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南箕輪村南原で女性がクマに襲われケガ
伊那警察署の発表によりますと7日の午後3時20分頃、南箕輪村南原で70代の女性がクマに襲われケガを負いました。
午後6時現在、熊はみつかっておらず、伊那署では注意を呼び掛けています。 -
伊那北高校倉田さん 高校総体やり投げで優勝
徳島県で開かれている全国高校総体の陸上女子やり投げが6日に行われ、南箕輪村久保在住で伊那北高校3年の倉田紗優加さんが優勝を果たしました。
63人が出場した予選を勝ち上がり、12人による決勝ラウンドが6日に行われました。
決勝は、1人6回投げて最も良い成績で順位を競います。
倉田さんは、2投目に53m82を投げ優勝しました。
倉田さんは、優勝という結果について「今まで支えてくれた方に恩返しができて良かった」と話す一方で、自身の記録については「高校記録の58m90を狙っていたのですごく悔しい。今月と10月の大会に向けて“もうダメだ”ではなく“まだダメだ”の精神で最後まで記録更新を狙っていきたい」と話していました。 -
大泉の住民がまんど作り
お盆の伝統行事「まんど振り」に使うまんどづくりが、南箕輪村大泉の大和泉神社で6日行われました。
6日は住民有志で作る大泉まんどの会のメンバーや地区の児童とその保護者などおよそ30人が参加し、まんど170本を作りました。
大泉まんどの会では、伝統行事を子どもたちに伝えていこうとまんどに使う大麦を育てていて、今年で10年目になります。
まんど振りは13日に行われます。
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楽画喜の会 パステル画展
伊那市のパステル画教室、楽画喜の会の作品展が、南箕輪村のコーヒー&ギャラリーなごみの樹で開かれています。
会場には、楽画喜の会の生徒が自由に描いた、15点の作品が展示されています。
楽画喜の会は、いなっせで月に1回、開かれています。
現在は上伊那の10人が教室に通っています。講師は、伊那市美篶の画家、坂本勇さんです。
坂本さんは「それぞれの特徴を活かしながら描いた作品が並んだ」と話していました。
食事をするスペースにも、作品が飾られています。
楽画喜の会のパステル画展は、8月31日まで、コーヒー&ギャラリーなごみの樹で開かれています。
8月13日から16日は、お盆休みです。
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南箕輪村と損保ジャパン 防災力向上の協定締結
南箕輪村は、地域防災力向上などに関する包括連携協定を、東京都に本社を置く、損害保険会社損保ジャパンと、6月24日に締結しました。
この日は、南箕輪村民センターで調印式が行われ、藤城栄文村長と、損害保険ジャパン長野支店の小林登支店長が、協定書を取り交わしました。
協定は、災害に備えた地域防災力の向上や、災害時の早期復旧などを連携して行うものです。
地域防災力向上の面では、損保ジャパンが過去の災害のデータなどから地域ごとの被害予測を出し、村に提供します。
その予測データをもとに、村は被害を最小限に抑えるための対策をします。
また、村民や職員の防災意識向上のためのセミナーなどを開くということです。
災害時には、損保ジャパンがドローンなどで被害の情報を集めて村に提供し、早期復旧につなげるとしています。
損保ジャパンが県内の自治体などと協定を結ぶのは今回で14例目で、上伊那では南箕輪村が初めてだということです。
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3市町村合同ファミリーサポート養成講座
有償で子育てを手伝う、ファミリーサポート協力会員の養成講座が6月9日に、南箕輪村こども館で開かれました。
養成講座は伊那市・箕輪町・南箕輪村が合同で開いているもので、13人が参加しました。
講師を務めた伊那市子育て支援課の保育士、原春美さんは「成長を支えながら子どもたちが笑顔になるような活動をしてほしい」と話していました。
ファミリーサポートセンターは、子どもを預かって欲しい人と、子どもを預かることができる人が会員となり、地域の中で子育ての助け合いを有償で行う子育て支援活動です。
子どもの預かりは、特別な資格は必要なく、養成講座を6回受講すれば保育が可能となります。
3市町村合同で行うのは今年度で5年目です。
昨年度子どもを預けた人は、
伊那市が延べ409人、箕輪町が84人、南箕輪村が70人の合わせて563人です。
子どもを預かることが出来る会員は、それぞれ120人・48人・34人の合わせて202人です。 -
南箕輪村の園児にスイートコーン
南箕輪村営農センターは、村で生産された野菜を味わってもらおうと、村内の保育園にスイートコーンをプレゼントしました。
4日は、南原保育園に135本のスイートコーンが届けられました。
コーンを育てた農事組合法人まっくん野菜家代表理事の木下 尊英さんが皮のむき方を子どもたちに教えました。
年長の園児が一人3本皮むきを担当しました。
まっくん野菜家では3ヘクタールでコーンを栽培しています。
園児に村の農産物について知ってもらい消費拡大につなげたいと毎年プレゼントを行っていて、10年以上になります。
南原保育園では、おやつの時間にコーンを味わいました。
なお、スイートコーンは、村内6つの全保育施設に合わせて535本贈られました。
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南箕輪村議会臨時会で補正予算案など可決
南箕輪村議会臨時会が25日役場で開かれ、歳入歳出にそれぞれ1億2,600万円を追加する一般会計補正予算案など2議案が可決されました。
補正予算案の主な内容は、食料品や燃料などの物価高騰対策として住民1人あたり5,000円分の商品券と非課税世帯にさらに1万円分の商品券を配布する事業に9,800万円、来年8月の竣工を目指し進められている学校給食センターの工事で、建設資材の高騰などにより増額が見込まれることから追加分として2,000万円、村内の消防団数か所で発電機やチェーンソーなどの機材が盗難にあったため、それら必要な機材の整備に100万円などとなっています。
他に、財産取得に関する議案は、給食運搬車を購入するもので、金額は660万円です。
一般会計補正予算案と給食運搬車購入に関する2議案は、全会一致で可決されました。 -
旧村民プールでスケートボード教室
2020年度に閉場した、南箕輪村の大芝高原にある旧村民プールに特設されたスケートパークを活用したスケートボード教室が24日に行われました。
旧村民プールで行われたスケートボード教室にはおよそ30人の子どもが参加しました。
指導したのはアクションスポーツの普及に取り組む、箕輪町のNPO法人スプロケットのメンバーです。
旧村民プールは老朽化のため、2020年度に閉場しました。
スプロケットではプールをスケートボードパークにして活用することを村観光協会に提案し、スケートボードですべるための坂・バンクを設置しました。
バンクの設置や教室の開催は、県の地域発元気づくり支援金を活用したということです。
2022年10月まで毎月1回、スケートボードパークが開場する予定で、次回は8月14日に開催予定です。
料金は1人500円です。
道具一式も500円でレンタルすることができます。
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上伊那174人を含む県内1,626人の新型コロナ感染確認
長野県内で23日新たに、上伊那地域の174人を含む1,626人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
上伊那と県内の感染者数は、共に過去最多を更新しました。
県、長野市、松本市の発表によりますと、感染が確認されたのは、伊那保健所管内は174人で、
伊那市で50人、箕輪町で23人、南箕輪村で12人、駒ヶ根市で56人、辰野町で18人
飯島町で5人、中川村で2人、宮田村で8人、
佐久保健所管内で236人、上田保健所管内で186人、飯田保健所管内で126人、
長野保健所管内で124人、諏訪保健所管内で121人、松本保健所管内で79人、
北信保健所管内で30人、大町保健所管内で28人木曽保健所管内で19人
県外15人、長野市332人、松本市156人の合わせて1,626人です。
午後4時現在、県内で感染が確認されたのは92,113人で入院は163人、死亡は206人です。
また県は、木曽圏域の県独自の感染警戒レベルを3に、北アルプス圏域の感染警戒レベルを4に引き上げました。
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大芝の湯に灯ろう展示
南箕輪村の日帰り温泉施設大芝の湯では、手作りの灯ろうが灯されています。
大芝の湯の廊下には、村内の団体や中学生などが段ボールで作った灯ろうおよそ70点が展示されています。
灯ろうは、来月7日までの午後6時から9時半まで点灯しています。
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山の日に合わせ 山盛りフェス開催
8月11日の山の日に合わせ、伊那飲食店組合が特別メニューを提供する、山盛りフェスが、7月24日から始まります。
21日は、伊那飲食店組合が山盛りフェスについて説明しました。
このイベントは、客に楽しんでもらい、伊那市を盛り上げようと、伊那飲食店組合が企画したものです。
今年は、伊那市と南箕輪村の16店舗が参加します。
テイクアウトが可能の店もあります。
このうち、GOTOCHIでは期間中、マウンテンパスタを提供します。
客の好みに合わせて、6人前のパスタを提供するということです。
値段は税込みで1500円です。
しらかばでは、24日と8月11日に、ミックスマウンテンかつ丼を提供します。
チキン・豚ロース・豚ヒレの3種類のカツが乗っていて、ご飯は380グラム、カツは450グラムです。
値段は税込み1650円です。
7月24日は信州山の日にあたり、山盛りフェスは、24日から8月11日までの期間で行われます。
また、食材の高騰や、役員の改正により、山盛りフェスは今年で一区切りをつけるということです。
参加店舗については、このPOPが目印となっています。
提供日は店舗により異なります。 -
南箕輪村で戦没者の冥福祈る
南箕輪村で、戦没者慰霊祭が21日に行われ、出席者が戦没者の冥福を祈りました。
慰霊祭は、碑のある村公民館の裏庭で行われました。
藤城栄文村長など3人が出席し、慰霊碑に花を手向けました。
慰霊祭は、南箕輪村と村社会福祉協議会が毎年行っています。
新型コロナウイルスが流行してから規模を縮小していて、今年で3年目です。
南箕輪村では、日清・日露戦争から太平洋戦争までに170人が犠牲となっています。
藤城村長は、「戦争の悲惨さ、平和の尊さを胸に刻んで、次世代に伝えていきたい」とあいさつしました。
91歳になる村遺族会の山口 一男会長は、「2度と再び戦争が起きないことを、世界でも戦争のない平和な世の中であることを願う」と話しました。
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林業と建築業連携 森林解析技術開発へ
信州大学発のベンチャー企業、南箕輪村の精密林業計測㈱は、
ドローンが上空から撮影した画像から木材として利用できる立ち木の情報を推定し建築業者と連携する森林解析技術の開発に取り組みます。
精密林業計測㈱は、信州大学発のベンチャー企業として2017年に設立されました。
レーザ計測や空撮画像から、木の高さや樹種、松くい虫被害の有無などの情報を解析し森林管理に活用するスマート林業を推進しています。
今回は、その技術を生かし木材を扱う建築業と連携しようと取り組みを行います。
精密林業計測では、計測機器を背負って森林内を歩くことで幹の情報を計測する技術があります。
今回の事業では、その技術をドローンで撮影した画像から、製材・建築で利用する立ち木の情報を推定する技術の開発に取り組みます。
さらに、県外の製材会社や住宅メーカーとなど連携し、丸太の情報と建築業者が必要とする建築部材のデータベースを連携させる実証実験にも取り組みます。
これにより建築業者は丸太情報に在庫照会をして発注することができるようになります。
過剰な木材生産がなくなり、森林資源の有効活用や適正価格での取引につなげていきたいとしています。
この技術開発は経済産業省の研究開発支援事業に採択され、今年度から3年間研究と実証実験が行われます。
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南箕輪村の四季の魅力をPR イベント開催
南箕輪村の四季折々の魅力をPRするイベント「4SEASON FES」が16日に、大芝高原で行われました。
春に続く第2弾となった今回は、「いちご」をテーマに行われました。
会場では、夏秋いちご「ゆめごこち」の量り売りが行われ、訪れた人は網ですくったいちごを30グラム60円で購入していました。
他に、村の魅力を伝えるイベントとして、松くい虫対策のため伐採したアカマツを使った「おがくず消臭剤」や経木を使ったランプ作りが行われました。
次回は、9月に「アート」をテーマにしたイベントを計画しているということです。
また16日は、味工房内にピアノが設置され訪れた人が演奏を楽しんでいました。 -
上伊那60人含む815人新型コロナ感染確認
長野県内で16日、新たに上伊那地域の60人を含む815人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
県内の新規感染者数が800人台となるのは4月16日以来です。
県、長野市、松本市の発表によりますと、感染が確認されたのは、伊那保健所管内は60人で、伊那市で20人、箕輪町で9人、南箕輪村で13人、駒ヶ根市で11人、辰野町と中川村でそれぞれ2人、宮田村で3人、上田保健所管内で100人、佐久保健所管内で92人、松本保健所管内で85人、長野保健所管内で66人、飯田保健所管内で64人、諏訪保健所管内で45人、北信保健所管内で30人、木曽と大町保健所管内でそれぞれ4人、県外6人、長野市159人、松本市100人の合わせて815人です。
午後4時現在、県内で感染が確認されたのは84,026人で入院は78人、死亡は206人です。
また県は伊那保健所管内の2つの小学校であわせて教職員1人と児童17人が感染する集団的な発生が疑われる事例があったと発表しました。 -
南箕輪小 渡邊さん女子ソフトボールで全国へ
南箕輪村の南箕輪小学校6年生の渡邊さくらさんは、7月末から滋賀県で行われる、全日本小学生女子ソフトボール大会に出場します。
13日は、渡邊さんが村役場を訪れ、藤城栄文村長に全国大会出場を報告しました。
小学2年生の時に茅野市に住んでいた渡邊さんは、地元のチームに入りました。
南箕輪村に来てからもチームに残り、現在はキャプテンでポジションはショート、打順では4番を任されています。
渡邊さんが所属する茅野市の永明クイーンズは、5月に行われた全日本小学生女子ソフトボール長野県大会で優勝し全国大会出場を決めました。
藤城村長は「全国でも頑張ってください、活躍を期待しています」と話していました。
全日本小学生女子ソフトボール大会は今月末から滋賀県で開かれます。
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仕事につなげる インスタフォロワー伸ばし方セミナー
仕事につなげる、インスタグラムフォロワーの伸ばし方セミナーが、南箕輪村の森の学び舎で14日、開かれました。
セミナーでは、やまこ母の名前で伊那谷の魅力などをインスタグラムにあげ、現在はフォロワーが1万人を超えている、米田章代さんが講師を務めました。
このセミナーは箕輪町と南箕輪村が、女性で再就職や店の経営を考えている人を対象に開いたものです。
米田さんは「インスタグラムは物を売る場所ではなく、コミュニケーションをする場所と考えてやっていくことが大事。見ている人が行動を起こしてくれるような投稿を続けることで、信頼され集客に繋がっていく」と話していました。
セミナーにはおよそ20人が参加し、講師の話に耳を傾けていました。 -
南箕輪小学校で鍵盤ハーモニカのアンサンブルコンサート
南箕輪村の南箕輪小学校で、鍵盤ハーモニカのアンサンブルコンサートが6月28日に、開かれました。
コンサートでは、上伊那を中心に活動している鍵盤ハーモニカアンサンブルグループ、I・U・Pが人気アニメの曲を中心に、14曲を演奏しました。
小学校でコンサートをするのは初めてということです。
大島俊彦校長も趣味のバイオリンで参加しました。
このコンサートは、生で音楽を聴く機会を設け、鍵盤ハーモニカの魅力を知ってもらおうと、企画されたものです。
南箕輪小学校では「このコンサートを通して音楽に触れ、鍵盤ハーモニカの楽しさをもっと知ってもらえればうれしい」と話していました。
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まっくんバス3年連続で利用者減少
南箕輪村の村内巡回バス、「まっくんバス」の昨年度の利用者が3年連続で減少しました。
村では原因について、新型コロナの影響で村民の利用が少なくなったためと分析しています。
これは6月28日に、村役場で開かれた第1回南箕輪村地域公共交通会議で報告されたものです。
昨年度のまっくんバスの利用者数は、10,401人で、前の年度より907人少なく、平成30年の13,479人から、3年連続で減少しました。
村では、新型コロナの影響で村民の利用が少なくなったためと分析しています。
村は利用促進策として、最大200円の割引となる、伊那本線との乗継券の発行などを行っていくとしています。 -
南箕輪村 物価高騰で独自支援へ
南箕輪村は食料品や燃料などの物価高騰対策として、1人あたり5,000円分の商品券の配布や非課税世帯への生活支援などをおこないます。
13日は、南箕輪村役場で村議会全員協議会が開かれ、村が事業の概要について説明しました。
商品券は、住民1人あたり5,000円分を配布するもので利用期間は10月から12月末までです。
9月下旬に発送する予定で、対象は16,000人、事業費は8,300万円を見込んでいます。
また、非課税世帯に対しては、さらに1人あたり1万円分の商品券を追加発送します。
対象は1,500人で、事業費は1,500万円を見込んでいます。
また村では新型コロナに加え、物価高騰により打撃を受けた、村内の飲食店に応援金を支給します。
応援金は1事業者あたり10万円で、県のコロナ対策の認証を受けた飲食店が対象です。
藤城栄文村長は「国の交付金を活用しながら予算を再配分し、物価上昇対策に重点を置いて独自支援を行っていきたい」と話していました。
村は、25日に開かれる臨時議会にこれら事業費を盛り込んだ補正予算案を提出する予定です。 -
南箕輪小学校2年生 大泉川で川遊び
南箕輪村の南箕輪小学校の2年生は、大泉川で13日に川遊びや生物観察を行いました。
この日は、南箕輪小学校2年4組の児童34人が大泉川で生き物を網で採ったり、泳いだりして遊びました。
2年4組では、学校周辺の川に入り、自然や生き物について学ぶ活動をしていて、その一環で身近にある大泉川に入りました。
児童たちは、魚やカニを採って水槽に入れ、観察していました。
2年4組では、今後も大泉川を中心に、学校周辺の川で学習を行っていくということです。
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南信工科短大 VR技術体験
南箕輪村の南信工科短期大学校の2年生は、最新の技術を身につけようと、VR技術を6月29日に体験しました。
この日は、機械システム科と電気システム科の2年生20人がVR技術を体験しました。
VR技術は、製品の使用感などのシミュレーションや機械操作のトレーニングなど、製造業での活用が広がっています。
また、コストと時間がかかる製品の試作も仮想空間の中で行うことができるため、より効率的に作業を進めることができるということです。
学生たちは、仮想空間の中で移動したり、ものを動かしたりしていました。
南信工科短期大学校では「最新の技術に触れることで、今後どのように活用できるかを考えながら学んでほしい」と話していました。
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伊那RCが留学生に教育助成金
伊那中央ロータリークラブは信州大学農学部で学ぶ留学生に5日助成金を贈りました。
伊那市内で開かれた伊那中央ロータリークラブの例会の中で助成金を贈る留学生のアミン・エムディ・アルさんが紹介されました。
アミンさんは信州大学大学院の総合理工学専攻で年齢は29歳、国籍はバングラデシュです。
生物の個体発生を研究する発生学を学んでいて、日本の大学教員を目指しています。
この活動は伊那中央ロータリークラブが1993年から行っていて今回アミンさんには42万円が贈られたということです。
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JA上伊那が価格高騰対策を南箕輪村に要請
畜産農家などの声を受けて、JA上伊那の倉田明彦理事らが7日に南箕輪村役場を訪れ、燃油・肥料・飼料高騰対策と食肉処理施設の整備に関する要請を行いました。
JA上伊那では、南箕輪村を含む上伊那8市町村で要請を行いました。
肥料となるリン酸はロシアなどからの輸入に頼っています。
肥料価格は去年6月から7月と比べて価格は2倍ほど値上がりしているということです。
JA上伊那では秋に使用する肥料の窒素やリン酸などの価格を20パーセント値引きする独自の支援策を行うとしています。
また、上伊那の生産者が牛や豚を出荷している松本市の株式会社長野県食肉公社の、ごみ処理施設建設に伴う移設について、情報提供や協力を求めました。
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飼料価格高騰で酪農家の経営に打撃
新型コロナの影響やロシアのウクライナ侵攻により飼料価格が高騰し、畜産農家は経営に大きな打撃を受けています。
南箕輪村大芝にある城田牧場です。
乳牛およそ125頭を飼育しています。
城田裕也さんです。
家族5人で牧場を経営しています。
牛のエサには、牧草とトウモロコシ、配合飼料を使っています。
配合飼料は100パーセント海外からの輸入に頼っています。
新型コロナの影響やロシアのウクライナ侵攻により配合飼料の価格が高騰していて、確保するのも難しくなってきているということです。
品質の良い牛乳を出荷するためには、たんぱく質やミネラルなどの栄養素が入っている配合飼料が必要だということで、1日に500キロを消費するということです。
売り上げは2021年に比べて半分ほどに減っていますが、エサ代は月に65万円ほど増えているということです。
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南原保育園 七夕集会
七夕の7日、南箕輪村の南原保育園では、七夕集会が開かれました。
7日は、南原保育園のおよそ120人が「たなばたさまのうた」を歌うなどして七夕を祝いました。
また園児達は短冊に書いた願い事を発表しました。
集会では、彦星と織姫の物語を、保育士が演じました。
教室の外には、願い事を書いた短冊が飾られていました。
笹は、地元の企業から毎年もらっているということです。
南原保育園では8日に、願い事が叶うように七夕送りが行われ、飾りを燃やすということです。
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村消防団 備品など盗難相次ぐ
南箕輪村の消防団の屯所で発電機やチェーンソーなどの備品が盗まれていたことがわかりました。
南箕輪村管理防災係によりますと1日の夜に、団員が被害に気付き調査したところ、5日までに村内の屯所3カ所で合わせて発電機2台とチェーンソー、充電器などが盗まれていたことがわかっています。
管理防災係では他に被害がないか確認を進めています。
村では伊那警察署に被害届を提出しました。
被害総額は現段階でおよそ30万円にのぼるということです。
伊那市と箕輪町では、確認したところ現段階では被害の報告はないということです。
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志水君 全国小学生テニス大会出場へ
南箕輪小学校6年生で伊那市を拠点に活動するSTT下平テニスチームに所属する志水陽奏君が来月東京都で開かれる全国小学生テニス大会に出場します。
志水君は小学2年生のときにSTT下平テニスチームに入り硬式テニスを始めました。
4日は伊那市高遠町のほりでいドームで練習に汗を流していました。
48人が出場した5月の長野県予選で準優勝し北信越大会出場を決めました。
上位5人が全国へ進める北信越大会には県予選を勝ち抜いた32人が出場しました。
志水君は5位入賞し自身初で県内唯一となる全国への切符を手にしました。
志水君が出場する第40回第一生命全国小学生テニス大会はこれまでにプロテニスの錦織圭選手など世界で活躍する選手が出場しています。
志水君のヘッドコーチ、下平亜由美さんはチーム発足16年で初めての全国小学生大会に期待を寄せています。
第40回第一生命全国小学生テニス大会は来月3日から東京都で開かれることになっていて男子シングルスには64人が出場を予定しています。
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伊那防犯協会連合会 電話でお金詐欺の被害防止対策を推進へ
伊那市、箕輪町、南箕輪村の防犯協会などでつくる「伊那防犯協会連合会」の総会が4日に、伊那市役所で開かれ、電話でお金詐欺に対する被害防止対策を推進していくことなど、今年度の事業計画が承認されました。
総会では、防犯意識の普及を図り、高齢者等社会的弱者を守る活動を推進していくことなどを掲げた重点計画が示されました。
伊那警察署管内で去年1年間に発生した刑法犯の認知件数は300件でした。
これは、前の年と比べて221件、率にして42%の減少となっています。
一方で、電話でお金詐欺は、前年比10件増の16件で、被害額は551万円でした。
今年は先月末までに8件316万円の被害が発生していることから、高齢者対象の出前講座を開き被害防止を呼び掛けていくとしています。
総会では他に、昨年度防犯功労者に選ばれた美篶地区防犯協会の赤羽今男さんに表彰状が伝達されました。