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元気ダンス体験講座
音楽に合わせて体を動かす介護予防運動「元気ダンス」の体験講座が、26日箕輪町の南小河内公民館で開かれました。 講座は南小河内地区社協が開いたもので、地区住民12人が参加しました。 元気ダンスは、日本介護予防ダンス協会が3年ほど前に考案したもので、音楽に合わせて足踏みをしたり手を振って体を動かします。 運動機能の維持や筋力強化に効果があるということです。 南小河内地区社協の鈴木誠会長がアドバイザーの資格を持っていることから、地域の人たちにダンスを知ってもらおうと体験講座を開きました。 鈴木さんは、「最初はできなくてもかまいません。どういう動きをしているか考えることで脳トレになり、認知症予防にもつながります」と話していました。 南小河内地区社協では体験講座のほかにも、毎週土曜日の午前9時30分から、南小河内公民館で元気ダンスの講座を開いています。
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買い物支援地域づくり考える
高齢者を中心とする買い物弱者の支援について考えるネットワークの今年度の会合が昨夜、伊那市役所で開かれました。 29日夜は、市内全域から、区長や民生委員、地域社協の関係者など90人ほどが参加しました。 会合では3つの分科会に分かれて話し合いが行われました。 買い物ニーズについて検討した分科会では、自分で品物を見て買い物を楽しみたいお年寄りが多いとの声が上がっていました。 また、民間事業者が参加してノウハウを学ぶ分科会では、早期退職し来月から長谷地域を中心に移動スーパーを始める中山(なかやま)勝司(かつし)さんが話題を提供しました。 事業を始めるにあたり、長谷地域の600戸を回り、うち100戸が登録を希望したということです。 中山さんは、「長谷地域は家と家が離れていて移動距離が長い。できれば高遠町の困っている地域も回りたかったが需要が多くて対応しきれない」と話していました。 コーディネーターを務めた流通経済研究所の折笠 俊輔さんは「高遠長谷は移動販売を求め、竜西地区は、買い物には行けるが荷物が重くて自宅まで運べないという声がある。地域ごとニーズが異なるので、様々な支援を展開できるとよい。」と話していました。 買い物支援地域づくりネットワークは、伊那市社会福祉協議会が呼びかけ、関係者が連携し、具体的な方法論を考えニーズを整理しようと、平成27年度に発足しました。 当初は、課題を抱える地域の関係者が集まり開かれていましたが、今回は、市内全域から参加者を募りました。
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伊那市小学生総合的な学習発表交流会
伊那市内15の全ての小学校が参加する「伊那市総合的な学習発表交流会」が30日、高遠町の高遠スポーツ公園文化体育館で開かれました。 豊かなコミュニケーション能力を身につけ、新たな学びの意欲と仲間としての一体感を高めようと、伊那市教育委員会が開いたもので、今年で5回目です。 地域の人たちとの関わりを通して「富県の宝」を学んできた富県小学校の6年生は、地元に拠点を置く歌舞劇団田楽座から教わった「ぶちあわせ太鼓」を披露しました。 西春近南小学校の6年生は、「昔は伊那市も海だった」という新聞記事を見たことがきっかけで、もっと伊那市のことを知ろうと化石を採取したり地質を調べました。 児童らは「調べるうちに伊那のことに詳しい人がたくさんいることも分かった。何億年も続く地球の歴史に思いを馳せることができた。」とまとめていました。 この発表会の模様は、来年1月3日からご覧のチャンネルで放送する予定です。
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上伊那の高校の生徒が制作した作品並ぶ美術展
上伊那の高校8校の生徒が制作した絵画などが並ぶ「第56回上伊那高等学校美術展」が30日から、伊那市の伊那文化会館で始まりました。 会場には、駒ヶ根工業高校を除く上伊那8校の生徒が制作した作品120点が並んでいます。 美術部やクラブ、美術コースで学んできた生徒たちの1年間の成果を披露する場として開かれ、今年で56回目です。 ジャンルは、油絵、水彩、アクリル、色鉛筆、彫刻など様々です。 第56回上伊那高等学校美術展は、12月3日(日)まで伊那文化会館で開かれています。
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白ねぎの出荷本格化
上伊那の野菜の主力品目のひとつ白ねぎの出荷作業が本格化しています。 箕輪町松島にある白ねぎ畑です。 29日は、農事組合法人みのわ営農の組合員が収穫作業に追われていました。 みのわ営農では、水稲をはじめスイートコーンやアスパラガスなどを栽培しJAを通して出荷しています。 ねぎは、5年前から生産していて、遊休農地の解消や収益アップにつなげようと今年は栽培面積を去年の倍となる3.4ヘクタールに増やしました。 今年は、10月の長雨で出荷が遅れているということですが、出来は例年並みで味も良いということです。 収穫したねぎは、中原の出荷場に持ち込まれ、皮をむいたりサイズ別に箱詰めする作業が行われていました。 今年は、1箱3キロ入りを1万5000ケース出荷する予定で、作業は来月いっぱい行われることになっています。 JA上伊那によりますと、県内の白ネギの生産量は1位が松本で2位が上伊那だということです。 今年は、年間で1,360トンを生産し、販売額は4億1千万円を見込んでいます。
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東ティモールを知る機会に
東京オリンピックで東南アジアの国東ティモール民主共和国のホストタウンを務める伊那市は東ティモールを知ってもらおうと市役所1階市民ホールで展示を行っています。 展示は、2020年の東京オリンピック・パラリンピックで伊那市が東ティモールのホストタウンに登録されたことから市民に身近に感じてもらおうと開かれているものです。 展示されている写真や工芸品などは伊那市高遠町出身の北原巌男さんの私物です。 北原さんは元東ティモール特命全権大使で、現在は一般社団法人日本東ティモール協会会長を務めています。 子ども達の笑顔や生活を映した写真や、水牛の皮でつくった打楽器「ババドーク」などおよそ200点が展示されています。 伊那市と東ティモールは、北原さんが縁で2009年から民間レベルの交流が始まっています。 来月6日から8日には東ティモールの高校生10人が伊那市を訪れ企業の見学や、市民との交流、そばうち体験などが計画されています。 ホストタウン登録されたことを受け、北原さんは「お互いに交流をして絆を深めてもらいたい」と話していました。 2016年のリオオリンピックでは東ティモールから、陸上とマウンテンバイクの競技に3人が出場しました。 北原さんによりますと東京オリンピックには、陸上や水泳、柔道などで出場を目指しているということです。 東ティモールを紹介する展示は、来月8日まで伊那市役所1階市民ホールで開かれています。
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長谷小学校6年生 ふるさと祭りの収益で掛け時計を寄贈
伊那市長谷の長谷小学校6年生は南アルプスふるさと祭りで行った手作り品の販売での収益金で掛け時計を購入し、地元のデイサービスセンターに寄贈しました。 29日、長谷小学校6年生の児童13人がデイサービスセンターやすらぎを訪れ利用者に掛け時計を手渡しました。 6年生は10月に行われた南アルプスふるさと祭りで鹿の角を使ったアクセサリーや繭で作った指人形などを150円から800円ほどで販売しました。 児童らは普段からお世話になっている人達に恩返しをしたいと収益金を使って地元の福祉施設3か所に、絵の具セットや折り紙などを贈る事にしたという事です。 担任の三澤陽子教諭は「自分たちが周りの人たちの力になれる事を知り地域を愛する心を持ち続けてほしい」と話していました。 残りの収益金は卒業記念品の購入費に充てるという事です。
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上伊那広域消防本部 大規模な交通事故を想定し訓練
上伊那広域消防本部は、多数のけが人が発生する大規模な交通事故を想定した訓練を、駒ヶ根市で29日に行いました。 訓練は、一般道路で観光バスが横転し多数の負傷者が出たとの想定で行われました。 負傷者は一か所に集められ、救急隊がけがの重症度を判定するトリアージを行いました。 事故発生から約15分後、松本市からドクターヘリで医師と看護師が駆けつけました。 訓練は上伊那広域消防本部の6つの消防署が合同で毎年実施していて、シナリオや想定を事前に知らせない「ブラインド訓練」と呼ばれる形式で行われています。 この日は消防や警察、医療機関から80人が参加しました。 広域消防本部では、関係機関と連携し組織的に効率よく負傷者を搬送する手順を確認し、万が一に備えたいと話していました。
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女性活躍井戸端会議 男女共同参画のプロジェクト発表
箕輪町男女共同参画計画の見直しのため、話し合いを進めてきた女性活躍井戸端会議は28日、男女の繋がりの場を設ける等とするプロジェクトを発表しました。 この日は、女性活躍井戸端会議の4つのグループがプロジェクトを発表しました。 このうち、地域活動・協働をテーマに話し合いを進めてきたグループは、男女の繋がりが持てる場の必要性について発表しました。 発表では他に、男性が参加できるイベントの実施などが挙げられました。 女性活躍井戸端会議は、箕輪町男女共同参画計画の見直しや変更計画の原案を作成する目的で今年8月に発足したもので、町内在住者や町内企業に勤める女性、担当職員で組織しています。 今後は、12月中に原案を作成し、来年4月からの計画実施を目指します。
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箕輪北小学校2年3組 水生生物を展示「生きものかん」
箕輪町の箕輪北小学校の2年3組の児童は、生活科の授業で観察を続けてきた魚や水生生物を教室に展示する「生きものかん」を、28日に行いました。 教室には、18種類およそ60匹の生き物が入った水槽が並びます。 28日と29日は「生きものかん」として、町内の保育園児や地域の人、他の学年の児童を招待し、お披露目しました。 メダカやザリガニなどが入った水槽が並んでいて、子ども達が作った解説が掲示されている他、これまで学習してきた内容を訪れた人たちに紹介していました。 箕輪北小2年3組の児童26人は、1年生の時から学校近くの水辺で捕まえた水生生物などの観察をしてきました。 エサやりや水槽の水替えなどを分担して行い、生物たちの様子を記録してきたということです。 担任の日岐敏明教諭は「自分たちで考えて水槽の環境や生き物の特徴を知ることができた。企画力が身につく機会になった。」と話していました。
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子育てママが起業について学ぶ
子育て中の母親を対象にした起業応援セミナーが27日、伊那市の信州INAセミナーハウスで開かれました。 上伊那地域の母親26人が参加し、子育てや家事をしながら起業することについて学びました。 長野県庁や南箕輪村役場などで、女性就業支援事業を行っている松本市のイーキュア㈱、福盛二郎さんが講師を務めました。 福盛さんは「まずは自分の考え方がほかの人と比べてどう違うのかを知ることが大事です。」と話していました。 また、子育て中の女性の就業にはビジネス経験の不足や家事との両立が課題だとした上で「自己理解を深めることで、自分に足りないものは助けてもらい、得意なものはさらに伸ばすことにつながる。お互い様の関係づくりが目標の実現には重要です」と呼びかけていました。 参加したある女性は「子育てをすること、子どもとの時間をつくることを前提に考えると、家でも出来る起業は時代に合っているし、こういう機会があるのもうれしい」と話していました。 セミナーは、子育てをしていても、自分のキャリアを活かして活躍できる女性を支援しようと伊那商工会議所が開いたもので、今年2回目になります。
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箕輪中部小の児童が手話を学ぶ
障がいへの理解を深めようと箕輪町の箕輪中部小学校の5年生は、27日、手話を学びました。 27日は、上伊那聴覚障害者協会会長で箕輪町沢の江口功さんが講師をつとめました。 江口さんは、日常での簡単なあいさつの仕方について紹介しました。 他に、イラストで描かれた動物や果物を手話で表すクイズも出され、児童たちはイメージしながらジェスチャーで表現していました。 箕輪中部小学校では、11月の人権教育月間に合わせ、障がい者の不自由さを体験し考えようと3年生から6年生までの児童が体験学習を行っています。 このうち5年生は毎年、手話を学習しています。 箕輪中部小学校では「体験を通して人を思いやる気持ちをもって行動できる人になってもらいたい」と話していました。
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美味しいそば粉求め ガレット用そばの収穫
伊那谷の新たな名物としてガレットの普及を目指す「信州伊那谷ガレット協議会」は、ガレット用のそば栽培プロジェクトで育てているそばの収穫を28日に行いました。 協議会では、伊那市手良中坪にある遊休荒廃地、およそ13アールを活用してそばを栽培しています。 この日は、協議会のメンバー7人が刈り取りから脱穀まで、収穫の一連の作業を行いました。 信州伊那谷ガレット協議会は、ガレットの普及や上伊那産のそば粉の流通確保などを目的に、上伊那地域の飲食店26店舗と行政機関などが連携して活動しています。 プロジェクトは、自分達で栽培から製粉、ガレットづくりまでの一連の流れを体験し、理解をより深めようと行っているもので、今年8月に種まきが行われました。 畑を半分に分けて、肥料を使ったものと、使っていないものを栽培し、味を比較するということです。 刈り取りが一段落すると実とごみを分別する機械に入れて、そばの実だけを取り出していました。 渡邉竜朗代表は「飲食店の関係者がつくっているので、勝手が分からず難しいところもある。そば切りだけではなく、洋食店でも提供できるガレットの普及はそばの販路拡大にもつながる」と話していました。 年内には製粉作業を行い、辰野町から中川村までの加盟店でガレット作り体験教室を開く予定です。
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神戸製鋼所問題 新ごみ中間処理施設は安全性に問題なし
神戸製鋼所がアルミや鋼製部材の一部について品質データを改ざんしていた問題を受け、現在新ごみ中間処理施設を建設している上伊那広域連合は、「建屋の鉄骨やボルトなどに神戸製鋼所の製品は使用していない」との調査結果を報告しました。 これは27日に開かれた上伊那広域連合議会全員協議会で報告されたものです。 10月8日、施設の契約先代表企業の神鋼環境ソリューションの親会社である神戸製鋼所が、アルミなどの部材の一部について品質データを改ざんしていたことが分かりました。 これを受け、神戸製鋼所製品の使用状況を確認したところ、●建屋の鉄骨などには使用していない●繋ぎ目部分や溶接に使用しているものは不正対象外であることが分かりました。 ただ冷却設備などの一部で不正の対象となった材質の部材が使用されていたことから広域連合では、「調査中のものについては汎用品であり安全性に大きな問題はないと認識している」と話していました。
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伊那市ふるさと納税 RIZAP関連24件689万円
伊那市がふるさと納税の返礼品として11月8日から取り扱いを始めたRIZAPのトレーニングメニューなどに対する寄付が、26日までに24件、689万円分だったことが分かりました。 市では、さらに14億円分のふるさと納税に対応できるよう補正予算案を12月議会に提出します。 伊那市はふるさと納税の返礼品として、全国で初めてフィットネスクラブを運営するRIZAPの商品の提供を今月8日から始めました。 返礼品の内容は、寄付金額1万円からもらえるRIZAP出版の書籍3冊を始め、100万円以上の寄付では16回のトレーニングを受ける事ができます。 26日までの申し込み件数は、24件689万円で、うち100万円の寄付は4件あったということです。 今年度、市のふるさと納税には、現在までに2億2,600万円の寄付がありました。 伊那市では、RIZAPの導入により、さらにふるさと納税14億円分に対応できるよう、12月議会に補正予算案を提出します。 寄付件数が増えるこれからの時期に向けて新たな商品の提案をしていくとしています。 また市では、RIZAPと行う健康増進プログラムの募集に「市税等に滞納がない人を要件に挙げています。 27日に開かれた記者会見で、これが「二重処罰の可能性があるのでは」との指摘について、「色々なところの話しを聞きながら最終的な判断をしていきたい」と話していました。
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伊那市そば祭り実績 去年より4割減
伊那市が10月15日から5週に渡って行ったそば祭りの販売実績は7990食で過去最多だった去年と比べて4割ほど減少したことが分かりました。 今年の販売数は、5つのイベント合わせて7,990食で、過去最多だった去年の1万3,734食と比べて5,744食減少しました。 伊那市では、台風などによる雨で客足が伸びなかったことが原因とみています。 白鳥市長は、「天気に恵まれたイベントは数字が伸びている。会場では県外ナンバーが目立ち、インターネットの動画配信や新聞広告などにより信州そば発祥の地としての知名度が広がっていると思う」と話していました。
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橋爪まんぷさん「戌」の防犯ポスター寄贈
伊那市境の漫画家橋爪まんぷさんは、来年の干支「戌」をモチーフにした防犯ポスターを、27日、伊那市駅前交番に寄贈しました。 27日はまんぷさんが、伊那市駅前交番を訪れ、鈴木智誠所長にポスターの原画を手渡しました。 童謡「犬のおまわりさん」をヒントに、来年の干支「戌」が飲酒運転の根絶や特殊詐欺被害防止の啓発、交通安全の徹底を呼び掛ける内容です。 ポスターの寄贈は、平成19年から行われていて、今年で11回目です。 伊那警察署では、「言葉で伝えるのとは違い、直観的に理解してもらえる。年末年始に向けて事件事故が起きないよう防犯活動に取り組みたい」と話していました。 ポスターはいなっせに掲示される他、アルプス中央信用金庫の協力で同じものが20部作られ、管内の他の交番にも配られます。
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伊那市長選 白鳥氏「年内に結論だす」
任期満了に伴い来年4月15日に告示、22日に投開票が行われる伊那市長選挙について現職の白鳥孝市長は、「出馬するかどうか年内には結論を出したい」と述べました。 27日は、伊那市定例記者会見が市役所で開かれ、記者からの質問に対して答えたものです。 26日に開かれた後援会の集まりで3選を目指して立候補するよう要請されたということです。 伊那市長選は、来年4月15日告示、22日投開票の日程で行わる予定です。
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Don Rossさん 長谷でコンサート
世界各地で演奏ツアーを行うギタリストDon Rossさんのコンサートが25日、伊那市長谷の気の里ヘルスセンター栃の木で開かれました。 ドンロスさんはカナダ出身で、ジャズやフォーク、ロックなど幅広いジャンルを演奏するギタリストです。 アメリカで開かれたコンテストで2度優勝するなど、その腕前は評価され、世界各地で演奏ツアーを行っています。 22日からは東京や大阪など7か所で日本ツアーを行っていています。 長谷でのコンサートは30年来の友人からの依頼を受けて実現しました。 25日は、オリジナル曲など10曲ほどを演奏しました。 今回は、プロの音楽を子ども達に聴いてもらう機会にしようと、市内の中学校や高校に声掛けをしたということです。 最近アコースティックギターを始めたという女子高校生は、「すごいテクニックで感動した。本物の演奏を生で聴けてよかったです」と話していました。
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町議会オープンデータ化 町へ提言
箕輪町議会は、町が保有する町民アンケート結果や人口などにかんする基礎情報をHPで公開する「オープンデータ化」について平成30年度に実施するよう白鳥政徳町長に27日、提言しました。 27日は、箕輪町議会の木村英雄議長と小島常男副議長が提言書を手渡しました。 政策提言は町が保有する電子データをHPで公開し誰でも利用できるよう地方創生・人口減少対策特別委員会で検討してきました。 町が行っている住民満足度調査や区ごとの人口推移などをエクセルなど2次利用可能な電子データで公開することで町民が行政情報に接しやすくなるということです。 9月現在、県内の自治体でオープンデータ化しているのは、県や塩尻市、中野市、須坂市で上伊那では駒ヶ根市が実施しています。
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上伊那郡縦断駅伝 箕輪町A優勝
市町村対抗の第65回上伊那郡縦断駅伝競走大会が26日開かれ、箕輪町Aが2年ぶり15回目の優勝を果たしました。 朝8時30分に駒ヶ根市役所をスタートしました。 1区から箕輪町Aが独走態勢に入りました。 箕輪町Aの3区、原広野さんは区間新記録の力走を見せました。 原さんのタイムは21分17秒で伊那市役所にゴールしました。 前半の総合タイム1位は1時間3分50秒で箕輪町A、2位は1時間8分33秒で伊那市A、3位は1時間10分29秒で南箕輪村でした。 伊那公民館で後半がスタートしました。 箕輪町Aの4区箕輪中学校2年の山川拓馬君は、中学生ながら区間賞の力走を見せました。 山川君のタイムは17分53秒でした。 後半も箕輪町Aは、トップを譲らずそのまま辰野町役場にゴールしました。 総合タイムは2時間6分55秒で2年振り15回目の優勝を果たしました。 2位は2時間12分52秒で伊那市A、南箕輪村は、5位に終わっています。 大会は上伊那陸上競技協会と上伊那ケーブルテレビ協議会が開いたものです。 市町村の代表チームとオープン参加の合わせて11チームが出場し駒ヶ根市役所から辰野町役場までの6区間38.1キロをタスキでつなぎました。
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伊那市の未来について考えるWS
今後の伊那市の未来について考えるワークショップが市役所で26日、行われました。 ワークショップは、平成31年度から10年間のまちづくりの方針を定める伊那市の次期総合計画の策定に向けて行われたものです。 26日は、市や伊那商工会議所、一般市民など60人が集まり、「住んでみたいまち伊那市」をテーマに、6つのグループに分かれて意見を交わしました。 グループごと目標とする将来像を決め移住や子育て、自然など様々な意見を出し紙にまとめていました。 高校生2人も参加し、普段感じていることなどを書いていました。 最後に、グループごと発表をしました。 このうち、子どもたちが愛着をもてるまちをテーマに考えたグループは「公園など子どもや親がが集まれるコミュニケーションの場が必要だ。豊かな自然を大切にするためには子ども達に林業や里山に興味をもってもらえる学習も大切ではないか」と発表していました。 他に、農産物の安心安全をPRする情報発信や自然環境をいかした外国人誘致などの提案が出されていました。 伊那市では26日だされた意見を今後策定する次期総合計画に反映したいとしています。
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伊那谷の手しごと展
上伊那や山梨県の工芸作家5人の作品展「伊那谷の手しごと展」が伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。 会場には、木工やキルト、編み物など、上伊那や山梨県5人の作家の作品が展示されています。 伊那谷の手しごと展は、春と秋の年2回開かれていて、作品は購入することができます。 このうち、伊那市ますみヶ丘の三沢廣光さんは、木目の美しさにこだわっていて、木で作ったボールペンや器、置物などを展示しています。 10年ほど前から趣味ではじめ、現在では工房を構えています。 どんぐりをかたどったコマもあります。 伊那谷の手仕事展は29日(水)まで、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
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箕輪町で長野県立歴史館出前講座 「伊那県」の歴史学ぶ
長野県立歴史館の出前講座が、箕輪町地域交流センターで25日に開かれ幕末から明治初期にあった伊那県の歴史を学びました。 県立歴史館学芸部長の青木隆幸さんが講師を務め伊那県の歴史について話しました。 伊那県は飯島町に県庁を置き管轄地域は現在の長野県の広い範囲に及んでいました。 青木さんは明治3年に県民ぐるみの大きな不正とされた「伊那県商社事件」を紹介しました。 当時多く流通していたにせ金の回収に乗り出した政府は、にせ金100両に対し本物の金30両と交換するよう県に命じました。 しかし伊那県はこれに背き民衆のためにと、にせ金100両を本物の100両と交換し、その資金調達のため「伊那県商社」の設立に動きだします。 しかしうまく資金が調達できなかったため政府が禁止しているにも関わらずオランダの商人から借金をし、その返済に税金を流用したというものです。 なぜ伊那県がこのような政策に走ってしまったのかについて青木さんは「民衆を救うためという強烈な自負が背景にあり、そこに伊那県の栄光と悲惨があった」と話していました。 講座は県立歴史館の出前講座として開かれたもので、箕輪町で開かれるのは去年に続き2回目となります。
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県の手話講座 伊那市で今年度最後の講座
手話を身近に感じてもらい聴覚障がいへの理解を深めてもらおうと県が開いている手話講座の今年度最後の講座が、伊那市福祉まちづくりセンターで25日に開かれました。 講師は上伊那聴覚障害者協会会長で箕輪町沢の江口功さんがつとめ、簡単な会話や挨拶を学びました。 講座は、去年3月に長野県手話言語条例が施行された事から県内10圏域ごとに開かれていて今年で2年目になります。 今年度は8月から同じ内容の講座が4回開かれました。この日参加した2人を含め上伊那地域では50人が受講し、福祉関係の仕事に進みたい高校生や生涯学習として学びたいというシニア世代などが参加したという事です。 県では「手話も言語のひとつとしてより多くの人に身近に感じてもらいたい」と話していました。
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ドライフラワーなどのアレンジメント作品展
クリスマスや正月にちなんだフラワーアレンジメントの作品展が伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。 会場には、ドライフラワーなどを使った作品およそ200点が展示されています。 作品は、伊那市美篶の保科容子さんと、西春近の飯塚智子さんが作ったものです。 二人は、20年ほど前から趣味ではじめ、作品展はこれで8回目です。 今回は、リースなどクリスマス用の作品のほか、正月用の和風のものも展示されています。 飯塚さんは「特別な日だけではなく、日々の生活に花を取り入れて楽しんでほしい」と話していました。 この作品展は、29日(水)まで伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
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南箕輪村で定住対策 DIY講座
南箕輪村の定住対策として、初めてのDIY講座が、北殿の空き家で25日開かれました。 講座には、村内を中心に5人が参加し、アカマツ材で棚を作りました。 指導したのは南箕輪村に工房があるこうあ木工舎の職人2人です。 会場は、南箕輪村が所有する北殿の空き家で、今年4月から職員が改修や装飾を行ってきました。 講座は、DIYで今住んでいる家に愛着を持ってもらい定住につなげようと、南箕輪村が初めて企画しました。 参加者は、自分で作った設計図に沿って、木材をのこぎりで切っていました。 南箕輪村では、7月に移住定住促進計画を策定しました。 計画によると、大学進学で首都圏に出た若者が上伊那地域に戻って来る割合はおよそ30%にとどまっていることから、今後3年間で村への愛着を高める教育や、将来の空き家発生を予防する取り組みを進めるとしています。 DIY講座は全6回の予定で、で今後は、空き家のリフォームや子育て向けの講座も開かれる予定です。
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11th INA JAZZ FESTIVAL
地元のアマチュアや全国で活動するプロのバンドが出演するジャズフェスティバルが23日に、伊那市のいなっせで開かれました。 伊那市のアマチュアグループ「伊那ウィンドジャズオーケストラ」は、「ルパン三世のテーマ」を皮切りに、7曲を披露しました。 また、伊那中学校吹奏楽部が「SingSingSing」を演奏すると、会場からは手拍子が送られていました。 今年で11回目を迎えるジャズフェスティバルには、地元のアマチュアをはじめ全国で活動するプロのバンドなど、4団体が参加して演奏を披露しました。
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就労支援で年賀状デザイン
上伊那の障がい者就労センターの利用者が描いた絵をもとにデザインした年賀状の受付が始まっています。 伊那市の輪っこはうす・コスモスの家では24日、受注があった年賀状の印刷作業が行われていました。 この取り組みは利用者の工賃アップを目的に平成20年度から行われているものです。 上伊那の10の施設が共同で行っていて来年の干支、戌をデザインした11種類の年賀状が用意されました。 去年は約6,000枚の受注がありハガキ代を除く印刷代として22万円ほどの売り上げがあったということです。 ただここ数年は年賀状の需要の減少などから売上は横ばいの状態が続いているということです。 輪っこはうす・コスモスの家ではほかの施設と情報交換することで工賃アップに向けた新たな取り組みも考えていきたいとしています。 年賀状の申込は輪っこはうす・コスモスの家など10の施設で来月22日まで受け付けていて印刷代は50枚までが1枚50円、51枚以上は40円となっています。
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みのわギネス2017 8つの新記録
子どもからお年寄りまで多くの人が参加できる種目で箕輪町のナンバー1に挑戦する「みのわギネス2017」が23日、藤ヶ丘体育館で行われました。 ボールを遠くに蹴る競技や、紙飛行機の滞空時間を競うものなど、6種目が行われました。 このうちソフトバレーボールを蹴り、どれだけ遠くに飛ばせるかを競う競技には15人程が参加しました。 中学校女子の部では、小林愛(まなみ)さんが記録を4メートル80センチ更新する20メートル3センチでみのわギネス登録となりました。 みのわギネスは、幅広い年齢層の参加者が同じ競技で記録に挑戦することで地域の輪を広げてもらおうと、住民有志でつくるみのわTMOネットワークが毎年行っています。