳以上に祝い金5万円、88歳以上に8千円を贈る。
区の敬老行事は18日、全地区で一斉に開く。各区の敬老会の場で村が75歳の人に5千円、80歳の人に6千円の祝い金を贈る。75歳は103人、80歳は89人。
本年度、金婚を迎える夫婦10組、ダイヤモンド婚の3組には祝い状を贈る。 -
箕輪町議会9月定例会一般質問要旨
箕輪町議会9月定例会の一般質問は12、13日にある。質問者は14人。質問要旨は次の通り。
松崎久司議員 (1)町政1期4年間の自己評価と2期目の抱負(2)05年度決算(3)学校基本調査の町の実態(4)給食民間委託
桑沢幸好議員 (1)豪雨災害(2)農業政策
丸山善弘議員 (1)災害ボランティアと自主防災組織の連携に関する施策(2)出産育児一時金の支給方法の改善策(3)「認定こども園」(4)環境保全型農業への取り組み
春日巌議員 (1)滞納金整理・処理(2)介護保険制度(3)障害者自立支援法(4)木下区有林ブナ林保護
関善一議員 (1)05年度決算(2)福祉空間等整備事業(3)自転車や道路や山林等へのポイ捨てを含めた条例整備(4)入札制度の見直し
三井清史議員 (1)豪雨災害(2)保育行政の変革による認定こども園(3)障害者自立支援法の本格的実施
日野和司議員 (1)県知事選結果と新知事への対応(2)平沢町政4年間の総括(3)災害の対応と対策
平出政敏議員 (1)村井県政誕生(2)7月豪雨で箕輪町にもたらした災害(3)自治体間競争に強い箕輪町であるための施策と実績(4)自主財源確保の取り組み(5)地球温暖化防止策(6)学校安全対策と不登校問題
寺平秀行議員 (1)05年度決算(2)行政改革の評価(3)村井仁長野県政への対応と町政運営(4)危機管理(5)電磁波対策
向山章議員 (1)町長立候補時の民意を表舞台に等の公約総括と反省点(2)福与工業団地の企業誘致状況と今後のすすめ方針(3)女性模擬議会(4)05年度決算(5)箕輪工業高校今後の方向(6)6年間の田中県政とのかかわりの中での思いと村井県政に望むこと
浦野政男議員 (1)7月豪雨災害(2)05年度決算(3)新長野県知事誕生と町政(4)平沢町政4年の総括と2期目を目指す考え
唐沢荘介議員 (1)災害復旧(2)町功労者表彰
三沢興宣議員 (1)就任以来、町長が目指した行財政改革について評価と今後の計画
藤田英文議員 (1)平沢町政4年間の施策と2期目への所信(2)05年度決算結果(3)地域の防災と災害復旧策(4)上伊那広域連合の課題 -
殿島橋の落下に伴い、仮設歩道を設置
天竜川にかかる伊那市の殿島橋(歩行者専用)の落下に伴う仮設歩道の説明会が7日夜、西春近支所であった。地域住民は伊那建設事務所が示した春近大橋と周辺道路の延長700メートルを整備する仮設歩道について了承。伊那建は年内中に工事を済ませたいとしている。
7月の梅雨前線による豪雨災害で、殿島橋の橋脚が沈下し、西春近側から橋げた60メートルを撤去。安全確保が難しく、現橋を使った仮橋設置は断念した。
仮設歩道は、国道153号と県道南箕輪・沢渡線が交わる沢渡信号機から国道西側を通り、犬田切川北側の国道下をくぐって天竜川堤防の小段を上って春近大橋につなぐ。春近大橋東側から渡場信号機までは路側帯1・2縲・・5メートルを確保。殿島橋の橋脚沈下で急きょ、春近大橋両側に路側帯各1・25メートルを設けたが、中央線をずらし、片側(南側)のみ1・5メートルとする。車道より20センチ高くし、段差をつける。犬田切川、戸沢川には、それぞれ延長20メートル・全幅2メートル、10縲・2メートル・2メートルの仮橋を造る。
事業費は概算で4千縲・千万円。
説明会には地域住民約50人が出席。伊那建職員が殿島橋の現況や仮歩道(案)の設置について説明した。
参加者から「春近大橋西側で、子どもたちが信号待ちする場所を確保してほしい」など安全確保にかかわる要望が相次いだ。
伊那建は、出された意見を反映し、国道沿いのガードレール下への泥除け対策などを講じる。
国道に沿った犬田切川竏衷t近大橋間の歩道設置は、交通規制の問題のほか、工期的・費用的に無理とした。
小中学生のスクールバス・タクシー移送について、新橋ができるまで継続を望む声もあり、北原教育長は「仮橋ができるとされていた11月まで予算措置はしているが、その先の方針は決めていない」と答えた。 -
05年度箕輪町農集排特別会計
科目「項」の間で予算流用箕輪町の05年度農業集落排水処理施設特別会計決算で、地方自治法に抵触する科目「項」間の予算流用があったことが監査委員による決算審査意見書で指摘された。平沢豊満町長は6日の町議会で、「予算執行者としておわび申し上げる」と陳謝した。課長級職員にはすでに再発防止と適切な財務処理を徹底しており、今後一般職員も含めた講習会を開くことを説明した。
歳出予算で、農業集落排水処理施設管理費の公課費(消費税)の予算不足が見込まれたため、33万1千円を農業集落排水事業費の工事請負費から流用した。科目「目」「節」間の流用はできるが、「項」は議会議決が必要で、流用はできない。 -
駒ケ根市第2次市民会議発足
行財政改革と協働のまちづくりについて広く市民の意見を聞こうと駒ケ根市は7日「第2次改革と創造へのまちづくり推進市民会議」の第1回会議を市役所で開いた。公募10人を含む委員30人のうち25人が出席し、代表の赤羽明人さんが中原正純市長から委嘱状を受け取った=写真。委員の任期は08年3月31日まで。互選により、座長に木下幸安さん=上割、副座長に岡崎伸夫さん=上赤須、加治木今さん=町四=を選出し、市の担当者から駒ケ根市改革と創造へのまちづくりプランなどについて説明を受けた。
中原市長は「協働のまちづくりは大変に難しい課題。着実に一歩一歩議論を進めて提言してほしい」とあいさつした。
会議は今後月1、2回の割で開かれ、市民参加と協働のまちづくり推進指針やまちづくり基本条例などへの意見を提言していく。第1次会議から引き続き務める委員は8人。 -
村役場で就業体験の福祉大生、駒ケ岳自然保護パトに同行
インターンシップ制度を活用して宮田村役場で就業体験している日本福祉大学(愛知県美浜町)の学生2人はこのほど、駒ケ岳の自然保護パトロールに参加。豊かな自然にふれ、環境保護の必要性も学んだ。
村商工観光係の職員に同行し、千畳敷から本岳へ。動植物が保護されているかチェックするとともに、登山道や立ち入りを規制するロープの点検なども行った。
三千メートル級の山に登るのは初めての2人。登山者や観光客から山について尋ねられて困惑する場面もあったが、自然環境を守ることも行政の大切な役割であることを肌身で感じていた。 -
町2区が自主防を再編、強化
独自の訓練、防災マップなど、地域連帯より深め災害に備えようと宮田村町2区(太田照夫区長)は、実質的な中味が伴わなかった自主防災組織を強化。消防団OBの協力も得たほか、区の役員を情報収集、避難誘導など7つの班に振り分け、81人の体制で再編した。区の防災マップを作成したほか、10月15日には区のイベントで訓練を実施。自主防を中心にして隣近所の連帯をより高めていく考えだ。
区長が自主防の会長を兼務し、区役員を中心に適職へ配置。役割を明確化し、連絡体制を徹底することで、災害時に備える。
6日夜に区民が集まる会合があり、自主防の概要、目的などを説明。太田区長は「災害時に大切になるのは隣近所。自主防は重要な役目を担う。常に危機感を持って対処してもらいたい」と呼びかけた。
10月15日の訓練は、スポーツなどで交流を深める「区民のつどい」にあわせて実施。
同区としては初の独自訓練となるが、自主防が主体となって救護、炊き出し、担架取り扱いなどを行う。
また「防災マップ」は、独居老人、老人のみの世帯、要介護者、障害者の世帯を地図に分かりやすく示した。
避難所や防火水槽、消火栓の位置も盛りこんであり、区内全220戸に配布する。
「イベントに訓練を取り入れるなど、少しづつでも住民の意識を高めていきたい。積み重ねが大切だと思う」と太田区長は話した。
宮田村では近年、各地区で自主防の再編、強化の取り組みが進んでいる。 -
箕輪青色申告回女性部、税務研修会とそば打ち体験・試食会を開催
箕輪青色申告会女性部(丸山やよい部長)は6日、税務研修会とそば打ち体験・試食会を箕輪町産業会館で開いた。会員約30人が参加。伊那税務署の上席国税調査官・永井隆一さんを講師に迎え、税制に関する理解を深めた。
適性な納税を促すことを目的として例年この時期に開く研修会。今年は、国税電子申告・納税システム「e竏探ax」や改正税法、所得税と消費税に多い誤りの事例などをテーマとして学んだ。
その後、そば打ち体験・試食会を実施。会員同士の交流を図るための企画で、ソフトボールやマレットゴルフなどを開催したこともあったが、9月は雨と重なることも多かったため、ここ何年かは屋内でできるそば打ちをしている。
1時間しっかりと税制を学んだ会員らは、そば打ち体験で緊張をほぐし、美味しいそばの味を楽しんでいた。 -
宮沢卓美さんが町長賞、花のある風景づくりコンクールで
飯島町のわが町は花で美しく推進機構(花機構)は5日、「第13回花のある風景づくりコンクール」の審査を行った。花機構企画情報部会委員や写友会の代表など委員10人が、町内17団体・個人(地域11、事業所2、個人4)が丹精込めて育てた花壇を見て回り、慎重に審査した。
結果は次の通り(敬称略)
◇町長賞=宮沢卓美(南割)◇個人の部▽金賞=土村幸子(追引)▽銀賞=中村昇子(中町)、浜田住子(荒田)◇地域の部▽金賞=田切公民館▽銀賞=新屋敷耕地、北河原耕地隣組「山の神」▽努力賞=東町花愛好会、北河原耕地、本六老人会育成会、飯島中学校環境緑化委員会◇事業所の部▽金賞=飯島文化館▽銀賞=リゾートサービス岩田屋 -
水道安全給水を願い水神祭
中川村は5日、片桐の牧ケ原水源の水神碑の前で、恒例の水神祭を行った。
村や議会、水道運営審議会、水道事業者ら20人余が出席、施設の安全な運転と住民への安定供給を水神に祈った。
曽我村長や審議会長らが塩や洗米、お神酒で清め、関係者が玉ぐしを奉てんした。
神事に先立ち、曽我村長は「水道事業に携わるみなさんの努力で、蛇口をひねれば、安全でおいしい水が飲める。これからも継続的に供給できるようにご協力を」とあいさつ。
中川村上水道の現在の処理水量は、7水源で1日1500トン。水神は3カ所に祭られている。 -
箕輪町議会9月定例会開会
箕輪町議会9月定例会は6日開会し、05年度一般会計など決算認定、06年度補正予算案、放置自動車等の発生防止及び適正な処理に関する条例制定、課設置条例の一部改正など19議案を上程した。公共下水道箕輪浄水苑の建設工事委託に関する基本協定を即決し、議案18件と陳情1件を委員会に付託した。箕輪町土地開発公社、みのわ振興公社のそれぞれの経営状況報告もあった。
放置自動車等の発生の防止及び適正な処理に関する条例案は、町の良好な生活環境を保全し、地域の美観の保持と公共の場所の機能の保全を図るねらい。自動車など放置の禁止、放置の発見や通報があった場合の調査、警告、撤去勧告、移動、撤去及び処分などを定める。放置自動車などの所有者が撤去命令に従わない場合20万円以下の罰金に処する罰則や両罰規定も盛り込んでいる。可決された場合、10月1日から施行。罰則と両罰規定は07年1月1日から。
課設置条例の一部改正案は、総務課と税務財政課を再編し、総務課、経営企画課、税務課を設置する。現行の6課から7課になる。03年から進めてきた課の統廃合に加え、総合的な行政経営の推進の観点から更なる見直しをし、一般も含む組織検討委員会で検討した。10月1日から施行したい考え。
経営企画課は町政の総合的な経営、国及び県の施策との総合的な調整、予算の編成や執行管理その他予算に関することなどが主な事務。現総務課の行政経営、重要な施策の企画及び施策の調整、地域振興計画、統計調査、文書及び広報公聴の事務、税務財政課の公有財産、契約、予算その他財務に関する事務を移行する。
税務課は町税制度の企画立案及び調査研究、町税以外の未収金に係る連絡調整及び収納に関する事務が新しく加わる。収納対策室は税務課に残る。
公共下水道箕輪浄水苑の建設工事の基本協定は、協定金額4億9200万円、相手方は日本下水道事業団(東京都港区、板倉英則理事長)。
陳情は、中国人強制連行強制労働に関する意見書についての陳情書。 -
南箕輪村議会9月定例会開会
南箕輪村議会9月定例会は6日開会し、村が05年度一般会計などの決算認定、条例案、06年度補正予算案など18議案を上程した。村一般会計補正予算案を即決、教育委員会委員の任命と固定資産評価審査委員会委員の選任を同意し、残り15議案と陳情を委員会に付託した。
一般会計補正予算案は、歳入歳出の総額に各7963万6千円を追加し、総額を42億7331万6千円とする。歳出の主なものは大芝高原立木調査委託(松くい虫予防対策)、車載用融雪剤散布機、村民センター・図書館修繕料、北沢川災害復旧工事、福祉基金積立金など。
教育委員会委員の任命は、任期満了に伴い加藤達人さん(65)=塩ノ井=を再任する。
固定資産評価審査委員の選任は、任期満了に伴い向山実直さん(66)=久保、牛山敞司さん(74)=神子柴=を再選、唐沢文武さん(74)=大泉=を新たに選任する。
陳情は、中国における法輪功学習者の臓器摘出の実態調査を求める陳情書。
唐木一直村長は、新たにスタートした村井県政に触れ「県も財政が厳しく、課題が山積している。大変難しいかじ取りになると思うが、市町村との連携を強化しながら、市町村が主役の活力ある県政、地域分権がさらに推進されると期待している。これまでの改革が後戻りしないように望む」とあいさつした。 -
宮田村05年度決算、実質単年度収支は448万円の黒字
宮田村は6日までに、2005年度の一般会計決算をまとめた。繰越金を除いた実質単年度収支は448万円の黒字。当初9100万円の取り崩しを予算化していた市町村の預貯金にあたる財政調整基金だが、逆に4千万円を新たに積み立てた。村税収入が過去最高水準に達して好調だったが、地方交付税、国庫支出金などが目減り。大型事業の圧縮、行財政改革などで、歳出の抑制を引き続き図った。
歳入は対前年度比7・7%減の34億8400万円。村税が同8・7%増の12億1100万円となったが、地方交付税が同4・2%減の10億200万円、国庫支出金は1億5400万円で同23・7%と大幅に減った。
歳出は同8%減の33億8700万円。つつじが丘の村営住宅、小学校の新教室棟建設などの大型事業が終わり、投資的経費は同22%減の3億5300万円に抑制された。
人件費は同3・4%減の8億800万円、借金の返済に充てた公債費は同0・9%減の6億500万円。
物件費は、太田切川の護岸工事で掘り起こされた廃棄物の撤去費用がかさみ同27・2%増の3億9000万円だった。 -
7月豪雨の災害復旧費に7100万円余り追加
宮田村は13日開会の村議会9月定例会に、7月豪雨の災害復旧費用として7111万円を本年度一般会計に追加補正する予算案を提出する。崩落で通行不能の林道寺沢、小三沢両線の復旧工事費などが対象。国、県支出金や起債も活用し、一般財源2100万円余りは前年度からの繰入金を充てる。
宮田高原に通じる寺沢林道は起点から6・5キロで寸断。高原キャンプ場は今季の営業を休止している。
小三沢線を含む復旧費用として5090万円を補正予算案に計上。また、高原に放牧中の雌牛の下山が迫っていることから、仮復旧費416万円は専決処分しており、定例会で報告する。
復旧費としてはその他、水田に入りこんだ土砂の排出、農業施設復旧などで269万円、黒川の護岸、水源施設道路の復旧などで1751万円を補正する。 -
35年の歴史、最後は善意で締めくくり
簡保国内旅行交友会解散で郵政民営化の余波で35年の歴史に幕を閉じた宮田村の宮田簡保国内旅行交友会は5日、余剰金を村へ寄付した。会として最後の活動となったが、保科百子会長らは「つながりある本当に良いグループだった。寄付についても皆さん賛同してくれた」と、10万円を清水靖夫村長に手渡した。
保科会長、小林敏江副会長、会計の太田富美子さんが役場を訪問。「村には大変お世話になった。気持ちを汲み取り、有効に使ってもらえれば」と話した。
同会は1971(昭和46年)に49人で発足。郵便局簡易保険の団体手数料を有効に活用して、年に1回国内旅行を行ってきた。
最盛期には540人ほどが参加。現在は146人だが、1日に開いた解散会には数多くの出席で名残りを惜しんだ。
郵政民営化による団体手数料制度の廃止で同会は解散となったが、保科会長らは「先人が積み上げてきた大切なつながり。今後も何らかの形でつなげていきたい」と話した。 -
無集配局へ再編、10月16日スタート
飯島町の飯島郵便局(堀内裕之局長)が10月16日から集配業務などを駒ケ根局に移し「無集配局」に再編されるのを受け、堀内局長が5日、役場に訪れ、町理事者、町議会議長らに説明、理解を求めた=写真。今後、7日から13日まで順次、各地区役員に説明、20日ころ、ちらしを全戸配布し、周知を図る。
10月16日から、飯島局は郵便物の収集や配達業務、貯金、保険の集金業務を駒ケ根局に移し、窓口業務だけを行う。時間外や土日曜日、祝日に受け付けていた郵便物の取扱いも止める。
再編計画は郵政公社は07年10月の郵政民営化を控え、集配拠点再編の一環。県内の149の集配局のうち、対象は飯島町、中川村を含む14町村。6月20日、日本郵政公社信越支社から町に示され、町、町議会は「配達の遅れやサービス低下が懸念され、容認できない」とし「集配・集金業務の存続を求める決議」を行ない、町長らが直接、信越支社や本社に出向き要望したが、飯島局だけ特別扱いできないという回答だったという。
堀内局長の説明に対し、高坂町長らは▽各ポストの集配時間や配達時間の周知▽住民への十分な説明-などのほか「スタート後であっても、不便な点が出たら、その都度、話し合い、改善してほしい」と要望した。
中川局も10月16日から、無集配局に切り替わる。 -
環境・健康ポスター・標語審査
5日、駒ケ根市は8月25日に締め切った「06年度環境ポスター・標語、健康標語」の審査委員会を市役所南庁舎で開いた。出席した委員ら約10人が審査=写真。部門別、学年・年齢区分別にそれぞれ入選作品を決めた。作品は市の広報などに活用されるほか、市役所などに展示される。表彰は10月22日に開かれる第19回消費生活展&環境・健康フェスティバルの席で行う。応募数は環境ポスターが236点、同標語が24点、健康標語が5点だった。
入選者は次の皆さん。
【環境ポスター】◆小学校低学年▼金賞=宮澤拓陽(赤穂3)▼銀賞=重盛伶奈(赤穂3)小原唯(同)▼銅賞=小池璃久(赤穂東1)◆小学校高学年▼金賞=木下美月(赤穂6)▼銀賞=北林麻里(赤穂6)門平真歩(中沢6)▼銅賞=玉木絵里(赤穂6)廣野朱美(赤穂南4)吉見桃子(中沢6)▼佳作=小町谷美里(赤穂4)春日もも(赤穂東6)井口夏奈子(中沢6)下平峻秀(同)◆中学校▼金賞=小池綱希(赤穂3)▼銀賞=赤羽根翔子(赤穂3)野溝悟(東2)▼銅賞=松崎伸哉(赤穂3)片桐泰斗(赤穂1)佐々木力弥(同)▼佳作=松澤ひかり、小幡貴頼、前田彩乃(以上赤穂3)酒井優花、安藤由佳、大前奈央、横山茜(以上赤穂2)田村亘(東2)村上輝(東1)
【環境標語】◆小学校高学年▼入選=菅沼諒太(中沢4)◆中学校▼入選=日下大雄(赤穂1)
【健康標語】◆中学校▼優秀賞=中村周平(赤穂1)◆一般▼最優秀賞=山本幸妃音▼優秀賞=赤羽明人
【健康ポスター】◆中学校▼優秀賞=牧野りく(東2) -
県市長会総会に村井県知事が出席
長野県市長会の総会が5日、伊那市であった。来賓として1日に就任した村井仁県知事が出席。対話を重視し、市町村が輝く長野県づくりを強調した。
村井県知事は「一番大事なことは、住民に身近な基礎自治体が力をつけること。多くの仕事は共同作業で、対話を重視したい。どのような形をとったら、住民の期待にこたえ、課題解決になるのか工夫してみたい。今まで発言する機会のなかった人たちの声をどう受け止めるかが課題」と力を合わせ、県民のために働くとした。
市長会長の矢崎和広茅野市長は「市町村が主役の長野県づくりを頼もしく、力強く感じている」とし「県と緊張感のある協調関係を構築しなければならない」と述べた。
そのあと、村井県知事は7月の梅雨前線による豪雨災害の現場を視察。コンクリートブロックなどが詰まれた天竜川堤防が決壊した箕輪町、土砂流出があった伊那市の柳沢、橋脚が沈下し、橋げた60メートルが取り除かれた殿島橋などを回り、国交省などから災害状況や対応策など説明を受けた。 -
駒ケ根市議会9月定例会開会
駒ケ根市議会9月定例会は4日開会した。会期は9月4日縲・6日の23日間。人事3、条例5、決算13、予算2、事件1の計24議案が上程され、05年度一般会計決算など21議案が常任委員会に付託された。最終日の23日に採決される。
人事案件では、市教育委員会委員の任期満了に伴い、新たに任命される塩澤京子氏(49)=上穂栄町=の人事案に同意した。任期は10月1日から4年間。人権養護委員として推薦される福澤輝夫氏(63)=赤穂福岡、上村秀一氏(60)=中沢本曽倉=の人事案にいずれも同意した。任期は共に07年1月1日から3年間。
05年度普通会計(一般会計と用地取得事業特別会計の合計)では、歳入は149億7400万円で対前年度比3・4%増、歳出は147億2千万円で同3・6%増。繰越明許費などを差し引いた実質収支は2億4千万円の黒字で、実質単年度収支は1億7800万円の黒字。
06年度一般会計補正予算案は歳入歳出それぞれに4億6千万円を追加し、総額141億6千万円とするもので、精密小型モーターなどの製造販売大手の日本電産が赤穂中山原に技術開発センターを建設するのに伴う連絡道路の新設(約350メートル)、既存道路の拡幅や付け替えなどの整備費として1億2千万円、7月豪雨災害の復旧費として1億5千万円を計上している。
日程は次の通り。
▽4日=本会議(提案説明、質疑、委員会付託など)▽13・14日=本会議(一般質問)▽15・19日=総務文教委員会▽19・20日=建設経済委員会▽20・21日=厚生委員会▽26日=本会議(委員長報告・質疑・討論・採決) -
箕輪町長選
平沢町長に後援会が出馬要請箕輪町の平沢豊満町長(65)の後援会(唐沢哲朗会長)は3日、臨時総会を松島コミュニティセンターで開き、平沢町長に11月28日の任期満了に伴う町長選挙への出馬を要請した。平沢町長は「要請を前向きに受け止め、できるだけ早く町長選への取り組み姿勢を表明したい」と答えた。町長選挙は11月14日告示、19日投票。
臨時総会は約200人が出席。唐沢会長は平沢町長の次期続投、町長選出馬の要請を提案した。平沢町政について「民意重視、利益を生み出し、私利私欲のない政治」と特長を挙げ、「新しい流れは着実に進んでいるが、まだ完成の域ではない」と説明。全会一致で提案を承認した。
決議後、唐沢会長が「町政刷新と構想定着のために次期の続投、町長選出馬を要請する。続投のために政策を十分に練り、しかるべきときの表明をお願いしたい」と要請した。
平沢町長は、「力強い要請は身に余る光栄。要請を前向きに受け止めてまいりたい。ご推薦をベースにできるだけ早く町長選への取り組み姿勢を表明したい」と話した。現在1期目。任期中最後の町議会となる9月議会で態度を明らかにしたい考えを示した。 -
殿島橋架け替え
第2回殿島橋架け替えワークショップ(WS)が1日夜、伊那市西春近支所であった。橋の取り付け位置を考え、伊那建設事務所が示した西春近側を現橋の上流40メートル付近に架橋することで同意した。
殿島橋は天竜川にかかり、東春近と西春近を結ぶ延長約220メートルの歩行者専用道路。7月の梅雨前線による豪雨災害で、橋脚が沈下し、西春近側から橋げた60メートルを撤去した。
現橋の安全性を確認したところ、橋脚の土台が洗掘されたり、橋げたがかしいだりと補修は難しく、国土交通省と相談して使える状況にないと判断。現橋を使っての仮橋もできないという。
その上で、橋の取り付け位置について、東春近側は現行のままで、西春近側を現行と上・下流付近で検証。現行と下流は、橋と国道153号線に高低差が生じるなどの理由から、上流がいいと結論を出した。上流は国道と交わる沢渡交差点の改良などがいるものの、高低差がない、歩行者の流れがスムーズになるなどの利点がある。殿島橋から200縲・00メートル上流の春近大橋への歩道設置は、交通の安全確保や犬田切川を渡る歩道設置などが必要となる。
上流に取り付けた場合、延長は約230メートルで、春近大橋と平行する。幅員4メートル。
本年中に詳細を煮詰め、06縲・7年度にかけて橋本体の工事を進める。08年度に交差点など周辺を整備する。
殿島橋架替促進協議会委員ら約40人は、スクリーンに写し出された橋の現況などを見ながら説明を受け、取り付け位置に同意。
設計の留意点に「西春近側の交差点付近は子どもの安全を確保できるように」「犬田切川の護岸工事をしっかりしてほしい」などを挙げた。
早急に地元説明会へ入り、図面ができた時点でWSに示して最終的なものにする。 -
伊那市 防災訓練で行動や避難体制など確認
「防災の日」の1日、伊那市は06年度総合防災訓練を市庁舎などで実施した。職員の災害時における対応能力を向上させるため、情報伝達、避難、消火などの訓練を通じて、有事に向けての行動確認をした。
市庁舎では直下型地震の発生を想定し、避難誘導訓練、屋内消火栓使用の消火訓練を実施。地震発生の放送があると、職員らは机の下へ身を隠し、誘導に従がって庁舎北側の駐車場へ約100人が避難した。
各階ごとの職員ら計28人で構成する自衛消防隊などは、訓練の事前に伊那消防署員から屋内消火栓、ロープを使った避難器具緩降機などの取り扱い方法を受講。地震により庁舎東側の地下にある重油タンクから火災があったとし、放水訓練をした。
この日は、悪天候で危険を伴うため、庁舎では本年初めてのはしご車による避難訓練は中止。計画した総務課の関係者は「避難器具や消火器具の取り扱い方の研修はできたので本来の目的は達成した。はしご車の避難ができなくて残念だが、来年の実施を目指したい」と総評した。
高遠町、長谷総合支所でも、停電時の電源供給などの訓練があった。 -
駒ケ根市災害対策職員を派遣
大きな被害をもたらした7月豪雨災害の復興要員支援を各市町村に要請した上伊那広域連合の求めに応じて駒ケ根市はまちづくり推進部の技術系職員延べ6人を1カ月間派遣することを決めた。1日、関係職員らに対し、中原正純市長が市役所で辞令を交付した=写真。中原市長は「市職員としての誇りを持って災害復旧に全力を尽くしてほしい。経験、知識、能力を生かし、誠心誠意頑張って活躍することを期待する」と激励した。
派遣期間はそれぞれ1縲・週間。上伊那広域連合土木振興課の指揮下で被災地の調査、設計、事業費確定などの業務に当たる。職員を派遣するのは1日現在、上伊那で駒ケ根だけ。
派遣される職員は次の皆さん。
宮下佳和、北村篤(以上区画整理課)田中政志、原孝之、櫻井拓雄、佐藤貴博(以上建設課)
◇ ◇
駒ケ根市は1日、1日付の職員人事移動を発令した。
異動は次の通り(カッコ内は旧職)。
▽商工観光課長(商工観光課長兼企業立地推進室長)竹村弘▽商工観光課企業立地推進室長(子ども課学校教育係長)中村敏郎▽子ども課学校教育係長(県上伊那広域水道用水企業団庶務係長兼経理係長)小島紀生 -
災害時に避難所などの危険度を判定
伊那市役所で1日、県建築士会上伊那支部と伊那市の「災害時における応急危険度判定等の協力に関する協定」の調印式があった。地震や風水害など災害時に、本部施設や避難所などが安全かどうか危険度を判定する。
協定書では、市からの要請により、上伊那支部の応急危険度判定士が現地へ出向き、災害発生後8時間以内に建物の危険度を判定。危険だった場合、他避難所への移動などの手段をとる。協力のための経費は市が負担。有効期間は07年3月までだが、改廃の申し出がない場合は継続する。
調印後、松沢考資支部長=辰野町=は「お世話になっている地域への社会貢献」と話した。
小坂市長は「早期に判定することは極めて有利。市民生活が安定できるよう、専門家の協力を得ることは喜ばしい」と述べた。
県建築士会の調印は県内2カ所目。上伊那支部の判定士は100人余で、今後、上伊那の他市町村とも調印を交わす予定。市町村ごとに班分けし、担当個所も振り分けている。災害時、メンバーが対応できないときは、近隣市町村や飯伊・諏訪に応援要請する。判定士は04年の新潟県中越地震の際、民間住宅を中心に判定業務に当たった経験がある。 -
伊那地域の新たな交通ネットワーク構築へ
伊那市は秋ごろ、伊那地域の新たな交通ネットワーク構築のための検討委員会を立ち上げる。新市発足に伴う旧市町村の循環バス路線や、権兵衛トンネルを利用した広域的な交通ネットワークを検討する。
検討では、国土交通省の「公共交通活性化総合プログラム」を導入。地域の公共交通に課題があるものの、利用者のサービス維持や質の向上など地域のみで解決困難な事案について、具体的な方策を練るもの。
市内の交通手段は、合併前のまま引き継いでいるが、合併協議では「旧市町村間を結ぶ循環バスは合併後、速やかに運行できるよう関係機関と調整する」となっている。バス利用は地区や時間帯によって多少するが、交通弱者の増加で交通対策が必要な状況にある。
対象地域は伊那市とその周辺で、権兵衛トンネルの開通によって木曽も含む。
庁内プロジェクトを設け、交通状況や課題を把握。西春近地区社会福祉協議会が高齢者の交通手段の確保で取り組んでいる無償ボランティア移送サービスの実践の検証も含めながら、総合的に交通対策を考える。
検討委員会では、地域にあった交通体系のあり方、使いやすい移動手段、地域の観光資源を生かす公共交通を模索する。
委員は国交省と相談して選出するが、市や長野運輸支局などの行政機関、バス・タクシーの交通事業者、高齢者クラブ代表など利用者で構成する予定。
本年度中に方向をまとめ、必要に応じて07年度の試行運転を検討する。