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1年生が小学校生活開始
今年春に小学校に入学した新1年生が学校生活をスタートさせています。
13日は、伊那市の伊那北小学校で1年生を迎える会が開かれました。
赤い帽子をかぶった1年生は、6年生に手を引かれながら入場しました。
伊那北小学校では、児童会の6年生が中心となって1年生を迎える会を企画しました。
1年生がそろうと、6年生が手作りしたくす玉を割って歓迎しました。
会では、違う学年の児童と2人一組になり、自己紹介をしてから、ゲームなどをして交流を深めていました。
また、5年生からはてづくりのコマが贈られました。
最後に1年生は、歌を歌って感謝していました。
1年生は、現在、午前中のみの授業で下校していて、午後の授業が始まるのは18日(月)からとなっています。 -
南箕輪村 支援物資の受付開始
南箕輪村は14日から支援物資の受付を役場住民福祉課で始めます。
受付ける物は、タオルケット、肌掛けなどの寝具、パジャマ、下着、タオルです。
受付は、14日から今月28日までで、物資は、先月21日まで村で一時避難していた若見朝子さんを通じて宮城県の被災者へ届けられます。 -
南箕輪村マレットクラブ同好会 義援金届ける
南箕輪村のマレットクラブ同好会は13日、会員から集めた東日本大震災の義援金7万250円を村役場に届けました。
この日は、同好会の城取卓会長らが役場を訪れ、唐木一直村長に義援金7万250円を手渡しました。
マレットクラブ同好会では、今月に行われた3回の例会の中で会員110人に募金を呼びかけたところ7万250円が集まりました。
城取会長は、「これからも機会をみて引き続き支援をしていきたい」と話していました。
南箕輪村には、今月8日までに953万5,342円の義援金が集まっています。 -
村昨年度9月から開始した電話催告業務 納付額約1,200万
南箕輪村は、未収金徴収特別対策チーム会議を11日開き、昨年度9月から開始した電話催告業務での滞納者からの納付額が、およそ1,200万円だったことを報告しました。
電話催告業務は、税金滞納者に対する自主納付の呼びかけを民間企業に業務委託するものです。
昨年度は、9月から3月末までの6か月間で1,200万円を回収しました。
村では、さらなる徴収率の向上を目指し、納付約束を守らない住民などに対し11日から来月末まで職員が個別対応していくとしています。
特別対策チーム、リーダーの加藤久樹副村長は「22年度の決算が確定する5月末までに滞納をできるだけ減らし税収アップを図りたい」としています。 -
からさわびんさん イラスト展
南箕輪村のからさわびんさんのイラスト展が、伊那市西春近のかんてんぱぱホールで開かれています。
会場には、色鉛筆で描いたイラスト画などおよそ140点が展示されています。
からさわさんは、グラフィックデザインの仕事をしていましたが、病気のため、現在はリハビリを兼ねてイラストを描いています。
作品はA5サイズで、植物や動物を題材にしています。
個展を開くのはおよそ30年ぶりで、10年ほどの間に描きためた作品を展示しました。
からさわさんは、「絶えず絵のことを考えていて、それが気分転換になる。明るい作品、冗談のような作品を描いている」と話していました。
からさわさんのイラスト展は10日(日)まで、伊那市西春近のかんてんぱぱホールで開かれています。 -
大芝で小熊 山奥に放す
7日の昼頃、南箕輪村の大芝公園近くの山林で、小熊が目撃されました。小熊は捕獲され、山奥に放されました。
7日、大芝公園マレットゴルフ場北側の山林で、小熊を目撃したとの情報が南箕輪村役場に寄せられました。
村では、小熊が近くに潜んでいる可能性があるとして注意を呼び掛けていましたが、その後、伊那市地籍の大泉川で発見し捕獲しました。
捕まえた小熊は体長60センチほどで、山奥に放されました。 -
園児がこいのぼりに歓声
南箕輪村西部保育園では6日、園児らが、こいのぼりをあげました。
6日は全園児が見守るなか年長園児が協力して、こいのぼりをあげました。
西部保育園では、こいのぼりを大切にしていて、痛まないよう毎日夕方にはおろすほか、雨の日は園舎にもどすということです。
こいのぼりが高くあがると園児らは手をたたいて喜んでいました。
こいのぼりがあがった園庭で、園児らは元気よく身体を動かしていました。
こいのぼりは5月いっぱいは、あげておくということです。 -
毛布65枚を宮城県へ
南箕輪村は村民から寄せられた東日本大震災の救援物資、毛布65枚を、村に一時避難していた若見さん家族を通じて5日宮城県へ送りました。
この日、職員が、段ボール箱に詰められた毛布を、運送業者のトラックへ詰め込む作業を行いました。
村では、被災地での新たな受け入れが困難な事から、これらの毛布を役場で保管していました。
しかし、先月21日まで大芝荘で一時避難していた宮城県大崎市の若見朝子さんに問い合わせたところ、避難所以外の自宅などで毛布を必要としている人がいるという事で、若見さんを通して被災者に配布される事になりました。
毛布は若見さんと、若見さんの知人が手分けして被災者の元へ届けるという事です。 -
南箕輪村マレットゴルフ同好会 今シーズンの初打ち
南箕輪村マレットゴルフ同好会の今シーズンの初打ちが5日、大芝高原マレットゴルフ場で行われました。
5日は、参加した会員およそ70人が今シーズンの初打ちを楽しみました。
南箕輪村マレットゴルフ同好会は、村内の60代から90代の会員110人で活動しています。
シーズン中は、週2回例会を開き、会員同士の交流を深めています。
朝の冷え込みの影響で、コース上には所々に霜が降りていて、ボールの軌道が変わるなど参加者は苦戦していましたが、久しぶりの仲間とのプレーに笑顔でコースをまわっていました。
同好会の城取卓会長は「会員全員で今シーズンも元気にプレーしていきたい」と話していました。 -
災害時に備え技術講習会
南箕輪村に拠点を置く災害時バイクボランティア「B・F・F・W」は3日、村内で運転技術を確認しました。
講習会は、会員を対象に災害時に備えバイクの運転技術の向上を図ろうと開かれたもので、会員など15人が参加しました。
運転講習会では、縦25メートル、横15メートルの長方形の外側を8の字を描くように走りタイムを測定しました。
2周を34秒以内で回れると技術力が高いということです。
参加者達は、ひとつひとつの運転動作を確認しながら運転していました。
「B・F・F・W」は、災害時にバイクの持つ高い機動性を使い、物資の運搬や、情報伝達活動などに取り組もうと2005年に発足しました。
会員は現在36人で、村の防災訓練に参加している他、独自に訓練を行っています。 -
県議選告示 選挙戦始まる(上伊那郡区)
任期満了に伴う長野県議会議員選挙が1日告示されました。
定数2の上伊那郡区からは現職2人と新人1人が立候補の届け出をし9日間の選挙戦が始まりました。
上伊那郡区の立候補者を届け出順に紹介します。 -
むらづくり委員会が答申
南箕輪村の将来像について検討してきたむらづくり委員会は29日、検討結果を唐木一直村長に答申しました。
村では答申を受け来年度から、むらづくりについて、組単位での説明会を実施するとしています。
29日は南箕輪村役場で、むらづくり委員会の会合が開かれ、唐澤俊男会長が唐木村長に答申書を手渡しました。
むらづくり委員会は、村民の意見を行政に反映させようと平成20年度に公募などにより30名で組織されました。
検討事項として、唐木村長から「新たなコミュニティ組織づくり」のほか「事務事業の外部評価実施や事務事業の見直し」などについて諮問を受けていました。
答申では、新たなコミュニティとして、村が認める公民館活動やボランティアに参加するごとにポイントが加わり、村が発行する地域通貨に換金できる、システムづくりなどがあげられています。
他に事務事業の見直しとして、事業の目的達成のための予算がどう効果的に使われたかを検証しやすくする必要がある。
また外部専門家を含めた組織により事業評価を継続して実施することが大切だとしています。
唐木村長は、よりよい村づくりを進めるためには、全村民の意識の共有が必要だとしてうえで、むらづくりについて組単位での説明会を実施するほか、組に入っていない世帯との意見交換の場も設けたいとの考えを示しました。
村が組単位での説明会を開催するのは、合併論議の中、住民投票で村が自立を決めた平成16年以来となります。 -
村震災で間接的被害受けた企業 支援
南箕輪村は、東日本大震災で取引が減少するなど影響をうけた企業に対し、資金繰りを支援できるよう災害対策資金の貸付条件について一部変更します。
29日開かれた南箕輪村商工業振興資金審議会で決められたものです。
災害対策資金は、災害等の被害にあった企業に対し、資金繰りの支援を行うものです。
今回変更された条件は、災害後最近3か月以内の売上高が減少するなど、不測の資金を必要とする場合などです。
貸付限度額は1,000万円となっています。
審議会では、「状況に応じて必要であれば上限額などの見直しも行っていきたい」と話していました。 -
南箕輪村被災地への義援金 550万円で可決
南箕輪村議会臨時会が28日開かれ、東日本大震災と長野県北部地震の被災地に寄付する義援金の額を、550万円とする補正予算案が可決されました。
補正予算案は、南箕輪村などが加盟する長野県町村会が、被災地の復興のために町村単位での支援を決めたことを受け、提出されたものです。
金額は人口に応じて決められ、1万人以上の南箕輪村は、150万円と決まっていました。
村では、少しでも力になれるようにと400万円上乗せした550万円を補正予算案として提出し、可決されました。
なお南箕輪村は、被災地での新たな支援物資の受付が困難として、28日から受付を当面の間中止するとしました。 -
平成22年度の南箕輪村むらづくり大賞 神子柴の文化歴史遺産を伝える会
平成22年度の南箕輪村むらづくり大賞に、神子柴の文化歴史遺産を伝える会が選ばれました。
28日は、役場でむらづくり賞の表彰式が行われました。
むらづくり賞は、住民が自発的に行った活動の中で、村の発展に貢献した団体などに贈られるものです。
今年度大賞に選ばれたのは、「神子柴の文化歴史遺産を伝える会」です。
伝える会では、地域の貴重な文化や歴史的遺産を保護しながら住民に理解を深めてもらうおうと、講演会や史跡などへの標柱の設置を行いました。
2月には、案内マップを作り、住民に配るなど様々な活動に取り組んできました。
神子柴の文化歴史遺産を伝える会では「今後も先人が作った歴史を大切にしながら、村の発展に貢献していきたい」と話しました。
この他、むらづくり賞は南箕輪村食生活改善推進協議会と久保壮年クラブが受賞しました。 -
伊那中央病院 2台目のMRI稼働
伊那市の伊那中央病院は、病院で2台目となるMRI検査装置の稼働を28日から始めました。
これにより、予約待ちの期間は、これまでの1か月から10日程に短縮されます。
新たに導入されたMIR検査装置は、従来型よりも高画質の画像を得る事ができるなど、最先端の能力を持ちます。
伊那中央病院に現在導入済みの物と比べ、最大で約2倍の解像度で撮影する事ができます。
また、2台体制となる事で1日28件程度の検査を行え、予約待ちを、これまでの1か月から10日程度に短縮したいとしています。
伊那中央病院の川合博院長は「新たなMRIは、より微細な映像を撮影でき、脳やあらゆる内臓などの診断、治療に役立てる事ができる。研鑽をつみ、医療の向上に努めていきたい」と話していました。
MRI室増築とMRI検査機器導入の事業費は、合わせて、およそ3億7千万円で、地域再生医療基金などを活用し行われました。 -
県議選届出書類事前審査
任期満了に伴い、4月10日に投開票が行われる、長野県議会議員選挙の立候補届出書類事前審査が、28日行われ、伊那市区は4派、上伊那郡区は3派が出席しました。
伊那市区は、伊那市役所で事前審査が行われました。
伊那市区は定数2に対し、すでに立候補を表明している、現職2派と、新人2派、合わせて4派が訪れ、審査を受けました。
また、上伊那郡区は、伊那合同庁舎で事前審査が行われました。
上伊那郡区は定数2に対し、立候補を表明している現職2派と新人1派、合わせて3派が審査を受けました。
両選挙区とも定数2で、伊那市区には4人、上伊那郡区には3人が立候補を表明しています。
長野県議会議員選挙は、4月1日告示、10日に投開票が行われます。 -
エミー☆ルミエールホール オープン
伊那谷を拠点に音楽活動をしている「あーす音楽会」は、南箕輪村神子柴に音楽ホールを作り、26日にオープニングコンサート開きました。
「エミー☆ルミエールホール」と名付けられたこのホールは、多くの人に生の演奏を聴いてもらい音楽の癒しの力で元気になってもらおうと作られました。
また、建設にはあーす音楽会代表の春日恵美子さんの思いも込められています。
春日さんは、1年前に他界した母親が、入院中に音楽を聴いて癒されている姿や子守唄を聴いて寝ている姿を見て、音楽療法の良さを改めて感じ、多くの人を音楽の力で元気にしたいと思い建設を決めました。
100%国産材が使われた施設内には2階席も設けられ、60人以上が座ることができます。
春日さんは「この施設で多くの人に安らぎを感じてもらいたい」と話しています。
エミー☆ルミエールホールは、主にあーす音楽会が活動拠点として利用するほか、申し込みがあれば演奏したい団体の発表の場としても利用できるということです。 -
南原住宅団地焼却灰処分費用9千万円可決
24日開かれた伊那中央行政組合議会で、南箕輪村の南原住宅団地に埋め立てられていた焼却灰の処分費用9000万円などを盛り込んだ来年度の一般会計予算案が可決されました。
南原住宅団地内の焼却灰は伊那中央清掃センターから搬入されたもので、1800トンあります。
処分は土が混入するため、全体の処分量は2500トンと推定しています。
処分費用は9000万円で、伊那中央行政組合議会を構成する3市町村で分担します。
焼却灰の掘り起こしと処分作業は来年度実施されます。
議会ではまた、医療体制の充実を求める意見書が議員から提出され、可決されました。
意見書では▽上伊那地域に医師を優先して配置する▽県による3機目のドクターヘリの配備を進める▽上伊那地域でのドクターヘリの運航に格別な配慮をする竏窒ニいう3点を挙げています。
意見書は県と県議会に提出するということです。 -
大明化学工業が義援金届ける
南箕輪村北殿の大明化学工業株式会社は24日、東日本大震災の義援金を村役場に届けました。
福島士郎社長ら2人が村役場を訪れ、唐木一直村長に義援金を手渡しました。
義援金は、会社から100万円と、全従業員から募った25万2500円です。
大明化学工業は、浄水場で水道水のために使用する薬品を製造していて、東北地方でも使われているといいます。
福島社長は、「国民全体で応援しないといけない。東北にもユーザーさんがいるので、いくらかでも応援したい」と話していました。
南箕輪村にはこのほか、南箕輪小学校PTAから20万円、南箕輪小学校教職員から2万7450円が23日、義援金として届けられたということです。 -
南箕輪村行政評価 来年度から新組織で
南箕輪村は村の行政評価について、外部の専門家を含めた評価組織を来年度設置する事を決めました。
これは、来年度から5年間の行革の基本施策を定めた、「南箕輪村第5次行政改革大綱」に示されているものです。
村民と行政の協働の村づくりを進める南箕輪村は、これまで行政評価をむらづくり委員会が行っていました。しかし、より専門的な立場から継続的に評価する組織が必要として、経理に詳しい人など専門家と住民代表を含めた新たな評価組織を設置する事にしました。
新しい組織では、行革、環境保全、滞納整理など、村が行う事務事業が効率的、効果的に行われているかなどを評価します。 -
子ども地球サミットを中止
南箕輪村は東日本大震災をうけ、今年7月末に予定していた子ども地球サミットを中止する事を決めました。
子ども地球サミットは、コンサートやイベントを通して、環境について問題意識を高める事を目的に毎年開かれています。
今年は7月末に南箕輪村民センターを主会場に行う計画でしたが、災害の被災地に配慮し中止する事としました。
また震災を受け、子ども地球サミット関係者は、27日日曜日の午後3時半から、南箕輪村の南殿コミュニティセンターで義援金を募ることにしています。
なお、8月27日に予定されている大芝高原まつりについては、4月に実行員会を開き、開催か中止か決定したいという事です。 -
南箕輪中学校、南箕輪建設組合 義援金届ける
南箕輪中学校の生徒会は、卒業式で集めた東日本大震災の義援金を23日南箕輪村役場に届けました。
この日は、生徒会役員3人が村役場を訪れ、加藤久樹副村長に義援金を届けました。
南箕輪中学校では、16日に行われた卒業式で、玄関に募金箱を置いて義援金を募りました。
卒業生の保護者や来賓にも協力をよびかけたところ、東日本大震災の義援金として14万1,321円、長野県栄村の義援金として5万円が集まったという事です。
生徒会長の福澤悠樹君は、「テレビで災害の悲惨さを知って何としても力になりたいと思った」と話していました。 -
南箕輪村 人事異動内示 大規模な異動
南箕輪村は23日、4月1日付けの人事異動を内示しました。全体の3割が異動する大規模の異動で、異動総数は30人、課長級への昇格は3人となっています。
収納対策課長には財務課税務係長の有賀由起子さん、建設水道課長には総務課行政係長の藤田貞文さん、教育次長に産業課商工林務係長の田中聡さんが昇格します。
南箕輪村では、健康に力をいれた行政の推進を図るため、今回新たに健康指導員1人を住民福祉課に配置し、大芝高原のセラピーロードや食を通した健康づくりを進めます。
また、収納対策課に新たに係長を配置し収納率の更なる向上を図るという事です。 -
南箕輪村議選 立候補説明会に10派出席
任期満了に伴い、4月19日告示、24日に投開票が行われる南箕輪村議会議員選挙の立候補届出手続き等説明会が、23日、村役場で開かれ、定員10人に対し、これまでに立候補を表明している10派が出席しました。
説明会では、立候補に関する手続きなどの説明が、村選挙管理委員会からありました。
南箕輪村の議員定数は10人で、これまでに10人が立候補を表明しています。
村内では、無投票を避けるため、候補者擁立を模索する動きなどもあります。
南箕輪村議会議員選挙は4月14日に立候補届出書類の事前審査が行われ、19日に告示、24日投開票となっています。 -
救援物資受付 合庁、市役所で一時中止
東日本大震災の救援物資について長野県は、23日から受付を一時中止すると発表しました。これにより、伊那合同庁舎と伊那市でおこなっている受付が一時中止となります。
県の発表によりますと、支援先自治体から、現在新たな物資の受け入れが困難であるとの連絡があり、当分の間、救援物資の受付を中止するという事です。
これにより、伊那合同庁舎と、伊那市役所での受付が、23日から一時中止となります。
なお、義援金は引き続き受付を行っています。伊那合庁舎では、18日の時点で28万3,480円、伊那市では、21日までに1,932万1,081円寄せられているという事です。
また、箕輪町と南箕輪村では、救援物資、義援金ともに引き続き受付を行うという事です。 -
上伊那でも避難者受入れ
長野県が設置した「避難者受入対策チーム」によると、震災の避難者を低価格で受け入れる事ができる旅館やホテルは、伊那市で23施設、箕輪町で5施設、南箕輪村で7施設となっています。
長野県内で低価格のサービスを提供できる宿泊施設は152施設となっていて、このうち伊那市は23施設、箕輪町は5施設、南箕輪村は7施設となっています。
長野県では、避難者のなかでも、医療行為が必要な人、住宅を失った人、避難指示を受けている人を優先して、料金のかからない公営住宅などに受け入れることにしています。
また長野県は、救援物資の受付け品目のうち毛布については、支援先の岩手県で必要量が確保できる見込みとなったため受付けを中止すると発表しています。 -
村区長会と役場互助会が義援金寄託
南箕輪村の区長会と、役場職員でつくる互助会は、18日、東日本大震災の被災地へ送る義援金を南箕輪村の唐木一直村長に手渡しました。
この日は、区長会の池田輝夫会長と役場職員から、唐木村長に義援金が手渡されました。
それぞれ、被災地のためになにかできないかと義援金を募ったもので、区長会は6万円、互助会は25万円を集めました。
唐木村長は「みなさんの気持ちが伝わるよう、しっかり届けたい」と話していました。
義援金は、日本赤十字社などを通じて被災地に届けられることになっています。
また区長会では「協力したいが役場にはいきづらい」といった声が地区住民からあがったことを受け、義援金を集めるための封筒を各戸に配布することにしました。
強制ではなく、金額も自由で良いということで、区長会では「南箕輪村の総意が届けられれば」としています。
封筒は、南箕輪村の広報紙4月号と一緒に各戸に配布されることになっています。 -
宮城県の若見さん一家 大芝荘に一時避難
東日本大震災で多くの避難者が出ている宮城県。
その宮城県の大崎市で被災した若見朝子さん一家が、現在、南箕輪村の大芝荘に一時避難しています。
若見さん一家は、友人のつてをたよって、現在、南箕輪村の大芝荘に一時避難しています。
若見さん一家が暮らす宮城県大崎市は県の北部に位置する地域で、津波はなかったものの大きな揺れがあり、地盤沈下で駅が倒壊するなどの被害を受けたということです
若見さんは災害発生時の状況について「大きな揺れを感じ、この世の終わりではないか、地割れが起きるのではないかと思った。駅は陥没し、中学校は傾き、水も電気も止まってしまった。それでもみんな懸命に生きている」と地元大崎市の厳しい状況を話していました。
若見さんの住む大崎市も、トイレットペーパー、離乳食、紙おむつ、電池、食料品などの物資が足りていないということです。
若見さんは「本当に苦しい状況が続く中なんとか生活を送っている。毛布一枚、トイレットペーパー1つでもいいので物資を送ってもらいたい。被災者を、被災地を助けてください」と話していました。
若見さん一家は21日まで大芝荘に滞在し、その後地元に戻り調達した物資を避難所に届けるということです。 -
東日本大震災救援物資 被災地へ
東日本大震災の被災者のために伊那合同庁舎に寄せられた救援物資が18日、岩手県へ送られました。
午前10時、飯田合同庁舎で物資を積んだトラックが伊那合同庁舎に到着し、積み込み作業が始まりました。
16日から伊那合同庁舎に寄せられた救援物資は、水15箱、保存食18箱、使い捨てカイロ23箱、幼児用紙おむつ26箱などとなっています。
職員らは、およそ1時間かけて、品目別に積み込みました。
搬送は、長野県トラック協会と長野県石油商業組合の協力で、県全体で5台のトラックを使って行われます。
トラックの運転手は「事故のないよう気をつけて行きたい」と話していました。
これらの物資は、岩手県の救援物資の集積拠点となっている滝沢村に届けられます。