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年末交通安全運動はじまる
31日までの年末交通安全運動に合わせて、伊那警察署などは開始式を3日、伊那市役所で行いました。
3日は、雨のため庁舎内で出発式のみを行いました。
子どもと高齢者の交通事故防止を運動の基本に、夕暮れ時と夜間の交通事故防止と飲酒運転の根絶を重点としています。
伊那署管内では、人身事故は去年の同じ時期に比べて58件少ない238件、死者は同数の5人となっています。
伊那市では、人身事故、けが人ともに減少していますが、死者は3人と2人多くなっています。
この死亡事故では、若者や中高年が亡くなっています。
年末交通安全運動は31日月曜日まで行われます。 -
10月有効求人倍率1.73倍
10月の上伊那の月間有効求人倍率は、前の月より0.13ポイント上回る1.78倍でした。
ハローワーク伊那によりますと管内の10月の有効求人数は4,478人、求職者数は2,514人で、求人倍率は1.78倍でした。
求人倍率が1.7倍台になったのは今年2月以来8か月ぶりです。
雇用情勢についてハローワーク伊那では「堅調に推移している」として前の月の判断を据え置いています。
また、来春卒業予定の新規高卒者の就職を希望する410人の10月末の内定率は86.3パーセントでした。
9月末と比べ22.7ポイント、前の年の同じ月と比べて1.9ポイント上回っています。
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県内ケーブルテレビ10局 共同宣言
長野県内ケーブルテレビ局10社が4K放送サービスと安全安心なインターネットなどの提供を掲げる共同宣言を30日発表しました。
12月1日から高画質の4K衛星放送が始まるのを前に県内ケーブルテレビ局10社が共同宣言を発表しサービスの向上を掲げました。
参加するケーブルテレビ局10社では、訪問サポートを今まで以上に充実させ、より質の高いネットワークサービスの提供と専用のSTBをつけるだけで視聴可能な4K放送の提供に力を入れていきます。
会見でテレビ松本ケーブルビジョンの佐藤浩市社長は「これまでにない高画質の4K放送の魅力を伝え若者のテレビ離れを食い止めたい」と話しました。
また、グーライトの丸山康照社長は「4K放送の開始を絶好のチャンスと捉え、ケーブルテレビで見る利便性を県民に丁寧に伝えるとともに番組制作での連携を深めていきたい」と意気込みを語りました。
ケーブルテレビ局10社は来月上旬から新聞広告や折り込みチラシ、テレビコマーシャルを展開していく予定です。 -
上伊那医療生協 30年の節目祝う
上伊那医療生協の創立30周年の記念祝賀会が29日箕輪町の伊那プリンスホテルで開かれ、関係者が節目を祝いました。
祝賀会には職員や箕輪町、県の関係者など200人が出席しました。
上伊那医療生協は1988年に設立し、2年後に箕輪町木下に診療所を開所しました。
2006年には、診療所があった場所に上伊那生協病院を開院しました。
医療生協は組合員の出資により運営資金を賄っていて、現在は病院や宅老所、グループホーム等24の施設を運営し、組合員数は2万4千人となっています。
医療生協の小林伸陽理事長は「多くの人の支えがありこの、医療と介護のネットワークの骨格を作る事ができました。
今後も地域の皆さんの声を聞き、住みやすい地域を実現できるようこれからも頑張っていきたいです」と話していました。 -
伊那異業種交流研究会 シンポジウム
伊那商工会議所の異業種交流研究会が主催する伊那に進出してきた企業などから将来展望を聞くシンポジウムが、28日 伊那商工会館で開かれました。
Nシンポジウムでは、伊那市の林 俊宏副市長や、伊那商工会議所の川上健夫会頭のほか、他地域から伊那に進出してきた企業や、地元で活躍する事業所など7社が、パネルディスカッションを行いました。
伊那市に来てからのメリット・デメリットについて、でん粉麺製造のマロニーは、「物流は良いが、人が動くための交通面は利便性が悪い。」
長持ちするパンを製造しているパネックスは、「外国人労働者を雇用しているが、今後さらに増えることが予想されるため生活しやすい場所を提供する必要がある」などと話していました。
林副市長は、県外に進学し伊那に戻ってくる学生は2~3割だという数字を紹介し、「地元企業を知ってもらい卒業後帰ってきてもらえる取り組みをさらに進めたい」と話していました。
パリコレクションなどで、メイキャップアーティストとして活躍する南箕輪村の美容業・シュールの網野 裕美さんは、「東京では埋もれてしまったかもしれない夢が、地域だからこそ挑戦し続けることができた」と話していました。
このシンポジウムは、伊那異業種交流研究会が、初めて開いたもので一般に公開されました。
シンポジウムは、12月22日からご覧のチャンネルで放送する予定です。
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障害者就労センター 年賀状印刷始まる
上伊那の障害者就労施設の利用者が描いたイラストが入った来年の年賀状の印刷の受付が始まっています。
こちらが来年の干支「亥」のイラストが入った年賀状です。
11種類あります。
6施設の20人が描いたイラストが色とりどりにデザインされています。
年賀状の制作は、上伊那の障害者社会就労センターで働く利用者の工賃アップを目指して、平成20年から始まりました。
上伊那の10施設が参加していて受付を取りまとめ、印刷業務を普段から受けている 輪っこはうす・コスモスの家で、印刷しています。
代金ははがき代を除き、50枚までは1枚50円、51枚からは40円です。
あいさつ文も変更できるほか、プラス10円であて名印刷もしてくれます。
去年は6,000枚の注文があり、今年は1万枚を目指しています。
29日現在ですでに900枚ほどの発注があり、申し込み締め切りは来月19日となっています。また、喪中はがきも受け付けています。
〔お問い合わせ〕輪っこはうす・コスモスの家 電話0265-76-3390 -
在職20年で表彰
伊那市区選出の向山公人県議会議員と上伊那郡区選出の小林伸陽県議会議員ら5人は、県議会から在職20年の表彰を29日に受けました。
29日開会した11月県会の本会議中に表彰されました。
自民党の向山県議は、当選回数5回の76歳。
共産党の小林県議は、当選回数5回の75歳です。
代表して向山県議が謝辞を述べました。
表彰は、県議会議員表彰規定に基づくもので、在職20年表彰は、5人が対象となりました。 -
インバウンド誘客セミナー
10月1日に広域的な観光づくりを推進するために設立された一般社団法人長野伊那谷観光局は、重点事業の1つ「インバウンド誘客」に向けたセミナーを今日、伊那市のいなっせで開きました。
セミナーでは、マーケティングリサーチを行う東京都の株式会社アンド・ディの石田ゆき子さんが、外国人旅行客の現状やインバウンドの可能性について話をしました。
石田さんは「東京や大阪を訪れた海外からの旅行客は地方へ期待する人が多い。元々ある観光資源を活かして旅行客の期待にどう応えられるかが今後重要になってくる」と話していました。
石田さんによりますと、上伊那に宿泊した外国人の数は、2015年は延べ16,462人で、2014年に比べて17.3%増えているということです。
セミナーは、上伊那地域への観光客を増やすために共通の認識を持ってもらおうと開かれたもので、35人が参加しました。
セミナーは、12月中にあと2回開かれる予定です。 -
郡縦駅伝 箕輪町が優勝
市町村対抗の第66回上伊那郡縦断駅伝競走大会が、25日に開かれ箕輪町が2年連続16回目の優勝を果たしました。
午前8時30分、駒ヶ根市役所をスタートしました。
辰野町役場までの6区間38.1キロをタスキで繋ぎます。
市町村代表とオープン参加を含め全11チームが参加しました。
序盤から独走態勢の箕輪はそのまま伊那市役所で前半のゴールを迎えました。前半総合タイム2位は箕輪町と2分29秒差で飯島町、3位は2分44秒差で伊那市でした。
後半は伊那公民館前を一斉スタートしました。
5区、今年の県縦断駅伝で上伊那チームの主将を務めた駒ヶ根市の高梨良介さんが後続を引き離します。
辰野町役場に最初にゴールしたのは駒ヶ根市でした。
総合タイムの結果、1位は2時間11分57秒の箕輪町で2年連続16回目の優勝を果たしました。
2位は36秒差の2時間12分33秒で駒ヶ根市、3位は2時間13分10秒で伊那市でした。
南箕輪村は7位となっています。
なお、今回の大会で区間新記録は出ていません。
大会は上伊那陸上競技協会と上伊那ケーブルテレビ協議会が開いたもので今年で66回目になります。
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伊那女声コーラス 演奏会
伊那女声コーラスの第22回演奏会が伊那市のいなっせで24日に開かれました。
今回の演奏会は「弦と声 ともにうたう」をテーマに開かれました。
第2ステージでは伊那北高校出身のチェロ奏者、飯島瀬里香さんの演奏に合わせて枕草子をもとに作られた合唱曲を披露しました。
伊那女声コーラスは昭和36年に発足しました。
現在は伊那市を中心に上伊那の40代から80代の約30人が活動しています。
女声コーラスでは「和やかな雰囲気の中、切磋琢磨しながら技術を磨き長く活動を続けていきたい」と話していました。
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上伊那から脱原発訴え300回
上伊那地域から脱原発を訴える「さよなら原発上伊那の会」が、2013年から始めたいな金行動が、23日の夜で300回を迎えました。
この日は、およそ20人が集まり、歩行者や通り過ぎる車に脱原発を訴えました。
さよなら原発上伊那の会は、福島第一原発事故をきっかけに、上伊那医療生協まちづくり委員会の組合員を中心に結成されました。
「原発事故を忘れてはいけない」と、2013年3月1日から毎週金曜日の夜、脱原発を訴える「いな金行動」を行っていて、23日で300回目を迎えました。
1度も休まず参加しているという男性は「報道も少なくなり原発事故が忘れられてきている。私たちが訴え続けることで、原発事故の記憶が少しでも失われないようになればと思う」と話していました。 -
日本発条 伊那市西箕輪に新工場竣工
神奈川県横浜市に本社を置くばね製造業、日本発条株式会社は、伊那市西箕輪に精密ばね製品の新工場を建設し、22日竣工式を迎えました。
今日は茅本隆司社長や、伊那市の白鳥孝市長が出席して竣工式が行われ、テープカットで工場の完成を祝いました。
新工場は伊那市西箕輪の伊那インター工業団地内に建設されました。
この日は、内覧会が開かれ関係者が視察しました。
鉄骨造の2階建で、延べ床面積は約7000平方メートル、事業費は66億円です。
関連会社のニッパツフレックスの工場の隣に建設されました。
自動車向けのトランスミッション用のスプリングなどの精密ばねを製造している宮田村の工場の生産能力を増強するために、伊那市西箕輪に新工場が建設されました。生産能力は年間5,800万本です。
新工場の建設に伴い、新規に50人ほどを雇用する計画です。
日本発条は、ばねで世界トップクラスのシェアを占めています。
新しい工場の操業は来年6月を予定しています。
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エコチル 進捗を報告
環境省が進めている「子どもの健康と環境に関する全国調査」エコチル調査の進捗状況などを報告する秋のエコチルフェスティバルが11日伊那市のいなっせで開かれました。
フェスティバルは信州大学医学部がエコチル信州の調査をスタートさせた2011年から毎年開かれています。
11日は、エコチル信州の責任者で信州大学医学部の野見山哲生教授が進捗を報告しました。
野見山教授は、「妊娠初期にタバコを吸った人の子どもは、吸わない人の子どもと比べ、生まれた時の体重は少ないが成長するにつれ肥満になる傾向がある」と話していました。
エコチル調査は、13年間にわたり健康状態や生活習慣、生活環境を調べる国家プロジェクトです。
長野県は上伊那地域が対象でおよそ2,700組の親子が参加しています。
来年度から4年間は8歳児を対象に体格や発達などを評価する学童期調査が行われる予定です。
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正月に向けしめ飾りづくりピーク
中信地域から南信地域にかけてしめ飾りを販売している、箕輪町沢の信州縁起物製作所は、正月に向けてしめ飾りづくりに追われています。
20日は従業員10人が、工程ごとに分かれて作業にあたっていました。
上伊那を中心に、北は白馬村から南は飯田市まで、町内外の大型スーパーマーケットや企業・寺・神社などにしめ飾りを納めています。
作業は8月から始まっていて、稲わらを集めて乾燥させ、10月からはしめ飾りづくりが行われています。
大小15種類ほどのしめ飾りを作っていて、忙しいこの時期は1日に400本近くの縄をなっているということです。
大槻清子代表は「この時期は大忙しであっという間に12月が過ぎてしまう。作るのに本当に手間がかかっているが、良いものが作れていることに満足だし、飾ってくれているのを見るととてもうれしい気持ちになる」と話していました。
今年は秋に雨が多く稲わらの乾燥が遅れたため、例年だと9月中に終わるわらを整える作業もきょう行われていました。
しめ飾りづくりには田んぼ10枚分ほどのわらを使っているということです。
信州縁起物製作所では、来月20日頃まで作業が続くということです。 -
写真集団アルプ作品展
上伊那を中心とした写真愛好家でつくる写真集団アルプの第14回山岳写真展が、伊那市のいなっせで開かれています。
会場には、40代から70代の会員15人の作品45点が並んでいます。
会員それぞれがテーマを決めて撮影していて、南アルプスや中央アルプスを中心に、遠くは北海道などにも足を運んでいる人もいます。
山の魅力を写真に収めようと1年を通して何度も撮影に出かけているということです。
写真集団アルプでは「地元の山岳写真を多く展示しているので山のすばらしさや美しさを感じてもらいたい」と話していました。
この写真展は、25日(日)まで伊那市のいなっせ2階展示ギャラリーで開かれています。 -
伊那税務署長表彰
税の申告と納税に関して功績が顕著にあった人を表彰する伊那税務署長表彰がき15日に行われ、伊那ケーブルテレビ放送エリア内からは3人と1校に賞状が渡されました。
税務署長納税表彰を受彰したのは、伊那間税会の唐木和世会長と上伊那青色申告会連合会の竹松泰義幹事の2人です。
長年にわたり租税教育を行ってきたとして、伊那市の富県小学校に感謝状が渡されました。
税に関する高校生の作文では、赤穂高校3年で春富中学校出身の大森立己さんが伊那税務署長賞にえらばれました。
伊那税務署の片桐亨署長は式辞で「税に対する理解と信頼を得ていくために、今後とも協力をおねがいします。」と話していました。
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上伊那完全優勝で5連覇達成
17日と18日にわたって行われた県縦断駅伝で、上伊那は、見事5連覇を達成しました。
2位のオール諏訪を7分以上引き離しての圧勝でした。
18日のフィニッシュとなる飯田市の飯田合同庁舎。
上伊那のアンカー大倉孝典選手がトップで飛び込みました。
2日間の通算タイムは、11時間41分22秒。
初日に続き、今日もトップでゴールした上伊那は、2位のオール諏訪に7分以上の大差をつけての完全優勝で、見事5連覇を達成、優勝回数も最多の38に伸ばしました。
大会2日目の18日は、午前8時に松本城をスタートしました。
17区から18区にタスキをつなぐ伊那中継点は、地元上伊那を応援しようと多くの人がかけつけました。
17区は、上伊那・諏訪の主将対決で、10時半過ぎ、オール諏訪の主将牛山選手とデッドヒートを繰り広げた上伊那の主将高梨選手がほぼ同時のタスキリレーでした。
いったんは、先頭をオール諏訪に譲ったものの、20区で区間優勝した箕輪中学校の山川選手、21区の宮下選手の力走でトップを奪い返し、アンカーの大蔵選手が午後1時15分ごろ、2日目のフィニッシュとなる飯田市の飯田合同庁舎にトップでゴールし、完全優勝での5連覇達成となりました。
2位は、オール諏訪
3位は、長野市
4位は、飯田下伊那
5位は、上田東御小県
でした。 -
県縦1日目 上伊那1位でゴール
県内15チームが出場する第67回長野県縦断駅伝が17日と18日の2日間の日程で始まりました。
5連覇の期待がかかる上伊那は、初日、2位の松本市に3分31秒差をつけ1位でゴールしました。
初日の17日は、長野市の信毎長野本社前を午前8時30分にスタートしました。
17日は、岡谷市役所までの12区間、118.4キロをたすきでつなぎます。
序盤3位につけた上伊那ですが、4区の桃澤大祐選手が区間新記録となる47分4秒でトップに立ちます。
その後はトップをキープし、初日のフィニッシュとなる岡谷市役所に1位でゴールしました。
総合タイムは2位の松本市と3分31秒の差をつける6時間26分26秒でした。
2位は松本市、3位が長野市、4位は全諏訪、5位は飯田下伊那でした。
18日は、松本市の松本城公園から飯田合同庁舎までの10区間、98.5キロをタスキでつなぎます。
伊那の中継点は、山寺の長野ダイハツ販売伊那店前で、午前10時半ころ先頭のランナーが通過する予定です。
2日目のフィニッシュは飯田合同庁舎で、トップは午後1時頃ゴールする予定です。
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エースドッジ上伊那地区予選会
小学3年生から6年生を対象にしたエースドッジボール大会が、伊那市の伊那市民体育館で17日に開かれました。
大会には上伊那の6校から9チームが出場しました。
エースドッジボールは選手16人のうち一人がエースとなり、エースが当てられると負けるルールです。
大会は、長野県知事杯第28回長野県エースドッジボール大会の上伊那地区予選会と、長野日報社杯の上伊那地区予選会を兼ねて開かれました。
小学3年生から6年生まで学年ごと総当たりでリーグ戦を行い優勝を決めます。
主催した県エースドッジボール協会では「子ども達には団結力とチームワークを養ってもらいたい」と話していました。
大会の結果、伊那ケーブルテレビ放送エリア内では5年生の部で伊那小学校が優勝し、12月2日に岡谷市で開かれる県大会に出場します。
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伊那北高校フィールドワーク
地域の課題をテーマに総合的な学習をしている伊那市の伊那北高校の1年生は、16日、現地に出向いて聞き取り調査をするフィールドワークを行いました。
伊那市長谷の中尾座では、中尾歌舞伎保存会の松田元伸さんから聞き取り調査を行いました。
文化伝承をフィールドワークのテーマに選んだ29人は、場面転換をするための回り舞台や楽屋を見学しました。
伊那北高校の1年生は地域の課題をテーマに総合的な学習を行っています。
フィールドワークを行うのは今回が初めてで、今日は人口流出、自然と災害、環境・森林保全など7つのテーマ別に調査を行いました。
生徒らは芝居で着る衣装やかつらも身につけて体験していました。
伊那市の中心市街地です。ここではシャッター街をテーマに選んだ生徒が、街を歩いて店の様子を調査しました。
1年生は来月、地元企業から講師を招きパネルディスカッションを行うほか、来年2月には学習のまとめとして課題発表会を開く予定です。
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年金委員 功労者表彰
長年にわたり企業などで年金委員として指導や相談にあたった3人が、日本年金機構理事長表彰と理事表彰を受賞しました。
15日は伊那市内で表彰式が行われました。
伊那商工会議所の伊藤正さんは、日本年金機構理事長表彰を受賞しました
辰野町商工会の守山正孝さんと宮田村のタカノ株式会社の高嶋厚さんは理事表彰を受賞しました。
表彰は、11月の年金月間に合わせて毎年行われています。
受賞者を代表して伊藤さんは「今後もそれぞれの職場で年金事業の円滑な推進のためより一層努力していきたい」と話していました。
年金委員は、各企業や事業所などで、厚生年金や国民年金などの事務担当として相談や助言などを行う人です。
伊那年金事務所には上伊那8市町村の企業などからおよそ430人が年金委員となっています。 -
上伊那クリーンセンター 火入れ式
来年3月29日の竣工を予定している新しいごみ中間処理施設「上伊那クリーンセンター」の火入れ式が15日、伊那市富県の現地で行われました。
この日は現地で、安全な稼働を祈念して焼却炉に点火を行う火入れ式が行われました。
上伊那クリーンセンターは、2016年11月に着工し、建設工事が進められてきました。
12月3日からは実際にごみを処理する試運転で性能を確かめながら、調整などを行います。
式典には、上伊那広域連合や受注業者など100人ほどが参加し、神事を行って、安全な稼働を祈願しました。
上伊那クリーンセンターは、上伊那8市町村のごみ処理を行う施設です。
流動床式ガス化溶融炉で、1日当たり118トンのごみを処理します。
余熱を利用して蒸気タービンによる発電を行うほか、周辺には足湯やマレットゴルフ場も整備される予定です。
設計・建設・運営を一括で民間事業者に発注していて、完成後の維持管理も、合わせて委託されています。
上伊那クリーンセンターは来年3月29日竣工、30日から本稼働を予定しています。
センターの稼働によりこれまで燃やせないごみとして扱っていたプラスチックなどが燃やせるごみとして扱われるようになり、それに伴い分別方法も変更となります。
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高校再編 中高生の声取り入れへ
上伊那地域の高校の将来像を考える協議会は、より広く意見を集めるため、中高生を対象にした地域懇談会を開く考えを、13日に示しました。
上伊那地域の高校再編について検討を進める、上伊那地域の高校の将来像を考える協議会の会議が13日にいなっせで開かれ、中高生を対象にした懇談会を開催するとした案が示されました。
再編に関係する世代の意見を反映させようと開催するもので、上伊那地域の中学校15校・高校8校の生徒会長と参加希望生徒50人程度を予定しています。
委員同席のもと、参加者を中心に意見を交わすワークショップ方式で行う計画です。
またこの日は、より議論を深めるため会議の回数を予定より3回増やすとした今後のスケジュールも示されました。
今年度中に再編案をまとめる予定でしたが、年度をまたいで検討をする可能性もあるとしています。
高校再編の検討の延長については、今後、上伊那広域連合の正副連合長会に諮るということです。 -
CATV杯サッカー大会 箕輪A優勝
第12回CATV杯上伊那6年生サッカー大会が12日伊那市長谷の美和湖グラウンドで開かれ、箕輪少年サッカークラブAが初優勝しました。
決勝戦は3連覇を狙う赤いユニフォーム、TopStoneINAと、初優勝を目指す緑のユニフォーム、箕輪少年サッカークラブAの対戦となりました。
前半、トップストーンが攻めますが箕輪の堅い守りになかなか点が入りません。
0対0のまま迎えた後半、箕輪の唐澤友作君がゴールを決め、先制点をあげます。
試合はそのまま箕輪が逃げ切り、1対0で初優勝を果たしました。
準決勝、決勝の試合の模様は、12月8日からご覧のチャンネルで放送します。
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井月初の句集「まし水」解説
井上井月顕彰会の竹入弘元副会長は、井月が編集した最初の諸家俳句集「まし水」について説明をしました。
11日は伊那市内で顕彰会の理事会が開かれ理事会の前に竹入副会長が説明をしました
諸家俳句集は、井月自身の句は最後の一句のみで、他は弟子や知人などの句を集めたものです。
井月の初の句集はこれまで、江戸時代後期の1863年に出された「越後獅子」だとされてきました。
竹入さんによりますと「まし水」はそれよりも1年早い1862年に出された最初の句集だという事です。
作品数は173句と他の句集の半分ほどで手始めに作ったのではないかと話していました。
「まし水」については、9月に発刊された新編・漂泊の俳人井月全集に掲載されています。
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手話と共生する社会を 聴覚障害者大会
第24回長野県聴覚障害者大会が、南箕輪村民センターで11日に開かれ、手話言語による会話や発信がどこでもできる共生社会を目指す、とした大会宣言が採択されました。
大会では宣言の他、市町村の手話言語条例制定の実現や、聴覚障害者の防災対策の構築、就労・雇用の拡充など、8つの大会決議案が示され、採択されました。
また、長年に渡り聴覚障害者の福祉向上に寄与したとして、今年4月に亡くなった、伊那市西箕輪の城取定幸(さだゆき)が表彰され、妻の香(かおる)さんが表彰状を受け取りました。
城取さんは、上伊那聴覚障害者協会の会長を務めたほか、高校生に手話を教えるなどの活動を通じて普及活動を進めました。
香さんは「いつも出かけては活動していた。受賞はとてもうれしいです」と話していました。
大会には、県内各地の手話サークルや手話通訳ボランティアなど、およそ180人が出席しました。 -
県縦5連覇へ 結団式
17日、18日に開かれる第67回長野県縦断駅伝競走大会に向け、5連覇への期待がかかる上伊那チームの結団式が9日伊那市役所で行われました。
9日は選手や陸上関係者などおよそ50人が参加し、カツどんを食べて士気を高めました。
長野県縦断駅伝は、長野市から飯田市までの22区間216.9キロをタスキでつなぎます。
去年上伊那チームは、11時間52分52秒で4連覇し、37回目の総合優勝を果たしています。
注目選手の一人は今年9月から主将となり、チームを引っ張る駒ヶ根市の高梨良介選手です。
大会に向けて調子を上げているということです。
また、今年の諏訪湖マラソンや信州駒ヶ根ハーフマラソンなどで優勝している中川村の桃澤大祐選手、全国中学校陸上競技大会3000m種目で7位入賞した箕輪中学校の山川拓馬選手も注目選手です。
第67回長野県縦断駅伝競走大会は17日と18日に開かれます。
伊那市の中継点は山寺の長野ダイハツ販売伊那店前で、18日の午前10時30分頃に先頭の選手が通過予定です。
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市民後見人養成講座開講
認知症高齢者や障害者の権利や財産を守る市民後見人を養成するための講座が、1日から始まりました。
講座は、12月までの全6回開かれ、制度や法律について学びます。
今年度は、高齢者福祉施設などに勤める3人が参加しました。
講座修了者のうち希望者は、伊那市社協の業務を手伝い支援員として1年間勤務します。
その後、後見人となるには、裁判所の選任を受ける必要があります。
参加者は、「独居の高齢者が多く、今後制度を必要とする人が多くなると思い参加した」などと話していました。
平成26年度から始まった養成講座はこれまでおよそ30人が修了していて、6人が市民後見人として活動しています。
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指導者らの力作並ぶ 書晋展
上伊那の書道の指導者らでつくる書晋会の「第23回書晋展」が、伊那市のかんてんぱぱホールで6日から始まりました。
上伊那の書道教室の指導者らが、毎年作品展を開いていて、会場には書のほか、篆刻、刻字、硯など、会員12人の作品およそ80点が並んでいます。
小林二葉さんの作品は、長野市にある樹齢1200年の桜を見て詠んだ句を書にしたためたものです。
表具師をしている元木真静さんの作品は、銀箔を貼った屏風を丸めて作品に仕上げたものです。
書晋会では「様々な手法の作品が並んでいるので楽しんでもらいたい」と話していました。
第23回書晋展は、12日(月)まで、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています -
長野日報社 山雅サッカー教室
長野日報社が主催する松本山雅のサッカー教室が、箕輪町のながたドームで3日に開かれ、子ども達がサッカーの基礎を学びました。
箕輪町内を中心に保育園児から小学3年生まで約50人が参加しました。
教室は松本山雅のスポンサーとなっている長野日報社が毎年諏訪市と箕輪町で開いているもので、箕輪町で開催されるのは今回で6回目になります。
この日は、松本山雅の元選手やスクールコーチがドリブルやシュートなどの基本を指導しました。
コーチらは「ただボールを追うのではなく、相手をよく見て動きを読みましょう」とアドバイスしていました。
長野日報社では「サッカーを通してスポーツに親しみ、楽しさを知ってもらいたい」と話していました。