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南箕輪村
息吹俳句会「五七五の17音で簡潔にやさしくすれば俳句はいい。なんでも詰め込むと感動的な句はできない」
毎月1回、南箕輪村公民館での句会。村文化団体連絡協議会に所属する「息吹俳句会」が開いている。
村公民館の俳句講座で学んだ仲間の有志が92年に発足させた。会員は村内に暮らす12人。今年は林剛さんが代表、永田政枝さんが会計を務める。
毎月の句会では、兼題と雑詠を2句ずつ作り合評する。4月の兼題は蜂、蜂の子、蜂の巣、蜜蜂、働蜂、女王蜂など。兼題は前の月の句会で皆で決める。
「批評しあったほうがいい句ができる」と、俳歴の長い荻原文博さんが先生役を務める。兼題、雑詠共に票を投じた人が選んだ理由や句のいい所などを話すだけでなく、よりよい句になるように皆で話し合い手直しもする。
荻原さんを除いては、皆公民館講座から俳句を始めた人ばかり。「自分で生み出す苦しみというか楽しみというか、試行錯誤する時間が楽しい」「俳句の魅力は言葉で表現できること。旅に行っても俳句を作っておけば後でこんな風だったと思い出せる」という。
俳句を通して物を見る目が変わった人、季節を先取りするようになった人がいる。「辞書を調べたり季語を考えたり。凝縮された文芸なので、日常にも生かされる。手紙を書くにも簡潔な言葉を選んだり、頭の訓練にもなる」とも。
楽しみと苦しみの両面あるのが俳句のようで、「私は作るのが苦しくて苦しくて。でも何か一つのことに取り組めばボケ防止になってありがたい」と話す人もいる。
「締め切り間近になると、夜眠れなくなる」。そんな声に荻原さんは、「1カ月の余裕がある。一夜漬けではだめ。全部できなくてもメモしておいて、つなげればいい」とアドバイスする。「人の句を鑑賞することが勉強になる。私の勉強は小説を読むこと。そこからヒントを得る」ともいう。
男性は2人だけと少し寂しいが、「皆人柄がいい。集まって句会をするのが楽しい」と林代表はいう。
「紙と鉛筆があればいい」。次の句会に向け12人が、それぞれの心で俳句を詠む。(村上裕子) -
南箕輪村食生活改善推進協議会 08年度総会
南箕輪村食生活改善推進協議会(倉田和子会長)は28日、村保健センター大会議室で2008年度定期総会を開いた=写真。会員ら約20人が主席し、地域普及活動のための料理講習会などの本年度事業計画を含む4議案を承認した。
本年度は、男性や高齢者の自立のための食生活講座開催や「元気で長生き食生活を見直すための料理」などを展開。倉田会長はあいさつで「会員の役割は大きい。まずは家庭から地域へと活動を広げていってほしい」と話した。 -
日本禁煙友愛会伊那支部 南箕輪村へ車いす寄贈
伊那市、南箕輪村の会員でつくる日本禁煙友愛会伊那支部(橋爪渡支部長)は28日、社会福祉事業の一環で、南箕輪村に車いす2台(10万円)を寄贈した。副支部長の馬場一二さん、小島喜一さん、清水勇さんの3人が村役場を訪れ、唐木一直村長に受け渡した=写真。
伊那支部が禁煙を広くアピールしようと始めた寄付は恒例となっており、村に車いすを贈るのは2年目。唐木村長は「いつも村の福祉に協力していただきありがとうございます」と受け取った。車いすは、現在増築中の村図書館と村民センターに1台ずつを置く予定だ。
同支部はこのほか、関係管内の保育園児や小学校児童らに「禁煙ハンカチ」や「禁煙鉛筆」などを贈呈、小中学校では「禁煙出前講座」を開催するなど活動。関係者らは「会は高齢化しているので、若い人たちに参加を呼び掛け、禁煙に尽力してもらいたい」と話している。
社会福祉事業の一環で、5月中旬には軽自動車1台を伊那市に寄贈する。 -
御嶽山保存会が木曽と文化交流
南箕輪村の無形文化財(民謡)「御嶽山(おんたけやま)」を後世に伝えようと村民有志でつくる保存会(清水伝之丞会長)は26日、木曽町で活動する「木曽節保存会」を同村へ招き、大泉西部地区館で交流会を開いた。互いの民謡を披露し合いながら、両伝統文化への理解を深め合った。
2回目となる交流は初めて村で開催した。交流が始まったのは昨年春からで、両団体が参加したイベントで木曽節保存会から「御嶽山」のいわれを尋ねられたのが契機。民謡が木曽谷から伊那谷に伝わったことを話すと交流の話が持ち上がり、昨年秋に木曽町で1回目を開いた。
交流会には両保存会のメンバー計30人が参加し、それぞれ自慢の民謡を歌と踊りのパートに分かれて学び合った。木曽節保存会の岩井茂雄副会長=木曽町=は「顔なじみに会うのを楽しみに来た」と笑顔。御嶽山保存会の清水江美子副会長=大泉=も「交流がこれからも続けば」と期待した。
木曽節保存会のリードで「正調木曽節」を踊る参加者たち -
南箕輪村老人クラブ連合会 08年度総会
南箕輪村の12区老人クラブでつくる連合会(宮脇米男会長)は25日、村公民館で2008年度総会を開いた=写真。各クラブ代表者ら約40人が出席し、本年度事業計画など2議案を承認した。
本年度は会員の増強を図りながら老人ホームへの訪問交流やデイサービスなどボランティア活動の充実、マレットゴルフなどによる健康増進などに努めていくことを確認した。
会長、副会長、会計の3役は2年任期の2年目で、村老連婦人部の部長は唐沢セツさん=大泉=、同副部長は安積栄子さん=同=に決まった。 -
県市町村対抗駅伝 南箕輪村チーム結団式
第18回県市町村対抗駅伝競走大会(5月6日、松本市)に出場する「南箕輪村」チームの結団式が23日夜、村民センターであり、選手一人ひとりが意気込みを語り、健闘を誓った。
埋橋嘉彦監督は「春の風を体に感じ、楽しみながら走り、それぞれが自己ベストを目指し、持てる力を発揮してもらいたい」。アンカーの植田剛さんは「最後の担当で荷が重いが頑張りたい」と力強く語った。
伊藤修教育長は「南箕輪村のユニホームを着て代表として走るのだが、それにこだわらず自分の力を試す良い機会だと思って走ってもらいたい」と期待した。
大会は松本城太鼓門発、松本平広域運動公園陸上競技場着の8区間39・3キロであり、県下56チームが出場予定。村の前回の成績は総合52位だった。
当日は第4回県市町村対抗小学生駅伝競走大会があり、村の小学生チームも参加。57チームが同競技場発着の4区間一人1・5キロの計6・0キロコースで競う。
選手は次のみなさん。
【一般】
▽監督=埋橋嘉彦(村教育委員会)▽コーチ=桐山勝次(南箕輪中学校教諭)▽1区(3・6キロ)=有賀慎吾(南殿・中学3年)▽2区(3・2キロ)=吉田佳奈(南殿・中学3年)▽3区(4・3キロ)=高橋篤実(田畑・中学3年)▽4区(3・2キロ)=清水真唯(大泉・中学2年)▽5区(7・0キロ)=倉田庄一郎(北殿・上伊那農業改良普及センター駒ヶ根支所)▽6区(5・4キロ)=松沢英明(大芝・自営業)▽7区(7・5キロ)=田中聡(北殿・村役場)▽8区(5・1キロ)=植田剛(田畑・エプソン)▽補欠=宮沢大雅(田畑・中学3年)向山美和(神子柴・中学2年)藤沢勇(田畑・村役場)飯塚義博(中込・ルビコン)
【小学生】
▽監督=新谷純夫(南箕輪小教諭)▽1区=唐沢咲良(久保・6年)▽2区=清水康太郎(大泉・同)▽3区=小池明日香(田畑・同)▽4区=村上晴彦(田畑・同)▽補欠=高坂萌子(久保・同)宮原浩二郎(久保・同)
健闘を誓う「南箕輪村」チームのみなさん -
【叙勲】旭単・土地改良事業功労 有賀正さん(75)
80年前から上伊那北部の農地を潤してきた西天竜用水は「命の水」竏秩B同用水を維持管理する上伊那郡西天竜土地改良区の職員として40年以上携わってきた功績が評価された。昨年秋、20年余務めた理事長を勇退。「肩の荷も下りたが、これからは先人が築いた水路をわが子たちに伝えていかねば」
自然のありがたみを大切にしなければと1961(昭和36)年、西天竜土地改良区の職員に就いた。71年からは3期連続で村議会議員、86年には村消防団長を務めるなど2足のわらじを履きながら地元に貢献。87年からは同土地改良区理事長として、各種事業に尽力してきた。
78年には岡谷市内の取水口から伊那市に至る西天竜地区幹線導水路設置の全面改修に着手し、18年間で総事業費40億円の大事業の推進に努力。2001年には老朽化が進んでいた宮所サイホン(辰野町)の改修に取り組むなど、独自の発想、リーダーシップ力で事業を展開してきた。
天竜川から取水した水を岡谷市川岸から伊那市小沢までの26キロにわたり運び、伊那市、辰野・箕輪町、南箕輪村の計1180ヘクタールの水田を潤す同用水。「これからは命の水の大切さを再確認し、農業を守り育て、自然と共存しながら郷土を守ることが求められている」
趣味は野球、釣り、「自然の土を踏むこと」など。上伊那農業高校卒。妻、長男夫婦と孫2人の6人で暮らす。南箕輪村南殿。 -
信大大学院農学研究科 派遣先企業の成果発表
信州大学大学院農学研究科は24日、文科省が採択した事業「派遣型高度人材育成協同プラン」の2007年度実施報告会を南箕輪村の信大農学部で開いた。昨年度は修士学生4人が参加し、地元などの食品企業で企業活動を体験。それぞれが派遣先での活動内容と成果を発表した。
06年度から始まった同事業は、機能性食品開発を学ぶ技術系学生を地域の食品企業に派遣し、広い視野と経営感覚を企業の中で磨くことが狙い。昨年度は伊那食品工業へ2人、養命酒製造へ1人、サラダコスモへ1人を派遣し、9月から3カ月間、研修を積んだ。
参加学生を対象とした人格形成に寄与した点をアンケートした結果、行動力や思考力、チームワーク能力の向上を確認。学生たちは「テーマを持って実行するという社会人生活で重要な姿勢を身に付けた」「研修を通じて学んだことを今後の自分が成長するための糧にしたい」などと話した。
事業は5年計画で、3年目となる本年度は派遣協力企業、参加学生の拡大、対象専攻科の充実を図りながら展開していく。
派遣型高度人材育成協同プランの実績報告をする参加学生 -
南箕輪村消防団長 松沢武夫さん(53)
「今まで宮島団長の下で副団長を4年間やってきた。今まで学んできたことを自分が団長としてやっていかねばという自覚がある。団員の命を預かる身として、災害現場の中で事故を起こさないよう、幹部の人たちや行政と一緒になってやっていきたい」
村消防団に入団したのは20代前半で、地元田畑の第3分団1部の団員としてスタート。その後は中学時代に取り組んだブラスバンドの経験を生かそうと、先輩に誘われて本部ラッパ隊に所属し、ラッパ長まで務めた。35歳で一時退団し、4年前、49歳で副団長として復帰。そして、本年度4月、団長の職を任された。
一家の二男だったため、本来なら消防団に入団することはできなかったかもしれない竏秩B当時は団員確保がそれほど困難ではなかったため、1家族から1人が入団すればよかった。しかし、21歳の年、入団を予定していた人がキャンセルしたため自分に声が掛かり、入団することを決めたという。
「もともと消防団には、地域との密着力という魅力を感じていたので、入団するきっかけができてうれしかった。密着力は現代社会の方がよりいっそう消防団には大切なことだと思う。人とのつながりの中で、みんなが住んでいることを忘れてはいけない」
同時多発の大規模災害が起きたときなど、消防団は地域住民の生命、財産を守る、身近で頼れる存在であってほしいと願う。
「全国的に消防団の人員確保が課題となっている。『お酒を飲む人たちの集まり』『早朝の訓練が大変だ』など、新入団員の勧誘のときに断られてしまうことがあるが、大切なのは、自分たちの地域は自分たちで守りたいという気持ち」
昨年度からは、地域にある信州大学農学部の学生が入団し始めるなど、個人の防災意識の高まりを感じている。「在学中の短い期間だけだが、消防団の役割を理解し、一緒に活動できることがうれしい。団での経験を地元に帰ってから生かしてくれれば」
「各分団で定数割れしてしまっている状態。消防団の考えをもっと地域に浸透させていかねば。災害が起きてからではなく、いざというときは自分たちで守っていかねばという意識を持ってほしい」
田畑で鉄工所を経営する。趣味はスキー。23歳くらいから本格的に取り組み、現在は指導員の資格を持つ。南箕輪村スキークラブ会長として、スキーの魅力を地域に広めている。
(布袋宏之) -
南箕輪村交通安全協会定期総会
2008年度南箕輪村交通安全協会定期総会は23日夜、村役場講堂であり、会員ら約80人が出席し、本年度の事業計画など5議案を承認した。役員改選では会長に飯島英之さん、副会長に清水貴男さん、会計に増沢宮雄さんを再任するなどした。
本年度は「交差点と交差点付近及び生活道路の事故防止」を村の重点事項とし、事故防止のための啓もう活動や環境整備に取り組むことを確認。飯島会長は再任のあいさつで、「1つでも村内の交通事故がなくなるよう誠心誠意、努力したい」と決意を述べた。
交通安全運動の重点としては、▽高齢者の交通事故防止▽飲酒運転の根絶▽シートベルト・チャイルドシート着用の徹底▽夕暮れ時と夜間の交通事故防止▽自転車安全利用の推進竏窒フ5つを上げた。
07年、村の交通事故発生状況は物損事故376件(前年比32件減)、人身事故100件(同20件増)、死者0人(同2人減)、けが人118人(同20人増)だった。
役員改選で自己紹介する新役員のみなさん -
行者にんにくを使って料理実習 村研究会など
南箕輪村の「行者にんにく研究会」(小林幸雄会長)と、農と食の大切さを考え活動する「輪の会」(木村歌子会長)は23日、村公民館調理室で行者にんにくを使った料理実習を開いた。両会員計10人に加え地元住民4人が参加し、調理を通じて同食材について学んだ。
料理実習は、行者にんにくに注目してもらうため、村内の生産者でつくる同研究会が「輪の会」に協力を呼び掛け、初めて計画。今が旬となる葉っぱの部分を使い、餃子(ぎょうざ)作りを体験した。
このほか、葉は豚肉炒めや、酢味噌和えにしたり、根はてんぷらにしたりして食べることができると紹介。食材に興味があって参加したという主婦(50)=神子柴=は「ニラの代用で料理ができそう。この機会にどういう食べ方ができるか学びたい」と話した。
研究会によると、ユリ課ネギ属の多年草の山菜である行者にんにくは、山で修行する行者がスタミナ源として食したのが名前の由来。繁殖力は弱く、発芽から生育するまで7、8年を要する。食べると血行をよくする働きがあるという。
調理するため行者にんにくの葉を刻む参加者(右) -
村運動あそび検討委員会 08年度活動計画
「南箕輪村運動あそび検討委員会」は22日夕、村役場で2008年度1回目の委員会を開いた。村関係者や各保育園長ら委員11人と委員会顧問の柳沢秋孝松本短期大学教授らが出席。3年目となる本年度の活動計画などについて話し合った。
柳沢運動プログラムを取り入れた、村の「運動あそび」は06年度から本格導入。本年度は、村内5保育園それぞれ年長14回、年中13回、年少11回の活動回数で村運動保育士の金井仁美さんが授業する。このほか、村子育て支援センターや小学校などで「親子運動あそび」を展開する。
各保育園では授業のほか、保育園生活の中に「運動あそび」を取り入れ、園児たちの「心と体」を育てている。本年度からは、各学年ごとの保育士でつくる研究会で情報を共有しながら、効果的に行っていくことを確認した。
顧問の柳沢教授は「人間の運動機能は生後の経験や体験によって高まるため、乳児、幼児期は最も重要な期間となる。運動は生きるために必要なこと。大人が子どもたちに興味を持たせ、自主的にやっていけるよう支援する必要がある」と呼び掛けた。 -
南箕輪中卒業生 村の松くい虫対策に募金寄付
南箕輪村の南箕輪中学校を1950(昭和25)年度に卒業した同年会は22日、村の松くい虫対策の資金にしてほしいと、同年会で集めた3万3055円を村森林セラピー協議会に寄付した。同年会幹事長の小林広幸さん(72)=北殿=が役場を訪れ、荻原文博会長に手渡した。
寄付は、古稀の記念で大芝高原多目的広場に植えたコヒガンザクラの木の下で同年会を開こうと15日、同所に村内外から同年生36人が集まったのがきっかけ。席上で村の松くい虫対策へ募金をしようと話が持ち上がり、寄付金を集めたという。
小林さんは「寄付金を有効に使い、森林整備をしながら対策を取っていってもらいたい」と期待。村は大芝高原のアカマツの松くい虫対策として06年度から、薬剤の樹幹注入を毎年度実施していて、本年度は事業費1千万円で、約600本のアカマツに施す予定だ。
荻原会長に寄付金を手渡す小林さん(左) -
南箕輪村消防団・赤十字奉仕団 合同春季訓練
南箕輪村の消防団と赤十字奉仕団は20日、2008年度の合同春季訓練を大芝公園陸上競技場で開いた。消防団の団長以下135人、赤十字奉仕団の委員長以下78人が参加し、規律訓練や救命講習などで、一つひとつの動きをしっかりと確認し、有事に備えた。
式典で唐沢一直村長が「災害はいつ起きるか分からないもの。本日の訓練が災害を抑えるための第一歩となる」と式辞。松沢武夫団長は「団員が安全かつ、的確に行動するための大切な訓練。団員としての自覚を持って臨んでほしい」と訓示した。
春季訓練では、消防団員が規律訓練や分列行進などを実施。奉仕団員がAED(自動体外式除細動器)の取り扱い方法などを学んだ。
式典では、3月に東京であった自治体消防制度60周年記念式典で、村消防団が「消防団等地域活動表彰」を受賞したことを伝達した。 -
全日本都道府県対抗剣道 上伊那2選手県代表出場
第56回全日本都道府県対抗剣道優勝大会(29日、大阪市)の県代表チームとして、上伊那から伊那市富県の会社員、酒井久美子さん(30)=市体協剣道部、4段=と南箕輪村神子柴の会社員、伊藤直広さん(31)=南箕輪わくわくクラブ、5段=の2人が大会に出場する。2人は21日、それぞれ市役所と村役場を訪れ、意気込みを語った。
大会は年齢、職業別の先鋒、中堅、大将など男子5人、女子2人の計7人で1チームを構成する都道府県対抗の団対戦。2人は2月、千曲市であった県代表予選会に出場し、酒井さんは5将を決める部(30歳以上女子)で、伊藤さんは副将を決める部(30歳以上男子)でそれぞれ優勝した。全国大会の初戦は沖縄県と対戦する。
2年連続の大会出場となる酒井さんは、
伊藤さんは5年ぶり2度目の代表。前回の出場でチームは1回戦敗退だったため、今回は「初戦突破」を目標とする。「気持ちを強く持ち、自分が得意とする攻めの剣道を展開したい。副将は勝負を決める順番なので、チームのよい流れをつなげたい」と話している。
伊藤さんが同競技を始めたのは小学3年生からで、現在も村内以外の伊那、駒ヶ根市などへ出げい古するなど積極的に活動。地元の小中学生が集まる、地域総合型スポーツクラブ「南箕輪わくわくクラブ」北部剣道の指導者も務めている。 -
オーケストラと共演 南箕輪村から3小中学生出場
5月4日、大阪である、第20回フリューゲル・ピアノ・コンチェルト・フェスティバル(日本アーティストビューロー主催)の全国大会に、南箕輪村の望月音楽教室伊那レッスン室から村内の小中学生3人が出場する。大会はプロのオーケストラと共演することができるため、それぞれ本番を楽しみに練習している。
出場するのはシニア・スチューデント・コンチェルト部門の大塚智哉君(13)=南箕輪中2=、リトル・コンチェルト部門の米窪拓哉君(10)=南箕輪小5=、藤沢優花さん(10)=同4=。3人は部門別の課題曲集から選曲し、全国区テープ審査、地区本選大会を勝ち上がり、「グローバルフィルハーモニー管弦楽団」と共演できる全国大会出場を決めた。
4年連続出場の大塚君は、ベートーベン「ソナタ第8番ハ短調Op. 13『悲愴』より第1楽章」で挑戦。「オーケストラと共演できることが何より楽しみ。この大会のために練習してきた」と意気込んでいる。
初出場の米窪君は「緊張しそうだけど、これまでやってきたことを発揮できればうれしい。全国大会に出場できるだけで夢のよう」。ベートーベン「ソナチネ第5番ト長調より第1楽章」を大会で演奏する。
藤沢さんの演奏曲はブルグミュラー「『25のやさしい練習曲』より やさしい花」。2年連続出場で、「前回よりうまくできるよう頑張りたい。早くプロの人たちと演奏したい」と本番を楽しみにしている。
全国大会は全4部門に約100人が出場。3人を指導する望月音楽教室の望月玲子さん(主宰)と、平林千枝さんは「人の心に届く、春の日差しのような暖かな音でピアノを奏でてきて」と期待している。
全国大会出場の証明書を手にする大塚君、米窪君、藤沢さん(左から)。 -
南箕輪村文化団体連絡協議会 08総会
南箕輪村文化団体連絡協議会(中島重治会長)はこのほど、村民センターで2008年度総会を開いた。同連絡協議会所属の芸能部20団体、文化部12団体の計32団体の代表者ら約50人が出席し、本年度の事業計画など5議案を承認した。このほか、所属2団体による活動事例発表があった。
本年度は芸能部から1団体減の計32団体で活動。大芝高原まつりへの参加や村民文化祭の準備などの事業計画を承認した。中島会長はあいさつで「各団体が歯車の歯のようにうまく噛み合った活動ができることを願う。この総会で文化団体の基盤が整うよう協議を」と呼び掛けた。
活動事例報告では「南箕輪俳句会」が発足30年の歴史や活動に触れ、「これからも俳句で気持ちの大らかさ、感動を伝えていきたい」と発表。「土器2(どきどき)クラブ」は一つの器が完成するまでの作業を説明しながら、「世界で一つの自分の器作りを楽しんでいる」と話した。
「土器2(どきどき)クラブ」の活動事例発表では代表者が器の作り方を説明 -
「小さなおはなしむら」 毎月第1・3金曜日に
南箕輪村図書館が年間を通して行う、未就園児の親子を対象とした読み聞かせイベント「小さなおはなしむら」が本年度も始まった。わらべ歌や絵本を楽しみながら、親子のコミュニケーションの時間を作っていく。
イベントは4月から来年3月まで、一月2回ずつの計24回で、本年から毎月第1・3金曜日に村民センター2階和室で開催している。わらべ歌は、蓑輪町のピアノ講師・千葉芳子さん=箕輪町=が教える。
千葉さんによると、わらべ歌は500年前に・ス子ども自身が作ったもの・スで、日本人が聞きなれた音程が特徴。「わらべ歌を歌いながら、親が子どもに生まれてきてありがとうの気持ちを伝えてほしい」と話している。
村図書館は、幼児や小学低学年を対象としたイベント「おはなしむら」も26日から3月14日までの間、村民センターで開く。両イベントの問い合わせは、村図書館(TEL73・4946)へ。
わらべ歌や絵本を楽しむ親子たち -
村福祉灯油券の利用状況まとまる
南箕輪村が生活弱者への原油高騰対策として、3月末まで申請を受け付けた「福祉灯油券」の利用総額は180万円余だったことが、村住民福祉課のまとめで分かった。申請したのは対象210世帯のうち182世帯。利用者からは「良かった」「うれしかった」との声が聞かれた。
配布した灯油券は、1世帯当たり18リットル券6枚(1万円相当)。利用総額は、券を使用したときの灯油価格によるもので180万8702円だった。申請世帯の使用数は1057枚で、発券全体の96・8%の利用。申請のなかった28世帯については「灯油を使わない」「12月中に買ってしまった」などの理由だった。
灯油券の配布対象は、村県民税非課税世帯のうち70歳以上のみの高齢者世帯、ひとり親世帯などの要件に該当し、村税などの滞納がない210世帯。1月から3月末の期間限定で申請を受け付け、村と契約している村内7灯油販売業者で使用できた。 -
南箕輪村体育指導委員会 定例会会議
南箕輪村の体育指導委員会定例会会議は16日夜、村民センターで行い、任期満了により指導員8人を委嘱し、新役員を選出した。会長には増田雄二さん=北殿=を再任し、副会長は松沢美和さん=田畑=、会計は安積秀子さん=大芝=を新任した。
委嘱した指導員は再任7人、新規1人の全8人。同会議で村教育委員会の唐沢由江教育次長は「みなさんは、村の社会体育を引っ張っていく重要な役割を担っている。これからも指導員同士、和気あいあいと力を合わせて取り組んでほしい」と活動に期待した。
会議では、体育指導委員会の今後の活動について話し合いがあり、本年度からは村住民福祉課が進める運動行事へ積極的に協力していく考え。このほか、地域で運動団体を設立したいと考える人たちに向け、発足や運営の手助けをPRしていくことなどを決めた。
委嘱を受けた体育指導委員のみなさん -
御嶽山保存会が木曽と文化交流 26日
南箕輪村の無形文化財・民謡「御嶽山(おんたけやま)」を後世に伝える、村民有志でつくる保存会(清水伝之丞会長、17人)は26日、同村の大泉西部地区館で「木曽節保存会」(木曽町)と2度目の交流会を開く。清水会長は「今後も交流の輪を広げていきたい」と話している。
交流が始まったのは昨年春。名古屋であったイベントに両団体が参加し、木曽節保存会から「御嶽山」のいわれを尋ねられたのが契機。木曽から伊那に民謡が伝わった経緯を話したところ交流の話が持ち上がり、昨年9月、木曽町で「御嶽山」などを披露した。
同民謡は1820年ごろには、すでに上伊那各地で流行。1908年に「御嶽山」から「伊那節」に名を変えたが、大泉では同名称で継承されてきた。祝い唄として、村祭りや来客があるときには必ず唄って踊り、60年ごろまで結婚式には欠かせないものだったという。
今回の交流会は、両保存会が自分たちの民謡を披露し、それぞれを講習し合う内容。御嶽山保存会では、交流会で各民謡を学びたいという希望者の参加を呼び掛けており、清水会長は「御嶽山を村内に広げるため、みんなで覚えてもらいたい」と期待している。
交流会は午後3縲恣ッ4時半。参加希望者は当日、大泉西部地区館へ。
交流会に向けて練習に励む御嶽山保存会のみなさん -
南箕輪村知的障害者育成会 08年度総会
南箕輪村知的障害者育成会(手をつなぐ親の会)は16日夜、村社会福祉協議会内にあるボランティアセンターで2008年度総会を開いた=写真。今年度事業計画・予算など3議案を承認。役員改選では会長に有賀一夫さんを再任した。
有賀会長は「福祉政策が目まぐるしく変わる中、自分たちが何をすべきかを勉強しながらやっていきたい」とあいさつした。
来賓の唐木一直村長は「村としてもみなさんを支援し、一緒になって問題を考えていきたい」と祝辞。また、07年度しゅん工の「高齢者・障害者交流施設」の利活用方法について、「みなさんの意見を聞きながら進めていきたい」と触れた。 -
信大の大谷教授 日本農学賞受賞
信州大学大学院農学研究科の大谷元教授(58)=南箕輪村=がこのほど、日本農学賞を受賞した。牛乳たんぱく質の免疫調節機能を中心とした32年間の研究業績が認められ、同大学出身者として2人目の栄誉を手にした。
賞は日本農学会が授与する「日本の農学研究者間における最高の賞」とされ、本年度7人が受賞。5日、東京で受賞式があり、大谷教授は「信じられないこと。これまでの研究で大変だったことはない。すべて研究を支えてくれた人たちのおかげ」と語る。
大谷教授は、牛乳アレルギーを引き起こす原因となる抗体を作り出さないため、牛乳たんぱく質の分子を小さくする研究で、牛乳本来の風味を残し、アレルギー症状を起こさない領域を発見。この研究は、育児用調製乳の商品化に実用された。
また、アレルギーの原因物質となるたんぱく質を免疫調節し、健康維持に寄与するため、免疫力を高める家畜飼料を実用化した。
今後もアレルギー症状の解明に尽力する大谷教授は現在、花粉症低減化の食品素材の研究を進めている。
日本農学賞を受賞した大谷教授 -
【登場】南箕輪南部小学校長 日岐博子さん(57)
教員生活36年目の本年度、南箕輪南部小へ赴任。校長職は初めてとなる。「最初は不安な気持ちでいっぱいだったが、児童や先生、地域の人の顔を見たら不安が取れてきた。全校の触れ合いの輪がどんどんと広がっていければ」と期待で胸を膨らませている。
伊那市西春近の生まれ。信州大学教育学部を卒業し、1973(昭和48)年、下伊那郡阿智村の伍和小学校(現阿智第二小)で教員生活をスタート。その後は、宮田、西箕輪、西春近北など上伊那の小学校へ赴任し、前任校の新山小で教頭職に就く。南箕輪南部小は9校目となる。
ピアノ演奏の趣味を生かし、これまでの赴任先では児童たちと毎朝、校歌の練習に取り組んできた。低学年を担当することが多かったという理由もあり、入学直後の子どもたちとは歌を通じて交流してきた。「児童と接する中で、いつも心掛けていることは、子どもたちにとって学校が楽しい場所であること」
周辺に川が流れ、森に囲まれ、南アルプスの雄大な姿を望めることのできる南箕輪南部小は、素晴らしい環境竏窒ニ好印象。「木の温もりなど、自然豊かなこの環境を生かし、学校内外のコミュニケーションを大切にしていきたい。地域に学校の情報を発信し、地域に信頼される学校づくりを進めたい」
義母、夫、長男との4人暮らし。箕輪町木下。 -
フォーラム「発掘50年 歴史をゆるがす神子柴遺跡」
13日は基調報告、記念講演上伊那考古学会など主催のフォーラム「発掘50年 歴史をゆるがす神子柴遺跡」が12日、2日間の日程で伊那市生涯学習センターで始まった。1958年の南箕輪村の神子柴遺跡発掘から50年を記念し、刊行した神子柴遺跡の発掘報告書(林茂樹・上伊那考古学会編)の成果を広く公開するため開催。遺跡の石材利用や石器分布などの基調報告に、北海道から九州までの専門家や地域住民ら約100人が聞き入った。
国重要文化財指定の神子柴遺跡の石器群は、大型の尖頭器と石おので構成され、旧石器時代末期から縄文時代草創期と推定される。特殊な出土状況や優美な石器形態、年代的位置付けは「神子柴論争」とも呼ばれ議論を呼び起こしてきた。
50年前の発掘の当事者である御子柴泰正さんは、当時の発掘の様子を報告した。58年11月8日から土・日曜日の3日間で試掘。自然の地形がそのまま残っていたといい、3メートル×6メートルのわずかな場所で求めていたポイントが重なって出たという。
神子柴遺跡は住居跡か、石おのなどを一時的に保管した場所か、議論が分かれ結論が出ていないため、住居跡の可能性を示す炭化物は重要視される。
炭化物出土の有無についての質問に御子柴さんは、「炭化物的なものが出た」とし、発掘最終日の埋め戻し作業直前に、赤土の中に面的に黒いものが出たことを話した。
13日は午前9時半から基調報告と討論、午後1時半から新潟県立歴史博物館長で考古学者の小林達雄さんによる記念講演「日本列島の歴史を揺さぶる神子柴遺跡」がある。 -
南箕輪村おもしろ将棋塾
土曜日の昼下がり。南箕輪村公民館の一室で静かに将棋を指す仲間がいる。
「南箕輪村おもしろ将棋塾」。95年6月1日に活動が始まり、まもなく丸13年になる。
発足の1年前、将棋の総本山である日本将棋連盟が将棋普及指導員制度を始め、その公認指導員1期生となった村内在住の荻原文博さんが、最初の普及活動として立ち上げた。
発足時の会員は13人。将棋好きな前南箕輪村長の山口一男さんと、中川新聞店会長の中川澄雄さんを顧問に迎えてのスタートだった。
将棋塾の初代代表を務めた武井清純さんは発足のとき、「愛好家の要望で塾ができた。将棋を楽しみながら地域に貢献したい。愛好家を増やし親ぼくをより深めたい」と語ったのだという。現在、会員の中で最高齢の86歳。三度の飯より将棋が好きで、脳の活性化のために-と必ず例会にやってくる。
例会は毎月第1土曜日の午後1時から5時まで。相手を交代しながら1人でも多くの仲間と対局できるように心がけている。年3回程度、勝ち抜き戦の大会も開催。個々には各地の大会にも参加しているという。
会員は16人で、そのうち女性1人、中学生1人。会員ではないが小学生も訪れ、大人から指導を受けて楽しんでいる。
第3土曜日に村民体育館であるNPO法人南箕輪わくわくクラブカルチャースクールの将棋にも、会員の多くが参加している。
「愛好家の集いだから、皆で仲良く親ぼくを図るのが第一」と話すのは、4代目代表の野沢勝さん。「将棋は頭を使うのでボケ防止にもなる。よく考えることがすごくいいのかな。思考力が備わるので子どもたちにもいい」という。
事務局を担当する公認指導員の荻原さんも、「塾の中では勝敗にこだわらず、頭の体操のつもりでやっている。集中力や決断力が身につき、人と接することで礼儀や人への思いやりに効果がある。親子で参加することで触れ合いも広がる」と話す。
「将棋を通して人の輪を広げ、地方の自治体の活性にも役立てる」と、仲間も随時募集している。(村上裕子) -
危険業務従事者叙勲
著しく危険性の高い公共的な業務に長年従事し、功労を重ねたとして、政府は12日付けで第10回危険業務従事者叙勲の受章者を発表した。
全国で3625人、県外在住者を含む県内関係では73人が受章する。上伊那では、瑞宝双光章に上村章一さん(76)=南箕輪村(警察功労)、桜井朋幸さん(61)=伊那市美篶(防衛功労)、瑞宝単光章に内山寿さん(76)=伊那市伊那(警察功労)の3人が輝いた。
発令は29日。 -
南箕輪村 自然環境調査の会発足
南箕輪村は12日、村環境基本計画の施策展開への基本調査として、村内の自然環境の現況を把握するための調査会を立ち上げた。同日、村民センターで発足式があり、同会の趣旨に賛同した、植物や動物、野鳥などに知識のある上伊那の小中学校教諭ら会員14人に調査などの事業を委託した。
1975(昭和50)縲・9(同54)年、村誌の編さんに合わせて動植物などの自然環境調査が行われ、以後28年が経過。近年、宅地化の進む村内は、状況が変化しているため現況調査を目的とした組織を立ち上げた。前回の調査に携わった、県自然観察インストラクターの征矢哲雄会長=塩ノ井=が呼び掛け人となった。
調査は植物、動物、野鳥、陸水、地形の5分類に会員を分け、それぞれで基礎データの収集、分布の現状整理、地域別特性の把握などを調べ、前回資料との比較から減少した生物などの変化を考察する。調査期間は09年3月までで、委託料100万円。同9月までが原稿執筆期間となる。
征矢会長が「温暖化に伴った環境変異で外来植物、動物が入るなど村内の自然環境は変化している。それぞれの力を発揮してほしい」とあいさつ。唐木一直村長は「遅ればせながら本年度から、村として環境に力を入れていきたい。調査がこれからの土地利用や自然環境保全のために生かせれば」と期待した。
村長と委託契約を締結する征矢会長 -
上伊那建具協同組合青年部 修繕ボランティア
上伊那建具協同組合青年部(網野暁部長)は12日、「良い戸の日(4月10日)」のボランティア活動の一環で、南箕輪村の北部、西部両保育園の修繕作業をした。組合員15人がそれぞれの園に分かれ、老朽化したげた箱や引き戸などを、手馴れた手つきで直していった。
活動は組合への理解を深めてもらう目的で20年以上続く恒例事業。毎年、上伊那地方の各市町村を年回りで訪れている。今回は同村の順番となり、村役場から要望のあった2保育園の修繕作業を行った。
西部保育園では、壊れて使われなくなった木製滑り台や、動きにくくなったガラス戸などを修理した=写真。「あちこち修繕していただいてありがたい。滑り台が直ったことなどを早く園児たちに伝えたい」と北原和子園長。網野部長は「これをきっかけにわれわれの仕事に興味を持ってくれれば」と話した。
西部保育園の施設を修繕する組合員ら -
南箕輪村12区の08年度区長決定
南箕輪村12区の2008年度区長が決まった。11日、村役場で区長会初会合があり、区長会長に唐木達南殿区長、副会長に増沢宮雄北殿区長を選出した。
山口守夫久保区長
池上忠人中込区長
征矢保彦塩ノ井区長
増沢宮雄北殿区長
唐木達南殿区長
孕石勝市田畑区長
沖村文夫神子柴区長
唐沢四朗治沢尻区長
久保村義輝南原区長
小沢幸治大芝区長
原幸寛大泉区長
桜井和美北原区長