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味工房で行者ニンニク販売準備
南箕輪村の大芝高原味工房で1日、行者ニンニクの醤油漬けの袋詰め作業が行われた。
味工房で前日から醤油に漬け込んだ地元産の行者ニンニクを袋詰めした。
今年は約30キロの行者ニンニクを収穫し、そのうちの20キロ、約200袋分を醤油に漬け込んだという。
寒い気候が続いたため、あまり伸びが良くないということだが、例年に比べ葉が柔らかく、味がよくしみ込んだという。
この行者ニンニクの醤油漬けは、1袋100グラム入り400円で、2日から味工房で販売される。 -
GW 各地賑わい
ゴールデンウィークに入り、伊那地域の観光地も多くの人で賑わっている。
「ゼロ磁場」として知られる伊那市長谷の分杭峠には1日、県内外から多くの観光客が訪れていた。
今年3月から運行が始まった分杭峠行きのシャトルバスの駐車場には、朝から多くの人が集まり、中に入れない車が道に並ぶこともあった。
通常の土・日曜日でも300人ほどがシャトルバスを利用するが、その2倍近くとなる550人が利用したという。
あるスタッフは「今までで一番の人入り。混雑が続くので来ていただいた方に不便さを感じさせないよう対応したい」と話していた。
また、南箕輪村の大芝高原キャンプ場にも県内外から多くの観光客が訪れキャンプを楽しんでいた。
大芝のキャンプ場は、オートキャンプとバンガローが合わせて36カ所あるが、1日は観光客でいっぱいになった。
大芝高原管理事務所によると2、3日も予約でいっぱいだという。 -
「まっくんファーム」法人化に向け準備委員会設立
南箕輪村の集落営農組織「まっくんファーム」は28日、来年度の法人化に向け準備委員会を設立した。
JA南箕輪支所で定期総会が開かれ、準備委員会の設立に関する議案が承認された。
集落営農組織まっくんファームは、平成18年に設立され、5年間での法人化を目指して準備を進めてきた。
法人化されると資金の借り入れがしやすくなるほか、労働保険の適用事業所になれるなどのメリットがある。
準備委員会では来年4月の法人化を目指し、構成員の募集や役員の選出などを行う。
倉田庄衛組合長は「法人化されれば現在よりも効率的に仕事の受注も受けられる。意欲を持って準備を進めていきたい」と話していた。 -
天候不順でカーネーション不調
このところの天候不順によって、母の日に贈るカーネーションにも影響が出ている。
南箕輪村田畑の花卉生産組合清花園では、例年ならば、この時期母の日用のカーネーションの出荷のピークを迎えているが、今年は日照不足と気温の低下で生育が1、2週間遅れ、3月に出荷する彼岸用の花がようやく咲き始めた。
清花園では、例年10万本のカーネーションを関東や関西を中心に全国に出荷していて4月の終わりにピークを迎えるが、今年は同じ時期に半分程度の出荷しか見込めない状況だ。
伊那市のサンスイ生花店では、28日あたりから市場へ出回る量がだいぶ減り、人気の品種は花屋どうしの引き合いも強くなりそうだという。
清花園では今後1週間、ハウスの温度調整などをして、できるだけ多くの花を出荷できるよう努めていくという。 -
信大サークル「か~みやん」受賞報告
ゴミ拾いなどを行い地域づくりに貢献したとして県の組織「信州豊かな環境づくり県民会議」から表彰された南箕輪村信州大学農学部の地域交流サークル「かーみやん」が27日、唐木一直村長に受賞を報告した。
この日は、4年生の眞山(さなやま)寿里(じゅり)さんと3年生の落合 尚子(なおこ)さんが唐木村長のもとを訪れ、受賞を報告した。
かーみやんは、信州大学農学部の学生でつくるサークル。5年ほど前から大学周辺のゴミ拾いを行っていて、その後、地域住民と一緒になって花壇整備などをしてきた。
こうした活動が地域の美化につながり、大学と地域を結ぶ懸け橋となったとして、今月23日、表彰された。
唐木村長は、「若い力でこれからも村を盛り上げていってほしい」と話していた。 -
南箕輪村農業経営基盤強化構想まとまる
南箕輪村農と食の審議会は21日、唐木一直村長に村農業経営基盤の強化に関する基本的な構想変更について答申した。
21日は三澤澄子会長と向山実直副会長が村役場を訪れ唐木村長に答申書を手渡した。
今回の構想変更は、農地法の改正にともない行われたもの。
答申では耕作放棄地ついて、これまで集落営農組織が管理していたものを、これからは村農業委員会が管理するとしている。
ほかには、これまで農地での耕作ができなかったJAが耕作できるようにするとしている。
また集落営農組織まっくんファームの法人化を目指すとしている。
村ではこの答申について、村農業委員会やJA上伊那の意見を聞いたあと県と協議し基本構想をまとめる計画。 -
信大インターンシップ発表会
企業での長期インターンシップを体験した信州大学大学院農学研究科の大学院生が15日、成果を発表した。
信州大学大学院農学研究科では、産学連携による実践型の人材育成事業、長期インターンシップ・プログラム開発を平成18年度から行っている。
昨年度は、新たな研修先として4社が加わり、8社で大学院生9人が体験した。
この日は、昨年度インターンシップを行った5人が、成果を発表した。
岐阜県に本社を置き、野菜を工場生産しているサラダコスモに研修にいった河村篤紀さんは、野菜の新芽「スプラウト」の商品開発に取り組んだ。
調理の手間を省き、使いきれる量だけ購入できるネギのスプラウト商品を考えた。
河村さんは、「体験を通して企業で働くとはどんなことかイメージを持つことができた」とまとめていた。
信州大学によると、このインターンシップで院生が開発した商品が実際に販売され、人気を呼んだ例もあるという。
信州大学農学部では、この事業を通じて、高度な専門技術だけでなく、経営感覚を身につけた実践的な人材を育成したい竏窒ニしている。 -
かま塾で味噌造り
子ども達に郷土の文化や伝統を教えている南箕輪村御子柴の「かま塾」で17日、味噌造りがあった。
この日は、神子柴地区に住む子ども5人と地域のお年寄り8人が参加。味噌造りは毎年行っており、今年で3回目。
材料の大豆は地域でとれたものを使い、それを茹でてすりつぶした。
かま塾は週休2日制となった子どもの居場所づくりのためにつくられた集まり。
お年寄りは「楽しみながら郷土の文化を学んでいってほしい」と話していた。
すり潰した大豆は冷ました後、麹とまぜて1年ほどおく。
かま塾では、昨年作った味噌で五平餅作りなどをしていく予定。 -
長野県元気づくり支援金選定開始
長野県が自治体や住民の自主的な取り組みを支援する地域発元気づくり支援金に、上伊那地域では64件、1億3600万円ほどの申請があった。
伊那合同庁舎で15日、本年度の支援金の採択事業を選定する委員会が開かれた。
本年度の上伊那地域への配分額は、昨年とほぼ同じ9620万円。
それに対し、上伊那の自治体や各種団体などから、昨年よりも6件、額にして2500万円ほど多い64件、1億3600万円ほどの申請があった。
市町村別の申請の内訳は、伊那市が27件で5600万円、箕輪町が6件1700万円、南箕輪村が3件420万円などとなっている。
事業区分では、教育文化の振興が16件約4千万円、特色ある観光地作りが11件3800万円などとなっている。
市川武二上伊那地方事務所長は、「今年も特色あるユニークな取り組みが集まった」とあいさつした。
次回の委員会は20日に開かれ、今月末に採択事業が決定する予定。 -
禁煙友愛会が南箕輪村に車いす寄贈
日本禁煙友愛会は13日、南箕輪村に車いす1台を寄贈した。 伊那支部の橋爪 渡会長ら4人が村役場を訪れ、目録と車いす1台を唐木一直村長に手渡した。
伊那支部は車いすの寄贈を4年前から行っていて、贈った車いすは今年で5台になる。
贈られた車いすはハンドル部分にブレーキレバーがついていたり、低反発のクッションなどが備わっている。 唐木一直村長は「福祉事業に役立てていきたい」と感謝していた。
この車いすは、住民福祉課で利用していくという。 -
有賀殿夫さん日本画展
南箕輪村在住の有賀殿夫さんの日本画展が、伊那市坂下のはら美術で開かれている。
会場には、日本画42点が展示されている。
個展を開いている有賀殿夫さんは現在76歳。
はら美術での個展は5年ぶり、2度目になる。
有賀さんは、仕事をしながら趣味で日本画を描き続け、中央の展示会で数多く入選している。
日本美術院の院友で、研究会に参加して絵の勉強を続けている。
今回は、桜の作品をはじめ、山や花などを描いた作品を展示している。
有賀殿夫さんの日本画展は18日まで。 -
大芝村有林整備基本計画案示す
南箕輪村は、大芝村有林の森林整備基本計画案をまとめた。
12日開かれた南箕輪村議会全員協議会で、村が計画案を示した。
計画案は、今後10年間の大芝村有林の整備計画をまとめている。
基本方針は、アカマツを松くい虫被害から守ること、アカマツ林の一部を広葉樹に樹種転換することなど。
大芝高原内を5つのエリアに分け、年次計画に沿って整備を進める。
整備は間伐が中心で、健全なアカマツ林やヒノキ林を育て、さらに広葉樹の生育を目指すという。
村では、今回の計画案を地区懇談会で示し、村民の意見を聞くことにしている。 -
南箕輪村区長会長に池田輝夫さん(田畑)
南箕輪村役場で9日、本年度初めての区長会が開かれ、区長会長には田畑の池田輝夫さんが選ばれた。
村内12地区で選出された本年度の区長12人が集まり、区長会長などを決めた。
その結果、区長会長には田畑の池田輝夫さんが、副会長には神子柴の池上昭雄さんが選ばれた。 -
伊那技術専門校入校式
伊那技術専門校で8日、入校式が行われ試験に合格した 42人の入校生が出席した。
今年度は、訓練期間が2年間のメカトロニクス科に11人、情報システム科に10人、訓練期間が半年の機械科に12人、パソコン活用科に9人の、合わせて42人が入校した。
式の中で遠藤昌之校長は「規律を守り、誠実で安全であるという校訓を守り、職業人としてふさわしい人格形成に努めてほしい」と話した。
また、入校生を代表して箕輪町の桑沢孝夫さんは「目標とする知能と技術を身につけ、社会で活躍できるよう努力します」と誓った。
伊那技専では、今年度から 木工科がなくなった影響もあり、入校応募者数は、去年の130人から73人へと大幅に減少した。73人が受験し、48人が合格。6人が辞退した為、42人が入校した。
入校した生徒は、資格取得や企業での実習などを通して、働くために必要な技術を学んでいく。 -
伊那消防署 組合長らが点検
伊那消防署で、今年度初めての通常点検が6日行われ、伊那消防組合長の小坂樫男伊那市長が訓示した。
6日は、朝8時半に、伊那消防署と高遠消防署の署員あわせて35人が伊那消防署の屋上に集合し、点検を受けた。
通常点検は、毎月1回行われていて、服装の乱れは無いか、消防手帳を所持しているかをチェックする。
6日は、年度初めとして、組合長による点検が行われた。
今年度伊那消防署には、新たに1人の署員が加わり、59人体制で、高遠消防署は、19人体制でスタートしている。
小坂組合長は、「市民の皆さんの期待に応えられるよう、日々訓練に励んで欲しい」と訓示した。 -
最優秀に久保村由人さん
南箕輪村の風景や行事を撮影したフォトグランプリの表彰式が29日、役場で行われた。
今年で4回目のフォトグランプリには、19人から61点の応募があった。
表彰式では唐木一直村長から入賞者に賞状などが手渡された。
最優秀賞には伊那市の久保村由人さんの作品「楽しむベトリンピック」が選ばれている。
また優秀賞には3人が選ばれた。
伊那市の伊藤好幸さんの「春の大泉川」
同じく伊那市の向山世男さんの「ドラゴンの御見送り」
駒ヶ根市の春日芳人さんの作品「植田の季節」となっている。
入賞作品は村の観光パンフレットなどに使用される。 -
次世代育成支援行動計画答申
南箕輪村における子どもの健全育成や保護者への支援などの行動計画について検討してきた協議会は30日、南箕輪村の唐木一直村長に計画を答申した。
協議会の宮下広規会長らが南箕輪村役場を訪れ検討結果を唐木村長に答申した。
次世代育成支援行動計画は、村が今後目指す子育て支援施策や事業の目的をまとめたもので、5年に1度見直しを行っている。
平成22年度から平成26年度までまとめた次世代育成支援計画には、幼児から本に親しむブックスタート事業や運動遊びなど73項目が盛り込まれている。
唐木村長は、「答申にそった施策が出来るように努めていきたい」と話していた。
村では今後、次世代育成支援行動計画のダイジェスト版を作り村民に周知させていく。 -
南箕輪中S29年卒業生が記念植樹
南箕輪中学校の昭和29年卒業生が28日、古希祝いで大芝高原にシダレザクラを植樹した。
植樹には県内外から同学年のメンバー23人が集まった。
メンバーは27日に70歳の古希祝いで同年会を開き大芝荘に宿泊。何か記念になるものを残そうと植樹することになった。
大芝湖横の景観と日当たりの良い場所に穴を掘り、シダレザクラの苗木を植えていた。
また同年会のメンバーは、苗木購入で余った1万9千円ほどを松くい虫対策募金として南箕輪村に寄付した。 -
50年ぶり恩師の補習授業
昭和35年に南箕輪村の南箕輪小学校を卒業した当時の6年2組が27日、50年ぶりに恩師の補習授業を受けた。
50年ぶりの補習授業は、母校、南箕輪小学校で行われた。
6年2組は卒業当時42人で、この日は県内外から28人が集まった。
当時の担任だった小松煌さんは現在86歳で、辰野町に暮らしている。
卒業から50年の節目の年に、担任だった先生の話を聞く同級会を開こうと、今回の補習授業が計画された。
小松さんが教壇で出席をとり、授業が始まった。
すぐに泣く人、消しゴムが減るからと友達に貸してあげなかった人など、教え子の懐かしいエピソードを話していた。
小松さんには、教え子から花束が贈られた。
最後は、恩師や同級生との再会を記念して、校舎をバックに写真撮影をしていた。 -
セラピーロードモニターツアー
南箕輪村大芝高原内に設置されている森林セラピーロードで、より効果的なウォーキングをするためのプログラム作成に向け27日、モニターツアーが実施された。
村内外から約30人が参加し、松本大学人間健康学部の学生と共にコースを歩いた。
森林セラピーロードは、大芝高原内の自然に親しみながら歩くことができるウォーキングコースで、ウッドチップが敷き詰められた3つのコースを楽しむことができる。
参加者は運動時間や消費カロリーなどの測定器を身につけ、セラピーロードを歩いていた。
南箕輪村では、今回のデータを基に、森林セラピーロードのより効果的な活用法を提供していきたいとしている。 -
南箕輪村 子育て教育支援相談室看板設置
南箕輪村は、4月から、子供に関する相談を一元化し、小学校に通う前の子供の子育て相談も、同じ窓口で対応できるようにする。
24日は、4月に村公民館に開設する「子育て教育支援相談室」の看板を、唐木一直村長らが設置した。
村ではこれまで、教育に関する相談は教育委員会で、未就学児に関する相談は住民福祉課で対応してきましたが、新年度からは窓口を一元化し総合的な支援ができるようにする。
新しい相談室は、4月1日に村公民館1階に開設される。
教師や保育士、保健師などの教育や子育ての専門家2人が常駐し、不登校やいじめ、発達障害など、0歳から18歳までの子どもに関する相談全般に対応する。開設日時は、(月)縲・金)の午前8時半から午後5時15分で、事前に電話での予約が必要となる。
村では、重点施策に子育て支援をかかげていて、安心して子どもを育てられる環境づくりを進めていく考え。 -
信大と中部森林官局が人材育成で協定締結
南箕輪村の信州大学農学部と中部森林管理局は25日、日本アルプスなどの森林における生物多様性保全のための人材育成について協定を締結した。
信州大学農学部で調印式が行われ、信州大学の中村宗一郎農学部長と中部森林管理局の城土裕局長が協定書を取り交わした。
農学部と中部森林管理局は、森林資源の育成技術や管理手法などについて、以前から相互の協力関係があった。
しかし、研究室単位の個別の協力であったため、今後、より組織的に協力関係を築こうと、中部森林管理局が申し入れ、今回協定を締結した。
協定により▼日本アルプスなどの生物の多様性を保全するため、森林の保全や整備に必要な技術や知識を持った指導的な立場の人材を育成すること▼人材の技術や知識の向上を図るため、共同の調査・研究や情報交換を通じて学術的な振興を図ること竏窒レ的としている。
これまでの協力関係のなかでも、南アルプスのニホンジカの食害を防ぐための防護柵の設置など野生鳥獣との共存に向けた取り組みや、絶滅の恐れが高くなっている日本固有の樹木「ヒメバラモミ」を増殖する取り組みなどを共同で行っている。
今後も、こうした取り組みを継続するということだが、具体的な連携については今後、協議をしていくという。
なお、これまで中部森林管理局の森林管理署が研究機関と協定を結んだ例は1件あるが、管理局自体が研究機関と協定を結ぶのは今回が初となる。 -
宮坂組が奉仕作業
南箕輪村の建設会社宮坂組は、お世話になっている地元の役に立ちたいと21日、大芝高原の清掃作業を行った。
宮坂組の社員45人ほどが清掃作業にあたった。
平成18年豪雨による天竜川の補強工事に伴い、河川に堆積していた土砂が伊那インター工業団地の造成などに使用され、宮坂組は、工業団地の造成工事を担当していた。
土砂運搬経路としても利用されていた大芝高原周辺をきれいにしようと今回、社員がボランティアで清掃をした。
社員は、建設に使用する機械を使って、路肩にたまった落ち葉を取り除いたりしていた。
宮坂道広社長は、「いつもお世話になっている地元の役に立てれば」としていた。 -
南箕輪村4月人事異動内示
南箕輪村は、4月1日付けの人事異動を23日、内示した。異動規模は中規模で、課長級への昇格は一人となっている。
収納対策課長には、産業振興課農政係長の松沢 良行さんが昇格する。
今回の異動では、職員140人の約3割に当たる40人が異動する中規模の異動となっている。
また、今回の人事では、村内で最も園児数が多い中部保育園に、園長の補佐を行う主任保育士を二人配置することにしていて、重点施策の一つである子育て支援の充実を図りたいとしている。 -
信濃グランセローズキャンプ終了
信濃グランセローズは23日、南箕輪村大芝高原での第2次キャンプを打ち上げた。
信濃グランセローズは今月14日から10日間、南箕輪村でキャンプを行った。
23日はキャンプ打ち上げに合わせて壮行会が行われた。
信濃グランセローズの応援団「クラブセローズ81」の南箕輪村の幹事、藤田政幸さんは「優勝を目指して頑張って欲しい」と選手達を激励した。
キャプテンの大村 有三選手は「今年も素晴らしい環境の中で練習が出来ました。今年こそ優勝して恩返しをしたい」と抱負を話した。
信濃グランセローズはこれからオープン戦などで調整し、4月3日の開幕戦は群馬ダイヤモンドペガサスと対戦する。 -
信州大学農学部 卒業式
南箕輪村の信州大学農学部で今日、卒業式が行われました。
23日は、各学部の卒業生と修了生の代表に、山沢清人学長から、卒業証書と修了証書が手渡された。
南箕輪村のマスコット「まっくん」に似せたキャラクターの格好で卒業証書を受け取った卒業生もいて、会場を沸かせた。
農学部の中村宗一郎学部長は、「自分で考え、自分の意見を持ち、確固たる見識まで高めることができれば、どんな困難にも打ち勝てる。自分を信じてそれぞれの道を切り開いていってほしい」と式辞を述べた。
修了生を代表して応用生命科学専攻の楢本恭子さんが、「大学でできた仲間は一生の財産。今まで以上に多くの困難があると思うが、大学で培った経験を大切に、今後も精進していきたい」と話した。
式が終わると、会場の外で待ちわびていた後輩たちが押し寄せ、卒業生を胴上げしたり、花束を渡すなどして祝福していた。
今回、農学部を卒業した学部生は187人、修了生は67人。
学部生の5割近くは、大学院に進学する予定。就職希望者の内定率は、約95%となっている。 -
南箕輪村長 農業経営の基本構想を審議会に諮問
南箕輪村の唐木一直村長は、農地法の改正に伴い、村の農業経営基盤の強化を図る基本構想の見直しについて、19日審議会に諮問した。
農業経営基盤の強化を図る基本構想は、平成18年から5年間の村の農業経営の指針を示したもので、農地法の改正に伴って見直しがせまられる。審議会は、4月26日に答申する予定。
南箕輪村は、営農形態の多様化などにより、新たに農と食の審議会を設置した。
審議会では、今回諮問された基本構想のほかに、食育や地産地消、食の安全・安心など農業全般にわたり継続的に審議を行う予定。
審議会の委員は、15人で、任期は2年。会長には、南箕輪村消費者の会会長の三澤澄子さんを選出した。 -
春休み子ども将棋教室
南箕輪村公民館で20日、春休み子ども将棋教室が開かれ、子どもたちがプロ棋士から将棋を教わった。
会場には親子連れなど約80人が集まった。
将棋教室は、テレビゲームなどが遊びの主流となりつつある中で、将棋を普及させようと、日本将棋連盟などが開いた。
子ども達の指導にあたったのは、堀口弘治七段と長沢千和子女流四段。
2人は、プロ棋士の対局がどのように行われているか、駒の並べ方からしまい方まで詳しく説明した。
その上で、「お願いします」「負けました」「ありがとうございました」の3つのあいさつの重要性を説明していた。
堀口七段は「将棋が本当に強い人は礼儀作法がきちんとできる。みなさんもまずはあいさつがしっかりできるようになりましょう」と呼びかけていた。 -
村井知事と語るつどいIN宮田
村井仁長野県知事と語るつどいが19日、宮田村の村民会館で開かれ、地産地消をテーマに地元住民と語り合った。
19日は、上伊那地区の農家や学校給食関係者など約150人が集まった。
最初に村井知事と料理研究家の横山タカ子さんが地産地消について話した。
村井知事は、「上伊那はさまざまな農作物が取れ、地産地消を実現できる環境に恵まれている」とし、「学校給食に地元食材を取り入れたり、産直市場が多数あるなど、地産地消にも力を入れている」と話した。
横山さんは、今はハウス栽培で一年中食べられる野菜が多いことに触れ、「地域の旬の食材を3度の食事で食べることに勝るものはない。ぜひ地元の食材を食卓にあげるようにしてほしい」と訴えた。
また、上伊那で地産地消の推進に取り組んでいる関係者による意見発表もあった。
そのうち、伊那市長谷で農家民宿「未来塾」のおかみ、市ノ羽 幸子さんは、野生動物による農作物被害が深刻で、年をとった農家が野生鳥獣の被害にあって農業をやめることが増えていると話した。
これに対し、村井知事は、「何か手立てがあればとは思っているが、シカやサルを防ぐ柵の中で人間が耕作をする時代。深刻な問題と考えている」と答えていました。 -
南箕輪むらづくり大賞は「アクセス道路をきれいにしよう会」
平成21年度の南箕輪村むらづくり大賞に、きれいなアクセス道路にしよう会が選ばれた。
19日は、役場で表彰式が行われ、代表の中島重治さんに賞状などが手渡された。
きれいなアクセス道路にしよう会は、駒美交差点から信大前交差点までの2.8キロ区間で、清掃作業や花壇整備などを継続して続けている。
神子柴地区の住民や企業など80人が活動に参加している。
また、平成17年から42人が桜の管理を続けている、北殿エドヒガンザクラ愛好会は、むらづくり賞に選ばれ、小林広幸会長に賞状などが手渡された。
唐木一直村長は、「幅広い地域活動で、道路管理や村のシンボルを守っていただいてありがたい」と地域のボランティア活動に対し感謝していた。