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魅力ある議会づくり検討会
伊那市議会は、魅力ある議会や議員のなり手不足解消などの課題について意見を交わす検討会を7日、伊那市役所で開きました。
7日は、市議会議員21人のうち19人が出席し意見を交わしました。
検討会は、議員のなり手不足解消を図る対応策や地方政治の活性化などについて考えようと初めて開かれたものです。
今年4月に行われた市議選の立候補者数は定数と同じ21人で無投票での当選となりました。
検討会で議員からは「議員と市民が身近に接する機会を増やした方が良い」「選挙に出るには家族の承諾や地域の推薦がないと出られないといった声がある」といった意見がだされました。
他に、「議員定数や議員報酬を見直す必要がある」といった意見もありました。
新人議員からは「若い世代は、子育てなどで政治に関心がない。毎年行っている市民と議会の懇談会に若い世代に参加してもらえる仕組みづくりが必要だ」といった意見が出されました。
伊那市議会では、月に1度、検討会を開いていく計画です。
8月には市民と議会の意見交換会を予定しています。 -
選挙事務に従事 高校生全員「よかった」
4月22日に投開票が行われた伊那市長選挙で、投票事務に従事した高校生を対象に市選挙管理委員会が実施したアンケート結果がまとまりました。
回答者のうち、事務に従事しての感想は全員が「大変良かった」・「良かった」としていて、選挙に行きたいと思うかは、「必ず行く」・「行く」を合わせて9割となっています。
伊那市長選挙は、4月22日に投開票が行われました。
投票事務に従事した39人の高校生のうち、24人から回答を得ました。
事務に従事しての感想は「大変良かった」が14人、「よかった」が10人で、回答者全員が良かったと回答しています。
その理由については自由回答で「投票の大切さや選挙の流れが分かった」などとしています。
「選挙権を持ったら選挙に行きたいと思うか」との問いには、「必ず行く」が8人、「行く」が14人、「わからない」が2人で、9割を超える高校生が「行く」と回答しています。
若年層の投票率を上げるためにどうしたらよいかとの問いには自由回答で「若い人を選挙に出す」「SNSを利用する」「コンビニなどたくさんの場所に投票所を設置する」などとなっています。
全体での感想については、「投票率が低く残念だった」「若い人が少なかった」「価値ある体験ができた」などと回答しています。
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さくら祭り有料入園者数 最も少ない人数に
今年度の高遠城址公園さくら祭りの有料入園者数は、11万9,747人で、昭和58年の有料化以降最も少ない人数となっています。
伊那市議会全員協議会が4日、市役所で開かれ、市が今年度の実績を報告しました。
今年は、全国的に桜の開花が早く、高遠城址公園でも過去最速の4月1日に開花宣言が行われ、5日に満開となりました。
開花翌日の2日から散り終わりの16日までの有料入園者数は、11万9,747人でした。
これは、有料化となった昭和58年以降、最も少ない人数となっています。
市では、見ごろが例年よりも2週間ほど早くツアー客のキャンセルが多かったことや、週末の悪天候が客足に影響したとみています。
さくら祭りの入園者数は、平成8年度の39万8千人をピークに減少傾向にあり、市では「花だけでなく街中への誘客などに力を入れていきたい」と話します。
期間中の運営収支は、収入が6,800万円、支出が5,900万円で、900万円ほどの黒字が見込まれます。
5日は、さくら祭り反省会が高遠町で開かれることになっています。
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伊那市・箕輪町・南箕輪村議会6月定例会開会
伊那市議会、箕輪町議会、南箕輪村議会の6月定例会が4日に開会しました。
伊那市議会6月定例会が、4日に開会し、8億9,700万円を追加する一般会計補正予算案など8議案と請願陳情4件が提出されました。
主な内容は、水上空路によるドローン物流の仕組みづくりに5,700万円、小中学校で活用するICT機器の整備に5,000万円などとなっています。
他に、これまでに議会として行った決議や要望、提言について検証する「事業評価検証特別委員会」が設置されました。
委員11人で構成し、委員長には飯島光豊さんが選ばれています。
13日から15日に一般質問、25日に委員長報告・採決が行われます。 -
伊那市災害時応援協定関係者会議
伊那市と災害時応援協定を結んでいる団体が集まる関係者会議が、28日に、市役所で開かれ、市がより効果的な連携の検討を求めました。
会議には、災害時応援協定を結んでいる団体や企業、市の職員など120人が出席しました。
現在市は行政機関8団体、民間59団体と合わせて66の協定を結んでいます。
会議では、協定締結から時間が経過し組織体制の変化や技術の進歩などで「できること」と「できないこと」が変わってきているとして、市が各団体に内容の再確認を求めました。
今後は、話し合いの結果をまとめ、個別に協定内容の見直しをしていくとしています。 -
みのわ産業振興拠点 完成を祝う
箕輪町の産業振興の拠点となる産業支援センターと、隣接する町商工会館が完成し、31日、式典が行われました。
この日は、支援センターで式典が行われ、関係者が完成を祝いました。
完成した施設は、町役場の向かいです。
産業支援センターみのわは、箕輪町が1億7千万円をかけて、隣接する町商工会館は、商工会が5千万円をかけて改修を行いました。
両施設は、2階建てで、1階も2階も連結しています。
産業支援センターの1階には創業支援オフィス5部屋のほか、コワーキングスペースがあります。
箕輪町役場の企業支援相談員が常駐し、創業・起業の支援を行います。
同じフロアに、町商工会の受付があり、町と商工会が連携して事業者の相談対応や支援を行います。2階には、研修室や商談スペースなどが設けられました。
31日は、箕輪町内の企業2社が活動報告を行い、新しくなった建物の完成を祝いました。
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伊駒アルプスロード 国による早期事業化促す
国道153号伊駒アルプスロード整備促進期成同盟会の総会が29日、伊那市役所で開かれ、国による早期事業化に向け、今年度は要望などに力を入れていくとした決議案が採択されました。
総会には伊那市、駒ケ根市、宮田村の委員、およそ50人が出席し、現在県が管理する伊駒アルプスロードの事業を、権限代行による国の事業として早期実現させるための決議案が採択されました。
総会では、決議書が白鳥孝伊那市長や杉本幸治駒ケ根市長から国会議員や県議会議員に渡されました。
伊駒アルプスロードは伊那市青島から駒ケ根市北原までの11キロを結ぶ国道で、期成同盟会では来年度の事業着手を目指しています。
この日は任期満了に伴う役員の改選も行われ、会長には杉本駒ケ根市長が、副会長には白鳥伊那市長と小田切康彦宮田村長が選ばれています。 -
伊那市防災コミュニティセンターで初の訓練
4月に完成した伊那市防災コミュニティセンターで、災害時の通信設備を確認する訓練が、24日に初めて行われました。 施設の多目的ホールを災害対策本部として、職員やNTT東日本の社員などおよそ30人が参加しました。 訓練では、普段は使われていない災害時用の回線と電話が繋がるかを確認しました。 災害時に市役所庁舎が使用できなくなった場合、西町にある防災コミュニティセンターに災害対策本部が設置されることになっていて、今回もその想定で行われました。 NTT東日本の協力を得て、災害時の電話回線の確保や、職員の体制を確認しました。 災害対策本部が設置された場合、主に電話回線やインターネットを使った情報収集を行うことになっています。 電話回線は問題なく繋がることが確認されました。 また会場には、NTTが開発した災害時に迅速に通信ネットワークを復旧させる機器などのデモ機が置かれました。 電話回線が使えなくなった場合に使用でき、熊本地震のときには実際に使用した自治体もあるということです。 伊那市では「いざという時に、瞬時に情報収集ができる体制を整えられるよう今後も1年に1回は訓練を実施していきたい」と話していました。
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出水期を前に関係機関が連携
出水期を前に土砂災害対策について関係市町村などが連携を図る上伊那地域総合土砂災害対策等推進連絡会が伊那市の伊那合同庁舎で23日、開かれました。 連絡会には、国や県、上伊那8市町村の防災担当者など50人が出席しました。 連絡会は、土砂災害に対し連携して備えようと出水期を前に毎年、開かれています。 23日は、土砂災害対策に関する昨年度の取り組みの報告の他、今年度の取り組み方針案が示され了承されました。 今年度も引き続き土砂災害対策訓練や危険個所のパトロールなどを実施します。 伊那市では、今年度新たにハザードマップを作成する計画です。 また、23日は県の砂防課の職員が避難確保計画の作成などについての情報提供がありました。 去年、水防法と土砂災害防止法の改正に伴い、社会福祉施設や保育園など要配慮者利用施設では避難確保計画の作成が義務付けられました。 利用者の確実な避難確保を図るもので去年3月31日現在、県内525施設のうち180施設で作成しているということです。 県では、関係機関や市町村に対し、「確実に計画作成を指導することや計画に基づいた訓練が実施されるよう支援をしてほしい」と話していました。
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南箕輪村まっくんバス 昨年度の利用者が減少
南箕輪村の村内循環バス、まっくんバスの昨年度の利用者が前の年度より約2,200人減少した事がわかりました。村では、伊那養護学校通学の利用者の減少と伊那本線の利用に伴う減少だと分析しています。 23日、今年度1回目の南箕輪村地域公共交通会議が開かれ昨年度のまっくんバスと伊那本線の利用者数が報告されました。 それによりますと、まっくんバスは前の年度より約2,200人少ない1万2,812人だったということです。 去年4月から運行が始まった伊那本線の利用者数は昨年度1万7,005人でした。 村では、このうちの15%にあたる2,600人が村内のバス停から乗車している事から、伊那本線の利用がまっくんバスの利用者減少の要因のひとつだとしています。 村では、まっくんバスの利用者は減少したものの最も利用者が多い伊那中央病院へより短い時間で村内から行くことができる伊那本線が利用されるようになり、沿線住民にとっては利便性が向上したと分析しています。
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伊那市次期総合計画策定に向けて審議会
伊那市の来年度から10年間の次期総合計画について考える伊那市総合計画審議会が22日、いなっせで開かれました。 審議会では、白鳥孝市長から飯島尚幸会長に諮問書が手渡されました。 審議会の委員は、市議会議員や各分野の代表者、公募で選ばれた28人です。 伊那市では、来年度から10年間のまちづくりの方針を定める次期総合計画を策定します。 総合計画は、基本構想・基本計画・土地利用計画・実施計画の4つで構成します。 審議会ではこのうちの基本構想と基本計画について審議することになっていて、この日は事務局から基本構想の原案が示されました。 原案では、これまでの総合計画の成果を引き継ぐとともに、リニア中央新幹線の開業や新産業技術の進歩なども見据えています。 次回審議会は6月7日に開かれ、基本構想について協議する予定です。
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松田教育委員長・北原教育長 退任
任期を終えた伊那市教育委員会の松田泰俊教育委員長と北原秀樹教育長の退任式が16日、市役所で行われました。 職員の拍手に迎えられて2人が入場しました。 松田教育委員長は、県内の小中学校の校長を経て、平成19年5月から3期11年、教育委員長を務めました。 松田さんは「心に深く残る教育事業に参画させてもらえたことは望外の喜びだった」と話しました。 北原教育長は、箕輪中学校の校長や上伊那小中学校校長会会長などを経て、平成26年5月から1期4年教育長を務めました。 北原さんは「子どもたちや市民の皆さんが情熱と探求心を持って学び続ける環境は全国に誇れるものだ」と話していました。
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伊那市とRIZAPのプログラム 9割が体力年齢10歳若返り
伊那市がRIZAP(ライザップ)と共同で今年1月から行った健康増進プログラムで、測定を行った受講生の9割が体力年齢10歳若返りの目標を達成した事がわかりました。 伊那市はフィットネスジム運営のRIZAPと共同で今年1月から3月まで8回の健康増進プログラムを行いました。 受講生の60代男女39人の体力年齢の平均は、講座初回は78.72歳でしたが最終日の測定では36.89歳若返り41.83歳になったという事です。 39人中、9割の35人が目標の10歳若返りを達成しました。 伊那市は目標を達成した人数に応じてRIZAPへ報酬を支払う契約になっていて、一人5万円の35人分、合計175万円を支払いました。 受講生は8回のプログラムでストレッチやスクワットなどの運動のほか、食事管理などを行ってきました。 今回のプログラムは試験的に実施されたもので今後の実施については財源など総合的に検証した上で検討するとしています。
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上伊那広域連合長に白鳥孝氏 再選
上伊那広域連合の連合長選挙が14日行われ、連合長に伊那市長の白鳥孝さんが選ばれました。 広域連合長選挙は、任期満了に伴い行われたもので、広域連合を構成する上伊那の8市町村長による投票で行われました。 開票の結果、白鳥孝さん7票、白票1票で伊那市長の白鳥孝さんが再任されました。 選挙後に開かれた広域連合正副連合長会の冒頭で白鳥連合長は「観光や社会インフラの整備など上伊那広域連合が果たす役割は今まで以上に重要になっていく」と話していました。 広域連合長の任期は、2022年4月29日までとなっています。
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箕輪町の各課長が今年度の事業方針をプレゼンテーション
箕輪町役場の各課長は、施策について町民に関心を持ってもらおうと、10日に今年度の事業執行方針をプレゼンテーションしました。 この日は地域交流センターで今年度の各課の事業執行方針のプレゼンテーションが行われ、課長13人が発表しました。 これは、施策の実現に対する意欲を表明し、町民に関心をもってもらおうと4年ぶりに行われました。 みのわの魅力発信室の社本雅人室長は、昨年度取り組んだ移住定住や空き家対策の状況を説明し、今年度の事業方針を発表しました。 社本室長によりますと、昨年度、魅力発信室を仲介して町内に移住してきた人は60人で、空き家の成約は売却が16件、賃貸が9件だったということです。 この後、町議会議員も各委員会の今年度の事業計画を発表しました。
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箕輪町長選挙日程 11月13日告示 18日投開票
任期満了に伴う箕輪町長選挙は、11月13日告示、18日投開票の日程で行われることが、10日に決まりました。 任期満了に伴う箕輪町長選挙は、11月13日(火)告示、18日(日)投開票の日程で行われ、14日~17日まで期日前投票が行われます。 5月1日現在の選挙人名簿登録者数は、男性1万6人、女性1万99人で、合わせて2万105人となっています。
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箕輪町がイクボス・温かボス宣言
職員が育児や介護をしながら仕事を続けられる環境づくりを目指す「イクボス・温かボス宣言」を箕輪町の白鳥政徳町長らが9日宣言しました。 宣言したのは、白鳥町長、白鳥一利副町長、唐澤義雄(よしお)教育長と管理職の職員18人です。 9日は、この取り組みを推進している長野県の中島恵理副知事の立ち合いのもと白鳥町長らが宣言書に署名しました。 イクボスは、育児に理解のある上司を指す造語で全国の企業で関心が高まっています。 県が進める「イクボス・温かボス宣言」は、長野県連合婦人会が発案し、子育てや介護と仕事の両立ができる職場環境の整備を推進するというものです。 この取り組みが進むと男性も女性も安心して働くことができ、若い世代の結婚と出産、子育ての希望が実現できる社会づくりにつながるとしています。 県連合婦人会によりますと、4月17日現在、県内では自治体や企業などの2237人が宣言しているということです。 上伊那の自治体で宣言するのは伊那市に次いで箕輪町が2番目となります。
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伊那市の新しい教育長に笠原千俊さん
伊那市の新しい教育長に高遠町歴史博物館館長で西春近の笠原千俊さんが決まりました。 笠原さんは昭和28年生まれの64歳です。昭和52年から県内の中学校などで教諭をつとめ、平成25年に長野県教育委員会教育次長に、平成26年からは高遠町歴史博物館の館長をつとめています。 9日に開かれた市議会臨時会で教育長の任命についての議案が提出され、全会一致で同意されました。 笠原さんの任期は5月17日から3年間となっています。
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新しい高遠保育園 未満児遊戯室の新設など概要示す
来年度の開園を目指し移転新築計画を進めている高遠保育園について伊那市は未満児遊戯室を新設するなどとする新しい園舎の概要を示しました。 これは9日に開かれた伊那市議会全員協議会で示されたものです。 新しい高遠保育園は高遠小学校の南に建設されます。 現在は造成工事が行われていて、敷地面積は約5千平方メートルです。 園舎北側に駐車場を、南側に園庭を整備します。 定員はこれまでと同じ120人を予定していて保育室は6室、床暖房つきの未満児保育室は2室を設け、未満児専用の遊戯室を新設します。 伊那市は今年度当初予算に工事費4億3,000万円余りを計上しました。 完成は今年度末を予定していて来年4月の開園を目指しています。
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伊那市議会議長に黒河内浩さん
伊那市議会議員選挙後初めての臨時議会が8日開かれ、議長は黒河内浩さんに、副議長は飯島進さんに決まりました。 この日は臨時議会が市役所で開かれ、2年の申し合わせ任期の満了に伴う議長選挙が行われました。 議長選には、無所属で前の議長の黒河内浩さんと、公明党の飯島尚幸さんが立候補しました。 議員全員による投票の結果、黒河内さんが11票、飯島さんが10票で、黒河内さんが議長に再任されました。 あいさつで黒河内さんは「市民の代表として、市民の声をしっかり吸い上げ、より良い伊那市のために議会の役割を果たしていけるようにしていきたい」と話していました。 また、副議長には飯島進さんのみが立候補し17票を集め決まりました。 なお、常任委員会の構成も決まり、総務・文教委員長には唐澤稔さん、社会委員長には前田久子さん、経済建設委員長には唐澤千明さん、議会運営委員長には宮島良夫さんが決まりました。 また、新しい教育長に、今の高遠町歴史博物館館長の笠原千俊さんを任命する議案が提出され、あすの臨時議会で諮られることになっています。
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お食事処「四方路」3つの星レストランに登録
健康に配慮した食事を提供する信州食育発信3つの星レストランに伊那市美篶のお食事処四方路が登録されました。 8日は伊那保健福祉事務所健康づくり支援課の平澤稔秀課長が四方路の小岩井一磨代表に登録プレートを贈りました。 四方路では健康メニューとして自家製野菜7種類ほどを使ったローサイ定食ライトを750円で提供しています。 信州食育発信3つの星レストランは健康づくりに配慮した食事の提供、県産食材の利用、食べ残しを減らす取り組みの3つを県が審査し登録するものです。 3つの星レストランには県内の116店舗が登録されていて四方路は上伊那で11店舗目となります。
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市長選18歳・19歳投票率 21.98%
先月22日に投票が行われた伊那市長選挙の18歳、19歳の投票率は21.98%だったことが伊那市選挙管理委員会のまとめでわかりました。 まとめによりますと、18歳が26.86%、19歳が17.15%合わて、21.98%でした。 市長選全体の投票率は52.03%でした。 去年10月の衆院選の18歳、19歳を合わせた投票率は43.35%でした。 投票率が低調におわったことについて市選管では「市長選全体の投票率が低かったことに加え時期的に地元に残る人が少なかったこと」をあげています。
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白鳥市長 3期目の就任式
先月22日に投開票が行われた伊那市長選挙で、3期目の当選を果たした白鳥孝市長が1日、当選後初めて市役所に登庁しました。 この日は市役所で就任式が行われ、職員170人の拍手に迎えられて白鳥市長が入場しました。 就任を祝って、職員から花束が贈呈されました。 職員を代表して林俊宏副市長は「暮らしやすく住みやすい伊那市を目指して、その手腕を振るってください」と激励しました。 白鳥市長は「輝かしい伊那市の将来を一緒になってつくっていっていただきたい」と職員に呼びかけていました。 また、このあと開かれた記者会見では、3期目となる今後4年間の位置づけについて白鳥市長は「1期目、2期目にやってきたことを基本に、継続しながらスピード感を持って対応していきたい。選挙戦のブランクを取り戻せるようすぐにでも取り組んでいく」と話していました。 今年3月に提出された総額327億円の伊那市の一般会計当初予算案は市長選を考慮した継続事業中心の骨格型となっていて、市は肉付け予算となる補正予算案を市議会6月定例会に提出する予定です。
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伊那市昨年度の移住者数 過去4年で最多108人
伊那市に昨年度移り住んだ人は、前の年度より26人多い108人で、移住定住に取り組み始めた平成26年度以降、最も多い人数となっています。 年度別の移住者数は、平成26年度が61人、平成27年度が85人、平成28年度が82人で、昨年度は108人と過去4年間で最も多くなっています。 年代別では30代が最も多く55人、次いで40代が25人、20代以下が16人となっています。 地域別では、県内を除く関東甲信越が44人となっています。 市では、平成25年度に移住・定住促進プログラムを、平成27年度に地方創生総合戦略をそれぞれ策定し、人口減少に歯止めをかけるための取り組みを行ってきました。 昨年度、市では都市部での相談会を12回に渡り行った他、箕輪町、南箕輪村との共同運営の伊那地域空き家バンクホームページを開設しています。 市では「都市部での移住セミナーの開催、移住体験ツアーの充実を図り引き続き転入者数を増やしていきたい」と話していました。
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地域おこし協力隊退任 町に残り農業
箕輪町の地域おこし協力隊として活動してきた岡部園江さんの退任式が27日、箕輪町役場で行われました。 岡部さんは退任後農家となり町に残るということです。 式では白鳥政徳町長から感謝状が手渡されました。 岡部さんは現在51歳で平成27年5月に東京都調布市から町に移り協力隊となりました。 農業体験や栄養士の資格を活かして地元食材を使った料理の提案や農産物の販売促進、農産物直売所の販売支援などを行ってきました。 白鳥町長は「持ち前の明るさとバイタリティで活動してもらいありがたかった。」と感謝していました。 退任後はぶどう栽培の農家として町に残るという岡部さんは「高齢化していく農業を活性化させていきたい。」と意気込んでいます。 箕輪町では岡部さんも含めてこれまでに7人の地域おこし協力隊がいて現在は3人が活動しています
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元気づくり支援金 上伊那51件7,450万円
今年度の地域発元気づくり支援金の事業が内定し、26日発表されました。 今年度は、51事業、7450万6千円が選定されました。 上伊那広域では、観光地域づくりのための商品開発とそれを掲載したご当地パンフレットの作成に695万円、伊那路・木曽路の風景のフォトブックポスターの作成に265万円などとなっています。 伊那市では、西箕輪山麓にマウンテンバイクコースを整備する事業に240万円、西高遠地区の空き家のリノベーション塾によるにぎわい創出に67万円などとなっています。 箕輪町では、サイクリング・ウォーキングイベントのコース整備に118万円、JR伊那松島駅周辺の魅力再発見を行うまちづくり学校の開講に74万円、南箕輪村では、フラッグフットボールの日本選手権大会の開催に58万円などとなっています。 今年度は52団体から61件1億401万円の要望があり、51件、7,450万円が選定されました。 なお今年度は、2次募集は行われません。
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箕輪町への移住者 昨年度は23世帯60人
箕輪町に昨年度移り住んだ人は前の年度より13人多い60人でした。 これは、25日に役場で開かれた定例記者懇談会で示されたものです。 箕輪町は平成27年10月から移住定住事業を行っています。 平成29年度に、町の空き家バンクや補助金を活用して移住した人は、目標の48人を上回る60人で、世帯数は23世帯でした。 空き家バンクの登録件数は67件で、このうち22件が売却、19件が賃貸で活用されました。 移住者数は28年度より増加しましたが、県外からの移住者の増加に力を入れる必要があるとしています。 現在空き家バンクで公開されている物件は4件のみとなっていて、町では活用できる物件の掘り起こしが必要だとしています。
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無投票の伊那市議会議員選挙 当選者21人に証書付与
また、15日告示の伊那市議会議員選挙に無投票で当選となった21人に、23日、当選証書が手渡されました。 23日は、市役所で当選証書付与式が行われ、市選挙管理委員会の黒田強委員長から届け出順に手渡されました。 市議選は、15日に告示され、立候補者は定数と同じ21人で無投票での当選となりました。 無投票は、新伊那市では初、旧伊那市でも1選挙区制となった昭和34年以降初めてです。 内訳は、現職12人、元職1人、新人8人です。 党派別では、共産党が3人、公明党が2人、無所属が16人となっています。 なお、正副議長については、来月8日の臨時議会で決まります。
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伊那市長選 白鳥氏3選果たす
任期満了に伴う伊那市長選挙は、22日に投票が行われ、即日開票の結果現職の白鳥孝さんが3選を果たしました。 市長選には3人が出馬し、現職の白鳥さんが1万7,269票、新人の八木択真さんが9,602票、同じく新人の三石佳代さんが1,702票で、白鳥さんが3選を果たしました。 3氏のコメントです。 白鳥氏「支えてくださった皆さんに、改めて御礼申し上げます。安定と飛躍という言葉に加えて、対話と現場主義で3期目に取り組みたいです」 八木氏「力不足でした。支持してくださった方々には、本当に申し訳ない思いでいっぱいです」 三石氏「知名度・公約を浸透させられず、力の無さを痛感しました」 今回の市長選は、有権者数5万5,399人に対し、投票者数は2万8,826人で、投票率は52.03%となっています。 これは、前回選挙よりも14.42ポイント下回り、市町村合併後最も低い数字でした。
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現職の白鳥孝氏3選
任期満了にともなう伊那市長選の投票が行われ現職無所属の白鳥孝氏が3選を 果たしました。 投票率は4年前の66.45%を14.42ポイント下回る52.03%で新市となってから最も低くなっています。