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中込まつり 4年ぶり賑わう
南箕輪村中込区の区民が交流する中込まつりが、12日、公民館で行われました。
中込まつりは、毎年行われてきましたが、新型コロナの影響で4年ぶりの開催となりました。
まつりを盛り上げようと、南箕輪村を中心に活動する小中学生の太鼓グループCoco龍が演奏を披露しました。
会場では、消防団が綿あめを、地区社会福祉協議会が豚汁を、有志が焼き鳥や焼きそばをふるまいました。
ヨーヨー釣りや輪投げなどのゲームが用意され、子どもたちがチャレンジしていました。
引き換え券でプレゼントがもらえる企画もあり、会場は賑わっていました。
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信大農学部がコシヒカリの新米販売
南箕輪村の信州大学農学部の学生が実習で栽培したコシヒカリの新米の販売が11日から始まりました。
植物資源科学コースと動物資源生命科学コースの2年生が栽培しました。
米の栽培は実習の一環で、5月に田植えをして、9月29日に稲刈りをしました。
栽培には鶏フンを使い、大学が所有する南箕輪村神子柴のおよそ2.5ヘクタールの田んぼで、およそ14トンを収穫しました。
2023年は気温が高い日が続き、生育が早かったということです。
学生が栽培したコシヒカリは今年から「信大米白米」の商品名で販売しています。
5キロ2,000円、10キロで3,900円です。
ほかに「信大米玄米」は30キロで1万円です。
「信大米白米」は信州大学農学部内の生産品直売所で購入でき、全国発送も行っています。
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南箕輪村 妊婦応援「金芽米」贈る
南箕輪村は、村産のコシヒカリ「金芽米~風の村米だより」5キロ2,400円相当を村内全ての妊婦に来月から贈ります。
11日は役場で議会全員協議会が開かれ米を贈る「南箕輪村マタニティ応援お米プロジェクト」の事業内容について村が説明しました。
プロジェクトは、村とJA上伊那、東洋ライスの包括連携事業の一環で行われるもので、プレゼントする米の費用は、東洋ライスが負担します。
対象は村に住民登録がある妊婦か、来年10月末までに妊娠届を提出した人です。
母子手帳を交付するときに、全ての妊婦に「金芽米」5キロの引換券を渡します。
また、産婦検診と1か月児検診のデータ提供の同意や、アンケートの協力、JA上伊那の准組合員への加入を条件に、出産予定月まで毎月「金芽米」が宅配されるサービスも受ける事ができます。
提供されたデータは、金芽米の効果検証に使用されるという事です。
宅配される量は、世帯人数に応じて5キロ、10キロ、15キロから選択できます。
村では、「南箕輪産のお米で母子共に健康で出産してもらい、さらには地産地消に繋げていきたい」と話していました。 -
VC長野が決意表明会
今シーズンのリーグ戦を前にバレーボールVリーグ男子1部のVC長野トライデンツの決意表明会が8日に南箕輪村民センターで開かれました。
南箕輪村を拠点に活動するVC長野の決意表明会にはファンやスポンサー企業の関係者などが集まりました。
VC長野の昨シーズンの成績は5勝31敗で10チーム中9位でした。
決意表明会では監督や選手が今シーズンに向けての抱負を発表しました。
8日は、7月に運営会社の株式会社VC長野クリエイトスポーツの社長となった大矢芳弘さんも出席しました。
VC長野の開幕戦は10月21日に松本市で行われ、堺ブレイザーズと対戦します。
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南箕輪FCが県2部昇格目指し総当たり戦出場
南箕輪村の社会人サッカーチーム、南箕輪FCは県内4つの地区リーグの1つ、南信リーグで優勝し、15日から行われる県2部リーグ昇格をかけた総当たり戦に出場します。
8日は伊那市長谷の美和湖グラウンドでチーム練習を行っていました。
南箕輪FCは、上伊那出身の選手を中心につくる社会人サッカーチームで現在、26人が所属しています。
選手のほとんどは、下部組織の南箕輪FCジュニアの卒団生だということです。
南信リーグで優勝し、次は県2部リーグ昇格をかけ、県内ほかの3地区の優勝チームと総当たり戦を行います。
県2部リーグの下位2チームは自動降格となるため、総当たり戦による上位2チームが昇格できます。
南箕輪FCの初戦は15日に伊那市陸上競技場で北信リーグの優勝チームと対戦します。
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グランセローズ杯・南箕輪村長杯少年野球大会 南小ドラゴンズ優勝
第15回グランセローズ杯 兼 第26回南箕輪村長杯少年野球大会が、8日に、南箕輪村大芝公園野球場で開かれました。
決勝戦は、白のユニフォーム箕輪町の箕輪中部ヤンキースと、紺のユニフォーム南箕輪村の南小ドラゴンズの対戦となりました。
この大会は、南箕輪少年野球連盟が毎年開いているものです。
伊那市と箕輪町からの招待チームを含め、全8チームが2日間かけて、トーナメント方式で試合を行いました。
決勝戦では、南小ドラゴンズがランニングホームランなどで得点を重ね、8―0で勝ち優勝しました。
なお、3位決定戦はJBC伊那スポーツ少年団が6対5で伊那スターズスポーツ少年団に勝ちました。
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上農高校と地元菓子店がコラボ商品開発
南箕輪村の上伊那農業高校は、地元の菓子店とコラボした商品を14日から行われる上農祭で販売します。
果樹コースの生徒は、伊那市の菓匠Shimizuと上農高校で採れた果物を使った洋菓子を開発しています。
この日は、洋菓子を開発している上農高校果樹コース3年の小松聖愛さんと中山璃子さんが、菓匠Shimizuで試作品を作っていました。
2人は3年生になってから上伊那のお土産を作ろうと、課題研究で洋菓子を作っています。
5月から菓匠Shimizuのアドバイスを受けながら試作を繰り返し、3種類の焼き菓子を開発しました。
ティグレには生地にりんごの紅玉が使われています。価格は1個250円です。
カヌレは、シャインマスカットをトッピングしています。価格は1個200円です。
ビスキュイサンドには、ももをジャムにして挟んでいます。
価格は1個200円です。
3個セット600円での販売もあるということです。
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村民ゴルフ大会の募金を村に寄付
南箕輪村民ゴルフ大会実行委員会は7月の大会で行った、チャリティー募金を9月28日に村に寄付しました。
9月28日は加藤純治副実行委員長らが役場を訪れ藤城栄文村長にチャリティー募金7万9,008円を手渡しました。
村民ゴルフ大会は7月16日に開かれ、20代から90代までの165人が出場したということです。
実行委員会では毎回大会で募金を呼びかけ、村に寄付しています。
加藤副実行委員長は「募金は村で有効に使ってほしい」と話していました。
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まっくんスポーツフェスフェス 初開催
南箕輪村の村民体育祭と駅伝競走大会に代わるイベント、まっくんスポーツフェスが7日に大芝高原で初めて開かれました。
スポーツフェスでは、ランニングとウォークラリーが行われました。
ランニングでは小学生の部が1.2キロ、大人の部が3.2キロのコースを走りました。
ウォークラリーでは、大芝高原内に設置されたブースで色々なスポーツを体験していました。
参加者は、7つのブースで体験したスポーツの得点に応じて大芝の湯の入浴券などの景品を受け取っていました。
このイベントは、村民体育祭と駅伝競走大会に代わるイベントとして、村教育委員会が初めて開いたものです。
村教育委員会では、今後も改善を重ねながら毎年開いていきたいとしています。
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大芝高原イルミフェス7日から
南箕輪村の大芝高原で行われる恒例イベント「イルミネーションフェスティバル」が7日から始まります。
会場では6日、地元有志でつくる実行委員会のメンバーらが飾り付けを急ピッチで進めていました。
今年で18回目となるイルミネーションフェスティバルは、村を盛り上げようと2006年から始まりました。
今年は、37の企業や団体、個人などが去年並みの350基を公園内に飾りました。
5日の夜は飾られている一部を試験点灯しました。
今年は、フェスティバルをさらに盛り上げようと、シャボン玉やスモークの演出が予定されています。
会場では期間中、4年振りに飲食ブースが出店する計画です。
大芝高原のイルミネーションフェスティバルは、7日から28日まで、点灯時間は午後5時から9時までとなっています。 -
デイキャンプ&激辛フェス
地元飲食店の激辛メニューの販売やキャンプグッズを展示する「デイキャンプ&激辛フェス」が、9月23日、南箕輪村の大芝高原キャンプ場で開かれました。
会場には、上伊那の5店舗が出展し、麻婆豆腐や辛みそおむすびなど、激辛メニューを提供しました。
このイベントは、キャンプ場を運営する南箕輪村開発公社が、春と秋の年二回開いている「デイキャンプフェス」に合わせて初めて企画したものです。
会場では、キャンプ用品の展示なども行われました。
他に、魚のつかみ取り体験なども企画され、訪れた人たちが楽しんでいました。
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八十二銀行と長野銀行が合同でイルミ飾り付け
7日から始まる南箕輪村の大芝高原イルミネーションフェスティバルを前に、6月に経営統合した八十二銀行と長野銀行の行員が、3日合同で飾り付けをしました。
長野市に本店がある八十二銀行と、松本市に本店がある長野銀行は6月に経営統合をし、2025年度をめどに合併を目指しています。
3日は、八十二銀行の南箕輪担当者ら4人と長野銀行伊那支店の6人が参加し、イルミネーションの設置作業をしました。
両行では、合併を前に懇親会や勉強会を開くなど支店同士でも交流を深めています。
八十二銀行は銀行のキャラクターを、長野銀行はサッカーのゴールを題材にしたものを飾ります。
3日は道具の貸し借りをしたり、写真を撮るなどしながら作業を進めていました。
完成したイルミネーションは、7日から始まる大芝高原イルミネーションフェスティバルで見ることができます。
期間は28日までで、時間は午後5時から午後9時、入場は無料です。
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上伊那の中学校で文化祭シーズン
上伊那の中学校は文化祭シーズンを迎えています。
箕輪町の箕輪中学校では「ふきはら祭」が29日から始まりました。
51回目を数える今年のテーマは「挑戦~新たな可能性~」です。
これからのふきはら祭や節目の100回目につながるように挑戦したいとの想いが込められています。
開祭式では、各クラスが文化祭への意気込みをまとめた動画が流されました。
総合的な学習の時間の発表は各学年ごと行いました。
2年生は7月の西駒ケ岳の登山の経験をまとめて発表しました。
ある生徒は「岩があって登るのが大変だったが、みんなと助け合いながら登ることができた」と話していました。
今年は4年ぶりに新型コロナの制限はなく、保護者や地域の人も訪れていました。
吹奏楽部の発表では、美術部が製作したステージバックの前で演奏を行いました。
この日は、スポーツフェスティバルのほか、学級展示も行われました。
30日は展示のほか演劇部の発表と合唱祭が開かれます。
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果物づくりに異業種が参入
実りの秋、果物のおいしい季節です。意外な業種から、果物づくりのチャレンジです。
南箕輪村のとある場所で梨の選果が行われていました。
玉のサイズをそろえ、袋詰めし、ラベルを張り付けていきます。
作業が行われているこの場所は、自動車の整備場の一角です。
南箕輪村神子柴の(有)オートレック。自動車の販売・修理・レッカーなどを行っています。
社長の安藤英彦さんです。6年前からなしとぶどうの生産を始めました。
大芝高原向かいの80アールの畑でぶどうを栽培しています。
特に果樹栽培の経験のなかった安藤さんは、本を読んで勉強し、試行錯誤を繰り返してきました。
梨を育てることになったのはたまたまでした。
荒れた畑の整備から始め、初年度に採れた梨は、これですべてでした。
現在は自動車事業のほかに、農業部門を立ち上げ、新たに人を雇用しました。中心となるのは、もともとの自動車事業の事務員です。働きやすさを大切に、フレックスタイムを取り入れ、希望した時間帯に勤務できるようにしています。
車に貼るステッカー製造機で、オリジナルラベルを自作します。果物の売れ行きは順調です。
担い手不足が懸念される農業の新たな形です。
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731部隊 最後の証言
清水英男さん。5人兄弟の次男として宮田村大田切に生まれました。
太平洋戦争終戦となる昭和20年、1945年3月。
清水さん14歳、当時の国民学校高等科2年生、今の中学2年生の時に教師の勧めで旧満州ハルピンに渡りました。
731部隊は、第二次世界大戦期の昭和11年1936年から昭和20年1945年の敗戦時まで10年間にわたり大日本帝国陸軍に存在した研究機関のひとつです。
旧満州ハルピンに本部を置いた極秘の部隊で、細菌兵器の開発や人体実験も行っていました。
被験者は主に捕虜やスパイ容疑者で拘束された中国人やロシア人、朝鮮人等で、「マルタ(丸太)」の隠語で呼ばれていました。
その中には、一般市民の女性や子供も。敗戦時、マルタは、全員殺されたと言われています。
昭和20年8月12日
清水さん
「12日の日、20人から30人のマルタの骨を拾って袋につめた」
昭和20年8月14日
清水さん
「14日の朝、拳銃と青酸化合物を渡され、捕まったら自決しろと言われた」
8月15日 終戦から78年、清水さんの終戦記念日です。 -
学術団体が唐辛子テーマに例会
神奈川県に本部を置く学術団体「生き物文化誌学会」の唐辛子をテーマにした例会が、23日南箕輪村の信州大学農学部で開かれました。
例会では、唐辛子をテーマに、学者や生産者など5人が講演しました。
このうち信州大学農学部の松島憲一教授は「信州の辛味食文化と唐辛子」と題して話をしました。
松島教授は「県内北部には漬物にして使う品種が、南部は乾燥させて使う品種が分布している。気候条件に応じた品種が分布していて、信州だけを見てもトウガラシの食文化が豊かであることがわかる」と話していました。
「生き物文化誌学会」は、生き物と人間文化の関わりを研究する学術団体です。
年に数回、テーマを設け会員向けの例会を開いています。
この例会の内容は今後 学会誌にまとめられ、販売されるということです。
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地価公示 南箕輪の住宅地横ばい
長野県は、7月1日現在の地価公示価格を19日公表しました。
上伊那では、南箕輪村の住宅地が横ばいで、他はすべて下落となっています。
地価は、各基準地の1平方メートル当たりの標準価格を判定したものです。
住宅地は県内275地点で調査が行われ、70地点で上昇、36地点で横ばい、166地点で下落となりました。
伊那ケーブルテレビ放送エリア内の平均変動率は、伊那市は1.2%の下落、箕輪町は1.8%の下落、南箕輪村は横ばいでした。
伊那市は25年、箕輪町は24年連続の下落、南箕輪村は5年連続の横ばいとなっています。
商業地は、県内111地点で調査が行われ、21地点で上昇、26地点で横ばい、63地点で下落となりました。
平均変動率は、伊那市が1.6%の下落、箕輪町が2.3%の下落、南箕輪村は1.8%の下落となっています。
伊那市は21年、箕輪町は26年、南箕輪村は25年連続の下落となっています。
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藤城村長 高齢者宅を訪問し長寿祝う
敬老の日にあわせ、南箕輪村の藤城栄文村長は、村内の高齢者宅を訪問し、長寿を祝いました。
19日は、藤城村長が、田畑の植田光夫さん・さち子さん宅を訪れ、祝い金を渡しました。
光夫さんは、1935年、昭和10年生まれで、11月に88歳になります。
妻のさち子さんは、1943年、昭和18年生まれの80歳です。
今年で結婚から56年を迎え、2人の子供にも恵まれ、孫とひ孫はあわせて4人いるということです。
南箕輪村では、80歳、88歳、99歳以上の人に祝い金を渡していて、対象者は274人となっています。(3月31日現在)
最高齢は、男性が101歳、女性が103歳だということです。(9月1日現在)
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県書道展 17日まで
第76回長野県書道展が、伊那市の伊那文化会館で15日から始まりました。
会場には上伊那を中心とした一般と小中高生の作品、およそ800点が展示されています。
1階の美術展示ホールには一般と高校生の作品が並んでいます。
伊那ケーブルテレビ放送エリア内では、高遠高校3年の羽場愛華さんと伊那弥生ケ丘高校の渋谷咲未さんの作品が特選に選ばれています。
2階の小ホールには小中学生の作品が並んでいます。
関係者は「今回も個性豊かな作品が多く並んでいるのでぜひ見に来てほしい」と話していました。
県書道展は、17日(日)まで伊那文化会館で開かれています。
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南箕輪村 松くい虫対策に新たに900万円を補正予算案に計上
南箕輪村は、松くい虫被害の拡大防止のため、新たに防除対策費900万円を、現在開会中の9月定例会に補正予算案として計上しています。
11日は、村議会全員協議会が開かれ、村が概要を示しました。
村は、松くい虫による被害を受けた枯損木の処理費用として、今年度の当初予算に800万円を計上しています。
しかし、今年度は先月末までに131本、236.5立方メートル分を処理していて、かかった費用は約680万円となっています。
さらに7月末時点で、134本、311立方メートルの松枯れ被害が確認されていることから、追加の処分費用として900万円を補正予算案として計上したものです。 -
ラーメン屋「原点」 9月9日、開店30周年に
伊那市のいなっせ南側のラーメン屋原点は、9日にオープン30周年を迎えます。
原点のラーメンと言えば、極太のストレート麺にトンコツスープ。
基本は、塩、しょうゆ、みそ。
油そばも外せません。
原点店主、酒井孝志さん66歳。
ここ10年は入退院を繰り返し、休業を余儀なくされたことも。
今も病院通いの日々ですが、妻なみよさんにも支えられ、この日も店に立っていました。
5日、新聞社の取材。
記者も納得の原点の味です。
新聞記者「食べ応えがあり、私の好みにマッチした味です。」
酒井さん、1993年、平成5年に伊那市荒井青木町のこの地にラーメン屋を開業。
当時は、どさん子でした。
その後、原点としてリニューアル。
9日で開店30年になります。
酒井さん「長いようであっという間の30年だった。」
地元の高校野球部の寄せ書きで埋まる店内。
子どもがいない酒井さん夫婦は、わが子のように子どもたちに寄り添いました。
妻なみよさん「小遣いのない子には、チャーハンを作ってあげたことも。」
開店から9日で30年。
時は流れました。
妻なみよさんも入院するなど、二人三脚で営んできた原点も存続の危機に。
孝志さんが店に出られるのは週に4日ほど。
助っ人が必要になりました。
河内祐貴さん(25歳)。
高校時代から原点の味を知っていた河内さん。
これまでもたびたび店を手伝っていましたが、今年3月からは、毎日店を手伝っています。
河内さんが入って新しいメニューも登場しました。
河内さんには夢があります。
河内さん「大きく何かを変えるというよりは、原点全盛時代を取り戻したい。部活終わりの高校生がバタバタと入ってくるような店にしたい」
酒井さんは、二代目に託すようなまなざしで隣にいました。
まちのラーメン屋原点は9月9日に開店30周年を迎えます。 -
伊那地域定住自立圏共生ビジョン協議会 伊那本線利用者減少など報告
伊那市・箕輪町・南箕輪村が連携して人口の定着を図る、伊那地域定住自立圏共生ビジョン協議会が、伊那市役所で8月24日に開かれました。
この日は、委員ら30人が出席し、公共交通や移住・定住など、各部会が昨年度の取り組みや今年度の実施計画について報告しました。
このうち、地域公共交通部会では、伊那市から箕輪町まで運行しているバス、伊那本線について、新型コロナの影響で、3年連続で利用者が減少していると報告しました。
利用者は、2019年度の2万2,549人に比べ、昨年度は1万7,929人となりました。
部会では、乗り合いタクシー、ぐるっとタクシーなど、伊那市が取り組む移動支援サービスの充実が理由として挙げられるとしています。
新型コロナ5類移行により、外出の機会が増えることを見越し、今後は関係機関と利用しやすい環境を整えたいとしています。
協議会では、人口定着を目的に、産業や公共交通、移住・定住などに関わる事業を行っています。
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強盗事件 伊那署がフリーダイヤル設置で情報求める
伊那警察署は、3日に南箕輪村のドラッグストアで発生した強盗事件について、フリーダイヤルを設け、広く情報提供を求めています。
3日の午後9時40分頃、南箕輪村神子柴のマツモトキヨシ伊那インター店に2人組が押し入り現金300万円を奪って逃げる強盗事件がありました。
伊那警察署によりますと、5日午後3時現在、犯人は捕まっていないということです。
伊那警察署では、今日、24時間受付のフリーダイヤルを設け広く情報提供を呼び掛けています。
電話番号は、0120-235-110です。
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南箕輪村役場職員 防災機器の使用訓練
南箕輪村役場で役場職員による移動系無線と浄水器の使用訓練が3日に行われました。
村ではこれまで箕輪町と共用の基地局を使った無線を使用していましたが去年新しく基地局が不要な簡易無線やインターネット回線で通信するIP無線を導入しました。
IP無線は音声通話のほかに小型カメラを接続して役場災害対策本部に映像を送って情報共有ができるということです。
また浄水器の使用訓練が行われました。
浄水器は村に2台あります。
役場前など村に6か所ある緊急非常用水源やプールの水をろ過することで飲料水にすることができます。
きょうは色を付けた水をろ過しました。
浄水器内に活性炭が入ったろ過器装置と次亜塩素酸ナトリウムを混ぜて細菌を死滅させる装置があり、浄化した水は水道水と同様に飲料水として利用できるということです。
村では他に各区での避難訓練も行われました。 -
防災の日 村南部保育園で避難訓練
9月1日は防災の日です。
南箕輪村の南部保育園では、消防団と合同の避難訓練が行われました。
訓練は、地震が発生し、それにより園内で火災が発生した想定で行われました。
地震発生の放送が流れると、園児たちは防災ずきんをかぶって机の下に入り、安全を確保しました。
そのあと、一斉に外に避難しました。
南部保育園では、毎月避難訓練を行っていて、毎年9月1日の防災の日には消防団と合同で訓練を実施しています。 -
南箕輪村議会9月定例会 10議案提出
南箕輪村議会9月定例会が31日に開会し、3億4千万円を追加する今年度一般会計補正予算案など、10議案が提出されました。
補正予算案に盛り込まれているのは、物価高騰対策として、住民税所得割非課税世帯に2万円、対象者のうち、子育て世帯に3万円を上乗せする、県の給付金事業に800万円、村独自の住民税非課税の対象世帯への福祉灯油券配布に600万円となっています。
ほかに、6月の大雨により破損した、大泉所ダム近くの林道の復旧工事に1,800万円となっています。
このほか、昨年度の繰越金2億7千万円を予備費として計上しています。
村議会9月定例会は、13日と14日に一般質問、15日に委員長報告と採決が行われ、閉会します。
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ネパールの農業教育関係者 上伊那で研修
ネパールの農業高校の教育関係者が29日から9月6日まで上伊那地域に研修に訪れています。
30日は南箕輪村の上伊那農業高校にネパールの教員ら14人が訪れました。
教員らは教室での授業の様子や、圃場での実習の様子を見学していました。
また、大根の種まきの体験やりんご畑の見学を行いました。
この取り組みは国際協力機構、JICAの草の根技術協力事業の一環で、県の提案のもと信州大学農学部が受け入れを行っています。
去年の2月から3年間の計画で行われていて、ネパールと上農の生徒がオンラインで交流をしてきました。
ネパールの農業高校の授業は座学が多く、実習が少ないということで、今回は実習の様子を見て学んでもらおうと上農での研修が行われました。
ネパールの教員らは来月6日まで上伊那で日本の教員との情報交換や生徒との交流、直売所の視察などを行う予定です。
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伊那養護学校生徒 大芝の湯に手づくりの和紙を贈呈
伊那市の伊那養護学校中学部の生徒は南箕輪村の大芝の湯に手づくりの和紙を30日に贈呈しました。
贈呈式では伊那養護学校の生徒3人が大芝の湯の職員に手づくりの和紙70枚を手渡しました。
和紙は中学部の生徒13人が紙パックに好きな色の紙を混ぜて作ったもので、すべて違う仕上がりになっているということです。
和紙は大芝の湯で販売されているおもてなしプリンの掛け紙に使われます。
生徒は「紙をすくのが難しかった。プリンをたくさん買ってもらえたら嬉しい」と話していました。
和紙がついたおもてなしプリンは大芝の湯で9月1日金曜日から一日に10個程度を70個の数量限定で販売するということです。
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南箕輪小6年1組がLEDライトづくり
南箕輪小学校6年1組の児童は、28日に南箕輪村の南信工科短期大学校を訪れ、LEDライトづくりに挑戦しました。
6年1組の児童31人は南信工科短大電気システム学科の学生に教えてもらいながら、基盤に電子部品を接続していました。
はんだ付けでは、はんだが基板からはみ出さないように確認しながら作業をすすめていました。
作業は29日も行われ、はんだ付けした基盤を取り付けて完成させます。
LEDライトは10月に大芝高原で開かれるイルミネーションフェスティバルで飾るということです。
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南箕輪村議会 村民の声を聴く会
南箕輪村議会は今後の議会活動に活かすため、議員が村内12地区を回る「村民の声を聴く会」を12日に北殿公民館で開きました。
会場には地域住民の6人が訪れました。
住民から区や組の存続について質問が出されると、議員からは「移住してきた人には区に加入してもらいたいが、強制できない部分があるため丁寧な対応が大切」、「多くのイベントが新型コロナで中止となり、人とのつながりが少なくなった。何かあったときに支え合える関係作りが必要」などと答えていました。
村民の声を聴く会は村内の12地区に議員が毎回5人ずつ出向き、地域住民と意見交換を行うものです。
村議会では、出された意見を今後の議会活動や政策提言に活かしていくということです。