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夢縁日フェスティバル27日まで
県内各地の40の店舗が出展し、展示・販売する、夢縁日フェスティバルin伊那が、伊那市西春近の住まいDEPO館で27日まで開かれています。 会場には、体験コーナー、物販のほか、飲食やエステなどが楽しめる40のブースが並んでいます。 これは、商談を主な目的とする異業種交流会・守成(しゅせい)クラブ信州松本に伊那から通う企業有志が始めて開きました。 県内各地の守成クラブの会員が出店していて、ジャンルも様々です。 伊那市喫茶店のWA(わ)花は、鹿カレーを提供しています。 目玉焼きのトッピングも可能で、夢縁日に訪れた人が、買い求めていました。 実行委員会では、「多種多様な店が一堂に会する機会。体験できるものや無料のものもあるので、是非会場に足を運んで欲しい」と話していました。 この夢縁日フェスティバルin 伊那は、27日まで、伊那市西春近のすまいDEPO館で開かれています。
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地蜂愛好会 恒例 蜂追い大会
伊那谷の伝統文化「蜂追い」の技術を学び、互いの親ぼくを深める「蜂追い大会」が26日、伊那市の横山キャンプ場で行われました。 この日は、伊那市地蜂愛好会のメンバーおよそ10人が、地蜂を追い、土の中に作られた巣を見つけ出しました。 蜂追いは、地蜂と呼ばれるクロスズメバチの成虫や幼虫を食べる習慣がある伊那谷の伝統文化です。 餌でおびき寄せた蜂に目印を付けて再び山に放ち、後を追いかけます。 それを何度か繰り返しながら、地面の中に作られた蜂の巣の場所を捜し出します。 蜂が飛び立つと、会員らは目を凝らしながら蜂の行き先を確認し、大きな声で、蜂の飛んでいく方向を言い合っていました。 5回目の蜂を飛ばして、蜂が出入りしている穴を見つけ出しました。 巣を確認した後は、掘り出す作業です。 煙幕で蜂を気絶させてから、慎重に土をかき分けていくと、直径12センチほどの巣が、姿を現しました。 ここ数年、地蜂の巣が少ないということですが、今日は最終的に2つの巣を見つけ出したということです。 蜂追い大会は27日も行われます。
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南ア地形の立体モデルを展示
伊那市観光協会は、南アルプスの地形を立体的に表現した模型を南アルプス長谷ビジターセンターに25日展示しました。 硬質ウレタン製で、諏訪から塩見岳までの南アルプスが、1/64,400分の一の縮尺で立体的に作られています。 純白の立体モデルにプロジェクションマッピングで画像が投影され、説明の内容により切り替わります。 内容は、南アルプスのなりたちや中央構造線、自然や植物などが4分で見られるようになっています。 伊那市の製品設計会社スワニーが切削技術を駆使して製作しました。 谷が深い独特な地形のため、削るのに苦労したということです。 この立体モデルは、午前9時30分から午後3時まで南アルプス長谷ビジターセンターで見ることができます。
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上農野球部を激励
26日に決勝進出をかけて佐久長聖と戦う上伊那農業高校野球部の激励会が25日開かれ、主将の北原哲也君は、「チーム一丸となって戦いたい」と健闘を誓いました。 終業式のあと体育館で開かれた激励会には、全校生徒が出席しました。 小口俊幸校長です。 「久しぶりにどきどきわくわくしている。」 生徒会長の西村純哉君です。 「これまでの活躍ぶりはすばらしい。」 校長と生徒会長の激励を受け、北原主将は、「今までどおりチーム一丸となってまずは、決勝進出を果たしたい」とあすの試合に向けての決意を話しました。 25日上農ナインは、軽めの調整であすに備えました。 上伊那農業は、26日午前9時30分から長野オリンピックスタジアムで決勝進出をかけて佐久長聖と戦います。 学校では、100人がバス2台で応援にかけつけます。 応援の為の帽子も用意され準備は万端です。 なお、26日の試合は、27日午前0時からと午前8時50分からの2回放送を予定しています。
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災害復旧講習会
上伊那広域連合が、公共土木施設の災害復旧について9日、伊那市役所で講習会を開きました。 これは、河川や道路、山間地など自然災害により被災した、公共土木施設を迅速かつ確実に復旧する知識を身に付いけるために上伊那広域連合が開いたものです。 講習会には、県や市の職員などおよそ40人が参加しました。 講師は前の国土交通省防災課課長補佐で、ダム統合管理事務所の木村秀治事務所長がつとめました。 復旧には、原形復旧や災害復旧、改良復旧などがあり、適切な工法で行う事が重要だと説明しました。 木村さんは、「災害復旧は国の負担が全体の3分の2になることや、国の査定前でも災害復旧工事に着手できる」と話していました。 災害復旧は、緊急を要する場合、地方公共団体の判断で被災直後から工事に着手できることになっています。 参加者は、「災害が発生した場合、どのように行動するかなど職員で確認して復旧に活かしたい」と話していました。
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最高気温36度 7月観測史上一番の暑さ
25日の伊那地域の最高気温は36.0度と、7月の観測史上一番の暑さとなりました。 長野地方気象台によりますと、25日の伊那地域の最高気温は、36度でした。 これは、1993年1月の観測開始以降3番目に高い気温です。 7月の観測史上では、2012年7月31日に観測した35.9度を上回る一番の暑さとなっています。 箕輪町のみのわ天竜公園では、水遊びに来ている親子がいました。 長野地方気象台によりますと、この暑さは27日頃まで続く見込みで、水分をこまめに取ったり、不要な外出、激しい運動を避けるなど、熱中症にならないための対策を呼びかけています。 なお、伊那市、箕輪町、南箕輪村で25日熱中症により搬送された人はいないということです。
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伊那谷経済動向 7.9ポイント悪化傾向が強まる
アルプス中央信用金庫が四半期に一度まとめている伊那谷経済動向によりますと、今年4月から6月にかけての業況判断指数はマイナス32.3ポイントで、前期より7.9ポイント悪化傾向が強まりました。 あるしんの取引先212社を対象に行った調査によりますと、景気が良いと判断した企業の割合から悪いと判断した企業の割合を引いた業況判断指数は、マイナス32.3ポイントでした。 前期の今年1月から3月と比べ7.9ポイント悪化傾向が強まっていて、消費税増税による駆け込み需要の反動で落ち込んだものとみています。 来期の見通しについては、総合的には4.4ポイント改善すると予想していて、消費税引き上げの影響などにより今期の業況は悪化したものの、来期は改善が見込まれるとしています。
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石原環境大臣 南ア ライチョウ保護意欲示す
石原伸晃環境大臣は、今年度から南アルプスでライチョウ保護に向けた取り組みを始めるとの意向を23日明らかにしました。 23日は石原大臣や環境省の職員など10人が南アルプス仙丈ケ岳を訪れました。 視察を終えて下山した石原大臣は、南アルプスでも減少傾向にあるライチョウを保護する取り組みを実施する意向を明らかにしました。 今年度は、8月に南アルプスの仙丈ケ岳や白根三山一帯で予備調査を行います。 ライチョウの雛を保護する為の大型の鳥籠・ケージの設置が有効かどうか検証する予定だという事です。 大臣一行は、午前5時に北沢峠を出発し馬の背一帯に設置された鹿の食害から高山植物を保護する防護柵などを視察しました。 ニホンジカの対策については、今年度高山帯での罠による捕獲が有効か調査する為のセンサーカメラを設置する他、去年に続き高山帯での銃による捕獲を実施する計画です。 今回の視察は、南アルプスがユネスコエコパークに認定された事を受け高山帯でのニホンジカの食害対策など保全状況の確認のため行われました。
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伊那谷第九合唱団 発足
11月に伊那文化会館で開かれる、スロヴァキア国立放送交響楽団による第九の演奏で合唱を担当する、伊那谷第九合唱団が20日、発足しました。 合唱団は、スロヴァキア国立放送交響楽団の第九の演奏に合わせて、合唱することになっています。 スロヴァキア交響楽団は、1929年に設立した、中央ヨーロッパを代表するオーケストラです。 コンサートを主催する伊那文化会館は、世界でも有名な交響楽団と地域の合唱団の繋がりを持ってもらおうと共演を企画しました。 メンバーは6月に行われた、カルミナ・ブラーナに参加した150人を中心に、上伊那や諏訪などから207人が集まりました。 団長は、大内丈司さんで、指導は、白鳥彰政さんがつとめます。 合唱は、全てドイツ語で歌われるということです。 指導者の白鳥さんは、「オーケストラと合わせるのは本番のみ。練習も10回程度。充実した練習にしたい。」と話していました。 この日は、早速、腹式呼吸や、発声、姿勢などの、練習に取り組んでいました。 コンサートは、11月30日(日)に伊那文化会館で開かれます。
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伊那谷に第2県庁必要 南信で56%
長野県世論調査協会の県民調査によりますと「伊那谷への第2県庁が必要か」との問いに必要と答えた人は36%にとどまりましたが南信では56%が必要と回答しています。 調査は24日の知事選告示を前に県政について何を望んでいるかについて20歳以上の男女800人を対象に実施したものです。 このうち、伊那谷に県の権限や財源を移した第2県庁が必要かの問いに対しては、必要と答えた人が36%、必要でないと答えた人が56%でした。 地域別では南信で必要と答えた人が56%となっていて他の地域と比べ多くなっています。 また、リニア中央新幹線をめぐるJR東海や地元市町村との調整については評価するが25%、評価しないが18%、何とも言えない・わからないが57%でした。 リニアルートの伊那谷では評価するが37%となっています。 何とも言えない・わからないが57%と多いことについては、県の取り組みが県民に見えていないとしています。
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長野県遺跡発掘2014 8月24日まで
長野県埋蔵文化財センターなどが昨年度の発掘調査や整理した遺跡の成果を展示する「遺跡発掘2014」が19日から、伊那文化会館で始まりました。 会場には、25の遺跡から出土した土器や石器などおよそ360点が並べられています。 発掘展は、地下に埋もれていた信州の歴史や文化を最新の成果をもとに身近に感じてもらおうと、埋蔵文化財センターと伊那文化会館、県立歴史館が開いているものです。 今年は、弥生時代の石器や土器が多く並んでいます。 長野市の浅川扇状地遺跡群から去年12月に出土したこの土器は、輪郭や赤い色に塗られている点が弥生時代後期に多くみられる壷形土器の特徴だということです。 上部は2段になっていて、底には穴が開けられています。 これらの理由については分かっていないということです。 発掘展は、8月24日日曜日まで伊那文化会館で開かれています。 26日土曜日には、遺跡調査報告会と講演会が予定されています。
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地域発元気づくり支援金 第2次分内定
長野県の地域発元気づくり支援金の、今年度の上伊那地域の第二次分が内定しました。 上伊那地域の第二次分に内定したのは11事業で、支援額は780万円です。 中高生の吹奏楽技術向上のためプロの吹奏楽団を招きレッスンや演奏会を開催する伊那楽友協会の事業に131万円が内定しました。 JR飯田線活性化期成同盟会のイベント列車事業には109万円、高校生が主体となり地域や未来について討論と提言を行う、ゆるっと赤シャツワーク ショップの「全国高校生合宿」に55万円の支援が内定しています。 なお、平成25年度の支援金事業の優良事業も発表され、上伊那地域では「伊那発!完全地産・製造業ご当地お土産プロジェクト」や、「高遠ぶらり アプリケーション制作・活用事業」など3事業が選ばれました。
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長ぐつ先生200回記念展
長ぐつ先生のフィールドノートとして、長野日報に記事を書いている元信州大学農学部教授、建石繁明さんの連載200回記念展が、19日から伊那図書館で開かれます。 長ぐつ先生の愛称で親しまれている元信州大学農学部教授の建石繁明さん79歳。 長ぐつ先生のフィールドノート。 2010年6月からめずらしい虫や植物の話題を写真とともに長野日報に掲載しています。 1週間に1本のペースで連載していて、200回に達したことから記念展が開かれることになりました。 会場には、顕微鏡や鹿の骨の標本、連載記事などが並びます。 また、伊那ケーブルテレビで放送中の長ぐつ先生のおもしろ自然観察日記も上映されます。 200回記念展は、19日から26日までで、22日には、午後1時30分から「自然を見る目を養う」と題して講演会も開かれます。 200回の連載で、地域にも長ぐつ先生の名がだいぶ浸透してきたといい、珍しい動植物が自宅に持ち込まれることも。 建石さんは、街の先生として地域で頼りにされる存在です。
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女性起業家と話そう
起業した、または起業を考える女性を対象にしたサロンが、17日、伊那市の女性プラザ伊那で開かれました。 サロンは、起業した人や、起業を検討している人の交流の場にしようと開かれ、上伊那地域から定員を超える23人が参加しました。 サロンでは、宮田村で地産地消を目指し、農産物を使った加工品などの開発・販売を行う、「食ごころ」代表の、吉澤 小百合さんが体験発表を行いました。 食ごころでは、ドレッシングや、トマトジュースなどの加工品を作っています。 参加者からの「賞味期限が過ぎて、廃棄処分するものはどうしているのか」との質問に対し、吉澤さんは、「ドレッシングで手広くやろうというのは難しいと思う。こじんまりやっているので、今のところ廃棄するものは少ない」と答えていました。 吉澤さんは、「人を募ってどんと大きくやりたい気持ちもあるが、そういう時代ではない。女性が起業するにはちょうど良い時代ではないか。小さくやっていてチャンスがあったら飛び出すつもり」と話していました。 サロンは、「自分で何か始めたい」「趣味を活かして起業してみたい」などと感じている女性を対象に、長野県男女共同参画センターあいとぴあなどが主催して開きました。 サロンは、県内5会場で開いていて、伊那での開催は上田市に続き2か所目となります。
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息子装った不審電話 連続発生
伊那市内で、息子を装った不審電話が連続して発生していることから、伊那警察署では注意を呼びかけています。 伊那警察署の発表によりますと息子を装った不審電話は15日午後9時から16日午後2時までに3件が確認されているということです。 内容は「携帯電話の番号が変わった。」「首の後ろに出来物ができたが、どこの病院に行けばよいかわからない。」「女性を妊娠させてしまい相手の夫から訴えられている。」などというものです。 伊那署では親族を装う者からの電話による現金の振り込み依頼に対してはすぐに振り込むことなく家族や警察に相談するよう呼びかけています。
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登戸研究所の風船爆弾を再現
地域の高校生で組織する上伊那高校生平和ゼミナールは、第2次大戦時に使用された風船爆弾を再現しました。 箕輪進修高校で最後の仕上げが15日に行われ、1/20の風船爆弾の模型が完成しました。 20年前に赤穂高校の平和ゼミナールが作ったものをリニューアルしました。 風船爆弾は、太平洋戦争末期に、陸軍の秘密機関、登戸研究所が実際に使用したもので、アメリカのスミソニアン博物館に現物が展示されています。 アメリカにある設計図をもとに5月末から放課後を中心に制作を進めてきました。 箕輪進修高校の2部で学ぶ3年生が中心です。 本物と同じくこんにゃくのりを使い、風船部分には、和紙を貼りつけました。 風船の下の部分に取り付けられた自動に高度を保つ装置も細部にこだわりました。 倉科雄多君は、「アメリカではこの爆弾で実際に亡くなっている人がいると聞く。戦争の悲惨さを感じた」と話しています。 上伊那高校生平和ゼミナールは、高校生による自主活動を復活させようと、上伊那の教職員などがバックアップし、今年に入って活動を本格化させました。 8月5日に広島で開かれる平和集会にも参加を予定していて、それに向けた千羽鶴も一般の生徒が協力して折っています。 完成した風船爆弾の模型は、7月19日の辰野高校の文化祭で登戸研究所の資料などと一緒に一般公開されます。
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高校生が登戸研究所の聞き取り調査
第2次大戦末期、神奈川県から上伊那地域に疎開した陸軍の秘密機関、登戸研究所について、高校生5人が当時を知っている人たちから13日聞き取り調査をしました。 駒ヶ根市の中沢公民館。 中沢にも登戸研究所の一部が疎開し、短期間でしたが小型爆弾などのスパイ兵器の製造などが行われました。 中沢小学校も研究所になり、公民館は、その跡地に建設されました。 聞き取り調査をしたのは、辰野高校や箕輪進修高校の生徒たちが参加する上伊那高校生平和ゼミナールの5人です。 調査内容をまとめ、それぞれの文化祭で発表する予定です。 この調査に協力したのは、当時を知る地域住民2人です。 上村睦生さんの父親が登戸研究所で働きました。 「小学生のころ研究所には大量の黄燐があり、川遊びでやけどをした」 竹村寿彦さん。 終戦とともに秘密機関だった研究所を進駐軍に隠そうと資機材を処分した時の様子を見ていました。 「爆発はものすごい衝撃で、近所のガラスが割れ、窓枠も曲がるほどだった」 高校生たちは、メモをとりながら、初めて聞く事実に戦争を身近に体験している様子でした。 高校生平和ゼミナールは、19日の辰野高校の文化祭でこれまでに調査した資料をまとめ一般公開する予定です。
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第96回全国高校野球選手権長野大会
夏の甲子園を目指す、第96回全国高校野球選手権長野大会が、12日開幕しました。 選手達はおよそ2週間にわたり甲子園出場をかけ熱戦を繰り広げます。 開会式では、去年優勝した上田西高校を先頭に全87チームが入場行進しました。 伊那ケーブルテレビ放送エリア内の5校を紹介します。 上伊那農業高校は15日午後2時から諏訪湖スタジアムで飯山北と対戦します。 高遠高校は13日午後2時から松本市野球場で田川と対戦します。 伊那北高校は16日午前9時から松本市野球場で野沢南と対戦します。 伊那弥生ヶ丘高校は13日午前9時から長野オリンピックスタジアムで長野俊英と対戦します。 箕輪進修高校は開幕カードを引きあて、12日小海高校と対戦しました。 今年の春公式戦で初勝利をあげた箕輪進修高校は、夏の大会での初勝利をかけ開幕試合を戦いました。 試合は1回に2点を先制した小海がその後も追加点をあげ試合を優位に進めます。 追いかける箕輪進修は終盤7回。 2本のタイムリーを放ち5点差とします。 しかし反撃はここまで。 試合は9対3で小海が勝ち、箕輪進修は初戦敗退となりました。 大会は、4回戦まで長野、松本、上田、諏訪の4会場で行われ、準々決勝以降は主会場の長野オリンピックスタジアムで行われます。 順調に日程が進むと、27日日曜日に決勝戦が行われます。
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県支援金 第2次募集分を選定
県が市町村や公共的団体の取り組みを支援する「地域発 元気づくり支援金」の第2次募集分の採択事業の選定が11日行われました。 採択事業は、上伊那地方事務所長が7月中旬をめどに公表します。 第2次募集は、約890万円の支援額に対し、上伊那の5つの市町村から16件、1,300万円余りの要望があります。 市町村別では、伊那市が8件776万円、駒ヶ根市が1件176万円、辰野町が2件95万円、中川村が3件235万円、宮田村が2件93万円となっています。 事業区分別では、産業振興・雇用拡大に6件539万円、教育・文化の振興に4件336万円、地域協働の推進に2件、224万円などとなっています。 11日は、7人の選定委員が採択事業を選定しました。 決定は、上伊那地方事務所長が行い、7月中旬をめどに公表される予定です。
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台風8号 農作物被害なし
台風8号は、10日深夜に長野県に最も接近しましたが、上伊那地域への影響はありませんでした。 県内有数のスイートコーンの生産地南箕輪村の農家もほっと一息です。 南箕輪村大泉の清水忠雄さん。 若干倒れたものもあるということですが、台風の影響は少なくひと安心です。 台風一過の11日、伊那地域の最高気温は、30.3度と真夏日となりました。 台風8号は、10日深夜、長野県に最も接近しましたが、雨や風の影響はありませんでした。 10日午後4時48分に上伊那地域に出された大雨洪水警報は、午後11時22分に解除されました。 伊那市、箕輪町、南箕輪村によりますと、雨や風による被害はなかったということです。 10日午後6時から運休していた南アルプス林道バスは、11日午前8時から運行を再開しました。 JA上伊那によりますと、11日現在、辰野町から中川村までの上伊那管内で、被害の報告はないということです。
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台風8号 10日夜遅くから11日未明最接近
台風8号は、10日夜遅くから11日未明にかけて長野県に最接近します。南信では、多いところで1時間に50ミリの非常に激しい雨が降ると予想されていて、長野地方気象台では、土砂災害、低地の浸水、河川の増水などに注意を呼びかけています。 長野地方気象台によりますと、10日午後4時現在、台風8号は、高知県の南40キロを45キロの速さで東に進んでいて、長野県に最も接近するのは、10日夜遅くからから、11日の未明にかけてです。 南部では多いところで1時間に50ミリの非常に激しい雨が降るところもあると予想されています。 また、24時間雨量で200ミリの雨が降ることが予想されていて、気象台では、土砂災害、低地の浸水、河川の増水に注意を呼びかけています。 県内全域で、強いところでは風速13メートルの風が吹く可能性があります。 雷注意報も発令されていて、落雷や竜巻などの突風、降雹にも注意が必要です。 JA上伊那では農作物などへの対策を呼びかけていました。 伊那市西箕輪与地の畑では、収穫期を迎えたナスを台風から守ろうと、農家の唐沢 佑浩さんが、ロープを張る作業を行っていました。 唐沢さんは、一日かけて、台風対策をしたということです。 南箕輪村では、村内の小学校の下校時間を早め、全校が一斉に、午後3時に集団下校しました。途中まで職員が安全確保のため付き添いました。中学校は通常通りでした。 11日の村内の小中学校の登校については、11日午前6時に判断するということです。 伊那市でも、全ての小学校で集団下校としたほか、中学校では10日と11日朝の部活を中止しました。 箕輪町では、全ての小学校で集団下校、中学校は通常通りでした。 午後4時現在、伊那市の高遠第4保育園で、倒木があったということですが、けが人はなく、園舎への被害もありません。 箕輪町、南箕輪村には被害の報告はありません。 台風は徐々に勢力を弱めているということですが、各市町村では、風雨が強く身の危険を感じたときは、外出をせず、建物の2階にとどまるなどの対応を呼びかけています。
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県社協が福祉の職業PR DVD制作
長野県社会福祉協議会は、未来を担う若者達に福祉の仕事について関心を持ってもらおうと、県内で福祉の仕事をしている人たちを取材したDVDを制作しました。 県の委託をうけて、県社会福祉協議会・県福祉人材センターが制作したのは、「笑顔を支えるプロになる」というDVDです。 中学生や高校生に、未来の職場として福祉事業に関心を持ってもらおうと制作しました。 伊那市社会福祉協議会の春日 優美さんも出演しています。 DVDには県内全体から17人の介護福祉士や、介護士などが出演しているほか、事業所や福祉の仕事全体についても紹介しています。 県社会福祉協議会では、このDVDを2,400枚作成し、県内の高校に配布したほか、介護の仕事に興味を持つ人向けのセミナーなどで活用していくということです。
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信州の陶芸作家15人展
県内在住の陶芸家、「長野県陶芸作家協会」の会員による作品展が伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。 会場には、15人の作品およそ500点が並んでいます。 15人は県内外で活動をしていて、年に1回集まり伊那市で展示会を開いているということです。 伊那市長谷在住の陶芸家、竹島覚二さんは、日本各地で個展を開いています。 花瓶や茶碗など、色や模様にこだわった作品を作っているということです。 ある作家は、「1人ずつの個性を、作品を見て触って感じてもらいたい」と話していました。 「信州の陶芸作家15人展」は14日(月)まで伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
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春の高校伊那駅伝 来年3月22日開催
来年の春の高校伊那駅伝の日程が、3月22日(日)に決まりました。 これは、8日伊那市の越後屋で開かれた春の高校伊那駅伝実行委員会総会で決まったものです。 春の高校伊那駅伝2015は、来年3月22日(日)に行われます。 コースは例年通り、伊那市陸上競技場を発着点とし、男子は42.195キロ、女子は21.0975キロを走ります。 また、同じ日に県内の学校に在籍する中学生を対象とした長距離競走も行われます。 今年の駅伝には、男子121チーム、女子59チームが出場し、共に過去最多となる出場数となりました。
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伊那部宿を考える会 会員所蔵の書画展
伊那部宿を考える会の会員が所蔵している書画展が6日から、伊那市西町の旧井澤家住宅で開かれます。 会場には、伊那部宿を考える会の会員7人が所蔵している42点の作品が並んでいます。 一番多いのが掛軸で、中村不折や小坂芝田など、地元にゆかりのある作家の作品も展示されています。 また、インドネシアの代表的なおみやげの1つ、木彫りの置物などを見ることもできます。 展示会は今回で5回目で、毎年出したことのない作品を出品しているということです。 伊那部宿を考える会の会員所蔵の書画展はあすから、伊那市の旧井澤家住宅で開かれます。 なお、入館料は大人200円、子ども100円となっています。
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高山植物等保護対策協議会 今年度保護意識やマナー高揚
高山植物等保護対策協議会が4日、伊那市山寺の南信森林管理署で開かれ、今年度の事業として、高山植物等の保護意識やマナーの高揚を図ることなどが承認されました。 協議会には、南信地区の市町村関係者らおよそ30人が出席しました。 平成25年度の保護取締件数は、平成24年度より34件多い468件でした。 具体的な内容として「踏み荒らし」「禁止区域への侵入」が合わせて355件で、全体の76%を占めました。 増えた主な要因として「写真撮影や休憩の際の無意識な行為、知識の欠如によるものが多い」ということです。 協議会では今年度の事業として、保護パトロールを強化していくほか、関係機関や団体と協力して保護柵や保護標識の整備等を実施していくとしています。
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森林税上伊那地域会議
森林税を活用して行う施策について住民の意見を聞く上伊那地域会議が4日伊那合同庁舎で開かれました。 会議には、委員に委嘱されている関係する団体の代表など9人が出席しました。 森林税は、平成20年度から導入されていて、間伐や里山の集約化などが進められています。 25年度からは間伐した木材の搬出支援も始まりました。 税収規模は、毎年6億円ほどです。 委員からは、近年のゲリラ豪雨で山における作業道整備が崩壊をもたらす危険があるとして、県の指導強化を求める意見や森林を伐採してのメガソーラー開発を危惧する意見がありました。 会議では、市町村の申請により配分される総額1,328万円の森林づくり推進支援金の配分案が示されました。 伊那市は、松くい虫の被害木の処理などに420万円、箕輪町も松くい虫対策などに151万円、南箕輪村は、大芝高原関連などに116万円が配分される見通しです。
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上伊那の観光 じゃらんに
上伊那8市町村と鉄道やバス会社などで組織している上伊那観光連盟は、さらなる誘客をはかるため、アンケート調査を実施し、リクルートが発行している旅行専門雑誌じゃらんの無料ガイドブックを作成します。 アンケートは、消費者ニーズを把握するためGAP調査と言われる手法で行います。 上伊那地域にある観光施設や食を中心に50項目を聞きます。 調査は、インターネットで行い、関東・中京それぞれ400人ずつと県内200人の合わせて1,000人が対象です。 7月中に行い、そのアンケート結果に基づきじゃらんの無料ガイドブックを8月中をめどに作成します。 この事業は、県の元気づくり支援金を活用するもので、665万4,000円の予算案が4日の総会で承認されました。 観光連盟会長の白鳥孝伊那市長は、「伊那谷は全国に知られておらず、上手に情報発信をする必要がある。もうかる観光を目指し、広域一丸となって進めたい」とあいさつしました。 また、「具体的な目標値を掲げてとりくまなければ成果はあがらない」として、各市町村単位で将来に向けた観光消費額の目標を定めることも確認しました。 平成25年度の上伊那の観光消費額は、111億円で県内10広域中下から3番目、1人あたりの観光消費額は、1人あたり2,427円で最も低くなっています。
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標識やカーブミラーをボランティア清掃
道路標識やカーブミラーなどの設置を行う事業者でつくる、長野県交通安全環境施設協会は、2日、標識などのボランティア清掃を行いました。 長野県交通安全環境施設協会は、毎年ボランティアで清掃を行っていて、今年も1日と2日の2日間行われました。 このうち、伊那建設事務所管内では2日行われ、6業者18人が参加しました。 参加者は、洗剤のついたブラシで汚れをこすり、水をかけてきれいにしていました。 この日は、管内の国道2路線と県道16路線、総延長およそ240kmを清掃しました。 標識やカーブミラーはおよそ2,300本にのぼるということです。 協会では、「清掃をすることで、悲惨な交通事故が一つでも無くなれば嬉しい」と話していました。
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路線価公表 伊那税務署管内19年連続下落
相続税や贈与税を計算する際の基準となる路線価が1日公表されました。 伊那税務署管内の最高路線価は、19年連続で下落しました。 路線価は、宅地の評価額の基準となる価格のことで、国税庁が1日公表しました。 道路に面する標準的な宅地の1平方メートルあたりの価格です。 伊那税務署管内の最高路線価は、伊那市荒井のいなっせ前で1平方メートルあたり4万7千円です。 去年に比べて2,000円、率にして4.1%下落しました。 管内の路線価の下落は、平成8年から19年連続となっています。 また、県内10の税務署の最高路線価のうち、佐久・上田・大町は変動が無く、それ以外の地点では下落しました。