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勝利で地域を盛り上げたい!VC長野の挑戦
上伊那地域を拠点に活動する、地域リーグのバレーボールチーム「VC長野トライデンツ」。
現在、東日本の実業団チームやクラブチームが出場するリーグ戦に挑んでいます。
毎週水曜の夜、南箕輪村の村民体育館ではVC長野トライデンツの選手が練習をしています。 -
平成25年度公立高校後期選抜募集人員
長野県教育員会は25日、平成25年度公立高校後期選抜の募集人員を発表しました。
上伊那8校の募集人員は次の通りです。
辰野高校です。普通科72人、商業科20人の募集です。
上伊那農業高校です。
生産環境、園芸科学、生物科学、緑地創造ともに20人ずつの募集となっています。
高遠高校は普通科72人の募集です。
伊那北高校は普通科200人、理数科4人の募集です。
伊那弥生ヶ丘高校は、普通科240人の募集です。
赤穂高校です。普通科160人、商業科40人の募集です。
駒ヶ根工業高校です。
機械、電気、情報技術一括60人の募集です。
箕輪進修高校です。
普通I部・II部合わせて40人、普通III部37人、工業I部が20人の募集です。
後期選抜の志願受付期間は26日から28日まで、
志願変更受付期間は3月1日から3月6日まで、
後期選抜試験は3月12日、
合格者の発表は3月22日となっています。 -
地元出身音大生が演奏披露
声楽や、ピアノ、ホルンなどを学ぶ、上伊那出身の大学生が演奏を披露する、「フレッシュコンサート」が24日、伊那市の伊那文化会館で開かれました。
このコンサートは、若手音楽家の発表の場を設け、地元の人達に知ってもらおうと、保護者などでつくる「若い芽を育てる会」が毎年開催しています。
今年は、15人が練習している曲目などを披露しました。 -
上伊那手話学習発表会
上伊那地域の手話サークルなどが、日頃の学習の成果を発表する手話学習発表会が、24日、駒ヶ根市ふれあいセンターで開かれました。
24日は、上伊那5つの手話サークルと、上伊那聴覚障害者協会が、劇などを通して、学習の成果を発表しました。
発表会は、手話奉仕員講座のカリキュラムの中で、表現力を養う為に劇の発表が組み込まれていることから始まり、受講生だけでなく、サークル会員や聴覚障害者協会の交流にもつなげようと開かれていて今回で5回目です。
参加者は、聴覚障害者の生活について学んだことなどの劇を披露していました。
このうち、箕輪手話サークルは、防災訓練に参加した聴覚障害者に、地域住民が話をきくという設定で発表しました。
聴覚障害者の男性は、「内容が分からないので、訓練に参加しても無駄だと思っていたが、手話通訳があり、参加してよかった」などと発表していました。
この発表会には、社協や自治体の職員なども招かれていて、聴覚障害者の生活の実情を知ってもらう機会ともなっています。 -
上伊那広域連合の2月定例議会
上伊那広域連合の2月定例議会が22日、伊那市役所で開かれ、総額を22億2,300万円とする平成25年度一般会計当初予算案などが可決されました。
一般会計当初予算案では、上伊那情報センターのサーバーの更新におよそ3億6千万円、新ごみ中間処理施設建設に係る現地調査委託料におよそ1千万円などが盛り込まれました。
今議会には、一般会計当初予算案を含む6議案と議員提出議案2議案が提出され、全て可決されました。
合わせて開かれた議会全員協議会では、児童養護施設たかずやの里の整備事業について、約2億2千万円の補助か受けられる見通しとなった事が報告されました。
県議会で予算案が可決されれば、今年4月から入札・実施設計に入り来年3月の竣工を目指すとしています。 -
「南アからシカ排除 必要」
ニホンジカによる食害から南アルプスの高山植物を保護する活動の報告会が今日開かれ、亜高山帯、高山帯から徹底的にシカを排除することが必要といった報告が行われました。
21日は、伊那市のいなっせで、南アルプス食害対策協議会の活動報告会が開かれ、関係者や一般など70人ほどが出席しました。
協議会は、ニホンジカによる食害から、南アルプスの貴重な高山植物などを守るために、環境省、林野庁、信州大学農学部、長野県、伊那市など関係する市町村が平成19年度に立ち上げました。
今年度は、5年の節目となることから、これまでの活動経過や調査の報告が行われました。
協議会では、平成20年度から、南アルプス仙丈ケ岳の馬の背に、防護柵を設置しています。
順次範囲を拡大し、平成24年度には、7か所、総延長は1キロ、面積にして1.5ヘクタールに防護柵を張っています。
報告会の中で、信州大学農学部の竹田謙一准教授は、5年間の調査のまとめを発表しました。
竹田准教授は、ニホンジカの影響が生じていなかった1980年代の植生に回復させる必要があることを前提として、防護柵には一定の効果が見られるが、回復した植物の種類に偏りがあり、どの程度まで人間が介入するべきか検討する必要があると話しました。
また、植物の保護には、ニホンジカの調整が必要だとまとめました。
竹田准教授は、ニホンジカの痕跡が多く認められるダケカンバの林が捕獲の候補地になるのではないかと話していました。
協議会では、来年度も、防護柵の設置など、活動を継続していく考えです。 -
介護現場の事例発表
福祉の現場での取り組みを発表する、みんなの工夫コンテストが18日伊那市のいなっせで開かれました。
コンテストは介護施設で働く人たちが現場で実践している取り組みを発表することで職員の資質やサービスの向上を図ろうと上伊那福祉協会が始めて開いたものです。
コンテストには上伊那の5つの施設から12のグループが出場し、事例発表をしました。
このうち伊那市長谷の特別養護老人ホームサンハート美和の職員は「介護力向上による自立支援」というテーマで発表しました。
具体的な取り組みで施設を利用している89歳の女性に対し、1日に摂る水分の量を増やしたことで自然排便が増えたことや、歩行訓練を行ったことで、一人で歩けるようになった事例を紹介しました。
そのうえで職員が介護力を向上させ根拠のあるケアをチームで行うことで利用者の生活の質も向上させることができると話していました。
会場に集まった関係者は、それぞれの発表を仕事に活かそうと熱心に耳を傾けたり、質問をしていました。 -
第20回きさらぎ友好杯剣道大会
上伊那の小中学生の剣道大会「きさらぎ友好杯剣道大会」が17日、伊那市の伊那勤労者福祉センター体育館で開かれました。
大会には、上伊那を中心に14の剣道教室から240人の小中学生が出場しました。
この日は、個人戦総当たりによる予選リーグと決勝トーナメントが行われ、学年別の部門優勝を目指して熱戦を繰り広げました。
きさらぎ友好杯剣道大会は、伊那市の剣道クラブ、伊那剣心館主催で平成6年から毎年開かれていて、今年で20回の節目を迎えました。
生徒数の減少に伴い、剣心館主催での開催は今回が最後となるということです。
伊那剣心館の橋爪利彦会長は、「さみしい思いもあるが、今回はひとつの区切り。どこの大会に出ても上伊那の選手は強いと言われるよう、それぞれの教室で稽古をつんでもらいたい」と話していました。 -
伊那市、駒ケ根市、飯田市 連携強化へ
伊那市と駒ヶ根市、飯田市の3つの市は、JR飯田線の利用促進や、国道153号バイパスの延伸、観光など、広域的な課題に対して、改めて連携を強化し取り組を推進していく事になりました。
これは、20日、伊那市役所で開かれた、定例記者会見の中で白鳥孝市長が考えを示したものです。
伊那谷では、近年、リニア中央新幹線の駅設置による新たな交通網の整備や、飯田線の利用促進、広域観光による誘客など、伊那谷全域で連携や協力していく事が課題となっています。
これまでも会合を開いて協議していましたが、実質的にあまり機能していませんでした。
これからは、定期的に会合を開いていく事で連携を深め、対外的に情報発信を積極的に行っていきたいとしています。
23日に、駒ヶ根市でそれぞれの市長や議長が出席し、連携推進声明を発表する事になっています。 -
西駒遭難の遺族・偲岳会 8月に記念事業
大正2年、1913年に駒ヶ岳登山で発生した中箕輪尋常高等小学校の集団遭難の遺族らで作る偲岳会は、100周年にあたる今年8月に、記念事業を行います。
13日夜は箕輪町内の飲食店で、2回目の100周年実行委員会が開かれ、偲岳会のメンバーなど9人が集まりました。
駒ヶ岳遭難は、大正2年、1913年の8月に、中箕輪尋常高等小学校の修学旅行で駒ケ岳に登山した生徒・教師合わせて37人が、山の上で暴風雨にあい、11人が犠牲になったものです。
今年8月に、遭難から100年を迎えることから、遺族らで作る偲岳会は、記念事業を企画しています。
記念事業は、8月25日に予定していて、慰霊祭のほか、記念講演会などを予定しています。
講師は、駒ヶ岳遭難を題材に小説「聖職の碑」を書いた新田次郎さんの息子で・お茶の水女子大学名誉教授の藤原正彦さんを予定しています。
また、偲岳会のこれまでの活動をまとめた記念誌も作成する予定です。 -
確定申告受け付け始まる
平成24年分の所得税確定申告の受付が18日から始まりました。
伊那税務所の申告会場となっている伊那市のいなっせにも多くの人が訪れ手続きをしていました。
所得税の確定申告は自営業者や所得が2,000万円以上ある人などが対象となっています。
会場ではインターネットを使ったe-Taxによる申告も行われていて申告会場を訪れた人たちは、係員から教わりながら、パソコンに入力していました。
伊那税務署によりますと、毎年期間中はおよそ5,000人が手続きに訪れるということです。
確定申告は3月15日まで行われています。 -
高遠城址公園の開花予想 4月11日頃
民間の気象予報会社ウェザーニューズは、18日、全国730か所の桜の名所の開花予想を発表しました。
それによりますと、伊那市の高遠城址公園の開花は4月11日頃と予想しています。
ウェザーニューズでは、高遠城址公園の桜の開花は、4月の11日頃、5分咲きが14日頃、満開が16日頃、桜吹雪が19日頃と予想しています。
開花は、去年より6日早く、平年並みと予想しています。
今年は全国的に平年よりも気温が低く、冬らしい冷えこみにより桜の芽は開花にむけた成長がスムーズに始まったということです。
ウェザーニューズでは、ほかに、伊那市の春日公園の開花は4月8日頃で満開が13日頃、伊那公園の開花が8日頃で、満開が14日頃と予想しています。 -
林業功労者表彰
森林整備や治山事業などに功績のあった人を表彰する「林業功労者表彰」が12日、伊那市のいなっせで行われました。
林業功労者表彰では、伊那市から4人、飯島町と南箕輪村からそれぞれ1人ずつ、箕輪町から1団体のあわせて6人1団体が表彰されました。
里山整備などの造林活動に尽力したことや桜の保護育成など緑化活動での功績が認められたものです。
受賞者を代表して飯島町の林幸男さんは「受賞を励みにそれぞれの立場で地域林業の発展に努めたい」とあいさつしました。
主催した上伊那地方事務所の青木一男所長は「みなさんと共に持続可能な森林づくりを進めていきたい」と話していました。 -
「五色百人一首」初めての南信大会
100枚の札を5色に色分けして小学生でも楽しめるように開発された教材「五色百人一首」の初めての南信大会が17日、伊那市西箕輪の仲仙寺で開かれました。
大会には、伊那市や箕輪町など上伊那の12の小学校から72人の児童が参加しました。
五色百人一首は、100枚の札が20枚ずつ5つの色に分けられています。色ごとに試合を行うので、100枚全ての歌を覚えなくても20枚覚えれば試合に参加できます。小学校低学年から利用できる教材として開発され、取り札は平仮名で書かれています。
大会を企画したのは、教育関係者でつくるNPO法人長野教師力向上NET・TOSSです。
これまで、長野市で県大会を開いてきましたが、南信の子供たちにも大会に出場する機会をつくろうと、初めての南信大会を開催しました。
子ども達は、色ごとに試合を行い、20枚の札を1対1で取り合っていました。
TOSSでは、五色百人一首の普及を図るため、3月29日に伊那市のいなっせで、教員むけの講座を開くということです。 -
アルミ缶回収でたかずやを支援
伊那市の西箕輪中学校と小学校は、アルミ缶回収で集めた7千円を15日、たかずやの里に寄付しました。
この日は中学生3人と小学生2人が市役所を訪れ、上伊那広域連合長の白鳥孝伊那市長に寄付金を手渡しました。
西箕輪中と西箕輪小では、去年11月から12月末までの2か月間、アルミ缶回収を呼びかけました。
生徒や地域住民からおよそ140キロのアルミ缶が集まり、金額は7千円になりました。
この日はたかずやの里の子ども達も同席し「私たちのためにありがとうございます」とお礼の手紙を読みました。
たかずやの里の施設整備のために寄せられた寄付は昨日現在で545件、3,062万9,070円となっています。 -
朝から雪 11センチの積雪
本州の南海上を通過する全線を伴った低気圧の影響で15日の伊那地域は朝から雪となりました。
朝から降り始めた雪は午後になっても止まず、市街地では住民総出で雪かきに追われていました。
伊那市荒井の上伊那地方事務所では、降り始めから午後4時までに11センチの積雪を観測しました。
この雪で車のスリップ事故もおきています。
伊那市荒井の国道361号では、大型トラックがスリップし道を塞いだため、午後2時からおよそ2時間通行止めとなりました。
伊那警察署によりますと、午後4時現在物損事故がおよそ50件起きているということです。
中央道は午後4時現在、伊北ICから東京方面の県内の区間が上下線とも通行止めとなっています。
高速バスは午後4時現在駒ヶ根竏註V宿間で上下線12本が運休となっています。
JR飯田線は、朝から通常運行しています。
農業施設への被害や、停電などの被害はおきていません。
長野地方気象台によりますと、16日以降天気は回復するということですが、夜は冷え込むため路面の凍結に注意を呼び掛けています。 -
シカ肉の調理方法学ぶ
調理師免許を持っている人達を対象に、シカ肉の調理方法を学ぶ講習会が、13日、宮田村民会館で開かれました。
長野県では、去年、野生のシカやイノシシの肉を活用し、総合的なジビエ振興を図っていこうと、県や猟友会、調理師会などで組織する信州ジビエ研究会を設立しました。
講習会は、長野県調理師会上伊那支部が、ジビエ料理の技術普及を目的に初めて開催し、飲食店の関係者など10人程が参加しました。
講師を務めたのは、上伊那の飲食店で鹿肉料理などを提供している石澤幸男さんと、稲垣孝俊さんの2人です。
この日は、モモやスネ肉を使い、洋風に仕上げた料理や、ミンチした肉を使った餃子など5品を作りました。
石澤さんは、「購入する時は、脂身の少ない肉の方が匂いがしない」などとアドバイスしていました。
2時間ほどで、料理が完成すると、参加者全員で試食しました。
長野県によりますと、昨年度、上伊那で捕獲されたニホンジカはおよそ7千4百頭で、このうち、食用として処理されたのは、7%だという事です。 -
県技術委員会 新ごみ施設アセス準備書意見まとめる
上伊那広域連合が進めている新しいごみ中間処理施設の建設に係る、環境アセスメント準備書の県の技術委員会による審議が行われ、既存の井戸への影響が的確に把握できる場所に、モニタリング用の井戸を設置する事などを求める意見が出されました。
県の技術委員会では、上伊那広域連合が進める、ごみ中間処理施設建設に伴う大気や水質、騒音など環境アセスメントの結果に基づき、予測と評価について記した準備書の審議を去年12月から行ってきました。
13日は、最終となる3回目の審議が長野県庁で開かれ、審議の結果「既存の井戸への影響を把握する為にモニタリング用の井戸を設置する事」、「現在の環境と比較評価を実施する事」、「建物の設計にあたっては、計画地周辺の景観に配慮する事」、「絶滅危惧種の蝶、ミヤマシジミの保全対策を検討する事」の4つの意見が出されました。
広域連合では、候補地となっている伊那市富県の天伯水源付近で、2011年6月から1年かけて環境アセスを実施しました。
その結果、大気や騒音、振動について国の基準値を下回り、環境への影響はほとんどないとし、施設の建設と稼動が周辺に及ぼす影響は、適切な保全措置を講ずることで最小化できるとしています。
県では、13日の技術委員会の意見を基に、知事意見としてまとめ3月中旬頃に広域連合に示す予定です。 -
他地区の防災事例学ぶ
東海地震の対策強化地域に指定された協議会の上伊那ブロックの研修会が11日伊那市のいなっせで開かれ、防災について理解を深めました。
上伊那8市町村の防災担当職員らによる事例発表では、先進的な訓練や自主防災組織の取り組みが紹介されました。
伊那市は、宿泊を伴う訓練や事前に準備せず災害に対処する実践型訓練の事例を紹介しました。
箕輪町は、セーフコミュニティについて紹介しました。
防災担当職員は、モデル地区での啓発により、家具などの転倒防止対策が順調に伸びていると話しました。
南箕輪村は、先進的な自主防災組織の活動を紹介しました。
自治会加入率77.9パーセントの南殿区の自主防災組織加入率は、89.3パーセント。
アパート世帯にも声をかけ、行政面より防災面に重点を置いたより実践的な活動事例を紹介しました。
会場には、各地域の自主防災組織の代表など150人が集まり、普段触れることができない他の地域の取り組み事例に耳を傾けていました。 -
平成25年産米の配分率59.5%
伊那市農業再生協議会が30日JA上伊那本所で開かれ、市内の農家などに今年の稲の生産調整方針が伝えられました。
協議会には各区の農業委員会や農業振興センターなどからおよそ80人が出席しました。
今年の伊那市の目標数量は去年より252トン多い1万3,173トンで、水田の面積に対する作付面積の配分率は去年より1.1%高い59.5%となっています。
また、作付しない水田については、加工米や上伊那特産の小麦「ハナマンテン」、大豆などへの転作を推進していくとしています。
協議会では、去年の生産調整実施結果も報告され、伊那市では目標面積の99・26%が作付されました。 -
高校PTA連絡協 無人化対応を要望
上伊那9つの高校のPTAでつくる上伊那地区高等学校PTA連絡協議会は、JR飯田線の駅無人化により利便性の低下や防犯上の問題が生じないことなどをJR東海に求めるよう、白鳥孝伊那市長に要望しました。
8日は、高遠高校のPTA会長で上伊那地区高等学校PTA連絡協議会会長の唐澤 隆さんら3人が伊那市役所を訪れ要望書を、JR飯田線伊那市利活用検討協議会会長の白鳥市長に手渡しました。
要望書では、JR東海に対し、●関係自治体などと協議の場を設置して十分な説明と協議を行うこと、●無人化により利便性の低下や防犯上の問題が生じないこと、●部活帰りの生徒が多く利用している午後7時29分伊那北駅発、午後7時52分駒ヶ根駅着の電車234Mを、駒ヶ根どまりではなく松川町の伊那大島駅まで運行延長を求めることの3点です。
高校PTA連絡協議会は、去年11月に、JR東海が、飯田線の駅無人化の方針を示した事を受けて、12月に各高校から意見を聞き、今回要望書を提出しました。
白鳥市長は、「大切な話なので、課題として上伊那広域連合やJR飯田線利活用検討協議会などで取り上げたい。」と答えていました。
なお、JR飯田線伊那市利活用検討協議会では、16日に、高校生などを招いて飯田線の利活用についてのワークショップを開くことにしています。 -
11日のだるま市にむけ大だるま設置
五穀豊穣や家内安全を祈願する伊那市高遠町伝統のだるま市が11日に開かれます。
機運を盛り上げようと、高遠町商店街に大だるまが設置されました。
8日は、大だるまが保管されている多町から、1キロほど先の中心市街地まで、軽トラックで引っ張って運びました。
設置しているのは、商店主らでつくる本町実業団のメンバーです。
だるま市は、400年近く続くといわれる鉾持神社の伝統行事で、伊那谷唯一の市として毎年多くの人で賑わいます。
本町実業団では、毎年、市を盛り上げようと大だるまを設置しています。
高遠町のだるま市は、11日(月)午前7時縲恁゚後5時まで開かれます。
本町実業団は、大だるまのそばで、300人分のお汁粉を振舞うほか、桜だるまを販売する予定です。 -
伊那西高校芸術フェスティバル
伊那西高校の生徒達の発表の場、芸術フェスティバルが、7日から、伊那市のかんてんぱぱホールで始まりました。
芸術フェスティバルは、1年間の成果を発表する場として開かれていて、今回で6回目です。
会場には、美術クラブと美術の授業を選択した生徒の絵画、書道クラブと書道の授業を選択した生徒による作品、折り紙・工芸クラブ、写真クラブの作品が並んでいます。
出品者の写真つきメッセージが書いてあるのも特徴です。
今年は、初めて、文芸クラブが制作した短歌を書道クラブが書く、コラボレーション作品も展示されました。
作品展示だけでなく、土日には、琴や吹奏楽クラブのアンサンブル演奏、茶華道クラブによるお茶の振る舞いが行われます。
また、今年は初めて、国体3位に入賞した新体操クラブによる演技の披露、音楽の授業を選択した生徒による独唱なども行われるということです。
関係者は、「展示物だけの展覧会ではなく、様々な芸術を楽しんでもらえるフェスティバルにしたい」と話し、多くの来場を呼びかけていました。
伊那西高校芸術フェスティバルは、12日(火)までとなっています。 -
広域観光で海外から誘客を
海外からの旅行客を広域的に取り込んでいこうと上下伊那と木曽の観光関係者があつまり、伊那市内で6日懇談会が開かれました。
懇談会は、上下伊那と木曽が連携し、広域的な滞在型観光を目指していこうと、去年から開かれています。
今年は、海外からの旅行客をテーマに講演会やパネルディスカッションが行われました。
このうち、松本大学で国際観光を教える佐藤博康教授は、「伊那と木曽は、海外での知名度が低いことを逆手にとり、好奇心旺盛な人をターゲットにする事が大切」と話していました。
情報発信の方法については「それぞれの地域の情報を横一列に発信するのではなく、サクラなどテーマを絞り統一した情報を発信すると良い。」
また、「伝統的な生活体験など、地域が一体となり奥へ奥へと誘導する仕組みを作る事で滞在へとつながる」と話していました。
県のまとめによりますと、上下伊那と木曽を訪れた観光客、平成13年がおよそ1347万人でしたが、平成23年には1089万人と258万人減少。
観光消費額は、平成13年の417億円から310億円と100億円以上落ち込んでいます。 -
公立高校入学者前期選抜の志願者数
長野県教育委員会は、来年度の公立高校入学者前期選抜の志願者数を発表しました。
全県の全日制の志願者数は6,894人で、倍率は1.6倍です。
上伊那では、上伊那農業高校の園芸科学科で2.70倍などとなっています。
辰野高校です。
普通科は59人で1・23倍、
商業科は23人で1・15倍となっています。
上伊那農業高校です。
生産環境科は53人で2・65倍、
園芸科学科は54人で2・70倍、
生物科学科は34人で1・70倍、
緑地創造科は46人で2・30倍となっています。
高遠高校は71人で1・48倍となっています。
伊那北高校です。
普通科は前期選抜は行いません。
理数科は40人で1・11倍となっています。
伊那弥生が丘高校では前期選抜は行いません。
赤穂高校です。
普通科は前期選抜は行いません。
商業科は68人で1.70倍となっています。
駒ヶ根工業高校です。
3つの学科一括で75人が志願し1.25倍となっています。
続いて、多部・単位制の箕輪進修高校です。
普通I部は33人で1・65倍、
普通II部、は31人で1・55倍、
普通III部は4人で0・20倍、
工業I部は26人で1.30倍となっています。
高校入試前期選抜は2月12日、合格発表は2月19日に行われます。 -
上伊那地域8センチの積雪 生活への大きな影響なし
上伊那地域では、6日未明から雪が降り始め、午前9時現在でおよそ8センチの積雪を記録しました。
この雪による交通機関の乱れや停電など、生活への大きな影響はありませんでした。
長野地方気象台によりますと、今回の雪は、前線を伴った低気圧が日本の南の海上を発達しながら進んだ影響で降ったということです。
伊那消防署の発表によりますと、伊那市の積雪は午前9時現在でおよそ8センチを記録しました。
今回降った雪は、比較的水分を多く含んだ上雪となり、朝から道や庭に降り積もった雪をかく人の姿が見られました。
午後4時現在、この雪により、高速バスで10分程度の遅れが発生しましたが、その他、鉄道や停電など生活への影響は見られませんでした。
長野地方気象台では、7日朝、降った雪により、路面が凍結する恐れがあるので、車の運転や歩行には注意してほしいと呼びかけています。 -
南ア北部遭対協に感謝状
1月31日は、厳寒期の冬山での行方不明者の捜索で多大な功績があったとして、南アルプス北部地区山岳遭難防止対策協会に、伊那警察署から感謝状が贈られました。
田中署長から、西村和美救助隊長に、感謝状が手渡されました。
南アルプス北部遭対協は、去年12月仙丈ケ岳の行方不明者の捜索で、早期の行方不明者の発見に貢献しました。
北部遭対協によると、この冬は例年になく遭難が多かったということです。 -
死因がはっきりしない遺体の検案に貢献 感謝状
死因がはっきりしない遺体の検案業務に長年貢献したとして、医療法人暁会・仁愛病院と、野沢医院に、伊那警察署から感謝状が贈られました。
1月31日は、署員の前で感謝状の贈呈が行われ、伊那警察署の田中 泰史署長から、仁愛病院の副院長・内海 温さんと、野沢医院の野沢 敬一医師に感謝状が贈られました。
仁愛病院は、現在10人の医師が従事していて、CTなどを用いて、死因がはっきりしない遺体の検案を行っているということです。 -
女性消防団員交流会
上伊那地区の女性消防団員の交流会が2日伊那市の伊那商工会館で開かれ、女性団員が日頃の消防活動について発表しました。
2日は、上伊那6市町村からおよそ30人の女性団員などが参加し、消防団ごとに意見発表を行いました。
このうち、おととし4月に入団した伊那市消防団の北野晃子さんは、入団直後に被災地支援に行った経験を話しました。
交流会は、情報交換や交流を通じて、女性団員ならではの取り組みなどについて考えようと、上伊那消防協会が今回初めて開催しました。
現在、上伊那8市町村では、およそ3500人の消防団員が活動していて、そのうち89人が女性団員となっています。
上伊那消防協会は、これからも女性団員の交流会を開いていきたいとしています。 -
12月の有効求人倍率13か月ぶり0.7倍台に
上伊那の去年12月の月間有効求人倍率は、0.71倍で13か月ぶりに0.7倍台となりました。
ハローワーク伊那が発表した12月の有効求人倍率は、11月から0.05ポイント上昇して0.71倍でした。
新規求職者数は、694人で前の年の同じ月を6.3%下回りました。
一方新規求人数は、1,038人で前の年の同じ月を35.2%上回っています。
産業別新規求人数では、医療福祉が91.5%増の180人の求人、卸売業小売業が78.3%増の82人の求人などで前の年の同じ月を上回りましたが、上伊那の主力製造業は前の年の同じ月を0.9%、11月と比べると16.8%下回まわる109人と依然落ち込んでいます。
ハローワーク伊那では、「雇用情勢は、依然として厳しい状況にあり、持ち直しの動きに停滞がみられる。ただ、企業からは円安を歓迎する声があがっていて若干の明るい兆しがみられる」としています。
一方新規高卒者の求職者数は366人に対し、求人数は381人で求人倍率は平成22年度以来2年ぶりに1倍台に達しました。
ただ内定率は、前の年の同じ月より6.7ポイント低い85.5%となっています。
ハローワーク伊那では、1倍台に達したのは地道な求人開拓や各学校との連絡を密に取った結果とみている。求人者と求職者のミスマッチを早期に解消し内定率向上に努めたい」としています。