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伊澤修二合唱団 学生指揮者と練習
10月27日(土)の伊澤修二記念音楽祭で東京芸術大学のオーケストラと共演する市民合唱団の練習が3日夜行われました。
3日夜は、本番を行う伊那文化会館の大ホールで練習が行われ150人の市民合唱団が参加しました。
当日、市民合唱団と芸大オーケストラの共演で指揮をする東京芸術大学音楽学部指揮科4年生の平塚 太一さんが訪れ、指導を行いました。
共演する曲は、ハイドンのオラトリオ「四季」より第2曲「来よ春」です。
ドイツ語の曲で、平塚さんは、発音から確認していました。
伊澤修二記念音楽祭は、高遠町出身の伊澤修二が東京芸術大学の初代校長を務めたことが縁で旧高遠町時代に始まった音楽祭で、今年で32回目です。
有志で作る市民合唱団と毎年共演しています。
合唱団は、9月12日から毎週水曜日に練習を重ねていて、学生指揮者と合わせるのはこの日が最初で最後となります。
平塚さんは、「ヨーロッパの厳しい冬から一気に草花が咲き誇る春に移り変わる。人々の春を恋しく待つ心を歌ってほしい」と呼びかけていました。
伊澤修二記念音楽祭は、27日(土)に行われます。
第1部は、高遠町文化体育館で行われ、高遠町内の小中高校生の発表と芸大のアンサンブルの演奏があります。入場は無料です。
第2部は伊那文化会館で行われ、昨夜練習したハイドンの「来よ春」のほかムソルグスキー作曲の組曲「展覧会の絵」などが演奏されます。入場料は一般500円です。
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台風24号 倒木や土砂の崩落
1日未明に県内を通過した台風24号の影響で、伊那市内では倒木や土砂の流出がありました。
伊那市荒井内の萱では、小黒川キャンプ場の近くにあるめつら沢から数十メートルにわたって土砂が流出しました。
これにより、11月末まで収穫を予定していた夏秋いちごのビニールハウス5棟が倒壊しました。
室岡さんによりますと、31日の午後6時頃に訪れた際に異変はなく、朝になって気づいたということです。
土砂は、県道にも流れ出し、現場では重機による撤去作業が行われていました。
県道は、通行止めとなっていて復旧のめどはたっていません。
また、伊那市高遠町松倉で倒木があり中部電力の職員たちが対応をしていました。
伊那市ではおよそ20件の倒木がありすべて撤去が終わっているということです。
こうした倒木により、高遠町と長谷の一部、合わせて2600戸で停電がありました。
中部電力によりますと全て復旧したということです。
交通機関にも乱れがありました。
1日の始発から運転を見合わせていたJR飯田線は、午後1時過ぎから運転を再開しました。
このため、高遠高校を除く上伊那の高校が休校となりました。
31日の夕方以降、運休となっていた伊那バスターミナル発の高速バスは1日は、通常通り運行しました。
伊那市と箕輪町の小学校は登校時間を遅らせる対応をとりました。
台風24号は昨夜から1日の未明にかけて県内を通過し各地で風や雨が強まりました。
31日の降り始めから1日の朝6時までに降った雨の量は伊那地域で
144.5ミリとなっています。
最大瞬間風速は16.7メートルを観測しました。
伊那市高遠町三義地区17世帯36人に出されていた避難勧告は、1日の午前7時30分に解除されました。
避難所となっていた三義生活改善センターでは、午前8時頃、市の職員が片づけをしていました。
また、伊那市高遠町長藤地区周辺と南箕輪村の一部に出されていた避難準備情報も今朝、解除されました。
西箕輪の果樹農家、重盛正さんのリンゴ園です。
重盛さんによりますと台風によるリンゴの落下は少なかったということです。
JA上伊那によりますと、午後 時現在農業被害についての情報は上がってきていないということです。
長野地方気象台では、これまでの大雨で地盤が緩んでいるところがあり、引き続き土砂災害に注意するよう呼び掛けています。
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台風24号 高遠町三義地区で避難勧告
非常に強い台風24号は、速度を上げながら北上していて、上伊那地域には30日の夜から1日の未明にかけて最接近する見込みです。
伊那市は、土砂災害の危険があるため、30日の午後3時に伊那市高遠町三義の17世帯36人に避難勧告を発令しました。
午後1時の30分頃、三善生活改善センターには5世帯8人が避難していました。
また、午後3時に長藤地区周辺に土砂災害の危険があるため333世帯803人に「避難準備・高齢者等避難開始」を発令しました。
長野地方気象台によりますと、30日の午後6時頃から雨が強くなる見込みです。
南部では1日の正午までの24時間に降る雨の量は250ミリと予想されています。
また、最大瞬間風速は18メートル、最大瞬間風速は30メートルの予想です。
伊那市教育委員会では、台風24号の対応として、1日は市内すべての小学校の登校時間を午前10時にするよう通知しました。
市内の中学校は、文化祭の振り替え休みとなっていて、部活は午前10時以降に始めるよう通知しています。
箕輪町教育委員会では午後4時現在、対応を協議しています。
南箕輪村教育委員会では小学校の登校について1日の午前6時に判断するとしています。
JR飯田線は、30日の午後3時から運休となりました。
高速バスは、伊那バスターミナル発の午後4時以降の横浜・名古屋・大阪行きの便と、新宿行きの最終便が運休となりました。
長野地方気象台では、暴風による交通障害、大雨による土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意するよう呼び掛けています。 -
防火ポスター・習字選考会
上伊那の小学生を対象に募集した火災予防に関するポスターと習字の選考会が、伊那市の上伊那広域消防本部で、19日に開かれました。
ポスターの部の最優秀賞には、中川西小学校6年の三ツ井羚君の作品が選ばれました。
習字の部の最優秀賞には、東春近小学校5年の唐澤夏萌さんの作品が選ばれました。
事業所などで作る上伊那防火管理協会と上伊那広域消防本部は、子ども達に火災予防に関心を持ってもらおうと毎年ポスターと習字の募集を行っています。
今年、ポスターは26校から470点、習字は2校から34点が寄せられました。
最優秀作品は来年のカレンダーつきポスターの図案に採用され、上伊那防火管理協会の780の会員事業所に配布されることになっています。
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8月有効求人倍率1.66倍
上伊那の8月の月間有効求人倍率は1.66倍で前の月を0.02ポイント上回りました。
月間有効求人数は4,327人月間有効求職者数は2,605人で8月の月間有効求人倍率は1.66倍でした。
雇用情勢についてハローワーク伊那では「堅調に推移している」として前の月の判断を据え置いています。
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米の作柄 南信「平年並み」
農林水産省関東農政局は今月15日現在の米の作柄概況を発表しました。
それによりますと南信は「平年並み」となっています。
南信の10アールあたりの米の予想収量は629キロで平年を100とした場合作況指数は100の「平年並み」と見込まれています。
長野県全体の10アールあたりの予想収量は624キロで作況指数は101の「平年並み」となっています。
全もみ数は「平年並み」、登熟は、出穂期以降の日照時間が多かった事から「やや良」となっています。
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台風24号 30日夜最接近
大型で非常に強い台風24号は30日の夜から10月1日の未明にかけて上伊那に最も接近する見込みです。長野地方気象台では大雨や暴風に警戒するよう呼びかかけています。
伊那市西箕輪の果樹農家、赤沼利光さんの梨畑です。
台風の風で落ちてしまわないよう収穫を急いでいました。
20アールの畑では南水が収穫期を迎えていて、昨日の朝から、この日も一日かけて収穫を行っているという事です。
長野地方気象台によりますと、台風24号は30日の夜から1日の未明にかけて上伊那に最も接近する見込みです。
明日の夕方から非常に激しい雨が予想され、1日正午までの24時間の降水量は南部で200ミリから300ミリと予想されています。
またあすの午後から南の風が次第に強まり、予想される最大風速は18メートルとなっています。
気象台では、暴風による交通障害や土砂災害、河川の増水などに警戒するよう呼びかけています。
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ユニバーサルリレー初練習
上伊那の小中学生と障がい者あわせて8人でつくるチームは来月松本市で開かれる「信州チャレンジスポーツDAY2018」でユニバーサルリレーの種目に出場します。
27日は初めての練習が伊那市の伊那養護学校で開かれ、タスキわたしの確認をしました。
出場するのは伊那市を中心に、駒ケ根市や南箕輪村の8人です。
800メートルユニバーサルリレーは健常者と障がい者8人が一つのチームを作り100メートルずつ走り、タスキを繋ぎタイムを競います。
リレーを交流のきっかけにしてもらおうと、大会を主催する実行委員会が考案し今年初めて行われます。
信州チャレンジスポーツDAY2018は10月13日松本市の信州スカイパークで開かれ、ユニバーサルリレーには、上伊那を含め7チームが出場する予定です。
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キノコ採りで遭難 男性死亡
23日午後1時頃、伊那市西箕輪の70代の男性が、富県の山林でキノコ採りをしている最中に滑落し、死亡する事故がありました。
伊那警察署の発表によりますと、亡くなったのは、伊那市西箕輪の会社役員・矢野 正春さん(79)です。
矢野さんは、23日午後1時頃、伊那市富県の山林でキノコ採りをしている最中に足を滑らせ、およそ20メートル滑落し負傷しました。
同行した人から消防に救助要請が入り、伊那市内の病院に収容されましたが、午後6時10分ごろ死亡が確認されました。
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ごみ排出量438g目標へ
上伊那広域連合は、2028年度の家庭系ごみの1人1日あたりの排出量を来年度の目標値より24g少ない438gなどとするごみ処理基本計画第5次計画の素案を審議会に示し、了承されました。
これは25日に開かれた上伊那広域連合廃棄物政策審議会で示されたものです。
目標とする2028年度の家庭系ごみの1人1日あたりの排出量は、来年度の目標値462gより24g少ない438gとしています。
事業系ごみの目標値は、来年度の目標値8,497トンより258トン少ない年間8,239トンにするとしています。
また家庭系ごみの排出時の資源物量の占める割合は、来年度の目標値より0.7%多い24.8%に向上させるとしています。
審議会で素案は了承されました。
ごみ処理基本計画は5年ごとの見直しが求められていて、第4次計画策定から5年が経過したことから、今年度第5次計画を策定します。
10月中に上伊那広域連合長に中間報告を行い、12月に住民意見を集め、来年3月の計画策定を目指します。 -
キノコ採りの男性無事発見
22日午前6時頃から伊那市長谷にキノコ採りに出かけたまま行方不明となっていた市内の83歳の男性が、23日午前10時過ぎに発見されました。
男性にけがはありませんでした。
伊那警察署の発表によりますと、22日午前6時頃、伊那市の83歳の男性が家族に「キノコ採りに行く」と言って出掛けたまま夜になっても家に戻らず家族が届け出を出しました。
早朝から警察や消防団などが捜索を行い、23日午前10時過ぎに山林内で男性の無事が確認されました。
男性は疲労している様子だったということですが、けがはありませんでした。 -
RUN伴(とも)IN上伊那
認知症についての理解を呼びかけながら全国をリレーでつなぐ「RUN伴」が、23日、上伊那を縦断しました。
オレンジ色のTシャツに風船。
RUN伴のイメージカラーです。伊那市駅前を出発し、伊那北駅までを、たすきでつなぎました。
上伊那のスタートを切るランナーは、伊那市の唐澤 幸一さん87歳です。
妻を8年前に亡くし、1人で生活していましたが、3年前から南箕輪村のサービス付き高齢者住宅・みなみみのわふれあいの里で暮らしています。
唐澤さんは、スタッフなどと一緒に商店主にチラシを渡すなどして認知症への理解を呼び掛けていました。
RUN伴は認知症になっても安心して暮らせる社会を目指して北海道から沖縄までを横断し、全国をタスキでつなぐ活動です。
上伊那が参加するのは今年で3年目です。
唐澤さんは、伊那市駅からセントラルパークまでを歩き、伊那市山寺のグループホーム愛の家の利用者、木村澄子さん(82歳)にたすきを渡しました。
そのあと一行は、伊那北駅まで歩き、電車に乗って岡谷のメンバーにたすきをつないだということです。
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高校再編 有志が協議会に申し入れ
上伊那を中心とした住民有志でつくる「高校再編を考える上伊那の会」は、「上伊那地域の高校の将来像を考える協議会」に、再編ありきの性急な方針決定はしないことなどを求める申し入れを21日行いました。
21日は、高校再編を考える上伊那の会の会員7人が駒ヶ根市役所を訪れ、事務局の前澤啓子さんが協議会会長の杉本幸治駒ヶ根市長に申し入れ書を手渡しました。
申し入れは、●再編ありきの性急な方針決定をしないこと、●協議会のすべてを公開すること、●誰もが自由に参加できる意見を聞く会を複数回開くことの3つを求めています。
申し入れに対する回答は10月1日までとしています。
杉本会長は、申し入れを「協議会に報告し意見を聞く」とし、上伊那の会に「今後も意見を聞かせてください」と話しました。
上伊那地域の高校の将来像を考える協議会は「上伊那地域の将来を見据えた高校の学びの在り方」と「具体的な高校の配置」について県教委に意見・提案するために設置されたもので、来年1月には再編案をまとめる方針です。
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上伊那花卉品評会
アルストロメリアやトルコギキョウなど県内有数の産地となっている上伊那の花を集めて審査する品評会が21日伊那市役所で開かれました。
市役所1階ロビーには30人が出品した8品目125点の花が並びました。
最高賞となる県知事賞には、飯島町の森谷芳弘さんのバラが選ばれました。
発色、バランス、全体の姿などが評価されたということです。
今年は夏場の猛暑で花の生育に影響が出たため、去年に比べ40点程少なくなりました。
品評会に出品された花は、審査後予約販売され、訪れた人がお気に入りを見つけては予約していました。
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伊那ロータリー杯 上伊那中学校野球大会
上伊那地域の中学校の野球部が出場する、第17回伊那ロータリー杯 上伊那中学校野球大会が17日から始まりました。
大会には、上伊那の12の中学校の野球部が出場し、トーナメントで競います。
この大会は、10月に行われる新人上伊那大会の予備選として伊那ロータリークラブが開いているもので、上位4チームは新人戦のシード権を獲得できます。
大会の結果、伊那市の東部中、春富中、南箕輪村の南箕輪中、駒ヶ根市の赤穂中の4校がシード権を獲得しました。
24日にはベスト4の4チームによる決勝と準決勝、3位決定戦が行われます。
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県書道展 特選に川上典子さん
県書道展が、21日から伊那市の伊那文化会館で開かれます。伊那ケーブルテレビ放送エリア内では、南箕輪村北殿の川上典子さんが伊那地区最高賞の特選に選ばれています。
川上さんの作品は与謝野晶子の唄を5首かなで書いたもので、キレ味と立体感を出すために強い線で全体のバランスをとる事を意識して書いたという事です。
会場には、公募で寄せられた一般、小中高校生の作品のほか、県で特選を受賞した巡回作品合わせて千点ほどが並んでいます。
県書道展は県内10会場を巡回して行われているもので、今年で71回目になります。
関係者は「漢字、かな、調和体などバラエティーに富んだ個性豊かな作品を楽しんで欲しい」と話していました。
県書道展は21日から23日まで伊那文化会館で開かれます。
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歯の衛生ポスター審査会
上伊那歯科医師会が小中学生を対象に募集した歯の衛生に関する図画・ポスターコンクールの審査会が19日に開かれ、最優秀賞5点が決まりました。
N伊那ケーブルテレビ放送エリア内で最優秀賞に選ばれたのは小学校高学年の部で南箕輪小学校5年の田畑カンナさんと、西箕輪小学校5年の鈴木悠聖君、中学校の部で箕輪中学校2年の宮下実桜さんの作品です。
歯の衛生に関する図画・ポスターコンクールは、上伊那歯科医師会が毎年行っているもので、今年で66回目になります。
今年は34校から670点の応募がありました。
最優秀作品、優秀作品は、県のコンクールに提出されます。
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地価 商業地26年連続下落
長野県は、平成30年7月1日現在の地価公示価格を18日発表しました。
県内の平均は住宅地で22年、商業地で26年連続の下落となりました。
調査は県内の399地点で行われました。
地価は、一般の土地取引の指標や公共事業での土地取得の算定基準となるもので、1平方メートルあたりの価格を判定したものです。
伊那ケーブルテレビ放送エリア内では、伊那市で9地点、箕輪町で5地点、南箕輪村2地点で調査が行われました。
伊那市では、伊那市山寺の商業地が1平方メートル当たり42,300円で去年と比べてマイナス2.1%、伊那市日影の住宅地が23,800円でマイナス0.8%となっています。
箕輪町では、松島の商業地が31,200円でマイナス3.1%となっています。
南箕輪村は、神子柴の商業地が24,000円でマイナス2.4%となっています。
なお、県内の商業地では上昇したのは塩尻市の1か所のみで、商業地で上昇がみられたのは2年ぶりです。
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明るい選挙ポスター審査
上伊那郡6町村の小中学生を対象にした明るい選挙啓発ポスターの審査が、10日、伊那市の伊那合同庁舎で行われました。中学生からは121点、小学生からは354点が寄せられました。
県審査にすすむ特選には、中学生部門から6点、小学生部門から9点が選ばれました。
中学生部門は、宮田中の笹古 菜和葉さん、宮澤 滴さん、鈴木菜月美さん。
南箕輪中の三澤 和さん、宮田中の西尾 樹さん、両角 裕菜さんの作品が選ばれました。
小学生部門は、箕輪中部小の深澤 成美さん、白鳥 夢菜さん、箕輪北小の永井りくさん。
南箕輪小の堀 七瑛さん、小河 千夏さん、田口 蒼波さん。
飯島小の小池 聖央羽さん、宮田小の縣 ほのかさん、下村 治也さんの作品が選ばれました。
特選作品は、20日に審査が行われる県審査に出品されます。
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伊那弥生ケ丘高校 音楽会
伊那市の伊那弥生ケ丘高校の音楽会が伊那文化会館で13日に開かれ、3年F組が最優秀賞に選ばれました。
音楽会はコンクール形式で行われ、1年生から3年生までがクラスごとに練習の成果を発表しました。
審査の結果、最優秀賞には3年F組が選ばれアンコール演奏を行いました。
合唱コンクールの模様は10月20日からご覧のチャンネルで放送します。
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第10回長野県工芸美術展
県内の工芸作家の作品が並ぶ第10回長野県工芸美術展が14日から伊那市のかんてんぱぱホールで始まりました。
会場には、木工や陶芸、手芸など102点の作品が展示されています。
この美術展は、長野県出身・在住の作家からプロ・アマチュアを問わず作品を公募して長野県工芸美術会が開いているもので、今年は68人が出品しました。
伊那ケーブルテレビ放送エリア内では、箕輪町の中村雄三さんの焦がし絵「あの頃の面影と」が信濃毎日新聞社賞、
伊那市の福澤緋沙子さんの織り作品「衝立(祝着)」が長野日報賞、
南箕輪村の磯千恵子さんのキルト作品「百花繚乱」が伊那市教育委員会賞を受賞しています。
この展示会は、19日(水)まで、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
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長ぐつ先生 400回記念講演
長野日報に毎週金曜日に掲載されている「長ぐつ先生のフィールドノート」の執筆者で、元信州大学教授の建石繁明さんは、連載400回の記念講演を伊那市の伊那図書館で8日に行いました。
長ぐつ先生と呼ばれる伊那市西町の建石繁明さんは、元信州大学教授で現在83歳です。
毎週金曜日、長野日報に掲載されている長ぐつ先生のフィールドノートは2010年6月から連載が始まり、今年8月24日で400回を数えました。
この日はその記念の講演会が伊那図書館で開かれ、ベッコウハゴロモについて話しました。
ベッコウハゴロモは体長1センチ前後の羽のついた昆虫で、直径千分の5ミリの「口針(こうしん)」を植物に刺して水分や栄養分を吸収しています。
建石さんは電子顕微鏡で撮影した口針の写真を示しながら「植物の中に切り込んでいく歯と、表面の状況を読み取るセンサーのようなものがついていて、狙った通り正確な場所へ口針を突き刺す事ができる」と話していました。
建石さんは「このメカニズムを応用すれば、千分の5ミリのチューブを使って狙った場所に薬を注入するなど、人の病気の治療にも役立つのではないか」と話していました。
講演会は、連載100回ごとに長野日報社が開いているもので、会場には地域住民などが集まり建石さんの話に耳を傾けていました。
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伊那ナイターソフト リーグ戦閉会
伊那ナイターソフトボールのリーグ戦の閉会式が11日行われ上位3チームに賞状などが贈られました。
11日は、伊那市の富士塚グラウンドで閉会式が行われ、Åリーグ・Bリーグのそれぞれ上位3チームに賞状などが贈られました。
Aリーグは信濃路クラブが全勝優勝し6連覇しました。
2位がラッキーズ、3位がほうせんとなっています。
Bリーグの優勝は、Gets、2位がますみクラブ、3位がWESTでした。
今年は去年より2チーム少ない15チームが出場し、AとBの2つのリーグに別れて5月から総当たり戦で試合が行われました。
リーグ戦に引き続き秋季トーナメントの開会式が行われました。
秋季トーナメントには14チームが出場し順調に日程が進めば10月中旬に決勝戦が行われることになっています。
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南アジオガイド養成講座
南アルプスジオパークを案内するジオパークガイドの養成講座が、7日、伊那市高遠町の総合福祉センターやますそで開かれました。
今回は、今年度開かれる7回の講座のうちの4回目です。
今年度は、高遠高校の「地域の科学」を選択している2年生14人が受講しています。
また、すでにガイドに認定された4人も研修に参加しました。
講師は、南アルプス里山案内人の小淵 幸輝さんが務めました。
小淵さんは、プレゼンテーションの向上について話しました。
講座の参加者は、何について話すかくじを引いて、その内容について5分間のプレゼンを行うという課題に挑戦しました。
小淵さんは、「相手によってガイドの内容も変わる。何をどう伝えるかを意識してほしい」と話していました。
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「沖縄と連帯を」集会で呼びかけ
13日告示、30日投開票の沖縄県知事選挙を前に、辺野古への米軍基地移設に反対する上伊那地域の有志らが10日夜、伊那市内で集会を開きました。
この日は、上伊那地域の市民団体などおよそ100人が、伊那市荒井のセントラルパークで開かれた集会に参加しました。
沖縄県では、米軍基地の名護市辺野古への移設に反対していた翁長雄志知事が亡くなったことに伴い県知事選挙が行われることになっています。
集会では、翁長知事の後継として出馬する玉城デニーさんの知事選勝利と沖縄と連帯して辺野古への米軍基地移設反対などを訴えていくとしたアピール文が確認されました。
集会では各団体の代表者が決意表明し「沖縄の問題は日本の問題。沖縄と連帯して戦い抜きましょう」などと参加者に呼びかけていました。
沖縄県知事選挙にはほかに、自民党が擁立した前宜野湾市長の佐喜眞淳さんが立候補を表明しています。 -
上伊那郡 明るい選挙ポスター審査
上伊那郡6町村の小中学生を対象にした明るい選挙啓発ポスターの審査が、今日、伊那市の伊那合同庁舎で行われました。中学生からは121点、小学生からは354点が寄せられました。
県審査にすすむ特選には、中学生部門から6点、小学生部門から9点が選ばれました。
中学生部門は、宮田中の笹古 菜和葉さん、宮澤 滴さん、鈴木菜月美さん。
南箕輪中の三澤 和さん、宮田中の西尾 樹さん、両角 裕菜さんの作品が選ばれました。
小学生部門は、箕輪中部小の深澤 成美さん、白鳥 夢菜さん、箕輪北小の永井りくさん。
南箕輪小の堀 七瑛さん、小河 千夏さん、田口 蒼波さん。
飯島小の小池 聖央羽さん、宮田小の縣 ほのかさん、下村 治也さんの作品が選ばれました。
特選作品は、20日に審査が行われる県審査に出品されます。
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電話応対コンクール
公益財団法人日本電信電話ユーザ協会が主催する電話応対コンクールの伊那・駒ヶ根地区大会が、今日、伊那市のかんてんぱホールで開かれました。
競技は、ステージに設置された電話応対模擬セットで行われました。
レンタカーを扱う会社で、初めて車を借りて旅行に行きたいと思っている客からの問い合わせに応対するという設定で行われました。
今年は、伊那・駒ケ根地域の製造業や金融業、行政など8社10事業所から21人が参加しました。
ほとんどが新入社員で、企業研修の一環としてもコンクールの場が活用されています。
最初の印象・基本的な応対スキル、情報やサービスを提供できたかなど100点満点で審査されます。
審査の結果、サン工業の伊藤優香さんが優勝しました。
上位の2人が、10月26日に開かれる県大会に出場します。
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被災地の北海道へ照明車派遣
北海道で最大震度7を観測した胆振東部地震を受け、国土交通省天竜川上流河川事務所は、被災地に照明車1台を今日派遣しました。
7日は天竜川上流河川事務所で出発式が行われました。
派遣する照明車は地上10メートルの高さでLED照明が点灯し、100メートル先で新聞が読める明るさで照らすことができるということです。
車両は7日駒ヶ根市を出発し、京都府の舞鶴港からフェリーで北海道へ運ばれます。
現地までの運転は飯田市の建設業者が務めます。
椎葉秀作所長は、「事故なく北海道まで車両を届け、被災地の復興の一助としてほしい」と話していました。
照明車は9日から救助活動などで使われることになっていて、期間は未定だということです。
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ソフトボール女子1部 8・9日伊那で大会
国内トップレベルのチームが集う日本女子ソフトボール1部の伊那大会が、8日・9日、伊那市の伊那スタジアムを会場に開かれ4チームが熱戦を繰り広げます。
伊那での1部の試合は今回で2回目です。
7日は、前日の練習が各地で行われました。
そのうち、シオノギ製薬は、フリーバッティングや投球練習などを行っていました。
この日の朝は雨が降っていたためグラウンドの状態が悪く、競技場周辺での練習となりましたが、あすからの本番に備えて、土や芝の感触を確認していました。
日本女子ソフトボールのトップリーグとなる1部には12チームが所属しています。
今回の伊那大会では、シオノギ製薬・太陽誘電・トヨタ自動車・伊予銀行の4チームが試合を行います。
4月から10月の10節まで総当たりで試合を行い、6月までに前半戦となる第5節まで終了しています。
伊那大会は、後半戦の第6節のスタートとなる試合です。
また、伊那市高遠町のほりでいドームでは、伊予銀行が練習を行ってきました。
日本女子ソフトボールの日本代表は、8月に行われた世界選手権でアメリカに敗れて2位でしたがアジア大会では金メダルを獲得しました。
日本代表のメンバー17人のうち5人が、伊那を訪れているということです。
日本女子ソフトボールリーグの試合は、あす午前10時30分からを予定しています。
チケットは、当日券で一般1400円、中高生は1000円です。
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台風21号 上伊那農業被害5,800万円
長野県は台風21号による農業被害の調査結果をまとめました。
上伊那ではリンゴやナシなど果樹の落下による被害額は5,800万円でした。
箕輪町の箕輪果実選果場では6日から落下したリンゴやナシの受け入れを始めました。
長野県のまとめによりますと、上伊那全体の農業被害額は5,800万円でそのうち果樹被害は5,200万円となっています。
上伊那の市町村別では、伊那市が最も多く2,800万円、次いで、箕輪町の1,600万円、南箕輪村の500万円でした。
長野県全体では7億3200万円の被害でした。
過去15年のうち、これは平成16年の台風23号による10億円の被害額に次ぐ規模となっています