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母の日に贈るトピアリー作り
南箕輪村公民館で9日、母の日に贈るプレゼント作りがあった。
子どもや保護者約30人が参加し、南箕輪村沢尻の伊藤瑞枝さんから造花でつくるアレンジメントフラワー、トピアリーの作り方を教わった。
村公民館では、母の日に手作りの贈り物をプレゼントしてもらおうと、毎年講座を開いている。
参加した人たちは、花の色や形を選びながら、発泡スチロールのボールに挿しこんでいた。 -
西駒山草会 山野草展
葉に模様が入ったものなど、こだわりの山野草が並ぶ西駒山草会の山野草展が9日、南箕輪村の南原公民館で始まった。
会場には会員10人が丹精込めて育てた山野草100種類、400鉢が並んでいる。
西駒山草会では、育てていた山野草が突然変異し斑入りになったことをきっかけに、斑入りの山野草にこだわった展示会を開くようになった。
緑と白がくっきり分かれた刷毛込み斑、砂のような模様の砂子斑、白・黄緑・濃い緑の三色に分かれた三光斑など、さまざまな斑入りの山野草が並んでいる。
網野幸治会長は、「これだけ斑入りの山野草が並ぶ展示は珍しい。ひと味違うものが見られるのでぜひ足を運んでください」と来場を呼びかけていた。
西駒山草会の山野草展は10日まで。 -
権兵衛街道活性化協議会が解散
権兵衛トンネルの開通に伴い、伊那地域と木曽地域の連携強化や活性化を目的に活動してきた権兵衛街道活性化協議会が8日、「一定の役割を果たした」として、解散した。
この日は、協議会を構成する伊那、木曽地域の市町村や関係団体が集まり、協議会の解散を承認した。
同協議会は、権兵衛トンネルの開通に伴い、平成17年に発足。伊那地域、木曽地域の連携を強化するため、トンネル開通記念イベントなどを開催したり、観光PR活動を展開してきた。
こうした取り組みに「一定の成果があった」として、協議会を解散することになった。
今後は、上下伊那の観光協会などでつくる連盟と、木曽観光連盟が連携しながら、事業を引き継ぎ、観光PRや、商品の開発、観光ルートの検討などをする。
トンネル開通後の影響として、木曽側の出席者からは「木曽地域の住民が日常生活で伊那側へ頻繁に訪れるようになっている。今後、木曽地域として、どうにかしなければならない」といった意見が出た。
協議会の会長を務める小坂樫男伊那市長は「観光は広域化しており、今後、全体の発展を考え、お互いに取り組んでいかなければならない」と語った。 -
大芝高原アンケート 抽選会
南箕輪村大芝高原に関する意見を記入し、応募すると、抽選で10人に景品が当たる「大芝高原ここが素敵」抽選会が7日、南箕輪村役場であった。
意見募集は、観光客から意見を聞き大芝高原をよりよくしていこうと村が行った。
募集開始の4月4日から1カ月で、県内外の観光客89人から意見が寄せられた。
意見では、「温泉が気持ち良かった」「自然が豊かで素晴らしい」「また来たい」というものや、「コインロッカーがほしい」「公園内に流れるBGMがいらない」などの要望もあった。
抽選は毎月行い、選ばれた10人には大芝の湯の入浴券をプレゼントする。
意見募集は9月末までで、大芝高原内の味工房、大芝の湯、大芝荘で応募できる。 -
南箕輪村文化財「人体文付有孔鍔付土器」 大英博物館展示へ
南箕輪村指定文化財となっている縄文時代の土器が、イギリスの大英博物館で開かれる日本の古美術展覧会に出品される。
出品するのは、村所有の文化財「人体文付有孔鍔付土器(じんたいもんつきゆうこうつばつきどき)」。
文化庁の推薦を受け、イギリス・ロンドンにある大英博物館で今年9月から開かれる土偶展に出品することになった。
ほかに出品される土器や土偶は、国宝や国の重要文化財に指定されているものが主ということで、今回の推薦を村職員も驚いている。
この土器は、約4500年前の縄文時代中期のもので、南箕輪村久保の上ノ平遺跡から発掘された。
穴が開けられ、鍔(つば)がある土器は出土数が少なく、さらに人体の文様が立体的に付けられたものはほかにあまり類をみない貴重なものだという。
展示会は、9月から11月まで大英博物館で、12月からは東京国立博物館で予定している。
土器は現在、北佐久郡御代田町で開いている展示会に貸し出していて、村郷土博物館に展示しているのはレプリカ。
郷土博物館では、土器がイギリスに出発する7月中旬を前に1週間ほど特別展示会を開き、土器を公開する予定。
なお、南箕輪村所有の文化財が海外へ出品されるのは今回が初という。 -
浮き玉三角ベースボール大会 大芝高原で開催
南箕輪村の大芝高原で3日、飲酒OK、コスプレOKというちょっと変わった三角ベースボール大会が開かれた。
親睦を兼ねた浮き玉三角ベースボールの中部リーグ伊那大会で、全国から100人が参加しプレーを楽しんだ。
漁業用の網につける浮きをボールとして使用するこの競技。漁師のレクリエーションとして浮きをボールに、流木をバットにして楽しんだのが始まりとされている。
これを作家の椎名誠さんが競技として確立し、浮き玉三角ベースボール連盟を設立。全国8ブロックごとにリーグ戦を繰り広げている。
加盟チームは、その地域色が出たチーム名をつけることになっている。
上伊那からは、「伊那ざざむし団」(監督・木下信一さん)が中部リーグに加盟している。
競技は、同点の場合はホームラン競争で、飛距離が長いチームが勝ちとなる。
大会では、メイド姿のコスプレでピッチャーを務める人もいた。決め球は「萌えボール」。楽しみながらプレーしていた。
大会では、参加8チームの中で「伊那ざざむし団」が東京・大阪の混成チームに6対5で勝ち、優勝した。 -
南箕輪中部保育園で運動会
南箕輪村の中部保育園で1日、運動会が開かれ、園児がこいのぼりの下で元気に走り回った。
この運動会は、新年度が始まって1カ月が過ぎ、保育園に慣れてきたころに、子どもたちに皆で行動する楽しさを味わってもらおうと毎年開いている。
青空をこいのぼりが泳ぐように元気に育ってほしいとの願いも込められていて、グラウンドにはこいのぼりを飾っている。
かけっこや玉入れ、リズムなどの種目に、未満児から年長まで全園児160人が参加した。
グラウンドには、子どもたちの元気な声援が響いていた。 -
春の叙勲 旭日双光章 長田國廣さん
南箕輪村在住の長田國廣さんは、保健衛生功労で旭日双光章を受章した。
南箕輪村出身で現在83歳。新潟医科大学付属医学専門部を卒業後、医学博士の学位を取得した。
伊那中央病院などに務め、1961(昭和36)年に南箕輪村に長田医院を開設。上伊那医師会の会長や県医師会理事を務めた。
長年、校医を務めている。「責任を負わされている。小中学校の行事のときに健康診断をやらないといけない。数が多くてね」。
村内には医者が少ない。「私はここの出身だから、どこにも行かない。だから医学的な仕事は一切やりますと、骨をうずめるまでやると約束した。診療時間は決まっているけど、何かあれば必ず飛び出していく」。こうして村の地域医療を担ってきた。 -
南箕輪村議会 初の女性副議長誕生
南箕輪村議会の正副議長選挙が1日行われ、議長に原悟郎さん、副議長に山本昭子さんが当選した。女性が副議長となるのは、明治8年に南箕輪村が発足して以来初となる。
正副議長の申し合わせ任期2年の満了に伴う選挙で、議長は、無記名投票により10票中8票を集めた2期目の原悟郎さんが選ばれた。
原さんは、「住民の声を村政に届ける役目を果たし、村の反映のため力を尽くしたい」とあいさつした。
副議長は、10票中8票を集めた1期目の山本昭子さんが選ばれた。
女性が副議長に選任されるのは、村制が発足した1875(明治8)年以来、初になる。
山本さんは、「議員経験は浅いが、女性の目線を生かして議会運営がスムーズにいくよう力を尽くしたい」とあいさつした。
正副議長の任期は申し合わせにより2年。 -
春の叙勲
瑞宝重光章 元信州大学長 小川秋實さん2009年春の叙勲受章者が発表され、伊那ケーブルテレビジョン放送エリア内(伊那市、箕輪町、南箕輪村)からは5人が受賞する。
このうち教育研究功労で元信州大学長、南箕輪村在住の小川秋實さんは瑞宝重光章を受章する。
小川さんは新潟県出身で現在75歳。東京大学医学部を卒業後、医学博士の学位を取得する。
東大医学部の助教授などを経て、1978(昭和53)年に信州大学医学部の教授に、1995(平成7)年から5年間信州大学長を務めた。現在は伊那中央病院院長を務めている。
救急医療については、「医療の原点は救急医療。市民も救急医療に対する要望は非常に強い」とするが、救急医療が一番負担になっていることも指摘。「それを解消するには専任ドクターを置くのが一番いいと思う」と話した。
また、総務省公立病院改革ガイドラインについては、「黒字を出すことは、建物も機械も古いままでやれというのと同じ。最新の機械を何年かごとに導入していくとなれば、現在の診療報酬ではおよそ不可能」とし、「教育、医療、福祉は絶対に欠くことのできないインフラだから、経済原理で縛ってはいけないと思っている」と語った。 -
南箕輪村肉付け予算
総額47億円南箕輪村は、平成21年度一般会計の肉付け予算となる補正予算案を、30日開いた村議会臨時会に提出した。補正予算案は原案通り可決され、予算総額は47億3700万円となる。
村は4月に村長選挙が行われたため、新規事業などを盛り込んだ補正予算案を、今回の議会に提出した。
肉付け予算の総額は47億3700万円で、骨格予算に2億1500万円を追加した。
新規事業は、介護サービス利用者の負担額軽減措置に200万円、太陽光発電など新エネルギー導入補助金に200万円など。
ハード事業では耐震補強・改修事業で村民体育館に約9837万円、役場庁舎に2100万円を盛り込んだ。
今議会は村長選挙後、初の議会で、唐木一直村長は、「これから4年間、公約を着実に推進して、村の発展のため、村民の安心安全な生活のため全力で頑張っていきたい」とあいさつした。
また肉付け予算については、「基金を取り崩すことなく予算編成ができた。健全財政を維持し、一方では積極的な施策の展開を図っていきたい」と話した。 -
南箕輪南部保育園でジャガイモ植え
南箕輪村南部保育園の園児が27日、保育園近くの畑にジャガイモを植えた。
南部保育園では毎年、ジャガイモなどの野菜を育てている。
今年は、近所の住民に保育園南側の畑の提供してくれるよう申し入れたところ、快く貸し出してもらえた。
この日は、年長と年中の園児60人ほどが、半分に切った種イモを植えた。
ジャガイモは、夏ごろには収穫できるようになるということで、カレーを作って味わうという。 -
商工業制度資金融資枠拡大へ
南箕輪村は、商工業振興資金融資制度の村全体の融資額を5月から、2億4千万円増額し9億円とする。
27日役場で開いた南箕輪村議会全員協議会で説明した。
現在、村制度資金の融資限度額は6億6千万円で、今年3月末までに約8割の5億3千万円が活用されている。
村では、融資枠の拡大のため金融機関に対する預託金を増やし、融資限度額を2億4千万円引き上げ9億円とする。
平成20年度の制度資金の利用状況は71件で、融資額は2億3千万円となっている。
唐木一直村長は、「設備目的から運転資金へと小口の融資が増えている。村でも出来るだけ対応していくので、この不況を乗り切ってほしい」と話していた。
村制度資金に関する条例改正案は、30日に開く臨時議会に提出し、早ければ5月1日から施行する。 -
高齢者叙勲を受賞した加藤さんを祝う祝賀会
長年、地域の教育を支えたとして高齢者叙勲、瑞宝双光賞を受賞した加藤千代人さん(88)=南箕輪村塩ノ井=を祝う祝賀会が25日、南箕輪村の大芝荘で開かれ、関係者約20人が受賞を祝った。
加藤さんは現在88歳。上伊那の小中学校で40年間教師を務めた。教職を退いた後は、村の教育長や公民館長などを歴任。地域の教育を長きにわたって支えてきたことが評価され、88歳以上で、功績のあった人に贈られる高齢者叙勲を受賞した。
唐木一直村長は「長年の功績と、教育への熱意は表彰されて当然のもの」と祝辞を述べた。
加藤さんは「叙勲を受けるだけの功績を残したかはわからないが、表彰を糧にこれからも頑張っていきたい」とあいさつした。 -
地域発元気づくり支援金決定
県が市町村や公共的な団体の特色ある活動を支援する地域発元気づくり支援金の上伊那分の採択事業が決定した。
58件、1億1100万円の要望に対して、採択された事業は45件、6958万円だった。
伊那市分では、南アルプスジオパークの知名度アップを図るための講習会や資料作成などに140万円、切り捨てられた間伐材を薪として販売する新山のビジネスモデル事業に156万円など17件、2540万円の事業が採択された。
箕輪町分では、フェンシングの全国大会に併せた地域活性化イベントなどに144万円、イルミネーション事業の充実に250万円など4件、694万円の事業。
南箕輪村分では、大芝高原を松くい虫被害から守る活動に750万円、イルミネーションフェスティバル開催に227万円など4件、1220万円の事業が採択された。
地域発元気づくり支援金は、2次募集を行う。
2次募集の予算額は、2431万9千円で、応募期間は5月1日から6月1日まで。
県が市町村などの事業を支援するこの制度は、コモンズ支援金としてスタートし今年度で5年目、地域発元気づくり支援金としては3年目になる。 -
南箕輪村南部小みどりの少年団 結団式
南箕輪村の南部小学校は、子ども達が中心となって自然を守り、森林を育てる活動をする「みどりの少年団」に入団した。
23日に結団式が行われ、児童や関係者約200人が参加した。
上伊那地方事務所の林伸幸林務課長が、代表の児童に少年団の旗を手渡した。
みどりの少年団は、子ども達に自然の大切さを学んでもらう中で、豊かな心を育んでもらおうと、長野県が行っている。
林課長は、「自然は人間の生活を助けてくれる。大切な自然を守っていけるようがんばってください」と話していた。
児童を代表して団長の斉藤優香さんは、「これまで以上に自然の中で遊び、大切に守っていきたい」と話していた。
南部小学校では今後、学校近くの森で活動をしていくという。 -
南箕輪村制度資金 0・2%引き下げの答申
南箕輪村商工業振興資金審議会は23日、村制度資金の金利を0・2%引き下げる検討結果を答申した。
審議会会長で南箕輪村商工会会長の田中秀明さんが、唐木一直村長に答申書を手渡した。
審議会は3月下旬に、唐木村長から金利引き下げについて諮問を受け、検討してきた。
答申では、現在2・6%の金利をさらに0・2%引き下げるとしている。
唐木村長は、「答申を尊重したい」と話していた。
村では制度資金の利子補助を行っているため、現在、実質金利は上伊那で最も低くなっている。
村は5月から引き下げを実施したい考えで、答申通り行われた場合、実質金利はさらに下がることになる。 -
南箕輪村ナイターソフト開幕
南箕輪村ナイターソフトボール連盟の今年度のリーグ戦開会式が20日夜、南箕輪村大芝高原の陸上競技場で行われた。
開会式には連盟に登録している14チーム、約100人が参加した。
後藤幾博会長は、「グラウンドで明るい話題を提供できるよう頑張りましょう」とあいさつした。
選手宣誓では、登録チームの一つ「クロフネ」の松本康浩さんが、「日々のストレスと運動不足を解消し、メタボから脱出できるように戦う」と誓っていた。
今年度は、試合日程にゆとりが持てるように例年よりも2週間ほど早い開幕となった。
7月下旬までの約3カ月間、大芝陸上競技場と南原グラウンドでリーグ戦を繰り広げる。 -
文部科学大臣創意工夫功労者賞受賞
ハヤシプレシジョン伊那工場
宮下淳さん・向山洋平さん辰野町にあるハヤシプレシジョン伊那工場で働く南箕輪村在住の宮下淳さんと向山洋平さんが、文部科学大臣の創意工夫功労者賞をこのほど受賞した。
今年度表彰されたのは県内で12人。上伊那地域では、宮下さんと向山さんの二人が受賞した。
伊那工場では、「ものづくりへの熱意が評価された」と、二人の受賞を喜んでいる。 -
南箕輪村特別職報酬答申
南箕輪村特別職報酬等審議会の堀深志会長は22日、村長の給料をこれまでどおり5%減などとする検討結果を唐木一直村長に答申した。
村長、副村長、教育長の給料については、世界的な経済不況の影響を考慮し、昨年度同様5%の減額が望ましい竏窒ニしている。
適用されると月額の給料は、村長68万3050円、副村長58万450円、教育長49万4千円となる。
議会議員については、07年度に定数を16から10に削減したのに合わせて報酬を10%増額していて、現状維持が望ましい竏窒ニしている。
月額報酬は、議長で29万5千円、議員で20万1千円など。
唐木村長は、「審議会の意思を尊重したい」と話した。
特別職の報酬などについては、今月30日に開く臨時議会に提出し、可決されれば5月から適用する。 -
南箕輪村特別職報酬 白紙諮問
南箕輪村の唐木一直村長は21日、村の特別職報酬審議会を開き、村長などの給料や議員報酬の改定について白紙諮問した。
唐木村長はあいさつの中で、「近隣との均衡も考慮し適正な額を決定いただきたい。大変厳しい不況が続いていることも考慮いただけるとありがたい」と話した。
審議会は委員8人で構成していて、会長に村社会福祉協議会会長の堀深志さんを選出した。
昨年度は、村長、副村長、教育長は給料月額から一律5%の減額。議員報酬については減額措置をしていない。
審議会は22日、答申を予定している。 -
全国学力テスト実施
文部科学省が行う全国一斉の学力テストが21日、小学校6年生と中学3年生を対象に実施された。
このうち伊那市の伊那東小学校では、6年生113人がテストに臨んだ。
テストは今年で3年目。小学校が国語と算数、中学校が国語と数学の2科目。
調査は、義務教育の水準向上のため学力、学習状況の把握をしようと文部科学省が全国一斉に実施した。
県教育委員会によると、県内では小中学校合せて549校で実施した。
伊那ケーブルテレビエリア内では、伊那市・箕輪町・南箕輪村の全ての小中学校でテストが行われた。
この結果は、8月末頃に各学校に報告されることになっている。 -
伊那技専就職説明会 参加12社
南箕輪村の伊那技術専門校で21日、企業の合同求人説明会が開かれた。参加企業は去年より27社少ない12社で、不況の影響がうかがえる。
学生は、来春修了予定の学生と、今年の秋修了予定の学生、合わせて38人が参加した。
同校では、企業で即戦力となる人材の育成を目指して技能の取得、理論の学習をしている。
この合同求人説明会は、4年前に始まり、例年40社近くの参加があったが、今年の参加企業は12社と厳しい数字となった。
これまで、この説明会をきっかけに修了生の半数近くが就職を決めているということで、学生らは積極的に、企業のブースを回っていた。
伊那市出身のメカトロニクス科2年生、野溝徹さんは、「この不況の中でも、参加してくれる企業があってありがたい。会社の動きや、求める人材について教えてもらえたので参考になった」と話していた。
伊那市の精密部品製造業のテクミサワは、「この不況で仕事が減っていて、忙しいわけではないが、技術の伝承のため若い人材を確保したい。即戦力になるとは考えていないが、ものづくりについて学ぶ志しに期待したい」と話していた。 -
南箕輪村区長会長 沢尻区の上野勲雄さん
南箕輪村の今年度初の区長会が20日、役場で開かれ、区長会長に沢尻の上野勲雄さんを選んだ。
話合いにより今年度の区長会長を選出。上野さんは「各区長の協力を得て1年間しっかりと仕事をしていきたい」と話していた。 -
南箕輪小で1年生を迎える会
南箕輪村の南箕輪小学校で20日、1年生を迎える会が開かれ、ゲームなどをして交流を深めた。
会ではまず、上級生の拍手の中、6年生に連れられ1年生118人が会場に入場した。
児童会長の池田大也君が、「早く学校生活になれ、友達をたくさん作って下さい」と新入生に呼びかけていた。
続いて全校児童でゲーム「猛獣狩りに行こう」をして交流を深めた。
このゲームは、近くにいる人達で指定された人数のグループを作る。子ども達はグループを作ると、名前や好きな物など自己紹介していた。
また、6年生から1年生に手作りのメダルがプレゼントされ、新1年生はお兄さん、お姉さんからの贈り物を喜んでいるようだった。 -
南箕輪村民体育館に卵投げつけられる
19日午前7時半ごろ、南箕輪村村民体育館に生卵が投げつけられていることがわかった。
場所は村民体育館の玄関付近で、卵は10個程度投げつけられたものと見られ、玄関の扉などに卵のしみが付いている。
村民体育館を管理している唐沢登さんが発見した。
村では、伊那警察署などに依頼し、パトロールを強化する考えで、「みんなの施設なので、大切にきれいに使ってほしい」と話していた。 -
桜愛好会がさくら功労者表彰受賞
南箕輪村北殿にある村指定の天然記念物の桜を保護・管理する北殿エドヒガンザクラ愛好会はこのほど、さくら功労者の表彰を受けた。
16日、愛好会の小林広幸会長が南箕輪村役場を訪れ、唐木一直村長に受賞を報告した。
さくら功労者表彰は、財団法人日本さくらの会が日本全国を対象に行っているもので、桜の植樹や保護、管理など、長年にわたり功績のあった団体を表彰する。
今年度は、個人・団体合わせて45組が表彰を受けている。
愛好会は、樹齢260年と言われるエドヒガンザクラがきれいに花を咲かせる姿を後世に残していこうと、平成17年に設立した。
枝の剪定や補強、またライトアップなど、長年にわたり自主的な活動を続けてきたことが評価された。
小林会長は、「村の歴史とともに歩んできた桜。素晴しい桜を後世に残していくために、これからも管理を続けていきたい」と話していた。 -
産学で人材育成
成果発表信州大学農学研究科は、企業と連携し人材育成事業を行っている。16日発表会が開かれ、学生が研究結果を報告した。
信州大学農学研究科は、文部科学省が進める人材を大学と企業が育成していく事業を平成18年度から行なっている。
今年度は、週2回、3カ月間のインターンシップを大学院生7人が体験した。
そのうち、養命酒製造株式会社でインターンシップを体験した機能性食料開発学専攻修士2年生の浅井浩太郎さんは、若い女性向けのお酒の販売促進に取り組んだ成果を発表した。
浅井さんは、「自分は研究職に就くのだと漠然と考えていたが、営業職に近い仕事を体験し、やりがいをもって仕事をすることが大切だと分かった。社会に出てからの自分の働く姿がイメージできるようになった」と話していた。
大学の成果報告によると、インターンシップに参加した学生は、主体性や実行力、創造力など社会人としての基礎力がアップしていることが分かった。
受け入れ企業は、学生に対する期待感よりも社会貢献と考える企業が多いことから、大学では今後、学生の専門的な知識を活用できるようにすることが、インターンシップを活性化させるために重要竏窒ニしている。 -
南箕輪村長初登庁
任期満了に伴う南箕輪村長選挙で、無投票で再選を果した唐木一直さんが16日、村役場の職員が出迎える中、初登庁した。
唐木さんは、女性職員から花束を受け取り、拍手を受けながら庁舎内に入った。
その後、村長の就任式が行われ、唐木村長は、「世界同時不況の中、村民の生活優先が第一。厳しいときこそさまざまな相談が寄せられると思う。村民に優しい村づくりの理念を徹底し、みなさんに住んでいてよかったといわれるように、一緒にいい村を作っていきましょう」と職員に呼びかけていた。
唐木村長は、子育て・福祉・教育に優しい村づくりを更に推進していくと共に、新たに健康・環境にも取り組んでいくことを公約に掲げている。 -
園児が子どもの日の飾り付け
南箕輪村の北部保育園で16日、端午の節句を祝う五月人形の飾り付けが行われた。
男の子が中心となって、太鼓や刀などを飾り付けた。
北部保育園では、子ども達がたくましく育つようにと、住民から寄贈された5月人形を毎年この時期に飾っている。
飾り付けが終わると、園児は「こいのぼり」の歌を元気に歌っていた。
園の外には、こいのぼりが飾られていて、12日には鯉の下で運動会が開かれる。