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伊那地域 真冬日ならずも厳しい寒さは続く
27日の伊那地域の最高気温は1.8度と真冬日とはなりませんでしたが厳しい寒さは続いています。 27日の伊那地域の最低気温は平年より3度ほど低い-10.2度でした。 長野地方気象台によりますと厳しい冷え込みは28日にかけても続く見通しで道路や水道管の凍結に注意するよう呼びかけています。
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上伊那教育会郷土研究部 1年間の研究成果を発表
上伊那教育会の郷土研究部が行っている地域の自然や歴史の研究成果について報告する年に1度の研究発表会が伊那市のいなっせで27日に開かれました。 自然の部と人文の部にわかれ、この1年の研究の成果を発表しました。 このうち箕輪西小学校の宮澤良友教諭は、郷土研究部の野鳥班が20年間毎月1回行ってきた、天竜川でのサギとカモの出現状況について発表しました。 調査の結果、2003年以降毎年観察されるダイサギは2014年以降繁殖が確認され、今後も個体数を増やしていくのではないかという事です。 またカモ類では、川に潜って魚を食べる潜水性の種類が増加傾向にあり「天竜川の魚類への影響が心配される」と話していました。 上伊那教育会では、上伊那誌自然篇の改訂増補版の刊行を予定しています。 この日発表された内容も盛り込まれるほか、本に掲載しきれなかった詳しい資料はウェブ版としてデータ配信する計画です。 改訂増補版は6月末までに上伊那の小中学校や高校、図書館などに無料で配布され、希望者には有料でも配布されます。1冊4,500円で、2月末まで伊那市創造館内の郷土研究室で申し込みを受け付けています。
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箕輪町で上伊那ブロックボランティア交流研究集会
上伊那のボランティア団体や福祉関係者が集まり情報交換や研修を行う、上伊那ブロックボランティア交流研究集会が箕輪町文化センターで27日に開かれました。 午前の部では、伊那市出身でNPO法人日本ボランティアコーディネーター協会代表の唐木理恵子さんが講演しました。 最初にボランティアだと思う事に丸を付けるミニワークを行いました。大雪が降ったので隣の高齢者宅の雪かきをしてあげた、駅で迷っている視覚障害者を出口まで案内した、息子のサッカーチームに頼まれてコーチをしているなど、10の事例が紹介され、参加者が丸をつけました。 唐木さんは、例としてあげたものは全てボランティアである事を説明し、「組織に所属していなかったり正式にお願いされていなくても、何か問題や課題を見つけて行動する事は全てボランティアです。気づいた事があればひと声かけて一歩を踏み出す事が大切です」と話していました。 このほか、箕輪町の元保健補導員でつくる「劇団メタボ」が寸劇を披露しました。 災害時の避難所を舞台に一人の主婦が被災者の悩み相談に応じる活動を続け全体の雰囲気がよくなっていくというストーリーです。 交流研究集会は、上伊那8市町村の社協などが開いたもので、会場には約300人が集まりました。
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東西春近交流 子ども凧揚げ大会
天竜川をはさんだ伊那市の西春近と東春近の交流の機会にしようと、春近子ども凧揚げ大会が27日、天竜川河川敷で初めて開かれました。 大会には、西春近と東春近の小学生およそ60人と地域住民、あわせて150人が参加しました。 子どもたちは、自由に絵や文字を書いた凧を持ち寄り、凧あげを楽しみました。 このイベントは、伊那市商工会や西春近青少年育成会などで作る実行委員会が初めて企画しました。 西春近と東春近は、かつて両区の境にかかる旧殿島橋の上で綱引きで陣地を取り合う「春近どんぴちゃ祭り」を行っていましたが、平成18年豪雨で橋が崩れてからは両区での祭りは途絶えていました。 今回交流を復活させようと、それぞれの小学校に声をかけ、初めて企画されました。 また、天竜川河川敷は、地域住民が毎年環境整備を行っていて、有効活用につなげようという狙いもあります。 実行委員会では大会を盛り上げようと「西春近」「東春近」と書かれた縦1メートル30センチ、横1メートルほどの大凧を用意しました。 風が弱くなかなか飛びませんでしたが、最後には勢いよく大空に舞っていました。 大会では、ドローンを使って記念撮影をしました。 今後は、どんど焼きも開催するなど、活動を広げていきたいとしています。
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高校生が高遠城址公園の危険か所などを報告
伊那市高遠町の高遠高校福祉コースの2年生は、高遠城址公園を訪れる高齢者や障害者のために段差や危険か所位置などを示したマップを制作しています。 26日は、これまでの調査結果を伊那市の職員に報告しました。 26日は、福祉コースの宮川拓己さんと小沢菜々さんが高遠町総合支所を訪れ、有賀明広総合支所長らに調査結果をもとに改良が必要な場所を報告しました。 生徒たちは、高遠城址公園を訪れるお年寄りや障害者に安心して桜を楽しんでもらえるよう福祉マップを制作しています。 去年の春から秋にかけ、弱視ゴーグルや車いすを使って園内を調査してきました。 生徒は「大型バス専用駐車場は舗装をしていないので、車いすでの通行が難しい」「本丸付近では段差が見えにくい場所にあるので注意が必要だ」などと報告していました。 有賀総合支所長は「高遠城址公園は国の史跡に指定されていて、修繕が難しい。そういった場所はボランティアとして関わっていただければありがたい」と話していました。 福祉マップは来年度中の完成を目指すということです。
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伊那北高校理数科 課題研究発表会
伊那市の伊那北高校理数科の課題研究発表会が27日、同窓会館で開かれました。 発表会では、2年生が8つのグループに分かれ、1年間の研究の成果を発表しました。 このうち、地学班は高校のテニスコートの表面の砂の性質を調べました。 研究では、テニスコートの滑りやすさは砂の形と関係があり、より丸い方が滑りやすいということがわかりました。 生徒は「コートの砂は、6割が砂岩・軽石・火山岩といった丸く割れやすい岩石で構成されているため、伊那北高校のテニスコートは滑りやすい性質ということがわかった」と話していました。 今井秀幸校長は「この学びを、理数科だけでなく将来的には伊那北高校全般に広げていきたい」と話していました。 会場には、生徒や保護者、入学を希望する中学生などおよそ200人が訪れ、発表に耳を傾けていました。
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ねんりんピック入賞者表彰
2017年12月駒ケ根市で開かれた信州ねんりんピックの「長野県高齢者作品展」で、上伊那からは17人が入賞しました。 26日は伊那市の伊那合同庁舎で賞状授与式が行われました。 伊那ケーブルテレビ放送エリア内では5人が入賞しました。 彫刻の部では、伊那市の宮脇智明さんが長野県知事賞を受賞しました。 手工芸の部では伊那市の保科文夫さんが長野県長寿社会開発センター理事長賞、南箕輪村の堀喜夫さんが長野県共同募金会会長賞、伊那市の野澤伊代子さんが奨励賞を受賞しました。 写真の部では伊那市の鹿野茂子さんが奨励賞を受賞しました。 彫刻の部で長野県知事賞を受賞した宮脇さんは、「今回の受賞を励みに、気合を入れてこれからも彫り続けたいです」と話していました。 信州ねんりんピックの高齢者作品展には、全県から257点の作品が出展されました。
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この冬一番の冷え込み
26日朝の伊那地域の最低気温はマイナス10.6度と、この冬一番の寒さとなりました。 この寒さは強い寒気と冬型の気圧配置の影響で27日まで続くということです。 朝、JR伊那市駅前ではマフラーを首にまいたり帽子をかぶったりして職場や学校に向かう人の姿がありました。
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文化財防火デー 高遠閣で火災訓練
1月26日は文化財防火デーです。 伊那市教育委員会は、国の登録有形文化財の高遠閣で火災訓練を行いました。 訓練には、伊那市や高遠城址公園を管理する伊那市振興公社の職員など15人が参加しました。 訓練は、高遠閣の調理室から火が出て建物に燃え広がる恐れがあるとの想定で行われました。 火災が発生したことを消防署に通報すると、来館者役の職員を安全な場所に誘導していました。 文化財防火デーは、世界最古の木造建造物である奈良県の法隆寺金堂で昭和24年1月26日に火災が発生したのを契機に制定されました。 教育委員会では、高遠消防署と協力し高遠町の寺院などで訓練を毎年行っています。 消火栓を使った訓練では、「長い間使われていない場合、小石やサビが出る可能性があるのでホースをつなげる前に水を出すこと」などとアドバイスを受けながら、火災発見から消火までの一連の手順を教わっていました。 高遠消防署の武井修署長は「日ごろから火事にならないよう、予防消防に努めてほしいです」と話していました。 教育委員会では、火災に限らず不足の事態に対応できるよう今後も様々な訓練を行っていきたいとしています。
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南箕輪村ふるさと納税初の1億円超え
南箕輪村のふるさと納税の寄付金額が今年度初めて1億円を超えました。 南箕輪村役場で26日、村議会臨時会が開かれふるさと納税の寄付金2,700万円を追加する補正予算案が可決されました。 村によりますと返礼品では南箕輪村特産の米「風の村米だより」が人気だということです。 去年4月から12月までの寄付金は1億3,100万円で件数は1万1,253件でした。 これは昨年度の実績のおよそ5倍となり村では今年度、総額で1億4,000万円ほどを見込んでいます。 臨時会ではほかに福祉灯油券交付に関する補正予算案が可決されました。 福祉灯油券の交付は高齢者世帯などの経済的負担を軽減するためのもので事業費は300万円です。 村の基準により灯油1リットルあたり85円を超えた場合に交付されるもので1世帯7,500円分、対象は400世帯となっています。
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景気は回復傾向もあと一歩
アルプス中央信用金庫は取引のある企業の今年の経営見通し特別調査を行いました。 上伊那の景気についてあるしんでは回復傾向にあるもののあと一歩としています。 調査は取引のある202社を対象に行われました。 このうち今年の日本の景気見通しについて「良い」と回答したのはおよそ30%、「悪い」は19%、普通が50%でした。 平成16年から始まった調査で「良い」が「悪い」を上回ったのは今回が初めてだということです。 一方自社については「良い」が18%、「悪い」が23%、「普通」が58%でした。 「良い」から「悪い」を引いたポイントはマイナス4.6で1年前のマイナス29.1ポイントから改善しています。 これらからアルプス中央信用金庫では上伊那地域の景気について回復傾向にはあるもののあと一歩としています。
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まちなかJapan+コンサート28日に
東京で活動する若手の箏や尺八演奏家と地元で活動するグループによる「まちなかJapan+のコンサートが、今月28日に伊那市のいなっせで開かれます。 23日は、コンサートに向けた練習が伊那市内で行われました。 まちなかJapanは、東京を中心に活動する若手演奏家で集まるグループです。 指導には正派邦楽会、副家元の中島一子さんがあたっています。 正派邦楽会(ほうがくかい)は、全国に11支部あり、およそ1万8千人の会員がいるということです。 中島さんは、伊那市でも月に一度、教室を開いていて、今回は伊那の教室のメンバーが中心となりコンサートを計画しました。 当日は、3人の若手演奏家を招き合同演奏などを予定しています。 箏や尺八の独奏、童謡や唱歌の演奏の他、昔話をスライドに映しての演奏も企画しています。 まちなかJapan+のコンサートは、今月28日に伊那市のいなっせホールで午後2時から開かれます。 前売り券が2000円、当日券が2500円でいなっせ5階の生涯学習センターで販売しています。
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高校2年生対象 合同企業説明会
上下伊那9校の高校2年生を対象にした地元企業の合同説明会が、25日、伊那市のいなっせで開かれました。 説明会には、上伊那8校と下伊那1校の合わせて9校から高校2年生311人が参加しました。 合同説明会は、これまで、高校が会場でしたが、今回初めて、いなっせで開かれました。 高校生は、全体の説明を受けた後、各階に設けられた企業のブースを訪れ話を聞きました。 企業は19社が参加しました。 人事担当者が、画像などを使って自社製品や経営理念を紹介していました。 高校生は20分ずつ3社から説明を受けました。 伊那公共職業安定所によると、上伊那の今年3月卒業の高校生の11月末現在の就職内定率は、88%で、全県の87.6%と比べても高くなっています。 求人数は611人で前年の同じ時期に比べ84人多く、企業の高校生の採用意欲が高くなっているということです。 ハローワーク伊那では、就職希望者が卒業までに全員就職できるように個別指導などきめ細やかにサポートしていきたいとしています。
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伊那地域最高気温ー0.6度
25日の伊那地域は、午前7時43分にマイナス7.2度を記録しました。 日中の最高気温もマイナス0.6度までしか上がらず、午後4時現在2日連続の真冬日となっています。 長野地方気象台によりますと、最高気温マイナス0.6度は、1年で最も寒い1月下旬から2上旬の気温をさらに下回る寒さだということです。
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第9回 南信一水会展
南信の一水会の出品者の作品が集う第9回南信一水会展が、伊那市のかんてんぱぱホールで25日から始まりました。 会場には、15人が出品した作品が並んでいます。100号の大作は26点あります。 一水会は、昭和12年に東京で始まった展覧会で、南信一水会はその南信の出品者で組織しています。 去年までは上伊那を中心とする一水十日会として活動していましたが、南信地域で統合し今回、展示会を開きました。 大作は去年9月の展覧会に出品したものと、今年出品するものの2点を展示している人も多くいます。 去年のものは完成していますが、今年のものは制作途中です。 関係者は、「絵の好きな人から感想を聞くと、制作のヒントになるので見た感想を聞かせてほしい」と話していました。 また、チャリティコーナーも設けられています。 実費を除いて日本赤十字社に寄付するもので会場には、赤十字から感謝を込めて贈られた盾もあります。 南信一水会の展示会は、2月7日まで伊那市のかんてぱぱホールで開かれています。
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雪で路面凍結スリップ・強風でトタン屋根がめくれる
22日の夜から降った雪の影響で路面が凍結し、伊那警察署管内では22日午後6時から23日午前10時までに、5件のスリップ事故が発生しています。 伊那警察署によりますと、いずれも物損事故で、けが人はいないということです。 今後も朝晩の冷え込みが予想されていて、伊那署では「走行中は車間距離をあけてスピードを出さず、時間に余裕をもった運転を心がけてほしい。」と話していました。
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箕輪町 生産年齢の女性の人口増に取り組む
箕輪町の白鳥政徳町長は、25日開かれた定例記者会見で、15歳から64歳までの生産年齢の女性の人口増に取り組みたいとの考えを示しました。 白鳥町長は、開かれた会見で「真剣に取り組まなければならない時期」と話していました。 箕輪町によりますと1月1日現在、町の人口は25,000人で、去年より81人減少しました。 15歳から64歳までの生産年齢の男性は15人増加しているのに対し、女性は100人減少しています。 進学などで町を離れた人が卒業後に町内に就職していないことが減少の要因の一つに考えられるということです。 箕輪町は製造業が産業の中心で、女性とマッチングする職場づくりも課題だということです。 白鳥町長は、来年度の当初予算案に、生産年齢の女性の人口増に向けた施策を盛り込みたいとしています。
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アプリを活用して市街地の活性化
スマートフォン用の市民参加型アプリ「いなまち」を活用して伊那市の中心市街地を活性化しようという取り組みが始まっています。 通り町商店街にあるシェアオフィス・ネイバーシップには24日、高校生や大学生、主婦など15人が集まりアプリについて説明を受けました。 スマートフォン用の情報発信アプリ「irori(イロリ)」を活用した「いなまちアプリ」です。 伊那地域協議会の市街地活性化委員会といなまちアプリ実行委員会が中心となり去年10月から開発を行ってきました。 市民ライターを募り伊那市駅を起点に歩ける範囲のお勧めの街歩きやスポットなどを紹介してもらおうというものです。 いなまちアプリ実行委員会では、「幅広い年齢層の人たちに参加して欲しい」と呼び掛けています。 市民ライターの記事は3月頃から掲載していく計画です。 24日は、スマートフォンやタブレットを使った写真の撮り方講座が開かれ参加者が光の加減や構図、加工の仕方などを学びました。 25日も午前9時30分から、アプリの説明会や市民ライター向けの記事の書き方講座が開かれます。 いなまちアプリは「irori」をダウンロードし「いなまち」と検索するとホーム画面に移りイベント情報や店の情報などを見ることができます。 問い合わせワイルドツリー 0265-96-0438
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全県にインフルエンザ警報 発令
長野県は24日、全県に「インフルエンザ警報」を発令しました。 1月15日から21日まで、県内の1医療機関あたりのインフルエンザ患者数は48.32人で、警報レベルの30人を上回ったとし、警報を発令しました。 県内11の地域のうち、大町を除く10の地域で、警報レベルとなっています。 上伊那の1医療機関あたりの患者数は56.25人で、上田に次いで2番目の多さとなっています。 県では、 石鹸を使って十分な手洗いや、アルコール消毒を行うこと。 乾燥しやすい室内では加湿器などを使い適切な湿度を保つこと。 人混みに出かけることは避けて、やむを得ず出かける場合は必ずマスクを着用するなどの予防を呼びかけています。 また、かかってしまった場合他の人に移さないために、 具合が悪い場合は早めに医療機関を受診すること。 水分を十分に補給し、睡眠をとって休養すること。 咳やくしゃみが出る場合は、必ずマスクを着用することなどを呼びかけています。
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24日から26日 電力の「ピークシフト」の取り組みを呼びかけ
長野県は、24日から26日まで電気の利用が集中する時間帯を避けて暖房器具などを使う「ピークシフト」の取り組みを呼びかけています。 伊那合同庁舎内では、午前8時15分に設定温度20度で暖房が入りました。 県では24日から26日までの3日間、気温が低下し電力需要が高まる午前9時から午前11時の間「ピークシフト」の取り組みを呼びかけています。 取り組み例として、事業所では、電力需要が高まる時間帯を避けて空調や生産設備を稼働させる、使用していない場所の消灯、待機状態の電気設備は電源を切りコンセントから抜く、ウォームビズスタイルの推進などをあげています。 家庭では、電力需要が高まる時間帯の電化製品の使用を避ける、午前9時前に暖房をつけ部屋を暖めておく事を呼びかけています。 県では、再生可能エネルギーの普及を図るためにも電力需要のピークを抑える事が不可欠だとして「ピークシフト」の取り組みをきっかけに生活スタイルの見直しをしてほしいと話していました。
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伊那地域 最高気温0度下回り今季初めての真冬日
24日の伊那地域は日中の最高気温が0度を下回り今季初めての真冬日となりました。 伊那市の西春近北小学校では、校舎北側の日陰を利用して作った天然リンクで1年生がスケートの授業を行っていました。 24日午後4時現在、伊那地域の最高気温は-1.9度で今季初めての真冬日となりました。 長野地方気象台によりますと、この寒さは上空に強い寒気が流れ込んでいるためで真冬日並みの寒さは26日頃まで続くという事です。
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春の高校伊那駅伝 美篶 霞堤防の雪文字でPR
伊那市美篶青島の霞堤防に3月18日の春の高校伊那駅伝をPRする雪文字が24日に書かれました。 雪文字を書いているのは近くに住む矢島信之さんです。 春の高校伊那駅伝をもりあげようと、毎年行っていて今年で5年目になります。 現れた文字は「日本一のEKIDEN3・18」です。 24日朝8時から作業を始め5時間かけて完成させました。 一文字4メートル四方で、積もった雪をかきバーナーでとかして書きました。 矢島さんは25日以降、文字の上に炭をまくという事で4月頃まで見られるということです。
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森のこえ 24日から公開
伊那市の魅力を地域内外へ発信するプロモーション映像を手掛ける「イーナ・ムービーズ」の第3弾、「森のこえ」が24日、公開となりました。 「森のこえ」をテーマに「森のある暮らし」や「森の恵み」などを映像で表現したということです。 制作したのは、伊那市のプロモーション映像を手掛けるイーナ・ムービーズです。 監督は伊那市の芸術文化大使で映画やNHKドラマなどで人物デザインを手掛ける柘植伊佐夫さんです。 映像内で使われているオリジナル曲「森のこえ」は、柘植さんが作詞、作曲は芸術文化大使の天山さんで、歌は長谷小学校の児童が担当しています。 柘植さんは今回の作品について「伊那市が自然に恵まれた街であることや森と人との関係がとても大切というイメージをつづった」とコメントしています。 イーナ・ムービーズは伊那市のプロモーション事業の一環で平成27年度から制作がはじまり、これまで四季折々の魅力や信州そば発祥の地伊那をPRする映像を制作しています。 森のこえは、市のホームページや無料動画サイトYouTubeで見ることができます。
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大まっくんボール運び大会
フラッグフットボールのミニゲーム版、「大まっくんボール運び大会」が21日南箕輪村の南箕輪中学校体育館で行われました。 南箕輪村を中心に上伊那地域の小学生およそ100人が参加しました。 南箕輪村のイメージキャラクターまっくんが描かれたボールを持ち、自分のチームのボールを相手のチームのかごに入れます。 攻撃と守備に分かれ、守備は相手の腰についている旗を取ります。 制限時間は4分で、ボールの数が少なかったチームが勝ちとなります。 これは、NPO法人南箕輪わくわくクラブの新春イベントとして企画されました。 南箕輪村は今年度からフラッグフットボールを推進していて、わくわくクラブでも今後講座を開くということです。
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箕輪町 上河原井頭首工復旧工事など追加補正予算
箕輪町議会臨時会が23日に役場で開かれ、上河原井頭首工災害復旧事業など6,300万円を追加する一般会計補正予算案が全会一致で可決されました。 頭首工は、川に流れる水を農業用水として水路に引き込むためのものです。 上河原井頭首工は、箕輪町北小河内と辰野町の境にあり、去年10月の台風21号の豪雨により崩壊したため災害復旧作業を行います。 工事費は5,860万円で、10月に本体工事に取りかかり、来年3月の完成見込みです。 補正予算案では他に、役場庁舎の非常用発電機の取り替え工事に528万円となっています。 また、去年12月におよそ1,000万円のふるさと納税があったことから、積立金に計上します。
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上伊那広域消防の職員 意見発表会
上伊那広域消防の職員が、日頃の業務の中で感じた消防・防災に関する意見を発表する会が、18日に開かれました。 意見発表会には、本部と、伊那、箕輪など管内6つの消防署から7人が参加しました。 職員はそれぞれ、住宅用AEDの設置や訓練見学ツアーの提案、高齢者福祉施設からの適切な119番通報の必要性などをテーマに話しました。 このうち、箕輪消防署の丸山寛正さんは「身近な所にAEDを」と題して発表しました。 審査の結果、最優秀賞には、伊南南消防署 消防副士長の中平章博さんが選ばれました。 優秀賞には、本部通信指令課の青柳健さんと、辰野消防署の高橋弘樹さんが選ばれました。 最優秀賞に選ばれた中平さんは、2月8日に千曲市で開催される県大会に出場します。
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西箕輪保育園の園児が雪あそび
伊那市の西箕輪保育園の園児は23日、園庭に降り積もった雪で雪遊びを楽しみました。 この日は園児およそ130人が、雪だるまをつくったり、ソリ遊びをしたりして楽しみました。
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リニア開業効果 啓発活動に重点
リニア中央新幹線建設促進上伊那地区期成同盟会の正副会長会が23日に伊那市役所で開かれ、リニア開業による効果の啓発活動に力を入れていくことが確認されました。 会議には上伊那地域の市長や商工会議所会頭など10人が出席し、冒頭のみ公開されました。 事務局の上伊那広域連合によりますと、リニアの開業や関連道路の整備により、上伊那地域の85%の地域が東京90分圏域に、59%の地域が名古屋60分圏域になるなどとしたデータを使い、啓発活動に力を入れていくことが確認されたということです。 期成同盟会会長の白鳥孝伊那市長は「リニア開業による効果の広報がまだ足りない。しっかり知ってもらうことが重要だ」と話していました。
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箕輪西小と西山会が森林づくり賞 知事賞を受賞
学校林活動や森林環境教育推進に功績のあった団体に贈られる「長野県ふるさとの森林づくり賞」の森林環境教育推進の部で、箕輪西小みどりの少年団と上古田西山会の活動が知事賞に選ばれました。 22日は箕輪西小の児童や西山会のメンバーが箕輪町役場を訪れ、白鳥政徳町長から賞状を受け取りました。 箕輪西小みどりの少年団は昭和57年に発足し、これまで、学校林や上古田区有林の下草刈りや植林作業などを行ってきました。 西山会は、上古田区民でつくる森林整備団体が、子ども達の取り組みを支援しようと平成22年に発足させました。 役場を訪れた箕輪西小5年の丸山晃治くんは「二酸化炭素を吸収してくれる森林を大切にしたいと思った」と話し、4年の大和悠人(おおわはると)くんは「木の大切さがよくわかった」と話していました。 西山会の唐澤政成会長は「地元の山や森のありがたさを知って、整備することの大切さを学んでほしい」と話していました。 なお、今年度の森林づくり賞では、長年に渡り地域の森林づくりの担い手育成に取り組んだとして、KOA株式会社が全体の最高賞となる「ふるさとの森林づくり大賞」に、炭焼き技術の普及活動を長年行ったとして伊那市の伊東修さんが森林づくり推進の部の「知事賞」に選ばれています。
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伊那地域 今季初のまとまった雪
日本の南を通過した低気圧の影響で伊那地域では22日の昼過ぎから今季初めてのまとまった雪となりました。 23日朝、伊那市の伊那図書館では自動車を使って駐車場の雪かきをしていました。 また、南箕輪村の上伊那農業高校の生徒は、通学路や学校周辺の雪かきをしていました。 野球部の生徒たちは、伊那中央病院まで続く歩道の雪をかいていました。 雪かきをしていた上農の1年生は「疲れるけど地域のためになればと思ってやっています」と話していました。