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伊那市の小中学校AI(人工知能)ドリル導入
伊那市教育委員会は来年度から市内の小中学校全てに人工知能AIが出題するドリルを導入します。
伊那市教育委員会2月定例会が22日市役所で開かれ来年度事業について説明がありました。
AIドリルは児童生徒の学習の理解度に応じた問題をAIが出題するものです。
伊那市では1人1台のタブレット端末が配備されていてこれまでに試験的に一部の学校でドリルが使われていました。
来年度から全ての小中学校で導入するもので小学校は国語や算数など5教科、中学校は9教科を計画していて事業費は940万円です。
タブレット端末は家庭に持ち帰ることもできるということで伊那市教育委員会では家庭学習など主体的な学びに活用していきたいとしています。
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春の高校伊那駅伝をPRする懸垂幕を設置
3月20日に行われる「春の高校伊那駅伝」をPRする懸垂幕が22日伊那市役所の西側駐車場に設置されました。
懸垂幕は高さ11メートル、幅1メートルあります。
春の高校伊那駅伝は今年で男子が45回目、女子が38回目を迎えます。
今回の大会には男子122チーム、女子62チームが出場します。
男子が6区間42.195キロ、女子が5区間21.0975キロをたすきでつなぎます。
伊那市役所の庁舎入口などには大会ポスターも掲示されています。
春の高校伊那駅伝は3月20日に行われ、伊那市陸上競技場を発着に、女子が午前10時、男子が午後0時10分スタートとなっています。
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伊那西小学校で松枯れ防止の作業
伊那市の伊那西小学校は学校林のアカマツが枯れるのを防ぐため、薬剤を注入する作業を21日に行いました。
5年生と6年生の児童17人が、アカマツが枯れるのを防ぐため薬剤を入れる樹幹注入を行いました。
作業は伊那市の木工業、株式会社やまとわが指導しました。
児童たちは木の直径から薬剤を何本注入すればいいかを計算していました。
樹皮を削り、電動ドリルで穴を開けていきました。
薬剤は木に均等に行き届くように、間隔をあけながら注入していきました。
木の全体に行き渡るまで2か月から3か月かかるということです。
伊那西小学校の学校林には18本のアカマツがあり、21日は9本樹幹注入を行いました。
作業は22日も行われ、6年生は学校林での作業は最後になるということです。
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カレー大作戦から地域のつながりを考えるパネルディスカッション
子どもを対象に定期的にカレーを無料配布する「伊那市カレー大作戦」を事例に、地域のつながりについて考えるパネルディスカッションが20日に行われました。
20日は伊那市の信州INAセミナーハウスでパネルディスカッションが行われ、その様子をオンラインで配信しました。
パネルディスカッションには、カレーを提供している飲食店の店主や、配布を行っているボランティアなど6人が参加しました。
カレー大作戦とは、伊那市社会福祉協議会が主体となり行う事業です。伊那市の飲食店などが地域住民から提供された食材を使ってカレーを作り、高校生までの子どもに無料で配っています。
カレー大作戦に参加している飲食店の店主は、「毎回楽しく参加している。ボランティアなどもたくさん来てくれて、材料も提供してくれるので地域と繋がるいい取り組みだ」と話していました。
このパネルディスカッションは、県社会福祉士会の南信地区学習会の一環で開かれ、20日はオンラインで50人ほどが参加しました。
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伊那文化会館で舞台うら探検隊
伊那市の県伊那文化会館は普段見ることができない舞台装置を見学できる「舞台うら探検隊」を20日に開きました。
「舞台うら探検隊」には親子連れ20人が参加しました。
観客席からは見ることができない大ホールの舞台裏を探検しました。
大ホールの前4列のスペースは、オーケストラが演奏する「オーケストラピット」としても活用されています。
参加者はピット内に入って舞台から1メートル90センチ下まで降下しました。
オーケストラが劇などで演奏する時はこの位置まで下がるということです。
その後、さらに奈落まで降下していきました。
奈落までは客席面から3メートル10センチ下だということです。
また、役者が下から舞台に登場するための昇降装置「小迫り」を見学しました。
参加者は実際に迫り上がる体験をしました。
迫り上がるとアルミホイルで作られた紙吹雪が降ってくる演出も行われました。
「舞台うら探検隊」は毎年1回開かれていて、今回のプログラムの他に音響編、照明編と順番に開かれています。
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南アジオパーク認定の継続を目指す
伊那市や飯田市などで構成する南アルプスジオパーク協議会は、今後もジオパーク認定の継続を目指していくことを14日に開かれた臨時総会で確認しました。
南アルプスジオパークは、貴重な地質などがある自然公園として2008年に認定されました。
しかし、2020年に行われた日本ジオパーク委員会の第3回再認定審査で事務局体制や観光面などの問題から、条件付き再認定となりました。
協議会では、指摘に対する改善方法をアクションプランとして作成しました。
構成市町村の富士見町から協議会の脱退の申し出があり、今後は伊那市・飯田市・大鹿村の2市1村でジオパーク認定の継続を進めていくということです。
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小松壽美さんによる風景写真展
伊那市長谷中尾の写真愛好家の小松壽美さんによる風景写真展が高遠町の高遠さくらホテルで開かれています。
写真展は今回が3回目で、風景写真など26点が展示されています。
小松さんは20代のころから写真を撮り始めたということです。
昭和55年頃から60年頃に撮影したSL写真も展示されています。
小松さんは仕事の都合で写真から離れた時期もありましたが、6年ほど前から富士山や桜などの風景写真を撮るようになったということです。
昔はフィルムで撮影していたということですが、現在はデジタル写真に代わっていったということです。
写真展は高遠さくらホテルで2月27日まで開かれています。
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亀まん 高遠PRのオリジナルポスター制作
伊那市高遠町の菓子店老舗亀まんは、高遠をPRしようと、オリジナルポスターを作り無料でプレゼントしています。
このポスターは亀まんが、地元のデザイン会社に作成を依頼し作ったものです。
今年は、水面に映る夜桜です。地元高遠の魅力を多くの人に知ってもらいたいとの思いで、
2013年から毎年作っています。「あなたに見せたい春がある」とのメッセージも添えられています。
ポスターは400枚作り、商品を購入した人にプレゼントしています。ポスターのプレゼントは、無くなり次第終了です。 -
現職8人引退 新人9人出馬の意向
定数21の伊那市議会議員選挙は現職、新人の動向が徐々に明らかになってきています。
伊那ケーブルテレビの取材によりますと現職は21人のうち11人が出馬、8人が引退の意向を示していて2人が検討中です。
また新人は9人が出馬を予定しています。
まず出馬の意向を示している現職を五十音順に紹介します。
東春近渡場の飯島光豊さん70歳。日本共産党、4期目です。
西箕輪大萱の唐澤千明さん72歳。無所属、3期目です。
美篶上川手の白鳥敏明さん74歳。無所属、2期目です。
富県北新の田畑正敏さん71歳。無所属、1期目です。
日影の二瓶裕史さん42歳。無所属、2期目です。
山寺の馬場毅さん45歳。日本共産党、1期目です。
上新田の原一馬さん55歳。無所属、1期目です。
荒井の松澤嘉さん70歳。無所属、1期目です。
福島の三澤俊明さん56歳。無所属、1期目です。
高遠町勝間の宮原英幸さん68歳。無所属、1期目です。
中央の柳川広美さん61歳。日本共産党、4期目です。
引退の意向を示している現職は8人です。
高遠町西高遠の飯島進さん68歳。無所属、4期目です。
西春近小出一の飯島尚幸さん76歳。公明党、4期目です。
長谷非持山の池上直彦さん68歳。無所属、1期目です。
西町の唐澤稔さん74歳。無所属、3期目です。
美篶上原の黒河内浩さん69歳。無所属、4期目です。
山寺の柴満喜夫さん77歳。無所属、4期目です。
美原の前田久子さん74歳。公明党、4期目です。
東春近暁野の宮島良夫さん72歳。無所属、3期目です。
進退を検討中の現職は2人です。
東春近中殿島の小林眞由美さん68歳。無所属、1期目です。
西箕輪大萱の野口輝雄さん70歳。無所属、2期目です。
出馬を予定している新人は伊那ケーブルテレビの取材によりますと16日現在9人です。
党派別では無所属が男性4人、女性2人の合わせて6人。
公明党が男女各1人の合わせて2人。日本維新の会が女性1人です。
地区別では伊那地区が8人。高遠地区が1人で長谷地区はいません。
伊那市長選と市議選は4月17日告示24日投開票となっています。 -
高遠桜 4/3開花 4/10満開予想
民間の気象予報会社ウェザーニューズは16日3回目の桜の開花予想を発表しました。
高遠城址公園の桜の開花は4月3日、満開は4月10日と予想しています。
開花予想は2回目の発表(3月31日)より3日遅い4月3日、満開は10日の予想となっています。
なお去年は3月26日に開花し、4月1日に満開となりました。
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上伊那森林組合 ペレットストーブ展示場開設
上伊那森林組合は、自然エネルギーへの関心が高まる中で、関心のある人たちの要望に応えようと、伊那市高遠町にある工場敷地内にペレットストーブ展示場を開設しました。
高遠町上山田にあるペレットストーブの展示場です。
ペレットストーブ17台、薪ストーブ3台が設置されています。
こちらはアメリカ製のペレットストーブです。
天板がそれほど熱くならないため触っても安全です。
ペレットは上部から補充することができます。
こちらは日本製のものです。
上部にボタンがついていて、タイマーで時間を設定できます。
こちらはフランス製のもので、ペレットと薪の兼用です。
手軽に使いたいときはペレット、雰囲気を楽しみたい時は薪と、使い分けることができます。
展示場では、実際にストーブに着火する体験や、稼働している様子の見学ができます。
全国的に自然エネルギーへの関心が高まる中、工場にある事務所を改修して設置しました。
上伊那森林組合では、自然エネルギーの活用を進めようと平成15年から地元産のカラマツ・..アカマツの間伐材を使ったペレット「ピュア1号」を製造しています。
平成19年度までの生産量は年間1,000トン以下でしたが、平成20年代半ば以降需要が大幅に増加していて、令和2年度は過去最高となる、総額約1億5千万円 3,900トン、を販売しました。
ペレットストーブ展示場は予約をすれば誰でも見学できます。
(電話 94‐1173)
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シルバー人材センター伊那地区が寄付
公益社団法人伊那広域シルバー人材センター伊那地区は高齢者福祉に役立ててもらおうと支えあい募金を15日伊那市に寄付しました。
伊那広域シルバー人材センターの竹村守伊那地区委員長らが市役所を訪れ白鳥孝市長に寄付金を手渡しました。
伊那地区では地域貢献のために平成19年から毎年、会員による支えあい募金を行っています。
今年は1万3901円が集まり伊那市に寄付しました。
竹村委員長は「高齢者福祉に役立ててほしい」と話していました。
伊那広域シルバー人材センターは伊那市、辰野町、箕輪町、南箕輪村に住む60歳以上の人たち約600人で構成されていてそのうち伊那地区は270人が活動しています。
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伊那市議会臨時会 コロナ対策で1億5千万円追加
伊那市議会臨時会が15日市役所で開かれ、市は新型コロナ感染症対策として、飲食・宿泊業者を支援する事業など1億5,140万円を追加する今年度一般会計補正予算案を提出し、可決されました。
15日は市役所で市議会臨時会が開かれ、新型コロナ対策として1億5,140万円を追加する補正予算案が全会一致で可決されました。
このうち、第6波の影響を受ける飲食・宿泊・交通事業者などを支援する事業に1億240万円。
個人事業主に10万円、法人に20万円を補助するもので、700事業者を想定しています。
新型コロナの影響で経費がかさみ運営が圧迫されている介護・福祉事業者に対して1事業あたり10万円を支援する事業に2,250万円。
新型コロナの影響で収入が減少している農林事業者1件あたり10万円を支援する事業に2,160万円。
市外に居住する大学生などに特産品を贈る「学生応援便」に350万円などとなっています。
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セントラルパーク ウッドデッキ撤去作業
伊那市荒井のセントラルパークのウッドデッキは、老朽化により撤去され、3月には芝生が張られます。
12日は、商店街の店主や住民有志などが、ウッドデッキをはがす作業を行いました。
セントラルパークは、2006年に旧伊那市役所跡地に作られ、市や通り町一丁目商店会などが管理や改修を行ってきました。
しかし、老朽化が進み、ウッドデッキの撤去が必要となったため、管理をしてきた商店会が市と相談し、撤去した場所に芝生を植えることになりました。
この日は、「思い出の場所を自分達の手で生まれ変わらせたい」と1枚1枚手作業で木をはがしていきました。
はがした木は、ワークショップなどで公園のベンチや机にするということです。
セントラルパークの芝生を張る作業は3月20日頃に完了予定で、廃材を利用したワークショップは5月ごろ開くということです。
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伊那地域で雪 竜南保育園でそり遊びなど楽しむ
伊那地域は、13日の夕方から14日の未明にかけて雪が降り、保育園ではそり遊びなどをする姿が見られました。
伊那市の竜南保育園では、朝から園庭に積もった雪で雪遊びをしていました。
園児は雪を丸めて雪ダルマを作ったり、そりで滑ったりしていました。
伊那地域は13日の夕方から14日の未明にかけて雪がふり、上伊那広域消防本部によりますと、11.5センチの積雪を観測したということです。
長野地方気象台によりますと、15日も気圧の谷や寒気の影響を受けるみこみで、南部では雪か雨の降るところがあるとみています。
向う1週間は、晴れる日が多くなると予想していますが、17日木曜日は寒気の程度によっては県内で大雪になる恐れがあるとみています。
最高気温、最低気温ともに平年並みか平年より低い日が多くなると予想しています。 -
伊那食品工業社員有志「未来の明工展」
伊那市の伊那食品工業の社員の有志による展示会「未来の明工展」がかんてんぱぱホールで開かれています。
会場には、有志による写真や書、陶芸作品など約80点が展示されています。
作品展は、かんてんぱぱガーデンから「明るい話題」を届けたいと、趣味で作品を制作している伊那食品工業の社員有志が企画したもので、今年で2回目です。
塚越寛最高顧問は、伊那谷の風景写真4点を出展しています。
こちらは、伊那市西箕輪から中央アルプス将棊頭山を撮影した作品です。
未来の明工展は、27日(日)までかんてんぱぱホールで開かれています。
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イベント中止情報
新型コロナウイルスの影響による、イベントの中止、延期情報です。
19日に高遠町総合福祉センターやますそで予定されていた第22回歴博講座は中止となりました。
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伊那図書館のバリアフリー
伊那市の伊那図書館では、ハード面、ソフト面、ともに様々なバリアフリー化がすすめられています。
伊那市の伊那図書館は、去年12月に改修工事が完了しました。
トイレには、誰にでもわかりやすい視覚記号「ピクトグラム」が表示されています。
人工肛門・人工膀胱「オストメイト」の人に対応したトイレも設置されました。
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伊那市で積雪10センチを観測
伊那地域は10日の明け方から雪が積もりはじめました。伊那市では午後3時時点で10センチの積雪を観測しています。上伊那では午後4時現在大雪警報が出ています。
伊那市街地では午前8時すぎに住民らが雪かきをしていました。
伊那合同庁舎に設置されている積雪を測定する柱です。
午後3時時点で、10センチほどの積雪となっていました。
長野地方気象台によりますと、東海道沖の低気圧が東に進み、氷点下3度以下の寒気が長野県に流れ込んだ影響で県内の広い範囲で積雪がみられるということです。
高速バスについては運休していません。
午後4時現在、JR飯田線は飯田駅から辰野駅間で下りは午後2時07分発以降から、上りは午後3時5分発以降から終日運転を見合わせています。
上伊那の高校では飯田線の運休に伴い、下校時間を早めた学校もありました。
伊那市では、美篶小学校、高遠小学校、高遠中学校で下校時間を早めました。その他の学校では、集団下校や複数人による下校を徹底し、職員が通学路に立つなどして安全確保への対応をとったということです。箕輪町では、箕輪南小学校で下校を早めました。南箕輪村では、下校を早めた学校はありません。
長野地方気象台によりますと、11日は天気が回復し、日中の気温も上がるということです。
13日と14日には伊那地域でまた雪が降る予報となっています。
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伊那市の地域おこし協力隊 活動報告
観光や移住促進などに取り組んでいる伊那市地域おこし協力隊の活動報告会がきょう、市役所で開かれました。
伊那市では今年度、15人が地域おこし協力隊として活動しています。10日はその中の14人が理事者の前で発表をしました。
来月で3年の任期が終わる諸田和幸さんは、教育の魅力を広げていこうと取り組んで来ました。
今年度は、情報通信技術と自然を掛け合わせた小学生向けのキャンプを行いました。
諸田さんは「今後も伊那市で教育活動に取り組んでいきたい。」と話していました。
白鳥孝市長は、「それぞれ柔軟な発想で活動している、地域が活性化するにあたって大事な存在だ」と話していました。 伊那市の地域おこし協力隊は、これまで14人が任期を終えていて全員が伊那市内で活動しているという事です。
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フィンランド北カルヤラ県 6月に来伊
伊那市と林業や木材利用の研究などを協力して行うフィンランドの北カルヤラ県の代表は、6月8日に伊那市を訪問する計画です。
9日は、伊那市の白鳥孝市長とフィンランド北カルヤラ県のマルクス・ヒルヴォネン県議会長、長野県の井出英治林務部長の3人がオンラインで会議を開きました。
互いに関する取り組みについて報告しあいました。
ヒルヴォネン県議会長は「新型コロナの感染がおさまっていれば、6月8日に伊那市や長野県を訪問したい」と提案しました。
また、伊那市では北カルヤラ県との交流を深めるために友好の森プロジェクトを検討しています。
ますみケ丘の市民の森や市役所に植樹し友好のシンボルにしていきたいとしています。
伊那市と長野県は2019年にフィンランドの北カルヤラ県とそれぞれ覚書を交わしています。
伊那市は林業や木材利用の研究などの分野で、長野県は技術や人材交流分野で交流を進めるとしています。 -
伊那新校 令和10年度開校
長野県教育委員会は高校再編で伊那北高校と伊那弥生ケ丘高校を統合する新校の開校を令和10年度とする再編実施計画を7日決めました。
再編実施計画によりますと、今後両校の学校規模の縮小化が避けられない状況のなか、できるだけ早期の統合が必要で施設の整備期間などを考慮し令和10年度を新校の募集開始年度にするとしています。
募集は全日制課程普通科6学級と高度な探究により卓越した学びを実現する特色学科2学級を想定しています。
新校の校地校舎は伊那北高校を活用し併せて伊那弥生ケ丘高校の第2グラウンドも有効活用するとしています。
県教委では県議会2月定例会に再編統合案を提出し同意を求めることにしています。
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ミヤマシジミ 環境展
絶滅危惧種のチョウ、ミヤマシジミの保全・保護活動を行うミヤマシジミ研究会による環境展が伊那市役所1階ロビーで開かれています。
ミヤマシジミは、環境省のレッドリストで絶滅危惧種に指定されています。
会場にはミヤマシジミに関する写真や研究成果、標本などが並んでいます。
今回は伊那西小学校で行われた関西学院大学とのオンラインでの授業の様子が展示されています。
伊那西小学校にはミヤマシジミが生息していて、毎年子供達がミヤマシジミについて学んでいます。
この展示会を開いたのはミヤマシジミ研究会で、ミヤマシジミの保全・保護活動を知ってもらうため環境展を開いていて、今年で10回目となります。
このミヤマシジミの環境展は、18日金曜日まで行われています。
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ぐるっとタクシーにEV車両導入
伊那市は、公共交通での二酸化炭素排出量低減に向け、AI自動配車システムを活用した乗合タクシー「ぐるっとタクシー」に電気自動車 EV車両の導入を進めています。
1日から導入されたEV車両のぐるっとタクシーです。
ガソリンを使わず電気のみで動きます。
駆動用バッテリーは62キロワットで、満充電すると458キロの距離を走ることができます。
車両費は約400万円で、地方創生推進交付金を充てています。
伊那市は公共交通での二酸化炭素排出量低減に向け、去年からぐるっとタクシーにEV車両の導入を進めていて、今回で2台目となります。
ぐるっとタクシーは現在12台で運行していて、伊那市では、そのうちの4台をEV車両にする予定です。
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寒ざらしそば引き上げ
立春の4日、およそ1か月間、川の冷水にしたそばの実が引き上げられました。
4日は高遠そば組合のメンバー10人が伊那市長谷の粟沢川からそばの実を引き上げ、高遠町にある組合の加工施設に運びこみました。
そばの実を袋から取り出すと砂を洗い落としたり、木枠に広げていました。
昼と夜の寒暖の差を利用して2週間ほどかけて乾燥させていきます。
そばの実は、先月5日の「小寒」からおよそ1か月間、粟沢川に浸けられました。
「寒ざらし」をすることで、そばの甘味が増したり、食感がよくなったりすることから、組合では毎年この時期に行っています。
寒ざらしそばは、7月中旬から高遠町内のそば店8店舗で提供されることになっています。
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初午に向けわら馬づくり
10日は、2月はじめの午の日、五穀豊穣を願う初午です。
わら細工を趣味とする伊那市高遠町勝間の牧野晃さんは、わら馬づくりを行っています。
牧野晃さん、89歳です。
10日の初午に向け、わら馬を作っていました。
わら馬を作り始めたのは2,3年ほど前で、出かけた先で工芸品のわら馬を見て、自分でも作ってみたいと考えました。
自身で作り方を考え、試行錯誤しています。
牧野さんは10代のころから自分で使うわらじや笠、蓑などを作っていたということです。
今では毎年しめ飾りを作っていて、牧野さん宅の神棚には、手作りのしめ飾りやわら細工の亀が飾られています。
初午は、稲荷社に五穀豊穣を願う祭りの日で、豊作や無病息災、家内安全を祈願します。
今年はわら馬を30体ほど作り、知り合いに譲ったということです。
牧野さんは、今後もわら馬づくりを続けていきたいということです。
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県内で緊急フードドライブ 3月6日まで
新型コロナの影響による休業や失業で困っている家庭を支援するための「緊急フードドライブ統一キャンペーン」が7日から県内各地で始まりました。
伊那市の伊那合同庁舎では、初日の7日、特設ブースが設けられ、食品が届けられていました。
緊急フードドライブ統一キャンペーンは、新型コロナの影響を受けている家庭を支援しようと長野県や長野県社会福祉協議会などで作る長野県フードバンク活動団体連絡会が行っているものです。
食品は、缶詰やレトルト食品、菓子、米などで、賞味期限が1か月以上あり、未開封のものが対象です。
集まった食品は、必要としている家庭や子ども食堂などへ提供されます。
このキャンペーンは3月6日(日)までです。
伊那合同庁舎では平日の午前8時30分から午後5時まで受け付けています。
他に、各市町村の社会福祉協議会でも受け付けています。
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伊那市 3回目の集団接種
伊那市で3回目の新型コロナワクチンの集団接種が6日から始まりました。
集団接種会場のロジテックアリーナです。
初日は、2回目の接種を終えた歯科医師や薬剤師等の医療従事者が対象でおよそ140人が接種しました。
伊那市は、高齢者の3回目の集団接種を19日から行います。
なお、先月31日から3回目の個別接種を市内およそ30の医療機関で始めています。
2回目接種を終え8か月以上を経過した18歳以上の接種可能な人に接種券を発送しています。
伊那市では、緑色の封筒が届いたら必ず確認するよう呼び掛けています。
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立春 弘妙寺で福寿草が咲く
2月4日は立春、暦の上では春になります。
伊那市高遠町にある弘妙寺では、福寿草が咲き始めています。
田中勲雄住職によりますと、弘妙寺のフクジュソウは毎年1月初めに咲きますが、
今年は1ヶ月ほど遅い開花になったということです。
田中住職は、「例年より寒い冬だが、ここまで遅い開花は初めてだ」と話していました。
長野地方気象台によりますと、きょうの伊那地域の最高気温は6.8度で、平年並みでした。 -
とれたて市場5日から再開
伊那市西箕輪のみはらしファーム内にある農産物直売所とれたて市場は、リニューアル工事を終え5日から営業を再開します。
とれたて市場は店内の老朽化に伴い、去年11月末から内装工事のため仮店舗営業をしていました。
店内をゆっくり回れるよう通路を広くし、農産物を置くスペースを増設した他、照明をLEDにしました。
これまであった軽食コーナーをなくしソフトクリームのみの販売としました。
5日は、午前9時オープンで、リニューアルを記念して、4000円相当の野菜などを詰め合わせた福箱を2500円で提供する他、りんご「さんふじ」の特価販売などがあります。
とれたて市場では「地域の人たちに楽しんでもらえる店づくりを目指していきたい」と話していました。