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東京芸術大学の学生が高遠高校で演奏披露
東京芸術大学音楽学部の学生2人が、3日、伊那市高遠町の高遠高校を訪れ、フルートとピアノの演奏を披露しました。 演奏したのは、フルート専攻の田村桃子さんと、ピアノ専攻の松本佳子さんの2人です。 東京芸大では、学生が全国各地の学校などに出向きミニコンサートや演奏を指導する活動に取り組んでいます。 高遠町出身で東京芸大の初代校長を務めた伊澤修二が縁で、高遠高校では年に2回行われています。 3日は、芸術コース音楽専攻と合唱部の生徒25人が演奏を聞きました。 授業の最後には、生徒が歌を披露しました。 ある生徒は、「感情を音だけで表現していてすごい。合唱でも1つひとつの言葉を大切にして表現できるようにしていきたい」と話していました。
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伊那市 東京五輪で東ティモールホストタウンに決定
伊那市は2020年の東京オリンピックで交流のある東ティモールのホストタウンに登録されました。 7日は第4次登録のホストタウンが発表がされ伊那市を含め新たに41件が認定されました。 ホストタウンはオリンピックの開催効果を全国に広げ、地域活性化や観光振興につなげる取り組みで、人的、経済的、文化的な相互交流を図るものです。 これまでに全国の179件が登録され、県内では7件が登録されています。 伊那市は、伊那市高遠町出身で、初代東ティモール大使の北原巖男さんが縁となり、2009年から交流を始め今回は、選手団の事前合宿誘致を行っています。 事前合宿の誘致をする中で、東ティモールとさらなる交流を深めようと、ホストタウンの登録を目指したという事です。 東ティモールと伊那との縁を作った北原さんはホストタウン決定について「伊那と東ティモールのさらなる文化交流のきっかになってほしいです」と話していました。 伊那市教育委員会の北原秀樹教育長は「東京五輪も東ティモールもさらに近くに感じられる。伊那市全体に歓迎ムードを高め、事前合宿誘致へはずみをつけたいです」と話していました。 伊那市ではオリンピック大会中の事前合宿や応援の他、大会直後には報告会などを開き、選手団との交流を計画しています。
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今年も元気に 90歳で七夕同級会
現在の岡谷市にあった、平野尋常高等小学校を卒業し今年90歳になったクラスメイトが集まり七夕同級会を今日、南箕輪村で開きました。 今回は卒業生ら7人が、南箕輪村にある、恩師の墓を訪れ元気な事を報告していました。 平野尋常高等小学校で担任をしていたのは、児童文学者で教員だった加藤明治さんです。 加藤さんは、このクラスを1年から3年まで教え、その後、南箕輪村の歌や伊那中学校の校歌の作詞をしました。 七夕同級会は70歳の時に始まり、互いに元気な姿を見せあう事が励みとなる事から、毎年7月7日に開催しているという事です。 恩師の写真を見て小学校時代の思い出を話す人もいました。 会では、それぞれが思いつく一文字を書き、近況を報告していました。
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核兵器の廃絶訴え行進
核兵器廃絶や反戦、平和を訴える網の目平和大行進が7日上伊那地域で行われました。 7日伊那市長谷の長谷総合支所前で集会が開かれ集まった人たち約10人が核兵器の廃絶などを訴えました。 そのあと一行はのぼり旗を掲げて伊那市のいなっせ前までを歩きました。 行進は上伊那医療生協や県教職員組合などが毎年行っているものであすは伊那市の伊那北駅前から辰野町までを歩きます。 実行委員会では「戦争に反対し平和の願いをつなげる行進です。 核兵器のない世界の実現をともに訴えていきましょう。」と参加を呼びかけています。
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短冊に願い 七夕まつり
箕輪町の松島保育園で7日、七夕まつりが行われました。 用意された竹笹には願い事を書いた短冊などが飾りつけられ、全員でたなばたさまのうたを歌いました。
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真夏日の中りんご農家が作業
7日の伊那地域の最高気温は30度を超え2日連続で真夏日となりました。 7日は強い日差しが照りつける中りんご農家が作業を行っていました。 伊那市大泉新田の白鳥勲さんのりんご畑では強い日差しが照りつけるなか極早生「夏あかり」の「誘引」と呼ばれる作業が行われていました。 枝を下げヒモでくくり付けることで木の形を整え風による落下を防ぐもので3人が作業にあたっていました。 夏あかりはお盆の贈答用やお供え物として需要があり8月はじめに出荷されるということです。 長野地方気象台によりますと伊那地域の最高気温は32.6度となっています。 向こう1週間は最高気温、最低気温ともに平年並みか平年より高くまた平年よりかなり高くなる所もあると予想していて熱中症など健康管理に注意するよう呼びかけています。 なお上伊那広域消防本部によりますと7日午後4時15分現在熱中症による搬送はないということです。
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昨年度の高山植物保護取り締まり 117件減少
高山植物保護対策協議会の総会が4日、伊那市の南信森林管理署で開かれ、保護取締件数が前年度に比べて117件減少したことが報告されました。 昨年度、保護取締を行った件数は142件で、前年度の259件に比べて117件少なくなっています。 このうち、南アルプスでは「踏み荒らし」が最も多く12件、中央アルプスでは「禁止区域への侵入」が最も多く55件でした。 会長の久保芳文南信森林管理署長は「今年度は信州DCもあり観光客の増加が予想される。高山植物保護やごみの持ち帰りなど、山に慣れていない人への啓発にも力を入れていきたい」と話していました。 この日は、県や市町村、観光協会など、関係者およそ30人が出席しました。 会では今年度、立ち入り禁止の看板表記を「グリーンロープ内立ち入り禁止」と明確にするなど、引き続き啓発活動を行っていくとしています。
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南箕輪村こども館竣工
子育て支援・相談を始め、子どもたちが遊び・学び・交流できる南箕輪村の複合施設「こども館」が完成しました。 6日は竣工式が行われました。 式では、村の関係者などがテープカットを行ったほか、南箕輪小学校の6年1組の児童も参加し、くす玉を割って竣工を祝いました。 館のコンセプトは山と汽車で、入り口はSL車両のようなデザインとなっています。 式では、デザインにちなんで、6年1組の児童が「線路は続くよ どこまでも」を歌いました。 竣工式の参加者に、完成したばかりのこども館が公開され、子どもたちが早速、いろいろな部屋をのぞいたり、遊んだりしていました。 子ども館は役場北側に建設されました。総事業費は4億9,300万円、敷地面積は3,400平方メートル、延べ床面積は1,400平方メートルです。 妊娠期から18歳までのすべての子どもたちをサポートするための複合施設で、施設は3つのゾーンに分かれています。 子育て相談室や託児室、おむつが変えられる授乳室などがある子育て支援ゾーン、高い天井と木のぬくもりが感じられる遊戯室や創作室、学習室、学童クラブなどがあるこども体験ゾーン、多目的室や研修室などの村民交流ゾーンです。 外にはトンネルがある山付きの庭もあり、子ども館全体を眺めることができます。 こども館のオープンは18日(火)です。開館時間は、午前8時30分から午後6時30分まで、休館日は、基本として日曜日と祝日です。 夏休みには、将棋教室や映画会、工作など様々なイベントを企画しているということです。
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伊那北生が85チームを先導
8日開幕する夏の全国高校野球長野大会で、伊那市の伊那北高校の生徒が、開会式の入場行進の先導と開幕試合の始球式を務めます。 伊那北高校2年の桐山尚子さんです。 桐山さんは、来年8月に県内で初めて開催される、全国高校総合文化祭「信州総合文化祭」の生徒実行委員長を務めていることから長野県高校野球連盟から推薦されました。 部員不足で出場できないチームの選手や、野球に限らず活躍している高校生が選ばれています。 桐山さんは、吹奏楽部に所属していて、野球経験はありません。 そのため、先月から伊那北高校のブルペンで投球練習をしていて、監督や同級生から投げ方などの指導を受けています。 野球部員たちは、桐山さんの投げる様子を見守っていました。 桐山さんは、他に開会式で参加する85チームを先導します。 伊那北高校野球部は、今年34年振りのシード権を獲得していて、夏の大会での活躍が期待されています。 開会式は、午前10時30分、開幕戦は午後1時から松本市野球場で行われます。 尚伊那北高校の初戦は11日で、松商学園と小海高校の勝者と対戦します。
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盆踊りで男女の縁結び
伊那市富県の歌舞劇団田楽座が設立したNPOは、今年の夏・盆踊りで独身男女が出会う縁結び企画を行います。 田楽座では、5年前から、全国各地の盆踊りを踊って楽しむ盆踊りnightというイベントを行ってきました。 全国から参加があり、人気の企画となっています。 この企画を男女の出会いの場にしてみてはどうかと、いなし出会いサポートセンターに持ち掛け、縁結びイベントを行うことになりました。 田楽座は、今年、郷土芸能をさらに普及していくためのNPO法人ふるさと芸能研究所を立ち上げました。縁結びイベントはそのNPO法人が主催で行います。 盆踊り縁結びイベントは、8月12日(土)に、田楽座が稽古に使用している「創造の館」を会場に行われます。20代~30代の独身男女20人ずつを募集します。アルコールの提供があるため、駅までの送迎があるほか、浴衣の着付けサービスもあります。参加費は男性7,000円、女性3,500円となっています。 問い合わせ:田楽座0265-78-3423
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南箕輪村マレット同好会 夏大会
南箕輪村マレット同好会の夏大会が、今日、大芝マレットゴルフ場で開かれました。 6日は、55人ほどが参加し、36ホール、パー144のあかまつ・ひのきコースを回りました。マレット同好会は、毎週2回例会を開いています。 大会は年に7回あり、夏大会はその一つです。 参加者は、仲間と会話をしながら、プレーを楽しんでいました。 同好会の倉田 喜隆会長は、「上手な人も初心者も一緒に回り楽しめるのがマレットの良さ。自然の中でできるのもいい」と話していました。 また一度プレーすると、4~5千歩歩くことになり、健康にもいいということです。 なお、夏大会の結果、男性は110打で松本 孝志さん、女性は116打で山﨑 節子さんが優勝しています。
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最高気温30.4度 熱中症に注意を
6日の伊那地域の最高気温は、8月上旬並みの30.4度まで上がり、暑い一日となりました。 長野地方気象台によりますと、7日は6日よりも日中の気温が高くなる見込みで、伊那地域の最高気温の予想は32度となっています。 蒸し暑さが続くため、気象台では熱中症など体調管理に気を付けるよう呼びかけています。
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南アルプス遭対協が夏山シーズンに合わせて救助訓練
南アルプスでの救助活動や遭難防止に向けた取り組みを行っている南アルプス北部地区山岳遭難防止対策協会のメンバーは6日、伊那市長谷で救助訓練を行いました。 この日は、長谷の鷹岩で、南ア遭対協の救助部のメンバー19人が救助訓練を行いました。 訓練は、本格的な夏山シーズンに合わせて毎年行っています。 この日は、滑落した人を引き上げて救助する訓練を行いました。 メンバーは、伊那市役所の職員を中心に30代から40代の人たちです。 南ア遭対協の主な管轄エリアは、南アルプスの北部、鋸岳から塩見岳までです。 去年は7月と9月に出動し、それぞれ1人ずつの救助にあたりました。 救助者は、いずれも単独で入山し、道に迷ってしまい救助の要請をしたということです。 夏山では道に迷うケースが多く、遭対協では「山に入る際は、最低限地図やコンパスを持ち歩くなど山を甘く見ないで登山を楽しんでもらいたい」と話していました。
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アルプス中央信用金庫 献血に長年協力して表彰
伊那市荒井に本店を置くアルプス中央信用金庫は、40年以上に渡り献血に協力したとして、県献血推進協議会長表彰を受賞しました。 6日は、アルプス中央信用金庫の地田俊彦常勤理事総務部長に表彰状が伝達されました。 あるしんでは、年に1回献血を行っていて、昨年度は23人が協力したということです。 40年以上に渡り組織的に協力していて、400ml献血にも積極的に参加しているということです。 地田総務部長は「今回の受賞が今後の励みにも繋がる。多くの人に献血の輪が広がることを願っています」と挨拶しました。 この他に、辰野町の米玉堂食品株式会社が、上伊那郡市献血推進対策協議会表彰を受賞しました。
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とにかく元気!83歳 現役審判
伊那市美篶の桜田浅吉さん。 日本ソフトボール協会の公認審判員です。 昭和9年生まれの83歳で孫が2人います。 審判歴は30年以上。とにかく元気でジャッジの正確さには定評があります。
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バーチャル高校野球で全試合を生配信
朝日新聞長野総局と長野朝日放送、日本ケーブルテレビ連盟信越支部長野県協議会の3者は、高校野球情報サイト「バーチャル高校野球」で全試合を生配信します。 バーチャル高校野球は、朝日新聞と朝日放送が共同で運営する高校野球の情報サイトです。 4回戦までを県内のケーブルテレビ19社が準々決勝以降は長野朝日放送が撮影し、各高校の試合を配信します。 大会の全試合を生中継で配信するのは全国的にも例がありません。
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ブルーベリーの出荷始まる
夏にかけて収穫期を迎えるブルーベリーの出荷作業が伊那市高遠町の勝間で5日から始まりました。 伊那市高遠町勝間の、地元有志でつくる勝間ブルーベリー生産組合「さんベリー」は、桜以外の観光資源にしようとブルーベリーの栽培に取り組んでいます。 作業は、5日から始まり、組合のメンバーたちがびくを腰に巻いて色づいたブルーベリーを収穫していました。 今年は、春先に雨が少なかったことから10日ほど収穫が遅いということですが、甘みが強く出来は上々だということです。 収穫した品種は、甘みと酸味が程よく混ざったブルーレイとブルークロップの2種類です。 ここで採れたブルーベリーは4年前から東京都の老舗フルーツ専門店新宿高野で開かれているフェアで販売されています。 今年も13日まで開かれているフェアで店頭に並ぶ他、地元の直売所などでも販売する予定です。 朝、摘んだブルーベリーは、選別した後、大きさごとにパック詰めされます。 ブルーベリーの収穫作業は、今月いっぱい行われることになっています。
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箕輪町沢で区民運動会 スポーツを通して親睦深める
箕輪町沢の区民運動会が2日に開かれ参加者がスポーツを通して親睦を深めました。 毎年この時期に開かれている運動会で、50年以上続いています。 この日は沢区内の13常会対抗で競技が行われました。 ゴールまで紐を結びその速さで順位を決める紐つなぎ競争や、リレー、綱引きなど13種目を行いました。 常会のテントからは声援が送られていました。 運動会は、隣近所の親睦を深めるとともに健康づくりを目的に開かれています。 沢区は、約千世帯4千人が暮らしています。運動会は大勢の区民が参加する、区でも大きな行事の一つだという事です。
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高遠高校振興会総会 地域づくりの核となる学校づくりを
伊那市高遠町の高遠高校振興会総会が5日に開かれ今年度も地域と連携した教育活動を実施していく事などが報告されました。 高遠高校で総会が開かれ、地域と連携して生徒が取り組む教育活動について報告がありました。 今年度は新たに、福祉コースで「高遠町バリアフリーマップ」を作成するほか、文理進学コースで「高遠検定」を創設するという事です。 長野県教育委員会は、今年3月に新たな教育の推進と県全体の高校再編計画の基本理念を盛り込んだ「学びの改革 基本構想」を策定しました。 来年度以降に旧通学区ごとに具体的な検討を進め個別の再編計画を策定する計画です。 振興会会長の白鳥孝市長は「地域に根差した活動を発展させ、なくてはならない学校となるようあり方を考えていきたい」と話していました。
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伊那市平成28年度ふるさと納税受入れ額 全国2位
伊那市の平成28年度のふるさと納税の受入れ額が、全国2位だったことが4日にわかりました。 総務省は、平成28年度のふるさと納税に関する調査結果をまとめ、4日に発表しました。 それによりますと、伊那市は5万9千件、72億500万円で、1,788の自治体の中で2番目の額となっています。これは、前年度の25億8,300万円の2.8倍となっていて、順位も6つ上がっています。 最も多かった宮崎県都城市は、52万8千件、73億3,300万円でした。 伊那市によると、平成28年度に返礼品として多く選ばれていたのは、ドライブレコーダーやロボット掃除機などの家電製品だということです。 商工業の活性化を目的に、地域企業が関係する家電製品などを、ふるさと納税の返礼品として扱ってきましたが、総務省からの見直し要請を受け、6月から家電製品やカメラなどを返礼品から除外しました。 白鳥孝市長は「2位だったということは結果として捉え、納税してくださったみなさんに何に使ったのかわかるようにすること、また、ふるさと納税という素晴らしい制度が続いていくように、国とのやりとりをきちんとしていくことが大事だと思う」と話していました。 伊那市では、薪やペレットの宅配を返礼品として扱い始めているほか、体験型ツアーなども検討しています。 また、事業者を対象に返礼品のアイデアを募集していて、多くの参加を呼びかけています。
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西駒登山を前に中学生が市長から山の魅力学ぶ
今月末に西駒登山を控える伊那中学校の2年生は4日、白鳥孝市長から山の魅力などについて教わりました。 伊那市が、開かれた市政の推進を目的に行う「市長と語りた伊那」の一環で行われました。この日は、2年生およそ120人が、登山の経験が豊富な白鳥市長から話を聞きました。 白鳥市長は、標高が100メートル上がるごとに気温が0.6度下がることなどを説明し「過酷な環境でもきれいな花を咲かせる高山植物を見たり、仲間と助け合ったりしながら登ることが登山の魅力です」と話していました。 ある生徒から「西駒ケ岳で絶滅したコマクサが、持ち込まれたことで復活したのは良いことですか」との質問があがると、白鳥市長は「別の場所から持ってきて植えることが良いこととは言えないけれど、この花しか食べない虫もいる。生態系を守っていくためには、今は残しておかなければならない」と答えていました。 ある生徒は「山の上は不便なことも多いと思うけど、登ってみないとわからない魅力がたくさんあることがわかった」と話していました。 伊那中の西駒登山は、27日から2日間行われる予定です。
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美しい道路環境に 標識の清掃作業
道路環境の整備を行う事業所などでつくる「県交通安全環境施設協会」は4日、標識やカーブミラーの清掃作業を行いました。 この日は、協会に加盟する上伊那地域の6事業所が参加して、道路沿いに立てられた標識などを掃除しました。 作業は上伊那地域の国道など、17路線、総延長227キロの道路沿いで行われました。 作業員は、汚れた標識の前に車を停めると、水をかけてブラシでこすり、汚れを落としていました。 清掃作業は、安全で快適な道路環境の確保を目的に、毎年この時期に行われていて、今年で30回目になります。 協会では「活動を通じて、地域のみなさんに標識の重要性を知ってもらうことで事故防止につながればうれしい」と話していました。
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出産前に知識身につける「こんにちは赤ちゃん教室」
箕輪町は、出産を控えている妊婦を対象に、出産や産後の知識を身につけてもらおうと「こんにちは赤ちゃん教室」を4日、町保健センターで開きました。 教室には、今年10月から12月に出産予定の妊婦9人が参加しました。 出産に備えて知識を身につけてもらいながら妊婦同士の交流の場にしてもらおうと箕輪町が開いているものです。 この日は、伊那市富県で助産所を開業している助産師の鹿野恵美さんが話をしました。 鹿野さんは「胎動を感じる・感じないで精神面にも繋がりますが、妊娠18週目くらいまでには感じるようになるので安心してください」と話していました。 また「冷え予防をしっかり行い、夏でも手首や足首を冷やさないようにしてください」と呼びかけていました。 この他、子どもと一緒にできるわたべうたも紹介されました。 教室は出産予定の月毎に開かれていて、予約は、箕輪町健康推進課で受け付けています。 箕輪町健康推進課・・・電話79-3111(内線120)
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キャリアフェスin春富中
地元の企業や団体が参加し、仕事に対する思いなどを伝え地域のことを知ってもらう「キャリアフェスin春富中」が、伊那市の春富中学校で4日に開かれました。 キャリアフェスには、伊那市内から42の企業と団体が出展しました。 春富中学校の全生徒と長谷中学校の1、2年生合わせて480人が参加しました。 上新田の美容院のブースではヘアメイク体験が行われ、美容師の仕事を学んでいました。 長谷の中尾歌舞伎保存会のブースでは、実際に使っている衣装を着る体験が行われました。 春富中PTAでつくる「おやじのブース」では、昭和の生活を再現したちゃぶ台返し体験が行われました。 キャリアフェスin春富中は、産学官が連携してつくる「伊那市キャリア教育推進委員会」が初めて開いたものです。 伊那市キャリア教育推進委員会では「生徒たちには地域の産業や文化を知ってもらう機会になり、地域の活性化に繋げていきたい」と話していました。
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南箕輪村南部保育園で七夕飾り
7日の七夕まつりを前に、南箕輪村の南部保育園で飾り付けが3日、行われました。 3日は、地域の人からもらった笹竹に子どもたちが手作りした飾りや願いごとを書いた短冊を取り付けました。 短冊などを飾り付けた笹竹は10日に庭で行う七夕おくりの行事で燃やすということです。
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伊那市民プールで清掃作業
15日のオープンに向け、伊那市の伊那市民プールでは、清掃作業が行われています。 3日は、伊那市と伊那市振興公社の職員7人が清掃を行いました。 水を抜いたプールには、オフシーズン中の泥や落ち葉がたまっていて職員らはスポンジなどを使って取り除いていました。 今年度、老朽化に伴い50mプールが廃止となることから、利用料金を100円値下げし、大人が500円、中学生以下が200円となります。 昨シーズンは平年並みの1万5,973人が利用しました。 今シーズンは15日から営業することになっていて初日は入場無料となっています。 また、高遠スポーツ公園プールも、15日からオープンします。
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立教大学野球部部長と監督による講演会
立教大学野球部部長と監督の講演会が、1日、伊那市の信州INAセミナーハウスで開かれました。 講演会は、上伊那地域の立教大学OB・OGでつくる伊那立教会が開いたもので、市内の中学校野球部員などおよそ130人が集まりました。 立教大学野球部部長の前田一男さんと監督の溝口智成さんが話をしました。 立教大は、1909年に創部し、1921年に東京六大学に加盟しました。 OBには、読売ジャイアンツ終身名誉監督の長嶋茂雄さんがいます。 立教大は、今年の春のリーグ戦で、平成11年秋以来35シーズンぶり13度目の優勝を果たしました。 部長の前田さんは、大学が目指す文武両道の精神について話しをしました。 監督の溝口さんは、「人との比較だけでなく自分の力が増すことに楽しみを持って練習をしてほしい」と、集まった野球少年たちに呼び掛けていました。 講演の最後には、リーグ戦のV2を願って伊那立教会から大学に米俵2俵が贈られました。
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路線価公表 いなっせ前は22年連続下落
相続税や贈与税を算定する基準となる路線価が、3日に公表され、伊那税務署管内の最高路線価は22年連続の下落となりました。 関東信越国税局によりますと、伊那税務署管内の最高路線価は伊那市荒井のいなっせ前で、1平方メートルあたり4万2千円、去年に比べて千円減でした。 管内の最高路線価の下落は、平成8年から22年連続となっています。 路線価は、道路に面する宅地の1平方メートルあたりの標準的な価格です。 相続税や贈与税の算定基準となるもので、毎年7月に国税庁が公表しています。 なお、県全体では10ある税務署の最高路線価のうち、長野市、佐久市、上田市、諏訪市が横ばいで、それ以外の6つの地域で下落したということです。
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伊那市 子育て世帯の負担軽減でごみ袋を贈る
伊那市は、乳幼児がいる子育て世帯の負担軽減を目的に、出生祝いとして燃やせるごみの指定袋を贈ります。 贈られるのは、燃やせるごみの指定袋10枚5セットで、市長からのメッセージを添えてきんちゃく袋に入れられて贈られます。 対象は、今年4月1日以降に生まれた子どもを育てる市内在住者と転入者で、1人につき1回支給されます。 贈呈は3日からで、窓口では出生届を出しに来た人が受け取っていました。 今年度の事業費は160万円で、およそ650人分を想定しています。 なお4月から6月末までに出生届けか転入届けを出した家庭には、乳幼児健診の時に渡すことになっています。
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深妙寺のあじさい見ごろ 2,500株
伊那市西春近の深妙寺のあじさいが見ごろとなり、アマチュアカメラマンや家族連れなどで賑わっています。 深妙寺には、200種類、2,500株のあじさいが植えられていて、県下最大規模のあじさい寺といわれています。 3日も、市内外から多くの人が訪れ、仏像や建物を絡めて写真に収めていました。 あじさいは、30年ほど前に住職の重盛快典さんの母親が少しずつ増やしていったのが始まりです。 今年は、空梅雨の影響を心配したということですが、ここ数日のまとまった雨で開花が一気に進んだということです。 本堂から裏山までの遊歩道には、33体の観音像に寄り添うように色とりどりの花が咲いています。 小高い丘からは、境内を一望することもできます。 毎年1万5,000人以上が訪れるということで、重盛さんは「今年は1週間ほど遅れたが、きれいに咲いたので是非見に来てほしい」と呼び掛けています。 花は、7月中旬まで楽しめそうだということです。 8日土曜日まではあじさい祭りが行われていて、無料の休憩所が設けられお茶が振舞われています。