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ベースボール型指導法を元プロ野球選手に学ぶ
平成23年度から小中学校の体育の授業で必修となった「ベースボール型」の指導法について学ぶ研修会が、4日、伊那市高遠町のほりでいドームで開かれました。 研修会には、中日ドラゴンズのピッチャーだった遠藤 政隆さんと、千葉ロッテマリーンズのピッチャーだった長崎 伸一さんら元プロ野球選手二人を含む、4人が講師として招かれました。 ベースボール型とは、野球やソフトボールのように攻守交替するスポーツのことです。 小中学校の体育の授業で必須化したベースボール型の指導方法を研修し、野球やソフトボールに関心を持ってもらおうと伊那市教育委員会が初めて開きました。 市内を中心に教員34人が参加し、ゲームを通して指導法を学びました。 野球の経験がない子どもにも楽しんでもらえるように考案されたのがこちらのゲームです。 攻撃側は、好きな場所にボールを投げ、守備側がボールを拾い、守っている全員が外野に集まり座った時点でランナーはアウトとなります。 進塁毎に1点ずつ入る仕組みで、ホームランだと4点になります。 攻撃側は、ボールを大きく投げたり、転がしたりして一つでも多い進塁を目指していました。 講師の一人は、「ゲームを通して子どもたちが自ら考える指導をしてあげてほしい」と話していました。
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演劇舞台技術「音響」学ぶ
伊那文化会館が主催する演劇舞台技術セミナーが今日開かれ、音響について参加者が学びました。 演劇舞台技術セミナーは、伊那文化会館が毎年1回開いていて、今回は、音響をテーマに開かれました。 上伊那の5つの高校の演劇部員や一般から45人が参加しました。 指導にあたったのは、文化会館職員の熊野 大輔さんです。 熊野さんは、伊那文化会館に務める前は、演劇専門の音響を仕事にしていたほか、大学の演劇専攻コースで講師を務めていた経験もあります。 今回は風の音の演出がテーマで、熊野さんは、口笛や手拭いを使ってその場で音を作って見せていました。 高校生は、自分たちの演目の音響をどうしたらよいのか熊野さんに質問していました。 伊那文化会館では、「演出方法などについて高校生から気軽に問い合わせが来るようになった。地域の演劇文化の振興に貢献していきたい」と話していました。
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箕輪町一般会計補正予算 786万円予備費あてる
箕輪町議会臨時会が今日役場で開かれ、木下保育園基本計画策定・測量業務委託料などに、予備費786万8千円をあてる一般会計補正予算案が提出され、全会一致で可決されました。 補正予算案では、木下北保育園と木下南保育園を統合して新しく建設する木下保育園の基本計画策定・測量業務委託料に659万円。 空き家解体の補助に100万円。 県の天然記念物に指定されている宮脇のハリギリの伐採費用などに27万8千円となっています。 町では、今回の補正予算の財源は、予備費を充て対応することにしています。 補正予算案は、全会一致で可決されました。
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箕輪町男女共同参画推進会議 発足
箕輪町は、策定から5年が経過する「男女共同参画計画」の見直しに向けて広く意見を聞こうと、初めての「男女共同参画推進会議」を3日、町文化センターで開きました。 会議には、町内在住者や町内の企業で働く20代から80代の男女16人が出席しました。 町では、平成25年に「箕輪町男女共同参画計画」を策定し、今年度中に第二次計画を策定する予定です。 国が去年策定した「女性活躍推進法」も計画の中に取り入れたい考えで、子育て中の母親も参加しています。 白鳥政徳町長は、「『若者や女性の雇用を』という声や『商店街をどうにかしたい』といった声も聞こえてこない。日常をより知っている女性の意見を反映させていきたい。」と話していました。 会議は今後月に1回程度開かれ、12月をめどに第二次計画の原案を作成する予定です。
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蛍のエサ「カワニナ」放流
蛍を増やすため、エサとなる貝の一種カワニナの稚貝の放流が3日、伊那市東春近で行われました。 放流したカワニナの稚貝は、伊那カワニナ養殖ボランティア「ほたるの貝」代表の野口輝雄さんが養殖したものです。 野口さんは、教員だった10年程前からカワニナの養殖に取り組んでいます。 2ミリから5ミリに成長したカワニナの稚貝を、東春近の2か所の川に1,500匹ずつ放流しました。 このうち旧大沢川では、近所の子どもたちも集まり、川に放していました。 去年もこの場所にカワニナを放流したところ、今年は蛍が多く見られたということです。 野口さんは「この時期はちょうど蛍の幼虫が孵るので、カワニナを食べてしっかり育つと思う。来年も蛍の発生に期待したい。」と話していました。
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田楽座こども寺子屋発表会
伊那市富県の歌舞劇団田楽座が子どもたちを対象に行っている民俗芸能のワークショップ「子ども寺子屋」の発表会が、今日、開かれました。 子ども寺子屋は、1日から3日間の日程で行われ、最終日の3日、子どもたちが成果を披露しました。 盆踊りでは伊那地域に伝わる伊那の盆唄や、下伊那地域のせっせ踊りなど3曲を踊りました。 民俗芸能ワークショップには伊那市を中心とする南信地域の小学1年生から5年生までの21人が参加しました。 3日間で太鼓や盆踊り、南京玉すだれを学んだほか、玉ねぎの汁を使って鉢巻を染めました。 発表では子どもたちが自分たちで染めた鉢巻を締めていました。 玉すだれでは、2人一組となって技を披露していました。 田楽座では、子どもたちに民俗芸能を知り楽しんでもらいたいと話していました。
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瑞雲墨志会 第14回展示会
上伊那の水墨画愛好家でつくる瑞雲墨志会(ずいうんぼくしかい)の第14回展示会が、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。 会場には、上伊那8つの教室の40人から寄せられた90点の作品が並べられています。 会員の大半が所属している長野県水墨画協会が主催する県展を目標に研鑽しているということです。 入会してから1年ほどの初心者から20年のベテランまで様々で、風景や人物画などが並んでいました。 瑞雲墨志会の展示会は、9日水曜日まで伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
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高校生が伊那まつりでフェイスペイント提供
5日の伊那まつり市民おどりで、美術大学への進学を目指す上伊那の高校生が、顔にアートを施すフェイスペイントのサービスを提供します。 3日は、伊那西高校3年の赤羽 日向(ひなた)さんと、伊那弥生ケ丘高校2年の三村 颯(そう)さんが、顔にアートを描くフェイスペイントを行っていました。 フェイスペイントのサービスを提供するのは、駒ケ根市中央にあるデザインアートスクール・アトリエキースに通う高校生です。 アトリエキースには、美術大学への進学を目指す高校生が通っていて、実技を中心に学んでいます。 実体験を通して技術を上げようと、駒ケ根市の夏祭りKOMA夏に毎年出店しています。 15年ほど続いて出店し恒例の人気店となっていて、今年7月22日に行われたKOMA夏には18人の生徒が参加し、500人の顔にペイントしました。 伊那まつりでもぜひ出店してほしいとの声を受けて、今年初めて、伊那まつりでサービスを提供することになりました。 5日(土)の市民おどりの日に、通り町の学習塾IBCアカデミーで午後2時~9時頃までサービスを提供します。 料金は、ノーマルが500円、スパンコール・ラメ付きが700円です。 デザインは20種類で、サービスの対象は中学生以下だということです。
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無量寺でこぼうず修行
夏休みに合わせ、寺で修行体験をする子どもたちの1日こぼうず修行が2日、箕輪町の無量寺で行われました。 修行を通して正しい生活習慣や家族を大切にする心を育んでもらおうと、毎年開かれているもので、今年は小学1年生から6年生までの32人が集まりました。 初めに、入門式が行われ中川弘道住職は「素直な心を持って一日頑張って下さい」と呼びかけました。 この後子供たちは、本堂で中川住職に続いてお経をとなえました。 中には、足のしびれを切らす子どもの姿もありました。 続いて、本堂や境内の大掃除に取り掛かった子どもたちは、心を込めて丁寧に拭き清めていました。 掃除が終わると、お経を書き写す写経と仏の姿を筆でなぞる写仏など、お寺ならではの体験をしました。 1.2年生は、仏が描かれた紙に色を自由に塗り、3.4年生は写仏をしました。 5.6年生は仏の教えを262文字にまとめた般若心経を書き写していました。 子ども達は、心を落ち着かせ取り組んでいました。 こぼうず修行は、毎年定員を上回る人数が集まり2日間の日程で行われていて、3日も30人ほどの子ども達が無量寺を訪れることになっています。
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伊那市上下水道事業経営見通し示す
伊那市上下水道事業運営審議会が27日、伊那市の伊那市役所で開かれ収益の減少が見込まれるなか次の料金見直しでは値上が必要だとする経営見通しが示されました。 伊那市のまとめによりますと平成28年度の水道事業は収入が17億1千万円、支出が15億4千万円で1億6千万円の黒字でした。 また下水道事業は収入が30億3千万円、支出が28億6千万円で1億7千万円の黒字でした。 上下水道事業について伊那市では人口減少により増収が見込めないことなどから次の料金見直しでは値上げ必要となる見込みだとしています。 また経営基盤の強化を行い、安心、安全で災害に強い水道事業に継続を図りたいとしています。
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6月月間有効求人倍率1.63倍
上伊那の今年6月の月間有効求人倍率は1.63倍でハローワーク伊那では雇用状勢は堅調に推移しているとして前の月の判断を据え置きました。 月間有効求人数は4,657人、月間有効求職者数は2,858人で6月の月間有効求人倍率は1.63倍となり前の月を0.01ポイント上回りました。 月間有効求人倍率の県平均は1.57倍、全国は1.51倍となっています。
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箕輪町出身 フェンシングの西藤俊哉選手 銀メダル祝う懸垂幕
箕輪町沢出身で現在法政大学2年の西藤俊哉選手がフェンシングの世界選手権で銀メダルを獲得した事を祝う懸垂幕が、町役場に掲げられました。 西藤選手は7月23日にドイツで開かれたフェンシング世界選手権の男子フルーレ個人で銀メダルを獲得しました。現在の世界ランキングは日本人最高の11位となっています。 選考の時点で世界ランク16位以内の選手は2020年の東京オリンピック日本代表選手に決定するということです。選考の時期は3年後の2月から5月ではないかとされていて西藤選手のオリンピック出場への期待がかかります。
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市駅前の空き店舗を飲食店街に
山岳関係者や飲食店主などでつくるアスタルプロジェクトは、JR伊那市駅近くで長く空き店舗となっている8店舗を飲食店街として再生する計画です。 2日は、伊那市のタウンステーションいなまちで記者会見が開かれ、代表の八木択真さんが概要を説明しました。 再生するのは、JR伊那市駅近くにある中央商店街と呼ばれる場所です。 アスタルプロジェクトによりますと、ここは昭和30年頃できた場所で居酒屋やスナックなどが集まっていたということです。 しかし、それぞれの店で後継者がいないなどの理由で、10年ほど前から空き店舗になっていました。 現在空いている8店舗の所有者からアスタルプロジェクトが建物を譲り受けました。 今後は、外観などをリフォームし、伊那市の魅力を詰め込んだ飲食店街へ再生する計画です。 これから、出店者を公募し、来年の春か夏頃に一斉にオープンしたい考えで、家賃は4万円から8万円を見込んでいます。 アスタルプロジェクトは、この再生計画を成功させアルプスに囲まれた、この地域にしかない財産を活かし中心市街地と山岳観光の活性化につなげたいとしています。
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セミの抜け殻を集めて地球温暖化を考える講座
生息しているセミの種類から地球温暖化による環境の変化を調べる講座が、伊那市内で2日に開かれ親子がセミの抜け殻を集めて観察しました。 2組9人の親子が参加し、鳩吹公園でセミの抜け殻を集めました。 講座は、自然環境や健康に関する調査研究を行っている長野県環境保全研究所が県内6会場で毎年開いているものです。 子ども達は抜け殻を見つけると、触覚などを壊さないように丁寧に採取していました。 抜け殻の他に産卵途中のヒグラシも観察できました。枝についている白い点が卵です。ヒグラシは県内の広い範囲に生息し比較的涼しい気候を好む種類だという事です。 この日の調査で167個を採取しヒグラシが一番多く97個みつかりました。この事から標高950メートルの鳩吹公園は比較的涼しい環境であるとの結果を導きました。
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伊那市の市有施設5施設 スポンサー募集
伊那市は、市内5つの市有施設のネーミングライツスポンサーを、1日から募集します。 募集するのは、市営野球場・伊那スタジアム、陸上競技場、伊那市民体育館、センターテニスコート、富士塚スポーツ公園の5施設です。 ネーミングライツは、市が所有する施設に愛称をつけることができる権利です。 希望額は、市営野球場・伊那スタジアムと陸上競技場が年額100万円、伊那市民体育館、センターテニスコート、富士塚スポーツ公園が年額50万円となっています。 応募期間は、あすから8月31日木曜日までの1か月間です。 愛称の使用開始は、10月からを予定しています。 なお、市内では、荒井の「ニシザワいなっせホール」と東春近の「東原キッツグラウンド」の2か所でスポンサー契約を結んでいます。
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原爆に耐えた「アオギリ」の子を前に被爆者に黙祷捧げる
伊那市山寺の高尾神社に植えられた、広島の原爆投下に耐えたアオギリの木の苗木の前で1日、伊那中央ロータリークラブのメンバーが黙祷を捧げました。 この日は、クラブのメンバーおよそ20人が高尾神社に集まり、平和への願いを込めて黙祷を捧げました。 アオギリの木は、昭和20年の広島への原爆投下の時に、爆心地から1.3キロ離れた場所に生えていました。 樹皮の半分が焼けてえぐられたものの、現在も枯れることなく成長し続けています 平成25年に広島県でロータリークラブの全国大会が開かれた際に、各地域に苗が分けられました。 唐澤敏治(としじ)会長は「8月は原爆投下があった月だということを改めて思いおこし、戦争のない平和な社会になるよう願いましょう」とメンバーに呼びかけていました。
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夏休み期間中 大芝の湯にミニ水族館登場!
南箕輪村の大芝の湯に、金魚や熱帯魚が見られるミニ水族館が登場しました。 大芝の湯のロビーに登場した、ミニ水族館です。 金魚や熱帯魚などおよそ20種類250匹を見ることができます。 大芝の湯では、夏休みに合わせて子ども達に楽しんでもらおうと今回初めて企画しました。 ミニ水族館は、25日(金)までです。 大芝の湯では他に、1回300円で体験できるドクターフィッシュや、塗り絵コンテスト、小学生限定のスタンプカードサービスなども行われています。
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国宝「薬師寺」東塔の校名入り瓦が里帰り
昭和25年頃、奈良県の国宝「薬師寺」の改修工事のために、当時長野県内の小・中・高校、301校が募金をしました。 その際に作られ、薬師寺東塔に使われていた校名入りの瓦が、このほど伊那市内の小中学校に里帰りしました。 伊那市東春近の春富中学校には3枚の瓦が里帰りしました。 春富中統合前の富県中学校、西春近中学校、東春近中学校と書かれた横には「昭和26年修補」の文字が刻まれています。 昭和25年、奈良県の国宝保存連盟は薬師寺や東大寺など15の古社寺を保存修復するために「国宝保存学徒募金」を呼びかけました。 当時、修学旅行生の見学態度や事前学習の深さに高い評価があった長野県の教育会には全国に先駆けて募金の依頼がありました。 その呼びかけに応え、県内301校からおよそ70万円、現在の金額に換算しておよそ2千万円の募金が届けられたということです。 上伊那教育会の矢澤淳会長は「当時、上伊那地域の多くの学校から寄進があった。当時の子ども達がどんな想いで家族に相談して寄進したのか。また東塔自体のことを知る上でも非常に貴重な資料だと思います」と話していました。 平成21年に薬師寺東塔の改修工事が10年計画で始まった際に、長野県の学校名が書かれた瓦、345枚が発見されました。 通常、国宝を解体する際にはすべてのものが粉砕処分されますが、信濃教育会が里帰りの働きかけを行い、この度各学校に届けられました。 伊那市には、合わせて8枚の瓦が里帰りしました。 今年春に修学旅行を済ませた中学生は瓦を目にして「想像以上に綺麗な状態で驚いた。遠い存在のように感じていた薬師寺をとても近くに感じることができるようになって、なんだか嬉しい感じです」と話していました。 春富中では、8月の始業式でこの瓦について、生徒に説明する予定です。 なお、今回里帰りした瓦の他にも、伊那市内の学校名が書かれた瓦6枚が見つかっていて、状態が良いことから、修復工事後、薬師寺東塔の瓦として再利用されるということです。
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高遠町長藤国道152号 土砂流出で交通規制
7月31日午後10時25分頃、伊那市高遠町長藤の国道152号で、雨により土砂が流出し、片側交互通行規制となりました。 交通規制は、8月1日午後4時40分に解除されました。 土砂は、伊那市高遠町長藤の国道152号東側の沢から流出し、長藤郵便局南側およそ100メートル区間が片側交互通行規制となりました。 高遠町には、31日午後9時15分に土砂災害警戒情報が出されていました。 伊那警察署によりますと、土砂流出による人的・物的被害はなかったということです。 伊那建設事務所が復旧作業にあたり、1日午後4時40分に作業は完了したということです。
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バスで観光地を結ぶ 伊那谷風土記街道周遊バス運行開始
市町村を越えて、上伊那地域の観光地をバスで結ぶ「伊那谷風土記街道(ふどきかいどう)周遊バス」の運行が、1日から1か月間の日程で始まりました。 この日は、周遊バスの発着所となるJR伊那市駅で出発式が行われ、関係者がテープカットで運行開始を祝いました。 運行を記念して、最初の乗客には観光施設からプレゼントが贈られました。 松本市から訪れた親子は「地域の観光地を巡ることができるバスが走ると聞き乗ってみたいと思った。天気も持ちそうなので楽しみです」と話していました。 伊那谷風土記街道周遊バスは、日帰り客が多い上伊那地域の観光施設を結ぶことで、少しでも長く滞在してもらおうと上伊那地域振興局が初めて企画したものです。 広域農道を軸に、南箕輪村の大芝高原、伊那市のみはらしファームとかんてんぱぱガーデン、駒ヶ根市の駒ヶ根高原の4つの観光拠点をまわります。 振興局では、地元の人たちにも乗ってもらい、地域の魅力を再発見する機会にしてもらいたいと話します。 堀田文雄局長は「観光地を結ぶことで少しでも長く滞在してもらうことができる環境が整えばうれしい。地元の人たち、特に小学生に活用してもらい、改めて地域の魅力を発見してもらいたい」と話していました。 「伊那谷風土記街道周遊バス」は、27日(日)まで毎日、午前は9時30分に伊那市駅発、午後は0時40分に伊那市駅発の2便が運行します。 料金は、1回の利用につき大人200円、小中学生100円、未就学児は無料となっています。
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夏休みの児童対象に各地で勉強や工作のイベント
夏休み中の子どもを対象にしたイベントが各地で行われています。 箕輪町の木下公民館では、夏休みの宿題などを行う木下区寺子屋教室が開かれています。 木下区青少年健全育成会が、夏休み中の子ども達の居場所づくりにしようと4年前から開いています。 教室は24日を含め4日間で、小学1年生から6年生まで延べ100人が参加します。 元教員らが指導にあたり、分からないところを教えていました。 教室はあすも開かれ、課題学習の他、工作や歌をうたう計画です。
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長谷地域 自動運転サービスの実証実験地域に選ばれる
国土交通省が公募していた中山間地域での自動運転サービスの実証実験実施地域に、伊那市が選定されました。 伊那市での実証実験の内容は、長谷地域での自動運転技術を活用したものです。 全国8か所のうちの1つに選ばれたことが、31日に分かりました。 白鳥孝伊那市長は、「自動運転サービスやドローンの活用は、中山間地域の維持のために必要不可欠なものと考えている。実験が伊那市で行われることを大変うれしく感じる」とコメントを出しています。
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伊那地域33.9度 台風の動向に注意
31日の伊那地域の最高気温は、午後2時過ぎに33.9度を記録し暑い1日となりました。 伊那市高遠町の高遠スポーツ公園プールでは、近くの高遠保育園の年中、年長園児およそ50人が、スライダーを楽しんでいました。 長野地方気象台によりますと、向う一週間は湿った空気の影響で曇りや雨の降る日が多くなるということです。 また、小笠原諸島付近では、非常に強い勢力の台風5号がゆっくりと北上しています。 気象台では、週末にかけて影響がでてくると予想していて、今後の動向に注意するよう呼びかけています。
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ますみヶ丘で蜂追い大会
伊那市地蜂愛好会恒例の蜂追い大会が、ますみヶ丘平地林で開かれました。 30日は伊那市地蜂愛好会のメンバーなど15人が参加し地蜂の巣をとるための蜂追いをしました。 クロスズメバチを餌のイカでおびき寄せ目印をつけて放ちその後を追いかけます。 それを繰り返して地面の中に作られた巣の場所を探し出します。 伊那市地蜂愛好会は伊那谷伝統の蜂追いの技術を高め継承していこうと年に1回蜂追い大会を開いていて今年は一般からの参加者もありました。 開始からおよそ30分、一つ目の巣を見つけました。 巣を確認した後は、掘り出し作業が行われます。 煙幕で蜂を気絶させてから慎重に土をかきわけていくと巣が姿を現しました。 およそ400グラムの巣を採ることができました。 30日は全部で6個の巣をみつけたということです。 巣は自宅に持ち帰り秋のコンテストに向けて育てるということです。
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ひまわり迷路 園児大喜び
伊那市西箕輪南部保育園近くの畑におよそ1万本のひまわりで作った迷路が完成し、園児が畑の中を駆け回っていました。 31日は、南部保育園の園児47人が畑を訪れました。 この迷路は、若手農家でつくるJA上伊那青壮年部西箕輪支部のメンバーが、子ども達に楽しんでもらおうと遊休農地を活用し、去年から行っています。 今年は、子ども達にひまわりも楽しんでもらおうと去年より50センチ程背丈が低い品種にしたということです。 子ども達は、夏の日差しの中元気に畑を走り回っていました。 去年は、多くの写真家や家族連れなどが訪れたということで、西箕輪支部では、「誰でも自由に来て遊んでもらいたい」と話しています。
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平岩さん宅のヤマユリが見ごろ
伊那市高遠町上山田引持の平岩兼雄さん宅のヤマユリが見ごろとなっています。 上山田引持の平岩さん宅の敷地にはヤマユリが群生しています。 数株だったヤマユリが自然に増えていき現在のようになったということです。 花は8月の上旬頃まで楽しめるということです。
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桂小場登山口付近で40代女性が大けが
29日午後2時30分頃、中央アルプス木曽駒ヶ岳の桂小場登山口付近で、40代女性が転倒し左足首の骨を折る大けがを負いました。 伊那警察署の発表によりますと、けがを負ったのは、東京都町田市の会社員、杉本智子さん43歳です。 杉本さんは4人で山に入り、木曽駒ヶ岳山頂の山荘から下山していた途中で転倒し、左足首の骨を折る大けがを負いました。 同行していた人から救助の要請があり消防が出動し、病院に搬送されたということです。
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みのわ祭り 商店街に熱気
2017みのわ祭りが29日行われました。 14年ぶりに箕輪町松島の商店街で行われ、会場は熱気につつまれました。 会場では町民おどりが行われ、15団体、およそ800人が参加しました。 みのわ祭りは去年まで松島の日の出工専地区で行われていましたが、14年ぶりに商店街での開催となりました。 今回は初めて踊りコンテストが行われました。 審査の結果、最優秀賞には箕輪中部小学校4学年、優秀賞には、箕輪東小かがやき学年、箕輪北小おひさま学年有志が選ばれました。 花火大会では、みのわ天竜公園で手筒花火が披露されました。 今年は、去年より250発多い1,011発が打ち上げられました。
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富県南福地御柱祭 斧入れ式
7年に1度、諏訪大社御柱祭の翌年に行われる伊那市富県南福地の御柱祭で、4本の柱を伐採する斧入れ式が30日に行われました。 この日は、一の柱となる木がある菖蒲山に祭壇が設けられ、祭典委員会のメンバーらが祭りの安全を祈願しました。 南福地の諏訪神社は、諏訪大社に敬意を払うためなどの理由で、諏訪大社の御柱祭の1年後に行われています。 一の柱となるヒノキの木は、太さが1メートル35センチです。 伐採する長さは、7年ごとに3センチ伸ばし今年は6メートル18センチです。 木を倒す前には、木遣りが奉納されました。 チェーンソーで少しずつ根本を切っていきました。 この日は、伊那市が制作するプロモーション映像「イーナ・ムービーズ」の撮影も行われました。 富県南福地の御柱祭は、9月に山出しと建御柱が行われる予定です。
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29日 商店街でみのわ祭り開催
第29回みのわ祭りが29日午後1時から松島の商店街で行われます。 みのわ祭りは14年ぶりに商店街に会場を移し行われます。 箕輪町役場では祭りの雰囲気を盛り上げようとホールに神輿が展示されていました。 伊那ケーブルテレビでは29日午後3時45分から121chで祭りの様子を生中継します。