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伊那ケーブルテレビジョン制作番組が入賞
NHKや民放、ケーブルテレビなどによる作品コンクール「地方の時代」映像祭で伊那ケーブルテレビの作品が入賞しました。
20日に大阪で表彰式が行われ、番組を制作した伊那ケーブルテレビジョン放送部の伊藤秀男部長が表彰状とトロフィーを受け取りました。
地方の時代映像祭は、市民生活に影響を与えているテレビ映像の役割を考えようと開かれたもので、今年で30回目となります。
今回新たにケーブルテレビ部門が創設され、全国から33作品が寄せられました。
入賞した作品、「上伊那の戦争遺構陸軍伊那飛行場」は、第二次世界大戦末期、伊那市上の原に建設された伊那飛行場の建設の経過についてや、利用されていた当時、終戦、現在の様子をこの飛行場に関わりのある人たちの証言をもとに構成しています。
またこの飛行場で訓練し、神風特攻隊として配属され終戦により突撃を免れた広島在住の元兵士の証言も広島ケーブルテレビの協力により紹介しています。
この作品について審査員からは、地域から忘れ去られようとしている、歴史的事実を伝える、地域メディアとしての役割を果たしているとの講評がありました。 -
県縦断駅伝2日目 上伊那総合3位
第59回長野県縦断駅伝2日目の21日、上伊那は2位でゴールと健闘しましたが、総合では、長野市、上田東御小県に続き、3位となりました。
2日目の21日、選手は午前8時に松本市の松本城をスタートしました。
県縦断駅伝は、20日と21日の2日間で、長野市から飯田市までの全216.7キロをタスキでつなぎます。
2日目は、松本市から飯田市までの97.6キロの9区間です。
上伊那は、13区で4位のスタートとなりましたが、辰野から伊那までの16区で、一旦、先頭を走るオール諏訪を抜きトップにたちます。しかし、長野市にとらえられ、2位で17区にタスキをつなぎます。
その後上伊那は、2位を守ります。
19区の男子中学生区間では、駒ヶ根市立東中学校の春日 千速君が、区間新記録の区間1位で、トップとおよそ2分差まで詰め寄ります。
しかし、その後、長野市にタイム差を広げられ、2位で飯田合同庁舎にゴールしました。
20日のタイムを合計した総合成績では、長野市が11時間48分36秒で4年ぶり9回目の総合優勝、2位が上田東御小県、上伊那は3位となりました。 -
日本ケーブルテレビ連盟 宮崎県に口蹄疫義援金贈呈
社団法人日本ケーブルテレビ連盟は、11月2日、宮崎県の東国原英夫知事に、「口蹄疫被害 義援金」を届けました。
今年4月に、宮崎県の繁殖牛農家で発生した家畜伝染病「口蹄疫」。
今回の被害額は、直接的な畜産業で1千300億円、関連産業で1千億円にのぼるといわれています。
日本ケーブルテレビ連盟では、口蹄疫で被害を受けている宮崎を少しでも元気にしたいと、今年7月から連盟のホームページや、全国のケーブルテレビ事業者362社を通して、畜産農家を支援する為の義援金を募集してきました。
義援金は、10月8日までに、314万3千70円が寄せられました。
この日は、日本ケーブルテレビ連盟の西條温理事長が宮崎県庁を訪れ東国原知事に義援金の目録を手渡しました。
日本ケーブルテレビ連盟では、今後も、宮崎の復興に協力していきたいと話していました。 -
ママチャリエコ耐久 in 伊那サーキット
かご付き自転車・通称ママチャリで3時間にわたりサーキットを走る耐久レース、ママチャリエコ耐久が、14日、伊那市の伊那サーキットで行われました。
耐久レースには、県内外から37チームが参加しました。
レースは、一人で3時間を走りきるアイアンマンの部、家族で走るファミリーの部、会社仲間で走るカンパニーの部など5部門が設けられました。
この耐久レースは、二酸化炭素を排出しないエコな自転車のレースで、チームメイトとともにゴールする達成感を味わってもらおうと去年から開かれていて、今回で6回目です。
今回から、所有者がみつからず廃棄処分されてしまう放置自転車を長野市のNPOから譲り受け、参加者に貸し出す取り組みも始めました。
参加者は、仲間と交代しながら3時間の耐久レースに挑んでいました。
実行委員会によると、特に企業からの参加が増えているということで、社員の交流の場や福利厚生などとして活用されているのではないかと話しています。 -
山麓一の麺街道フェスタ2010
国道361号沿線地域のご当地麺料理を楽しむことができる「山麓一の麺街道フェスタ」が、13日、14日の2日間、伊那市高遠町の高遠城址公園で開かれています。
現在紅葉が見ごろを迎えている高遠城址公園。
その紅葉の下、13日から始まったのが、県内外の麺料理を楽しむことができる「麺街道フェスタ」です。
「麺街道フェスタ」は、麺と街道にスポットを当て、街道に隣接する地域の広域的な観光PRを目的に去年から開かれています。
今回も去年と同じ5種類の麺料理を楽しむことができます。
岐阜県高山市の高山ラーメン。細ちぢれ麺が特徴です。「麺を鍋に投じる」ことから名前がつけられた、木曽福島のとうじそば。すんきと呼ばれる木曽伝統の漬物が入り、一風変わった味わいを楽しむことができます。この他地元伊那市では、辛つゆが特徴の行者そばや、焼き味噌と辛み大根を薬味で入れる高遠そば、伊那市名物のローメンが販売されています。
会場は朝から多くの人で賑わい、麺料理の味を食べ比べていました。
飯田市から訪れたある男性は「初めて来たが、各地のご当地麺料理を楽しむことができ嬉しい」と話していました。 -
中南信消防広域化協議会 「将来ビジョン」策定
中南信の消防広域化について検討している協議会は、広域化を前提とする将来ビジョンを、4日策定しました。このビジョンに基づいて、今後、広域化を進めるかどうかを判断していきます。
4日は、塩尻市の市民交流センターで6回目の協議会が開かれました。
協議会は、中南信の広域連合や消防組合など7団体の代表で組織されています。
4日は、各団体から出された、広域化についての方向性を元にまとめられた将来ビジョンについて話し合われました。
将来ビジョンは、広域化をすすめるかどうかを判断する材料として示されたものです。
ビジョンでは、面積が広い・中山間地が多いなどの特性を考慮し、消防本部などを一元化する方式とすること、固定電話や携帯電話から発信地を特定し、車両の動態を管理できる高機能の消防本部とすることなどが示されました。
メリットとしては、住民サービスの向上、人員配置の効率化と充実、課題としては、市町村や地域医療機関との関係性、職員の処遇などが挙げられています。
委員からは、消防団との連携について、もっと具体的に示してほしいなどの意見が出されていました。
協議会では、示されたビジョンを承認しました。
このビジョンを基に、消防組合や、構成する市町村などで、今後、広域化を進めるかどうかについて意思を確認します。
協議会は、次回、来年2月に予定されていて、7団体が、広域化についての判断を示す事になっています。 -
年賀はがきの販売開始
1日から郵便局で年賀はがきの販売が始まりました。
箕輪町の箕輪郵便局でも年賀はがきの販売が始まり、さっそく買い求める人の姿が見られました。
箕輪郵便局によると、販売開始となった1日だけで2千枚以上の年賀はがきを販売したということです。
パソコンでオリジナルの年賀状を作るインクジェットプリンター用や、切手部分にディズニーキャラクターがデザインされたものが人気だということです。
年賀はがきの販売枚数は年々減少傾向にありますが、箕輪郵便局では、例年並みの24万枚を販売目標にしているということです。
年賀状の受け付けは12月15日からで、箕輪郵便局では「年賀状が元旦に届くよう、12月25日までに投函してほしい」と話しています。 -
ソフトバレーボール 第8回PRAIA杯
ソフトバレーボールフェスティバル「第8回PRAIA杯」が、伊那市の勤労者福祉センター体育館などで、30日から始まりました。
大会は誰でも気軽に楽しむことができるソフトバレーを通じて参加者同士交流を深めてもらおうと、伊那市長谷のソフトバレーチーム「はせくらぶ」が毎年開いています。
この日は県内外から72チームが参加し、40歳以上の「トリムシルバー」と、年齢制限なしの「トリムフリー」の2部門に分かれて予選を行いました。
「トリムシルバー」の部には、女子バレーボール元日本代表の丸山(旧制:江上)由美さんや、ビーチバレーの元日本代表監督の岩本洋さんのチームが出場して試合を盛り上げていました。
松本市から参加したある男性は「広範囲からこれだけのチームが参加する大会はあまりない。いろんな地域のチームと交流できた」と話していました。
大会は31日まで開かれていて、31日は決勝リーグの試合が行われる予定です。 -
伊那広域シルバー人材センター20周年記念式典
社団法人伊那広域シルバー人材センターの設立20周年記念式典が27日、伊那文化会館で開かれました。
式典には、センターを構成する伊那市、箕輪町、辰野町、南箕輪村の会員などおよそ600人が出席しました。
式典の中で三澤満男理事長は「高齢者も自覚と誇りをもって自立していかなければならない。健康で生きがいを持って暮らし、地域に貢献していきたい。」とあいさつしました。
伊那広域シルバー人材センターは、平成2年に設立され、およそ720人の会員がいます。
センターでは庭木の選定や農作業などの仕事を請け負っていて平成21年度の受注契約金額は約4億2千万円となっています。
伊那広域シルバー人材センターでは来年度、国の法律改正にともない、公益社団法人へと組織体制が移行することになっていて、情報公開など組織運営の透明性確保に努めていきたいとしています -
チャリティーフィットネスまつり
フィットネスを通じて運動を楽しむイベント「チャリティーフィットネスまつり」が17日、伊那市の富県小学校体育館で行われました。
会場には、市内外からおよそ50人が集まり、フィットネスを楽しみました。
これは、多くの人たちにフィットネスの楽しさを知ってもらおうと、県内各地で活動する5人のインストラクターが今年初めて企画したものです。
イベントは県内4か所で計画されていて、伊那での開催は長野、松本に続いて3か所目です。
参加した人たちは、エアロビクスやヒップホップ、ピラティスなど、インストラクターと一緒に体を動かしていました。
イベント実行委員会の小林美穂代表は「フィットネスは楽しく身体を動かすことのできるスポーツ。多くの人に楽しさを知ってもらいたい」と話していました。
実行委員会は、今回の参加費やグッズの売り上げでAEDを購入し、長野県に寄贈する予定です。 -
花粉飛散 来春は例年より多く、今年より非常に多い
日本気象協会は、来春の花粉の飛散予測の第1報を15日発表しました。
それによりますと、関東甲信地方は、例年より多いか、やや多く、今年と比べると非常に多くなると予測しています。
日本気象協会によりますと、来春のスギとヒノキの花粉の飛散量は、全国のほとんどの地域で、例年より多いか、例年並み、花粉量の少なかった今年に比べると、2倍縲・0倍になると予測しています。
今年の夏は記録的な猛暑となり、日照時間や、降水量などの影響で、花芽が多く形成されたということです。
関東甲信地方は、例年と比べると多いか、やや多い予測で、今年と比べると、非常に多い、5倍縲・0倍の飛散量になると予測しています。
協会によると、過去に猛暑の翌年で、花粉が大量に飛散した2005年よりは、少なくなる予測だということです。 -
阿部知事にBルート要望
JR東海が建設を計画しているリニア中央新幹線について、上伊那地区と諏訪地区の既成同盟会は13日、伊那谷、諏訪経由のBルートでの建設を国に求めるよう阿部守一知事に要望しました。
13日はリニア中央新幹線建設促進上伊那地区既成同盟会会長の、白鳥孝伊那市長と諏訪地区期成同盟会会長の山田勝文諏訪市長らが県庁を訪れ阿部知事にBルート実現に関する要望書を手渡しました。
白鳥、山田両市長は「ルート選定は建設費などの事業者側に立った要素だけでなく地域振興や観光面など公正、公平な審議がなされるよう、国や交通政策審議会等に対して積極的に働きかけてもらいたい」と訴えました。
これに対し阿部知事は「全国的な観点で議論するなかで、地域の振興という視点も大事。県としてもしっかり考えていきたい。」と答えました。
ルート問題などについて検討している国の交通政策審議会鉄道部会中央新幹線小委員会が今月下旬に開催されることになっていて、委員会ではルート別の費用対効果の調査結果が報告される予定です。
委員会では今後、ルートを含めた課題整理に入り、早ければ年内中にも方向性をまとめる方針です。 -
伊那市の唐沢弥生さん県知事賞
第63回県展が松本市美術館で開かれています。
県展では伊那市の唐沢弥生さんの作品が洋画の部門で最優秀賞にあたる県知事賞を受賞しています。
今年の県展は展示会場の巡回はなく、松本市美術館のみで開かれています。
今回は日本画、洋画、彫刻、工芸の4部門合わせて656点が展示されています。
このうち洋画の部門では伊那市の唐沢弥生さんの作品「ある予感」が県知事賞を受賞しています。
唐沢さんは作品について「混沌とした世の中に不安を感じながらも強く生きる女性をイメージして描いた。」と話しています。 -
第2回県議会議長杯 マレットゴルフ大会開催
県内のマレットゴルフ愛好者が集う「秋季マレットゴルフ選手権伊那はびろ大会」が28日、伊那市のマレットパーク羽広で開かれました。
この日は、上伊那を中心に県内各地のマレットゴルフ愛好者およそ190人が集まり、日頃の練習の成果を競いました。
大会は、マレットゴルフ愛好者の親ぼくを図ろうを毎年開かれています。
開催場所を毎年変えて行っていて、今年は伊那市で開かれました。
この日はあいにくの天気となりましたが、参加者は、3、4人ずつのグループでコースを回り、親ぼくを深めていました。 -
知立市の小学生が農作業体験
伊那市の友好都市・愛知県知立市の小学生が、9日、西箕輪の畑で農作業体験をしました。
9日は、知立市立西小学校の5年生120人が、JA上伊那の出資会社JA菜園で農作業を体験した。
知立市が伊那市の友好都市であることから、知立市内の小中学校10校が毎年、伊那市を訪れ、さまざまな体験をしています。
西小学校は、2泊3日の日程で伊那市を訪れていて、農作業がスケジュールに組み込まれています。
体験では、ネギ畑に生えた雑草を抜いたほか、収穫を体験しました。
子どもたちは、友達と協力しながら、なかなか抜けない雑草を抜いていました。
収穫では、ネギの太さをお互い見せ合いながら手際よく収穫していました。
収穫したネギは、一人に2本ずつプレゼントされました。
西小学校の加藤 恵一校長は、「自分たちが口にする農作物は、草取りなど様々な作業によって成り立っていることを感じ、感謝する気持ちを養ってほしい」と話していました。 -
台風9号 熱帯低気圧に
長野県の横断が予想された台風9号は、8日午後3時に熱帯低気圧に変わりました。
果樹農家が風雨に備え収穫作業を急いでいました。
8日は、果樹農家が、台風接近にともない、収穫作業を急いでいました。
南箕輪村神子柴のりんご農家宮沢次郎さんは台風接近を前に、りんごを収穫していました。
長野地方気象台によりますと台風9号は、午後3時に熱帯低気圧に変わりました。
長野地方気象台では午後6時から24時間の雨量は多い所で60ミリと予想していますが、風雨はおさまってくるとしています。 -
日本空手道啓心会の創始者故高沢正直さん追悼式
日本空手道啓心会の創始者故高沢正直さんの追悼式が29日、箕輪町民体育館で行われた。
故高沢さんは、岡谷市で今の日本空手道啓心会の前身となる空手同好会を1951年昭和26年に設立、現在は箕輪町や南箕輪村など上伊那にも支部がある。
日本国内をはじめ、アメリカやオーストラリアなど海外にも支部を設立し、空手の普及に努めてきた。
60年にわたり後進の指導などにあたってきたが、今年5月、脳梗塞のため78歳で亡くなった。
追悼式には啓心会で空手を学んでいる小学生から一般まで、約110人が集まり高沢さんの死を悼んだ。
追悼式では他に啓心会のメンバーが高沢さんの遺影の前で突きを披露した。
29日は空手の大会も開かれ、選手らが、日頃の鍛錬の成果を発揮していた。 -
南信ペーニャが信州ダービー告知
サッカーのJFLに所属する松本山雅FCを応援するサポーター有志でつくる「松本山雅南信ペーニャ」は、29日の試合のPR活動を伊那市駅前で27日行った。
PR活動には、ペーニャのメンバー6人が参加した。
27日の朝7時、伊那市駅の利用者などに29日に行われる試合をPRするティッシュを配った。
松本山雅南信ペーニャは、南信地域のサポーターを増やすことや松本山雅を知ってもらおうと活動している。
29日に予定されている試合は、長野県サッカー選手権大会の決勝戦で相手は北信越リーグのAC長野パルセイロ。この試合に勝つと、県代表として来月3日の天皇杯全日本サッカー選手権大会に出場することができる。
長野県サッカー選手権大会決勝戦は29日に松本市のアルウィンで行われ、入場無料となっている。 -
伊那消防署建て替え検討へ
老朽化が進む伊那消防署の建て替えに向け、伊那市は、消防署員と市役所職員でつくる庁内検討委員会を、今年の秋に立ち上げる。
現在の伊那消防署は建築から36年を経て、老朽化が進んでいて、施設も手狭となっている。
そこで、建て替えにむけ、伊那市では、庁内検討委員会を今年秋ごろに立ち上げる予定。
検討委員会では、建て替えの場所、規模、時期などを検討する。
伊那消防組合議会臨時会で白鳥孝市長は、「伊那消防署の新築移転は重要な課題」と話した。 -
消防本部6方面本部体制案
松本地区から飯田地区までの、中南信地域の消防組織再編を検討する消防広域化の将来ビジョン策定にむけ、伊那消防組合が考える本部体制の方向性の案が、24日示された。
組織体制は「地域特性考慮型」、消防本部は6つの方面本部を設置する6方面本部体制とする案となっている。
24日開かれた伊那消防組合議会全員協議会で示された。
伊那消防組合では、「消防広域化へのさまざまな意見があり、組織体制を選択する意見集約に至っていない」として、これまで本部体制の方向性が出ないままとなっていた。
今回、将来ビジョン策定にむけて伊那消防組合の意見を集約するため、事務局が本部体制の案を示した。
組織体制としては、地域の特性、実情を考慮した「地域特性考慮型」、地域の意見などを反映するための組織は「設置する」としている。
また、組織拡大による管轄区域拡大に対応するため、6つの方面本部を設置するとしている。
職員の身分・給与制度は経過措置を設けて一元化するとしている。
示された案は、組合を構成する伊那市、辰野町、箕輪町、南箕輪村の各市町村議会の中で議論され、9月に集約されることになっている。
集約された意見は、11月の中南信消防広域化協議会で示される予定。 -
中日本総合男子ソフト選手権大会
第54回中日本総合男子ソフトボール選手権大会が13、14日、伊那市を会場に開かれ、29チームが熱戦を繰り広げた。
大会には、東海4県、北信越5県から、各県の予選を勝ち抜いた一般男子、高校生、小学生チーム合わせて29チームが出場した。
式の中で、伊那市の弥生クラブの井澤一也選手が選手宣誓をした。
伊那市で男子の大会が開かれるのは、平成11年以来11年ぶり。
長野県からは、6月の県大会で1位となった弥生クラブと2位のオール伊那が出場した。
弥生クラブは、伊那弥生ヶ丘高校のOBでつくるチームで、ここ数年は20代の若い選手も増えチームもまとまってきているという。
また、伊那市や箕輪町のメンバーが所属するオール伊那は、今年はピッチャーと守備を中心に調子が上がってきているという。
大会の結果、一般男子の部では、弥生クラブ、オール伊那とも決勝進出ならず、優勝は愛知県代表の中京大学だった。 -
信大農学部開発の新品種イチゴ特産化へ
信州大学農学部の大井美知男教授は、夏から秋にかけて収穫できるイチゴの新品種を開発した。
今後は、長野県の特産品として栽培農家を募り生産を拡大する計画。
新品種のイチゴ「信大交配8ー9」は夏の収穫には向かないとされるイチゴを、夏でも良い品質で収穫できるように品種改良されたもの。
ケーキなどに使われるイチゴは夏から秋にかけては大半が輸入品に頼っているということで、国産品に対するニーズが高いことからここ数年、品種改良が進んでいた。
大井教授は6年かけて品種改良などをおこない高品質のイチゴを開発した。
大井教授は新品種のイチゴについて「甘味があり、色も実の中まで赤いのが特長。」と話す。
新品種のイチゴ「信大交配8ー9」は高温多湿でも病気が発生しにくいということも特長の一つ。
大井教授はこのイチゴの栽培農家を募るほか県とも連携し特産品として普及を図りたいとしている。 -
福島県から約2万人の署名届く
保科正之のNHK大河ドラマ化実現を求める署名が、福島県から伊那市へ、2万109人分届いた。これで署名の合計は40万人を突破した。
届けられた署名は、福島県郡山市在住の長野県出身者でつくる「信州を語る会」が集めた。語る会の会長がネッツトヨタ郡山の会長であることから、ネッツトヨタの社員にも呼びかけ2万109人分が集まった。
平成16年にスタートした署名の合計は、4日現在で40万5,896人となっている。
名君「保科正之公」の大河ドラマをつくる会全国組織の伊東義人副会長は「熱意のある人がいて大変ありがたい」と話していた。会では、40万人を突破した事から、今年の11月下旬から12月中旬をめどに、NHKへ9回目の要請をすることにしている。 -
大学生が砂防について学ぶ
砂防事業の意義や役割について学ぶ「キャンプ砂防2010」が2日、開講し、大学生が伊那市長谷にある美和ダムの分派堰を見学した。
2日は、今回のキャンプに参加する東京や岐阜の大学生3人が美和ダムの分派堰などを見学した。
「キャンプ砂防」は、砂防について学んでいる大学生を対象に天竜川上流河川事務所が毎年行っている。
今年は4泊5日の日程で、大鹿村で昭和36年の豪雨災害を体験した被災者の体験談を聞いたり、駒ヶ根市の砂防堰堤の工事現場を見学することになっている。
美和ダムの分派堰では、上流から流れてくる土砂がダムに流入しないよう分派堰が食い止めていること、洪水時に分派堰をこえてダム湖に流入した土砂はダムに堆積しないよう下流に流す仕組みとなっていることなど学んでいた。
学生らは、6日まで滞在し、伊那谷の砂防事業について学ぶ予定。 -
県が今年初の食中毒注意報
長野県は、今年初めての夏季食中毒注意報を、2日、全県に発令した。
期間は、2日から4日までの3日間で、県では、トイレの後や調理の前は、必ず手を洗う、購入した食材は、早めに冷蔵庫などで保存する、加熱調理するときは中まで十分火を通すなど食中毒予防に努めるよう呼びかけている。 -
県知事選、期日前投票中間発表
長野県選挙管理委員会は2日、県知事選の期日前投票の中間投票者数を発表した。
数字は7月23日から8月1日までの10日間に期日前投票を行った人数。
それによりますと伊那市は選挙人登録者数5万7088人のうち、投票した人が2626人。
前回平成18年の知事選と比べて、720人多く、期日前投票の割り合いは4.6%となっている。
箕輪町は2万118人のうち、730人で前回より166人多く、割合は3.63%。
南箕輪村は1万1219人のうち339人。前回より47人多く、割合は3.02%となっている。
長野県知事選の投票日は8月8日(日)投開票となっている。 -
のぼり旗とチラシが完成
諏訪から飯田までのどんぶりで地域の活性化を図っていこうと去年11月に設立された信州・天竜川どんぶり街道の会は、のぼり旗とチラシを作った。
どんぶり街道の会は、諏訪から上伊那を経て下伊那にいたる天竜川流域のご当地どんぶりを一丸となって県内外にアピールしていこうと去年11月に設立された。
のぼり旗は、天竜川をイメージして青色で作った。
一方、チラシには岡谷のうな丼、伊那のソースカツどん、飯田の鹿味噌グリル丼など9つのどんぶりが紹介されている。
伊那ソースカツどん会会長でどんぶり街道の会の平澤保夫会長は、「南信のどんぶりの食べ歩きがブームになるよう活用したい」とあいさつした。
のぼり旗は、300本作り、会員の店先や各種イベントで活用する予定。
チラシは、10万部印刷し、加盟している130店の各店舗やJR駅などの観光の要所にも置く予定。 -
伊那地区と諏訪地区がBルートでの早期整備を決議
上伊那地区と諏訪地区の
リニア中央新幹線建設促進期成同盟会合同によるBルート促進大会が28日諏訪市で開かれ、諏訪伊那谷経由のBルートによる早期整備をはたらきかけていくことなどを決議した。
この日は諏訪市で上伊那地区と諏訪地区が合同でリニア中央新幹線Bルート促進大会を開いた。
大会には両地区の市町村長や議会、経済団体、一般など202人が集まった。
参加を呼びかけた松本など中信地区からは3人がオブザーバーとして参加したが、飯田下伊那地区からの参加はなかった。
大会は国の交通政策審議会の鉄道部会中央新幹線小委員会のヒアリングで村井仁長野県知事がBルートを強く要望しなかったことを受け、そのメリットなどを改めて訴えていこうと開かれた。 -
公衆衛生専門学校体験入学
歯科衛生士を養成する、伊那市にある長野県公衆衛生専門学校で、高校生を対象にした体験入学が27日、行われた。
長野県内の高校2年生と3年生31人が、歯科衛生士の仕事を体験した。
公衆衛生専門学校では、高校生の進路決定の参考にしてもらおうと、毎年体験入学を行っている。
27日は、学校の概要説明のあと、専門学校の学生の指導で、口の中の観察やブラッシング、歯石の除去などを体験した。
歯石の除去では、道具の使い方を教わり、歯の模型を使って歯石を取る作業をした。
高校生は、慣れない手つきながらも、熱心に模型の歯石を取り除いていた。
参加したある高校生は、「歯科衛生士になりたいので、27日はいろいろ体験できてとてもよかったです」と話していた。 -
夏の交通安全やまびこ運動
夏の交通安全やまびこ運動に合わせて、県内各地で20日、街頭啓発活動が行われた。
そのうち、南箕輪村の中央道伊那インタ竏茶`ェンジでは、交通安全協会のメンバーや交通指導員、伊那警察署の署員など、約40人が参加し、ドライバーに啓発用のチラシなどを配った。
やまびこ運動は、行楽シーズンに入り、車で遠出する機会も増える八月を前に、毎年行われている。
今年は今月19日から25日までとなっていて、その間、街頭啓発のほか、広報車でのPRも行うことになっている。
上伊那では、今年1月1日から今日までの間に、交通死亡事故が7件発生していて、7件すべてが、高齢者が関わる事故となっている。