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親子わんぱくランド09開催
子どもたちが工作や遊びを楽しむ親子わんぱくランドが7日、南箕輪村民センターで開かれた。
これは、子どもたちにキーホルダー作りやわたあめ作りなどさまざまな体験を楽しんでもらおうと、南箕輪村教育委員会などが開いた。
わんぱく選手権では、1分間に投げたお手玉をお玉でキャッチできた数を競った。
また抹茶体験コーナーでは、親子が指導者に教わりながら点てた抹茶を味わっていた。
子どもと参加したある保護者は、「子どもが自分で体験をすることができる良い機会になったと思う」と話していた。 -
伊那技専まつり
南箕輪村の県伊那技術専門校の1年間の集大成、伊那技専まつりが7日行われ、会場は多くの人で賑わった。
技専まつりは、訓練生が1年間学んできた技術を披露する場として毎年行われている。
バッテリーとモーターを使い、スティックでスピードや方向を調節することができる電動車イスの体験コーナーや、格安で家具が販売されるコーナーなどが設けられ、訪れた人たちが楽しんでいた。
遠藤昌之校長は、「訓練生たちは技専まつりに向けて総力をあげて頑張ってきた。その成果を見て、ものづくりのおもしろさをわかってもらえたらうれしい」と話していた。 -
南箕輪小で6年生を送る会
この春小学校を卒業する6年生に感謝の気持ちを伝えようと4日、南箕輪小学校で6年生を送る会が開かれ、6年生121人が拍手で迎えられた。
送る会では、学年ごとに、歌や呼びかけ、ダンスなどの発表があった。
このうち5年生は、6年生にアンケートをとって楽しかった思い出ベスト10を発表。一つひとつの思い出を劇で再現したり、6年生にインタビューをして、1年間の出来事を振り返った。
最後に、伝統の灯を絶やさないようにとの願いを込め、各学年の代表児童のローソクに6年生が火を灯した。
6年生で前児童会長の原志門君は「今日のためにたくさん準備をしてくれて本当にうれしい。中学へ行っても皆さんのことは忘れない」と話していた。
南箕輪小学校の卒業式は、18日に行われる。 -
定額給付金の発送準備進む
国の定額給付金支給の関連法案が可決されたことを受け、自治体では申請書の発送に向けた準備が進められている。
そのうち南箕輪村では、定額給付金の申請に関する案内のコピー作業など発送に向けた準備が始まってた。
定額給付金の申請書の発送時期は、南箕輪村が10日、箕輪町が今月中ごろを予定している。 -
卒業式シーズン本番
上伊那農業高校で卒業式卒業式シーズンもいよいよ本番。上伊那の高校のトップをきって3日、上伊那農業高校で卒業式が行われた。
4学科、計150人の卒業生は、在校生や保護者が見守る中、体育館に入場した。
担任から一人ひとり名前を呼ばれ、それぞれの学科の代表生徒が壇上で校長から卒業証書を受け取った。
三井忠人校長は、「人間の文化の原点である農業を学んだ皆さんには、知識を知恵に変える想像力、懐の深い人間理解力が育っている」と式辞を述べた。
来賓の祝辞、在校生の送辞に続き、卒業生を代表して毛利賢人君が答辞を述べ、「かけがえのない高校生活の一瞬一瞬を軽んずることなく、さまざまなことに挑戦してください」と在校生に呼びかけた。
上伊那農業高校の卒業生150人は、64人が就職、あとの86人は大学や短大、専門学校などへ進学することになっている。 -
日本ピスコが太陽光システムを導入
空気圧機器の開発や製造などを行っている日本ピスコは、環境活動の一環として太陽光システムを南箕輪村にある伊那第二工場に導入した。
ピスコでは、ISO14001を認証取得し、省エネルギーや環境付加の軽減に取り組んでいる。
太陽光発電のパネルは1枚が縦約1m、横1m30センチメートルで屋上に1936枚と壁に288枚、合わせて2224枚取り付けている。
パネルメーカーによると、現在、長野県下で最大規模になるという。
発電システムの出力は400KWで、年間の発電電力は42万kwhを見込んでいる。
これにより工場で消費される電力の約23%を太陽光でまかなうことができる。
CO2の削減量は、東京ドームおよそ11個分に匹敵するという。
また、社内のフロアーには太陽光に関する説明や発電状況などが確認できるモニターも設置している。
ピスコでは、環境への負担軽減をはじめ、エネルギーコスト削減に繋がると期待している。 -
南箕輪村議会3月定例会開会
南箕輪村議会3月定例会は2日開会し、村が来年度一般会計予算案などを含む19議案を提出した。
村の来年度一般会計予算案は、歳入歳出それぞれの総額が45億2千万円となっている。
来月15日に任期満了を迎える唐木一直村長は、開会のあいさつの中で「この4年間、子育て支援などの施策を実現するため職員とともに努力してきた。村としてできることには限界があり、不十分な部分もあると思うが、ある程度、これまでに掲げた施策を実現できた」と述べた。
この日提出した議案のうち、定額給付金の給付に関わる本年度補正予算案などは可決した。
定額給付金と子育てを支援する「子育て応援特別手当」のために今回計上した補正予算は約2億4千万円。
南箕輪村では、1回目の支給日を今月31日としていて、現在給付に向け準備を進めている。
南箕輪村議会3月定例会は13日までの日程で、10日、11日に一般質問がある。 -
上農生が卒業式用コサージュ制作
南箕輪村の上伊那農業高校園芸科学科観賞植物コースの3年生11人は2日、卒業式用のコサージュを制作した。
コサージュ制作は、保護者に学習の成果を見せると共に、卒業式を華やかにしようと、数年前から行っている。
今年は、カーネーションやカスミソウ、レモンリーフを使い、生徒たちは思い思いに作っていた。
ある生徒は、「卒業の実感はまだわいていません。授業で行った作業は大変だったけどいい思い出です」と話していた。
同校の卒業式は3日行われ、150人の生徒たちが慣れ親しんだ校舎に別れを告げる。 -
里親制度の新規就農者があいさつ
4月から南箕輪村で農業を始めようとしている研修生が27日、唐木一直村長のもとへあいさつに訪れた。
訪れたのは、研修生の山田建太さんと婚約者の秋山香織さん、また2人を受け入れる農家の唐澤俊男さん。
山田さんは岐阜県の出身で、以前は愛知県で会社員として働いていたが、農業の魅力に魅かれ、農家になろうと決意した。
山田さんは、新しく農業を始める人を支援する県の「新規就農里親制度」を活用し、2年間、唐澤さんのもとで学んだ後、独立を目指す。
上伊那農業改良普及センターによると、新たに農業を始めたいとの相談は増加傾向にあるという。 -
獣害防除対策研修会
南箕輪村の信州大学農学部で27日、獣による被害を防ぐ対策研修会が開かれ、その中でニホンジカの解剖実習が行なわれた。
ニホンジカなどの野生動物による農林業被害は、県全体で17億円、上伊那では2億円に上る。
解剖実習は、専門的な視点からニホンジカを知り、防除対策に役立てていこうと初めて行なわれた。
研修会には、市町村や県の有害鳥獣対策担当者、JA関係者らが参加し、作業の様子を見守った。
解剖を行なったのは大島浩二教授で、「胆嚢がない、脾臓が大きい、胃が4つある」などと、シカの特徴を挙げながら解剖を進めていた。
ニホンジカなど野生動物のメカニズムは、明らかにされていない部分も多く、カルシウムの摂取方法、免疫面でも謎の部分が多いという。
大島教授は、「シカが多すぎて人間との共存がうまくいっていないが、解剖によりどこでどういうシカが採れているのかを調べながら個体調整をする必要がある」と話していた。
信州大学農学部では、動物解剖学や行動学など専門的な教授らで組織する野生動物対策センターが今月5日に発足していて、定期的に情報を発信していくことになっている。
ニホンジカの解剖実習を行なうこの対策研修会は3月6日にも開く予定。 -
高校生エッセイコンテスト 上農生が入賞
国際協力機構主催の国際協力中学生・高校生エッセイコンテストで、上伊那農業高校2年の伊藤彩香さんが駒ヶ根青年海外協力隊訓練所所長賞を受賞した。
25日、同校で授賞式があった。
訓練所所長賞は、県内では伊藤さんの1作品のみが受賞している。
伊藤さんは、ひったくり事件が起きたときに近所に暮らす外国人が真っ先に疑われたことがあり、そのことを通して「人を見た目で判断してはいけない」と感じたことをエッセイにまとめたという。
上伊那農業高校では毎年コンテストに応募していて、今年は1、2年生およそ300人が応募したという。 -
南箕輪村環境審議会委嘱
南箕輪村は環境保全のために村内でのポイ捨てに罰則などを設ける条例の制定に向け、検討を進めている。
25日夜は、南箕輪村環境審議会の初会合が開かれ、有識者や各種団体の代表など13人を委員に委嘱した。
審議会では、村が制定を目指す環境条例の骨子が委員に説明された。
村では、従来からある「村公害防止条例」と「村自然環境保全条例」を統合し、生活環境の保全を目指す条例の新設を検討している。
公共の場所や市有地に空き缶などをポイ捨てしてはならないと規定しており、ポイ捨てについて回収命令を拒んだ場合は、2万円以下の罰金とする罰則を設けることなどが盛り込まれている。
村では今後、審議会から意見を聞くほか、村民からの意見なども求め、条例案を作成していく考え。
条例の制定は、来年度末までを目指すとしている。 -
南箕輪村介護保険料値上げ
南箕輪村は、4月1日から介護保険料をこれまでより20円増となる3780円に改定する。
これは、23日開いた村議会全員協議会で村が説明した。
村の介護保険料は、基準となる第4階層で、これまで3760円だった、改定後は3780円となる。
介護保険料は3年ごとに見直しが行われていて、今回の改定は、介護保険利用額の全体の合計にあたる給付費の自然増と介護報酬の値上げによるもの。
南箕輪村で介護保険料を支払う65歳以上の被保険者は2月1日現在で2710人となっている。
村では改定に合わせて、これまで6段階だった階層区分を8階層に細分化し、低所得者の負担を軽減していく考え。 -
南箕輪村が定額給付金のスケジュール示す
南箕輪村は23日、定額給付金について、国の関連法案が可決されれば、ほかの市町村の動向を見ながら3月31日から支払いを開始するスケジュールを村議会全員協議会に示した。
村では、国の関連法案や近隣市町村の動向などをみて進めるため流動的なスケジュールとしている。
説明によると、3月10日に申請書を送付し、16日から口座の申請書類の受付を開始。また3月31日を最初の支払日とし、それ以降の支払日は4月10日、20日、30日としている。
村では、給付金手続きのため臨時職員を1人か2人採用し、総務課の窓口で対応する。
また、給付金と合わせて支給される子育て応援特別手当については、定額給付金の申請書類と合わせて書類を発送し、給付についても同時に行うとしている。
村では、受付が集中する期間中、平日は午後8時まで、休日は午前8時半から正午まで窓口を開設し対応するという。 -
健康運動実践法学ぶ講演会
健康づくりの実践方法を学ぶ講演会が21日、南箕輪村の村民センターで開かれた。
講師を務めたのは、南箕輪村の健康推進事業でも指導をしている松本大学人間健康学部准教授の根本賢一さん。
根本さんは、年をとるにつれ身体機能が低下するため運動が大切と話した。
運動方法として、歩く速さに強弱をつけるインターバル速歩が、普通のウォーキングより効果的なことを紹介した。
また歩くときのポイントとして▽胸を張って姿勢をよくする▽歩幅はできるだけ広くする▽手は握らずに開く竏窒ネどを挙げた。
根本さんは、「100人いたら100通りの運動方法があることを覚えてほしい」と話し、無理をしないで運動することを勧めていた。 -
南箕輪村平成21年度予算発表
南箕輪村は20日、平成21年度当初予算案を発表した。
一般会計の総額は45億2200万円で今年度と比べて4・8%の増額となっている。
平成21年度の一般会計当初予算案は歳入歳出それぞれ45億2200万円で今年度と比べ、2億800万円、率にして4・8%の増額となっている。
歳出では民生費が南原保育園建設事業などにより、今年度と比べて3億1千万円増額の15億8千万円。総務費は300万円増の6億1千万円、公債費は6千万円減の5億円。
主な事業として南原保育園の老朽化にともなう整備事業に3億3千万円、子ども地球サミット事業に300万円、大芝高原味工房の完成にともなう観光宣伝事業に90万円などを盛りこんでいる。
歳入では村税が法人村民税の減などにより今年度と比べて1億1千万円減の20億5千万円、地方交付税が9千万円増の8億9千万円、村債が3億5千万円増の5億1千万円となっている。
村では当初予算に予備費として2億5千万円を盛り込んでいて村長選終了後の新たな事業に充てたい竏窒ニしている。 -
南箕輪村新エネルギービジョン報告
新エネルギー活用の方向性を検討してきた南箕輪村の新エネルギービジョン策定委員会が20日、最終報告書を唐木一直村長に手渡した。
この日は、策定委員長の小池正雄信州大学教授らが役場を訪れた。
昨年8月から、学識経験者や住民、行政関係者でつくる委員会が、村の新エネルギービジョンの検討を重ねてきた。
村は、太陽から得られるエネルギーの量が全国でもトップクラスにあることから、委員会では、新エネルギービジョンで、一般家庭や事業所に太陽光発電システムの導入支援を行うことや、太陽熱を使った街路灯の設置を進めることなどを求めている。
また、自転車の利用を促す方策を検討することなども盛り込んでいる。
報告を受けた唐木村長は「計画策定を機に、村も本格的に環境問題に取り組んでいきたい。できるだけ村政に反映させたい」と話した。
新エネルギー活用の取り組みとして、村では来年度、建て替えを計画している南原保育園に太陽光発電パネルを設置し、ペレットボイラーを導入する予定という。 -
南箕輪村農政委員会
南箕輪村の農政委員会は、会の任務など委員会のあり方について検討を始めた。
17日は、村役場で委員会が開かれ、唐木一直村長が「組織のあり方を含め検討していただきたい」とあいさつした。
農政委員会は、これまで農業の振興や機械化、近代化などについて審議してきた。
今回村が示した案では、新たに審議内容に▽食の安全や食育▽地産地消竏窒ネどが盛り込まれている。
また委員については、現在は村議会議員、農業委員、農協理事からの7人以内となっているが、案では審議内容の拡大を見込み、公募による委員や、商工業、健康に関する団体など15人以内としている。
次回の委員会は4月以降に開く予定で、審議を重ね委員会の新しい方向を探る。 -
ガールスカウト国際友愛デイ
伊那地区の子どもたちなどで組織するガールスカウト第26団は15日、世界中の友だちのことを思う日「国際友愛デイ」に合わせ、スカウト13人が年齢ごとに分かれて世界の病気について学んだ。
国際友愛デイは、スカウトの創始者、イギリスのベーデン・パウエル夫妻の誕生日にちなんで2月22日に制定している。
世界各地のボーイ・ガールスカウトが、遠い国の友だちのことを考える日と位置付け活動している。
今回は「エイズ・マラリア・その他の病気について考える」がテーマ。
26団の木部則子団委員長は、終戦後、引き揚げてきた母親がマラリアに感染していて、必死で看病した体験を持つ。
木部さんは、自身の体験を伝え、「病気について考える機会にしてほしい」と話していた。
子どもたちは、身近な病気インフルエンザなどについて調べてまとめ、それぞれ発表していた。
また26団ではこの日、お菓子などを我慢して6258円を集め、海外の活動に寄付するという。 -
最高気温19・3度 4月下旬並の陽気
14日の伊那地域の最高気温は、2月の観測史上一番となる19・3度まで上がり、4月下旬並みの陽気となった。
長野地方気象台によると、伊那地域の最高気温は午後2時に19・3度を観測し、1993年に観測を始めてから、2月で一番高い気温を記録したという。
これまでの記録は、1996年2月14日の18・0度で、今日はそれを1・3度上回った。
来週は、上空に冷たい空気が入り、冬型の気圧配置になるため、平年並みの気温に下がるという。
南箕輪村大芝区の牧草地では、ナズナ採りをする人の姿がみられた。
伊那市から訪れた小椋稔さんは、毎年3月に旬のナズナをおひたしにして食べるのが楽しみで、去年より1カ月早くナズナ採りに来たという。
小椋さんは「例年この時期は土が凍っていて、ナズナ採りはできない。これだけ早い時期に取るのは珍しい」と話していた。 -
信州大学農学部環境講演会
野生動物を通して環境問題について考える講演会が14日、南箕輪村の信州大学農学部で開かれた。
講演会は、環境への取り組みを推進する信州大学農学部が毎年開いている。
会場には学生や一般など約80人が集まった。
日本獣医生命科学大学の羽山伸一准教授が講師を務めた。
日本における野生動物問題の一つとして羽山さんは、外国から連れてきた外来種の繁殖によって、日本古来の野生動物の生存が危ぶまれていることを挙げた。
また伊那市でも問題となっている野生鳥獣被害にも触れ、「今起きている問題は野生動物の責任ではなく、生態系を破壊してきた人間の責任」と話した。
解決策として人材不足となっている専門家の育成と、野生動物と森林の徹底した管理を挙げていた。
羽山さんは、「従来行われてきた対策では問題は解決しない。社会システムを変えるような提案が必要になってくる」と呼びかけていた。 -
南箕輪村で「ファーストブック」始まる
絵本を通じて心の豊かさをはぐくんでもらおうと南箕輪村で13日、0歳児に絵本をプレゼントする「ファーストブック」がスタートした。
この日は、9ヶ月健診に訪れた赤ちゃん24人に、絵本をプレゼントした。
この事業は、絵本を通じて心の豊かさをはぐくみ、親子の絆を深めてもらおうと、村が今年度から始めた。
絵本は、人気があり長年親しまれている5種類を用意した。
ファーストブック事業は、今後も続けていく予定で、年間でおよそ150冊の絵本をプレゼントする見込み。 -
「ポコリットみなみみのわ」がボラ演奏
南箕輪村のハーモニカクラブ「ポコリットみなみみのわ」が12日、伊那市内のデイサービスセンター春富ふくじゅ園を訪れ、ボランティア演奏をした。
このクラブは会員12人で、演奏会に出演したり、福祉施設でボランティア演奏などをしている。
今回は会員8人が訪れ、「富士山」や「靴が鳴る」など13曲を披露した。
施設のお年寄りはハーモニカの音色に耳を傾け、歌詞を口ずさんだりして楽しんでいた。 -
南箕輪村長選挙
4月12日投開票南箕輪村選挙管理委員会は任期満了に伴う村長選挙について、投開票の日程を4月12日(日)にすることを決めた。
村選管では現在の村長の任期が4月15日までとなっていることから、村長選について告示日を4月7日(火)、投票日を12日(日)にすることを決めた。
3月12日に立候補届出手続等の説明会、3月26日に立候補届出書類等の審査会が予定されている。
期日前投票は4月8日から11日まで。
村長選には現在、現職の唐木一直村長のみが出馬を表明している。 -
南箕輪村集中滞納整理結果
南箕輪村は、昨年末から今年初めにかけて行った集中滞納整理の状況をまとめた。徴収金額は、昨年の約2倍の144万円となっている。
村では、毎年夏と冬の2回、集中滞納整理を実施している。
今回は、平成19年度と20年度に新たに滞納となった341件を対象に滞納整理を行ったところ、98件の滞納を解消することができた。徴収金額は約144万円。
毎回、集中滞納整理の実施期間は月末の2週間としていたが、滞納者の給料日が月初めの場合もあることから、今回は昨年12月15日から今年の1月16日までの1カ月とした。
村では、期間を延長したことが今回の増額につながったと見ている。
今後は、より効率的に滞納整理を行うための体制づくりを進めたい竏窒ニしている。 -
「南箕輪村野菜法人」の設立準備進む
南箕輪村の野菜生産農家らが、会社組織として野菜の生産を行う「南箕輪村野菜法人」の設立準備を進めている。
今回、野菜法人を設立するのはJA上伊那の呼びかけに応じた南箕輪村内の農家らで、3、4人が発起人となり、およそ5.2ヘクタールの農地でアスパラガス、スイートコーン、加工用トマトなど6品目を栽培していく予定。
現在の農家経営は、家族で農業を行う個人経営が主体だが、高齢化、後継者不足が進む中、個々の農家でできることが限られてしまい、労力の限界がある。
また、生産規模を拡大するためには、土地をまとめたり、資金調達する必要があるが、これらを行う場合も個人経営には限界がある。
そこで複数の農家が集まり、会社として農業を行う中で、こうした問題を解消しようと考えた。
また、担い手の育成にも取り組み、持続可能な農業経営を実現していきたい竏窒ニ考えている。
JA上伊那では、「農業経営は厳しい状況にあるが、法人化する中で、新しい活路を見出していきたい」と話している。
南箕輪村野菜法人の設立は2月末を目指している。 -
緊急経済対策事業を盛り込んだ補正予算案可決
伊那市議会・南箕輪村議会臨時会国の第2次補正予算の成立を受け、伊那市と南箕輪村は、緊急経済対策事業を盛り込んだ補正予算案を6日開いた議会臨時会に提出し、それぞれ可決された。
伊那市には、国から4億6200万円が地域活性化・生活対策臨時交付金として交付されることになっている。
臨時市議会には、その交付金を見込んで一般会計で4億7670万円、水道事業会計で4千万円の補正予算案が提出され、全会一致で可決された。
一般会計では、来年度事業で計画していた公共事業を一部前倒しして今年度事業として予算計上している。
富県保育園の建設費として2億3700万円、伊那北保育園の園舎改築費として1700万円、セキュリティー対策としてのパソコン、サーバー導入で4700万円などが計上されている。
また水道事業会計では、老朽化した管路の布設替え工事として4千万円が計上されている。
国の第2次補正予算では、6千億円が地方公共団体支援対策費として盛られている。
南箕輪村には、国から5171万5千円が地域活性化・生活対策臨時交付金として交付されることになっている。
村は臨時議会に、21年度事業の前倒しとして南箕輪小学校の施設改修事業費3350万円などを盛り込んだ総額4530万円の一般会計補正予算案を提出し全会一致で可決された。 -
南箕輪村が無償福祉移送サービス実施へ
南箕輪村は、来年度から無償の福祉移送サービスを開始する。
6日の村議会臨時会で、移送用に使う乗用車の購入費250万円を含む補正予算案を可決した。
村が乗用車を購入し、社会福祉協議会に委託して実施するもので、6月頃からスタートさせる。
移送サービスの対象となるのは、交通手段がない介助を必要としない高齢者や障害者で、1キロメートルあたり10円のガソリン代を実費負担してもらうほかは利用料はかからない。
運行は、平日の午前8時30分から午後5時30分までで、通院や買い物などに利用できる。
村では、初乗り700円分を24回補助するタクシー券も併用しながら、高齢者や障害者福祉の充実を進めていきたい竏窒ニしている。 -
振り込め詐欺被害防止へ一人暮らし老人宅を訪問
振り込め詐欺被害を未然に防ごうと伊那警察署は6日、南箕輪村の民生児童委員などとともに村内の一人暮らしのお年寄りを訪問し、注意を呼びかけた。
民生児童委員と村の駐在所員などが、振り込め詐欺の注意を呼びかけるチラシなどをお年寄りに渡した。
駐在所員は、お年寄りに振り込め詐欺のいくつかの事例を説明し、「自分だけが絶対被害に遭わないと思い込まず、何かあったら身近な人に相談してほしい」と話した。
去年、伊那署管内で発生した振り込め詐欺の被害件数は11件。そのうち、南箕輪村では2件。中でも、金を貸すと話を持ちかける融資詐欺の被害が最も多かったという。
伊那署では12日までの1週間で、村内の一人暮らしのお年寄り100人を訪れる予定。 -
南箕輪村の日本画家有賀殿夫さんが絵を寄贈
南箕輪村の日本画家有賀殿夫さんが6日、南箕輪村の大芝荘に日本画2枚を寄贈した。
寄贈したのは、村から見た経ヶ岳を描いた「経ヶ岳残照」と、飛び跳ねる鯉を描いた「躍鯉」の2枚。
有賀さんは、日本美術院に所属する画家で、大芝荘に定期的に作品を貸し出している縁で今回、作品を贈ることになった。
有賀さんの作品は、村役場をはじめ村内の保育園や公民館などに飾られていて、村に10点以上寄贈している。
作品は、大芝荘の宴会場に飾られるということで、有賀さんは、「大勢の人にゆっくり見て楽しんでもらいたい」と話していた。