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信州大学と伊那市交流会 連携事業について発表
信州大学と伊那市の交流会が30日伊那市役所で開かれ、連携して取り組んでいる事業についての報告がありました。 交流会には、信州大学の教授や伊那市の職員などおよそ40人が参加しました。 交流会は、平成7年に農学部と伊那市の交流会として始まり、平成23年度からは、信州大学と伊那市とで開いています。 信州大学と伊那市は、地域活性化を目的に連携事業に取り組んでいます。 信大農学部はアマランサスの普及を目的に、今年度は西春近南小学校の児童と栽培活動を行ったり、簡易栽培マニュアルを作成しました。 小規模栽培の範囲はここ数年で増加傾向にあり、今後の活動については「伊那市とのコラボ商品の企画やPR活動に力を入れていきたい」と話しました。 伊那市は、南アルプスの食害対策や上伊那地域医療再生計画について発表しました。 発表会では、地域と大学が継続的な連携を行い、地域活性化のため事業を通してこれからも努力していくことが確認されました。
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信州の老舗264社を公表
長野県は、長野県百年企業、信州の老舗表彰の受賞企業264社を公表しました。 上伊那は、15社、伊那ケーブルテレビ放送エリア内の3市町村では、8社です。 伊那市では、5社が決定しました。 伊那市高遠町の合資会社赤羽菓子店は、1897年明治30年創業です。 代表する菓子は高遠まん頭。 鉾持神社参道で売り出したのがはじまりとされています。 社長の赤羽敏さんは、和菓子製造一級技能士で、経営だけでなく技術にこだわり続けています。 伊那市東春近の沢渡木材株式会社は、1895年、明治28年創業です。 安く売るのではなく、確実な良い商品を安く売れる組織を目標に国内外の大手製材工場から直接仕入れています。 長野県産材の販売にも力を入れています。 伊那市高遠町上山田の株式会社仙醸は、1866年慶応2年の創業の酒造メーカーです。 伊那ケーブルテレビ放送エリア内での受賞企業の中では最も歴史があります。 伊那谷産米を使い南アルプスの伏流水を使い杜氏でなく常勤社員による酒造りを行っています。 伊那市荒井の株式会社フォトスタ・トゥエンティーワンは、1913年、大正2年創業です。 西町には、風の丘デュボンタンがあり、写真部門、ビデオ部門、フォトデザイン部門があり、豊科や松本などでも事業展開しています。 合資会社宮島酒店は、1911年、明治44年創業です。 スペックよりも安心・安全にこだわった酒づくりをしています。 酒米は、すべて無農薬、減農薬の契約栽培米を使っています。 全量無農薬栽培の米による酒造りを目指しています。 箕輪町では、2社が決定しました。 松島にある株式会社カネカは、1897年、明治30年創業。 燃料、金物販売を行ってきました。 現在は、台所やトイレ、風呂の水回りにも力を入れています。 松島仲町の有限会社金星製菓舗は、1886年明治19年創業。 こしたか万十、くるま菓子の伊那の渓谷が人気商品です。 古くから伝わるヒノキの梁がその歴史を物語っています。 南箕輪村では、1社が決定しました。 神子柴にある株式会社プリンティアナカヤマは、1913年大正2年創業。 伊那に電気が供給され電車が通った年に伊那市旭町で活版印刷業中山印刷所を創業。 上伊那の草分けとして発展しました。 現在は、オンデマンド印刷機を増設し名刺からポスターまで小ロットに対応しています。 表彰式は、11月28日に松本市で行われます。
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上伊那検定 実施へ
広域的に住民を巻き込んだおもてなし向上につなげようと、地域資源を活用した上伊那検定が平成29年度をめどに実施されることになりました。 上伊那地域の商工団体や観光団体などが参加するおもてなし向上プロジェクト実行委員会が30日設立されました。 県や上伊那の市町村、商工団体や観光関連団体など34の団体で組織されます。 伊那合同庁舎で設立総会が開かれ、事業計画などを決めました。 上伊那地域おもてなし向上プロジェクト実行委員会は、広域連携部会、事例集・ツアーコンテスト部会、上伊那検定部会の3つの部会で構成されます。 上伊那検定は、上伊那検定部会が検討を進めます。 検定は、地域住民のおもてなしの意識を高めようと歴史や文化、経済などに関する試験を行うものです。 実施時期は、平成29年度、受験者数は、100人以上、合格者数は、70人以上を確保するという具体的な数値目標を定めています。 このほか、事例集・ツアーコンテスト部会は、おもてなしに関する事例をとりあげ情報発信のあり方を検討するほか、地域の自然、歴史、食などを活用したツアーコースのコンテストの実施を検討します。 30日は、おもてなしの事例発表として、伊那市長谷の「蔵の宿みらい塾」の女将、市ノ羽幸子さんが「ためしてみて!農家民泊」の演題で講演しました。
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南箕輪郷土博物館 来月1日から特別展開催
南箕輪村郷土館は来月1日から、村民文化祭にあわせて特別展を開催します。 特別展は村に伝わる歴史資料を多くの人に見てもらい、理解を深めてもらおうと企画されました。 特別展では常設の展示に加え、役場で保管されていた江戸時代の古地図や、住民が所有している、中村不折の書など12点が展示されます。 中には、1670年に村の境界を幕府の裁定により決めた絵地図や幕末の教育者 吉田松陰(しょういん)の書も展示されています。 特別展は来月1日から5日まで行われ、4日は休館となります。 開館時間は午前9時から午後4時までです。
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信州の名工 伊藤裕二さん
長野県卓越技能者知事表彰「信州の名工」にオリンパス株式会社の伊藤裕二さんが選ばれました。 南箕輪村の伊藤裕二さん50歳。 箕輪工業高校を卒業後、昭和57年にオリンパスに入社。 入社以来32年にわたり、医療機器の内視鏡や、顕微鏡、カメラなどの試作レンズの加工を行っています。 レンズの表面は、100万分の1の精度を求められます。 これは長野県と同じ大きさのレンズで例えると、その表面の凹凸は18ミリメートルになります。 これだけの精度を出すには、技能ではない経験と感覚が必要になるということです。 伊藤さんは試作レンズの加工をしていて、形のない物を図面ひとつから方法を考え、作ることが楽しいと話します。 製品は、大きさが0.8ミリメートルから300ミリメートルと様々で特に小さいものは難しいということです。 伊藤さんは「誰にも負けたくない気持ちが強い」と話します。 伊藤さんは入社後4年で、光学ガラス研磨、長野県技能検定実技で、1位となる県知事賞を受賞しています。 後輩には、失敗を恐れずチャレンジして欲しい。自身はこれからも精度を探求して行くと話します。
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信州大学農学部 低農薬米販売開始
南箕輪村の信州大学農学部の学生が実習で育てた「低農薬米」の販売が、28日から生産品販売所で始まりました。 信州大学農学部では、毎年食料生産科学科の2・3年生が、実習で田植えから収穫まで行っています。 今年は、2.5ヘクタールの田んぼから14トンの米を収穫しました。 信大の米は、手押し式の除草機を使うなど無農薬に近い「低農薬」にこだわっているということです。 農学部では、安心安全な米を多くの人に味わってもらいたいと話しています。 品種はコシヒカリで、5キロ2,000円からとなっています。
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北殿公民館で洋ラン並ぶ
ピンクや白など色とりどりの洋らんが26日、南箕輪村の北殿公民館に並びました。 展示したのは、中南信の愛好者でつくる長野県中南信蘭友会です。 毎月、持ち回りで展示会を開いていて、会場には会員が丹精込めて育てた洋らん40点が並び訪れた人の目を楽しませていました。
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戦争体験をきく 300人目の取材
伊那ケーブルテレビが制作している番組「戦争体験をきく」の出演者が17日の収録で300人となりました。 17日は、300人目の出演者となった伊那市日影の春日義直さん宅で収録が行われました。 「戦争体験をきく」は、戦争の悲惨な体験談を後世に伝え、記録としても残す目的で伊那ケーブルテレビが2008年から制作をはじめ、現在6年目を迎えています。 番組は、週1回の更新で、年間およそ50人を取材しています。 満蒙開拓で旧満州に渡った人や、南方作戦に携わった人、学徒動員で働いた人や伊那飛行場の建設に携わった人など、これまでに様々な証言が得られています。 戦争体験の高齢化が進む中、来年は戦後70年を迎え、取材にもさらに力を入れていく考えです。 「戦争体験をきく」の放送時間は、月曜日から金曜日の午前5時30分、午前9時、午後5時、午後8時30分他、1日5回から6回放送しています。
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南小1年生 どんぐり拾い
南箕輪村の南箕輪小学校の1年生は、24日、大芝高原のみんなの森で、どんぐりを拾いました。 この日は、南箕輪小の1年生およそ160人が、みんなの森で、クヌギやコナラのどんぐりを拾いました。 これは、南箕輪村が大芝高原の一部を赤松林から樹種転換するために、広葉樹を育てようと行っているもので今年で3年目です。 子どもたちは、落ち葉を払ってはどんぐりを探して、袋に入れていました。 南みのわ親林自然保護の会のメンバーも参加し、子どもたちにアドバイスを送っていました。 拾ったどんぐりは信州大学農学部で苗として育てられます。
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信大農学部ユリノキ並木見ごろ
南箕輪村の信州大学農学部のユリノキ並木が見ごろを迎えています。 信州大学農学部によると、色づきは平年並みで、これから本格的な見ごろを迎えます。 ユリノキの紅葉は11月中旬まで楽しめるということです。
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平成27年度高校入試志願数発表
来年度の県立高校入学志願数の第1回調査結果が24日、発表されました。 全日制では前期選抜が1.5倍、後期選抜が1.46倍となっています。 上伊那農業は、 生産環境科前期に39人、後期に49人。 園芸科学科前期に62人、後期に89人。 生物科学科前期に41人、後期に43人。 緑地創造科前期に29人、後期に35人が志願しています。
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焼酎用のさつまいも「黄金千貫」収穫作業
南箕輪村のオリジナル焼酎「大芝の華」の原料となるサツマイモ「黄金千貫」の収穫作業が行われました。 10日は、南箕輪村の住民有志でつくる「芋焼酎南箕輪会」の会員19人が、焼酎の原料となるサツマイモ「黄金千貫」の収穫作業を行いました。 10月に入り芋堀り作業が本番を迎え、この日はおよそ1.7トンを収穫しました。 この日収穫した分を含めて、村内ではおよそ7.4トンロの収穫を見込んでいるということです。 会のメンバーによりますと、芋は夏の天候不良により若干小さめですが、例年通りの出来で美味しい焼酎になりそうだということです。 10日に収穫した芋は、飯田市の酒造メーカーに出荷します。 12月に南箕輪村のオリジナル焼酎「大芝の華」として、村内の酒屋や味工房などで購入することができます。 720ml入り1,250円で販売される予定です。
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ごみ処理費用有料制度見直しでアンケート実施
上伊那広域連合は、排出量によって2段階となっているごみ処理費用有料制度見直しのため、アンケートを実施します。 21日は上伊那広域連合の廃棄物政策審議会が伊那市のいなっせで開かれ、アンケートの素案が了承されました。 上伊那地域では有料制度が2段階になっています。 第一段階ではごみ処理費用としてごみ袋1枚当たり30円かかります。 ごみ排出量が規定量を超えると第2段階となり、1枚当たり180円となります。 上伊那広域連合は、3年ごとに有料制度の見直しを行っていて、今回は2段階の有料制度を継続するかどうかも含め根本的な見直しを行います。 アンケートは来月5日から17日まで上伊那地域の3,000世帯を対象に行われ、内容はごみ処理手数料の金額についてや、チケットのしくみを理解しているかなどです。 委員からは「二段階の制度はコストもかかり、行政窓口の負担にもなるので廃止を考えていいのではないか」という意見の一方、「二段階になっていることでごみ排出量抑止につながっている」という声が上がっていました。 上伊那広域連合ではアンケートの結果を分析し、来年2月の審議会で施策の方向付けをしたいとしています。
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中学生ロボットコンテスト 南信大会
中学生ロボットの南信1位を決める中学生ロボットコンテスト南信大会が12日、伊那市の創造館で開かれました。 大会は、中学生の創造力を高めようと開かれていて今年で11回目になります。 大会には、南信地区を中心に、6校、23チームが参加し、予選リーグと決勝トーナメントが行われました。 ルールは、ガムテープの芯でできたアイテムを縦90センチ、横45センチのエリアに運び、その上に屋根となるCDを重ねると得点になります。 さらに、その上にアイテムなどを積み重ねると高得点になります。 決勝トーナメントには女子チームの姿もあり、上手にロボットを動かして、勝利をおさめ喜んでいました。 決勝戦では、伊那市の東部中の「宅急便」が、ロボットの操作で苦労する中、辰野中の「欅11号」は確実にアイテムを積み上げ、優勝しました。 11月には、千曲市で県大会が開催されることになっています。
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第27回南箕輪村駅伝競走大会 北殿が優勝
村内9つの区対抗の駅伝競走大会が、19日、南箕輪村で開かれ、北殿が優勝しました。 第27回南箕輪村駅伝競走大会には、村内の9つの区とオープン参加のチームを含め11チームが出場しました。 区の親睦、スポーツ振興などを目的に毎年開かれていますが、去年は雨で中止となったため、今年は2年ぶりの開催です。 コースは南箕輪村役場を発着点に、村内23キロを回り、小学生から40歳以上の大人まで12区間でタスキをつなぎました。 沿道からはランナーに声援が送られていました。 スタートから約1時間半、最初のランナーが帰ってきました。 優勝したのは北殿でタイムは1時間31分38秒でした。 2位は田畑、3位は大泉でした。
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村オリジナルカレー開発 試作品を販売
村の農業振興と活性化に取り組む南箕輪村6次産業化検討ワーキングチームは、村の野菜を使ったオリジナルのカレーを開発しました。 その名も「学校給食カレー」。 1パック400円で100食限定で販売されました。 南箕輪小学校では20年間にわたりスパイスから手作りでルーを作っていて、そのカレーを基に開発しました。 18日は、大芝高原で農産物フェアが開かれ、オリジナルカレーの試食と販売が行われました。 子育て世代を対象に行ったアンケートで「子どもに村の野菜を食べてほしい」という親の意見が多かったことから、ワーキングチームでは、気軽に食べられる加工食品に着目し開発を進めてきました。 カレーには、村内で取れたジャガイモやタマネギが使われている他、旬の野菜がトッピングされていました。 ワーキングチームでは、この日寄せられた意見を参考に商品化に向けた取り組みを進めていきたいと話していました。
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まっくん田んぼ探検隊が収穫した米を園児味わう
南箕輪村の農業体験企画「まっくん田んぼ体験隊」で収穫した米を、17日村内の園児が味わいました。 このうち、南原保育園では、園児180人がおやつの時間におにぎりにして食べました。
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南箕輪村でニュースポーツ交流会
南箕輪村の大芝高原で、中高年者を対象にしたニュースポーツ交流会が、16日、開かれました。 この日は、大芝高原一帯で、4つの競技が行われました。 屋内運動場では、ペタンクや、スポーツ吹き矢が行われていました。 交流会は、長野県長寿社会開発センター伊那支部が毎年開いています。 この日は、上伊那から80人の40代から70代が参加しました。 これは、手軽にできるニュースポーツを通して、体を動かす習慣を身につけてもらおうとおこなわれています。 スポーツ吹き矢は、1998年に日本で開発されたスポーツで、ビニールフィルムを巻いた矢を筒の先に付け、的めがけて息を吹きかけます。 心を落ち着ける作法を行い、腹式呼吸を使うため、ストレス解消や、免疫力を高めるなどの健康効果があるということです。 参加者は、「腹筋が鍛えられている気がする。的に当たると気持ちがいい」と話していました。
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上農 創立120周年記念りんご収穫
南箕輪村の上伊那農業高校は、創立120周年の文字をデザインしたリンゴの収穫を15日行いました。 15日は、上伊那農業高校の園芸科学科の3年生12人が収穫を行いました。 上農では毎年授業の一環で、リンゴに学校名や校章をデザインしたリンゴの栽培をしています。 表面に黒いシールを貼り、着色を抑え模様を出すもので、学校創立120周年の今年はそれをデザインしました。 生徒達は、色づきや大きさなどを見て良い物をカゴへと収穫しました。 この日は、およそ250キロを収穫したという事で、これらのリンゴは19日の文化祭で一袋4個から5個入り300円で販売される事になっています。
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台風19号 被害報告なし
大型の台風19号は13日の夜から14日の朝にかけて長野県を暴風域に巻き込みながら通過しました。 伊那市・箕輪町・南箕輪村に被害の情報は入っていません。 長野地方気象台によりますと台風19号は13日の夜から14日の朝にかけ県内を通過し午前9時に温帯低気圧に変わりました。 伊那市・箕輪町・南箕輪村で午後4時現在、台風による被害は入っていません。 JR飯田線は朝から通常運行し通勤通学に乱れはありませんでした。 南箕輪村の小学校2校は時間を遅らせて10時からの登校となりましたが、伊那市と箕輪町の小中学校は通常通り授業が行われました。 また、農作物の被害は午後4時現在JA上伊那に入っていないということです。
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上農生 地域の農業学ぶ
上伊那農業高校の生徒は、地元の農事組合法人の理事を講師に迎え上伊那地域のこれからの農業や地域環境について8日学びました。 8日は、生産環境科の1・2年生あわせて80人あまりが、農業経営の在り方や環境保全型農業について話を聞きました。 生産環境科では、上伊那地域のこれからの農業の在り方について学習や研究などをしています。 授業ではまっくんファームの理事3人が集落営農の仕組みや米のブランド化について話をしました。 このうち、堀美津男さんは平成16年から取り組んでいる有機肥料によるコシヒカリの栽培について紹介しました。まっくんファームではこのコシヒカリを森の大地というブランドで販売しています。 堀さんは「米価格、消費量は年々下がってきている。特色あるブランド米を作る事で、農家の収入と共に農地を守っていきたい」と話していました。 また、「森の大地」というネーミングでは南箕輪らしさが伝わりにくいとして、生徒達に新たなネーミングを考えてほしいと呼びかけていました。
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御嶽山噴火で南箕輪村の男性死亡
御嶽山の噴火で南箕輪村神子柴の男性の死亡が11日確認されました。 木曽警察署によりますと死亡が確認されたのは南箕輪村神子柴のアルプス中央信用金庫職員、髙木啓光さん37歳です。 髙木さんは山頂付近で心肺停止状態で見つかり11日午後3時過ぎ死亡が確認されました。 死因は噴石が当たったことによる損傷死だということです。
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4種類のりんごを食べ比べるイベント
この時期に収穫される4種類のりんごを食べ比べるイベントが、11日、南箕輪村田畑で行われました。 イベントには、村内の3家族11人が参加しました。 「農」と「食」を体験することで村の農業について知ってもらおうと、地元農産物の加工品販売を目指す6次産業化検討ワーキングチームの農業体験部会が企画しました。 参加者は、紅玉、ジョナゴールド、秋映、シナノスイートの4種類のりんごを食べ比べ、感想を言い合っていました。 1番人気は風味がよく糖度の高い「シナノスイート」でしたが、昔ながらの酸味を好む人もいました。 参加者らはこの後、気に入ったりんごの収穫を体験し、お土産に持ち帰っていました。
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南箕輪中学校伝統行事 落ち穂拾い
南箕輪村の南箕輪中学校伝統行事「落ち穂拾い」が10日、学校周辺の田んぼで行われました。 この日は、全校生徒が各地区に分かれて、稲刈りが終わった田んぼで落ち穂拾いを行いました。 落ち穂拾いは南箕輪中学校の伝統行事で毎年この時期に行われていて、今年で57回目です。 1人1キロ、全校で486キロを目標に、生徒は落ちた穂を拾い集めていました。 平成6年からは、集めた米を「支援米」としてアフリカのルワンダ共和国とマリ共和国に送り、東日本大震災以降は宮城県南三陸町や、下水内郡栄村に送ってきました。 今年は、南三陸町と栄村の他に、土砂災害や御嶽山噴火で大きな被害が出た木曽地域にも送る予定です。
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戦争をさせない1000人委員会・上伊那が発足
憲法9条を守り、集団的自衛権の行使容認に反対する「戦争をさせない1000人委員会・上伊那」の発足集会が8日、南箕輪村民センターで開かれました。 8日夜の発足集会では、特定秘密保護法や、集団的自衛権の行使容認に反対し、戦争をさせないとするアピール文が採択されました。 戦争をさせない1000人委員会は今年3月に全国組織として発足しました。 県内で地域単位の組織が発足したのは、松本、ながのに次いで3番目です。 呼びかけ人を代表して伊那市の行政書士、二瓶裕史さんは「小さな力が集まる事で大きな力になる。憲法とは何かを一人一人が学んで伝えていく事が大事」と話しました。 また、6歳の時に父親が出征しシベリアに抑留され亡くなった、伊那市の長桂寺住職、内藤英昭さんは、「戦争を体験した人は戦争の匂いがするものが本当に嫌い。多くの若者や次の世代に伝えていきたい」と話していました。 戦争をさせない1000人委員会・上伊那は、当面、上伊那地区労働組合会議内に事務局を置き、趣旨に賛同する個人や団体を募っていくという事です。
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南箕輪村 中込まつり
南箕輪村の中込区のまつりが5日、中込公民館で開かれました。 中込区では、毎年この時期の区民同士の親睦を深めるため、「中込まつり」を開いていて、今回で36回目です。 この日は、0歳から80代までのおよそ180人が集まりました。 雨のため、毎年の目玉となる「子どもみこし」は中止となり、○×ゲームやビンゴ大会などをして楽しみました。 ある区民は、「雨でも大勢の区民が集まって、年に1度の祭りをみんなで祝えて楽しい一日になった」と話していました。
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大芝高原健康ウォーキングツアー
南箕輪村大芝高原の健康ウォーキングツアーが4日と5日の二日間、村内で行われています。 4日は村民センターで、松本大学の根本賢一教授による効果的なウォーキングの講座が開かれました。 ツアーには県内外からおよそ30人が参加しました。 健康ウォーキングツアーは、南箕輪村が広く県内外から大芝高原に来てもらおうと毎年行っているものです。 根本さんは効果的な歩き方について、一度バンザイをして良い姿勢を作ること、歩くときは手を後ろに引くこと、少し大股で歩くことの3つが大切だと説明しました。 根本さんは、「ただ単に一日1万歩歩いても体力は向上しない。良い姿勢で行うことが大事。外で歩けないときは足踏みも効果がある」と話していました。 5日は大芝高原でノルディックウォークなどが行われます。
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御嶽救助 伊那消防組合第5次隊派遣
御嶽山の噴火に伴い、伊那消防組合は、4日第5次隊が現地に向かいます。 第2次隊として救助活動に携わった伊那消防署の若林豊さんにお話しを伺いました。 伊那消防組合は、噴火直後の9月28日から相互応援協定に基づき、現地で救助活動をしています。 伊那消防組合は、指揮隊として、入山する隊員の管理や本部と山頂との連絡を行う活動をしています。 若林さんは、第2次隊の指揮隊長として29日の午前3時に現地に出発し、30日の午後8時に伊那に帰ってきました。 6号目にある登山口、黒沢口の指揮所で活動しました。 現場到着時、火山灰は10センチほど積もっていたということです。 活動は、火山ガスのため、中断を余儀なくされる状況でした。 伊那消防組合は、4日から第5次隊を現地に派遣します。
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あすから大芝高原イルミフェス
大小様々450基のイルミネーション飾りが並ぶ南箕輪村大芝高原のイルミネーションフェスティバルが4日開幕します。 3日会場では、飾りつけが急ピッチで行われていました。 こちらは、アニメーションのキャラクターや乗り物を再現しています。 毎年恒例の出し物で子どもたちにも人気があります。 こちらも人気アニメキャラクター。 胴体より上はこれからです。 今回出展したのは、企業や団体、個人80人で、去年並の450基が公園内に飾られます。 大芝高原のイルミネーションフェスティバルは、商業イベントではなく、家族が集う場としてスタートしました。 今年で9回目で秋のイベントととして定着し、期間中は10万人が訪れます。 公園内を散歩する子ども連れもあすを待ちきれない様子でした。 イルミネーションフェスティバルは、4日から25日までの日程で、期間中は、コンサートなどのイベントも計画されています。 点灯時間は、午後6時から10時までとなっています。
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まっくんナンバーで南箕輪村をPR
南箕輪村のイメージキャラクターまっくんのイラストが入った原動機付自転車のナンバープレートの交付が1日から始まりました。 1日は午後4時現在で15台分の申請がされました。 午前8時半、南箕輪村役場にはまっくんのナンバープレートを交付してもらおうと5人が申請に訪れました。 手続きが終了すると、それぞれ唐木一直村長から受けとりました。 ナンバープレートは、まっくんに「動く広告塔」として村をPRしてらおうと南箕輪村が作成しました。 対象車種は原動機付自転車のみで、50cc以下が白色、90cc以下が黄色、125cc以下が赤色です。 朝7時から並び、一番に受け取った、中山智(とも)文(のり)さん。 中山さんは、自宅に戻ると早速愛車に新しいナンバープレートを取り付けていました。 村では今回200枚のプレートを用意していて、随時追加していくという事です。