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上伊那郡地域振興懇談会
上伊那の商工業を考える、上伊那郡地域振興懇談会が2日、伊那市高遠町の高遠さくらホテルで開かれました。
懇談会は毎年、年1回開かれていて、今日は、上伊那にある7つの商工会の役員や長野県議会議員が出席しました。
会では、7つの商工会から、それぞれ現状報告や県に対する要望がありました。
伊那市商工会の森本光洋会長は、高遠、長谷地域の建設業界の厳しさを説明し、「公共事業の拡充をお願いしたい」と話しました。
箕輪町商工会の黒田重行会長は、「政財官の連携をしっかりとることが必要。これが雇用につながる」と話していました。
南箕輪村商工会の田中秀明会長は、「県が積極的に県内の工業をPRし、中小企業の製品を広めていくことが大切」と話しました。
県議からは県政報告が行われました。
木下茂人県議は、「新知事になっても経済・雇用対策を第一に考え、9月議会の補正予算でなるほどという対策を出してほしいと思っている」と話しました。
向山公人県議は、「県として、県内経済を上昇させることは重要課題として取り組まなければならない。経済対策については阿部知事と大きな食い違いがない中で対策をとっていけると思っている」と話していました。 -
ポニーレース パカパカ杯
趣向を凝らしたポニーのレース、パカパカ杯が5日、箕輪町木下で開かれました。
パカパカ杯は動物との触れ合いを通して、思いやりなど子どもたちの心を育む活動をしている箕輪町のNPO法人伊那ハーレンバレーパカパカ塾が開いたものです。
今回で9回目となるパカパカ杯には、およそ30頭のポニーが出走し、愛嬌たっぷりのレースを展開していました。
ポニーに乗った子どもたちが、吊るされたパンを食べる競争ではハプニングもありました。
パカパカ杯ではコース途中に用意されたカゴにボールを入れてから進むものなど趣向を凝らした様々なレースが行われました。
参加者はポニーと触れ合いながら楽しい1日を過ごしていました。 -
上伊那教育財政懇談会
教諭やPTAなど学校関係者でつくる上伊那教育財政懇談会が1日、伊那市で開かれ高校募集定員など県教育委員会への要望事項について協議しました。
懇談会は県教職員組合上伊那支部やPTA連合会などでつくる上伊那教育七団体連絡協議会が開いたもので、会場には約80人が集まりました。
懇談会では高校募集定員や、入試制度など、県に要望することがらについて地元選出の県議会議員とともに協議しました。
懇談会では、「上伊那地区の高校募集定員が中学校卒業生徒数や生徒の希望に見合ったものになるようにしてもらいたい。」「伊那養護学校の特別支援教育を充実させてもらいたい」といった要望事項があげられていました。
協議会では県教育委員会にこれらを要望していくことにしています。 -
振り込め詐欺 注意よびかけ啓発
9月の振り込め詐欺総合対策強化月間初日の1日、伊那警察署と防犯ボランティア団体が各地で啓発活動を行いました。
1日は、伊那市や箕輪町の大型店など3か所で啓発活動が行われました。
啓発活動を行なったのは、伊那警察署と、防犯ボランティア団体の「伊那エンジェルス隊」です。
隊員らは、ティッシュとチラシを配りながら、振り込め詐欺被害に合わないよう注意を呼びかけていました。
伊那警察署管内では、今年、8/31現在まで、振り込め詐欺による被害は発生していません。
長野県内では、7月末現在で、37件、およそ4400万円の被害が発生しています。
去年の同じ時期に比べ、件数は46件、金額にして3400万円減少しています。
伊那署では、「件数は減っているが高額の被害の事例もある。思いもよらない新たな手口の詐欺の可能性もある」と話し注意を呼びかけています。 -
ふるさと就職面接会
来春大学や短大などの卒業予定者を対象にしたふるさと就職面接会が3日、伊那市内で開かれました。
参加した企業は去年よりも8社多い30社となりました。
参加した学生は男性77人女性69人の、合わせて146人で去年よりも19人増えました。
一方参加した企業は、製造業が5社増えたこともあり、去年より8社多い30社となりました。
参加企業の求人数は去年の65人から67人多い132人となりました。
参加したある建設業の担当者は、「目的意識と信念を持った人に来てもらいたい」と話していました。 -
オペラ「春香」 団員募集始まる
伊那市の名誉市民 故・高木東六さんが作曲したオペラ「春香」。2012年、6月の公演に向けて、合唱団員の募集が始まりました。
2日は、報道関係者を対象に会見が開かれ、オペラについて説明が行われました。
オペラ「春香」は、韓国・南原(ナムウォン)市を舞台とする純愛物語を基に高木東六さんが作曲したものです。
高木さんが、戦時中、伊那に疎開している際につくったもので、オリジナル版での上演は、64年ぶりとなります。
2年に1度、これまで8回に渡り開かれてきた手づくりの音楽会で上演する予定で、この音楽会でもオペラに挑戦するのは初となります。
2日の会見では、メインとなるキャストも発表されました。
春香役は、南箕輪村出身の夫を持つプロのソプラノ歌手・永吉 伴子さんなど、伊那にゆかりのある歌手を中心に人選する事ができたということです。
実行委員会では、今回のオペラにむけ、合唱団員150人、舞踏メンバー男女・各8人を募集します。
合唱団員の中から、男声15人のキャストを選ぶ予定です。
手づくりの音楽会、オペラ「春香」は2012年6月に予定されています。 -
上伊那選手権水泳競技大会
上伊那選手権水泳競技大会が8月29日伊那市で開かれ、選手たちが日頃の練習の成果を発揮しました。
大会は、スイミングクラブなどでつくる上伊那水泳協会が毎年開いているもので、保育園児から一般まで約200人が参加しました。
自由形、平泳ぎ、背泳ぎ、バタフライの4種目が行われ、選手たちは、自己記録更新を目指して懸命な泳ぎをみせていました。
また今回は20回の節目という事で記念行事として親子3代でつなぐ150mリレーなどがおこなわれました。
この大会の模様は9月18日午前9時50分からご覧のチャンネルで放送します。 -
伊那8月の平均気温過去最高
伊那の8月の平均気温は、県内30の観測点の中で、平年と比べ最高の上昇率となりました。
長野地方気象台のまとめによりますと、伊那の8月の平均気温は、平年と比べ2.8度高い25.9度で、過去最高を記録しました。
県内30か所の観測点のうち24地点で過去最高となっていますが、その中でも平年を2.8上回った伊那が最高の上昇率となりました。
これまでの伊那の8月の平均気温の最高は、1994年の24.4度で、それを1.5度上回る観測史上最も暑い夏となりました。
9月に入っても厳しい暑さが続いていて、1日は、34度を記録し、9月としては、観測史上最高を記録。
2日も33.4度を記録しました。 -
上伊那地区統計グラフコンクール審査会
上伊那地区統計グラフコンクール審査会が、8月30日伊那市役所で開かれた。
コンクールには、上伊那の小中学校から452点の応募があり5つの部門毎に分け審査が行われた。
作品は、カエルが鳴いている時間帯と翌日の天候の関係について調べた物や、特許の出願状況を都道府県ごとに調べたもの等さまざま。
審査員は、表のまとめ方や色の使い方データの整理方法などについて審査した。
審査の結果、各部門から県の第二次審査会へは、合計45点の作品が出品される。 -
伊那市ごみ減量化資源化推進委員会
伊那市の、ごみ減量化資源化推進委員会が1日伊那市役所で開かれ、ごみの削減について伊那市に提言する内容をまとめました。
委員会では、ごみの発生抑制・リデュース、再利用・リユース、再生利用・リサイクルの3Rについて伊那市に提言するため検討を重ねてきました。
1日は、そのまとめが行われました。
発生抑制リデュースについては、レジ袋削減などについて上伊那全体で協議する場を設置するよう上伊那地方事務所へ働きかける、再利用・リユースについては、行政によるフリーマーケットのバックアップや、園児服の譲渡会の開催、再生利用・リサイクルについては、シュレッダーにかけかれた紙ごみのリサイクルの推進などをあげています。
委員会では、これらの最終確認を次回行い、11月上旬に白鳥孝市長に提言する予定です。 -
伊那中央病院に川合博新院長が就任
伊那中央病院の新しい院長に川合博さんが就任しました。
川合院長は就任のあいさつで「地域に良質な医療を提供していきたい」と述べました。
1日は伊那中央病院で辞令交付式が行われ、病院を運営する
伊那中央行政組合の白鳥孝組合長から辞令が手渡されました。
川合院長は、静岡県生まれの62歳です。
1974年昭和49年に信州大学医学部を卒業後、市立甲府病院小児科医長や県立こども病院副院長などを務めました。
就任にあたり川合院長は、「良質な医療を提供し、患者の皆さんが、伊那中央病院にかかってよかった、また職員がここで働いてよかったと思えるようにしていきたい。人を育て地域に貢献できる病院づくりに努めたい」とあいさつしました。
辞令交付式終了後の記者会見で川合院長は取り組むべき課題について話をしました。川合院長は「救急医療はやはり住民の皆さまが安心して暮らせるための原点なので、きちんと対応していきたい。人材育成、特に研修医の確保、指導、養成に力をいれたい。この病院が有する医療資源、あるいは施設面、それは素晴らしいものがある。もっと医学生、あるいは若い先生たちにもアピールをして、この病院で研修を進めていきたい。これから外科手術の多くが内視鏡手術に変わる時代にきている。やはり安全に確実に内視鏡手術ができるということが大事だと思う。内視鏡手術というものを伊那中央病院のひとつの特色にしていきたい。病院というところは、常に課題が出てくる。課題に関しては積極的に挑戦していきたい。」と話していました。 -
9月の観測史上最も高い気温
伊那市の1日の最高気温は
34度を記録し9月の観測史上最も高い気温となりました。
アメダスによる伊那での観測が始まったのは平成5年でこれまでの最高気温は31.6度でした。
1日記録した34度はこれまでの最高を2.4度上回り、9月としては最も高くなっています。 -
小川秋實院長退職辞令交付式
平成11年から11年間、伊那中央病院の院長を務めてきた小川秋實さんの退任式が31日、行われた。
31日は、退職辞令の交付式と退任式が行われ、小川さんに伊那中央行政組合の白鳥孝組合長から、退職辞令が手渡された。
小川さんは、「この11年間は働きがいのある満ち足りた日々だった。新しい院長のもと、伊那中央病院が発展し続けることを願っている」と話した。
白鳥組合長は、「伊那中央病院が中核病院として確固たる存在を確立できたのは小川先生のおかげ。勇退は残念だが、伊那中央病院の新たなる発展にご尽力いただけたらありがたい」と話した。
小川さんは現在76歳。東京大学医学部の卒業後、昭和53年に信州大学医学部の教授になった。
平成7年から5年間、信大の学長を務めたのち、伊那中央病院の前身となる伊那市営伊那中央総合病院の院長に就任、それから31日までの11年間、伊那中央病院の院長を務めてきた。
また、去年4月には春の叙勲、教育研究功労で瑞宝重光章を受章した。 -
伊那ケーブルテレビ 緊急地震速報 発信テスト
伊那ケーブルテレビは、9月1日の防災の日に合わせ、サービスを行っている緊急地震速報の発信テストを行いう。これにあわせ伊那市役所などでは訓練が行われる。
緊急地震速報のサービスは、速報を発信する気象庁からデータを受けケーブルテレビの伝送路を活用して、地震の予測到達時間と予想震度を伝える。
伊那市では、市役所をはじめ公民館や小中学校など40の施設に緊急地震速報の端末機が設置されている。
伊那ケーブルテレビでは1日、午前9時に全ての端末機に向けて発信テストを行う。
市役所や小学校などでは、この発信テストを基にして避難訓練や消火訓練を行う計画。 -
南信の水稲作柄「平年並み」
8月15日現在の南信地区の今年の水稲の作柄は「平年並み」と見込まれている。
関東農政局 長野農政事務所が31日発表した「作柄概況」によると、8月15日現在の今年度の南信地域の水稲の作柄は、「平年並み」としている。
1平方メートルあたりに出た穂の数は平年より「少ない」ものの、1つの穂についている「もみ」の数は「やや多い」としている。
1平方メートルあたりの全てのもみの数は、平年より「やや少ない」で、登熟は「やや良」となっている。
今年の南信地区は、田植え期の5月に低温の影響を受けたが、それ以降、高温・日照時間が長いなど天候に恵まれ、平年並みに持ち直したという。
なお、東信と北信は「やや良」、南信と中信が「平年並み」で、県全体では「平年並み」と見込まれている。 -
歯科指導実習の成果を発表
伊那市にある県公衆衛生専門学校の2年生が、31日、今年3月から行ってきた歯科指導実習の成果を発表した。
31日は、2年生17人が、今年3月から取り組んできた模擬患者実習のまとめを発表した。
模擬患者実習は、学生が家族などを患者にみたてて指導にあたり、口の中の健康状態の改善などを図る。
そのうち、笹川 智香さんは、模擬患者にブラッシングの大切さを知ってもらい、自分で口の中の健康が維持できるようにと指導をしてきた。
笹川さんは、「指導は自分の思い通りに進まないことが多かった。実習を通して、患者さんと一緒に問題解決に取り組むことの大切さを実感した」と話した。
また、小島ひとみさんは、歯石の改善にむけ、指導をした。
小島さんは、「患者さんに積極的に歯科指導に取り組んでもらうには、相手の意見を尊重し、それを踏まえた指導が大切」と話していた。
2年生は、今後3か月間の臨床実習を行い、来年3月6日に国家試験を受ける予定。 -
市町村運営のプール利用状況まとまる
各市町村が運営するプールの利用状況がまとまった。
伊那市の伊那市民プールは今年度、7月3日から8月29日まで52日間営業。
期間中の利用者数は1万5,613人で、前の年に比べ471人の増加。
箕輪町のみのわ町スイミングプールは、7月10日から8月17日まで21日間営業。
利用者数は、2,404人で、前の年と比べ58人減少。
南箕輪村の大芝村民プールは、7月10日から8月22日まで38日間営業。
利用者数は、6,466人で、前の年に比べ1,031人の増加。
大芝村民プールを運営している大芝公園管理事務所では、キャンプに訪れた人などがプールを利用した事が増加につながったとみている。 -
南信ペーニャが信州ダービー告知
サッカーのJFLに所属する松本山雅FCを応援するサポーター有志でつくる「松本山雅南信ペーニャ」は、29日の試合のPR活動を伊那市駅前で27日行った。
PR活動には、ペーニャのメンバー6人が参加した。
27日の朝7時、伊那市駅の利用者などに29日に行われる試合をPRするティッシュを配った。
松本山雅南信ペーニャは、南信地域のサポーターを増やすことや松本山雅を知ってもらおうと活動している。
29日に予定されている試合は、長野県サッカー選手権大会の決勝戦で相手は北信越リーグのAC長野パルセイロ。この試合に勝つと、県代表として来月3日の天皇杯全日本サッカー選手権大会に出場することができる。
長野県サッカー選手権大会決勝戦は29日に松本市のアルウィンで行われ、入場無料となっている。 -
上伊那7月の求人倍率0.57倍
先月の上伊那の月間有効求人倍率は0.57倍となり、前の月の0.51より0.06ポイント上がった。2か月連続の上昇で、おととし12月の0.69倍に次ぐ倍率となっている。
ハローワーク伊那の発表によると、先月の上伊那の月間有効求人倍率は0.57倍で、前の月の0.51倍を0.06ポイント上回り、2か月連続で上昇した。
長野県は、0.62倍、県内12地区では、長野・松本・諏訪などに次いで6番目の水準となっている。
企業の新規求人数は1039人で、前の月の1012人より30人ほど増えた。
一方、新たに仕事を探している新規求職者数は794人で、前の月の847人より50人ほど減った。
ハローワーク伊那では、「製造業で明るいきざしはあるが、円高などの影響もあり先行きが不透明で、依然として厳しい状況」としている。 -
りんご・なしの出荷始まる
箕輪町中原のJA上伊那箕輪果実選果場でりんごとなしの出荷が27日から始まった。
箕輪果実選果場には、伊那市から辰野町までの上伊那北部のりんごやなしが集ってくる。
27日から出荷が始まったのは、りんごがつがる、梨は幸水でどちらも去年より3日遅れている。
りんごの選果は、光センサーの選別機で行われる。
パートの主婦たちがキズがあるかないかなどを選別するだけで、熟度や糖度、色つきなどを自動ではかり、4段階に分けられる。
初日の27日は、10キロのケースで80ケースを出荷した。
いつもの年に比べると6割ほどだという。
一方、なしは、10キロのケースで50ケースといつもの半分にとどまった。
上伊那産のりんごやなしは、色がよく、果肉がしっかりしているところが特徴ということだが、猛暑の影響でりんごは、色つきが悪く、なしは熟度が遅れているという。
ただ、全国的にも遅れていることや凍霜害の影響で価格は高めだという。
主な出荷先は、名古屋などの中京方面で、ピークは、9月の初旬を見込んでいるが、トータルの出荷量は、平年より15パーセントほど少ないとJAでは見ている。 -
阿部氏 上伊那市町村長と対談
9月1日付けで長野県知事に就任する阿部 守一さんが、26日、伊那市役所を訪れ、上伊那の市町村長と対談した。
26日開かれた、上伊那広域連合議会にあわせて、知事に就任する阿部守一さんが、伊那市役所を訪れ、8つの市町村長と対談した。
阿部さんは「県と市町村が力を合わせて、元気な県にしていきたい」と挨拶した。
白鳥孝伊那市長は、リニア新幹線問題に触れ、「国と県の将来のためにも、観光・産業において効果があるBルートを新しい知事にも支持してもらいたい」と話した。
阿部さんは「リニアは地域によって考え方がある。今までの県のスタンスを確認して、意見をうかがいながら対応したい」と答えた。
平澤豊満箕輪町長は、「信州型事業仕分けは、おそれることなくやってもらいたい。県政のスピードアップ、効率化を進めて欲しい」と話した。
唐木一直南箕輪村長は、「県民イコール市町村民。良好な関係を築いていきたい。市町村にはそれぞれの市町村なりの悩みがある。一緒に悩みを聞いて、一緒に考えて欲しい」と話した。
阿部さんは、信州型事業仕分けについて、「予算を削減する手段というよりは、県の情報公開を進め、県民に参加していただく手段だと考えている」、医療問題については、「自治体に負担を頂いているが、仕組み上、県が果たすべき役割は大きい。いままでより踏み込んだ対応をしていきたい」との考えを示した。 -
中日本総合男子ソフト選手権大会
第54回中日本総合男子ソフトボール選手権大会が13、14日、伊那市を会場に開かれ、29チームが熱戦を繰り広げた。
大会には、東海4県、北信越5県から、各県の予選を勝ち抜いた一般男子、高校生、小学生チーム合わせて29チームが出場した。
式の中で、伊那市の弥生クラブの井澤一也選手が選手宣誓をした。
伊那市で男子の大会が開かれるのは、平成11年以来11年ぶり。
長野県からは、6月の県大会で1位となった弥生クラブと2位のオール伊那が出場した。
弥生クラブは、伊那弥生ヶ丘高校のOBでつくるチームで、ここ数年は20代の若い選手も増えチームもまとまってきているという。
また、伊那市や箕輪町のメンバーが所属するオール伊那は、今年はピッチャーと守備を中心に調子が上がってきているという。
大会の結果、一般男子の部では、弥生クラブ、オール伊那とも決勝進出ならず、優勝は愛知県代表の中京大学だった。 -
【カメラリポート】宮崎学さんに聞く
上伊那地域で多発しているクマの目撃情報。
人や農作物への被害が心配されている。
しかしその数や行動範囲などはあまり知られていない。
クマはなぜ人里近くまでおりてくるのか?駒ヶ根市に住む自然界の報道写真家宮崎学さんに話を聞いた。
(宮崎さん)「相手は野生動物ですからね。クマに限らずタヌキやキツネだってどこでも歩いてるんですよ。だからそのどこでも歩いているところを、やっぱり行政にしても現代人はみんな人間を中心にしてものを見ているでしょ。それをたまたま見つけただけで大騒ぎするのも今まで何をやってきたんだということを言いたいよね。」 -
台風4号による被害なし
台風4号は、今日午後3時ごろ、長野県に最接近した。
午後3時現在、伊那市、箕輪町、南箕輪村に被害はなく、農作物・公共交通などに影響は出ていない。 -
台風4号接近
長野地方気象台は台風4号があす昼過ぎに上伊那地域に最接近すると予想していて土砂災害などに注意を呼びかけている。
長野県は11日、台風4号接近に伴う農作物の被害防止のため農業関係者に対策をとるよう周知した。
伊那市羽広のブドウ畑では、みはらしぶどう生産組合の有賀五男さんが、台風の接近に備え、ぶどう棚に支柱を設置する作業を行なっていた。
有賀さんのぶどう畑は広さが約23アールで、ナイアガラや大粒ピオネなど6種類、1万6千房を栽培している。
県では農作物のうち果樹については、強風に備えて防風ネットの点検や支柱の設置などを呼びかけている。
また水稲については倒れるのを防ぐため、なるべく水を多く入れ茎の揺れを防ぐことなどを注意点として挙げている。
台風4号は12日昼過ぎにかけて上伊那地域に最接近する見通し。11日午後6時から12日午後6時までの24時間の降水量は上伊那地域の多い所で110ミリと予想されていて、長野地方気象台では土砂災害や河川の増水に注意するよう呼びかけている。 -
食中毒注意報発令
長野県は、今年2回目の食中毒注意報を発令した。
気温、湿度とも高く、食中毒の発生しやすい状況だとして、手洗い、食材の冷蔵庫での保存、充分な加熱を呼びかけている。 -
天竜橋 予定より早く撤去工事完了
7月の長雨で橋脚が沈下していた伊那市から南箕輪村にかかる天竜橋の撤去工事が9日完了した。
天竜橋は、現在、新天竜橋の建設を進めていることから10月以降の撤去を予定していたが、7月の長雨の影響で橋脚が50センチほど沈下し橋が落ちる可能性がでてきたことから、予定を早め先月26日から撤去工事を始めた。
伊那建設事務所では、撤去完了を台風による大雨で、川が増水する9月上旬を目指していましたが、天候に恵まれたことや、夜間も工事を進めたことなどから予定より早く9日撤去が完了した。
工事期間は15日間だった。
新天竜橋は現在歩行者に限り朝夕の時間限定で通行が可能で完成は10月中を予定している。 -
県議会が南アの食害状況を視察
長野県議会は10日、南アルプスのニホンジカなどによる食害の現地調査をした。
10日は、長野県議会山岳環境保全対策議員連盟の会員12人が林道バスに乗ってニホンジカなどによる食害状況などを視察した。
山岳環境保全対策議員連盟では、山岳のごみやトイレ問題などの環境保全をテーマに検討している。
仙流荘では、伊那市や地元の関係者と意見交換が行われた。
この中で、シカなどによる高山植物の食害対策などについて報告があった。
上伊那猟友会の竹入 正一会長は、「去年試験的に行ったワナによる捕獲に効果があった。今後はワナによる捕獲が増えると思う」と話していた。
また、信州大学農学部の泉山 茂之教授は、「まずは野生動物の生態を知る事が大切。2008年から始めた防護柵の効果も出てきている。」と報告していた。 -
セブンイレブンで住民票など取得可能に
伊那市や箕輪町、南箕輪村など上伊那6市町村では、コンビニエンスストアのセブンイレブンで住民票などの取得が来年から可能となる。
セブンイレブンで取得が可能なのは、住民票の写しと印鑑登録証明書で、住民基本台帳カードが必要です。
広域連合8市町村のうち、飯島町と中川村を除く6市町村で来年2月から始まる予定。
現在、住基カードを利用したセブンイレブンでの証明書の交付は、東京都渋谷区や三鷹市などで始まっている。
セブンイレブンの店舗内の多機能端末機を利用して、全国どこでも住民票と印鑑証明書の交付が受けられるサービスで、広域連合では、利用可能時間が長くなることや、上伊那以外でも利用できること、発行手数料が窓口交付より安くなることなどをメリットにあげている。 -
うたごえサークルが平和音楽会
ナガサキに原爆が投下されて9日で65年が経った。9日は、伊那市のいなっせで、原爆の悲惨さを伝え、核兵器のない平和な世界をつくろうと音楽会が開かれた。
音楽会は、上伊那で歌を通して平和を訴え活動している「うたごえサークルざざむし」が開いた。
音楽会では、長崎の被爆者で、1993年に亡くなった故・渡辺 千恵子さんの体験談を、語りと合唱で綴る「平和の旅へ」が演奏された。
渡辺さんは、原爆により16歳の時に半身不随となりましたが、母親の励ましで、ナガサキの語り部として生きる事に人生の意味を見出していく。
渡辺さんは、自らの体験を語る中で、32年間の寝たきり生活から自立すること決意する。大きな手術やつらいリハビリを乗り越え車いすで生活できるようになった。
「うたごえサークルざざむし」では、被爆者の願いや平和への思いを、音楽を通して発信していきたいと話していた。