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伊那まつり通算60回に合わせ花火大会関係者に感謝状
伊那商工会議所の新年会が16日に市内で開かれ去年の伊那まつり通算60回に合わせて花火大会関係者に感謝状が贈られました。 長年、伊那まつり花火大会の会場アナウンスを担当している原ます美さんら5人に川上健夫会頭から感謝状が贈られました。 原さんは40年近くアナウンスを担当しています。 感謝状を受け取った5人を代表して原さんは「それぞれの立場で大会が盛大にできるよう力を尽くしてきました」と話していました。 伊那まつり花火大会は、伊那商工会議所花火委員会が主催しています。 去年は1,900万円余りの協賛金が集まり、95番組4,500発を打ち上げました。
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春の高校伊那駅伝 カウントダウン看板を設置
3月18日に伊那市で開催される春の高校伊那駅伝を盛り上げようと選手が走る美篶のナイスロード沿いに大会までの日数をしらせるカウントダウンの看板が、17日から設置されました。 美篶に住む白鳥博文さんです。 伊那駅伝を盛り上げようと毎年看板を作っていて、今年で11年目になります。 17日朝9時に大会まで60日となった事を知らせる看板を立てましました。 白鳥さんは、昭和53年に開かれた第1回大会で上伊那農業高校の選手として出場しました。荒井から信大農学部までを走る坂道中心の1区を走り区間賞をとりました。 コースとなっているナイスロード近くに住む白鳥さんは、地域で選手を応援する気運を盛り上げようと今年は1月1日に応援看板を設置しました。 伊那の大会で力をつけた選手たちが全国で活躍して欲しいとの思いから、今回初めて去年の優勝校を書いた看板も製作しました。 春の高校伊那駅伝は3月18日に伊那市陸上競技場を発着に行われます。
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MWMI発表会
伊那市と箕輪町で開かれているダンス教室MWMIの発表会が14日、箕輪町文化センターで開かれました。 発表会では、伊那市と箕輪町の教室に通う小学生から高校生までの130人が出演し、ヒップホップやジャズダンスを披露しました。 MWMIは、地域の公民館などで開かれているダンス教室で、全部で7クラスあります。 伊那まつりや地域のイベントに参加しているほか、毎年この時期には発表会を開いています。 発表会の最後には、6年生およそ20人が合同ダンスを披露しました。 指導者の竹村典子さんは、「ダンスを通して自分の思いを伝えられるようになってほしい」と話していました。 この発表会の模様は、2月24日からご覧のチャンネルで放送します。
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箕輪中2年生 発砲スチロールでアート展
箕輪町の箕輪中学校の2年生が発泡スチロールで作った立体のアート展が、町文化センターで開かれています。 会場には、2年生235人が制作した立体アートが並んでいます。 天竜公園にこんな彫刻があったらいいなと想像して、制作したということです。 待ち合わせ場所や、子どものあそび場・町のシンボルになるようなアートを目指しています。 発砲スチロールを電熱線で文字の形などにカットして、色付けしました。 制作には3か月ほどかかったということです。 箕輪中学校の美術担当教諭によると、「デザインからどう立体にしていくか苦労しながら作った。見る角度によって形が変わるのが魅力だ」と話していました。 作品展は18日までとなっています。
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竜南保育園でもちつき
伊那市の竜南保育園の園児が17日、もちつきに挑戦しました。 全園児75人がもちつき大会に参加し、年少から年長の園児が餅をつきました。 もち米は8キロ用意され、黄な粉をまぶしたり海苔をまいて、昼食で味わったということです。 梅津 かず江園長は、「家庭や地域で餅をつく機会が減る中、子どもたちにとっても貴重な経験になる」と話していました。
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信大農学部のりんごジュース 販売開始
南箕輪村の信州大学農学部の学生が実習で栽培したりんごを使ったジュースが完成し、16日から販売が始まりました。 りんごジュースは、植物生産科学コースの学生が実習の一環で栽培した晩生種のりんご「ふじ」を使って毎年作られています。 5月から摘花などの手入れを始め、11月に例年並みの1.8トンを収穫しました。 これまでは1リットル入りの大瓶のみの販売でしたが、手軽に味わってもらえるようにと、今年から250ミリリットル入りの小瓶を作りました。 ラベルは、2年生の茂木環(もてぎ たまき)さんが子どもでも手にとりやすいようにとデザインしました。 茂木さんは「是非多くの人に手に取ってもらい、味わってもらいたい」と話していました。 りんごジュースは、1リットル入りが450円、250ミリリットル入りが200円で信大農学部の生産品販売所で購入することができます。(それぞれ税込価格)
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地域の安泰や五穀豊穣を願い 獅子舞披露
伊那市高遠町上山田引持に伝わる引持の獅子舞が13日、地域住民に披露され集まった人たちが家内安全や五穀豊穣を願いました。 引持の獅子舞は、昔は地区住民が徹夜で酒を酌み交わしながら日の出を待ち、地区の安泰を願う「お日待ち」の行事で行われていたという事です。 今は地域住民でつくる引持獅子舞保存会が毎年行っていて会場にはおよそ60人が集まりました。 前は獅子を後ろはひょっとこの面をつけた2人が会場狭しと舞を披露し獅子が体についたノミを食べるユニークな仕草もありました。
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箕輪中生8人が全国大会へ
箕輪中学校のスケート部、技術部、家庭科部の生徒が15日に町役場を訪れ、白鳥政徳町長に全国大会出場を報告しました。 この日はスケート部、技術部、家庭科部の生徒8人が役場を訪れました。 スケート部からは、3年生の浅川華(はな)さんが1500メートルと3000メートルに、同じく3年生の河野菜々穂(ななほ)さんが500メートルと1000メートルに出場します。 技術部からは、木工チャレンジコンテストの製作部門に3年生の松田惇平(じゅんぺい)くんが出場します。 アイディア部門はすでに審査が終わっていて、3年生の池田啓太くんが産業教育教材振興協会長賞を受賞しています。 また、作品コンクール部門に3年生の藤森深海(しんかい)くんと1年生の丸山春輝(はるき)くんの作品が県代表として出品されます。 家庭科部からは、豊かな生活を創るアイディアバックコンクールに2年生の備前ゆき恵さんと1年生の太田結衣子(ゆいこ)さんが出場します。 白鳥町長は「頑張ってきてください。結果を楽しみにしています」と激励していました。 スケートは2月3日から長野市で、木工チャレンジコンテストと豊かな生活を創るアイディアバックコンクールは1月20日から東京都で開催されることになっています。
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伊那西スケート場 待望のオープン
伊那市横山の天然リンク伊那西スケート場がオープンし、16日には地元の伊那西小学校の児童がスケートを楽しみました。 この日は、伊那西小のスケート教室が開かれ、全校児童およそ60人が氷の感触を楽しみました。 子ども達は、慣れない氷の上で転んだり手をついたりしながらスケートを楽しんでいました。 児童らは「氷がすごくよく滑っておもしろい」「なかなかうまく滑れない」「もっと上手く滑れるようになりたい」などと話していました。 伊那西スケート場は、標高約880メートルで、昭和59年にオープンした天然のスケート場です。 安全祈願祭を行った12月22日頃から整備を行い、全面結氷を待っていましたが、ここのところの冷え込みでようやく氷の状態が安定しオープンとなりました。 二木栄次校長は「みんな氷の上に乗って本当に楽しそうにやっているので良かった。ウィンタースポーツを楽しんでもらいたい」と話していました。 スケート場を管理する伊那市では氷の状態が良ければ2月4日頃まで営業する予定で、滑れるかどうかはスケート場の電話でアナウンスされることになっています。 営業時間は朝が午前7時から午前10時、夜が午後6時から午後9時で、入場料は200円となっています。
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農業分野でも再生可能エネルギー導入
伊那市西春近のハウスでトマトを栽培している城倉禾一(かいち)さんは、市内で初めて農業用のペレットボイラーを導入し運用を始めています。 ハウスを暖めているこのボイラーは、地元の間伐材を使ったペレットで動いています。 トマト農家の城倉さんは、これまで使っていた重油のボイラーをやめ、今年度からペレットボイラーを導入しました。 室温が10度を下回ると自動で運転を開始し、一定の温度を保つ仕組みで、これまでに比べ火力が強いということです。 月に2回、燃料を補充していて、経費は重油に比べて若干高いものの、3年間は市から補助が出る事になっています。 城倉さんは「今年は気温がかなり低い日が多く心配していたが火力が強く安心した。環境のことを考えたエネルギーでトマトを作れるのは強みでもある」と話していました。 伊那市は今年度、二酸化炭素排出抑制計画を策定していて、ペレットストーブやボイラーの導入に対して補助を行っています。 城倉さんは、導入経費の3分の2にあたるおよそ260万円の補助を受けました。 伊那市の柴公人農政課長は「これから技術が進みコストも下がってくる。ペレットボイラーでも十分に賄えるようになっていくと思う」と話していました。 現在、補助を活用してボイラーを導入したのは城倉さんのみで、市内ではほかに、いちご農家が導入について検討しているということです。
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気温12.1度3月下旬並み 弘妙寺で福寿草咲き始める
16日の伊那地域の日中の最高気温は12.1度で、3月下旬並みとなりました。 伊那市高遠町の弘妙寺では、福寿草が咲き始めています。 この日の伊那地域は、午後1時9分に3月下旬並みの12.1度となり、日中の寒さは和らぎました。 弘妙寺では、例年より少し早い正月明けから、福寿草が咲き始めています。 2月から3月にかけて徐々に花が開き、一番多い時で500輪程咲くということです。
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南箕輪小学校3年2組 昔話を演劇に
南箕輪村の南箕輪小学校3年2組の児童は、来月18日に行われる村の日のイベントで、演劇「大泉川の水」を披露します。 16日は、1・2時間目に演劇の練習を行いました。 3年2組では今年度、総合的な学習の時間に村に伝わる昔話について学んでいます。 1学期に調べ学習を行い、多くの人に昔話を知ってもらおうと劇をすることが決まり、2学期に入ってから練習を始めました。 披露するのは「大泉川の水」という話です。 昔、長く日照りが続き大泉の川の水が枯れて困った村人たちが神様にお願いしますが、大泉だけ水が流れず、自分達で水を引いてくるという内容です。 今回の劇のセリフは、全て児童たちのオリジナルだということです。 指導にあたった伊那谷演劇研究所認定演劇アドバイザーの阿部裕吉さんは「慌てず早口にならないように話すこと、動作は大きくすることを意識してください。」と話していました。 また、劇の中に出てくる「大泉川のうた」は、伊那地域で合唱の指導を行う田中眞郎さんが子ども達のために作詞作曲をしました。 南箕輪小学校3年2組の児童による演劇「大泉川の水」は、2月18日(日)に、村民センターで披露されます。
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北小河内漆戸と大出上組 大文字建て
箕輪町北小河内の漆戸常会で無病息災を願う小正月の伝統行事「大文字」建てが14日に行われました。 午前8時、集落の中心部にある四つ辻に住民およそ30人が集まりました。 漆戸常会の大文字は、およそ260年前に天竜川が氾濫し大きな水害が起きたことから始まったとされています。 長さおよそ15メートルの柱の先に太陽に見立てた赤い板を取り付けます。 その下に五穀豊穣を願い色紙で作った花飾りや御幣、松の枝などを結びつけていきます。 飾りの取り付け作業が終わると、掛け声と共に柱が建てられました。 大文字は21日に下ろされ、飾りは各家庭で持ち帰り玄関に厄除けとして飾るということです。
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箕輪町中曽根 伝統の獅子舞披露
地域や区民の今年一年の安泰や無病息災を願う伝統の獅子舞が14日箕輪町の中曽根で披露されました。 保存会のメンバーおよそ25人が神社や区長の自宅、区内の辻5か所で伝統の獅子舞を披露しました。 中曽根の獅子舞は町の無形民俗文化財に指定されていて、戦後、住民有志により毎年、小正月に舞うようになったということです。 舞は、地域の安泰や五穀豊穣、無病息災を願う五つの舞で構成されています。 辻では雌獅子2頭による舞い合わせが披露されました。 舞いが終わると、集まった人達は、獅子に頭を噛んでもらい、今年一年の無事を願っていました。
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伊那市 新宿区に農産物を無償提供
伊那市は、友好提携を結んでいる東京都新宿区の子ども達に伊那を身近に感じてもらおうと、今年度4回にわたり給食で使用する農産物を、区内全ての小中学校に無償提供しています。 3回目の今回は、上伊那産のカットしめじです。 15日は、農業公園みはらしファーム内のとれたて市場で、発送の準備をしていました。 市では今年度、新宿区との交流事業の一環で野菜と花を全ての小中学校に贈ります。 去年9月にはブロッコリー150箱600キロ分を贈りました。 新宿区によりますと、シチューやサラダなどで使用したところ、「いつも食べているものよりも甘い」「柔らかくて食べやすい」などと好評だったということです。 今回は、区内の小中学校39校に合わせて192キロのカットしめじを贈ります。 事業費は240万円で、3月には小中学校を卒業する児童と生徒にアルストロメリアを贈ります。 市では、来年度以降も継続して行っていきたいとしています。
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旧井澤家住宅で新春ことぶき展
伊那市西町の旧井澤家住宅で、今年最初の展示会「新春ことぶき展」が、28日まで開かれています。 会場には、宮田村の水引工芸教室の作品84点の他、会員所蔵の作品41点、伊那市の漫画家橋爪まんぷさんの「戌」をテーマにした作品など225点が展示されています。 水引作品は、宝舟や鶴などの縁起物を色鮮やかに仕立てたものです。 会員所蔵の作品は、ほとんどが初公開のものです。 こちらは、江戸時代につくられたとされる恵比寿様と大黒様の土人形です。 土人形は、土で作った素焼きの人形で、日本古来の伝統工芸品とされています。 会場には他に、伊那市の商店街の模型を制作している小平和夫さんの作品も展示されています。 旧井澤家住宅の新春ことぶき展は、28日日曜日まで伊那市の旧井澤家住宅で開かれています。
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伊那市消防団出初式
伊那市消防団の出初式が14日行われ、団員らは地域防災への決意を新たにしていました。 このうち伊那市消防団の出初式には消防団と赤十字奉仕団、合わせて688人が参加しました。 中心市街地で行われた分列行進で白鳥孝市長や北原政一団長らの観閲を受けました。 北原団長は「市民に安心安全を与えられるよう心を一つに活動して欲しい」と訓示しました。 伊那市では去年、30件の火災があり被害額はおよそ1900万円となっています。
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世の中「六分九厘」
今年1年間の農作物の出来や世の中を占う「お筒粥の神事が箕輪町木下の箕輪南宮神社で13日、行われ今年の世の中は六分九厘との結果が出ました。 お筒粥は、1年の無事を祈念して行われる南宮神社の初まつりの占いの神事です。 午後5時に、境内に用意された釜に、ヨシの茎を37本束ねた物と一緒に米と小豆を入れて煮立てます。 筒の中に入った米や小豆の数で占います。 午後7時過ぎに釜から引き上げ占いが始まります。 結果、今年1年の世の中は去年より三厘下がり六分九厘となりました。 極上は蚕のみで苗代・馬鈴薯、キャベツが上々となっています。 気候は、春が下、夏が上、秋が上々、冬が下となりました。 箕輪南宮神社、禰宜の唐澤光忠さんは「極上は少なかったが、悲観することではない。落ち着いて一つの事に確実に取り組むことが大切です。」と話していました。
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伝統の「羽広の獅子舞」奉納
伊那市西箕輪羽広に400年伝わる小正月の伝統行事「羽広の獅子舞」が14日仲仙寺に奉納されました。 羽広の獅子舞は口を閉じ勇壮に舞う雄獅子と口を開け静粛に舞う雌獅子の舞い合わせが特徴で阿吽の舞とも呼ばれています。 伊那市無形民俗文化財に指定されていて刀を手にした剣の舞や御幣を持ち賑やかに舞う豊穣の舞など5つの舞があります。 羽広の獅子舞は400年ほど前に仲仙寺の再興を記念して舞ったのが始まりとされ今は羽広の住民でつくる羽広獅子舞保存会が受け継いでいます。
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RIZAP プログラム始まる
伊那市とフィットネスジム運営の「RIZAP(ライザップ)」が連携し3か月間実施する、シニア層を対象とした健康増進プログラムが、14日から、伊那市保健センターで始まりました。 プログラムには60代の46人が申し込みました。 1回のメニューは90分で、5つの時間帯に分けて開催されていて、午前9時からのグループには20人が参加しました。 14日は体力測定を行ったほか、現状を認識し、3か月後の目標を設定しました。 5人ずつのチームに分かれて、それぞれに目標を発表していました。 プログラムは、ライザップが提唱する体力年齢の若返りに向けた運動と食事管理を参加者が実践するものです。 糖質を少なくしたメニューが紹介されたほか、県歌・信濃の国に合わせたスクワットが行われました。 参加者は、3月25日までの3か月間、全8回の講座を受講します。 チーム同士で励ましあい、若返りの結果はチームごとに順位をつけ発表するなどしてゲーム性を高め、楽しくプログラムを続けられるように工夫しているということです。 最終回の3月25日に、再び体力年齢を測定します。 伊那市からライザップへ支払う報酬は、参加者の体力年齢の若返りの結果に応じる「成果報酬型」となっています。 ライザップが自治体と成果報酬型でプログラムを実施するのは全国で初となっています。
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みはらしファームでせいの神
伊那市西箕輪のみはらしファームで、正月飾りを燃やして無病息災を願う、せいの神が14日、行われました。 せいの神は、歳(さい)の神がなまったもので、他の地域ではどんど焼きと言われています。 羽広区など地域の人が持ち寄った正月飾りに火がつけられると勢いよく燃え上がりました。
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西箕輪上戸で大文字
伊那市西箕輪上戸で今年1年の厄払いや家内安全、五穀豊穣を願う小正月の伝統行事大文字(でえもんじ)建てが14日、行われました。 朝4時半、太鼓が打ち鳴らされると大文字建てが始まります。 色紙でつくった巾着を手にした住民が次々と区内の三ツ辻に集まってきます。 大文字は、地区の辻に飾り付けをした柱を建て、今年1年間の無病息災などを願う西箕輪上戸の伝統行事です。 過去に一度、この行事を中止したところ、村に疫病が流行したことがあり、それを機に1年も欠かすことなく行われています。 今朝は、地区の男性およそ50人が長さ12.7メートルの柱に巾着や、紙で作られた花などを取り付けました。 柱は電線などにあたらないよう丁寧にロープを使って建てられます。 大文字建ては無事に終了しました。 大文字建てが終わると近くの小屋で御神酒を酌み交わし今年1年の無事を願っていました。 14日の朝建てられた大文字は20日の早朝に下され巾着や花は持ち帰り神棚や玄関に飾られるということです。
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伊那市寄付マルシェプロジェクトに十字屋リース
企業が、赤い羽根共同募金への寄付金付きの商品やサービスを販売する「伊那市寄付マルシェプロジェクト」。 新たに伊那市荒井で介護用品の販売やリースなどを行う十字屋リース株式会社南信営業所が加わり11日、市内で調印式が行われました。 11日は十字屋リースの上嶋徳久常務と、伊那市共同募金会の伊藤隆副会長がパートナーシップを結ぶ覚書に調印し協定を取り交わしました。 十字屋リースは松本市に本社を置き、伊那市荒井に南信営業所があります。 介護用品の販売やリースなどを行っていて、4月1日以降、伊那市内の新規契約1件につき100円を寄付する事にしています。 上嶋常務は「人と人とのつながりを大切に、少しでも力になれたらうれしいです」と話していました。 伊藤副会長は「多くの企業の皆さんに協力頂き、地域福祉の充実を図っていきたい」と話していました。 このプロジェクトは2016年に始まりました。 これまでに11事業所が賛同していて、今年度の寄付金は11日現在、5210円となっています。
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子どもの自立支援について市長と懇談
不登校や引きこもりの子どもの自立支援に取り組むNPO法人「子ども・若者サポートはみんぐ」は、白鳥孝伊那市長と12日懇談しました。 12日は伊那市のコミュニティカフェ・セジュールで「市長と語りた伊那」が開かれ、はみんぐのスタッフ12人が自立支援について市長と懇談しました。 NPO法人こども・若者サポートはみんぐは、広域通信制のさくら国際高校の伊那学習センターや、セジュールの運営を行っています。 伊那学習センターには現在31人の生徒が在籍しています。 上田市にある本校へのスクーリングが必要で、その負担軽減や生徒に合わせた独自のカリキュラムを組めるようにしようと、はみんぐは伊那学習センターのキャンパス化を目指しています。 スタッフは、「子どもたちがいつでも集まれる場所が必要」「ボランティアの人材バンクのようなものがあるとよい」などと要望していました。 白鳥市長は、「人材の確保については、市民大学の卒業生に協力を呼び掛けられるのではないか」と答えていました。
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最低気温-9.9度 この冬一番の冷え込み
13日の伊那地域の最低気温はマイナス9.9度で、この冬一番の冷え込みとなりました。 13日の伊那地域の最低気温は、平年を3.2度下回るマイナス9.9度で、この冬一番の冷え込みとなりました。 伊那市美篶の六道の堤では水面に氷が張っていました。 長野地方気象台によりますと、この寒さは明日まで続くということです。
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大学入試センター試験
大学入試センター試験が、13日と14日の2日間の日程で、全国一斉に始まりました。 南箕輪村の信州大学農学部の試験会場には、午前9時30分の試験開始に合わせ、8時過ぎから受験生が集まり始めました。 今年のセンター試験には、県内で1万267人が志願していて、信大農学部で試験を受けるのは594人です。 県内には14の試験会場があり、上伊那は信大農学部と駒ヶ根市の県看護大学の2か所です。 会場前には、高校の教諭や学習塾の講師が駆けつけ、受験生に声をかけたり、メッセージを書いたカイロを渡してエールを送っていました。 13日は文系科目の試験が行われました。 午後5時現在、信州大学の試験会場では順調に進められているということです。 14日は理数科目の試験が行われます。
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南宮神社初祭りに合わせ山車飾り奉納
箕輪町木下の住民有志でつくる木下山車飾保存会は、去年11月から制作してきた山車飾りを13日箕輪南宮神社に奉納しました。 箕輪南宮神社の境内には、5つの山車飾りが奉納されました。 社務所前の一番大きな舞台は「桜田門外の変」です。 江戸時代の1858年、大老の井伊直弼が水戸浪士らに暗殺される場面です。 人形を10体使った力作です。 境内東側の舞台は「黒船来航」です。 1853年、アメリカのペリーが日本に開国を迫り、軍艦でやってきた場面を表現しています。 これまで戦の場面を多く制作してきましたが、今年は趣向を変え「時代の転換点」をテーマに場面を選んだということです。 木下の小学5,6年生でつくるスマイル山車くらぶは、「桃太郎」を制作しました。 桃太郎、犬、猿、雉が舟に乗って鬼ヶ島へ向かう場面です。 このほか、「源氏物語」をテーマにした舞台や、戌年にちなんだ「犬のおまわりさん」も飾られています。 山車飾りの奉納は南宮神社の初祭りに合わせ明治28年頃から始まったとされていて、町の無形民俗文化財に指定されています。 13日は宵祭り、14日が本祭りで、山車飾りは、14日午後3時まで見ることができます。
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南箕輪村「こども館」 親子で正月の遊びを楽しむ
南箕輪村のこども館で親子を対象にした正月の遊びを楽しむイベントが13日に開かれました。 11組24人の親子が参加し、村のイメージキャラクターまっくんとお多福の福笑いを作りました。 目や口、まゆげなど顔のパーツが描かれた画用紙が配られハサミで切り出しました。 子ども達は、切り出したパーツを輪郭が描かれた紙に乗せていきます。 全て乗せ終わると様々な表情が完成していました。 別の部屋では小学生対象の凧作りが行われました。 ビニールと竹ひごで簡単に作れるキットを使い、絵を描いて完成させていました。 こども館では、毎週土曜日に未就学児と小学生以上の子どもを対象にしたイベントを開いています。 内容によっては材料費が必要なものもありますが参加費は無料です。 伊那市や箕輪町からも参加可能で、こども館では「子ども達の居場所をつくり、地域全体で成長を見守っていきたい」と話していました。
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JAZZ CAFE Kanoya 宇佐美さん追悼ライブ
伊那市荒井にあった「JAZZ CAFE Kanoya」のマスターで去年61歳で亡くなった宇佐美正己さんの追悼ライブが市内で13日に行われました。 Kanoyaの常連客や音楽仲間が実行委員会をつくり10団体が演奏を行いました。 宇佐美さんは去年11月、ガンのため61歳で亡くなりました。 JAZZ CAFE Kanoyaは伊那市荒井にありましたが、宇佐美さんの他界とともに閉店しました。毎週金曜日は「ジャズの日」として生演奏のライブを行い、土日は様々なジャンルのライブを行っていたという事です。 追悼ライブは、宇佐美さんの音楽葬として行われたもので、Kanoyaの常連ミュージシャンらが演奏しました。 会場には約70人が集まり宇佐美さんを偲びました。
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西春近支所・公民館移転新築へ
伊那市の白鳥孝伊那市長は、老朽化に伴い西春近支所・公民館を移転新築する考えを9日開かれた市議会全員協議会で示しました。 移転新築を計画しているのは、旧Aコープ西春近店の跡地で、現在取り壊しが進められています。 市教育委員会によりますと、西春近支所・公民館は昭和52年 に建設され老朽化が進んでいるということです。 どのような建物にするかは、今後、地元やJA上伊那と協議を進め、平成31年度には着工したいとしています。 JR飯田線沢渡駅の整備も見据え、白鳥市長は「西春近全体の活性化につながるよう取り組みたい」と話していました。 全員協議会では他に、西町に建設中の「防災コミュニティセンター」の管理について伊那市振興公社に委託することが報告されました。 建物は2月末完成予定で、4月に内覧会を開く予定です。